JP2013512373A - ウェイストゲートとして構成されたバルブ機構を備えた排気ガスターボチャージャーに用いられる調節機構 - Google Patents

ウェイストゲートとして構成されたバルブ機構を備えた排気ガスターボチャージャーに用いられる調節機構 Download PDF

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Abstract

本発明は排気ガスターボチャージャーに用いられる調節機構(10)に関し、この調節機構は、例えばブッシュ(14)などの軸受部材(14)を備えており、前記軸受部材の少なくとも一部分の中に調節軸(16)の少なくとも一部分が嵌合されており、更に、前記調節軸(16)が前記軸受部材を介して前記排気ガスターボチャージャーのハウジング(12)に支持されており、以上において、前記調節軸(16)に、少なくとも1つのシール部材(28)が装着されており、該シール部材は、前記調節軸(16)上の、前記軸受部材(14)から軸方向(20)に外れた領域部分(22)に装着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば排気ガスターボチャージャーなどに用いられる、請求項1の前提部分に記載した種類の過給機用の調節機構に関する。
請求項1の前提部分に記載した種類の調節機構は公知のものである。例えば、特許文献1(ドイツ実用新案公報第DE 20 2005 008 606 U1号)には、可変タービンジオメトリターボを備えた、あるいはウェイストゲートを備えた排気タービン式過給機(ターボチャージャー)に用いられる調節軸機構が開示されており、この調節軸機構は固定連結部を有する調節軸を備えている。この調節軸機構は更に、調節軸の固定連結部に連結されたレバーと、調節軸の本体軸部の外周に嵌合されたブッシュとを備えている。更に、シール部材を備えており、このシール部材は調節軸の本体軸部に装着され、ブッシュと調節軸との間に介装されている。そして、調節軸の本体軸部の外周面は段部を有する形状に形成され、一方、ブッシュの内周面はその調節軸の本体軸部の外周面の形状に対応した形状に形成されている。
上記特許文献1の調節軸機構は、調節軸とブッシュとの間に介装されたシール部材により封止されるようにした構造であることから、シール部材の形状に対応した形状の溝部を調節軸に形成せねばならず、そのため調節軸の強度が低下するという不都合がある。ここで強度低下が問題となるのは、調節軸が高温に曝されるからであり、溝部が形成されているために調節軸の強度が低下していると、高温に曝されることで調節軸が損傷するおそれが大きく、ひいては調節軸機構が故障するおそれが大きい。更に、シール部材を装着する作業が極めて面倒であり、そのため、その作業に長時間を要し、製造コストも増大している。
更なる問題として、ブッシュと、このブッシュを収容しているハウジングとの間を封止することができないため、望ましくない排気の漏出をもたらすという事実がある。
ドイツ実用新案公報第DE 20 2005 008 606 U1号
従って本発明の目的は、改良された封止構造を備えた例えば排気ガスターボチャージャーなどに用いられる過給機用の調節機構を提供することにある。
上記目的は、請求項1に記載した特徴を備えた例えば排気ガスターボチャージャーなどに用いられる過給機用の調節機構により達成される。本発明の好適且つ自明でない有利な発展形態が従属請求項に記載されている。
本発明に係る調節機構は、例えば排気ガスターボチャージャーなどに用いられる過給機用の調節機構であって、例えばブッシュなどの軸受部材を備えており、前記軸受部材の少なくとも一部分の中に調節軸の少なくとも一部分が嵌合されており、更に、前記調節軸が前記軸受部材を介して前記過給機のハウジングに支持されており、以上において、前記調節軸に少なくとも1つのシール部材が装着されており、該シール部材は、前記調節軸上の、前記軸受部材から軸心方向に外れた領域部分に装着されていることを特徴とする。
前記シール部材の装着箇所を、前記調節軸の前記領域部分としたため、前記調節軸と前記ハウジングとの間を前記調節軸の径方向に亘って直接的に封止するという形で、前記調節機構を封止することが可能となっており、また、それによって、前記調節軸と前記軸受部材との間を通る排気の漏出のみならず、前記調節軸と前記ハウジングとの間を通る排気の漏出も防止することが可能となっている。
