JP2013510465A - 無線ネットワークにおける測位設定を定義する方法、装置及びシステム - Google Patents

無線ネットワークにおける測位設定を定義する方法、装置及びシステム Download PDF

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Abstract

GPS及びA−GPSに基づく測位法は、位置情報サービスを提供できるようにするためにUEの位置を判定するために使用可能である。しかし、UEがそのような受信機を有さないか又は無線ネットワークが支援を提供できない場合、それらの方法を適用できない。代替の方法は、ネットワークのセルにより送信される測位基準信号を使用するOTDOA測定を使用することである。異なる測位機会に測位基準信号を送信するセルのセットを最適化しかつミュートパターンを適切に設定することにより、干渉を最小限にでき、UEの位置を容易に判定できる。

Description

本発明は、無線通信ネットワークにおける干渉管理に関わる方法、装置及びシステムに関し、特に、測位、位置及び位置情報サービスのために複数のセルからの信号測定値を利用する無線ネットワークアーキテクチャに関する。
無線ネットワークにおいてユーザの地理的位置を特定できることにより、多様な商業的及び非商業的サービスが可能になった。これらのサービスは、ナビゲーション支援、ソーシャルネットワーキング、位置認識広告、緊急呼出し等を含む。サービスが異なれば、アプリケーションによって求められる測位精度要件も異なる。また、例えば米国のFCC E911サービスである基本的な緊急サービスのための測位精度に関する規制要件が存在する場合がある。
多くの環境において、位置はGPS(全地球測位システム)に基づく測位法を使用することで正確に推定可能である。今日、いくつかのネットワークは、A−GPS(アシスト型GPS測位:Assisted-GPS positioning)のように、端末の受信機の感度及びGPSの起動性能を向上するためにUE(ユーザ機器)等の無線端末を更に支援することができる。しかし、GPS又はA−GPS受信機は、必ずしも全ての無線端末において利用可能なわけではない。更に、全ての無線ネットワークがGPSに基づく測位を提供又は支援する可能性を必ずしも有するわけではない。更に、GPSに基づく測位は、都市部及び/又は屋内の環境において性能が十分であるとはいえない場合が多い。
従来、例えばGSM(登録商標)、UMTS及びCDMA2000において、到着時間差測定(TDOA)に基づく測位法が広く使用されてきた。図1a及び図1bは、ダウンリンク観測到着時間差(OTDOA)測位法の原理の概要を示す。図1aにおける各双曲線は、2つの基地局に対して同一レベルの基準信号時間差(RSTD)を有する領域を示す。UEは、複数の基地局のタイミング差を測定する。UEの2つの座標及び受信機のクロックバイアスを求めるには、幾何学的配置が良好である地理的に分散された基地局からの少なくとも3つの測定値が必要とされる。従って、UEの位置を求めるには、基地局の位置及びタイミングの正確な知識が必要とされる。OTDOAを使用する場合、到着時間(TOA)を測定する場合と異なり、基地局とUEとの間の同期は必要条件ではない。
LTEにおいて、測位を可能としかつ十分な数の別個の位置に対する適切な品質の位置測定を容易にするために、新規の測位専用物理信号、すなわち測位基準信号(PRS:positioning reference signals)が導入され、特定の測位サブフレームが3GPPにおいて合意されている。
PRSは、事前定義済みのパターンに従って1つのアンテナポート(R6)から送信される。図2は、1つ又は2つの物理ブロードキャストチャネル(PBCH)アンテナが使用中である場合のPRSパターンを示す。図中、R6と印を付けられた四角形は、通常のサイクリック・プレフィックス(Cyclic Prefix)を有する1msのサブフレームである14個のOFDM記号にわたる12個のサブキャリアのブロック内のPRSリソース要素(RE)を示す。事前定義済みのPRSパターンに周波数偏移のセットを適用して隣接セルにおいて使用できる直交パターンのセットを取得し、PRSにおける干渉を低減することにより位置測定を向上することができる。セットこれにより、6回の有効周波数再利用をモデル化できる。垂直偏移シフトνshiftとして見ることもできる周波数偏移は、以下に示すようにセルの物理セルID(PCI)の関数として定義可能である〔3GPP TS 36.211〕。
νshift=mod(PCI,6)
また、PRSは、ミュートの一形態であるゼロパワで送信されてもよい。なお、PRSのパワは、ミュートの場合を含めて、測位機会全体にわたり一定であると仮定可能である〔3GPP TS 36.213〕。従って、パワが0の場合、パワは同一の測位機会の全てのサブフレームにおいて0である。
PRSの「可聴性(hearability)」を向上するために、すなわち、より多くの位置からの適正な品質のPRSの検出を可能にするために、測位サブフレームは低干渉サブフレームとして設計されている。換言すると、一般に、測位サブフレームにおいてデータ送信は許可されない。その結果、同期ネットワークにおいて、セルのPRSは同一のPRSパターン指標、すなわち同一のシフトνshiftを有する他のセルからのPRSによってのみ干渉され、データ送信により干渉されない。
非同期ネットワークにおいて、セルの測位サブフレームが別のセルの通常のサブフレームと衝突する場合、PRSはデータ送信により依然として干渉されることがある。部分アライメント、すなわち、何らかの時間基準に対してサブフレームの1/2以内に複数のセルにおける測位サブフレームの始端を位置合わせすることにより、影響を最小限にできる。
UEがセルのPRSを検出できない場合、UEは共通基準信号(CRS:Common Reference Signals)を検出してCRS信号に基づくRSTD測定を実行しようとする。PRS信号に基づく測定とCRS信号に基づく測定とを組み合わせることは基本的には可能である。しかし、PRSを検出できない場合に同一セルの他の信号をサーチすることにより、セル検出時間が増加し、位置測定が劣化する場合もある。CRS信号は一般に、CRS信号の有効周波数再利用が少ないため、PRSより可聴性が劣る。通常通り2つの送信アンテナがCRS信号に対して使用される場合、CRS信号は通常は3回の有効周波数再利用を有する。
PRSは、長さNPRSの複数の連続するサブフレームによりグループ化される所定の測位サブフレームにおいて送信される。これらの所定の連続するNPRSの複数の連続するサブフレームを測位機会(positioning occasion)と呼ぶ〔3GPP TS 36.133〕。測位機会は、2つの測位機会の間の時間間隔であるNサブフレームの特定の周期で周期的に発生する。これを図3に示す。図中、2つの測位機会それぞれの最初のサブフレームはNサブフレーム離間する。LTEにおいて、現在合意されているNの期間は、160ms、320ms、640ms及び1280msであり、NPRSは1、2、4及び6のいずれか1つであってもよい。なお、NPRSはセル毎に異なってもよい。
OTDOA測位の場合、複数の別個の位置からのPRSを測定する必要がある。そのため、UE受信機は、サービングセルから受信されるPRSよりはるかに弱いPRSを処理する必要がある場合がある。また、被測定信号の予想到着時間及び正確なPRSパターンに関するおおよその知識がない場合、UEは大きいウィンドウ内で信号サーチを実行する必要があり、これは測定の時間及び精度に影響を及ぼし、UEの演算量を増大させる。
上述のように、PRSはゼロパワで送信されてもよい。これは、PRS送信帯域全体にわたる同一サブフレーム内の全てのPRSリソース要素に当てはまる必要がある。現在、PRSがミュートされる方法は3GPPにおいて規定されていない。また、セルからのPRS送信が特定のサブフレームにおいてミュートされるか否かをUEに通知するために利用できる信号伝送が存在しない。しかし、いくつかの解決策が言及又は議論されてきた。
提案されてきた1つの解決策は、セルによるランダムミュート(random muting by cells)である。この場合、例えばLTEにおけるeNodeBである各基地局は、PRS送信機会が把握されるか否かを決定し、何らかの確率を用いてミュートを決定する。この実現例において、eNodeB間の調整は行われず、確率はeNodeB毎又はセル毎に静的に設定される。この解決策の利点は、決定が各セルによりローカルに行われ、eNodeB間の信号伝送が不要であることである。
ランダムミュートの解決策には欠点がある。実際のネットワークは、異なるセル有効範囲領域及びユーザ密度を有しかつ場合によっては異なる種類の基地局を有するため異なる種類のネットワークである。これらは全て、最適なミュート確率を設定することが冗長なタスクであることを示す。また、UEは、測定する対象のセルがミュートされるか否かに関する情報を有さないため、RSTD測定が更に複雑になり、UEの複雑さを増大させる。また、そのような確率の最適な設定は、例えば1日及び1週間にわたりセル毎に変動する場合がある。これらの要因のため、静的な設定は非現実的である。
提案された別の解決策は、ミュートパターンの限られたセットを設計し、PCIにミュートパターンIDをマッピングすることである。R1−093793、「Muting for LTE Rel−9 OTDOA Positioning」、3GPP TSG−RAN WG1 meeting #58bis、2009年10月;R1−092628、「On serving cell muting for OTDOA measurements」、3GPP TSG−RAN WG1 meeting #57、2009年6月。限られたミュートパターンの解決策の利点は、ミュートパターンのテーブル及び支援情報において受信されたPCIを与えることにより、UEにミュート情報を明示的に信号伝送することなく、PRSが関心セルから送信されるタイミングをUEが判定できることである。
しかし、この解決策もいくつかの欠点を有する。その1つは、ミュートパターンをUEにおいてハードコード化するか又はネットワークから受信する必要があることである。前者は本解決策が全てのUEに対して適切ではないことを示し、後者は新たな信号伝送を必要する。別の欠点は、PCIにミュートパターンをマッピングすることが、多層構造を更に有する場合のある異なる種類の実際のネットワークにおける最適なミュート設定につながらない可能性が高いことである。すなわち、ミュート設定が固定されるため、PCI計画が特に測位のためにネットワーク全体に対して再設計されない限り、ミュート設定を再度最適化することができず、これはオペレータの観点から最も望ましくない行為の1つである可能性が高い。
