JP2013512030A - 電動毛切断装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ハウジング(2)の前端部に設けられた短毛切断システム(3)を有し、前記ハウジング(2)の前側又は後側に取り付けられた支持部(8)を有し、前記支持部は、少なくとも1つの追加的な切断装置(9、10)を受容する、電動毛切断装置(1)に関する。切断装置(9、10)は、駆動モーター(47)によって互いに対して摺動する少なくとも2つの切断要素(30、31;36、37)から構成され、追加的な切断装置(9)の切断要素は剃毛ヘッドフレーム(44)に設けられる。切断要素(30、31)とともに剃毛ヘッドフレーム(44)はバネシステム(79)の力に対抗して支持部(8)に取り付けられる。加えて、剃毛ヘッドフレーム(44)はガイド要素(72)を介して支持部(8)において上方及び下方に案内される。本発明によると、剃毛ヘッドフレーム(44)は中心軸受部(74、75)を介して支持部(8)に回動可能に取り付けられる。このようにして、皮膚にとりわけやさしい剃毛が確保される。

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載されているような電動毛切断装置に関する。
支持要素がかみそりハウジングの前側に取り付けられた毛切断装置はEP 1 641 601 B1号により既知であり、この要素には、直径方向に対向して、長毛トリマーとして形成された各切断装置が配置されており、このトリマーは、スイッチが入り摺動スイッチが移動された後、同時に振動によって、駆動される。1つの位置で切断装置を長い切断櫛とともに使用することができ、別の位置で切断装置をより短い切断櫛とともに使用することができるように、支持要素は切断装置とともに回転軸の周囲を旋回することができる。摺動スイッチを例えば位置1にすると、短毛切断システムによる剃毛を行うことができる。
摺動スイッチを位置2にすると、上方に案内される2つの切断装置の1つがかみそりハウジングから十分に遠くまで移動して、切断櫛が短毛切断システムを超えて突出する。したがって、切断装置を皮膚の表面と接触させたとき、櫛配列が設けられた正面の切断装置のみが使用される。この位置では、より長い毛を支持することができる。例えば、支持要素をその軸の周囲で回転させると、より短い切断装置が使用されることになり、例えばもみあげをトリムすることができる。正面の2つの切断装置の櫛は支持部において互いに対して横方向のみに行き来して移動可能であるので、平坦でない皮膚表面を櫛の正面全面が辿ることはできず、このため、毛切断装置の使い心地が制限される。
加えて、DE−41 17 990 A1号による上述の型式の毛切断装置は、切断装置の正面上に取り付けられたツバが、支持部のバネシステムを介して上げ下げできる櫛型トリマーで構成されていることで知られている。このことは、使用者の皮膚表面によって、上から付加される圧力を制限範囲内に維持するということにおいて利点である。なぜならば、その圧力が強すぎると切断装置がバネの力に対抗して下方に逃げる可能性があるからである。この構成を通して、皮膚の表面に対する圧力は制限範囲内に維持され、快適な剃毛が促進される。
EP 1 641 601 B1号 DE−41 17 990 A1号
本発明の目的は、短毛カッターの正面に取り付けられた切断装置を皮膚によりよく適合させることによって、剃毛結果を改善する毛切断装置を作製することである。同時に、剃毛中の皮膚表面の保護を高めることを可能にすることも目的である。
本発明によると、この目的は、請求項1に記載の特徴によって、達成される。本発明によると、中央軸受部によって、剃毛ヘッドフレームは、支持要素に回動可能に取り付けられ、この軸受部は、切断ユニットを均一に下げることに加えて、剃毛ヘッドフレームを上方及び下方へ移動する遊びを有するので、フレームは時計回りにも反時計回りにも中央軸受部の周囲を旋回することができ、追加的な切断装置を斜めに位置づけることを可能にし、切断装置が皮膚の表面をより適切に辿ることもまた可能にすることができる。その結果、使用者が毛を剃る動きで大きな運動を要することなく切断装置を皮膚に均一に置くことができるので、よりやさしい剃毛プロセスがもたらされる。切断装置の時計回り又は反時計回りのわずかな回転が切断装置の均一な下降に加えられることにより、切断装置の接触面の動きの自由度が改善される。このようにして、本発明は、よりやさしくより完全な剃毛を可能にする。
中央軸受部の周囲で回動可能な旋回運動を小さい制限範囲内で可能にするために、この軸受部は、上方及び下方への切断装置の動きに加えて、請求項2の特徴により、支持要素に形成された溝と係合する、剃毛ヘッドフレーム上に形成されたピンからなる。この溝はピンの動きを可能にするように剃毛ヘッドフレームの上方及び下方への運動の方向に十分に長い寸法である。したがって、切断装置は溝を介したピンによって、横方向に案内されるが、この溝に沿って上方又は下方に摺動することができる。これは、ピンの周囲の切断装置の回転を可能にし、均一な下降に加えて時計回り又は反時計回りに切断装置の左側又は右側を更に下げられることを可能にする。溝とピンとの構造によって、切断装置をとりわけ容易に支持要素に取り付けることができる。