また、前記シール部材の装着位置は、上述したように、前記調節軸上の、前記軸受部材から軸心方向に外れた前記領域部分であることに加えて、更に、前記軸受部材を介して前記調節軸を支持している前記ハウジングによって覆われる部位でもあるため、前記調節軸に装着した前記シール部材と前記ハウジングとが当接することによる封止が可能となっており、このことも注目すべき点である。
本発明に係る調節機構の更なる利点として、前記シール部材の組付けまたは配置が容易であるため、当該作業を短時間で且つ低コストで行うことができ、このことは前記調節機構の総合的コストを格段に低減する上で非常に有益である。
本発明の特に有利な1つの実施の形態によれば、前記調節軸は前記領域部分にカラー部を備えており、該カラー部は前記調節軸の径方向に延出した延出部であり、前記シール部材は該カラー部に装着されている。この構成とすることで、前記調節機構の上述した優れた封止機能を確実なものとすることができると共に、前記シール部材を収容するための例えば溝部などを形成した箇所において前記調節軸がくびれることがなくなるため、前記調節軸の強度の低下を回避できるという利点も得られる。
前記シール部材を収容するための収容部は、例えば前記カラー部の径方向に設けた溝部などとし、前記シール部材は、例えばシールリングなどとすることができ、そのようにすることで、上述したように前記調節軸の強度の低下を回避しつつ、前記シール部材を当該収容部に確実に着装することが可能となる。
また、かかる構成とすることで、前記調節機構が故障するおそれも低減する。なぜならば、それによって前記調節軸の強度の低下を回避できるため、前記調節軸が長期間に亘って大負荷に耐え得るものとなり、また特に高温に耐え得るものとなるからである。
前記調節軸と前記ハウジングとの間の封止性能を更に強化するには、前記シール部材が前記カラー部の少なくとも一部分を前記調節軸の径方向に亘って覆っているようにするとよく、それには、例えば前記シール部材を断面形状が略々L字形であるように形成して、そのL字形の一方の脚が、その脚に対応した前記溝部に係合するようにし、そして、そのL字形の他方の脚が、前記カラー部を前記調節軸の径方向に亘って覆うようにするとよい。
かかる構成とすることで、前記シール部材と前記カラー部との間(即ち、前記シール部材と前記調節軸との間)を封止する封止当接部の当接面積と、前記シール部材と前記ハウジングとの間を封止する封止当接部の当接面積との、いずれの当接面積も大きく確保することが可能となる。このことは、排気が漏出しないように前記調節機構を確実に封止する上で、即ち、例えば過給機のタービンなどからの排気ガスの漏出を防止する上で、非常に有益である。
本発明に係る調節機構は、例えば排気ガスターボチャージャー(ターボチャージャー)などの過給機に装備して用いられ、その場合に、前記調節機構により、当該過給機の、例えばウェイストゲートなどのバルブ機構、及び/または、例えば可変タービンジオメトリの可変案内羽根が作動される。
従って、本発明に係る前記調節機構、ないしは、本発明に係る前記過給機によれば、前記調節軸、前記軸受部材、及び前記ハウジングの夫々の相互間の当接部における例えば排気ガスなどの漏出を完全に防止でき、或いは、完全に防止できない場合でも低減することができ、それによって、例えば内燃機関を搭載した自動車などの種々の車両に関する現在及び将来の排出ガス規制基準を満足することが可能である。このことが重要であるのは、自動車の排出物に関しては、排気管から排出される排気ばかりでなく、その自動車から排出されるあらゆる排出物を考慮すべきであるということが、現在既に一部において合意されており、将来は完全にそのように合意されると考えられるからであり、上述した当接部を通って漏出する排出物も、ここで言うあらゆる排出物のうちに含まれ、本発明に係る調節機構はかかる排出物の漏出を防止するものである。従って、本発明によれば、前記当接部を通って排気が漏出し放題になることがない。即ち、内燃機関の排気は、その全てを完璧に捕捉して対応する排気浄化装置へ送り込むことができ、送り込まれた排気はそこで浄化され、そして最終的に浄化された状態で環境中へ排出される。これによって、自動車の汚染排出物の排出量が低レベルに抑制される。
本発明の更なる利点、特徴、及び細部構成については、以下に示す好適な実施の形態についての説明を参照することにより、また添付図面を参照することにより明らかとなる。以上に示した説明中で言及した様々な特徴及びそれら特徴の組合せ、並びに、添付図面に関連した以下の説明中で言及し、及び/または、図面中に示す様々な単独の特徴及びそれら特徴の組合せは、それら説明ないし図面に示した通りの組合せで利用し得るばかりでなく、それらとは異なる組合せで利用することもでき、また、個々の特徴を単独で利用することもできるものであって、そのような場合でも本発明の範囲から逸脱するものではない
