JP2013509947A - リグラインド材料を含むゴルフクラブ - Google Patents
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Abstract
ゴルフクラブ構造、ゴルフクラブヘッド構造、および/またはゴルフクラブグリップ構造は、再生リグラインド材料から形成される部分を含む。例えば、パターヘッドなどのゴルフクラブヘッドは、少なくとも部分的にリグラインドから形成される打球面を含んでもよい。幾つかの実施例において、パターグリップなどのゴルフクラブグリップは、少なくとも部分的に再生リグラインド材料から形成されてもよい。例えば、グリップは、強固で頑丈なグリップ構造を与えるためにリグラインドから形成される内側グリップ部を有してもよく、また、内側グリップ部を包む柔軟材料から形成される外側部分を含んでもよい。他の実施例では、グリップの外面が部分的にリグラインドから形成されてもよく、一方、他の部分は、幾つかの実施例ではリグラインドよりも柔軟であってもよい異なる材料から形成されてもよい。
Description
関連出願の相互参照
この出願は、参照によりその全体が本明細書に組み入れられる、2009年11月4日に出願された「Golf Club, Golf Club Head and Golf Club Grip Structures」と題される米国仮特許出願第61/258,085号、および、2010年10月8日に出願された「Golf Club, Golf Club Head and Golf Club Grip Structures」と題される米国非仮特許出願第12/900,604号の優先権を主張する。
この出願は、参照によりその全体が本明細書に組み入れられる、2009年11月4日に出願された「Golf Club, Golf Club Head and Golf Club Grip Structures」と題される米国仮特許出願第61/258,085号、および、2010年10月8日に出願された「Golf Club, Golf Club Head and Golf Club Grip Structures」と題される米国非仮特許出願第12/900,604号の優先権を主張する。
発明の分野
本発明は、一般に、ゴルフクラブ構造、ゴルフクラブヘッド構造、および/または、ゴルフクラブグリップ構造に関する。この発明の特定の実施例の局面は、クラブヘッドの一部が再生材料から形成され、および/または、グリップの一部が再生材料から形成される、パターなどのゴルフクラブに関する。
本発明は、一般に、ゴルフクラブ構造、ゴルフクラブヘッド構造、および/または、ゴルフクラブグリップ構造に関する。この発明の特定の実施例の局面は、クラブヘッドの一部が再生材料から形成され、および/または、グリップの一部が再生材料から形成される、パターなどのゴルフクラブに関する。
背景
ゴルフは、多種多様なプレーヤ-性別が異なるプレーヤ同士、年齢および/または技能レベルが大きく異なるプレーヤ同士-によって楽しまれる。ゴルフは、そのような様々な一群のプレーヤが、ゴルフイベントにおいて互いに直接に競争する場合であっても(例えば、ハンディのある採点法、異なるティーボックスを使用して、チーム形式などで)一緒にプレーできるとともに、ゴルフ出場またはゴルフコンペを更に楽しむことができるという点で、スポーツ界ではいささかユニークである。これらのファクタは、テレビのゴルフ番組(例えば、ゴルフトーナメント、ゴルフニュース、ゴルフの歴史、および/または、他のゴルフ番組)の利用可能性の高まりと共に、また、周知のゴルフのスーパースターの台頭と共に、少なくとも部分的に、近年、米国および世界中でゴルフの人気を高めてきた。
ゴルフは、多種多様なプレーヤ-性別が異なるプレーヤ同士、年齢および/または技能レベルが大きく異なるプレーヤ同士-によって楽しまれる。ゴルフは、そのような様々な一群のプレーヤが、ゴルフイベントにおいて互いに直接に競争する場合であっても(例えば、ハンディのある採点法、異なるティーボックスを使用して、チーム形式などで)一緒にプレーできるとともに、ゴルフ出場またはゴルフコンペを更に楽しむことができるという点で、スポーツ界ではいささかユニークである。これらのファクタは、テレビのゴルフ番組(例えば、ゴルフトーナメント、ゴルフニュース、ゴルフの歴史、および/または、他のゴルフ番組)の利用可能性の高まりと共に、また、周知のゴルフのスーパースターの台頭と共に、少なくとも部分的に、近年、米国および世界中でゴルフの人気を高めてきた。
全ての技能レベルのゴルファーは、自分達の能力を高め、自分達のゴルフスコアを下げ、また、次の能力「レベル」に到達しようとする。全てのタイプのゴルフ用具の製造メーカはこれらの要求に対応してきており、また、近年、産業界はゴルフ用具の劇的な変化および改良に直面してきた。例えば、今では、多種多様な異なるゴルフボールモデルが入手でき、これらのボールは、特定のスイング速度、および/または、他のプレーヤ特性または好みを補完するように設計される。例えば、一部のボールは更に遠くに、および/または更に真っ直ぐに飛ぶように設計され、一部のボールは更に高い、または更に平坦な軌道を与えるように設計され、一部のボールは更に多くのスピン、制御、および/または、感触を与える(特にグリーン周りで)ように設計され、一部のボールは更に速い、または更に遅いスイング速度等のために設計される。ゴルファーのゴルフスコアを下げるのに役立つ見込みがある多くのスイング補助具、および/または補助教具も市場で入手できる。
プレー中にゴルフボールを動かす唯一の道具であるゴルフクラブは、近年、多くの技術的な研究および進歩の対象にもなってきた。例えば、市場は、近年、パター設計、ゴルフクラブヘッド設計、シャフト、および、グリップにおいて劇的な変化および改良を見てきた。また、ゴルフクラブの様々な要素、および/または特性、ならびに、ゴルフボールの特性を特定のユーザのスイング特徴または特性に対してよりうまく適合させるために他の技術的進歩が努力してなされてきた(例えば、クラブフィッティング技術、ボール発射角測定技術、ボールスピン速度など)。また、個々のクラブヘッドモデルは、ロフト角、ライ角、オフセット特徴、重み付け特徴(例えば、ドローバイアスのクラブヘッド、フェードバイアスのクラブヘッド、中立的に重み付けられたクラブヘッドなど)の変化などの複数のバリエーションを含む場合がある。クラブヘッドは、例えば異なる製造メーカからの、異なる剛性、フレックスポイント、キックポイント、または、他の屈曲特性等を有する、異なる材料等から形成される、様々な異なるシャフトと組み合わされてもよい。シャフトおよびクラブヘッドにおける利用可能なバリエーションの間で、事実上数百の異なるクラブヘッド/シャフト組み合わせをゴルファーが利用できる。
ゴルフ用具における最近の技術的進歩にもかかわらず、パットは、多くのゴルファーにとって依然としてゲームの難しい部分のままである。パットは、多くの独立した作業を行ない、多くの異なる変量に関連する情報を考察し、その後、これらの作業の結果と解析とを結合して物理的なゴルフストロークにすることをゴルファーに求める。より具体的には、最初に、ゴルファーは、グリーンを「読んで」、ボールを推進させるべき望ましい速度と、ボールを推進させるための望ましい方向とを決定しなければならない。これらの特徴は、所与のパットが一般に様々な異なる速度でかつ様々な異なる方向に推進され得るという点において互いに依存する。(特に、殆どのゴルフグリーンのように、傾斜した地形上における)速度と方向との特定の組み合わせにより、ボールをパットしてホールへうまく入れることができる。例えば、第1の方向におけるパット打が、(ホールの「上側」またはホールの「下側」を行くことにより)第1の速度でホールを外す場合があるが、異なる速度(または比較的狭い範囲の速度内)で同じ方向に推進されるパットがホールに入る場合がある。同様に、ゴルファーが特定方向打に関してパットの速度を適切に調整する場合には、異なる方向の範囲内でパットが打たれる場合がある。グリーンを読んで(すなわち、その「傾斜」を考慮して)、ラインおよび速度を決定した後、ゴルファーは、パターを用いてボールを所望の速度で所望の方向に物理的に打たなければならない。これらの判断または実行のいずれかにおける狂いは、パットミスをもたらす場合がある。
