JP2013510628A - ピボット機構を有する毛髪切り器具 - Google Patents

ピボット機構を有する毛髪切り器具 Download PDF

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Abstract

ベース部と、ワーキングヘッドと、ベース部とワーキングヘッドの間に少なくとも一つのピボット機構とを有し、ワーキングヘッドがベース部に関して回転自在に動く毛髪切り器具である。ピボット機構は、コンタクトサーフェスを持ちベース部に接続されているコンタクトボディと、ローラーサーフェスと相互に作用するランニングサーフェスを持ち、ワーキングヘッドに固定されているカウンターボディと、を有している。更に、ピボット機構は、コンタクトボディをカウンターボディに接続するためのホールドユニットを有している。

Description

本発明は、毛髪切り器具に関する。本発明は、例えば、かみそりに関し、詳細には、刃付き髭剃り、または、電気髭剃り器に関するものである。
米国特許公開第2005198843号は、リンク機構を有する髭剃りを開示している。リンク機構は、少なくとも一つの髭剃り刃を持ち、仮想ピボット軸に関して大きな範囲で揺れ動くように取り付けられたヘッド、を有する髭剃りのために構成されている。その仮想ピボット軸は、ピボット運動中は、ほぼ静止している。リンク機構は、ハンドルに取り付けられ、5つのリンクを有している。リンクは、第一と第二のピボット軸においてヘッドに枢着された、一対の離間した支持アームを有している。第一と第二のピボット軸は、第一の距離で離間している。第一の横断リンク部材が、第三のピボット軸に関して回転できるように本体上に枢着され、それぞれの支持アームに枢着される。第四と第五のピボット軸は、第一の距離よりも短い第二の距離で離間している。第二および第三の横断リンク部材が、それぞれの第一端においてハンドル上に枢着され、それぞれの第一端に対してそれぞれの第二端上に枢着され、第三の距離で離間している第六および第七のピボット軸において、それぞれの支持アームに対してそれぞれの第二端上に枢着されている。第一、第二、第三、第四、第五、第六、そして、第七の軸は、相互に平行である。
引用した髭剃りの一つの欠点は、構造が複雑なことである。複雑な構造は、使用中のダメージに対して弱い。本機構は、多くの枢着部材を有するため、汚れや摩滅により誤動作しやすい。部材が多いため、比較的に生産するのが難しく、望ましくない高いコストがかかってしまう。
米国特許出願公開第2005/0198843号明細書
上記の問題を、少なくとも部分的に解消し、そして/または、使用可能な代替案を提供することが望ましい。ユーザーの肌のレベルの近くに、または、そこに、仮想ピボット軸を持つピボット機構を有する毛髪切り器具を提供することも、また、望ましい。
本発明に従って、毛髪切り器具は、ベース部と、ワーキングヘッドと、少なくとも一つのピボット機構とを有している。特には、毛髪切り器具は、髭剃り器である。ベース部は、ユーザーが掴むように構成されており、手で髭剃り器を保持するためのグリップを有し得る。ワーキングヘッドは、少なくとも一つのカッターと、例えば、かみそり刃カートリッジを保持するように構成されている。ピボット機構は、ベース部をワーキングヘッドに対して回転自在に接続するように構成され、外方仮想ピボット軸を提供するように構成されている。
特に、ピボット機構は、また、リンク機構と呼ばれることもあるし、さらには、回転リンク機構と呼ばれることもある。ピボット機構は、コンタクトボディと、カウンターボディと、ホールドユニットとを有している。コンタクトボディは、ベース部に接続されている。カウンターボディは、ワーキングヘッドに接続されている。コンタクトボディは、外方コンタクトサーフェスを有している。カウンターボディは、外方ランニングサーフェスを有している。ホールドユニットは、コンタクトボディが、カウンターボディのランニングサーフェスに沿ってストロークするのをガイドする。ホールドユニットは、使用時に、コンタクトボディが、カウンターボディのランニングサーフェスに沿って動くように、コンタクトボディのコンタクトサーフェスを保持するように構成されている。ホールドユニットは、コンタクトボディをカウンターボディに結合する。コンタクトボディは、ランニングサーフェスに沿って、回転し、または、スライドし得る。コンタクトボディのコンタクトサーフェスは、カウンターボディのランニングサーフェスと直接に接触し得る。ホールドユニットは、コンタクトボディをランニングサーフェスに沿って初期位置に戻すために、ばね仕掛けになっている。ホールドユニットは、ランニングサーフェスに沿って少なくとも部分的には接線方向に延びる、少なくとも一つの細長い接続コンポーネントを有している。接続コンポーネントの少なくとも一つの端は、ランニングサーフェスに固定され得る。このおかげで、ピボット機構のコンパクトな構成が得られる。使用中、ピボット機構が生じる摩擦力は小さく、ピボット機構には、実質的にヒステリシスが無い。有利なことに、ばね仕掛けにより、ピボット機構に対して、例えば、髭剃りのような、毛髪切り器具に対応した動作プロセスに必要なトルクを与え得る。