過給機のハウジングに組込まれた本発明の1つの実施の形態に係る調節機構の縦断面の一部分を示した部分断面図である。 図1の調節機構の一部分を拡大して示した拡大部分図である。 図1及び図2の調節機構の斜視図である。 図1乃至図3の調節機構の平面図である。
図1は、排気ガスターボチャージャーの形でハウジング12に収容された過給機用の調節機構10を示した図であり、ハウジング12は排気ガスターボチャージャーのタービン羽根車を収容するタービンケーシングとして形成されている。
調節機構10は、ブッシュとして形成された軸受部材14を備えており、このブッシュ14の中に調節機構10の調節軸16が嵌合されている。図1から明らかなように、調節軸16はこのブッシュ14を介して、回転軸心18を中心として回転可能にタービンハウジング12に支持されている。
調節軸14は、ブッシュ14からこの調節軸18の軸方向(図中に矢印20で示した方向)に外れた領域部分22を有しており、この領域部分22に、調節軸14のカラー部24が形成されている。
更に、カラー部24には、溝部26が形成されており、この溝部26の中に、この溝部26の形状に対応した形状のシールリングとして形成されたシール部材28が収容されている。従ってシールリング28は調節軸18のカラー部24に装着されている。
容易に理解されるように、以上の構成によれば、ハウジング12と調節軸14との間が直接的に封止されており、それによって、タービン内を流れる排気が、ブッシュ14とハウジングとの間、及び/または、調節軸16とブッシュ14との間を通って環境中へ漏出することや排出することが、共に防止されている。
またそれに加えて、図1に示した構成では、シールリング28の装着位置を調節軸16の領域部分22に形成されているカラー部24としているため、調節軸16はシールリング28の装着位置においてくびれておらず、従って強度が低下していない。そのため、調節軸16は極めて長い使用期間に亘って大負荷に耐えることができ、また特に高温に耐え得るものとなっている。
調節軸14は更に作動部30を備えており、この作動部30によって、例えばタービンのウェイストゲートなどのバルブ機構が作動させられる。
図2から明らかなように、シールリング28は、断面形状が略々L字形に形成されており、カラー部24を調節軸16の径方向(図中に矢印32で示した方向)に亘って覆っている。この構成によれば、シールリング28とハウジング12との間を封止する封止当接部の当接面積が大きく確保されると共に、シールリング28と調節軸16との間(即ちシールリング28と調節軸16のカラー部24との間)に、一種のラビリンスシールが構成され、これは優れた封止性能を得る上で極めて有益である。尚、シールリング28の軸方向の寸法sは例えば2mmである。
シールリング28と調節軸との当接部は、以上のように断面形状が略々L字形の当接面どうしで当接する構成とすることに替えて、傾斜面どうしで当接する構成としてもよく、それによっても極めて良好な封止性能が得られる。
図3に示したように、この調節機構10においては、調節軸14の一方の端部に作動レバー34が連結されており、この作動レバー34がアクチュエータによって作動させられることにより、調節軸14が回転軸心18を中心として回転するようにしてある。
図3には更にバルブ機構36が示されており、このバルブ機構36は、制御軸の作動部30に連結されている。図3及び図4から明らかなように、作動レバー34が作動させられて調節軸14が回転することによってバルブ機構36の開閉が行われ、このバルブ機構36の開閉により、例えば排気ガスターボチャージャーの過給圧が限界圧を超えないようにするための制御などが行われる。
本発明は、請求項1の前提部分に記載した種類の、ウェイストゲートとして構成されたバルブ機構を備えた排気ガスターボチャージャーに用いられる調節機構に関する。
