JP2013509823A - ホーム無線アクセスネットワークにおける限定加入者グループの非メンバーのためのリソース管理および承認制御 - Google Patents

ホーム無線アクセスネットワークにおける限定加入者グループの非メンバーのためのリソース管理および承認制御 Download PDF

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Abstract

フェムトアクセスポイントに関連付けられた限定加入者グループの非メンバーに関してリソース管理および承認制御を容易にするシステムおよび方法について説明する。パラメータのセットがフェムトアクセスポイントにプロビジョニングされることができ、パラメータのセットは、アクセスモード、同時非メンバーの最大数、および/または非メンバーに割当て可能なリソースの最大量を指定する。フェムトアクセスポイントは、パラメータのセットに従ってリソーススケジューリング決定および/またはアクセス制御決定を実施することができる。

Description

優先権の主張
本特許出願は、2009年10月28日に出願された「ホーム無線アクセスネットワークにおける非Csgメンバーに対するネットワーク制御されたリソース割当て(Network Controlled Resource Allocation To Non-Csg Members In Home Radio Access Networks)」と題する米国仮出願第61/255,694号、および2009年10月29日に出願された「ホーム無線アクセスネットワークにおける非CSGメンバーに対するネットワーク制御されたリソース割当て(Network Controlled Resource Allocation To Non-CSG Members In Home Radio Access Networks)」と題する米国仮出願第61/256,118号の優先権を主張する。上述の米国仮出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる。
以下の説明は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、フェムトアクセスポイントのためのリソース管理および承認制御に関する。
ワイヤレス通信システムは、音声およびデータなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、時間、送信電力、...)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどを含み得る。さらに、これらのシステムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)、3GPP2、高速パケットアクセス(HSPA)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、3GPPロングタームエボリューション(LTE:long-term evolution)、LTEアドバンスト(LTE−A)などの仕様に準拠することができる。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のモバイルデバイスのための通信を同時にサポートし得る。各モバイルデバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンク上の伝送を通じて1つまたは複数の基地局と通信し得る。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局からモバイルデバイスへの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)はモバイルデバイスから基地局への通信リンクを指す。ワイヤレス通信システムは、システム内のそれぞれのロケーションにカバレージを提供できる、一連のワイヤレスアクセスポイントを含むように構成され得る。そのようなネットワーク構造は、一般にセルラーネットワーク構造と呼ばれ、アクセスポイントおよび/またはそれらがネットワーク中でそれぞれサービスするロケーションは、一般にセルと呼ばれる。
現在展開されている携帯電話ネットワークに加えて、ユーザの家に設置されることができ、既存のブロードバンドインターネット接続を使用してモバイルユニットに屋内ワイヤレスカバレージを提供できる、新しいクラスの小さい基地局が出現した。そのようなパーソナル小型基地局は、一般に、アクセスポイント基地局、あるいは代替的に、ホームノードB(HNB)、ホームeノードB(HeNB)またはフェムトセルとして知られている。典型的には、そのような小型基地局は、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブルモデムなどを通じて、インターネットおよびモバイル事業者のネットワークに接続される。
フェムトセルは、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)内のモバイルデバイスのみがフェムトセルからのサービスにアクセスするおよび/またはフェムトセルからのサービスを手に入れることができるように、CSGに関連付けられることができる。しかしながら、それでも、フェムトセルは、オープンモード、クローズドモード、またはハイブリッドモードで動作するように構成され得る。オープンモードでは、フェムトセルは、フェムトセルにアクセスすることが可能なモバイルデバイスへのアクセスを可能にするように構成される。クローズドモードでは、フェムトセルは、CSG中に含まれるモバイルデバイスのみにサービスする。ハイブリッドモードでは、フェムトセルは、メンバーモバイルデバイス(たとえば、CSG内のモバイル)と非メンバーモバイルデバイスとにサービスを提供する。一般に、フェムトセルは、ハイブリッドモードで動作する間、非メンバーモバイルデバイスよりもメンバーモバイルデバイスを優先する。
以下で、1つまたは複数の実施形態の基本的な理解を与えるために、そのような実施形態の簡略化された概要を提示する。この概要は、企図されるすべての実施形態の包括的な概観ではなく、すべての実施形態の主要または重要な要素を特定するものでも、いずれかまたはすべての実施形態の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の実施形態のいくつかの概念を簡略化された形式で提示することである。
1つまたは複数の実施形態およびそれらの対応する開示に従って、様々な態様について、ホームアクセスポイントに関連付けられた限定加入者グループの非メンバーに対してリソース管理および承認制御を容易にすることに関して説明する。パラメータのセットが、ホームアクセスポイントにプロビジョニングされることができ、パラメータの該セットは、アクセスモード、同時非メンバーの最大数、および/または非メンバーに割当て可能なリソースの最大量を指定する。ホームアクセスポイントは、パラメータのセットを考慮してリソーススケジューリングおよび/またはアクセス制御を実施することができる。
第1の態様によれば、ハイブリッドアクセスモードで動作するホーム基地局のためのリソースをスケジュールするための方法が記載される。該方法は、ホーム基地局に接続されたモバイルデバイスが、ホーム基地局に関連付けられた限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかを識別することを含むことができる。さらに、該方法は、モバイルデバイスが非メンバーであるとき、パラメータに従ってモバイルデバイスにデータ伝送のためのリソースを割り当てることを含むことができ、パラメータは、限定加入者グループの非メンバーに提供すべきリソースのレベルを示す。
別の態様は、ワイヤレス通信装置に関する。該ワイヤレス通信装置は、ワイヤレス通信装置に接続されたモバイルデバイスが限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかを識別するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。さらに、該少なくとも1つのプロセッサは、モバイルデバイスが非メンバーであるとき、パラメータに従ってモバイルデバイスにデータ伝送のためのリソースを割り当てるようにさらに構成され、パラメータは、限定加入者グループの非メンバーに提供すべきリソースのレベルを示す。
さらに別の態様は、装置に接続されたモバイルデバイスが限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかを識別するための手段を含むことができる装置に関する。さらに、該装置は、モバイルデバイスが非メンバーであるときにパラメータに従ってモバイルデバイスにデータ伝送のためのリソースを割り当てるための手段をさらに含むことができ、パラメータは、限定加入者グループの非メンバーに提供すべきリソースのレベルを示す。