請求項3の特徴は、ほぼ摩擦のない方式で切断装置に振動運動を伝達することを可能にする。ここで、駆動モーターによって、駆動可能な回転レバーは往復運動する1つの切断要素のアクセスにおいて連結構成体を介して係合し、この連結構成体は、回転及び応答する切断要素の上方及び下方の動きの両方を可能にする手段を有する。このようにして、振動運動は下降中又は回転中でさえも、往復運動する切断要素に無駄なく伝達され得る。この目的のための手段として、請求項4の特徴により、1つの切断要素の初期位置においてツメの自由端部とシャフトの端部との間に空間があるように、切断要素に形成されたシャフトと係合する、ピボットレバーの自由端部に形成されたフォーク形状のツメが構成される。同時に、シャフトの壁と摺動接触するツメの端部の表面は外向きに曲げらている。この措置によって、ピボットレバーの1つの切断要素の回転が補正される。同時に、振動運動はほぼ遊びなしに低摩擦で1つの切断要素に伝達される。
請求項5の特徴により、剃毛ヘッドフレームは外端部と係合する2つのバネを介して支持され、前記バネは支持要素に固定締め付けされる。これによって、バネは上方及び下方の運動中に生じる圧力だけでなく、旋回運動が導入されたときの横の力もまた給するすることができ、それによって、切断ユニットの荷重が加えられていないときに、このユニットはその水平の初期位置に常に戻り続ける。
請求項6の特徴により、剃毛ヘッドフレームと支持要素停止部との間に設けられる手段によって、切断装置又は剃毛ヘッドフレームが支持部から滑って外れるのを防ぐ(present)と同時に、切断ユニットに上方移動方向へのプレテンションを与えて、切断ユニットのごくわずかな下降でさえも必ず特定の力がこのユニットに付加されるようにする。同時に、一方にプレテンションがありもう一方に停止手段があることによって、バネは剃毛プロセス後の切断ユニットを常に確実に既定の初期位置に戻す。
請求項8の特徴により、支持要素は、剃毛装置のハウジング上で移動され得る摺動スイッチ上に取り付けられ、支持要素及び摺動スイッチはともに多様な位置に移動され得る。支持要素が剃毛装置のハウジング上の摺動スイッチによって運ばれることによって、摺動スイッチが移動されるときに支持要素はそれとともに上方に運ばれ、したがって、短毛トリミングシステムの位置を越えて延在する位置を取ることができる。この位置3では、短毛切断システムより前に位置づけられたこのトリマーすなわち長毛カッターでのみ剃毛が可能である。摺動スイッチの位置1でも、予め位置づけられた切断装置はわずかに延長されるが、ここでは皮膚表面を剃毛するために短毛切断装置が完全に利用可能となる範囲でのみ延長される。しかし、中間位置もまた可能であり、この場合、予め位置づけられた切断装置が短毛切断システムとほぼ同じレベルに置かれる位置2が採られる。次いで、これは両方の切断システムを使用した組合せ式の剃毛を可能にする。この場合、摺動スイッチには4つの位置、すなわち無効位置と、駆動モーターのスイッチが入っており短毛切断システムが作動している位置1と、組合せ式剃毛が可能なように短毛切断システムの前に置かれた切断システムが作動されて、同時に短毛切断システムの高さになる位置2と、最後の、予め位置づけられた切断システムが短毛切断システムを超えて運ばれて、長毛トリミングのみが可能である位置3と、がある。
請求項9の特徴により、2つの切断システムは有利にも、構成体及び組立品の費用及び製造費を低く抑える共通駆動手段によって、作動される。
請求項10の特徴により、支持要素及び摺動スイッチが剃毛装置のハウジング上に直線移動可能な方式で取り付けられれば有利である。これは簡便な手動操作を可能にする。
請求項11の特徴により、本発明の好ましい展開は、互いに直径方向に対向に置かれた、支持要素内に取り付けられた2つの切断システムが設けられ、回転軸はこれら2つの切断システムに対して有利にも偏心である。したがって、支持要素が毛切断装置のハウジングに対して旋回すると、使用される切断システムを変更すること及びハウジングに対する切断システムの相対位置を修正することの両方が可能である。このようにして、単一の剃毛装置でのトリミング、長毛切断、又は微小切断のような多様なタイプの剃毛が可能になる。
請求項12の特徴により、支持要素には2つの切断装置が設けられ、1つはトリム機能を実行し、別の1つは長毛切断機能を実行し、後者では、第1の作業工程でより長い毛髪を長毛カッターで切断し、第2の作業工程で残りの毛髪を短毛カッターで切断するという組合せ剃毛もまた可能である。