ゴルファーは、ゴルフクラブ、特にパターに関しての「感触」に敏感になる傾向がある。ゴルフクラブの「感触」は、クラブの様々な構成部分と、ボールが狙って打たれる際にプレーヤによって体験される知覚感覚をもたらすクラブと関連付けられる様々な特徴との組み合わせを含む。クラブ「感触」は、一のユーザが良いと「感じる」クラブが他のユーザにとっては全体的に望ましくない「感触」特性を有する場合があるという点において非常に個人的な特性である。クラブ重量、重量分布、空気動力学、スイング速度等は全て、クラブがスイングしてボールを打つ際のクラブの「感触」に影響を及ぼし得る。また、「感触」は、クラブの視覚的外観と、クラブヘッドがボールを打ってボールを送り出す際にもたらされる音とに関連付けられることも分かってきた。
ゴルフクラブ設計に対する技術的な改良がなされてきたが、非常に個人的な性質のパターストロークとゴルフボールをパットする「感触」態様とに起因して、単一のパター構造で全てのプレーヤに最も良く適するものはない。クラブの見た目および感触を変える新たなパター構造が、少なくとも一部のプレーヤによって歓迎される。
この発明の局面は、ゴルフクラブ構造、ゴルフクラブヘッド構造、および、ゴルフクラブグリップ構造に関する。幾つかの実施例において、ゴルフクラブ、ゴルフクラブヘッド、および/または、ゴルフクラブグリップは、再生リグラインド材料(recycled regrind material)から形成される部分を含んでもよい。例えば、ゴルフクラブヘッドは、ゴルフクラブヘッドの前面に形成される打球面を含んでもよい。幾つかの実施例では、打球面(または、その少なくとも一部)が再生リグラインド材料から形成されてもよい。
この発明の他の局面は、パターグリップなどのゴルフクラブグリップ構造に関する。パターグリップは複数の材料から形成されてもよく、そのような材料の一つが再生リグラインド材料である。幾つかの構成において、パターは、再生リグラインド材料から形成される内側グリップ部と、低いショア硬度値を有する材料で形成され、したがって内側グリップ部よりも柔軟な感触を有する外側グリップ部とを含んでもよい。外側グリップ部は、プレー中にユーザによって接触される外側グリップ表面の全て、またはほぼ全てを形成してもよい。
更なる他の構成において、グリップは、グリップ表面の全体にわたって形成される様々な領域を含んでもよい。これらの領域は、再生リグラインド材料を含む一つまたは複数の材料から形成されてもよい。幾つかの構成において、再生リグラインド材料は、ユーザとの接触が最小となるグリップの領域を形成してもよい。
本発明を例示的に図解するが、本発明は添付図面に限定されない。図中、同様の符番は全体にわたって同様の要素を示す。
これらの図に示される様々な部分が必ずしも一定の倍率で描かれていないことを読者に忠告する。
詳細な説明
以下の説明および添付図面は、本発明の実施例によるゴルフクラブ構造、ゴルフクラブヘッド構造、および、ゴルフクラブグリップ構造の特徴を開示する。
以下の説明および添付図面は、本発明の実施例によるゴルフクラブ構造、ゴルフクラブヘッド構造、および、ゴルフクラブグリップ構造の特徴を開示する。
I.この発明によるゴルフクラブ構造、ゴルフクラブヘッド構造、および、ゴルフクラブグリップ構造の例の一般的な説明
この発明の幾つかの局面は、ゴルフクラブヘッドに関する。幾つかの実施例において、ゴルフクラブヘッドは、前面、後部、トウ、およびヒールを有するゴルフクラブヘッド本体を含む。ゴルフクラブヘッドは、ゴルフクラブヘッド本体の前面の一部を形成する打球面を更に含んでもよく、打球面は、ゴルフクラブヘッド本体の前面の残りの部分よりも柔軟なリグラインド材料から形成される部分を少なくとも含む。幾つかの実施例では、打球面全体がリグラインド材料から形成されてもよい。
この発明の幾つかの局面は、ゴルフクラブヘッドに関する。幾つかの実施例において、ゴルフクラブヘッドは、前面、後部、トウ、およびヒールを有するゴルフクラブヘッド本体を含む。ゴルフクラブヘッドは、ゴルフクラブヘッド本体の前面の一部を形成する打球面を更に含んでもよく、打球面は、ゴルフクラブヘッド本体の前面の残りの部分よりも柔軟なリグラインド材料から形成される部分を少なくとも含む。幾つかの実施例では、打球面全体がリグラインド材料から形成されてもよい。
この発明の他の局面は、ゴルフクラブグリップのためのベースを形成する第1のグリップ層を含んでもよいゴルフクラブグリップに関し、第1のグリップ層は再生リグラインド材料から形成される。ゴルフクラブグリップは、第1のグリップ層を取り囲む第2のグリップ層を更に含んでもよい。幾つかの実施例において、第2のグリップ層は、第1のグリップ層の外面上に配置されてもよく、ゴルフクラブグリップの外面を形成してもよい。第2のグリップ層は、新たに製造される(例えば、再生またはリグラインドではない)第2の材料から形成されてもよく、また、再生リグラインド材料よりも低いショア硬度を有してもよい。幾つかの実施例では、第1のグリップ層の材料が第2の(あるいは、他の)グリップ層の材料のショア硬度値よりも少なくとも10%高いショア硬度値を有してもよく、また、他の実施例では、第1のグリップ層の材料が第2の(または、他の)グリップ層の他よりも少なくとも15%高い、あるいは更には少なくとも20%高いショア硬度値を有してもよい。
この発明の更なる他の局面は、上端領域、下端領域、および、上端領域と下端領域との間で延びる中央領域を含んでもよいゴルフクラブグリップに関する。ゴルフクラブグリップは、中央領域の第1の部分を形成する第1のグリップ領域を更に含んでもよい。幾つかの実施例において、第1のグリップ領域は、第1の材料から形成されてもよく、また、中央領域の表面の大部分を形成してもよい。少なくとも幾つかの実施例では、ゴルフクラブグリップが中央領域内に第2のグリップ領域を更に含んでもよい。第2のグリップ領域は、第1の材料とは異なる第2の材料から形成されてもよい。この場合、第2の材料は再生リグラインド材料である。この材料は前述したように新たに製造されてもよい。
この発明の更なる他の局面は、前面、後部、トウ、およびヒールを有するゴルフクラブヘッドを含んでもよいゴルフクラブに関する。少なくとも幾つかの実施例において、前面は、ゴルフクラブヘッドの残りの部分を形成する材料とは異なる第1の材料から形成される打球面を含んでもよい。幾つかの構成において、ゴルフクラブヘッドは、該ゴルフクラブヘッドに結合されるシャフトを更に含んでもよい。シャフトは、ゴルフクラブヘッドと反対側の端部に配置されるゴルフクラブグリップを含んでもよい。少なくとも幾つかの実施例において、グリップは、第1の材料から形成される第1のグリップ領域と、第1の材料とは異なりかつゴルフクラブヘッドの残りの部分を形成する材料とは異なる第2の材料から形成される第2のグリップ領域とを含んでもよい。少なくとも幾つかの構成では、第1の材料が再生リグラインド材料であってもよい。
前に与えられた本発明の様々な実施例の局面の一般的な説明を踏まえて、本発明によるゴルフクラブ構造およびゴルフクラブヘッド構造の様々な特定の実施例の更に詳しい説明を以下に行なう。
II.本発明によるゴルフクラブ構造、ゴルフクラブヘッド構造、および、ゴルフクラブグリップ構造の実施例の詳細な説明
以下の説明および添付図面は、本発明によるゴルフクラブ構造、ゴルフクラブヘッド構造、および、ゴルフクラブグリップ構造の様々な実施例について記載する。同じ符番が複数の図面で現れる場合、その符番は、この明細書および図面では、同一または同様の部分を全体にわたって示すように一貫して使用される。添付図面に示される態様以外の態様が利用されてもよく、また、本発明の範囲から逸脱することなく変更が成されてもよいことは言うまでもない。