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を備えることができるコンピュータプログラム製品に関する。該コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、ホーム基地局に接続されたモバイルデバイスが、ホーム基地局に関連付けられた限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかを識別させるためのコードを含むことができる。さらに、該コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、モバイルデバイスが非メンバーであるとき、パラメータに従ってモバイルデバイスにデータ伝送のためのリソースを割り当てさせるためのコードを含むことができ、パラメータは、限定加入者グループの非メンバーに提供すべきリソースのレベルを示す。
別の態様によれば、装置が説明される。該装置は、モバイルデバイスが限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを決定する識別モジュールを含むことができる。該装置は、モバイルデバイスにリソースを割り当てるスケジューラをさらに含むことができる。さらに、該装置は、モバイルデバイスが限定加入者グループの非メンバーであるとき、パラメータに従って、モバイルデバイスに割り当てられるリソースの量を制限するリソース制御モジュールを含むことができる。
別の態様によれば、ホーム基地局へのアクセスを管理するための方法が記載される。該方法は、モバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信することを含むことができる。該方法は、モバイルデバイスが、ホーム基地局に関連付けられた限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを識別することをさらに含むことができる。さらに、該方法は、パラメータに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスを承認すべきか拒否すべきかを決定することを含むことができ、パラメータは、同時非メンバーユーザの最大数を指定する。
別の態様は、ワイヤレス通信装置に関する。該ワイヤレス通信装置は、モバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。少なくとも1つのプロセッサは、モバイルデバイスが、ワイヤレス通信装置に関連付けられた限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを識別するようにさらに構成され得る。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、パラメータに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスを承認すべきか拒否すべきかを決定するように構成されることができ、パラメータは、同時非メンバーユーザの最大数を指定する。
さらに別の態様は、モバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信するための手段を含むことができる装置に関する。該装置は、モバイルデバイスが、該装置に関連付けられた限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを識別するための手段をさらに含むことができる。さらに、該装置は、パラメータに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスを承認すべきか拒否すべきかを決定するための手段を含むことができ、パラメータは、同時非メンバーユーザの最大数を指定する。
さらに別の態様は、コンピュータ可読媒体を備えることができるコンピュータプログラム製品に関する。該コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、モバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信させるためのコードを含むことができる。該コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、モバイルデバイスが、ホーム基地局に関連付けられた限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを識別させるためのコードを含むことができる。さらに、該コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、パラメータに少なくとも部分的に基づいてモバイルデバイスを承認すべきか拒否すべきかを決定させるためのコードを含むことができ、パラメータは、同時非メンバーユーザの最大数を指定する。
別の態様によれば、装置が記載される。該装置は、モバイルデバイスが限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを決定する識別モジュールを含むことができる。さらに、該装置は、モバイルデバイスが限定加入者グループの非メンバーであるとき、パラメータに基づいてモバイルデバイスとの接続を確立すべきかどうかを決定するアクセス制御モジュールを含むことができる。
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の実施形態は、以下で詳細に説明し、特許請求の範囲で特に指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の実施形態のいくつかの例示的な態様を詳細に記載する。ただし、これらの態様は、様々な実施形態の原理が採用され得る様々な方法のうちのほんのいくつかを示すものであり、説明する実施形態は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
様々な態様による、ハイブリッドモード動作中に限定加入者グループ(CSG)のメンバーおよび非メンバーに同時にサービスすることを容易にする例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 様々な態様による、フェムトアクセスポイントによって採用され得る例示的なデータモデルの図。 様々な態様による、UEを限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーとして識別することを容易にする例示的なシステムの図。 様々な態様による、CSGの非メンバーに対してアクセスを制限することを容易にする例示的なシステムを示す図。 様々な態様による、CSGの非メンバーのためのリソースの管理を容易にする例示的なシステムを示す図。 メンバーシップステータスに従ってリソースを管理するための例示的な方法の図。 限定加入者グループの非メンバーであるユーザのグループをスケジュールするための例示的な方法の図。 CSG中に含まれないモバイルデバイスからのスケジューリング要求を処理するための例示的な方法の図。 リソース管理パラメータに基づいて、CSGのメンバーではないモバイルデバイスからの接続要求を処理するための例示的な方法の図。 リソース管理を容易にするためにハンドオーバを採用するための例示的な方法の図。 ハイブリッドモードで動作するホーム基地局のための承認制御のための例示的な方法の図。 様々な態様による、ハイブリッドアクセスモードで動作するホーム基地局のためのリソース管理を容易にする例示的な装置の図。 様々な態様による、ハイブリッドアクセスモードで動作するホーム基地局のための承認制御を容易にする例示的な装置の図。 本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得るワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書で説明する機能の様々な態様を実装するために利用され得るワイヤレス通信デバイスのブロック図。 様々な態様による、例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 ワイヤレスネットワーク環境内でアクセスポイント基地局の展開を可能にするための例示的なシステムを示す図。 追跡エリアを含む例示的なカバレージマップを示す図。 本明細書で述べる様々な態様によるワイヤレス通信システムを示す図。 本明細書で説明する様々な態様がそこにおいて機能できる、例示的なワイヤレス通信システムを示すブロック図。
詳細な説明