本発明の更なる目標、特徴、利点、及び可能な用途は、以下の代表的な実施形態の記述によりもたらされる。ここで、全ての記述又は図示された特徴は、請求項の要約によってもよらなくても、単独でも任意の組み合わせにおいても、本発明の主題を形成する。
本発明の代表的な実施例を図示し、以下に更に詳述する。
本発明の毛切断装置の第1の代表的な実施形態の右前からの拡大斜視図であり、摺動スイッチ及び短毛切断システムの前に位置づけられた長毛切断システムは延長された剃毛位置に達しているが、長毛トリマーはその初期位置を採る。 図1に図示したような描示であるが、長毛カッターへの上からの力の均一な付加によって、このカッターは毛切断装置の長手方向軸に対して垂直に走り、その最も低い位置になっている。 図1に図示したような描示であるが、ここで長毛カッターは、右上からの力の付加によって時計回りの方向にわずかに回動された位置を採る。 互いに直径方向に対向して配置された切断装置を有する第2の代表的な実施形態の支持要素の前側の4つの斜視図を示し、長毛カッターとして設けられている上方の切断装置を4つの可能な異なる極端な位置で示されている。 互いに直径方向に対向して配置された切断装置を有する第2の代表的な実施形態の支持要素の前側の4つの斜視図を示し、長毛カッターとして設けられている上方の切断装置を4つの可能な異なる極端な位置で示されている。 互いに直径方向に対向して配置された切断装置を有する第2の代表的な実施形態の支持要素の前側の4つの斜視図を示し、長毛カッターとして設けられている上方の切断装置を4つの可能な異なる極端な位置で示されている。 互いに直径方向に対向して配置された切断装置を有する第2の代表的な実施形態の支持要素の前側の4つの斜視図を示し、長毛カッターとして設けられている上方の切断装置を4つの可能な異なる極端な位置で示されている。 後側のハウジングカバーが取り外された、支持要素の内部の左後からの、図1にしたがった部分斜視図であり、上方の左の領域の毛切断装置を通して構成された長手方向における部分的セクション。 前側のカバーが取り外された支持要素を正面から見た、図1にしたがった分解斜視図。 図8に対応する、後側のハウジングカバーが取り外された支持部の内部をやや縮小されたスケールで右後から見た部分斜視図であるが、図の左半分では支えている足が取り外されて、その裏に配置されたロッキングレバーの配列が見える。 図1による分割線XI−XIによる中央セクションを示すが、ここでは、剃毛器具のハウジング部の下方の小さい一部が欠けている。 分割線XI−XIによる中央セクションを示し、ここでは、摺動スイッチ上に取り付けられ、一体化された切断装置を有する支持要素を通して左から見ているが、図11に比べてはるかに拡大されたスケールで示されている。 支持部上の剃毛ヘッドフレームの中央軸受部の区域の部分セクションVを示す。
図1〜3の斜視図は、ハウジング2及び短毛切断システム3を有する、電気かみそり機として設けられた既知の毛切断装置1を示す。短毛切断システム3は、剃毛ホイルとして設けられた上方の刃4から構成され、その下で、図11に示される下方の刃48が駆動ピン49を介して振動運動で往復する。偏心連結具51を介して、駆動ピン49は偏心ピン32と機械的に係合する。偏心ピン32は、駆動モーター47の駆動シャフト52上に回転可能に固定して取り付けられる。ハウジング2は、このために必要とされる駆動モーター47及び、必要な場合は電池46、及び/又は、駆動モーター47にエネルギーを供給するための電力及び充電部50を収容する。
図11によると、オン/オフスイッチ5はハウジング2の後側に配置される。このスイッチはエネルギーの供給を切り替えてモーター47を駆動し、図11によると、このモーターはオンにスイッチが入った状態で短毛切断システム3の下方の刃48を駆動して振動させると同時に、開口部97を介してかみそりハウジング2から突出している駆動要素6の永久ドライブとしても作用する。開口部97は蛇腹シール98によって、駆動要素6に対して密封されて、汚泥がかみそりハウジング2の内部に入り込むのを防ぐ。駆動要素6は偏心連結具51の一部であり、下方の刃48と同じように、しかしそれに対して垂直に振動方式によって、駆動される。
図1〜3、11、12によると、摺動式スイッチ7はハウジング2の前側に置かれ、このスイッチ上に支持要素8が取り付けられ、ここに第1及び第2の長毛切断システム9及び10が、互いに直径方向に対向して置かれる。摺動式スイッチ7はハウジング2の長手方向軸53(図1)に沿って上から下又は下から上にロックする方式で移動可能に取り付けられる。図12によると、支持要素8は回転軸11の周囲を旋回可能なように摺動スイッチ7上に取り付けられる。回転軸11はハウジング2の前側に対して本質的に垂直である。ハウジング2上の摺動スイッチ7の直線移動性は、長手方向のスロット形のガイドのような既知の措置を用いて実現される。これらの更なる詳細は図示されていない。