以下の説明および添付図面は、本発明によるゴルフクラブ構造、ゴルフクラブヘッド構造、および、ゴルフクラブグリップ構造の様々な実施例について記載する。同じ符番が複数の図面で現れる場合、その符番は、この明細書および図面では、同一または同様の部分を全体にわたって示すように一貫して使用される。添付図面に示される態様以外の態様が利用されてもよく、また、本発明の範囲から逸脱することなく変更が成されてもよいことは言うまでもない。
図1Aは、この発明の少なくとも幾つかの局面によるゴルフクラブ100の実施例を示している。図示のゴルフクラブ100はパタータイプのゴルフクラブである。しかしながら、この発明の様々な局面は、ウッドタイプのゴルフクラブ、ハイブリッドゴルフクラブ、アイアンタイプのゴルフクラブ、ユーティリティクラブなどを含む様々なゴルフクラブのタイプと共に使用されてもよい。明細書中の何ものもここに記載される本発明をパタータイプゴルフクラブに限定するものと見なされるべきではない。
ゴルフクラブヘッドは、一般に、複数の異なる領域、セグメント、部分、端部等を含んでもよい。一実施態様において、ゴルフクラブヘッドは、一般に、前面、後部、トウ、ヒール、クラウン、およびソールを含んでもよい。ゴルフクラブ100は、一般に、シャフト122の一端部に結合されるゴルフクラブヘッド101を含む。シャフト122は、スチール、グラファイト、複合材料等の従来の材料から形成されてもよい。ゴルフクラブ100は、シャフト122の反対側の端部に結合されるグリップ130を更に含んでもよい。グリップ130は、以下で更に十分に記載されるように、様々な材料から形成されてもよく、また、接着剤、テープ、セメント、機械的なコネクタなどの公知の結合方法を使用してシャフト122に結合されてもよい。
図1Bおよび図1Cは、この発明の局面にしたがって製造されてもよいゴルフクラブヘッド構造101の一実施例の正面図および背面図をそれぞれ示している。図1Bおよび図1Cに示されるように、ゴルフクラブヘッド101は、上端102、打球面106を含む前面104、後部108、トウ110、ヒール112、および、下端またはソール114を有してもよいクラブヘッド本体103を含んでもよい。また、ゴルフクラブヘッド101は、特にシャフト122に対するゴルフクラブヘッド101の結合を容易にするために形成されるホーゼル120を含んでもよい。シャフト122は、任意の所望の態様で、例えばセメントまたは接着剤によって、ネジまたは他の機械的なコネクタによって、溶接、蝋付け、半田付け、あるいは、他の溶解技術等によってクラブヘッド本体103と係合されてもよい。ホーゼル120、シャフト122、および/または、クラブヘッド本体103は、従来の部品、従来の材料を含む任意の所望数の部品および/または任意の所望の材料から、また、当技術分野において公知で使用される従来の構造を成して形成されてもよい。
前述したように、前面104は、ゴルフボールを打つように構成される打球面106を含んでもよい。打球面106は、クラブヘッド本体103の残りの部分または残りの部分の一部とは異なる材料から形成されてもよい。例えば、打球面106は、高分子材料、リグラインド等の再生材料などの、クラブヘッド本体103の残りの部分よりも柔軟な(すなわち、残りの部分よりも低いショア硬度値を有する)材料から形成されてもよい。また、より柔軟な材料は、ゴルフクラブヘッド101の残りの部分を形成する材料より軽量であってもよい。幾つかの構成において、打球面106は、前面104と一体に形成されてもよく、かつ/または、前面104を完全に構成してもよい。他の構成において、打球面106は、以下で更に十分に説明するように、前面104とは別個に形成される挿入体を構成してもよく、また、前面104に形成される凹部に結合されてもよい。
幾つかの実施例において、打球面106は、任意の様々な特徴、形態、形状、表面、および、細部を含んでもよい。例えば、打球面106は、該打球面106がゴルフボールに衝突するときにゴルフボールの移動を容易にする一連の溝または他のテクスチャを含んでもよい。これらの溝の間隔、サイズ、深さ、形状、輪郭、および、方向は、以下で更に十分に説明するように、様々な特徴を与えるように変えられてもよい。また、打球面106は、更に柔軟なまたは更に硬質な材料から形成されてもよく、あるいは、打球面106がゴルフボールに衝突するために繰り返し使用されるのを見込んで材料を補強するまたは柔軟にするように処理されてもよい。材料の一部の硬さを変えることにより、ゴルフクラブヘッドの感触が変えられてもよい。例えば、ゴルフクラブヘッドの他の表面と比べて柔軟な打球面106を有することが望ましい場合がある。一方、ドライバまたはアイアンタイプのクラブの打球面が硬質打球面106を有することが望ましい場合がある。以下で更に十分に説明するように、多くの他の形態の表面処理および装飾が、硬質材料から穴、溝、および、襞、ならびに、様々な他の打面材料、構造、および、形態に至るまで、打球面106に組み入れられてもよい。
前述したように、幾つかの実施例において、打球面106は、クラブヘッドの残りの部分とは異なる材料から形成されてもよく、かつ/または、ゴルフクラブヘッドの残りの部分とは異なる材料から形成されてもよい挿入部を含んでもよい。例えば、打球面106は、パターを使用するときにより柔軟な感触を与えるために、および/または、より正確な回転を与えるために、ゴルフクラブヘッド101の残りの部分よりも柔軟な材料から形成されてもよい。幾つかの構成において、打球面106は、少なくとも一部が、リグラインドなどの再生材料を含む高分子材料から形成されてもよい。幾つかの実施例において、リグラインドは、細かく粉砕される再生材料を含んでもよい打球面106の形成で使用される添加剤を含んでもよい。幾つかの実施例において、細かく砕かれる再生材料は、製造中に生成されるスクラップや削り屑等、履物の欠陥品または使用済み品などであってもよい再生履物材料であってもよい。添加剤は、革、綿、熱可塑性物質、合成および天然のゴム、切削可能/部分架橋ポリウレタン、および、合成繊維を含んでもよい。熱可塑性物質は、ポリアミド、ポリエステル、および、ポリウレタンを含んでもよい。
幾つかの実施例において、リグラインド添加剤は、打球面106を形成するために、所望の粒径まで砕かれて原材料(新たな高分子材料など)に加えられてもよい。他の場合には、打球面106が全体的にリグラインド材料から形成されてもよい。図2A〜図2Cは、少なくとも一部がリグラインド材料から形成される打球面を有するゴルフクラブヘッドの幾つかの実施例を示している。図示のように、ゴルフクラブヘッド200a〜200cは、形状、サイズ、形態等が異なってもよい。打球面206a〜206cも形状、サイズ、形態等が異なってもよい。例えば、幾つかの実施例では、打球面206a〜206cがゴルフクラブヘッド200a〜200cの前面の大部分を構成してもよい。
これに加えてまたはこれに代えて、打球面206a〜206cは、ゴルフクラブヘッド200a〜200cの残りの部分または残りの部分の一部とは別個に形成される挿入体であってもよく、あるいは、ゴルフクラブヘッド200a〜200cと一体に形成されてもよい。打球面206a〜206cがゴルフクラブヘッド200a〜200cとは別個に形成される挿入体である場合、該挿入体は、公知の接着剤(VHVテープなど)、セメント、エポキシ等を使用して、ゴルフクラブヘッド200a〜200cに形成される凹部内に結合されてもよい。あるいは、必要に応じて、凹部が省かれてもよく、かつ/または、打球面206a〜206cがそのバッキング支持表面構造から離れて突出してもよい。