既存の解決策は、少なくとも以下の問題を有する。
1.いくつかの例において、PRSの可聴性が低い。
2.PRS送信パターンとPCIとの間のマッピングが固定的に定義される。
3.PRSに対する干渉調整の規定された方法が存在しない。
4.合意された支援情報に従う測位設定は融通性を有さない。
5.3GPPにおいて現在までに指定されている測位に関する解決策は、分散アンテナシステム及びLTE−A(LTE Advanced)の配置例を考慮していない。
既存の解決策の認識されている各問題を以下で更に詳細に説明する。
問題1:3GPPにおいて合意されているPRSパターンは、6回の周波数再利用をモデル化するために設計されている。すなわち、干渉は、均一に計画されたネットワークにおいて平均で6セル毎に発生する。しかし、これは、階層的及び/又は密なネットワーク配置において、あるいはセルの形状が不規則でありかつセルの大きさが不均一である通常の実際のネットワークにおいてすら、不十分である場合がある。
問題2:上述のように、PRSパターンはPCIの固定的に定義された関数であると合意されている。そのため、同一の送信セルのセットに対して、干渉が同様に設定され、固定UEに対する干渉の平均レベルは変化しない。これは、同一のUEが同一の悪い干渉状態を常に経験する場合があることを意味する。更に、セルID計画は、測位以外の多くの点を考慮するため、6未満の再利用係数に対して行われる可能性が非常に高い。典型的な例であると予想される2つのアンテナから送信される場合にCRS送信パターンが3回の有効再利用を有するのに対し、PRSパターンは6回の有効再利用を可能にするように設計される。
問題3:自律的ミュートの可能性が、3GPP RAN1において合意されている。しかし、これはそれ以上議論されておらず、解決策は合意されていない。そのため、PRS送信が特定のセルにおいて特定のサブフレームでミュートされることをUEに通知するために利用できる信号伝送が存在しない。このことは、測位性能に悪影響を及ぼす可能性が高い。
問題4:合意済みの測位設定は、PRSの周期及び所定のセルに対する測位サブフレームのオフセットを定義する。既存の解決策において、測定された全てのセルはサービングセルとして同一の測位設定指標IPRSを有すると仮定される。PRSのミュートを行わない場合、問題2のため、同期ネットワークにおいてPRS送信が同一セル内で常に衝突する結果となる。
問題5:分散アンテナシステムを配置することは、ビットレートの高速化及びパケット遅延の低減を可能にするデータ通信を向上させるための魅力的な解決策である。しかし、測位の観点からは、同一のPCIに関連付けられたアンテナを使用して別個の位置からPRSを同時に送信することに利益はない。その結果、UEは、信号が異なる位置から送信されたのか、あるいは同一の位置から送信されてマルチパスを介して到着しただけなのかを区別できない。更に、その場合、UEの位置は送信機の位置がPCIに関連付けられた位置であると仮定して計算されるため、測位精度が大幅に低下する。
同様の問題は、復号化及び再送信を行えるがUEにより単独のセルとして見られないタイプ
IIの中継器の場合に生じる。原則的に、UEはそのような装置からもPRSを受信できるが、信号が基地局ではなく装置により送信されることを識別する機能を必要とするため、UEの複雑さが更に増大する。
密なネットワークにおいて、PRSは、例えばCRS信号より遠くの基地局から聞くことができると仮定される。更に、504個の一意のPCIのみを使用する場合、同一のPCIを有する2つ以上のセルからのPRSがある領域において受信可能である場合がある。これはCRSの場合より頻繁に生じることがあり、いくつかの例においては問題であると予想される。例えば、十分な容量を保証するために基地局が密に配置されたネットワークにおいて、PRSの可聴性が優れているため、PRSが検出されると予想される広範囲においてCRSは単に検出不可能である。そのため、問題はCRSよりPRSの場合に重大である。従って、同一のPCIを有する2つのセルを聞く確率はPRSの場合より高い。
いくつかの無線ネットワークにおいて、ビーコン装置又はPRSを送信する何らかの種類の単純な装置が配置されてもよい。それにより、PRSに対する干渉は増加する場合があるが、そのような装置は例えばPRSのみである信号の限られたセットを送信してもよいため、全体として干渉をそれ程発生させない。しかし、ビーコン装置からの干渉は、信号送信機会の適切な調整及び設定により低減されてもよい。装置が基地局のPCIを再利用している場合、UEは装置と基地局とを少なくとも区別できる必要のある場合がある。更に、一般にそのような装置はデータを送信しないため、低干渉サブフレームの概念はそれらの種類の装置にあまり関係ない。
本発明の限定しない1つの態様は、無線ネットワークの一部又は全てのセルが測位機会中に測位基準信号(PRS)を無線送信できるネットワークにおける測位設定を定義する方法に関する。PRSは、観測到着時間差(OTDOA)法によりユーザ機器の位置を判定するために使用可能である。セルにおいて、各測位機会は、N>NPRSかつN及びNPRSの双方を1以上の整数として、測位機会がNサブフレーム毎に繰り返すように、Nサブフレームの所定の周期を有する所定の数NPRS個の連続するサブフレームから構成される。方法において、無線ネットワークの1つ以上のセルのミュートパターンは第1のネットワークノードにより判定される。セルのミュートパターンは、セルがPRSを送信する複数の測位機会及びセルがPRSの送信をミュートする複数の測位機会を示し、ミュートされる測位機会の数は0より大きい。方法において、支援情報は、サービングセルによりサービスを提供されているユーザ機器に第2のネットワークノードから提供される。支援情報は、第1のネットワークノードにより判定された少なくとも1つのセルのミュートパターンを含む。
本発明の限定しない1つの態様は、無線ネットワークの一部又は全てのセルが測位機会中に測位基準信号(PRS)を無線送信できるネットワークにおける測位設定を定義するためのネットワークノードに関する。ネットワークノードは、無線ネットワークの1つ以上のセルのミュートパターンを判定するように構成されたミュートパターン判定ユニットを含む。ネットワークノードは、別のネットワークノード及び/又はUEに少なくとも1つのセルのミュートパターンを通信するように構成された通信ユニットを更に含む。
本発明の限定しない1つの態様は、無線ネットワークのセルから無線送信された測位基準信号(PRS)に基づいてユーザ機器の位置を判定する方法に関する。ユーザ機器は、複数のセルのミュートパターンに基づいて、複数のネットワークノードからのPRS送信の観測到着時間差(OTDOA)を判定する。複数のセルのミュートパターンは、ネットワークによりユーザ機器に提供される。
本発明の限定しない1つの態様は、無線ネットワークのセルから無線送信された測位基準信号(PRS)に基づいて、自身の位置が判定されるように測定値を作成するように構成されたユーザ機器に関する。ユーザ機器は、複数のセルに対応する複数のネットワークノードから送信されたPRSを受信するように構成された通信ユニットを含む。ユーザ機器は、ネットワークによりUEに提供された複数のセルのミュートパターンに基づいて、複数のネットワークノードからのPRS送信のOTDOAを判定するように構成されたOTDOA判定ユニットを更に含む。
本発明の上記の目的、特徴及び利点、並びに他の目的、特徴及び利点は、添付の図面に示される好適な実施形態の以下の更に詳細な説明から明らかになるだろう。図中、図中符号は同一の部分を示す。図面は必ずしも縮尺通りではない。
ダウンリンクOTDOA測位法の原理の概要を示す図。 1つ又は2つのアンテナがPBCHに対して使用されかつ通常のサイクリック・プレフィックスが仮定される場合の標準化されたPRSパターンを示す図。 Nサブフレームの周期を有するPRS送信測位機会を定義するNPRS個の連続するサブフレームのグループ化を示す図。 ミュートパターンの例を示す図。 セルのグループ化に対する最大カット問題/解の一例を示す図。 無線ネットワーク構成の一例を示す図。 ネットワークノードの構成の一例を示す図。 無線ネットワークの測位設定を定義する方法の一例を示す図。 ミュートパターンを判定するためのセルグループを最適化する処理の一例を示すフローチャート。 セルのグループ化における最大カット問題を解く処理の一例を示すフローチャート。 ユーザ機器の構成の一例を示す図。 自身の位置を判定する際にユーザ機器により実行される方法の一例を示す図。
限定するためではなく説明する目的で、特定のアーキテクチャ、インタフェース及び技術等の特定の詳細を記載する。しかし、本明細書中で説明される技術がそれらの特定の詳細から逸脱する他の実施形態において実現されてもよいことは当業者には明らかだろう。すなわち、本明細書中で明示的に説明又は示されないが、説明される技術の原理を実現する種々の構成を当業者は考案できるだろう。
いくつかの例において、不必要に詳細な記載により説明を不明瞭にしないために、周知の装置、回路及び方法についてはその詳細な説明を省略する。原理、態様、実施形態及び例を示す本明細書中の全ての記述は、構造的な均等物及び機能的な均等物の双方を含むことを意図する。更に、そのような均等物が現在公知である均等物及び将来開発される均等物、すなわち、構造に関係なく同一の機能を実行する開発される何らかの要素の双方を含むことを意図する。
従って、例えば本明細書中のブロック図は、技術の原理を実現する例示的な回路網の概念図を表すものであることが理解されるだろう。同様に、全てのフローチャート、状態遷移図及び疑似コード等は、コンピュータ可読媒体において実質的に表されかつコンピュータ又はプロセッサが明示的に示されるか否かに関わらずそのようなコンピュータ又はプロセッサにより実行されうる種々の処理を表すことが理解されるだろう。
「プロセッサ」又は「制御装置」として示されるか又は説明される機能ブロックを含む種々の要素の機能は、専用ハードウェア及び関連するソフトウェアを実行できるハードウェアの利用を介して提供されうる。プロセッサにより提供される場合、機能は単一の専用プロセッサ、単一の共有プロセッサ、あるいは一部が共有又は分散されてもよい複数の個別のプロセッサにより提供されてもよい。更に、「プロセッサ」又は「制御装置」という用語の明確な使用は、ソフトウェアを実行できるハードウェアのみを示すものとして解釈されるべきではなく、それらは、デジタル信号プロセッサ(「DSP」と省略される)ハードウェア、ソフトウェア記憶用の読み出し専用メモリ(「ROM」と省略される)、ランダムアクセスメモリ(RAMと省略される)及び不揮発性記憶装置を含んでもよいが、それらに限定されない。