摺動スイッチ7と支持要素8から構成され、予め取り付け可能なアセンブリの設計は、図11及び12に明確に見ることができる。摺動スイッチ7は本質的に底板12と、凹状把持部14で設けられているカバーシェル13から構成される。凹状把持部14の上の、凹部15内には、停止スイッチ55(濃い斜線で示されている)があり、それが作動されると摺動スイッチ7が開放されて、その初期位置(図示せず)から移動可能になる。底板12は、長手方向の移動が可能なようにハウジング2上に摺動スイッチ7を取り付けるために使用される。
図8、10、11、及び12によると、ダブルレバー16が、そのボアすなわち凹部18によって底板12のピン54(図12)上に取り付けられており、前記ピンは底板12上のダブルレバー16の回転支持をもたらす中央支持点をその外周17に形成する。ダブルレバー16の上端部には、カバーシェル13を貫通して、カバーシェル13に向かう方向に対して横方向に延びる駆動ピン19が置かれ、一方、下端部には、同じく横方向にではあるが反対方向すなわちハウジング2の内部に向かう方向に延びる連結フランジ20が設けられている。連結フランジ20は、底板12に設けられた開口部21を貫通して延在する。
カバーシェル13の上3分の1には、組立てられた状態で駆動ピン19の周囲を部分的に囲む円形セグメント22が設けられる。図10〜12に図示したようにダブルレバー16がその中央位置にあるとき、セグメント22は駆動ピン19と同心にその周囲を走る。セグメント22は、アセンブリ板24(図9)の軸受部として作用する円形カラー23を境界とする。図12によると、アセンブリ板24は、セグメント22の直径よりいくらか大きい直径を有する円形セグメント25を有する。アセンブリ板24とカバーシェル13とは互いに、ロータリー継手26によって、回動可能に接続される。ロータリー継手26は軌道輪27から構成され、この上に、軸方向に延び、互いに対して直径方向に対向して置かれた、2つのアセンブリガイドピン(図示せず)が形成される。カバーシェル13の前側上のアセンブリ板24はカラー23に当たり、一方、軌道輪27はカバーシェル13の裏側すなわち内側でカラー23と接触する。アセンブリガイドピンはセグメント22及び円形セグメント25の両方を通過し、円形ショルダ(図示せず)とともになって、カバーシェル13及びアセンブリ板24を中心合わせするように作用する。
アセンブリガイドピンは、それぞれ、2つのボア(図示せず)を有し、ボアは軸方向に走り、支持要素8のカバー29の内側に設けられた対応する締結ピン(図示せず)を受容する。このように、支持要素8のシェルはカバー29とアセンブリ板24とを含み、それらの間に2つの長毛カッターシステム9、10が一体化される。2つの長毛切断装置9及び10は、ロータリー継手26を通って係合する駆動ピン19によって、駆動することができる。図1〜3及び図8〜12によると、第1の長毛切断装置9は定常切断櫛30とリニア振動切断刃31から構成され、切断櫛30及び切断刃31の双方は、直線に走る歯列を有する。したがって、それらの切断歯の縁は、それらの間に入って来る毛髪を切断する切断縁を形成する。
図8によると、切断刃31は、リニア軸受部15による往復運動において案内される。図8によると、定常切断櫛30の上部及び側部は、剃毛ヘッドフレームの一部であるプラスチック製のハウジング部品89とともに押出コーティングされる。ハウジング部品89の底で、周辺カラー90は例えば接着剤、溶接、又はスナップ嵌め接続によって、ハウジング部品89に接続される。カラー90が支持部8又はカバー29の溝付き壁91の外部の周囲を遊びを有して囲むように、カラー90は下方に十分に遠くまで延在する。これにより、剃毛ヘッドフレーム44の旋回S(図6又は7)が確実に可能になる。しかし、粗い汚泥が入り込むことができないよう、この遊びは十分小さく保たれる。
図12によると、切断刃31は、駆動ピン19のためのレセプタクル35を有するピボットレバー34とともに、連結構成体69を介して駆動接続において立っている。レセプタクル35は縦方向に延びる楕円穴として設けられ、その幅は、確実に駆動レバー39をほぼ遊びなしに同伴するために、駆動ピン19の直径とぴったり適合する。底板12はアセンブリ板24すなわち支持要素8と約15度の角度を囲み、2つの長毛切断システム9、10は底板12に対してこの角度で立ち、したがって毛切断装置1に対して同じ角度を有する。切断櫛30及び切断刃31はアセンブリ板24と90度以上の角度を囲む。これは、使用者の皮膚表面に沿った切断櫛30の、よりソフトな滑走を達成する。
第1の長毛切断装置9の半分未満の幅に設けられ、しかし底板12に対してほぼ平行及び回転軸11とほぼ同心に置かれることにおいて、第1の長毛切断装置9と異なる第2の長毛切断装置10は、図8によると、定常切断櫛36と、回動振動式に駆動される切断刃37から構成され、これら2つの要素はU形バネブラケット76によるプレテンションによって、互いに押圧される。そのU形区域において、バネブラケット76は長手方向軸88に対して横断方向に走る開口部94を有し、この開口部を通して駆動レバー39は振動する切断刃37に到達する。