次に、図面を参照しながら様々な実施形態について説明する。図面全体にわたって、同様の要素を指すのに同様の参照符号を使用する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の実施形態の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)実施形態は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることは明らかであろう。他の例では、1つまたは複数の実施形態の説明を円滑にするために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
本出願で使用する「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを指すものとする。たとえば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションとコンピューティングデバイスとの両方が、コンポーネントであることができる。1つまたは複数のコンポーネントが、ある1つのプロセスおよび/または実行スレッド内に存在することができ、ある1つのコンポーネントが、1つのコンピュータ上に位置することができ、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散されることができる。さらに、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらのコンポーネントは、1つまたは複数のデータパケット(たとえば、ローカルシステム内、分散システム内、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体の中の別のコンポーネントと信号を用いて相互作用する1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号によるなど、ローカルおよび/またはリモートプロセスを用いて通信することができる。
さらに、本明細書では様々な態様についてワイヤレス端末および/または基地局に関して説明する。ワイヤレス端末は、ユーザにボイスおよび/またはデータ接続性を提供するデバイスを指すことができる。ワイヤレス端末は、ラップトップコンピュータまたはデスクトップコンピュータなどのコンピューティングデバイスに接続されることができ、あるいは携帯情報端末(PDA)などの自蔵式デバイスであることができる。ワイヤレス端末は、また、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、リモート局、アクセスポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることがある。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレスデバイス、セルラー電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであることができる。基地局(たとえば、アクセスポイント、ノードB、または発展型ノードB(eNB))は、1つまたは複数のセクタを通して、エアインターフェースを通じてワイヤレス端末と通信する、アクセスネットワーク中のデバイスを指すことができる。基地局は、受信したエアインターフェースフレームをインターネットプロトコル(IP)パケットに変換することによって、ワイヤレス端末と、IPネットワークを含むことができるアクセスネットワークの残部との間のルータとして働くことができる。基地局はまた、エアインターフェースに関する属性の管理を調整する。
コンピューティングデバイスには、通常、様々な媒体が含まれ、それらの媒体には、コンピュータ可読記憶媒体および/または通信媒体を含めることができ、それら2つの用語は、本明細書では以下のように互いに異なって使用される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な記憶媒体であることができ、揮発性媒体および不揮発性媒体、取外し可能媒体および取外し不能媒体の両方を含む。限定ではなく例として、コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ可読命令、プログラムモジュール、構造化データ、または非構造化データなど、情報を格納するための任意の方法または技術に関連して実装されることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、限定はしないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは所望の情報を記憶するために使用され得る他の有形および/または非一時的媒体を含むことができる。コンピュータ可読記憶媒体は、媒体によって記憶された情報に対する様々な動作のために、たとえば、アクセス要求、クエリまたは他のデータ検索プロトコルを通じて、1つまたは複数のローカルまたはリモートコンピューティングデバイスによってアクセスされることができる。
通信媒体は、通常、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、あるいは被変調データ信号などのデータ信号、たとえば、搬送波または他のトランスポート機構中の他の構造化または非構造化データを組み込み、任意の情報配送または移送媒体を含む。「被変調データ信号」または信号という用語は、その特性のうちの1つまたは複数が、1つまたは複数の信号中の情報を符号化するような方式で設定または変更された、信号を指す。限定ではなく、例として、通信媒体は、ワイヤードネットワークまたはダイレクトワイヤード接続などのワイヤード媒体と、音響、RF、赤外線および他のワイヤレス媒体などのワイヤレス媒体とを含む。
本明細書で説明する様々な技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、および他のそのようなシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書ではしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、CDMA2000、高速パケットアクセス(HSPA)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)などの無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(WiFi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用する、E−UTRAを用いたこれから登場するリリースである。HSPA、HSDPA、HSUPA、UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、SAE、EPC、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)」(3GPP)という名称の団体からの文書に記載されている。さらに、CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2(3rd Generation Partnership Project 2)」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対アンライセンススペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用する、ピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含むことができる。明瞭のために、WCDMA、HSPA、HSDPA、およびHSUPAに関連する用語が以下の説明において採用される。しかしながら、本明細書に添付される特許請求の範囲は、明確に限定されない限り、WCDMA、HSPA、HSDPA、およびHSUPAだけに限定されないことを諒解されたい。
さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味することが意図されている。すなわち、特に指定されない限り、または文脈から明白でない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然な包括的置換のいずれかを意味するものとする。すなわち、「XはAまたはBを使用する」という句は、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、またはXがAとBの両方を使用する場合のいずれによっても満たされる。さらに、本願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、特に指定されない限り、または単数形を示すことが文脈から明白でない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈すべきである。
様々な態様が、いくつかのデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことができるシステムに関して提示される。様々なシステムは、追加のデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことができ、および/または、図に関連して論じるデバイス、コンポーネント、モジュールなどのすべてを必ずしも含まないことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せも使用され得る。
次に図面を参照すると、図1は、フェムトセルのハイブリッドモード動作中に限定加入者グループ(CSG)のメンバーおよび非メンバーに同時にサービスすることを容易にする例示的なワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局110と、第1のまたはメンバーのユーザ機器(UE)120と、第2のまたは非メンバーのUE130とを含む。基地局110は、それぞれのアップリンクチャネルおよび/またはダウンリンクチャネルを通じてUE120および130とワイヤレスに通信することができる。説明を容易にするために、図1にはただ1つの基地局(たとえば、基地局110)と2つのUE(たとえば、UE120および130)とが示されているが、システム100は、任意の数のUEおよび/または基地局を含むことができることを諒解されたい。
基地局110は、一態様では、アクセスポイント、アクセスノード、ノードB(NB:NodeB)、発展型ノードB(eNB:evolved NodeB)、ホームノードB(HNB:home NodeB)、またはホームeノードB(HeNB:home eNodeB)であることができ、および/または互換的に、アクセスポイント、アクセスノード、ホームアクセスポイント、ホームアクセスノード、ホーム基地局などと呼ばれ得る。さらに、基地局110は、様々な電力クラスのうちの1つを有する基地局であることができる。たとえば、基地局110は、マクロ基地局、フェムト基地局、ピコ基地局などであることができる。一例では、マクロ基地局は、一般に、近隣、都市、地域など、より広い地理的エリアをカバーするように動作する。たとえば、マクロ基地局は、サイズが1キロメートルから100キロメートルにわたるマクロセルに関連付けられることができる。フェムト基地局および/またはピコ基地局は、建物や家屋など、より小さいエリア(たとえば、フェムトセルまたはピコセル)にわたってワイヤレス通信サービスを提供することができる。
さらに、UE120およびUE130は、モバイルデバイス、モバイル端末、移動局、局、ワイヤレス端末などと呼ばれ得る。さらに、システム100は、3GPP LTEまたはLTE−Aワイヤレスネットワーク、WCDMAワイヤレスネットワーク、OFDMAワイヤレスネットワーク、CDMAネットワーク、3GPP LTEまたはLTE−Aワイヤレスネットワーク、3GPP2 CDMA2000ネットワーク、EV−DOネットワーク、WiMAXネットワーク、HSPAネットワークなどにおいて動作できることを諒解されたい。以下に記載する諸態様は、LTEネットワークおよび/またはLTE無線アクセス技術に関してLTE用語を用いて説明されるが、本明細書で説明する技法は、上記のネットワーク内、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび/または無線アクセス技術中でも利用され得ることを諒解されたい。
本開示の一態様によれば、基地局110は、フェムトセルに関連付けられることができる(たとえば、基地局110は、HeNB、HNB、ホーム基地局、または他の小規模(フェムト)アクセスポイントを備える)。基地局110は、基地局110の効率的な設定および展開を容易にするために標準的なフェムトアクセスポイントデータモデルを実装することができる。データモデルは、フェムトアクセスポイントの動作を規定する複数の制御および設定パラメータを編成し、カテゴライズする。基地局110を提供するモバイル事業者は、HNB管理システム(HMS:HNB management system)などの管理システムを介してデータモデルに従ってパラメータをプロビジョニングすることができる。
図2は、一態様による、基地局110によって利用され得る例示的なデータモデル200を示す。データモデル200は一例であり、基地局110は、代替的なデータモデルを採用できることを諒解されたい。図2に示すように、複数のトップレベルグループ(たとえば、Capabilities、FapControl、CellConfig、Transport、...)が複数の区分へと大まかに関連付けられ得る。たとえば、Capabilities、FapControl、およびAccessManagementグループは、Controlの下に関連付けられ、CellConfigおよびTransportグループは、Configurationの下に関連付けられる。一例では、トップレベルグループは複数のサブグループを含むことができ、さらに、各サブグループは追加レベルを含むことができる。図2は、データモデルの階層的な性質を強調するためにデータモデル200のいくつかのグループとサブグループとを示すが、データモデル200に追加のレベルを組み込むことができることを諒解されたい。別の例では、データモデル200は、異種無線インターフェース技術に対応するパラメータに適応することができる。たとえば、データモデル200は、技術の相違により必要なときには、特定の無線インターフェース技術にユニークなパラメータを別々に編成するために、異なるサブグループまたはサブセクションを含むことができる。図2に示すように、いくつかのトップレベルグループは、UMTSサブグループとLTEサブグループとを含み、これらのグループは、それぞれUMTSおよびLTEに対応するパラメータを含む。データモデル200は、図2に示すデータモデルを超えて拡張できることを諒解されたい。
図1に戻ると、基地局110は、フェムト基地局として、限定はしないが、オープンモード、クローズドモード、またはハイブリッドモードのような様々なアクセスモードで動作するように構成され得る。オープンモードでは、基地局110は、CSGメンバーシップに基づくアクセス制限を課さない。したがって、基地局110に関連付けられたCSGのメンバーであるメンバーUE120と、CSGのメンバーではない非メンバーUE130とは、両方ともに基地局110にアクセスすることができる。クローズドモードでは、基地局110は、CSGのメンバーであるUEのみがアクセスを許されるようなクローズドセルとして動作する。ハイブリッドモードでは、CSGメンバーシップが課されるが、非メンバーUEはアクセスを許可される。
ハイブリッドモードで動作する間、基地局110は、比較的少数の非CSGユーザに対してアクセスを制限する、および/または非CSGユーザに許可されるリソースの量を制限することができる。一態様では、基地局110は、UEアクセスを管理するアクセス制御モジュール112を含むことができる。一例によれば、アクセス制御モジュール112は、UEのメンバーシップステータスおよび/または基地局110に接続された非メンバーUEの現在の数に基づいてUEからのアクセス要求を許可または拒否することができる。たとえば、基地局110は、メンバーUE120からアクセス要求(たとえば、ランダムアクセス試行、登録要求、スケジューリング要求など)を受信し得る。メンバーUE120が基地局110に関連付けられたCSG中に含まれるので、アクセス制御モジュール112は、アクセスを許可する。基地局110は、また、非メンバーUE130からもアクセス要求を受信し得る。非メンバーUE130はCSG中に含まれないので、アクセス制御モジュール112は、非メンバー130へのアクセスを拒否することを決定することができる。一態様では、アクセス制御モジュール112は、接続された非メンバーUEの現在の数が最大であるときには、非メンバーUE130へのアクセスを拒否する。
別の態様では、基地局110は、非CSGユーザへのリソース割当てを管理するリソース制御モジュール114を含むことができる。一例では、非メンバーUE130とメンバーUE120とは、基地局110に接続される。UEは、受信すべきデータ(たとえば、基地局110によって送信されたダウンリンクデータ)および/または送信すべきデータ(たとえば、基地局110によって受信されるべきアップリンクデータ)を有することができる。基地局110は、スケジューラ(図示せず)によって実施されるスケジューリングアルゴリズムに従ってダウンリンクおよびアップリンク上でUEをスケジュールする。メンバーUE120については、基地局110は、典型的なワイヤレス通信システム中で発生する制限(たとえば、システム帯域幅、サービス品質、利用可能なリソース、データ量など)を超える追加の制限なしにリソースを割り当てることができる。非メンバーUE130については、基地局110がハイブリッドアクセスモードで動作する間、リソースをスケジュールするときに追加の制限が生じ得る。たとえば、リソース制御モジュール114は、非メンバー(たとえば、UE130)が前述の限度内でリソースを割り当てられるようにスケジューリング制限を課すことができる。