請求項1の前提部分に記載した種類の調節機構は公知のものである。例えば、特許文献1(ドイツ実用新案公報第DE 20 2005 008 606 U1号)には、可変タービンジオメトリターボを備えた、あるいはウェイストゲートを備えた排気タービン式過給機(ターボチャージャー)に用いられる調節軸機構が開示されており、この調節軸機構は固定連結部を有する調節軸を備えている。この調節軸機構は更に、調節軸の固定連結部に連結されたレバーと、調節軸の本体軸部の外周に嵌合されたブッシュとを備えている。更に、シール部材を備えており、このシール部材は調節軸の本体軸部に装着され、ブッシュと調節軸との間に介装されている。そして、調節軸の本体軸部の外周面は段部を有する形状に形成され、一方、ブッシュの内周面はその調節軸の本体軸部の外周面の形状に対応した形状に形成されている。
上記特許文献1の調節軸機構は、調節軸とブッシュとの間に介装されたシール部材により封止されるようにした構造であることから、シール部材の形状に対応した形状の溝部を調節軸に形成せねばならず、そのため調節軸の強度が低下するという不都合がある。ここで強度低下が問題となるのは、調節軸が高温に曝されるからであり、溝部が形成されているために調節軸の強度が低下していると、高温に曝されることで調節軸が損傷するおそれが大きく、ひいては調節軸機構が故障するおそれが大きい。更に、シール部材を装着する作業が極めて面倒であり、そのため、その作業に長時間を要し、製造コストも増大している。
更なる問題として、ブッシュと、このブッシュを収容しているハウジングとの間を封止することができないため、望ましくない排気の漏出をもたらすという事実がある。
ドイツ実用新案公報第DE 20 2005 008 606 U1号
従って本発明の目的は、改良された封止構造を備えた、ウェイストゲートとして構成されたバルブ機構を備えた排気ガスターボチャージャーに用いられる調節機構を提供することにある。
上記目的は、請求項1に記載した特徴を備えた、排気ガスターボチャージャーに用いられる調節機構により達成される。本発明の好適且つ自明でない有利な発展形態が従属請求項に記載されている。
本発明に係る調節機構は、ウェイストゲートとして構成されたバルブ機構を備えた排気ガスターボチャージャーに用いられる調節機構であって、例えばブッシュなどの軸受部材を備えており、前記軸受部材の少なくとも一部分の中に調節軸の少なくとも一部分が嵌合されており、更に、前記調節軸が前記軸受部材を介して前記排気ガスターボチャージャーのハウジングに支持されており、以上において、前記調節軸に少なくとも1つのシール部材が装着されており、該シール部材は、前記調節軸上の、前記軸受部材から軸心方向に外れた領域部分に装着されていることを特徴とする。
前記シール部材の装着箇所を、前記調節軸の前記領域部分としたため、前記調節軸と前記ハウジングとの間を前記調節軸の径方向に亘って直接的に封止するという形で、前記調節機構を封止することが可能となっており、また、それによって、前記調節軸と前記軸受部材との間を通る排気の漏出のみならず、前記調節軸と前記ハウジングとの間を通る排気の漏出も防止することが可能となっている。
また、前記シール部材の装着位置は、上述したように、前記調節軸上の、前記軸受部材から軸心方向に外れた前記領域部分であることに加えて、更に、前記軸受部材を介して前記調節軸を支持している前記ハウジングによって覆われる部位でもあるため、前記調節軸に装着した前記シール部材と前記ハウジングとが当接することによる封止が可能となっており、このことも注目すべき点である。
本発明に係る調節機構の更なる利点として、前記シール部材の組付けまたは配置が容易であるため、当該作業を短時間で且つ低コストで行うことができ、このことは前記調節機構の総合的コストを格段に低減する上で非常に有益である。
本発明の特に有利な1つの実施の形態によれば、前記調節軸は前記領域部分にカラー部を備えており、該カラー部は前記調節軸の径方向に延出した延出部であり、前記シール部材は該カラー部に装着されている。この構成とすることで、前記調節機構の上述した優れた封止機能を確実なものとすることができると共に、前記シール部材を収容するための例えば溝部などを形成した箇所において前記調節軸がくびれることがなくなるため、前記調節軸の強度の低下を回避できるという利点も得られる。
前記シール部材を収容するための収容部は、例えば前記カラー部の径方向に設けた溝部などとし、前記シール部材は、例えばシールリングなどとすることができ、そのようにすることで、上述したように前記調節軸の強度の低下を回避しつつ、前記シール部材を当該収容部に確実に着装することが可能となる。
また、かかる構成とすることで、前記調節機構が故障するおそれも低減する。なぜならば、それによって前記調節軸の強度の低下を回避できるため、前記調節軸が長期間に亘って大負荷に耐え得るものとなり、また特に高温に耐え得るものとなるからである。