打球面の形成においてリグラインド材料を使用する一つの利点は、リグラインドへと砕かれる物品の製造に関連付けられる廃棄物の減少、および、打球面を製造する際の初めて使用される(first-use)材料の減少である。再生材料の使用は、一般に、埋め立てごみ廃棄場所を費やしていた廃棄物を減少させるとともに、製造メーカのカーボンフットプリントを減少させるのに役立つ。リグラインド材料、製造等の更なる例は、その全体が参照することにより本願に組み入れられる「Footwear Additive Made From Recycled Materials」と題されるChrissの米国特許第5,346,934号で見出されうる。
図1A〜図1Cを更に参照すると、ゴルフクラブヘッド100は一般にパター用のゴルフクラブヘッドと称されてもよい。パターは、ゴルフボールを打つように、あるいは、ゴルフボールを「グリーン」上またはゴルファーがゴルフボールを置いてもよい他の同様の表面上に置くように構成される。一般に、パターヘッド101は、ボールがクラブによって適切に打たれるとほぼ滑らかな表面に沿ってボールを転がすように形成されて成形される。幾つかの実施例では、ゴルフクラブヘッド101が所定の方法で選択的にかつ意図的に重み付けられてもよい。例えば、ゴルフクラブヘッド101あるいはクラブヘッド本体103の一つまたは複数の部分は、ゴルフクラブヘッド101上の所望の場所に錘を有利に分配するために重み付け部分または高密度部分を含んでもよい。幾つかの実施例において、重み付けは、ゴルフクラブヘッド101の残りの部分よりも重いまたは軽い材料などの材料をゴルフクラブヘッド101の特定の場所の材料全体にわたって分散させることにより達成されてもよく、あるいは、特定の場所に配置されまたは挿入される重い材料または軽い材料から成る一つもしくは複数の領域を利用して達成されてもよい。ゴルフクラブヘッドの重み付けは、パターのストロークを容易にするのに役立つ場合があり、また、(例えば、クラブヘッドの慣性モーメント(特に、クラブヘッドがボールアドレス方向にある状態でクラブヘッド重心を垂直方向に貫く慣性モーメントIzz)を増大することにより)より滑らかで、より正確なパットを可能にするのに役立つ場合がある。したがって、ゴルフクラブの重み付けは、好ましいストロークを与えてゴルフボールと接触するべく特定の場所に質量中心を配置するように釣り合わせることができる。
パターは、それらの形状、サイズ、および、外観が大きく異なってもよい。図1A〜図1Cには略長方形のヘッドパターが示されているが、この発明の局面にしたがって、細長い形状、略正方形、円形、楕円形等のヘッドパター、2ボール形状パター、ブレード型パター、マレット型パター、特大または重いパターなど、他のパターヘッド形状および構成が使用されてもよい。これに加えてまたはこれに代えて、ゴルフクラブヘッド101は、クラブの位置合わせ、および/または重み付けを容易にする切り欠き、出っ張り、球状構造、チャネル、および、様々な他の形態を含んでもよい。特に、パターヘッドの質量中心を打球面106上の好ましい中心打球スポットと位置合わせすることが多くの事例で望ましい場合がある。
図3A〜図3Eは、ゴルフクラブ100などのゴルフクラブのグリップ330の一実施例を示している。グリップ330はパターと共に使用されるものと記載されてもよいが、本明細書において記載されるグリップ構成は、少なくともウッドタイプのゴルフクラブ、アイアンタイプのゴルフクラブ、ハイブリッドゴルフクラブなどを含む任意のタイプのゴルフクラブと共に使用されてもよい。グリップ330が複数の層または複数の部分を含んでもよい。例えば、グリップ330は、内側グリップ部材(図3Bに分離して示される332)と、外側グリップ部材334とを含んでもよい。内側グリップ部材332は、随意的に最終的なグリップ構造において露出される上端部336および下端部337を含んでもよく、下端部はグリップ330とシャフト(図示せず)との間で移行するように構成される。また、以下で更に十分に説明するように、内側グリップ部材332が中央領域333を含んでもよく、該中央領域に対して外側グリップ部334が結合されてもよい。必要に応じて、内側グリップ部材332および外側グリップ部材334の一方または両方がこの発明から逸脱することなく複数の断片から形成されてもよい。
幾つかの実施例では、内側グリップ部材332および外側グリップ部材334が異なる材料から形成されてもよい。例えば、内側グリップ部材332が外側グリップ部材334よりも硬質な(すなわち、外側グリップ部材334よりも高いショア硬度値を有する)材料から形成されてもよい。このように内側グリップ部材332を硬くすると、強固で頑丈な構造を与えるのに役立つことができ、それにより、シャフトの容易な取り付けに役立つことができるとともに、プレー中に頑丈な構造を与えるのに役立つことができる。また、外側グリップ部材334を軟らかくすることにより、プレー中にユーザが接触するグリップ330の部分において快適な握持を行なうことができる。
幾つかの構成では、グリップ330が「ラップグリップ」構成であってもよい。すなわち、内側グリップ部材332は、内側グリップ部332を包んでもよい外側グリップ部材334のための硬質な基体を与える。図3Cは、図3AのA-A線に沿うグリップ330の断面である。内側グリップ部材332は、中心開口335を取り囲んで示されており、ゴルフクラブのシャフト(図示せず)が取り付けのために中心開口内へと延びてもよい。この特定の実施例の構造を成すより硬質な内側グリップ部材332は、一般に、プレー中にユーザと接触しないように構成される(しかしながら、前述したように、端部336,337が露出されてもよい)。代わりに、柔軟でユーザにとって快適なグリップ表面を与えるために、外側グリップ部材334が、内側グリップ部材332の大部分を取り囲む。グリップの様々な部分は、マルチ材料グリップにおける当技術分野で公知でありかつ使用される従来の方法を含む任意の望ましい方法で、例えば、接着剤またはセメントによって、埋め込み手法によって、機械的なコネクタ等によって、互いに係合されてもよい。
幾つかの構成では、外側グリップ部材334の厚さがグリップ330に沿って一定であってもよい。例えば、幾つかの構成では、外側グリップ部材334の厚さが約0.1〜1.5インチ(内側グリップ部332から外側グリップ部材334の外面へと径方向外側に向けて測定された)であってもよいが、他の厚さも可能である。幾つかの他の実施例において、外側グリップ部材334の厚さは、(例えば、テーパ構造を与えるために)グリップ330または内側グリップ部332の長さに沿って変化してもよい。例えば、プレーヤの手とかなり接触する領域では、ユーザに対して更なる緩衝作用、および/または快適さを与えるために、外側グリップ部材334の厚さが増大されてもよい。しかしながら、ユーザ接触が僅かなグリップ330の領域(例えば、グリップ330の下端)では、材料の使用を節約して、製造に関連するコストを低減する等のために、外側グリップ部材334の厚さが減少されてもよい。内側グリップ部材332のその主軸範囲に沿う厚さは、例えば0.1〜1.5インチの範囲内であってもよいが、他の厚さも可能である。
図3Dは、内側グリップ部332の上面図である。グリップ330の上端部は、内側グリップ部材332と同じかまたは同様の材料から形成されてもよいグリップキャップ336を含んでもよい。幾つかの構成において、グリップキャップ336は、内側グリップ部材332または外側グリップ部334のいずれかとは異なる材料から形成されてもよい。幾つかの実施例では、グリップキャップ336が内側グリップ部材332などのグリップ330の一つまたは複数の部分と一体形成されてもよい。あるいは、グリップキャップ336は、グリップ330の残りの部分とは別個に形成されてもよく、また、接着剤、セメント、機械的な締結具、スナップ嵌合、摩擦嵌合などの公知の結合方法を使用してグリップ330に結合されてもよい。