図8によると、2つの切断要素36、37の歯列の自由端部は、中間点がほぼ枢軸38上にある円形セグメント77(図8)上にある。枢軸38はカバー29上で内向きに延びるピン41によって、形成され、切断刃37に接続された駆動レバー39が回動可能にそこに接続される。駆動ピン19のレセプタクル40もまた楕円形の穴として設けられ、切断刃37に対向して置かれた駆動レバー39の端部に設けられ、前記ピンは前記レセプタクルを係合して同伴する。レセプタクル35、40は互いに平行に走る。転心38はカバー29の内側に一体形成されたピン41によって、形成される。2つの切断櫛30及び36はカバー29の内側にも締結される。
切断刃31及び37はそれぞれ対応して割り当てられた切断櫛30及び36とアセンブリ板24との間に置かれる。駆動中の切断刃31、37によって、使用者が怪我をする危険をなくすために、割り当てられた切断櫛30、36の歯列は切断刃の歯列をわずかに超えて延在する。
2つの切断刃31及び37の双方が駆動ピン19に係合されているので、駆動要素6によって、振動式にダブルレバー16が駆動されると(下記に説明するように)それらの切断刃は振動運動を始める。支持要素8の対応する枢動によって、2つの長毛切断装置9及び10は所望の動作位置に置かれる。この目的のために、駆動モーター47のスイッチを切る又は切り離す必要はなく、むしろ、ピボット軸受部18の周囲で振動している駆動ピン19は、ロータリー継手26に対するその中央合わせによって、それら2つの刃31又は37を容易に駆動し続けることができるか、若しくは、これら2つは互いに同心に動くので、レセプタクル35及び40内で動くことができる。
図1〜7並びに図11及び12(第1の毛切断装置9は頂部に、第2の毛切断装置10は底部に図示されている)に示されている初期位置から支持要素8が90度旋回すると、初期位置に対して90度の回転があるときレセプタクル35及び40の延長が駆動ピン19の振動運動と一致するので、切断刃31又は37の運動の振幅は永久に値0に下降し、このピンは楕円形のレセプタクル内で自由に往復運動するのみになる。支持要素8の旋回運動が更に延長する(すなわち90度から180度になる)と、切断刃31及び37の振動振幅は、180度の旋回でその最大値に再び達するまで増加する。
しかし、図8によると、支持部8の旋回を可能にするためには凹部60内のカバー29上で移動可能な停止スライダー57を解除する必要がある、すなわち、図1〜3に示されている位置まで右から左に水平に移動する必要がある。図10によると、閉塞位置にある停止スライダー57はロッキングレバー58内で係合することで、支持部8がラチェット(又はキャッチ)構成59によって、回転するのを防ぐ。ラチェット構成59は、互いに直径方向に対向して置かれた2つの突出したカム42から構成され、それらのカムはロータリー継手26の軌道輪27上でカラー23から外向きに延在する。図の動作位置で、左のカム42はロッキングレバー58上の対応する凹み43内にバネ負荷を受けてロッキング方式で係合する。1本のアームのロッキングレバー58は軸受部ボルト78上に回動可能に取り付けられて、カム42上に座する方式でバネによって、保持される(図示せず)。
図9によると、上方の長毛切断システム9は、中央部45と、端部から下方に延びた2つの支持体足61から実質的に構成される剃毛ヘッドフレーム44から構成され、支持体足の自由端部上に中心合わせピン62が設けられる。剃毛ヘッドフレーム44はプラスチック射出成形部品によって形成され、切断櫛30及び切断刃31はその中央部45のレセプタクル64内に置かれ、切断刃31はバネ63によって、切断櫛30の下側に対して均等に押圧される。図8によると、バネ63は片側をレール80に、もう一方の側を剃毛ヘッドフレーム44に中心合わせされて支持され、したがって、プレテンションを受ける。中央部45の下の壁93は円弧形に設けられ、周辺カラー23からわずかな距離に置かれる。それらは双方、それらの中間点として回転軸11を有する。
図10によると、金属切断刃31上にスプレーされ、接着され、又はリベットで接続されたプラスチック製のレール80から2つの壁66が延在し、それらは、ピボットレバー34の上端部に形成されたフォーク形のツメ67を受容する空間又はシャフト68を形成し、前記壁は互いに平行に下方に走り、支持部8の中央線すなわち最終的には剃毛装置1の中央線65の両側に延在する。シャフト68の壁66の接触表面81(図8)と接触することになるツメ67の外側の壁70は、シャフト68のピボットレバー34の旋回を可能にするが傾斜は可能にしないように小さい空隙とともに外向きに曲げられている。接触表面81の間の空間は、ツメ67が遊びを有さずにシャフト68に座するような寸法である。フォーク形のツメ67は、外向きに開いた中央開口部92(図9)を有し、この開口部は剃毛装置1の動作中にこの区域に、より多くの弾性をもたらすことによって、よりスムーズな剃毛を達成する。ピボットレバー34はカバー29の内方に延在するピン71(図8)上に回転可能に取り付けられる。