有利なことに、ピボット機構は、カウンターボディのランニングサーフェスにより位置が定まり得る、外方仮想ピボットポイントを提供する。有利なことに、仮想ピボットポイントは、ピボット機構に対して外側に位置している。スキンケアな毛髪切り器具のためには、ワーキングヘッドの下方領域において、ピボットポイントを肌のレベル近くに、または、そこに、配置することが望ましいだろう。このような構成を得るために、望ましくは、ワーキングヘッドの上方領域に位置するカウンターボディのランニングサーフェスは凸面(convex)である。このおかげで、仮想ピボットポイントを、カウンターボディの下で、ランニングサーフェスの凸面のセンターに、配置し得る。有利なことに、本発明に従ったハンドヘルド機器は、ワーキングヘッドの外側に、仮想ピボットポイントの位置を提供する、ピボット機構を有する。例えば、肌のレベル位置、または、少なくとも、例えば、肌の表面のわずかに上またはわずかに下といった、肌のレベルに近い位置である。加えて、本発明に従った毛髪切り器具は、摩滅またはダメージについて影響を受けにくくなっている。ピボット機構のコンポーネントは、有利なことに、相対的にロバストな構成であり得る。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、コンタクトボディは、一定の半径を持った円柱状のコンタクトサーフェスを有し、かつ、カウンターボディは、同様に一定の半径を持った凸面のランニングサーフェスを有する。これにより、仮想ピボットポイントが、ランニングサーフェスのセンターに、静的に位置することになる。髭剃りの間に、ワーキングヘッドが肌に接触すると、ベース部は、ワーキングヘッドに対してピボット運動(pivoting movement)をなし得る。有利なことに、本発明に従ったピボット機構の存在により、ワーキングヘッドが、ピボット運動している間に、肌に対して予期せず斜めに移動してしまうリスクは、低くなっている。このように、怪我のリスクは低くなっている。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、コンタクトボディは、外方ローラーサーフェスを持ったローラーである。ローラーは、ベース部に接続されている。特には、ローラーは、回転可能にベース部に接続されている。ローラーは、内方回転軸を有し得る。カウンターボディは、ローラーサーフェスと相互に作用するランニングサーフェスを有する。カウンターボディは、ワーキングヘッドに接続されている。使用時に、ローラーは、回転し、そして、カウンターボディのランニングサーフェス上を動くことができる。特には、ローラーは、ランニングサーフェスに沿って、実質的にすべることなく(slip−free)回転する。有利なことに、ローラーを持ったピボット機構は、非常に軽く動作し得る。ローラーは、一回転で、ランニングサーフェスに沿って、始点から終点まで動くことができる。使用時には、ローラーの回転軸は、カウンターボディに関して、動かされ得る。ホールドユニットは、ローラーをカウンターボディに接続し、移動の間に、ランニングサーフェス上でローラーをガイドする。ホールドユニットは、半径方向において、ローラーをカウンターボディに接続する。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、カウンターボディのランニングサーフェスは種々の半径を有する。ランニングサーフェスは、ランニングサーフェスセクションへと、細分し得る。下に続くそれぞれのランニングサーフェスセクションは、別の半径または別の任意の輪郭を有し得る。ランニングサーフェスセクションは、無限大の半径を有し、ランニングサーフェスセクションが平坦となり得る。望ましくは、カウンターボディのランニングサーフェスは、凸面の輪郭を有している。有利なことに、少なくとも二つのランニングサーフェスセクションを有するランニングサーフェスは、仮想ピボット軌道を定め得る。ランニングサーフェス上をローラーが回転運動している間に、仮想ピボットポイントは、仮想ピボット軌道上を移動し得る。ピボットポイントは、ピボット運動の間に、例えば、直線に沿って移動し得る。これにより、有利なことに、ランニングサーフェスは、毛髪切り器具に応じた作業工程の要求に最適なものであり得る。特に、髭剃り器については、首ゾーンにおける肌との密着性能を改善するための仮想ピボット軌道を有することが望ましい。