本明細書において、用語「セル」又は「基地局」は状況に応じて交換可能に使用される。なお、「セル」は「基地局」と等価ではない。セルは無線有効範囲領域を示し、基地局は対応するセルに無線有効範囲を提供する無線通信機器を示す。
無線通信機器の例は、3GPPにおけるeNodeB、WiFi(「WLAN」とも呼ばれる)におけるアクセスポイント及びWiMAXにおける基地局を含む。単一の機器は、通常は、各セルに対する1つのアンテナ又は調整されたアンテナのセット等の複数のアンテナを個別に操作することにより、複数のセルをサポートするか又はそれらにサービスを提供できる。セルは重なり合ってもよい。しかし、各セルは個別に識別可能であると仮定され、例えば各セルはグローバルセルIDを有してもよい。
また、本明細書において、説明のための例として3GPPが主に使用される。しかし、本開示の範囲は3GPP無線ネットワークシステムのセットに限定されない。本開示の範囲は、無線ネットワークシステムの多くのドメインを含むことができる。
本明細書の背景技術の欄において、全てのUEがGPS又はA−GPS受信機を備えるわけではなくかつ全ての無線ネットワークがGPSに基づく測位を提供又は支援するわけではないため、GPSに基づく測位に代わるものが望まれると述べた。UEがGPS又はA−GPS受信機を備えかつ無線ネットワークがそのような支援を提供できる場合であっても、屋内及び/又は都市部の環境における性能は不十分である場合がある。いくつかの解決策が提案されているが、既存の解決策は多くの欠点を有する。
既存の解決策に関連する一部又は全ての問題及び困難を解決するために、限定しない1つの態様において、PRS送信は異なるセルにおいて異なる時間間隔で可能とされ、間隔は同一セル内の低干渉の測位サブフレームに使用される間隔と異なるように設定され、少なくとも大きくなるように設定されるのが好ましい。
限定しない1つの態様において、PRS送信間隔は、基地局との間の通信を含む分散された方法で、LTEにおけるeNodeB等の基地局においてローカルに決定可能である。すなわち、セルのミュートパターンは、セルに対応する基地局により判定可能である。基地局は、測位ノードを含む他のネットワークノード及び/又は他のセルに対応する他の基地局にセルのミュートパターンを通信できる。
限定しない別の態様において、セルのミュートパターンは、セルに対応しないネットワークノードにより判定されてもよい。すなわち、セルのミュートパターンはセルに対応する基地局により判定される必要はない。ネットワークノードは他の基地局又は測位ノードであってもよい。ネットワークノードは、他のネットワークノードにセルのミュートパターンを通信できる。測位ノードの一例は、LTEにおけるE−SMLC又はSLPである。
当然、いくつかの基地局がそれらの対応するセルのミュートパターンをローカルに決定する一方で他のセルではセルに対応しないネットワークノードがミュートパターンを判定する組み合わせも可能である。
また、必要な情報がUEに通信されるような支援情報の形式の改良が提案される。ミュートパターンがE−SMLC又はSLP等の測位ノードにより決定される場合、情報は、3GPPにおける制御プレーン内のLTE測位プロトコル(LPP)を介して例えばUEである測位対象装置に通信されてもよい。ミュートパターンが基地局により判定される場合、情報はUEに直接通信されてもよく、あるいは、この場合も例えばLPPプロトコルを使用して測位ノードに通信されてもよい。何らかの他のプロトコル及び/又は自社開発のインタフェースが、例えば制御プレーン又はユーザプレーンのいずれかにおいてネットワークノードとUEとの間で情報を通信するために、提案された信号伝送及び支援形式を更に利用してもよいことも考えられる。
以下の本発明の限定しない態様は、共に実現されてもよく、あるいは個別に実現されてもよい。
・PRS送信及びミュートパターンの設計
・パターンの信号伝送及びマッピング
・セルによるPRS送信及びミュートパターンを割り当てるためのセルグループの設計
<PRS送信及びミュートパターン>
1つ以上の既存の解決策において、ミュートパターンはサブフレームレベルで適用されてきた。セルがM個のサブフレームのうちの1つにおいてPRSを送信する既存の解決策において、ミュートパターンの長さがMの場合、全てのeNodeBのうち1/MのeNodeBはサービングセルと同一のミュートパターンを割り当てられる。それらのセルからの信号がはるかに弱いため、UEはそれらのセルにより送信されたPRSを測定できない。既存の解決策において、Mは最大で6とすることができる。
しかし、本発明の発明者は、セルが測位機会の度にPRSを送信する必要がないことを認識した。測位機会になった場合、セルはPRSを送信することができ、あるいは送信を許可される場合でも送信をミュートすることができる。従って、2つのセルがサブフレームレベルで同一のミュートパターンを割り当てられる(かつそれらの双方が同一のPRSパターンIDを有する)場合であっても、それらが交互の測位機会において送信する場合、信号は干渉しない。換言すると、測位機会レベルのミュートパターンを考慮することにより、別のレベルのPRS直交性が導入される。この解決策は、160ms、320ms、640ms又は1280ms等の測位機会の所定の周期Nに関係なく適用可能である。
なお、PRSのパワレベルを0にすることはミュートの1つの形態であるが、ミュートは必ずしもこれを意味しない。パワレベルは、必ずしも0ではなく、他の信号との干渉を発生させる可能性の低い点まで低下されたものであればよい。
限定しない1つの態様において、セルのミュートパターンは、その測位パラメータに少なくとも部分的に基づいて判定される。測位パラメータは、スキップインジケータ、送信測位機会インジケータ、送信サブフレームインジケータ及び測位機会周期インジケータを含む。スキップインジケータは、セルの送信測位機会が定期的に繰り返すように各送信測位機会に後続する連続してミュートされる測位機会の数を示す。送信測位機会インジケータは、セルの送信測位機会である測位機会を示す。送信サブフレームインジケータは、PRSを送信するためにセルにより使用される送信測位機会内のサブフレームを示す。測位機会周期インジケータは所定の周期Nを示す。
なお、関連する情報が既知であるため、インジケータのいくつかは判定される必要のない場合がある。例えば、ネットワークの所定の周期Nは周知であるか又は仮定されてもよい。この場合、測位機会周期インジケータを判定する必要はない。
なお、インジケータのいくつかが判定される場合あっても、それらは支援情報の一部としてUEに提供される必要のない場合がある。例えば、無線ネットワークはUEのホームネットワークであってもよい。この場合、UEはいくつかの情報に関する知識を既に有していると予想できる。例えばUEは、ホームネットワークの所定の周期Nに関する情報を既に有する場合があり、これは測位機会周期インジケータがUEに送信される必要がないことを意味する。しかし、ネットワークのセルが訪問中のUEにサービスを提供している場合、セルは測位機会周期インジケータを提供してもよい。
限定しない一実施形態において、セルのミュートパターンは2つのパラメータ、すなわち、スキップインジケータであるステップ係数k及び送信測位機会インジケータであるシフトΔPRSPRSにより制御される。ステップ係数kは関係z=2を特定する。ここで、zは各送信測位機会に後続する連続してミュートされる測位機会の数を表す。これは、セルのPRS送信が2番目の測位機会の度に行われることを意味する。図4A〜図4Dを参照してこれを説明する。図中、各行はセルのPRS送信パターンを表す。セルの測位機会は網掛けされた矩形として表される。斜線で網掛けされた矩形はセルによりPRS送信に使用される測位機会を表し、十字で網掛けされた矩形はセルによりPRS送信に使用されない測位機会を表す。
k=0の場合、図4Aに示すように、セルは測位機会の度に送信する(2=1)。2つのセルが図示のように測位の度に送信する場合、衝突が生じる場合がある。k=1の場合、セルは1つおきの送信機会にPRSを送信できる(2=2)。図4Bに示すように、2つのセルは衝突せずにPRS信号を送信できる。ステップ係数kが増加するにつれて、より多くのセルが衝突せずにPRS信号を送信できる。例えばk=2の場合、図4Cに示すように、4つのセルが衝突せずに送信できる(2=4)。
なお、測位機会の周期はセルに対して同一である必要はない。少なくとも1つのセルの測位機会の周期が他のセルと異なってもよいことが十分考えられる。例えば図4Cにおいて、上の4つのパターンに対応する4つのセルのPRS送信の測位機会周期は同一である。例えば、機会はNサブフレーム毎に繰り返し、これらのセルに対してk=2である。しかし、図中の下の行は、ミュート期間を有さない(k=0)が異なるより長い測位周期を有するビーコン装置を表してもよい。長い周期を使用することは、そのようなノード(本例では、ビーコン装置)が短い周期を有する他のセルの送信と干渉しないことを保証できる場合に有用だろう。適切なスケジューリング挙動を保証するか、あるいは、ビーコン装置の場合と同様にノードが殆どの時間に無音の限られた信号のセットのみ(例えば、PRSのみ)を送信することを利用することにより、これを保証できる。
ステップ係数kは、いかなる非負の整数であってもよい。しかし実際は、kが4以上である可能性は低い。なお、測定時間全体がkに従って指標関数的に増加するため、大きいkの値は、測定時間全体が過度に長くなることを意味する場合がある。従って、大きいkの値は、位置測定にとって重要なセルには望ましくない。しかし、セルがある特定の時間における測位にとってあまり重要ではない場合(例えば、日中に十分に多くのピコセルが周辺に存在し、同一領域内のマクロセルからのPRS送信があまり重要ではない場合)、ステップ係数kは大きい値に設定されてもよい。
その場合、シフトΔPRSの実現可能な値のセットは{0、1、...、2k−1}であり、それにより、セルは以下の式により定義される測位機会にPRSを送信する。
r・2+ΔPRS (1)
ただし、rは非負の整数である。例えば図4Bにおいて、シフト(又は送信測位機会インジケータ)ΔPRSは、一方のセルに対して0であり、他方のセルに対して1である。図4Cにおいて、上の4つのセルの各々に対してΔPRS=0、1、2、3である。測位サブフレームの発生が既知である場合、組合せ(k,ΔPRS)で十分である。