さらなる態様によれば、基地局110は、パラメータのセット116を含む。パラメータのセット116は、CSGの非メンバーによる基地局110へのアクセスを制御し、非メンバーに提供されるサービスのレベルを制御する、パラメータを備えることができる。パラメータのセット116は、データモデル200中に含まれるパラメータの一部分またはサブセットとすることができる。たとえば、パラメータのセット116は、データモデル200のAccessManagementグループ中に含まれるパラメータを含むことができる。特に、パラメータのセット116は、アクセスモードパラメータ(たとえば、データモデル200中のAccessMode)、最大同時CSGユーザパラメータ(たとえば、MaxConcurrentCSGUsers)、最大同時非CSGユーザパラメータ(たとえば、MaxNonCSGUsers)、非CSGユーザのための最大リソースレベルパラメータ(たとえば、MaxResourceNonCSGUsers)などを含むことができる。アクセス制御モード112とリソース制御モジュール114とは、上記で説明したように、パラメータのセット116に基づいてアクセス決定および/またはスケジューリング決定に影響を及ぼすことができる。
システム100においてさらに示すように、基地局110は、アクセス制御モジュール112の機能、リソース制御モジュール114の機能、および/または本明細書で説明する基地局110の他の機能もしくはモジュールの一部またはすべてを実施するために利用されることのできる、プロセッサ117および/またはメモリ119を含むことができる。さらに、メモリ119は、パラメータのセット116および/またはデータモデル200を保持することができる。
図3を参照すると、UEを、限定加入者グループ(CSG)のメンバーまたは非メンバーとして識別することを容易にするシステム300が例示されている。システム300は、前の図に関して上記で説明したように、基地局110と、メンバーUE120と、非メンバーUE130とを含むことができる。
別の態様によれば、メンバーUE120および非メンバーUE130は、それぞれの識別情報(identity)、すなわち、識別情報322および識別情報332を含むことができる。識別情報322および332は、メンバーUE120および非メンバーUE130にそれぞれ関連付けられたユニークな識別子(identifier)へと符号化されることができる。識別情報322および332を搬送するユニークな識別子は、ネットワーク事業者および/または製造業者によって割り当てられる、またはプロビジョニングされることができる。ユニークな識別子は様々な形式のうちの1つを採用できることを諒解されたい。例として、ユニークな各識別子は、ネットワークアクセス識別子(NAI:network access identifier)または移動局総合サービスデジタルネットワーク(MS ISDN:mobile station integrated services digital network)番号であることができる。さらに、ユニークな識別子は、加入者識別モジュール(SIM:subscriber identity module)に記憶された国際モバイル加入者識別情報(IMSI:international mobile subscriber identity)などの加入者識別情報であることができる。ただし、ユニークな識別子がモバイルデバイスを区別するために使用されることができるのであれば、そのユニークな識別子は、任意の構造に従うことができることを諒解されたい。さらに、識別情報322および332は、基地局110に関連付けられたネットワーク内でユニークであることができ、特定の地理的エリア内でユニークであることができ、および/またはグローバルにユニークであることができる。
取得および基地局110への登録の一部として、UE120および130は、それぞれ識別情報322および332を搬送することができる。基地局110は、識別情報322および332に少なくとも部分的に基づいてUE120および130がCSGのメンバーであるかどうかを決定する識別モジュール312を含むことができる。識別モジュール312は、それぞれUE120および130からユニークな識別子として送信される識別情報322および332を取得する。識別モジュール312は、アクセスリスト314を使用して、UEをCSGのメンバーとして識別することができる。アクセスリスト314は、基地局110に関連付けられたCSG内のUEの識別情報を列挙する。識別モジュール312は、特定の識別情報がリスト中に含まれるかどうか、したがって、それらに関連付けられたUEがCSGのメンバーであるかどうかを決定するために、アクセスリスト314に問い合わせることができる。
たとえば、メンバーUE120は、基地局110に登録メッセージを送信することができ、登録メッセージは、識別情報322を符号化するユニークな識別子を含む。識別モジュール312は、ユニークな識別子および/または登録メッセージから識別情報322を取得または導出し、取得された識別情報322を使用してアクセスリスト314に問い合わせることができる。マッチまたはヒットが発生する(たとえば、識別情報322がアクセスリスト314に含まれる)場合、識別モジュール312は、メンバーUE120がCSGのメンバーであると決定する。別の例では、非メンバーUE130は、基地局110に登録メッセージを送信することができ、登録メッセージは、識別情報332を搬送するユニークな識別子を含む。識別モジュール312は、ユニークな識別子および/または送信された登録メッセージから識別情報332を取得することができる。その後、識別モジュール312は、アクセスリスト314が識別情報332を記載しているか否かを決定するために、アクセスリスト314において識別情報332を調べることができる。識別モジュール312が、識別情報332がアクセスリスト314中にないことを確認すると、識別モジュール312は、UE130がCSGのメンバーではないと決定する。
図3に示すように、システム300は、前述した、アクセス制御モジュール112と、リソース制御モジュール114と、パラメータのセット116と、プロセッサ117と、メモリ119とを含むことができる。一態様では、アクセス制御モジュール112およびリソース制御モジュール114は、パラメータのセット116と、識別モジュール312によって与えられたメンバーシップ決定とに基づいてアクセス制御およびリソース管理を実施することができる。さらに、メモリ119は、アクセスリスト314を保持するように構成されることができ、プロセッサ117は、識別モジュール312の機能を実施するように構成されることができることを諒解されたい。
図4は、様々な態様によるCSGの非メンバーに対してアクセスを制限することを容易にするワイヤレス通信システム400を示す。システム400は、メンバーUE120、非メンバー130、アクセス制御モジュール112、パラメータのセット116、識別モジュール312、アクセスリスト314など、前の図で紹介したコンポーネントおよび装置を含むことができる。
一態様によれば、パラメータのセット116は、非メンバーユーザの最大数を指定するパラメータ402を含むことができる。ハイブリッドアクセスモードで動作する間、基地局110は、関連付けられたCSGのメンバーではないUEを承認することができる、ただし、それらのUEを承認することによって、非メンバーUEの総数がパラメータ402を超えることを条件とする。非メンバーUEは、その関連付けられた識別情報(たとえば、識別情報332)がCSGのメンバーを列挙するアクセスリスト314上に含まれないUE(たとえば、非メンバーUE130)である。
基地局110は、現在有効である、UEと基地局110と間の接続を監視するモニタモジュール404を含むことができる。一態様では、モニタモジュール404は、アクティブであり接続されたすべてのUEをリストする現在のユーザリスト406を維持する。現在のユーザリスト406は、接続されたUEの識別情報、ならびに識別モジュール312によって決定される、接続された各UEがCSGのメンバーであるか否かに関するインジケーションを含むことができる。モニタモジュール404は、UEが接続するとき、接続を切断するとき、他の基地局にハンドオフするときなどに現在のユーザリスト406を更新することができる。