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、ランニングサーフェスとローラーサーフェスの少なくとも一つは、長手方法に延びる溝を有している。有利なことに、溝は、コンタクトボディが適正に動作するのを妨げる、あらゆるコンタミネーションを収集し得る。有利なことに、ランニングサーフェスまたはローラーサーフェスは、溝にはまるような補足的な手段を持ち得る。これにより、ローラーは、ランニングサーフェスに沿ってガイドされ得る。有利なことに、ローラーは、カウンターボディに関して横断的な位置に留まることができる。ピボット機構にはたらく横断的な力は、前記の補足的な手段を溝にあてはめることにより、うち負かし得る。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、ホールドユニットは、リンクバーである。リンクバーは、細長く、第一および第二の端を有している。第一の端は、コンタクトボディに接続され、第二の端は、カウンターボディに接続され得る。有利なことに、リンクバーは、コンタクトボディをランニングサーフェスに沿ってガイドする。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、ホールドユニットは、例えば、ワイヤー、または、ストリップ(strip)であり得る。ホールドユニットは、金属製のストリップであり得る。ホールドユニットは、第一および第二の端を有する細長い形状であり得る。ホールドユニットの第一の端は、ランニングサーフェス上の第一の位置に固定され、ホールドユニットの第二の端は、ランニングサーフェス上の第二の位置に固定され得る。コンタクトボディは、ランニングサーフェス上で、第一と第二の位置の間を移動することができる。ホールドユニットは、使用中に、発生する力により弾性的に変形させられるという点で、フレキシブルであり得る。ホールドユニットは、例えば、ローラーの移動の間に、ホールドユニットが曲がるという点で、フレキシブルであり得る。有利なことに、フレキシブルなホールドユニットは、例えば、押し付け力を及ぼすことにより、ローラーとランニングサーフェスとの接触を保つことができる。
本発明に従った、更なる、毛髪切り器具の一つの実施例においては、ホールドユニットは、ホールドユニットをコンタクトボディ、特には、ローラーに、固定するための中間パーティション(intermediate partition)に、固定ポイントを有し得る。特には、ホールドユニットは、ランニングサーフェスに沿って延びており、中間パーティションが、少なくとも部分的には、ローラーサーフェスに沿って巻かれている。ホールドユニットは、固定ポイントによって、第一および第二セクションに細分され得る。ローラーが、ランニングサーフェス上を移動するとき、ホールドユニットの第一セクションは解放され、一方、第二セクションはローラーに巻かれる。有利なことに、中間パーティションをローラーに固定することで、ランニングサーフェスについてローラーがすべるのを防いでいる。ローラーは、ホールドユニットにより、その両端において固定されているため、ランニングサーフェスに沿った両方向においてすべりを防止し得る。有利なことに、ローラーはカウンターボディのランニングサーフェスに留められており、純粋な回転運動だけが許され得る。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、ホールドユニットの第一および第二セクションは、第一および第二の接続コンポーネントで構成され得る。一体型のホールドユニットに代わって、ホールドユニットは、少なくとも二つの接続コンポーネントを有し得る。接続コンポーネントは、ワイヤー、または、ストリップであり得る。ホールドユニットは、例えば、一対のワイヤーを有し得る。一対のワイヤーは、第一および第二のワイヤーを有する。ワイヤーは、一方の端においてランニングサーフェスに固定され、反対側の端においてローラーサーフェスに固定され得る。望ましくは、ローラー上の固定ポイントから、第二のワイヤーは、第一のワイヤーの延長として構成される。第一および第二のワイヤーは、ローラーサーフェスに沿って、クロスして巻かれており、ローラーが動く際には、一方のワイヤーが常に解かれた状態となる。有利なことに、接続コンポーネントは、ローラーをランニングサーフェス上に保ち、ローラーのすべりを防止するような、シンプルな構成を提供している。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、ホールドユニットとコンタクトボディは、互いに、一体構造で形成されている。ホールドユニットは、コンタクトボディに組み込まれ得る。ホールドユニットは、例えば、コンタクトボディと一緒に成形された2つのワイヤーによって定められ得る。