図8によると、支持体61は、フランジの形のU形の断面形を有するガイド要素72によって、外側が部分的に囲われている細いストリップ形のロッドによって、形成される。フランジ72は縦に走り、したがって、剃毛ヘッドフレーム44のためにほぼ遊びのない摺動ガイド73を形成し、その結果、摺動ガイドは支持部8内で上から下及び下から上に縦にのみ移動することができる(図2及び5)。図9が明確に示すように、支持体足61の幅は、剃毛ヘッドフレーム44が時計回り(図3及び7)又は反時計回り(図6)の方向に旋回したときに、摺動ガイド73に詰まり又は傾きが生じないようにするために、下に向かってわずかに先細である。図9及び図13によると、剃毛ヘッドフレーム44は軸受部ピン74からなる中央軸受部の周囲を旋回方向S(図7及び8)に旋回し、このピンは剃毛ヘッドフレームと一体に形成され、支持要素8の上部に開かれた溝75の側部にほぼぴったり適合する。縦方向に走る溝75は、剃毛ヘッドフレーム44が上下に動くときに軸受部ピン74が障害なくこの溝内を動くことができるが、ほぼ遊びなくこの溝の壁にぴったり沿うような長さを有し、切断刃での振動運動を損なう又は低減することはない。
図8によると、圧力79下のらせんバネ(本明細書では簡易にバネ構成とも呼ぶ)は中央合わせピン62上に中央合わせされてそこに座る。らせんバネ79の反対側はポケット形のレセプタクル82内に座り、その床83に支持される。横方向には、それらは管状側壁84によって、中心合わせされる。剃毛ヘッドフレーム42が組立てられて支持部8になると、2つの支持体足61は摺動ガイド73内に導入され、図8によると、支持体足61上に設けられた支持体表面85が、カバー29の内方に突出したスナップフック86を掴むまで、下方に押される。
支持体足61が摺動ガイド73内に導入されると、支持体足61はまず弾性的にスナップフック86によって、内方に押圧されて、定位置に嵌る。これを可能にするために、上昇坂路95、96がスナップフック86上及び支持体足61上に設けられる。ここで、らせんバネ79は、スナップフック86の制限表面87で圧力によって、停止表面85を支持するような方式でプレテンションを受ける。停止表面85は剃毛装置1の長手方向軸88に対して垂直に走り、一方、摺動ガイド73は長手方向軸88と平行に走る。長手方向軸88は剃毛装置1の対称軸を形成し、すなわち、それらの初期位置において、切断櫛30及び切断刃31は長手方向軸88に対して垂直である。
らせんバネ79の中央区域は露出されており、すなわち中心合わせされておらず、そのため、この区域では、剃毛ヘッドフレーム44が軸受部ピン74の周囲を旋回するときに生じるレセプタクル82に対する中央合わせピン62のわずかな横ずれは弾性的に吸収される。偏心力が外側から剃毛ヘッドフレーム44に作用しなくなると同時に、らせんバネ79に形成されたトルク又はここに存在する曲げ張力の結果として、前記フレームは自動的にその初期位置(図8)に戻る、すなわち、中央合わせピン62が戻って、それと関連づけられたレセプタクルと整列し、長毛切断装置9が剃毛装置1の長手方向軸88に対して再び平行に走る、すなわち中心合わせされて走る。
本発明による毛切断装置の動作方法は以下の通り。
剃毛装置1(図示せず)の初期状態において、オン/オフスイッチ5の作動は電動モーター47を動作設定にする。次いで、駆動シャフト52は、駆動要素6及び偏心ピン32が一体に駆動シャフト52に接続されて回転する。回転する偏心ピン32はその往復運動を偏心連結器51に伝達し、偏心連結器は駆動ピン49を介してその運動を短毛切断システム3の下方の刃48に伝達する。振動運動は剃毛装置1の長手方向軸88に対して垂直である。この状態で、短毛切断システム3を使用して、穿孔のある上方の刃4を介して下方の刃48に到達した皮膚表面から突出している非常に短い毛髪を剃ることができる(微細剃毛)。この位置で、2つの長毛切断装置9及び10は駆動されず、すなわち、切断刃31及び37は、関連づけられた切断櫛30及び36に対する運動を一切実行しない。剃毛装置1の初期位置で、第1の長毛切断装置9は短毛切断システム3より低い位置に置かれ、それ自体の動作区域を見せている。
図1〜3及び11によると、摺動スイッチ7がハウジング2に対してハウジング2の長手方向に特定の距離zだけ上方に移動すると、ダブルレバー16の連結フランジ20が駆動要素6と係合する。ハウジング2及び摺動スイッチ7上の対応する停止部によって、画定されるこの位置が達成されると、駆動要素6に駆動されて支持点17のピン54の周囲をダブルレバー16が振動する。ダブルレバー16から直角に延在する駆動ピン19は、下流レバー39、34の上方及び下方に延在する楕円形のレセプタクル40、35内で係合するので、これらのレバーはそれらと関連づけられたピン41すなわちそれぞれ対応する71の周囲を振動する。毛切断装置1のこの第2の動作状態において、切断刃31又は37はそれらの切断櫛30又は36に対して、常に互いに対して対向した、振動リニア運動を実行する。