測位サブフレームの発生は、周期N及び送信サブフレーム指標Δの組み合わせにより更に表されてもよい。その場合、PRSが送信されるサブフレームのインジケータは以下のように計算可能である。
N・(r・2+ΔPRS)+Δ (2)
限定しない一実施形態において、セルの測位パラメータは、送信サブフレームインジケータとして送信サブフレーム指標Δを含む。周期Nを特定するために必要なデータを減少するために、周期係数nが測位機会周期インジケータとして提供されてもよい。その場合、PRSが送信されるサブフレームの指標は以下のように計算可能である。
a・2・(r・2+ΔPRS)+Δ (3)
式(3)において、aは測位機会周期の測定単位であり、例えばフレーム内のサブフレームの数である。例えば周期がLTEにおける無線フレームで測定される場合、a=10である。その場合、a・2は、a=10かつn=4、5、6及び7である場合にそれぞれ160ms、320ms、630ms及び1280msである現在合意されている測位間隔をモデル化する。Nを特定するために必要とされるデータ量を更に減少するために周期指標xが提供されてもよく、その場合、n=4+xでありx=0、1、2、3である。
なお、いくつかの例において、図4Dに示すように、測位機会は連続する測位サブフレームの一部(例えば、半分)として見られてもよい。この例において、各測位機会はNPS個の連続する測位サブフレームから構成されると判定される。NPS個のサブフレームはNPRS個の連続するサブフレームの一部である。NPRSはNPSで割り切れるのが好ましい。すなわち、NPRS=b・NPSであり、式中、bは正の整数である。例えば図4Dは、b=2である例を示す。一般に、測位機会が連続する測位サブフレームの一部である場合、bは2以上の整数である。
<パターンの信号伝送及びマッピング>
上述のように、2つの対(n,Δ)及び(k,ΔPRS)により測位機会及びPRS送信機会をそれぞれ完全に特定できる。この情報は、例えば測位ノードからUEに通信することにより、UEに認識されるのが好ましい。そのような信号伝送により、UEの複雑さは軽減され、測位性能は最適化される。なお、最小の測位機会間隔が既知である場合、(n,Δ)の代わりに(x,Δ)が信号伝送されてもよい。何らかの更なる最適化がシフトパラメータΔに対して更に可能であってもよい。例えば、nの範囲が既知である場合にビット数を最小化できるのと同様に、Δの範囲が既知である場合、信号伝送されるビット数を最小化できる。
完全に非同期なネットワークにおいて、低干渉の測位サブフレームは不要である場合があり、従って、測位機会が既知とされる必要のある場合がある。その場合、PRS送信は測位機会の度に仮定されてもよい。これは、k=0かつΔPRS=0であり、すなわち(k,ΔPRS)を信号伝送する必要のない特別な例に対応する。その場合、支援情報は送信サブフレームインジケータ(例えば、Δ)及び測位機会周期インジケータ(例えば、n)のみを含めばよい。
同期ネットワークにおいて、UEにより測定される全てのセルに対して測位機会が衝突する場合、サービングセルの測位機会周期インジケータ及び送信サブフレームインジケータ(例えば、(n,Δ)又は(x,Δ))、並びにステップ係数kがセル毎に異なる場合はサービングセルを含む全てのセルのスキップインジケータ及び送信測位機会インジケータ(例えば、(k,ΔPRS))を通信すれば十分である場合がある。kが全てのセルに対して同一である場合、基準として指定されたセルのうちの1つに対するkのみを信号伝送してもよく、その場合、測定対象の各セルのΔPRSのみが信号伝送されてもよい。UEのサービングセルが基準セルであるのが好ましい。
更に、PCIとΔPRSとの間に1対1マッピングが存在する場合、ΔPRSを信号伝送する必要がない。そのようなマッピングの一例を以下に示す。
Figure 2013510465
式(4)で表されるマッピングは、シフトΔPRSが一般にセルの物理セル識別、ネットワークのPRS信号の周波数再利用係数及びステップ係数kに基づいて判定可能であることを示す。
分散アンテナシステムを有するネットワークにおいて、マッピングはセルのPCIとアンテナの位置を一意に識別するアンテナ指標との組み合わせに更に基づいてもよい。同一の関連するPCIを用いる場合、異なるアンテナ指標を有する分散アンテナは異なる測位機会においてPRSを送信できる。すなわち、それらは異なるΔPRSを有することができる。測位機会が時間的に大きく離間しているため、UE(又は測位ユニット)はPCI及びΔPRSの知識に基づいて送信アンテナの位置を認識する。
同様に、指標付けは、例えばビーコン装置に対して再利用されてもよい(すなわち、PCI及びデバイスIDは同一領域内で重複してもよい)が、eNodeBからのPRS送信が存在しない場合、PRS送信は装置の測位機会に割り当てられてもよい。
同様の手法がタイプIIの中継器に適用されてもよい。例えば中継器は、eNodeBから受信したPRSをeNodeBにより利用されない測位機会において再送信してもよい。しかし、同一のPCIに対する再送信は同一領域において2回以上行われてはならない。関連するPCIを有するセルに対する再送信が最大で2−1個の中継器に限定される場合、これはPCIに対してrPCI={1、...、2−1}として指標を付けられてもよく、rPCIとΔPRSとの間の1対1マッピングは以下のように設計されてもよい。
Figure 2013510465
一般に、少なくとも2つのパラメータの組合せである(k,ΔPRS)及び(n,Δ)又は(x,Δ)が信号伝送されることが提案される。また、いくつかの特定の例において、4つのパラメータのうちのいくつかの信号伝送を回避できる。
<セルによるPRS送信及びミュートパターンを割り当てるためのセルグループの設計>
PCIとシフトΔPRSとの間の1対1マッピングを実現することにより、信号伝送の負荷を軽減できる。しかし、同時に、1対1マッピングでは干渉及び干渉のセットを制御できない。しかし、利用可能な信号伝送を使用することにより、そのような制御は可能になり、例えば測位ノードにおいて実行されてもよい。セルのグループ化は、UEがグループ毎に順次測定を実行する場合に更に採用されてもよく、これにより、UEの複雑さを適度な低レベルに維持できる。「グループ毎の順次」測定を以下に説明する。UEは、複数のセルを並行に測定する(グループ1)。グループ1の後、UEはグループ2のセルを並行に測定し、以降、同様に測定を行う。このように、セルグループが測定され、各グループ内のセルは並行に測定される。
最適なセルのグループ化は、総干渉が最小になるように(目的関数)、セルに時間スロット、すなわち測位機会を割り当てることがタスクである最適化問題として見ることができる。更に、PCIとPRSパターンとの間の1対1マッピングを使用する場合、セルは干渉が生じない6つの独立したセットにグループ化可能である。従って、セルのグループ化の問題は、6つの独立した部分問題に分解可能である。各部分問題は、最小干渉チャネル割当問題の変形として公式化可能である。
ijを、セルiとセルjとの間のリンクにおける干渉コストパラメータであるとする。一実施形態において、これは次式で表される。
Figure 2013510465
ただし、Pi及びPjは、セルi及びセルjにおけるPRSリソース要素毎の均等目盛での送信パワレベルをそれぞれ表し、gij(2つのセルの間の対称リンク、すなわち、gij=gjiと仮定する)。式(6)において、gijはセルiとセルjとの間の分離に関する推定された係数として見られてもよい(例えば、2つのセルに対する領域関連パス利得にわたり最大のものであり、これは領域の重要度係数を用いて更に変倍可能である)。gijが小さい程分離が適切であるため、同一グループ内にこれら2つのセルを含むための「コスト」が低くなることを示す。それに対して、gijが大きい程分離が不適切であるため、これら2つのセルにおいて基準信号を同時に送信するための「コスト」が高くなることを示す。
別の実施形態において、干渉コストパラメータは、2つのセルの間の対応するリンクに対して推定される信号対干渉又は信号対干渉雑音としてモデル化可能である。その場合、各部分問題に対して、i≦j、d={0、...、2−1}とする以下に示す2値変数Xij dのセットを定義できる。
Figure 2013510465
ただし、i=jは特別な例であるため、PRSがセルにおいて測位機会dで送信される場合のXii dは1である。その場合、整数計画の公式化を以下に示す。
Figure 2013510465
しかし、これは一般にNP困難であることが知られており、それを解くための多項式時間アルゴリズムは存在しない。しかし、実際に問題に対処できる多項式時間近似アルゴリズムが提案される。
近似の手法は、セルが2個の測位機会においてPRSを1回送信するという仮定に基づく。この仮定により、発見的サーチアルゴリズム又は局所サーチアルゴリズムを使用して2−1個の重み付けされた最大カット問題を解くことにより最適化問題(7)に対する解を見つけることができる。重み付けされた最大カット問題において、目標は、図5に示すように、干渉コストを表すエッジの重みの総和が最大になり、それにより、同一測位機会中にPRSを送信する(すなわち、同一グループに属する)干渉セルにより誘導される干渉コストの総和が最小になるグラフエッジ、すなわち2つのセルの間のリンクのセットを見つけることである。最大カット問題に対する解における選択されたエッジのセット(すなわち、値1を有するx変数に対応するエッジ)は異なるグループに属する頂点(セル)を接続する。
図に示すように、最大カット問題に対する解は、ノード(セル)を2つのグループに分割するグラフ分割である。k=1の場合、すなわち、PRSが1つおきの測位サブフレームにおいて送信される場合、1つの重み付けされた最大カット問題のみが解かれ、2つのセルグループが識別される。各グループ内のセルは同一の測位機会においてPRSを送信する。例えば、グループ1のセルは偶数番目の測位機会に送信でき、グループ2のセルは奇数番目の測位機会に送信できる。
セルグループ化問題に対する近似解の手法は、以下のように要約可能である。
(I)6つのセルのセットを定義する。s={0、...、5}とする各PRSパターンID:Ω(s)に対応するセットは、PRSパターン指標sを有するセルのセットである。
(II)各Ω(s)に対して
a.干渉コストパラメータcijのセットを定義する(cij∈Ω(s))。
b.各q=1、...、kに対して、q>1の場合はq−1に対して取得されかつq=1の場合はΩ(s)に対して取得されるセルグループに対する2q-1個の重み付けされた最大カット問題を解く。全部で2−1個の問題が解かれ、2個のセルグループが取得される。