前記調節軸と前記ハウジングとの間の封止性能を更に強化するには、前記シール部材が前記カラー部の少なくとも一部分を前記調節軸の径方向に亘って覆っているようにするとよく、それには、例えば前記シール部材を断面形状が略々L字形であるように形成して、そのL字形の一方の脚が、その脚に対応した前記溝部に係合するようにし、そして、そのL字形の他方の脚が、前記カラー部を前記調節軸の径方向に亘って覆うようにするとよい。
かかる構成とすることで、前記シール部材と前記カラー部との間(即ち、前記シール部材と前記調節軸との間)を封止する封止当接部の当接面積と、前記シール部材と前記ハウジングとの間を封止する封止当接部の当接面積との、いずれの当接面積も大きく確保することが可能となる。このことは、排気が漏出しないように前記調節機構を確実に封止する上で、即ち、例えば排気ガスターボチャージャーのタービンなどからの排気ガスの漏出を防止する上で、非常に有益である。
本発明に係る調節機構は、排気ガスターボチャージャーに装備して用いられ、その場合に、前記調節機構により、例えばウェイストゲートなどのバルブ機構が作動される。
従って、本発明に係る前記調節機構、ないしは、本発明に係る前記排気ガスターボチャージャーによれば、前記調節軸、前記軸受部材、及び前記ハウジングの夫々の相互間の当接部における例えば排気ガスなどの漏出を完全に防止でき、或いは、完全に防止できない場合でも低減することができ、それによって、例えば内燃機関を搭載した自動車などの種々の車両に関する現在及び将来の排出ガス規制基準を満足することが可能である。このことが重要であるのは、自動車の排出物に関しては、排気管から排出される排気ばかりでなく、その自動車から排出されるあらゆる排出物を考慮すべきであるということが、現在既に一部において合意されており、将来は完全にそのように合意されると考えられるからであり、上述した当接部を通って漏出する排出物も、ここで言うあらゆる排出物のうちに含まれ、本発明に係る調節機構はかかる排出物の漏出を防止するものである。従って、本発明によれば、前記当接部を通って排気が漏出し放題になることがない。即ち、内燃機関の排気は、その全てを完璧に捕捉して対応する排気浄化装置へ送り込むことができ、送り込まれた排気はそこで浄化され、そして最終的に浄化された状態で環境中へ排出される。これによって、自動車の汚染排出物の排出量が低レベルに抑制される。
本発明の更なる利点、特徴、及び細部構成については、以下に示す好適な実施の形態についての説明を参照することにより、また添付図面を参照することにより明らかとなる。以上に示した説明中で言及した様々な特徴及びそれら特徴の組合せ、並びに、添付図面に関連した以下の説明中で言及し、及び/または、図面中に示す様々な単独の特徴及びそれら特徴の組合せは、それら説明ないし図面に示した通りの組合せで利用し得るばかりでなく、それらとは異なる組合せで利用することもでき、また、個々の特徴を単独で利用することもできるものであって、そのような場合でも本発明の範囲から逸脱するものではない
排気ガスターボチャージャーのハウジングに組込まれた本発明の1つの実施の形態に係る調節機構の縦断面の一部分を示した部分断面図である。 図1の調節機構の一部分を拡大して示した拡大部分図である。 図1及び図2の調節機構の斜視図である。 図1乃至図3の調節機構の平面図である。
図1は、排気ガスターボチャージャーの形でハウジング12に収容された過給機用の調節機構10を示した図であり、ハウジング12は排気ガスターボチャージャーのタービン羽根車を収容するタービンケーシングとして形成されている。
調節機構10は、ブッシュとして形成された軸受部材14を備えており、このブッシュ14の中に調節機構10の調節軸16が嵌合されている。図1から明らかなように、調節軸16はこのブッシュ14を介して、回転軸心18を中心として回転可能にタービンハウジング12に支持されている。
調節軸16は、ブッシュ14からこの調節軸16の軸方向(図中に矢印20で示した方向)に外れた領域部分22を有しており、この領域部分22に、調節軸16のカラー部24が形成されている。
更に、カラー部24には、溝部26が形成されており、この溝部26の中に、この溝部26の形状に対応した形状のシールリングとして形成されたシール部材28が収容されている。従ってシールリング28は調節軸16のカラー部24に装着されている。