一例によれば、アクセス制御モジュール112は、UEからアクセス要求を受信すると、UEをメンバーまたは非メンバーとして識別するために識別モジュール312に相談する(consult)。たとえば、非メンバーUE130からアクセス要求を受信するとき、アクセス制御モジュール112は、識別モジュール312によって、UEがCSGのメンバーではないことを通知され得る。アクセス制御モジュール112は、基地局110に接続された同時非メンバーの数を決定するために現在のユーザリスト406を分析する。アクセス制御モジュール112は、同時非メンバーの数を、許可された同時非メンバーの最大数を指定するパラメータ402と比較することができる。同時非メンバーの数が同時非メンバーの最大数に一致するかまたはそれを上回るとき、アクセス制御モジュール112は、非メンバーUE130からのアクセス要求を拒否することができる。しかし、同時非メンバーの数がパラメータ402によって指定された最大数を下回るときには、アクセス制御モジュール112は、非メンバーUE130を承認することを選ぶことができる。
別の例では、アクセス制御モジュール112は、現在のユーザリスト406によって示される同時非メンバーの数が、いつ最大数またはその近くにあるかを観察することができる。そのような場合、非メンバーの数が最大値に達するとき、アクセス制御モジュール112は、1つまたは複数の非メンバーUEについてハンドオーバ手順を開始することができる。非メンバーUEのハンドオーバを開始することにより、基地局110が同時非メンバーの最大数からバッファを維持することを可能にすることができ、および/または、入ってくるアクセス要求が最大値を超えることなく満たされることを可能にすることができる。
図5を参照すると、様々な態様によるCSGの非メンバーのためのリソースの管理を容易にするシステム500が示されている。システム500は、基地局110、メンバーUE120、非メンバー130、リソース制御モジュール114、パラメータのセット116、識別モジュール312、アクセスリスト314など、前の図で紹介したコンポーネントおよび装置を含むことができる。さらに、基地局110は、リソースのスケジュール506を生成するスケジューラ504を含むことができる。
一態様によれば、パラメータのセット116は、非メンバーユーザに割り当てられることが可能なリソースの最大量を指定するパラメータ502を含むことができる。ハイブリッドアクセスモードで動作する間、基地局110は、非メンバーUEに割り当てられたリソースがパラメータ502によって指定されたレベルを超えないのであれば、関連付けられたCSGのメンバーではないUEにサービスすることができる。
基地局110は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEをスケジュールするスケジューラ504を含むことができる。ダウンリンクスケジューリングでは、スケジューラ504は、サブフレームのダウンリンクチャネル(物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)など)上の1つまたは複数のリソースブロック(たとえば、時間周波数リソースの一部分)をUEに割り当てることができる。アップリンクスケジューリングでは、スケジューラ504は、サブフレームのアップリンクチャネル(物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)など)上の1つまたは複数のリソースブロックを割り当てる。スケジューラ504は、UEが送信のためにキューに入れられたダウンリンクデータを有するときはいつでも、ダウンリンクリソースを割り当てることができる。同様に、スケジューラ504は、UEからのスケジューリング要求に応答してアップリンクリソースを割り当てることができる。現在のリソース割当てならびに過去の割当ては、ハイブリッドモード動作中のリソース管理を容易にするためにスケジュール506中に記録されることができる。
パラメータ502は、CSGの非メンバーに割り当てられ得るリソースの最大レベルを示す。たとえば、スケジューラ504は、システム帯域幅、有効なリソース利用量、データバッファサイズなどによる限界を超えて、制限なしに、メンバーUE120にリソースを割り当てることができる。しかしながら、スケジューラ504は、非メンバーUEにリソースを割り当てるときにはさらに制限される。たとえば、スケジューラ504は、パラメータ502によって指定されたレベルを超えるべきではない。
パラメータ502は、CSGの非メンバーに割当て可能な物理リソースブロックの最大パーセンテージであることができる。パーセンテージとして表されるとき、割当て可能なリソースの実際の量はシステム帯域幅に依存するようになる。たとえば、パラメータ502によって表される所与のパーセンテージについて、より大きなシステム帯域幅はより多数のリソースブロックに等しい。別の態様では、パラメータ502は、非メンバーに割り当てられることのできる物理リソースブロックの実際の最大数を表すことができる。そのような形態では、割当て可能な最大リソースは、システム帯域幅に依存しない。
リソース制御モジュール114は、スケジューラ504と対話して、および/またはスケジューラ504を制御して、それによって生成されるスケジュール506がパラメータ502によって定められた制限に違反しないことを確実にすることができる。一態様では、リソース制御モジュール114は、瞬間的な時間スケールで(たとえば、単一のサブフレームなどの単一のスケジューリング期間にわたって)、またはより大きな時間スケールで(たとえば、複数のサブフレームにわたる平均で)パラメータ502を課すことができる。一例によれば、リソース制御モジュール114は、スケジューラ504が、単一のサブフレーム内で、非メンバーUE130などの非メンバーにパラメータ502によって指定されたレベルを超えるリソースの量を割り当てないことを保証する。別の例では、リソース制御モジュール114は、スケジューラが、特定のサブフレームにおいてパラメータ502によって指定されたレベルを超えることができるようにすることができる。しかしながら、後続の1つまたは複数のサブフレームについては、リソース制御モジュール114は、前の超過のバランスをとるために、非メンバーへのリソース割当てに対して、より急激な制限を課すことができる。この点について、リソース制御モジュール114は、経時的に平均して非メンバーに割当て可能なリソースの最大量を課す。
図6〜図11を参照して、ハイブリッドアクセスモードで動作するホーム基地局のアクセス制御およびリソース管理を容易にすることに関する方法を説明する。該方法は、上記のように、システム100、300、400、および/または500によって実施されることができる。説明を簡単にするために、方法を一連の動作として示し説明するが、いくつかの動作は、1つまたは複数の実施形態によれば、本明細書で示し説明する順序とは異なる順序で、および/または他の動作と同時に起こり得るので、方法は動作の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、相互に関連する一連の状態または事象として代替的に表現され得ることを、当業者ならば理解し、諒解するであろう。さらに、1つまたは複数の実施形態による方法を実施するために、示された動作の必ずしもすべてが必要とされるわけではない。
図6を参照すると、メンバーシップステータスに従ってリソースを管理するための方法600が示されている。参照番号602において、モバイルデバイスは、ホーム基地局(たとえば、フェムトセル、フェムトアクセスポイント、ホームノードB、ホームeノードBなど)に関連付けられた限定加入者グループ(CSG)のメンバーまたは非メンバーとして識別されることができる。参照番号604において、方法600は、モバイルデバイスのメンバーシップステータスに基づいて分岐することができる。モバイルデバイスがメンバーではない場合、方法600は参照番号606に進むことができ、そこで、パラメータに従ってリソースがモバイルデバイスに割り当てられる。パラメータは、CSGの非メンバーに提供すべきリソースのレベルを示すことができる。一態様では、パラメータは、パーセンテージを含むことができ、パーセンテージは、非メンバーに割当て可能な全リソースの一部分を示す。モバイルデバイスがCSGのメンバーである場合、方法600は参照番号608に進むことができ、そこで、モバイルデバイスは、パラメータを考慮せずにリソースを割り当てられる。
次に図7を参照すると、限定加入者グループの非メンバーであるユーザのグループをスケジュールするための方法700が示されている。参照番号702において、ホーム基地局に接続された非メンバーのセットが識別される。参照番号704において、非メンバーのセットは、該セットに割り当てられるリソースの量が、非メンバーへの割当てに利用可能なリソースの最大量を示すパラメータによって指定された量を下回ったままであるように、スケジュールされることができる。一例では、サブフレームのリソースの一部分は、リソースの該部分が該最大量を超えないのであれば、非メンバーのセットに割り当てられることができる。別の例では、セットに割り当てられるリソースの量は、この量が経時的に平均して最大値を超えないように制御されることができる。