c.異なるグループのセルにおけるPRS送信が時間的に重複しないように、各セルグループにPRS送信用の測位機会を割り当てる。
セルのミュートパターンを判定するためにネットワークノードにより実現される方法の説明において、上述のセルのグループ化を以下に更に説明する。
図6は、測位設定に対する無線ネットワーク600の構成の一例を示す。説明を簡潔にするために、最小限の数のノードを示す。しかし、本発明の種々の態様は更に多くのノードを有するネットワークにおいて適用可能である。図6において、ネットワーク600は例えばLTEにおけるeNodeBである3つの基地局610を含む。各基地局610は、少なくとも1つの対応するセルに関連する。当然、どの1つの基地局も2つ以上のセルに関連してもよい。しかし、簡潔にするために、各基地局610は対応するセル610に関連すると仮定する。このような状況において、基地局及びセルは同義に使用される。
図6は、対応する基地局によりサービスを提供される3つのセル610−1、610−2及び610−3を示すものとして説明される。図中、セル610は互いに隣接すると仮定される。セルに対応する一部又は全ての基地局は当該セルに特有のミュートパターンに従ってPRS信号を送信してもよく、ミュートパターンはUE620により「聞かれる」。図中、双方向通信を表す実線により示されるように、中央のセル610−2がUE620に対するサービングセルであると示される。
ネットワーク600は、LTEにおけるE−SMLC又はSLP等の測位ノード630を更に含んでもよい。測位ノード630が担ってもよい役割を以下に更に詳細に説明する。
更に、セルは、図6において基地局610−3に接続されると示される中継装置640に更に関連してもよい。この設定において、中継装置640は、基地局610−3からの信号を中継して基地局610−3のサービス範囲を拡張する。中継装置640は、それ自体のPRS信号を送信できる。
ネットワーク600は、PRS信号を送信できるビーコン装置650を更に含んでもよい。ビーコン装置650が「有効範囲領域」にわたりそれ自体のPRS信号を送信する限り、用語「セル」はビーコン装置に対応する有効範囲領域、すなわちセルが存在することを示すために更に使用される。なお、ビーコン装置に対応するセルは、基地局610及び/又は中継装置640の1つ又は複数のセルと重複してもよい。換言すると、ビーコン装置650は同一領域内に存在してもよい。
UEの位置を判定できるようにするために、基地局610、並びに中継装置640及びビーコン装置650は、UE620により聞かれかつ測定されるPRS送信を実行してもよい。PRS送信は、UE620に向う破線矢印として表される。図6において、PRS信号が基地局610、中継装置640及びビーコン装置650の全てにより送信されてもよいことが示される。
セル(610−1、610−2、610−3、640、650)のミュートパターンが全て異なる場合、PRS送信の干渉は解消される。1つの態様において、セルのミュートパターンはローカルに判定されてもよい。すなわち、基地局610は基地局610に対応するセルのうちの少なくとも1つに対するミュートパターンを判定してもよい。また、中継装置640及び/又はビーコン装置650はそれ自体の対応するミュートパターンを判定してもよい。その後、ローカルに判定されたミュートパターンはネットワーク内の別のノードに通信されてもよい。例えば基地局610、中継装置640及び/又はビーコン装置650は、例えばLPPプロトコルを介して測位ノード630にミュートパターンを通信できる。測位ノード630は、ネットワーク内の一部又は全てのセルのミュートパターン情報を集約的に保持してもよい。以下に更に詳細に示すように、支援情報は、通信の無線リンク部分がサービングセル610−2を介して提供される状態で、例えばLPPプロトコルを介して測位ノード630からUE620に提供されてもよい。
基地局は、対応するセルのミュートパターンを別の基地局に通信できる。当然、これは、少なくとも1つの基地局が対応しないセルのミュートパターンを受信できることを意味する。しかし、ミュートパターン自体はセル特有である。また、測位ノード630が複数のセルのミュートパターンを保持してもよいのと同様に、基地局610が複数のセルのミュートパターンを同様に保持してもよい。中継装置640は、対応するセルのミュートパターンを接続された基地局に通信してもよい。
別の態様において、セルのミュートパターンは集約的に判定された後に分散されてもよい。例えば測位ノード630は、一部又は全てのセル610、640及び/又は650のミュートパターンを判定してもよい。必要に応じて、測位ノード630はサービングセル610−2を介してUE620に支援情報を提供してもよい。当然、基地局は対応するセルに加えて他のセルのミュートパターンも判定できる。
当然、ミュートパターンの分散判定及びローカル判定の双方が考えられる。例えば基地局、中継装置、ビーコン装置である一部又は全てのネットワークノードは、それ自体のセルのミュートパターンを判定して他の基地局又は測位ノード等の他のネットワークノードに情報を通信してもよい。また、例えば基地局又は測位ノードである一部又は全てのネットワークノードは、他のセルのミュートパターンを判定して他のネットワークノードに情報を通信してもよい。一部又は全てのネットワークノードはUEに支援情報を提供してもよい。
図7は、ネットワークノード700の構成の一例を示す。ネットワークノードは、中継装置、ビーコン装置又はLTEにおけるeNodeB等の基地局であってもよい。また、ネットワークノードは、LTEにおけるE−SMLC又はSLP等の測位ノードであってもよい。図に示すように、ネットワークノード700はミュートパターン判定ユニット710、通信ユニット720及び記憶ユニット730を含んでもよい。
なお、図7はネットワークノード700及びそれに含まれるユニットの論理ビューを提供する。すなわち、厳密には、各ユニットが物理的に別個のモジュールとして実現される必要はない。一部又は全てのユニットは物理モジュールに組み合わされてもよい。例えば、ミュートパターン判定ユニット710及び記憶ユニット730は単一のモジュールに組み合わされてもよい。更に、厳密には、ユニットはハードウェアで実現される必要はない。ユニットがハードウェア及びソフトウェアの組み合わせにより実現可能であることが考えられる。例えばネットワークノード700は、図7に示すユニットの機能を実行するための非一時的な記憶媒体又はファームウェアに格納されたプログラム命令を実行する1つ以上の中央処理装置を含んでもよい。無線ネットワークの測位設定を定義する方法の一例を示す図8と関連して、ネットワークノードのユニットにより実行される役割を説明する。
方法800において、一部又は全てのセルが測位機会中にPRS信号を無線送信できると仮定する。PRS信号は、移動端末とも呼ばれるUEの位置を判定するために使用可能である。各測位機会は、N>NPRSとして、NPRS個の測位サブフレームがNサブフレーム毎に繰り返すように、Nサブフレームの所定の周期を有する所定の数NPRS個の連続するサブフレームから構成される。図3を参照。N及びNPRSの双方は1以上の整数である。
ステップ810において、自身のミュートパターン判定ユニット710を使用する第1のネットワークノードは、無線ネットワークの1つ以上のセルのミュートパターンを判定してもよい。ステップ820において、自身の通信ユニット720を使用する第2のネットワークノードは、サービングセルによりサービスを提供されているUE620に支援情報を提供してもよい。支援情報は、第1のネットワークノードにより判定された少なくとも1つのセルのミュートパターンを主に含む。
セルのミュートパターンは、セルがPRSを送信する複数の測位機会及びセルがPRSの送信をミュートする複数の測位機会を示す。少なくとも1つのセルに対して、ミュートされる測位機会の数は0より大きい。すなわち、少なくともいくつかの測位機会においてPRS送信をミュートする少なくとも1つのセルが存在する。一方、送信測位機会の数は0以上であってもよい。そのような測位機会の数が0である場合、セルは常にミュートされる。例えば基地局が密に配置される場合、基地局のサブセットは十分である場合がある。しかし、殆どの場合、セルの送信測位機会の数は0より大きい。すなわち、いくつかの測位機会中にPRS送信を実行しかつ他の測位機会にPRS送信をミュートする少なくとも1つのセルが存在してもよい。
第2のネットワークノードが提供する支援情報は、第1のネットワークノードにより判定された少なくとも1つのセルのミュートパターンに関する。第1のネットワークノードは基地局610又は測位ノード630であってもよい。第2のネットワークノードは同様に基地局610又は測位ノード630であってもよい。
なお、第1のノード及び第2のノードは同一のノードであってもよい。例えば、セルに対応する基地局がセルのミュートパターンを判定してUE620に支援情報を提供してもよい。別の例として、測位ノード630がセル610のミュートパターンを判定してUEにセルのミュートパターン情報を提供してもよい。更なる例として、基地局が別のセル(例えば、別の基地局又は中継装置に対応する)のミュートパターンを判定してUE620に支援情報を提供してもよい。
当然、第1のネットワークノード及び第2のネットワークノードは異なるノードであってもよい。それらが異なるノードである場合、ステップ830において、第1のネットワークノードは、判定した1つ又は複数のミュートパターンを第2のネットワークノードに通信する。第1のネットワークノードはビーコン装置650、中継装置640又は基地局610であってもよく、第2のネットワークノードは測位ノード630又は別の基地局610であってもよい。測位ノード630等の第2のネットワークノードは、セルのミュートパターンを格納し、必要に応じてUE620に支援情報を提供する。一方、第1のネットワークノードは測位ノード630であってもよく、第2のネットワークノードは基地局610、中継装置640又はビーコン装置650であってもよい。第2のネットワークノードは、測位ノード630により提供されたミュートパターンに従ってPRS送信を実行してもよい。
ステップ810においてミュートパターン判定ユニット710がセルのミュートパターンを判定する場合、セルの1つ以上の測位パラメータが判定される。測位パラメータのリストはスキップインジケータ及び送信測位機会インジケータを含むが、これらに限定されない。上述のように、例えばステップ係数kであるスキップインジケータは、セルの送信測位機会が定期的に繰り返すように各送信測位機会に後続する連続してミュートされる測位機会の数を示す。