この第2の動作状態で、広い構成体を有する第1の長毛切断装置9は上向きに配向されており、その高さは短毛切断装置3の高さを超えて延在する。このような状態で、第1の長毛切断装置9を用いて、例えば、後に短毛切断システム3によって、より良く係合し剃り落とすことができるように、より長い毛髪を除去する又は予めトリムすることができる。第1の長毛切断装置9の露出された位置は、それを見易くし、かつ使い易くする。とりわけそれは、例えばもみあげ又は無精ひげの輪郭に沿った切断に非常に良く適している。
図2及び3によると、第1の長毛切断装置9を用いて行う剃毛では圧力が切断櫛30又は、切断櫛30に接続されたハウジング部89に付加されたとき、長毛切断装置9全体は力の導入に依存して均一に下がる(表面圧力pは幅全体にかけて一定)か、又は下がると同時にわずかに左若しくは右に回転されるので、第1の長毛切断装置9を用いて行う剃毛はとりわけ肌にやさしい。例えば、図1は、表面力pが第1の長毛切断装置9に上から均一に作用する位置を示す。図1と対照的に、図2では第1の長毛切断装置9は距離a(図4)だけ下げられていることがわかる。ここで、剃毛ヘッドフレーム44は中心線65に対して対称に下がっており、摺動ガイド73内で支持体足61によって、両側が均一に案内される。ここで、らせんバネ79は更に均一に圧縮され、剃毛ヘッドフレーム44上の反力を増加する。表面圧力pが減ると同時にらせんバネ79は剃毛ヘッドフレーム44を図1によるその初期位置に戻らせる。
図3によると、表面力p及び付加的なオフセンタの力F1が上から第1の長毛切断装置9上に作用すると、1つの剃毛ヘッドフレーム44は摺動ガイド73内で下方に移動すると同時に、図7に示した旋回方向Sにしたがって時計回りの方向に回転する。図3及び7によると、ここで、剃毛ヘッドフレーム44の右部分は左部分より下げられている。図8によると、このようにして、右のらせんバネ79は左のらせんバネ79より強力に圧縮される。支持体足61の外面99が図9のように下向きに、すなわち側面99と摺動ガイド73の外部限界面100との間で先細になっているために旋回運動を可能にする遊びの量(図示せず)が存在することもまた、軸受部ピン74の周囲の剃毛ヘッドフレーム44のわずかな回転を可能にする。
らせんバネ79の力に対する剃毛ヘッドフレーム44の下降又は旋回が可能な結果、長毛切断装置9によって、剃毛中の皮膚表面がとりわけやさしく扱われるだけでなく、切断櫛30の自由端部が皮膚表面と完全に接触することによる最適な剃毛結果もまたもたらされる。これは、剃毛ヘッドフレーム44又は切断櫛30へのわずかな圧力によってでさえこれらが屈して、皮膚表面に対応する方式で下降及び旋回することによって、その圧力に応じるからである。剃毛中の剃毛ヘッドフレーム44の移動が望ましくない場合は、停止スライダー57を使用して移動を防ぐことができる。この場合、スライダーは図1による凹部60内で右へ移動するが、これは図1に図示されていない。
使用者は、より微細な輪郭を切断したい場合は、長毛切断装置9、10とともに支持部8を回転方向Dに180度旋回させて第3の位置にし、切断櫛36が図8で底部にある切断刃37とともに頂部に置かれるようにする(これは図示されていない)。ここで、より強い回転力を適用することによって、ラチェット構成59を最初に解除しなくてはならず、すると、より容易にそれを更に回転することができる。第3の位置に達した後、図10によると、右のカム42は定常の左の窪み43内に嵌る。これは第2の長毛切断装置10の最適な動作位置である。この動作状態でも摺動スイッチ7はその上方の切り替え位置に嵌ったまま維持され得る。より細い構成体を有する、動作位置にある第2の長毛切断装置10を使用して、より微細な輪郭、例えば髭の切断をする。
回転軸11は2つの長毛切断装置9及び10の位置に対して偏心であり、第2の長毛切断装置10の、回転軸11からの距離は、回転軸11と第1の長毛切断装置9との間の距離の約2倍であるので、スタイラーとして設けられた第2の長毛切断装置10は、第2の動作状態で第1の長毛切断装置9を超えて延在するより更に遠くへ、短毛切断システム3を超えて延在する。このため、第2の長毛切断装置10の使用中の可視性は、第1の長毛切断装置9が使用されているときの可視性よりも更に優れている。
図示されていない実施形態において、支持要素8の旋回運動、及び/又は摺動スイッチ7の長手方向移動は、対応する電気スイッチ要素を介して、使用者によって制御される好適な電気作動ドライブを用いて行うこともまた可能である。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳しく制限されるものとして理解されるべきでない。それよりむしろ、特に指定されない限り、それぞれのそのような寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示した寸法は、「約40mm」を意味することを意図したものである。