ホールドユニットとローラーのアセンブリは、有利なことに、射出成形(injection moulding)により、比較的簡単に製造することができる。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、ピボット機構は、ばね仕掛けであり得る。コンタクトボディを初期位置に戻すために、追加のばね部品が提供され得る。有利なことに、ばね仕掛けにより、ピボット機構に対して、例えば、髭剃りのような、毛髪切り器具に対応した動作プロセスに必要なトルクを与え得る。望ましくは、ばね部品は、リーフスプリング(leaf spring)である。有利なことに、リーフスプリングは、適切な輪郭フォロー動作(contour−following action)を得ようとして、刃カートリッジを所定の位置に保つための機械的なトルクを、ピボット軸上に押しつけ得る。
本発明に従った一つの有利な実施例においては、ばね部品は、ホールドユニットに組み込まれ得る。これにより、ホールドユニットは、弾力性を持ち得る。ホールドユニットは、リーフスプリングを有し得る。リーフスプリングは、その一方の端においてランニングサーフェスに固定され、他方の端においてローラーサーフェスに固定され得る。使用中には、リーフスプリングの一部は、ランニングサーフェスに沿って配置され、残りの部分はローラーサーフェスに沿って巻かれ得る。結果として、リーフスプリングは、ローラーが、リーフスプリングから離れ、ランニングサーフェスに沿った長手方向である、一方向において、すべるのを防止し、同時に、ローラーが初期位置に戻ってくるためのばね力を生成している。このように、有利なことに、ホールドユニットには、プリテンンション(pretension)が組み込まれている。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、スプリングリーフは、長手方向において、断面積が減少している。スプリングリーフは、例えば、円錐状に、傾いている。有利なことに、スプリングリーフは、解かれているときには、一定のばねエネルギーを有している。ピボット運動の間は、スプリングリーフは、実質的に一定の力を生成し、コンタクトボディをその初期位置へと押し戻し得る。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、毛髪切り器具は、少なくとも三つのピボット機構のアセンブリを有する。第一のピボット機構は、第一のカウンターボディと第一のコンタクトボディを有し得る。第二のピボット機構は、第二のカウンターボディと第二のコンタクトボディを有し得る。第一および第二のコンタクトボディは、ベース部に対して、回転可能に接続されている。ベース部は、グリップを有し、ベース部は、例えば、ハンドルとして構成され得る。ハンドルは、フォーク形状をしており、第一および第二のコンタクトボディが、ハンドルの遠心端に接続され得る。第一および第二のコンタクトボディは、第一のピボット軸を定めるために、一直線上に配置され得る。第一および第二のピボット機構は、ワーキングヘッドについてベース部を動かすことに対して、2次元の自由度を残している。第一の自由度は、第一および第二の一直線上に配置されたランニングサーフェスにより、定められる。ベース部は、ワーキングヘッドに沿って、移動し得る。第二の運動の自由度は、第一および第二の一直線上に配置されたコンタクトボディにより、定められる。ベース部は、第一および第二のコンタクトボディを通じたセンターラインにより定まる軸に関して回転できる。第三のピボット機構は、第三のカウンターボディと第三のコンタクトボディを有し、第二の自由度を補償するように構成されている。第三のコンタクトボディは、第一および第二のコンタクトボディに対してずらして配置されている。これにより、第一および第二のコンタクトボディにより定まるピボット軸に関する回転は排除される。ピボット機構は、一直線上に配置されたランニングサーフェスにより定まるピボット軸を含んだ、一自由度を有することになる。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、毛髪切り器具は、積層された一対のピボット機構アセンブリを有する。それぞれのピボット機構アセンブリは、少なくとも三つのピボット機構を有しており、上述のように、一つの仮想ピボット軸を定めるように構成されている。積層されたアセンブリは、一緒に、二つの垂直に方向付けられた仮想ピボット軸を定め得る。二つの軸は、接続されたワーキングヘッドに対して、二自由度を提供する。これにより、有利なことに、ワーキングヘッドは、二つの仮想軸により定まる仮想ボールジョイントによって、接続され得る。
本発明に従った毛髪切り器具の一つの実施例においては、毛髪切り器具は髭剃り器である。特には、ワーキングヘッドは、髭剃りヘッドである。髭剃り器は、どのような種類のものでもよい。髭剃り器は、電気髭剃り器、シングルユースの髭剃り器、刃付き髭剃り、ビブラ髭剃り器(vibra−shaver)など、であり得る。