図3Eは、図3DのB-B線に沿うグリップ330の断面である。断面は、内側グリップ部332と内側グリップ部材334の周囲の外側グリップ部材334とを含むグリップ330の構成を更に示している。幾つかの構成において、内側グリップ部材332は、略円形断面を有してもよく、かつ/または、図3Eに示されるように上端開放構成を有してもよい。この場合、外側グリップ部材334は、幾つかの構成では、プレーヤにとって快適なグリップ表面を与えるために、内側グリップ部332の全てあるいはほぼ全てを取り囲んでもよい。例えば、外側グリップ部材334は、プレー中にユーザのための接触面を与えるために、内側グリップ部材332の中央領域333を取り囲んでもよい。図示の構成は、中央領域333を取り囲み、かつ中央領域333の全てまたはほぼ全てを覆う外側グリップ部材334を示している。しかしながら、幾つかの実施例では、外側グリップ部材334が中央領域333の長さに沿って部分的に延びてもよい。これらの実施例において、内側グリップ部材332は、外側グリップ部材334によって覆われない長さに沿って露出されたままであってもよく、または、内側グリップ部材332の露出部を覆うために他のグリップ部が含まれてもよい。
前述したように、内側グリップ部材332が外側グリップ部材334よりも硬質な材料から形成されてもよい。幾つかの実施例では、内側グリップ部材332が再生材料から形成されてもよく、一方、外側グリップ部材334が随意的に新たに製造される、より柔軟な高分子材料から形成されてもよい。この構成は、ユーザのためのより柔軟な接触面を伴う硬質下面の前述した利点を与えるだけでなく、新しい初めて使用される材料の代わりに、廃棄されていたスクラップ材料を更に多く使用する等により、廃棄物減少やコスト節約などの再生材料の使用と関連する更なる利点も与える。外側グリップ部材334は、天然ゴムまたは合成ゴム、革、高分子材料等を含む任意の様々な材料から形成されてもよい。
図3A〜図3Eに示されるグリップ330は、内側グリップ部材332を取り囲む柔軟な外側グリップ材料の単一の層を示している。しかしながら、幾つかの構成では、材料の複数の層が使用されてもよい。図4はグリップ430の一実施例を示しており、この実施例では、材料の複数の層がグリップ430を形成する際に使用される。例えば、図4は、グリップ430の断面を示しており、内側グリップ部432と外側グリップ部434とを含む(例えば、図3A〜図3Eに示される構造および材料に類似する)。内側グリップ部432と外側グリップ部434との間に一つまたは複数の更なるグリップ層、例えば層438があってもよい。これらの更なる内側グリップ層438は、内側グリップ部432または外側グリップ部434を形成する材料のいずれかと同じかまたはほぼ同様の材料から形成されてもよい。幾つかの構成において、内側グリップ層438は、内側グリップ部432および外側グリップ部434のうちの一方または両方を形成する材料とは異なる材料から形成されてもよい。一つの内側グリップ層438だけが示されているが、本発明から逸脱することなく、複数の層(径方向および/または長手方向に配置される)が設けられてもよい。これに加えてまたはこれに代えて、前述した構成と同様に、内側グリップ層438がグリップに沿って一定の厚さを有してもよく、または、内側グリップ層438の厚さがグリップ430の長さに沿って変化してもよい。図4に示されるように、グリップ430は、上端部が覆われまたは閉じられる略閉塞構成を有してもよい。あるいは、グリップ430は、図3Eに示される形態と同様の上端開放形態を有してもよい。
図5A〜図5Bは、グリップ530を形成するために再生材料を含む複数の材料が使用されてもよいこの発明の少なくとも幾つかの局面による代替のグリップ構成を示している。グリップ530は、異なる材料から形成される複数の領域を含む。例えば、グリップ530は、上端領域、下端領域、および、上端領域と下端領域との間で延びる中央領域を含んでもよい。中央領域は、一般にプレー中にユーザによって接触されてもよい領域を含んでもよく、また、これらの部分または領域の一つまたは複数は、一般にプレー中にユーザと最小限しか接触しないかまたは全く接触しない領域よりも柔軟な材料から形成されてもよい。幾つかの構成では、グリップ530のより硬質な領域を形成するためにリグラインドなどの再生材料が使用されてもよく、一方、より柔軟な材料を有する領域を形成してユーザ接触に対してより良い感触を与えるために、天然または合成のゴム、革、高分子等の他の材料が使用されてもよい。
図5Aは、この実施例のグリップ530の正面図を示している。図示のように、グリップ530は、異なるクロスハッチングによって図示されるように、複数のグリップ領域を含む。様々な領域が異なる材料から形成されてもよい。また、グリップ530は、グリップキャップ536と、グリップ530からシャフト(図示せず)へと移行するように構成される下端部537とを含んでもよい。
グリップ530を構成する異なる材料から形成される複数の領域は、頑丈なグリップを与える一方でユーザが扱うのに快適な外面を与えるために、様々な硬度を有する材料の組み合わせであってもよい。例えば、領域540は、グリップ530の前面のかなりの部分を形成しており、ユーザにとって快適なグリップ表面を与えることができる柔軟材料から形成されてもよい。領域542は、ユーザと最小限しか接触しないグリップ530の部分を形成してもよい。したがって、この領域は、より硬質な(すなわち、より高いショア値を有する)材料から形成されてもよい。領域544は、一般に、グリップ530の前面の中央付近に形成されてもよく、また、幾つかの実施例では、領域540と同様の柔軟材料から形成されてもよい。これは、グリップ530の前面、特にグリップ530の前面の中央領域がプレー中にユーザとかなり接触する場合があるからである。あるいは、領域544は、領域540および/または領域542を形成する材料とは異なる材料から形成されてもよい。硬質領域と柔軟領域との並列配置は、グリップが掴まれるときに快適で更に安定した感触を与えることができる。
幾つかの実施例では、硬質材料(領域542を形成する材料など)がリグラインドなどの再生材料であってもよく、一方、柔軟材料(領域540を形成する材料など)が高分子材料、例えば熱可塑性ポリウレタンであってもよい。前述したように、再生材料と新しい初めて使用される材料との組み合わせは、製造と関連する廃棄物の減少や、製造コスト低減などに役立ち得る。幾つかの実施例において、領域540などの柔軟材料から形成される領域は、グリップ、または、グリップの中央領域の表面の大部分を形成してもよい。
図5Bは、図5Aに示されるグリップ530の側面図を示している。図示のように、領域540は、グリップ530のほぼ外周にわたって延びてもよく、また、例えばユーザの掌がクラブを握るグリップ530の上側後部の大部分を構成してもよい。領域542は、一般的に言ってユーザとの接触が最小なグリップの上端部の周囲で概ね延びてもよい。したがって、この構成は、グリップ530のための頑丈な構造を与える剛性が高い硬質材料と、ユーザにとって快適なグリップを与えるための柔軟材料との組み合わせを与える。硬質領域542は、(例えば、図3A〜図3Eに示されるような)シャフトを受けるための内部室を与えてもよい。あるいは、必要に応じて、グリップ530のシャフト受け部分が領域540および領域542とは別個の一つまたは複数の部品であってもよく、また、このシャフト受け部分の少なくとも一部がリグラインド材料から形成されてもよい。
図5Aおよび図5Bに示されるマルチ領域グリップ構成は、異なるグリップ領域で複数の材料を使用する構成の単なる一実施例である。それぞれの領域のサイズ、形状、形態等は、本発明から逸脱することなく大きく変わってもよい。例えば、図6は、異なる材料から形成される複数の領域を有するグリップ630の代替の構成を示している。グリップ630は、幾つかの実施例ではグリップ630の全周にわたって延びてもよい領域640を含む。他の実施例では、領域640がグリップ630の周囲で部分的に延びてもよい。また、グリップ630は、グリップの上端および下端にそれぞれ配置される領域642aおよび642bを含んでもよい。これらの領域642a、642bは、グリップ630の全周にわたって配置されてもよく、または、グリップ630の周囲にわたって部分的に配置されてもよい。