図8は、CSGに含まれないモバイルデバイスからのスケジューリング要求を処理するための方法800を示す。参照番号802において、スケジューリング要求が受信される。スケジューリング要求は、アップリンクリソースの申請であることができる。参照番号804において、スケジューリング要求を許可するために必要とされるリソースの量が特定される。参照番号806において、CSGの非メンバーに割当て可能な利用可能なリソースの量が決定される。一例では、利用可能なリソースの量は、非メンバーに割当て可能なリソースの最大量を指定するパラメータと、非メンバーに割り当てられたリソースの現在の量とに基づいて、決定されることができる。参照番号808において、必要とされるリソースの量と利用可能なリソースの量との間の比較が行われる。利用可能なリソースの量が、必要とされる利用可能なリソースの量以上であるときには、方法800は参照番号810に進むことができ、そこで要求が許可される。利用可能なリソースの量が、必要とされる利用可能なリソースの量未満であるときには、方法800は参照番号812に進むことができ、そこで要求が拒否される。
図9は、リソース管理パラメータに基づいて、CSGのメンバーではないモバイルデバイスからの接続要求を処理するための方法900を示す。参照番号902において、接続要求が受信される。参照番号904において、要求がCSGのメンバーから出るのか非メンバーから出るのかが識別される。参照番号906において、要求がメンバーから出る場合、方法900は参照番号908に進むことができ、そこで接続が確立される。参照番号906において、要求が非メンバーから出る場合、方法900は参照番号910に進むことができ、そこで、非メンバーに割当て可能な利用可能なリソースの量が決定される。参照番号912において、利用可能なリソースの量のチェックが行われる。参照番号912において、利用可能なリソースの量が0よりも大きい場合、方法900は参照番号908に進み、そこで接続が確立される。利用可能なリソースの量が0以下である場合、方法900は参照番号914に進み、そこで要求が拒否される。
図10は、リソース管理を容易にするためにハンドオーバを採用するための方法を示す。参照番号1002において、限定加入者グループの非メンバーに割り当てられたリソースの現在の量が監視される。参照番号1004において、リソースの現在の量がCSGの非メンバーに割当て可能なリソースの最大量を指定するパラメータによって定義されたピークの近くにあるかどうかに関するチェックが行われる。リソースの現在の量がピークの近くにない場合、量の監視が継続する。しかしながら、リソースの現在の量がピークの近くにある場合、方法1000は参照番号1006に進むことができ、そこで少なくとも1つの非メンバーのハンドオーバが開始される。
図11は、ハイブリッドモードで動作するホーム基地局のための承認制御のための方法1100を示す。参照番号1002において、接続を確立したいという要求が受信される。参照番号1104において、要求を出しているモバイルデバイスが、ホーム基地局に関連付けられた限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかが識別されることができる。参照番号1106において、パラメータとモバイルデバイスのメンバーシップステータスとに基づいて、モバイルデバイスを承認すべきか拒否すべきかが決定される。一例では、パラメータは、許可される同時非メンバーユーザの最大数を指定することができる。要求は、非メンバーの現在の数が最大数以上であるときには拒否され得る。要求は、現在の数が最大値未満であるときには許可され得る。
本明細書で説明する1つまたは複数の態様によれば、利用可能なリソースを推定すること、必要とされるリソースを推定すること、ハンドオーバを開始すべきかどうかを決定することなどに関して推論が行われ得ることが諒解されよう。本明細書で使用する「推論する(infer)」または「推論(inference)」という用語は、概して、事象および/またはデータを介して捕捉された観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態について推理するまたは推論するプロセスを指す。推論は、特定のコンテキストまたはアクションを識別するために使用されることができ、あるいは、たとえば、状態の確率分布を生成することができる。推論は、確率的なもの、すなわち、データおよび事象の考察に基づいて関心のある状態の確率分布の計算であることができる。推論は、また、複数の事象および/またはデータのセットからより高いレベルの事象を構成するために使用される技法も指し得る。そのような推論は、事象が時間的に近接して相関するか否かにかかわらず、ならびに事象およびデータが1つの事象およびデータソースに由来するか複数の事象およびデータソースに由来するかにかかわらず、観察された事象および/または記憶された事象データのセットから新しい事象またはアクションの構成をもたらす。
次に図12を参照すると、ハイブリッドアクセスモードで動作するホーム基地局のためのリソース管理を容易にする装置1200が示されている。装置1200は機能ブロックを含むものとして表されており、それらの機能ブロックが、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックであることができることを諒解されたい。装置1200は、基地局(たとえば、基地局110)および/または他のいずれか好適なネットワークエンティティによって実施されることができる。装置1200は、モバイルデバイスが限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかを識別するためのモジュール1202と、モバイルデバイスが非メンバーであるとき、パラメータに従ってモバイルデバイスにリソースを割り当てるためのモジュール1204とを含むことができる。さらに、装置1200は、スケジューリング要求を受信するためのオプションのモジュール1206と、スケジューリング要求を許可するために必要とされるリソースの量を特定するためのオプションのモジュール1208と、非メンバーに割り当てるために利用可能なリソースの量を決定するためのオプションのモジュール1210と、スケジューリング要求を許可するためのオプションのモジュール1212と、スケジューリング要求を拒否するためのオプションのモジュール1214とを含むことができる。さらに、装置1200は、接続要求を受信するためのオプションのモジュール1216と、接続要求を許可するためのオプションのモジュール1218と、接続要求を拒否するためのオプションのモジュール1220とを含むことができる。さらに、装置1200は、モジュール1202〜1220に関連付けられた機能を実行するための命令を保持するメモリ1222を含むことができる。
図13は、ハイブリッドアクセスモードで動作するホーム基地局のための承認制御を容易にする装置1300を示す。装置1300は機能ブロックを含むものとして表されており、それらの機能ブロックが、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックであることができることを諒解されたい。装置1300は、基地局(たとえば、基地局110)および/または他のいずれか好適なネットワークエンティティによって実施されることができる。装置1300は、接続を確立したいという要求を受信するためのモジュール1302と、モバイルデバイスが限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかを識別するためのモジュール1304と、要求を受け入れるべきか拒否すべきかを決定するためのモジュール1306とを含むことができる。さらに、装置1300は、スケジューリング要求を受信するためのオプションのモジュール1308と、スケジューリング要求を許可するために必要とされるリソースの量を特定するためのオプションのモジュール1208と、接続された非メンバーの現在の数を決定するためのオプションのモジュール1210と、非メンバーの現在の数とパラメータとを比較するためのオプションのモジュール1310と、要求を拒否するためのオプションのモジュール1312と、要求を許可するためのオプションのモジュール1314とを含むことができる。さらに、装置1300は、モジュール1302〜1314に関連付けられた機能を実行するための命令を保持するメモリ1316を含むことができる。