例えばシフトΔPRSである送信測位機会インジケータは、セルの送信測位機会である測位機会を示す。前述のように、限定しない1つの態様において、シフトΔPRSはセルのPCI、PRS周波数再利用係数及びステップ係数kに基づいて判定可能である。また、前述のように、セルが複数のアンテナを有する場合、シフトΔPRSはアンテナ指標に基づいて更に判定可能である。セルが基地局610との間で信号を中継する中継装置640に関連する場合、セルのシフトΔPRSは、中継装置640の送信測位機会が基地局610の送信測位機会と重複しないように設定される。
セルの測位パラメータは、PRSを送信するためにセルにより使用される送信測位機会内のサブフレームを示す例えば送信サブフレーム指標Δである送信サブフレームインジケータを更に含んでもよく、所定の周期Nを示す例えば周期係数n又は周期指標xである測位機会周期インジケータを含んでもよい。
通信ユニット720がミュートパターンを判定された1つ以上のセルの支援情報をUE620に提供する場合、支援情報は、各セルに対して、スキップインジケータ、送信測位機会インジケータ、送信サブフレームインジケータ及び測位機会周期インジケータのうちのいずれか1つ以上を含んでもよい。UE620に提供される支援情報は、サービングセル及びそれに隣接する1つ以上のセルのミュートパターンを含むのが好ましい。
なお、ネットワークが非同期ネットワークである場合、支援情報は、セルの送信サブフレームインジケータ及び測位機会周期インジケータを特に含む。
ネットワークが同期ネットワークでありかつUE620により測定される全てのセルに対して送信測位機会が一致する場合、UEに提供される支援情報の量を最小化できる。この状況において、送信サブフレームインジケータ及び測位機会周期インジケータは、サービングセル等の基準セルに対してのみ提供されればよい。しかし、測定対象の全てのセルのスキップインジケータ及び送信測位機会インジケータは提供される必要がある。
前述のように、方法800のステップ810等でネットワーク内のセルのミュートパターンを判定する場合、セルは総干渉が最小になるようにグループ化されてもよい。図9は、ステップ810を実現するための限定しない処理のフローチャートを示す。ステップの一部又は全ては、例えば基地局610又は測位ノード630であるネットワークノードのミュートパターン判定ユニット710により実行されてもよい。
ステップ910において、ネットワークのセルは複数のセルのセットにグループ化される。これは、上述の近似解の手法の部分(I)の一般化として見ることができる。ステップ910において、各セルのセットは、sをPRSパターンIDとする同一のPRSパターンΩ(s)を有する1つ以上のセルを含む。
セルのセット毎に、ステップ920及び930が実行される。ステップ920において、セットセット内のセルは複数のセルグループに更に細分化される。図10は、ステップ920を実現するための限定しない処理のフローチャートを示す。ステップ1010において、セルのセットセット内のセルi及びjの複数のペアに対して、干渉コストパラメータcij(cij∈Ω(s))のセットが判定される。セルiとセルjとの間の干渉コストパラメータcijの判定は、セルのPRS送信パワレベル、2つのセルの間のリンクの信号対干渉比及び2つのセルの間のリンクの信号対干渉雑音比の何らかの組合せに基づいてもよい。コストパラメータはセルi又はセルjのいずれかに対応する基地局610により判定されてもよく、コストパラメータは他の基地局と交換されてもよい。
ステップ1020において、エッジの重みの総和が最大になるグラフエッジのセットが判定される。各グラフエッジはセットセット内の2つのセルの間の分離を示し、エッジの重みは干渉コストパラメータに基づく干渉コストを表す。その後、ステップ1030において、エッジの重みの最大総和に寄与するエッジのセルを異なるセルグループに分離するようにセットセット内のセルをセルグループに分割する。ステップ1010、1020及び1030は、近似解の手法の部分(II.a)及び(II.b)の一般化として見られてもよい。
ステップ930において、異なるグループ内のセルの送信測位機会が時間的に重複しないように各セルグループに送信測位機会を割り当てる。部分(II.c)を更に参照。
支援情報がUE620に提供されると、UEは自身の位置が判定されるように測定値を作成してもよい。図11は、UE620の構成の一例を示す。図に示すように、UE620は、観測到着時間差(OTDOA)判定ユニット1110、通信ユニット1120及び記憶ユニット1130を含んでもよい。UE620は位置判定ユニット1140を更に含んでもよい。図7と同様に、図11もUE620の論理ビューを提供し、従って、一部又は全てのユニットは別個であってもよく、あるいは物理的に組み合わされてもよい。また、一部又は全てのユニットは、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせにより実現されてもよい。UE620は、ユニットの機能を実行するための非一時的な記憶媒体又はファームウェアに格納されたプログラム命令を実行する1つ以上の中央処理装置を含んでもよい。
UE620の位置を判定する方法の一例である方法1200を示す図12と関連して、UEのユニットにより実行される役割を説明する。方法1200において、UE620は、例えば測位ノード630であるネットワークから支援情報を受信したと仮定する。前述の通り、支援情報はセルのミュートパターンを含む。また、前述の通り、少なくとも1つのセルのミュートパターンにおいて、ミュートされる測位機会の数は0より大きい。更に、セルの送信測位機会の数は0以上であってもよい。
ステップ1210において、通信ユニット1120は、複数のセルに対応する複数のネットワークノードからPRSを受信する。各ネットワークノードは、基地局610、中継装置640又はビーコン装置650に関連するセルのいずれに対応してもよい。前述の通り、UEの2つの座標及び受信機のクロックバイアスを求めるには、幾何学的配置が十分良好である地理的に分散されたノードからの少なくとも3つの測定値が必要とされる。3つの座標(例えば、高度)を求める必要がある場合、少なくとも4つの測定値が必要である。2つのノードが十分に分散していない場合、2つのノードのうちの第2のノードからのPRS送信は更なる情報を追加しない場合がある。ステップ1210において、十分な測定が行われたと仮定する。
ステップ1220において、OTDOA判定ユニット1110は、対応するセルのミュートパターンに基づいて、ネットワークノードからのPRS送信のOTDOAを判定する。なお、対応するノードがPRSを送信する機会を判定するための十分な情報をセルのミュートパターンが含むため、OTDOA判定ユニット1110は各PRS信号がネットワークノードからUE620に到着するために所用する時間量を判定できる。このことから、測定されたPRS送信のOTDOAを判定できる。ステップ1230において、位置判定ユニット1140はOTDOA情報に基づいてUE620の位置を判定できる。
なお、UE620が位置判定ユニット1140を含まない場合、ステップ1240において、通信ユニット1120は、ネットワークがUEの位置を判定できるように、基地局610又は測位ノード630等のネットワークにOTDOA情報を提供してもよい。当然、UE620が位置判定ユニット1140を含む場合であっても、通信ユニット1120は依然としてステップ1240においてネットワークに測定情報を提供してもよい。
開示された技術は多くの利点を提供する。利点のリストを以下に示すが、利点は以下に限定されない。
・PRSに対する干渉調整を可能にする測位サブフレーム及びPRS送信を構成するための融通性のある方法が提供される。
・例えば周波数間測定に対して、あるいは、タイプIIの中継器又はビーコン装置等の2次装置に対して、PCIを再利用する可能性が提供されるその一方で、eNodeBのPRSにより使用されずかつそれに使用される測位サブフレームから時間的に十分に離間した測位サブフレームにおいてそれら2次装置にPRSを送信させる。周波数間測定の場合、提案された方法のセル別設定を使用することにより、周波数の信号伝送を回避できる。
・負荷の少ない、すなわち必要なビット数の少ない向上された支援情報の形式が提供される。
・異なるセルからのPRS送信の間の干渉を最小限にするセルグループを構成するための手法が提供される。また、この手法は、グループ毎の順次測定を使用することによりUEの演算量を低いレベルに維持できる。
・測位基準信号は、測位基準信号が測位機会にわたり一定のパワで低干渉サブフレームにおいて送信されかつこれらのサブフレームがUEに認識される(常時送信されるが、負荷が変動する場合のあるデータ送信により干渉されるセル別基準信号CRSの測定とは異なる)ということを利用して、測位以外の例えば幾何学的配置の推定又はチャネル推定の用途に使用可能である。
・提案された解決策は、基準信号全般に適用可能である。
上記の説明は多くの具体例を含むが、それらは、本発明の範囲を限定するものであると解釈されるべきではなく、現時点で好適な実施形態のいくつかの例示を提供するにすぎないと解釈されるべきである。従って、本発明の範囲は当業者には明らかになるだろう他の実施形態を完全に含むこと、並びにそのため範囲は限定されないことが理解されるだろう。当業者には既知である上述の好適な実施形態の要素に対する全ての構造的、機能的な均等物は、本発明に明確に組み込まれ、本発明に含まれることを意図する。更に、装置又は方法は、本発明に含まれるために本明細書中に記載されるか又は現在の技術により解決することを求められる全ての問題を解決する必要はない。
提案された別の解決策は、ミュートパターンの限られたセットを設計し、PCIにミュートパターンIDをマッピングすることである。R1−093793、「Muting for LTE Rel−9 OTDOA Positioning」、3GPP TSG−RAN WG1 meeting #58bis、2009年10月;R1−092628、「On serving cell muting for OTDOA measurements」、3GPP TSG−RAN WG1 meeting #57、2009年6月、R1−093406、「Positioning Subframe Muting for OTDOA Measurements」、3GPP TSG−RAN1 #58、2009年8月。限られたミュートパターンの解決策の利点は、ミュートパターンのテーブル及び支援情報において受信されたPCIを与えることにより、UEにミュート情報を明示的に信号伝送することなく、PRSが関心セルから送信されるタイミングをUEが判定できることである。

Claims (49)