前述した構成と同様に、グリップ630の様々な領域640、642a、642bが異なる材料から形成されてもよい。例えば、クラブの使用中にユーザとかなり接触し得る領域640は、快適で柔軟な外面を与えるために、様々な高分子材料(例えば、熱可塑性ポリウレタン)を含む柔軟材料から形成されてもよい。また、ユーザは、領域642aおよび642bでグリップ630と最小限の接触をなしてもよく、したがって、これらの領域は、強固な構造をグリップに与えるのに役立つように、領域640よりも硬質な(例えば、領域640よりも高い硬度値を有する)材料から形成されてもよい。領域642a、642bは、幾つかの実施例では、廃棄物を最小にするなどして製造中に使用される材料を最大限に活用するため、リグラインドなどの再生材料から形成されてもよい。硬質領域642aおよび642bは、例えばシャフトを受けるための内部室を(例えば、図3A〜図3Eに示されるように)与えるグリップの部分によって互いに結合されてもよい。他の選択肢として、必要に応じて、硬質領域642aまたは642bのうちの一方だけが、グリップのシャフト受け部と連続して形成されてもよい。あるいは、必要に応じて、グリップ630のシャフト受け部が領域640、642aおよび/または642bとは別個の一つまたは複数の部品であってもよく、また、このシャフト受け部の少なくとも一部がリグラインド材料から形成されてもよい。
様々なフェース材料、および/またはグリップ材料においては、この発明から逸脱することなく、熱可塑性または熱硬化性の高分子材料、合成ゴムタイプの高分子材料等、例えばポリウレタン、ビニル(例えば、エチルビニルアセテート等)、ナイロン、ポリエーテル、ポリブチレンレテフタレート等含む任意の望ましい高分子材料が使用されてもよい。これらの同じタイプの材料は、この発明のためのリグラインド材料を与えるためにリサイクルされて使用されてもよい。
III.結論
本発明は、構造、特徴、要素、および、構造と特徴と要素との組み合わせの様々な実施例と関連して前述されかつ添付図面に描かれている。しかしながら、本開示によって果たされる目的は、本発明に関連付けられる様々な特徴および概念の実施例を与えることであって、本発明の範囲を限定することではない。当業者であれば分かるように、添付の特許請求の範囲により規定される本発明の範囲から逸脱することなく、前述した態様に対して多くの様々な変形および改良がなされてもよい。例えば、図1A〜図6と併せて前述した様々な特徴および概念は、この発明から逸脱することなく、個別におよび/または任意のコンビネーションまたはサブコンビネーションで使用されてもよい。
本発明は、構造、特徴、要素、および、構造と特徴と要素との組み合わせの様々な実施例と関連して前述されかつ添付図面に描かれている。しかしながら、本開示によって果たされる目的は、本発明に関連付けられる様々な特徴および概念の実施例を与えることであって、本発明の範囲を限定することではない。当業者であれば分かるように、添付の特許請求の範囲により規定される本発明の範囲から逸脱することなく、前述した態様に対して多くの様々な変形および改良がなされてもよい。例えば、図1A〜図6と併せて前述した様々な特徴および概念は、この発明から逸脱することなく、個別におよび/または任意のコンビネーションまたはサブコンビネーションで使用されてもよい。
更なる他の構成において、グリップは、グリップ表面の全体にわたって形成される様々な領域を含んでもよい。これらの領域は、再生リグラインド材料を含む一つまたは複数の材料から形成されてもよい。幾つかの構成において、再生リグラインド材料は、ユーザとの接触が最小となるグリップの領域を形成してもよい。
[本発明1001]
前面、後部、トウ、およびヒールを有するゴルフクラブヘッド本体と、
ゴルフクラブヘッド本体の前面の一部を形成するとともに、ゴルフクラブヘッド本体の前面の残りの部分よりも柔軟なリグラインド材料から形成される部分を少なくとも含む、打球面と
を含む、ゴルフクラブヘッド。
[本発明1002]
打球面がゴルフクラブヘッド本体の残りの部分と一体に形成される、本発明1001のゴルフクラブヘッド。
[本発明1003]
打球面がゴルフクラブヘッド本体の残りの部分とは別個に形成される、本発明1001のゴルフクラブヘッド。
[本発明1004]
打球面がゴルフクラブヘッド本体の前面の大部分を形成する、本発明1001のゴルフクラブヘッド。
[本発明1005]
本発明1001のゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに係合されたシャフトと
を含む、ゴルフクラブ。
[本発明1006]
ゴルフクラブグリップのベースを形成するとともに、再生リグラインド材料から形成されている、第1のグリップ層と、
第1のグリップ層を少なくとも部分的に取り囲む第2のグリップ層であって、第1のグリップ層の外面上に配置されるとともに、グリップの外面を形成し、前記再生リグラインド材料よりも低い硬度値を有する第2の材料から形成されている、第2のグリップ層と
を含む、ゴルフクラブグリップ。
[本発明1007]
第1のグリップ層の少なくとも一部が略円形の断面を有し、第1のグリップ層は、上端部、下端部、および中央部を更に含む、本発明1006のゴルフクラブグリップ。
[本発明1008]
第2のグリップ層が第1のグリップ層の中央部を取り囲む、本発明1007のゴルフクラブグリップ。
[本発明1009]
第2のグリップ層が第1のグリップ層の一部を包んでいる、本発明1006のゴルフクラブグリップ。
[本発明1010]
第2のグリップ層が、ユーザにより接触されるグリップの表面の大部分を形成する、本発明1006のゴルフクラブグリップ。
[本発明1011]
第2のグリップ層が複数の層を含む、本発明1006のゴルフクラブグリップ。
[本発明1012]
複数の層のうちの少なくとも一つの層が、該複数の層のうちの少なくとも一つの他の層とは異なる材料から形成されている、本発明1011のゴルフクラブグリップ。
[本発明1013]
第2のグリップ層が、天然ゴム、合成ゴム、革、および高分子材料のうちの少なくとも一つから形成されている、本発明1006のゴルフクラブグリップ。
[本発明1014]
ゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに係合されたシャフトと、
該シャフトに係合された本発明1006のゴルフクラブグリップと
を含む、ゴルフクラブ。
[本発明1015]
上端領域、下端領域、および上端領域と下端領域との間に延びる中央領域を有するゴルフクラブグリップであって、
中央領域の第1の部分を形成し、第1の材料から形成されるとともに、中央領域の表面の大部分を形成する、第1のグリップ領域と、
中央領域の第2の部分を形成し、第1の材料とは異なる第2の材料から形成されるとともに、第2の材料が再生リグラインド材料である、第2のグリップ領域と
を含む、ゴルフクラブグリップ。
[本発明1016]
第1のグリップ領域が、ゴルフクラブグリップの後側からゴルフクラブグリップの前側へ向かってゴルフクラブグリップの周囲に延びている、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1017]
上端領域および下端領域が第2の材料から形成されている、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1018]
第1のグリップ領域が、ユーザによって接触されるゴルフクラブグリップのエリアに配置されている、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1019]