更に望ましい実施例は、従属項において定義されている。
本発明は、添付の図面に関して、より詳細に説明される。図面は、本発明に従って、実用的な実施例を示しており、本発明の範囲を制限するように解釈されるものではない。特定の特徴は、示された実施例から離れて考えることもできるし、明らかな特徴として、より広い状況において考慮される。示された実施例だけではなく、添付の特許請求の範囲のスコープに入る全ての実施例に共通する特徴としてである。
図1Aから図1Eまでは、本発明に従って、毛髪切り器具のピボット機構に係るいくつかの実施例の模式図を示している。 本発明に従って、毛髪切り器具のピボット機構に係る望ましい実施例の模式図を示している。 図2Aに示されるピボット機構の分解図を示している。 本発明に従って、髭剃りとしての毛髪切り器具の斜視図を示している。 図3Aに示される髭剃りとしての毛髪切り器具の側面図を示している。 単一の仮想軸を有する毛髪切り器具の模式図を示している。 2つの仮想軸を有する毛髪切り器具の模式図を示している。
図1Aから図1Eは、ベース部20とワーキングヘッド21の間にあるピボット機構10を毛髪切り器具へと組み込むためのいくつかの実施例を示している。毛髪切り器具のベース部は、例えば髭剃りのハンドルであり得る。ワーキングヘッド21は、例えば髭剃りの刃カートリッジであり得る。ピボット機構は、ベース部20に接続された第一のピボット部と、ワーキングヘッド21に接続された第二のピボット部を有する。
ピボット機構10は、ベース部20に回転可能なように接続された、ローラー11を有する。ローラー表面は、円形であり得る。ローラー11は、ランニングサーフェス14を有するカウンターボディ13に関して移動可能である。カウンターボディは、ローラーの片側に配置される。望ましくは、ランニングサーフェスの表面は円形である。ランニングサーフェスは、一定の半径を有し得る。ランニングサーフェスの半径により、ローラー11の回転移動のための固定ピボットポイント19が決まる。図1Aでは、固定ピボットポイント19は、ワーキングヘッド21の底面の近くに位置している。図1Bから1Eでは、固定ピボットポイントは、ワーキングヘッド21のわずかに下に位置している
図1Aは、ホールドユニット15を示している。ホールドユニット15は、連結バーとして構成されている。連結バーは、固くても、弾力性があってもよい。ローラー11が回転移動している間、連結バーは、伸ばされている。連結バーは、第一の、そして、第二の接続ポイントを有する。第一の接続ポイントはローラーと接続され、一方、第二の接続ポイントはワーキングヘッドと接続される。固い連結バーの第二の接続ポイントは、回転移動での、ローラーのピボットポイントを定める。一方、カウンターボディ13のランニングサーフェス14は、弾力性のある連結バーの場合のピボットポイントを定める。
図1Bは、ピボット機構10の代替的な実施例を示している。示されたピボット機構10のホールドユニット150の構成が、図1Aのピボット機構と異なっている。図1Bにおいては、ホールドユニット150は、縦材である。ホールドユニット150は、第一の端156と第二の端157を有している。ホールドユニット150の両端は、カウンターボディ13のランニングサーフェス14に固定されている。ホールドユニットは、しなやかで、ローラー11に沿って伸ばされる。結果として、ローラー表面をランニングサーフェス14に接触させるような圧力がローラーに与えられる。ホールドユニット150は、弾性体材料から成り得る。ローラーのピボットポイント19はランニングサーフェスにより定まり、ワーキングヘッド21の底面のわずかに下に位置している。
図1Cは、毛髪切り器具1に係るピボット機構10のホールドユニット150の望ましい実施例についての模式図である。図1Dは、分解組立図によって、構成を更に説明したものである。ホールドユニット150は、一つのワイヤーを有している。ワイヤーは、カウンターボディ13のランニングサーフェス14に沿って、伸びている。ワイヤーは、ランニングサーフェスの両端で固定されている。ローラー11は、ワイヤーの両端の中間において移動できる。ワイヤーには、ローラー表面12のまわりに巻きつけられた、中間パーティション(intermediate partition)がある。ローラー11が移動すると、一方の側では中間パーティションは、ローラー表面12に沿って巻かれ、反対側では中間パーティションは解かれる。輸送中にローラーが移動するのを防止するため、中間パーティションは、固定ポイント159を有している。ワイヤーは、固定ポイントにおいて、ローラー11と接続されている。これらのおかげで、両方の回転方向において、ローラーのすべり運動は防がれている。