  1. 無線ネットワークにおける測位設定を定義する方法であって、前記ネットワークの一部又は全てのセルはユーザ機器(UE)の位置を判定するために使用可能である測位基準信号(PRS)を測位機会中に無線送信でき、各測位機会は、N>NPRSかつN及びNPRSの双方を1以上の整数として、NPRS個の測位サブフレームがNサブフレーム毎に繰り返すように、Nサブフレームの所定の周期を有する所定の数NPRS個の連続するサブフレームから構成されており、
    前記方法は、
    第1のネットワークノードにより、前記無線ネットワークの1つ以上のセルのミュートパターンを判定するステップと、
    第2のネットワークノードから前記UEに支援情報を提供するステップと、
    を有し、
    前記セルのミュートパターンは、前記セルがPRSを送信する複数の測位機会及び前記セルが前記PRSの送信をミュートする複数の測位機会を示し、
    ミュートされる測位機会の数は0より大きく、
    前記支援情報は、前記第1のネットワークノードにより判定された少なくとも1つのセルのミュートパターンを含む、
    ことを特徴とする方法。
  2. 少なくとも1つのセルに対して、前記第1のネットワークノード及び前記第2のネットワークノードは同一のノードであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つのセルに対して、前記第1のネットワークノード及び前記第2のネットワークノードは異なるノードであり、
    前記第1のネットワークノードにより前記第2のネットワークノードに前記セルのミュートパターンを通信するステップを更に有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のネットワークノードは基地局であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2のネットワークノードは測位ノードであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記セルのミュートパターンを判定するステップにおいて、前記セルの1つ以上の測位パラメータが判定され、
    前記測位パラメータは、スキップインジケータ、送信測位機会インジケータ、送信サブフレームインジケータ及び測位機会周期インジケータのうちのいずれか1つ以上を含み、
    前記スキップインジケータが判定される場合、該スキップインジケータは、前記セルの送信測位機会が定期的に繰り返すように各送信測位機会に後続する連続してミュートされる測位機会の数を示し、
    前記送信測位機会インジケータが判定される場合、該送信測位機会インジケータは、どの測位機会が前記セルの送信測位機会であるかを示し、
    前記送信サブフレームインジケータが判定される場合、該送信サブフレームインジケータは、PRSを送信するために前記セルにより使用される前記送信測位機会内のサブフレームを示し、
    前記測位機会周期インジケータが判定される場合、該測位機会周期インジケータは、前記所定の周期Nを示す
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記セルの前記測位パラメータは、少なくとも前記スキップインジケータとしてステップ係数k及び前記送信測位機会インジケータとしてシフトΔPRSを含み、
    kは非負の整数であり、
    ΔPRSは0と2−1との間の整数であり、
    前記セルの前記送信測位機会は、rを非負の整数とする場合、r2+ΔPRSで定義される
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記シフトΔPRSは、前記セルの物理セルID(PCI)、前記ネットワークのPRS信号に対するPRS周波数再利用係数及び前記ステップ係数kに基づいて判定されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記セルの前記シフトΔPRSは、対応するアンテナの位置を一意に識別するアンテナ指標に更に基づいて判定されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記セルは、基地局との間で信号を中継するように構成された中継装置に関連し、
    前記基地局からの前記測位基準信号が前記中継装置により中継される前記セルの前記シフトΔPRSは、前記中継装置の前記送信測位機会が前記基地局に関連する少なくとも1つのセルの前記送信測位機会と重複しないように設定される
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. 前記セルの前記測位パラメータは、前記送信サブフレームインジケータとして送信サブフレーム指標Δを更に含み、
    Δは0とNPRSとの間の整数であり、
    前記セルがPRS信号を送信する前記サブフレームはN(r2+ΔPRS)+Δで定義される
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  12. 前記セルの前記測位パラメータは、前記測位機会周期インジケータとして周期係数nを更に含み、
    nは非負の整数であり、
    N及びnは、aをフレーム内のサブフレームの数とする場合、N=a2に従って関連する
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記UEに提供される前記支援情報は、前記ミュートパターンが判定されかつPRS送信が前記UEにより測定される1つ以上のセルの支援情報を含み、
    各セルの前記支援情報は、前記スキップインジケータ、前記送信測位機会インジケータ、前記送信サブフレームインジケータ及び前記測位機会周期インジケータのうちのいずれか1つ以上を含む
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  14. PRS送信が前記UEにより測定される前記セルは、サービングセル及び該サービングセルに隣接する1つ以上のセルのうちの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記ネットワークは非同期ネットワークであり、
    前記支援情報は、前記セルの前記送信サブフレームインジケータ及び前記測位機会周期インジケータを含む
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 前記ネットワークは同期ネットワークであり、
    前記送信測位機会は前記UEにより測定される全てのセルに対して一致し、
    前記支援情報は、
    基準セルの前記送信サブフレームインジケータ及び前記測位機会周期インジケータと、
    全てのセルの前記スキップインジケータ及び前記送信測位機会インジケータとを含む
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  17. 前記基準セルはサービングセルであることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記ミュートパターンを判定するステップは、
    sをPRSパターンIDとする場合、同一のPRSパターンΩ(s)を有するセルを各々が含む複数のセルのセットに複数のセルをグループ化するステップと、
    各セルのセットΩに対して実行されるステップであって、
    前記セルのセットを複数のセルグループに細分化するステップと、
    異なるグループ内のセルの送信測位機会が時間的に重複しないように前記セルグループの各々に送信測位機会を割り当てるステップと、
    を実行するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  19. 前記セルのセットを前記複数のセルグループに細分化するステップは、
    前記セット内の複数のセル対i及びjに対して、干渉コストパラメータcij(cij∈Ω(s))のセットを判定するステップと、
    各グラフエッジが前記セット内の2つのセルの間の分離を示し、前記干渉コストパラメータに基づく干渉コストを表すエッジの重みの総和が最大になるグラフエッジのセットを判定するステップと、
    エッジの重みの最大総和に寄与するエッジのセルを異なるセルグループに分離するように前記セルをグループに分割するステップと、
    を含み、
    セルiとセルjとの間の前記干渉コストパラメータcijは、前記セルのPRS送信パワレベル、前記2つのセルの間のリンクの信号対干渉比及び前記2つのセルの間のリンクの信号対干渉雑音比のうちの少なくともいずれかの組合せに基づいて判定される
    ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記コストパラメータcijはセルi又はセルjに対応する基地局により判定され、
    前記基地局が他の基地局と前記コストパラメータ情報を交換するステップを更に有する
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 少なくとも1つのセルに対して、前記ミュートパターンを判定するステップは、他の基地局と交換された前記コストパラメータ情報に基づいて、前記セルに対応する基地局により前記セルの前記ミュートパターンを判定するステップを含み、
    前記方法は、
    前記基地局により、測位ノードに前記セルの前記ミュートパターンを通信するステップと、
    前記測位ノードにより、前記サービングセルに前記セルの前記ミュートパターンを通信するステップと、
    を更に有することを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 各測位機会は、bを2以上の整数とするNPRS=b・NPSとなるように、NPRS個の連続するサブフレームのうちのNPS個の連続する測位サブフレームから構成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  23. 少なくとも1つのセルに対して、1つのセルの前記所定の周期は少なくとも1つの他のセルの前記所定の周期より大きく、