容易に理解されるように、以上の構成によれば、ハウジング12と調節軸16との間が直接的に封止されており、それによって、タービン内を流れる排気が、ブッシュ14とハウジングとの間、及び/または、調節軸16とブッシュ14との間を通って環境中へ漏出することや排出することが、共に防止されている。
またそれに加えて、図1に示した構成では、シールリング28の装着位置を調節軸16の領域部分22に形成されているカラー部24としているため、調節軸16はシールリング28の装着位置においてくびれておらず、従って強度が低下していない。そのため、調節軸16は極めて長い使用期間に亘って大負荷に耐えることができ、また特に高温に耐え得るものとなっている。
調節軸16は更に作動部30を備えており、この作動部30によって、例えばタービンのウェイストゲートなどのバルブ機構が作動させられる。
図2から明らかなように、シールリング28は、断面形状が略々L字形に形成されており、カラー部24を調節軸16の径方向(図中に矢印32で示した方向)に亘って覆っている。この構成によれば、シールリング28とハウジング12との間を封止する封止当接部の当接面積が大きく確保されると共に、シールリング28と調節軸16との間(即ちシールリング28と調節軸16のカラー部24との間)に、一種のラビリンスシールが構成され、これは優れた封止性能を得る上で極めて有益である。尚、シールリング28の軸方向の寸法sは例えば2mmである。
シールリング28と調節軸との当接部は、以上のように断面形状が略々L字形の当接面どうしで当接する構成とすることに替えて、傾斜面どうしで当接する構成としてもよく、それによっても極めて良好な封止性能が得られる。
図3に示したように、この調節機構10においては、調節軸16の一方の端部に作動レバー34が連結されており、この作動レバー34がアクチュエータによって作動させられることにより、調節軸16が回転軸心18を中心として回転するようにしてある。
図3には更にバルブ機構36が示されており、このバルブ機構36は、制御軸の作動部30に連結されている。図3及び図4から明らかなように、作動レバー34が作動させられて調節軸16が回転することによってバルブ機構36の開閉が行われ、このバルブ機構36の開閉により、例えば排気ガスターボチャージャーの過給圧が限界圧を超えないようにするための制御などが行われる。

Claims (7)

  1. 例えば排気ガスターボチャージャーなどに用いられる過給機用の調節機構(10)であって、例えばブッシュ(14)などの軸受部材(14)を備えており、前記軸受部材の少なくとも一部分の中に調節軸(16)の少なくとも一部分が嵌合されており、更に、前記調節軸(16)が前記軸受部材を介して前記過給機のハウジング(12)に支持されている調節機構(10)において、
    前記調節軸(16)に少なくとも1つのシール部材(28)が装着されており、該シール部材は、前記調節軸(16)上の、前記軸受部材(14)から軸方向(20)に外れた領域部分(22)に装着されていることを特徴とする調節機構。
  2. 前記調節軸(16)は前記領域部分(22)にカラー部(24)を備えており、前記シール部材(28)は、該カラー部に装着されていることを特徴とする請求項1記載の調節機構(10)。
  3. 前記シール部材(28)は、対応する溝部(26)の中に少なくとも部分的に収容されていることを特徴とする請求項1又は2記載の調節機構(10)。
  4. 前記シール部材(28)は前記カラー部(24)の少なくとも一部分を径方向(32)に亘って覆っていることを特徴とする請求項2又は3記載の調節機構(10)。
  5. 前記シール部材(28)はシールリング(28)として形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の調節機構(10)。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項記載の調節機構(10)を備えた例えば排気ガスターボチャージャーなどの過給機において、該過給機の、例えばウェイストゲート(26)などのバルブ機構(36)、及び/または、例えば可変タービンジオメトリの可変案内羽根が、前記調節機構(10)により作動されることを特徴とする過給機。
  7. 前記調節機構(10)の前記シール部材(28)と、前記過給機のハウジング(12)との間に、封止当接部が形成されていることを特徴とする請求項6記載の過給機。
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