図1Eは,ピボット機構10のホールドユニット150の、更なる、実施例を示している。図1Dと比較すると、図1Eにおけるホールドユニット150は、二つの接続コンポーネント151,152に細分される。ワイヤーは、両方とも、その一端において、ランニングサーフェスに固定されている。第一のワイヤーは、ローラーの初期位置においてランニングサーフェスに接続されており、一方、第二のワイヤーは、ローラーの最終位置においてランニングサーフェスに接続されている。もう一方の端において、両方のワイヤーは、ローラー表面12に接続されている。ローラー表面はある幅を有しており、ローラー表面の第一の側には、第一のワイヤーが接続され、反対側のローラー表面の第二の側には、第二のワイヤーが接続されている。
図2Aは、本発明に従って、ピボット機構10の更なる実施例の模式図を示している。ピボット機構は、ローラー表面12を含むローラー11と、ランニングサーフェス14を含むカウンターボディ13とを、有している。両表面は、一定長の半径R1、R2を有し、それにより固定仮想ピボットポイント19が生じる。
図2Bは、図2Aに示したピボット機構を分解組立図で示している。接続コンポーネントとしてのワイヤー151,152とスプリングリーフ153から成る、弾性のあるホールドユニットが提供される。ワイヤー151,152とスプリングリーフ153は、一方の端158,159においてローラー11と接続している。ワイヤー151,152は、平行に配置され、もう一方の端において、ランニングサーフェス14の一端に固定されている。ワイヤーは、ローラーをランニングサーフェスに沿ってガイドし、ワイヤー固定位置からランニングサーフェスに向かう方向でのすべりを防止している。スプリングリーフ153は、ランニングサーフェス14の反対側の端に接続されている。スプリングリーフ153は、細長く、一定の断面形状をしている。スプリングリーフ153は、一方向におけるローラーのすべりを防止する、一方、ワイヤーは、反対方向におけるローラーのすべりを防止する。スプリングリーフ153は、初期位置から、ランニングサーフェスに沿って、ローラー表面まで延びている。毛髪切り器具の使用中、ワーキングヘッドに働いている力が減少したときに、スプリングリーフ153は、ローラーを初期位置に返す。
図3Aは、本発明に従った、毛髪切り器具の斜視図である。毛髪切り器具は、ベース部20とワーキングヘッド21とを有している。ベース部は、器具を手で保持するためのグリップを含んだハンドルと、遠心端にフォーク201を有している。ワーキングヘッド21は、刃カートリッジを有している。数枚の刃211が、刃ハウジング212に取り込まれている。ワーキングヘッド21は、第一の、第二の、そして、第三のピボット機構101,102,103により、ベース部20に接続されている。ピボット機構は、図2Aおよび図2Bに示すような構成をしている。ワーキングヘッド21には、ベース部20に対しての初期位置がある。使用中に、ワーキングヘッド21は、摩擦力を受け、ワーキングヘッドが、ベース部に関して動いてしまうかもしれない。三つのピボット機構は、ワーキングヘッド21の適切な移動を得るために提供される。特に、ワーキングヘッドの底面近くに位置する仮想軸19のまわりに、回転運動をなし得る。ワーキングヘッド21の運動は、ピボット機構101,102,103によって定まる。
図3Bに、更に示されるように、第一と第二のピボット機構101,102は、お互いに一直線上に配置されている。ローラーと、第一と第二のピボット機構101,102のカウンターボディも一直線に整列して配置されている。第三のピボット機構103は、第三のカウンターボディを有し、第一と第二のカウンターボディと、また、一直線上に配置されている。全てのランニングサーフェスは、一定の半径R1を有している。固定仮想ピボット軸は、一直線上に配置されたランニングサーフェスのセンターラインにより定まる。第一と第二のピボット機構101,102は、一緒に、ベース部に関するワーキングヘッドについて、二次元の自由度を残している。第一の自由度は、仮想ピボット軸により定まり、第二の自由度は、第一と第二のピボット機構101,102の一直線上に配置されたローラーを通るセンターラインにより定まる。第三のピボット機構の第三のローラーは、第二の自由度を無効にしてしまう。図に示すように、ピボット機構103の第三のローラーは、第一と第二のピボット機構101,102の第一と第二のローラーに関してずらされている(staggered)。結果として、第一と第二のローラーのセンターラインのまわりのワーキングヘッドの純粋な回転は、取り除かれ、ワーキングヘッド21の純粋な回転運動のみが残る。