    前記1つのセルに対応するノードは測位機会の度にPRSを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  24. 前記1つのセルに対応する前記ノードはビーコン装置であることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 無線ネットワークにおける測位設定を定義するためのネットワークノードであって、前記ネットワークの一部又は全てのセルはユーザ機器(UE)の位置を判定するために使用可能である測位基準信号(PRS)を測位機会中に無線送信でき、各測位機会は、N>NPRSかつN及びNPRSの双方を1以上の整数として、NPRS個の測位サブフレームがNサブフレーム毎に繰り返すように、Nサブフレームの所定の周期を有する所定の数NPRS個の連続するサブフレームから構成されており、
    前記ネットワークノードは、
    前記無線ネットワークの1つ以上のセルのミュートパターンを判定するミュートパターン判定ユニットと、
    別のネットワークノードに少なくとも1つのセルの前記ミュートパターンを通信する通信ユニットと
    を備え、
    前記セルのミュートパターンは、前記セルがPRSを送信する複数の測位機会及び前記セルが前記PRSの送信をミュートする複数の測位機会を示し、
    ミュートされる測位機会の数は0より大きい
    ことを特徴とするネットワークノード。
  26. 前記ネットワークノードは基地局であり、
    前記ミュートパターン判定ユニットは、前記基地局に対応する少なくとも1つのセルの前記ミュートパターンを判定し、
    前記通信ユニットは、前記別のネットワークノードに前記セルの前記ミュートパターンを送信する
    ことを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。
  27. 前記ミュートパターン判定ユニットは、前記セルの1つ以上の測位パラメータを判定し、
    前記測位パラメータは、スキップインジケータ、送信測位機会インジケータ、送信サブフレームインジケータ及び測位機会周期インジケータのうちのいずれか1つ以上を含み、
    前記スキップインジケータが判定される場合、該スキップインジケータは、前記セルの送信測位機会が定期的に繰り返すように各送信測位機会に後続する連続してミュートされる測位機会の数を示し、
    前記送信測位機会インジケータが判定される場合、該送信測位機会インジケータは、どの測位機会が前記セルの送信測位機会であるかを示し、
    前記送信サブフレームインジケータが判定される場合、該送信サブフレームインジケータは、PRSを送信するために前記セルにより使用される前記送信測位機会内のサブフレームを示し、
    前記測位機会周期インジケータが判定される場合、該測位機会周期インジケータは、前記所定の周期Nを示す
    ことを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。
  28. 前記セルの前記測位パラメータは、少なくとも前記スキップインジケータとしてステップ係数k及び前記送信測位機会インジケータとしてシフトΔPRSを含み、
    kは非負の整数であり、
    ΔPRSは0と2−1との間の整数であり、
    前記セルの前記送信測位機会は、rを非負の整数とする場合、r2+ΔPRSで定義される
    ことを特徴とする請求項27に記載のネットワークノード。
  29. 前記ミュートパターン判定ユニットは、前記セルの物理セルID(PCI)、前記ネットワークのPRS信号に対するPRS周波数再利用係数及び前記ステップ係数kに基づいて前記シフトΔPRSを判定することを特徴とする請求項28に記載のネットワークノード。
  30. 前記ミュートパターン判定ユニットは、対応するアンテナの位置を一意に識別するアンテナ指標に更に基づいて前記セルの前記シフトΔPRSを判定することを特徴とする請求項29に記載のネットワークノード。
  31. 前記セルは、基地局との間で信号を中継するように構成された中継装置に関連し、
    前記基地局からの前記測位基準信号が前記中継装置により中継される前記セルの前記シフトΔPRSは、前記中継装置の前記送信測位機会が前記基地局に関連する少なくとも1つのセルの前記送信測位機会と重複しないように設定される
    ことを特徴とする請求項28に記載のネットワークノード。
  32. 前記セルの前記測位パラメータは、前記送信サブフレームインジケータとして送信サブフレーム指標Δを更に含み、
    Δは0とNPRSとの間の整数であり、
    前記セルがPRS信号を送信する前記サブフレームはN(r2+ΔPRS)+Δで定義される
    ことを特徴とする請求項28に記載のネットワークノード。
  33. 前記セルの前記測位パラメータは、前記測位機会周期インジケータとして周期係数nを更に含み、
    nは非負の整数であり、
    N及びnは、aをフレーム内のサブフレームの数とする場合、N=a2に従って関連する
    ことを特徴とする請求項32に記載のネットワークノード。
  34. 前記通信ユニットは前記UEに支援情報を提供し、
    前記支援情報は、前記ミュートパターンが判定されかつPRS送信が前記UEにより測定される1つ以上のセルの前記ミュートパターンを含み、
    各セルの前記支援情報は、前記スキップインジケータ、前記送信測位機会インジケータ、前記送信サブフレームインジケータ及び前記測位機会周期インジケータのうちのいずれか1つ以上を含むことを特徴とする請求項27に記載のネットワークノード。
  35. 前記通信ユニットは、少なくとも1つの他のネットワークノードから前記無線ネットワークの1つ以上のセルのミュートパターンを受信することを特徴とする請求項34に記載のネットワークノード。
  36. 前記ネットワークノードは測位ノードであることを特徴とする請求項35に記載のネットワークノード。
  37. PRS送信が前記UEにより測定される前記セルは、サービングセル及び該サービングセルに隣接する1つ以上のセルのうちの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項34に記載のネットワークノード。
  38. 前記ネットワークは非同期ネットワークであり、
    前記支援情報は、前記セルの前記送信サブフレームインジケータ及び前記測位機会周期インジケータを含む
    ことを特徴とする請求項34に記載のネットワークノード。
  39. 前記ネットワークは同期ネットワークであり、
    前記送信測位機会は前記UEにより測定される全てのセルに対して一致し、
    前記支援情報は、
    基準セルの前記送信サブフレームインジケータ及び前記測位機会周期インジケータと、
    全てのセルの前記スキップインジケータ及び前記送信測位機会インジケータとを含む
    ことを特徴とする請求項34に記載のネットワークノード。
  40. 前記基準セルはサービングセルであることを特徴とする請求項39に記載のネットワークノード。
  41. 各測位機会は、bを2以上の整数とする場合、NPRS=b・NPSとなるように、NPRS個の連続するサブフレームのうちのNPS個の連続する測位サブフレームから構成されることを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。
  42. 少なくとも1つのセルに対して、1つのセルの前記所定の周期は少なくとも1つの他のセルの前記所定の周期より大きく、
    前記1つのセルに対応するノードは測位機会の度にPRSを送信する
    ことを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。
  43. 前記1つのセルに対応する前記ノードはビーコン装置であることを特徴とする請求項25に記載のネットワークノード。
  44. 無線ネットワークのセルから無線送信された測位基準信号(PRS)に基づいてユーザ機器(UE)の位置を判定する方法であって、前記ネットワークの一部又は全てのセルは前記PRSを測位機会中に無線送信でき、各測位機会は、N>NPRSかつN及びNPRSの双方を1以上の整数として、NPRS個の測位サブフレームがNサブフレーム毎に繰り返すように、Nサブフレームの所定の周期を有する所定の数NPRS個の連続するサブフレームから構成されており、
    前記方法は、
    複数のセルに対応する複数のネットワークノードから送信された前記PRSを前記UEにより受信するステップと、
    前記ネットワークにより前記UEに提供された前記複数のセルのミュートパターンに基づいて、前記複数のネットワークノードからの前記PRS送信の観測到着時間差(OTDOA)を前記UEにより判定するステップと、
    を有し、
    前記セルのミュートパターンは、前記セルがPRSを送信する複数の測位機会及び前記セルが前記PRSの送信をミュートする複数の測位機会を示し、
    前記セルのミュート測位機会の数は0より大きい
    ことを特徴とする方法。
  45. 前記UEにより前記OTDOA情報に基づいて前記UEの位置を判定するステップを更に有することを特徴とする請求項44に記載の方法。
  46. 前記UEから前記ネットワークに前記OTDOA情報を提供するステップを更に有することを特徴とする請求項44に記載の方法。
  47. 無線ネットワークのセルから無線送信された測位基準信号(PRS)に基づいて自身の位置が判定されるように測定値を作成するユーザ機器(UE)であって、前記ネットワークの一部又は全てのセルは測位機会中に前記PRSを無線送信でき、各測位機会は、N>NPRSかつN及びNPRSの双方を1以上の整数として、NPRS個の測位サブフレームがNサブフレーム毎に繰り返すように、Nサブフレームの所定の周期を有する所定の数NPRS個の連続するサブフレームから構成されており、
    前記UEは、
    複数のセルに対応する複数のネットワークノードから送信された前記PRSを受信する通信ユニットと、
    前記ネットワークにより前記UEに提供された前記複数のセルのミュートパターンに基づいて、前記複数のネットワークノードからの前記PRS送信の観測到着時間差(OTDOA)を判定するOTDOA判定ユニットと、
    を備え、
    前記セルのミュートパターンは、前記セルがPRSを送信する複数の測位機会及び前記セルが前記PRSの送信をミュートする複数の測位機会を示し、
    前記セルのミュート測位機会の数は0より大きい
    ことを特徴とするUE。
  48. 前記OTDOA情報に基づいて前記UEの位置を判定する位置判定ユニットを更に備えることを特徴とする請求項47に記載のUE。
  49. 前記通信ユニットは前記ネットワークに前記OTDOA情報を提供することを特徴とする請求項47に記載のUE。
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