Claims (12)

  1. 電動毛切断装置(1)であって、ハウジング(2)の前端部に設けられた短毛切断システム(3)を有し、前記ハウジング(2)の前側又は後側に取り付けられた支持部(8)を有し、前記支持部は、駆動モーター(47)によって互いに対して摺動する少なくとも2つの切断要素(30、31;36、37)から構成される少なくとも1つの追加的な切断装置(9、10)を受容し、前記追加的な切断装置(9)の前記切断要素(30、31)は剃毛ヘッドフレーム(44)内に設けられ、前記剃毛ヘッドフレーム(44)は、前記切断要素(30、31)とともに前記支持部(8)に対して既定の距離だけバネ構成体(79)の力に対抗して下げられることが可能であり、前記剃毛ヘッドフレーム(44)は、前記支持部(8)上のガイド要素によって上方及び下方に案内され、前記剃毛ヘッドフレーム(44)は、中心軸受部(74、75)を介して前記支持部(8)上に回動可能に取り付けられていることを特徴とする、電動毛切断装置(1)。
  2. 前記中心軸受部(74、75)は、前記剃毛ヘッドフレーム(44)上に設けられるとともに前記支持部(8)内に設けられた溝(75)内に係合する、ベアリングピン(74)からなり、前記溝(75)は前記ベアリングピン(74)の運動を可能にするように、前記剃毛ヘッドフレーム(44)の上方及び下方への運動の方向に対して十分に長い寸法をもつことを特徴とする、請求項1に記載の毛切断装置。
  3. 前記追加的な切断システムの1つの前記切断要素(31)が、ピン(71)の周囲を旋回可能なピボットレバー(34)と係合して立ち、その係合が連結構成体(69)によって形成され、前記連結構成体(69)が、前記1つの切断要素(31)の回転及び上方並びに下方の運動の両方を可能にする手段を有することを特徴とする、請求項2に記載の毛切断装置。
  4. 前記手段が、前記切断刃(31)上に設けられたシャフト(68)内に係合する前記ピボットレバー(34)の自由端部上に設けられたフォーク形のツメ(67)を一方に含み、それによって、前記切断刃(31)の初期位置において、前記ツメ(67)の自由端部と前記シャフト(68)の端部との間に距離が置かれ、前記シャフト(68)の壁と摺動接触して立つ前記ツメ(67)の外壁(70)が外向きに曲げられていることを特徴とする、請求項3に記載の毛切断装置。
  5. 前記剃毛ヘッドフレーム(44)の両側上に支持体(61)が延在し、前記支持体(61)の自由端部上に中心合わせピン(62)が設けられ、前記支持体(61)の延長においてレセプタクル(82)が前記支持部(8)上に一定の距離をおいて設けられ、前記中心合わせピン(62)が、各バネ(79)によって、関連づけられた前記レセプタクル(82)に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の毛切断装置。
  6. 前記剃毛ヘッドフレーム(44)と前記支持部(8)との間に、前記らせんバネ(79)の力の作用によって、前記剃毛ヘッドフレーム(44)を常にその初期位置に戻す停止手段(85、86、87)が設けられることを特徴とする、請求項5に記載の毛切断装置。
  7. 前記バネ(79)がらせんバネによって形成されることを特徴とする、請求項5に記載の毛切断装置。
  8. 前記支持部(8)が、前記毛切断装置(1)の前記ハウジング(2)上で移動可能な摺動スイッチ(7)上に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の毛切断装置。
  9. 前記短毛切断システム(3)と、前記支持部(8)に設けられた前記追加的な長毛切断装置(9、10)との両方が共通電動モーター(47)によって駆動されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の毛切断装置。
  10. 前記支持部(8)及び前記摺動スイッチ(7)が前記毛切断装置(1)の前記ハウジング(2)上に直線移動可能な方式で取り付けられていることを特徴とする、請求項8に記載の毛切断装置。
  11. 前記支持部(8)が前記毛切断装置(1)の前記ハウジング(2)上に回転軸(11)の周囲を旋回可能なように取り付けられることと、前記追加的な切断装置が互いに距離を空けて置かれた2つの長毛切断装置(9、10)からなることと、前記2つの長毛切断装置(9、10)が前記支持部(8)上に反対の位置に設けられること、とを特徴とする、請求項1に記載の毛切断装置。
  12. 前記支持部(8)と前記剃毛ヘッドフレーム(44)との間に、前記1つの長毛切断装置(9)の下降又は旋回を防ぐ手動作動可能な停止装置(57)が設けられることを特徴とする、請求項11に記載の毛切断装置。
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