図4は、電気髭剃り器の実施例を示している。髭剃り器は、カッターハウジングの中で動作するカッターを包含した、ワーキングヘッド21を有している。更には、ワーキングヘッドは、剃った髭を収集するリーザーバーを有している。髭剃り器は、髭剃り器を動作させるためのインターフェイスを含むベース部20と、グリップとを有している。ワーキングヘッドは、肌の輪郭をフォローする特性(skin contour following properties)を改善するために、回転自在にベース部に接続されている。4つのピボット機構101,102,103(4番目は図示なし)が、刃ハウジングをベース部に接続するために、提供されている。ピボット機構は、図2Aおよび図2Bに示されたピボット機構と同様に構成されている。ピボット機構は、2つのペアの一直線上に配置された機構で構成されており、一次元の自由度を構成している。ピボット機構は、容量の大きいワーキングヘッドを支えるために、断面において、ワーキングヘッドの4つの角に空間的に配置されている。結果として、固いワーキングヘッドサスペンションを持った髭剃り器が提供され得る。有利なことに、サスペンションは、摩擦とヒステリシスに対して影響を受けにくくなる。
図5は、電気髭剃り器の別の実施例を示している。髭剃り器は、隣り合って配置された3つのカッターハウジングの中で動作するカッターを包含している、ワーキングヘッド21を有している。それぞれのカッターハウジングは、2つの仮想ピボット軸191,192に対して回転自在である。両方の仮想ピボット軸は、カッターハウジングの外面に位置しており、肌のレベルに対応している。第一の仮想ピボット軸は、図4に示すようにピボット機構のアセンブリにより達成され得る。一方、第二の仮想ピボット軸は、第一のアセンブリの上に第二のアセンブリを積み上げることで構成され得る。2つの積み重なったアセンブリは、ボールジョイントのように動作する、望ましい2つの仮想ピボット軸を提供し得る。ピボット機構のアセンブリは、コモンプレーン(common plane)内において仮想ピボット軸を得るために適切なランニングサーフェスを有することができる。
このように、本発明に従って、ベース部に対するワーキングヘッドの改良サスペンションを含んだ毛髪切り器具が提供される。特に、肌の輪郭をフォローする特性を改善した、より心地よい毛髪切り器具が提供される。
ここで使用される用語“a”または“an”は、一つ、または、一つ以上、として定義される。ここで使用される用語“plurality”は、二つ、または、二つ以上、として定義される。ここで使用される用語“another”は、少なくとも第二の、または、それ以上、として定義される。ここで使用される用語“including”そして/または”having”は、コンプライジング(comprising)として定義される(すなわち、オープンな言葉であり、他のエレメントやステップを排除しない)。特許請求の範囲におけるいかなる参照符号も、特許請求の範囲または本発明の範囲を制限するものとして構成されるものではない。特定の手段が異なる独立の特許請求の範囲において相互に説明されているという事実があるだけでは、これらの手段の組み合せが有利な効果となり得ないということを、意味するものではない。
本発明は、詳細な実施例に関して示され、記述されてきたが、本発明の範囲からはずれずに、種々の変更が行われ、構成要素が均等物と置き換わり得ることが、当業者によって理解されよう。加えて、本発明の本質的な範囲からはずれずに、特定の事態や材料を本発明の教えに適合させるように変更を行うことができる。例えば、示されたホールドユニットのリーフスプリングは、長手方向に減少していく断面積を有することができる。別の変更として、ランニングサーフェスは、一定でない半径を有し得る。ピボット機構を持った毛髪切り器具の一実施例においては、中央に配置された共通のばねが、ばね力が課されたアセンブリを得るために、提供され得る。共通ばねは、ピボット機構に対して外側に配置され得る。ばね付きで提供される一つのピボット機構は、毛髪切り器具の別のピボット機構においてもまた、ばね仕掛けを達成するのに十分であろう。
結果として、それぞれのピボット機構にそれぞればねを提供することは、必要ではないかもしれない。それゆえ、本発明は、上述の詳細な説明において開示された特定の実施例に限定されないこと、そして、本発明は、添付の特許請求の範囲の内側に入る全ての実施例を包含すること、が意図されている。

Claims (15)

  1. 毛髪切り器具であって:
    ユーザーが掴むように構成されたグリップを有するベース部と;
    少なくとも一つのカッターを保持するように構成されたワーキングヘッドと;
    前記ベース部を回転自在に前記ワーキングヘッドに接続し、外方仮想ピボット軸を提供するように構成されたピボット機構であり、該ピボット機構は:
    外方コンタクトサーフェスを持ったコンタクトボディであり、前記ベース部に接続されたコンタクトボディと;