第1の材料が、天然ゴム、合成ゴム、革、および高分子材料のうちの少なくとも一つである、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1020]
第1の材料および第2の材料とは異なる第3の材料から形成された第3のグリップ領域を更に含む、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1021]
中央領域の第3の部分を形成する第3のグリップ領域を更に含み、第3のグリップ領域が第1の材料から形成される、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1022]
第3のグリップ領域が、ゴルフクラブグリップの前面に位置されているとともに、第2のグリップ領域によって取り囲まれている、本発明1021のゴルフクラブグリップ。
[本発明1023]
ゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに係合されたシャフトと、
該シャフトに係合された本発明1015のゴルフクラブグリップと
を含む、ゴルフクラブ。
[本発明1024]
前面、後部、トウ、およびヒールを有するゴルフクラブヘッドであって、該前面が、ゴルフクラブヘッドの残りの部分を形成する材料とは異なる第1の材料から形成された打球面を含む、ゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに結合されたシャフトと、
該ゴルフクラブヘッドとは反対側の端部で前記シャフトと係合されたゴルフクラブグリップであって、
第1の材料から形成された第1のグリップ領域と、
第1の材料とは異なりかつゴルフクラブヘッドの残りの部分を形成する材料とは異なる第2の材料から形成された第2のグリップ領域と、
を含むゴルフクラブグリップと
を含み、
第1の材料が再生リグラインド材料である、ゴルフクラブ。
[本発明1025]
第2の材料が高分子材料である、本発明1024のゴルフクラブ。
[本発明1026]
第1のグリップ領域が内側グリップ部である、本発明1024のゴルフクラブ。
[本発明1027]
内側グリップ部が、ゴルフクラブの使用中にユーザと接触するように構成されていない、本発明1026のゴルフクラブ。
[本発明1028]
第2のグリップ領域が、ゴルフクラブの使用中にユーザと接触するように構成された外側グリップ部である、本発明1026のゴルフクラブ。
[本発明1029]
第2のグリップ領域が、ゴルフクラブの使用中にユーザにより接触される外側グリップ表面の大部分を形成している、本発明1024のゴルフクラブ。
[本発明1030]
第1のグリップ領域が、ゴルフクラブの使用中にユーザにより接触される外側グリップ表面の一部を形成している、本発明1029のゴルフクラブ。
[本発明1001]
前面、後部、トウ、およびヒールを有するゴルフクラブヘッド本体と、
ゴルフクラブヘッド本体の前面の一部を形成するとともに、ゴルフクラブヘッド本体の前面の残りの部分よりも柔軟なリグラインド材料から形成される部分を少なくとも含む、打球面と
を含む、ゴルフクラブヘッド。
[本発明1002]
打球面がゴルフクラブヘッド本体の残りの部分と一体に形成される、本発明1001のゴルフクラブヘッド。
[本発明1003]
打球面がゴルフクラブヘッド本体の残りの部分とは別個に形成される、本発明1001のゴルフクラブヘッド。
[本発明1004]
打球面がゴルフクラブヘッド本体の前面の大部分を形成する、本発明1001のゴルフクラブヘッド。
[本発明1005]
本発明1001のゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに係合されたシャフトと
を含む、ゴルフクラブ。
[本発明1006]
ゴルフクラブグリップのベースを形成するとともに、再生リグラインド材料から形成されている、第1のグリップ層と、
第1のグリップ層を少なくとも部分的に取り囲む第2のグリップ層であって、第1のグリップ層の外面上に配置されるとともに、グリップの外面を形成し、前記再生リグラインド材料よりも低い硬度値を有する第2の材料から形成されている、第2のグリップ層と
を含む、ゴルフクラブグリップ。
[本発明1007]
第1のグリップ層の少なくとも一部が略円形の断面を有し、第1のグリップ層は、上端部、下端部、および中央部を更に含む、本発明1006のゴルフクラブグリップ。
[本発明1008]
第2のグリップ層が第1のグリップ層の中央部を取り囲む、本発明1007のゴルフクラブグリップ。
[本発明1009]
第2のグリップ層が第1のグリップ層の一部を包んでいる、本発明1006のゴルフクラブグリップ。
[本発明1010]
第2のグリップ層が、ユーザにより接触されるグリップの表面の大部分を形成する、本発明1006のゴルフクラブグリップ。
[本発明1011]
第2のグリップ層が複数の層を含む、本発明1006のゴルフクラブグリップ。
[本発明1012]
複数の層のうちの少なくとも一つの層が、該複数の層のうちの少なくとも一つの他の層とは異なる材料から形成されている、本発明1011のゴルフクラブグリップ。
[本発明1013]
第2のグリップ層が、天然ゴム、合成ゴム、革、および高分子材料のうちの少なくとも一つから形成されている、本発明1006のゴルフクラブグリップ。
[本発明1014]
ゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに係合されたシャフトと、
該シャフトに係合された本発明1006のゴルフクラブグリップと
を含む、ゴルフクラブ。
[本発明1015]
上端領域、下端領域、および上端領域と下端領域との間に延びる中央領域を有するゴルフクラブグリップであって、
中央領域の第1の部分を形成し、第1の材料から形成されるとともに、中央領域の表面の大部分を形成する、第1のグリップ領域と、
中央領域の第2の部分を形成し、第1の材料とは異なる第2の材料から形成されるとともに、第2の材料が再生リグラインド材料である、第2のグリップ領域と
を含む、ゴルフクラブグリップ。
[本発明1016]
第1のグリップ領域が、ゴルフクラブグリップの後側からゴルフクラブグリップの前側へ向かってゴルフクラブグリップの周囲に延びている、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1017]
上端領域および下端領域が第2の材料から形成されている、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1018]
第1のグリップ領域が、ユーザによって接触されるゴルフクラブグリップのエリアに配置されている、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1019]
第1の材料が、天然ゴム、合成ゴム、革、および高分子材料のうちの少なくとも一つである、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1020]
第1の材料および第2の材料とは異なる第3の材料から形成された第3のグリップ領域を更に含む、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1021]
中央領域の第3の部分を形成する第3のグリップ領域を更に含み、第3のグリップ領域が第1の材料から形成される、本発明1015のゴルフクラブグリップ。
[本発明1022]
第3のグリップ領域が、ゴルフクラブグリップの前面に位置されているとともに、第2のグリップ領域によって取り囲まれている、本発明1021のゴルフクラブグリップ。
[本発明1023]
ゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに係合されたシャフトと、