    外方ランニングサーフェスを持ったカウンターボディであり、前記ワーキングヘッドに接続されたカウンターボディと;
    初期位置から一のストロークに亘り、前記カウンターボディの前記ランニングサーフェスに沿って前記コンタクトボディをガイドするホールドユニットであり、該ホールドユニットは、前記コンタクトボディを前記ランニングサーフェスに沿って初期位置に戻すためにばね仕掛けであり、前記ホールドユニットは、前記ランニングサーフェスに沿って、少なくとも部分的に、接線方向に延びる、少なくとも一つの細長い接続コンポーネントを有するホールドユニットと、
    を有するピボット機構と;
    を有する、
    ことを特徴とする毛髪切り器具。
  2. 前記コンタクトボディは、コンタクトサーフェスとして、円周状のローラーサーフェスを有する、ローラーである、
    請求項1に記載の毛髪切り器具。
  3. 前記コンタクトボディは、一定の半径(R2)の円柱状のコンタクトサーフェスを有し、かつ、前記カウンターボディは、一定の半径(R1)の凸面のランニングサーフェスを有する、
    請求項1または請求項2に記載の毛髪切り器具。
  4. 前記カウンターボディの前記ランニングサーフェスは、少なくとも二つの異なったランニングサーフェスセクションを有する、
    請求項1乃至3のいずれかの請求項に記載の毛髪切り器具。
  5. 前記ランニングサーフェスと、前記コンタクトサーフェスの、少なくとも一つは、長手方向に伸びる溝を有する、
    請求項1乃至4のいずれかの請求項に記載の毛髪切り器具。
  6. 前記ホールドユニットは、第一および第二の端を持った細長い形状であり、該第一の端は、前記ランニングサーフェス上の第一の位置に接続され、該第二の端は、前記ランニングサーフェス上の第二の位置に接続される、
    請求項1乃至5のいずれかの請求項に記載の毛髪切り器具。
  7. 前記接続コンポーネントは、少なくとも部分的に、前記ローラーの前記ローラーサーフェス上に、巻かれている、
    請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の毛髪切り器具。
  8. 前記ホールドユニットは、中間パーティションにおいて固定ポイントを有し、前記固定ポイントにおいて、前記コンタクトボディに固定されている、
    請求項1乃至請求項7のいずれかの請求項に記載の毛髪切り器具。
  9. 前記ホールドユニットは、第一および第二の接続コンポーネントを有し、前記接続コンポーネントは、一対のワイヤーである、
    請求項1乃至請求項8のいずれかの請求項に記載の毛髪切り器具。
  10. 前記ホールドユニットと、前記コンタクトボディは、一体型に形成されている、
    請求項1乃至請求項9のいずれかの請求項に記載の毛髪切り器具。
  11. 前記接続コンポーネントの一つは、前記コンタクトボディを、初期位置に戻すように、弾力性を有する、
    請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の毛髪切り器具。
  12. 前記ホールドユニットは、前記コンタクトボディを、初期位置に戻すように、スプリングリーフを有する、
    請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の毛髪切り器具。
  13. 前記スプリングリーフは、長手方法において、断面積が減少していく、
    請求項12に記載の毛髪切り器具。
  14. 前記毛髪切り器具は、少なくとも三つのピボット機構のアセンブリであり、該アセンブリは:
    第一のコンタクトボディと第一のカウンターボディを持った第一のピボット機構と;
    第二のコンタクトボディと第二のカウンターボディを持った第二のピボット機構であり、該第一及び該第二のコンタクトボディは相互に一直線上に配置されている第二のピボット機構と;
    第三のコンタクトボディと第三のカウンターボディを持った第三のピボット機構であり、該第三のコンタクトボディは、該第一及び該第二のコンタクトボディに対してずらして配置されており、該第一、該第二及び該第三のカウンターボディは、前記ワーキングヘッドに接続され、かつ、前記仮想ピボット軸を定めるように、相互に一直線上に配置されている第三のピボット機構と;
    を有する、
    請求項1乃至請求項13のいずれかの請求項に記載の毛髪切り器具。
  15. 積層された一対のピボット機構のアセンブリを有し、それぞれのアセンブリは一つの仮想ピボット軸を定め、両方の仮想ピボット軸は、ボールジョイントを定めるように、実質的に垂直に配置されている、
    請求項14に記載の毛髪切り器具。
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