該シャフトに係合された本発明1015のゴルフクラブグリップと
を含む、ゴルフクラブ。
[本発明1024]
前面、後部、トウ、およびヒールを有するゴルフクラブヘッドであって、該前面が、ゴルフクラブヘッドの残りの部分を形成する材料とは異なる第1の材料から形成された打球面を含む、ゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに結合されたシャフトと、
該ゴルフクラブヘッドとは反対側の端部で前記シャフトと係合されたゴルフクラブグリップであって、
第1の材料から形成された第1のグリップ領域と、
第1の材料とは異なりかつゴルフクラブヘッドの残りの部分を形成する材料とは異なる第2の材料から形成された第2のグリップ領域と、
を含むゴルフクラブグリップと
を含み、
第1の材料が再生リグラインド材料である、ゴルフクラブ。
[本発明1025]
第2の材料が高分子材料である、本発明1024のゴルフクラブ。
[本発明1026]
第1のグリップ領域が内側グリップ部である、本発明1024のゴルフクラブ。
[本発明1027]
内側グリップ部が、ゴルフクラブの使用中にユーザと接触するように構成されていない、本発明1026のゴルフクラブ。
[本発明1028]
第2のグリップ領域が、ゴルフクラブの使用中にユーザと接触するように構成された外側グリップ部である、本発明1026のゴルフクラブ。
[本発明1029]
第2のグリップ領域が、ゴルフクラブの使用中にユーザにより接触される外側グリップ表面の大部分を形成している、本発明1024のゴルフクラブ。
[本発明1030]
第1のグリップ領域が、ゴルフクラブの使用中にユーザにより接触される外側グリップ表面の一部を形成している、本発明1029のゴルフクラブ。
Claims (30)
- 前面、後部、トウ、およびヒールを有するゴルフクラブヘッド本体と、
ゴルフクラブヘッド本体の前面の一部を形成するとともに、ゴルフクラブヘッド本体の前面の残りの部分よりも柔軟なリグラインド材料から形成される部分を少なくとも含む、打球面と
を含む、ゴルフクラブヘッド。 - 打球面がゴルフクラブヘッド本体の残りの部分と一体に形成される、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
- 打球面がゴルフクラブヘッド本体の残りの部分とは別個に形成される、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
- 打球面がゴルフクラブヘッド本体の前面の大部分を形成する、請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
- 請求項1記載のゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに係合されたシャフトと
を含む、ゴルフクラブ。 - ゴルフクラブグリップのベースを形成するとともに、再生リグラインド材料から形成されている、第1のグリップ層と、
第1のグリップ層を少なくとも部分的に取り囲む第2のグリップ層であって、第1のグリップ層の外面上に配置されるとともに、グリップの外面を形成し、前記再生リグラインド材料よりも低い硬度値を有する第2の材料から形成されている、第2のグリップ層と
を含む、ゴルフクラブグリップ。 - 第1のグリップ層の少なくとも一部が略円形の断面を有し、第1のグリップ層は、上端部、下端部、および中央部を更に含む、請求項6記載のゴルフクラブグリップ。
- 第2のグリップ層が第1のグリップ層の中央部を取り囲む、請求項7記載のゴルフクラブグリップ。
- 第2のグリップ層が第1のグリップ層の一部を包んでいる、請求項6記載のゴルフクラブグリップ。
- 第2のグリップ層が、ユーザにより接触されるグリップの表面の大部分を形成する、請求項6記載のゴルフクラブグリップ。
- 第2のグリップ層が複数の層を含む、請求項6記載のゴルフクラブグリップ。
- 複数の層のうちの少なくとも一つの層が、該複数の層のうちの少なくとも一つの他の層とは異なる材料から形成されている、請求項11記載のゴルフクラブグリップ。
- 第2のグリップ層が、天然ゴム、合成ゴム、革、および高分子材料のうちの少なくとも一つから形成されている、請求項6記載のゴルフクラブグリップ。
- ゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに係合されたシャフトと、
該シャフトに係合された請求項6記載のゴルフクラブグリップと
を含む、ゴルフクラブ。 - 上端領域、下端領域、および上端領域と下端領域との間に延びる中央領域を有するゴルフクラブグリップであって、
中央領域の第1の部分を形成し、第1の材料から形成されるとともに、中央領域の表面の大部分を形成する、第1のグリップ領域と、
中央領域の第2の部分を形成し、第1の材料とは異なる第2の材料から形成されるとともに、第2の材料が再生リグラインド材料である、第2のグリップ領域と
を含む、ゴルフクラブグリップ。 - 第1のグリップ領域が、ゴルフクラブグリップの後側からゴルフクラブグリップの前側へ向かってゴルフクラブグリップの周囲に延びている、請求項15記載のゴルフクラブグリップ。
- 上端領域および下端領域が第2の材料から形成されている、請求項15記載のゴルフクラブグリップ。
- 第1のグリップ領域が、ユーザによって接触されるゴルフクラブグリップのエリアに配置されている、請求項15記載のゴルフクラブグリップ。
- 第1の材料が、天然ゴム、合成ゴム、革、および高分子材料のうちの少なくとも一つである、請求項15記載のゴルフクラブグリップ。
- 第1の材料および第2の材料とは異なる第3の材料から形成された第3のグリップ領域を更に含む、請求項15記載のゴルフクラブグリップ。
- 中央領域の第3の部分を形成する第3のグリップ領域を更に含み、第3のグリップ領域が第1の材料から形成される、請求項15記載のゴルフクラブグリップ。
- 第3のグリップ領域が、ゴルフクラブグリップの前面に位置されているとともに、第2のグリップ領域によって取り囲まれている、請求項21記載のゴルフクラブグリップ。
- ゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに係合されたシャフトと、
該シャフトに係合された請求項15記載のゴルフクラブグリップと
を含む、ゴルフクラブ。 - 前面、後部、トウ、およびヒールを有するゴルフクラブヘッドであって、該前面が、ゴルフクラブヘッドの残りの部分を形成する材料とは異なる第1の材料から形成された打球面を含む、ゴルフクラブヘッドと、
該ゴルフクラブヘッドに結合されたシャフトと、
該ゴルフクラブヘッドとは反対側の端部で前記シャフトと係合されたゴルフクラブグリップであって、
第1の材料から形成された第1のグリップ領域と、
第1の材料とは異なりかつゴルフクラブヘッドの残りの部分を形成する材料とは異なる第2の材料から形成された第2のグリップ領域と、
を含むゴルフクラブグリップと
を含み、
第1の材料が再生リグラインド材料である、ゴルフクラブ。 - 第2の材料が高分子材料である、請求項24記載のゴルフクラブ。
- 第1のグリップ領域が内側グリップ部である、請求項24記載のゴルフクラブ。
- 内側グリップ部が、ゴルフクラブの使用中にユーザと接触するように構成されていない、請求項26記載のゴルフクラブ。
- 第2のグリップ領域が、ゴルフクラブの使用中にユーザと接触するように構成された外側グリップ部である、請求項26記載のゴルフクラブ。
- 第2のグリップ領域が、ゴルフクラブの使用中にユーザにより接触される外側グリップ表面の大部分を形成している、請求項24記載のゴルフクラブ。
- 第1のグリップ領域が、ゴルフクラブの使用中にユーザにより接触される外側グリップ表面の一部を形成している、請求項29記載のゴルフクラブ。
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