図14は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実施するために利用され得る別のシステム1400のブロック図である。一例では、システム1400はモバイルデバイス1402を含む。図示のように、モバイルデバイス1402は、1つまたは複数のアンテナ1408を介して、1つまたは複数の基地局1404から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の基地局1404に送信することができる。さらに、モバイルデバイス1402は、(1つまたは複数の)アンテナ1408から情報を受信する受信機1410を備えることができる。一例では、受信機1410は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1412に動作可能に関連付けられることができる。復調されたシンボルは、次いで、プロセッサ1414によって分析されることができる。プロセッサ1414は、モバイルデバイス1402に関するデータおよび/またはプログラムコードを記憶することができるメモリ1416に結合されることができる。モバイルデバイス1402は、また、送信機1420によって(1つまたは複数の)アンテナ1408を介して送信するために信号を多重化することができる変調器1418を含むことができる。
図15は、本明細書で説明する機能の様々な態様を実施するために利用され得るシステム1500のブロック図である。一例では、システム1500は、基地局または基地局1502を含む。図示のように、基地局1502は、1つまたは複数の受信(Rx)アンテナ1506を介して1つまたは複数のUE1504から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の送信(Tx)アンテナ1508を介して1つまたは複数のUE1504に送信することができる。さらに、基地局1502は、(1つまたは複数の)受信アンテナ1506から情報を受信する受信機1510を備えることができる。一例では、受信機1510は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1512に動作可能に関連付けられることができる。復調されたシンボルは、次いで、プロセッサ1514によって分析されることができる。プロセッサ1514は、コードクラスタ、アクセス端末割当て、それに関連したルックアップテーブル、ユニークなスクランブリングシーケンスに関する情報、および/または他の好適なタイプの情報を記憶することができるメモリ1516に結合されることができる。基地局1502は、また、送信機1520によって(1つまたは複数の)送信アンテナ1508を介して送信するために信号を多重化することができる変調器1518を含むことができる。
いくつかの態様では、本明細書の教示は、マクロスケールのカバレージ(たとえば、一般にマクロセルネットワークと呼ばれる3Gネットワークなどの広域セルラーネットワーク)およびより小さいスケールのカバレージ(たとえば、住居ベースまたは建物ベースのネットワーク環境)を含むネットワーク中で、採用され得る。アクセス端末(「AT」)がそのようなネットワーク中を移動するとき、アクセス端末は、あるロケーションでは、マクロカバレージを提供するアクセスノード(「AN」)によってサービスされることができ、他のロケーションでは、より小さいスケールのカバレージを提供するアクセスノードによってサービスされることができる。いくつかの態様では、より小さいカバレージノードを使用して、インクリメンタルな容量増大、屋内カバレージ、および様々なサービス(たとえば、よりロバストなユーザエクスペリエンスのために)を提供することができる。本明細書の説明では、比較的大きなエリアにわたってカバレージを提供するノードは、マクロノードと呼ばれ得る。比較的小さなエリア(たとえば、住居)にわたってカバレージを提供するノードは、フェムトノードと呼ばれ得る。マクロエリアよりも小さく、フェムトエリアよりも大きなエリアにわたってカバレージを提供するノードは、ピコノードと呼ばれ得る(たとえば、商業建築物内のカバレージを提供する)。
マクロノード、フェムトノード、またはピコノードに関連付けられたセルは、それぞれ、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルと呼ばれ得る。いくつかの実装形態では、各セルは、さらに、1つまたは複数のセクタに関連付けられる(たとえば、分割される)ことができる。
様々な適用例では、マクロノード、フェムトノード、またはピコノードに言及するために他の用語が使用され得る。たとえば、マクロノードは、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、eノードB、マクロセルなどとして構成され、またはそのように呼ばれ得る。また、フェムトノードは、ホームノードB、ホームeノードB、アクセスポイント基地局、フェムトセルなどとして構成され、またはそのように呼ばれ得る。
図16は、本明細書の教示が実施され得る、複数のユーザをサポートするように構成されたワイヤレス通信システム1600を示す。システム1600は、たとえば、マクロセル1602A〜1602Gのような複数のセル1602のための通信を提供し、各セルは、対応するアクセスノード1604(たとえば、アクセスノード1604A〜1604G)によってサービスされる。図16に示すように、アクセス端末1606(たとえば、アクセス端末1606A〜1606L)は、時間とともにシステム全体にわたって様々なロケーションに分散され得る。各アクセス端末1606は、たとえば、アクセス端末1606がアクティブであるかどうか、およびそれがソフトハンドオフ中であるかどうかに応じて、所与の瞬間に順方向リンク(「FL」)および/または逆方向リンク(「RL」)上で1つまたは複数のアクセスノード1604と通信することができる。ワイヤレス通信システム1600は、大きな地理的領域にわたってサービスを提供することができる。たとえば、マクロセル1602A〜1602Gは、近隣の数ブロックをカバーすることができる。
図17は、1つまたは複数のフェムトノードがネットワーク環境内に展開された例示的な通信システム1700を示す。具体的には、システム1700は、比較的小規模のネットワーク環境中に(たとえば、1つまたは複数のユーザ住居1730中に)設置された複数のフェムトノード1710(たとえば、フェムトノード1710Aおよび1710B)を含む。各フェムトノード1710は、DSLルータ、ケーブルモデム、ワイヤレスリンクまたは他の接続手段(図示せず)を介してワイドエリアネットワーク1740(たとえば、インターネット)およびモバイル事業者コアネットワーク1750に結合されることができる。以下で説明するように、各フェムトノード1710は、関連付けられたアクセス端末1720(たとえば、アクセス端末1720A)、および、オプションで、外来アクセス端末1720(たとえば、アクセス端末1720B)をサービスするように構成されることができる。言い換えれば、フェムトノード1710へのアクセスは、制限されることができ、それによって、所与のアクセス端末1720は、指定された(1つまたは複数の)(たとえば、ホーム)フェムトノード1710のセットによってサービスされ得るが、指定されていないフェムトノード1710(たとえば、ネイバーのフェムトノード1710)によってはサービスされ得ない。
図18は、いくつかのトラッキングエリア1802(またはルーティングエリアまたはロケーションエリア)が画定されたカバレージマップ1800の一例を示し、トラッキングエリアの各々はいくつかのマクロカバレージエリア1804を含む。ここでは、トラッキングエリア1802A、1802B、および1802Cに関連付けられたカバレージのエリアは、太線によって描かれており、マクロカバレージエリア1804は六角形によって表されている。トラッキングエリア1802は、また、フェムトカバレージエリア1806を含む。この例では、フェムトカバレージエリア1806の各々(たとえば、フェムトカバレージエリア1806C)は、マクロカバレージエリア1804(たとえば、マクロカバレージエリア1804B)内に示される。ただし、フェムトカバレージエリア1806は、完全にマクロカバレージエリア1804内にあるとは限らないことを諒解されたい。実際には、多数のフェムトカバレージエリア1806は、所与のトラッキングエリア1802またはマクロカバレージエリア1804とともに画定され得る。また、1つまたは複数のピコカバレージエリア(図示せず)は所与のトラッキングエリア1802またはマクロカバレージエリア1804内に画定され得る。
再び図17を参照すると、フェムトノード1710の所有者は、たとえば、3Gモバイルサービスなど、モバイル事業者コアネットワーク1750を介して提供されるモバイルサービスに加入することができる。さらに、アクセス端末1720は、マクロ環境、および、より小規模(たとえば、住居)のネットワーク環境の両方で動作することが可能であり得る。言い換えれば、アクセス端末1720の現在のロケーションに応じて、アクセス端末1720は、マクロセルモバイルネットワーク1750のアクセスノード1760によって、またはフェムトノード1710のセットのうちのいずれか1つ(たとえば、対応するユーザ住居1730内に存在するフェムトノード1710Aおよび1710B)によってサービスされ得る。たとえば、加入者は、自宅の外にいるときには、標準のマクロアクセスノード(たとえば、ノード1760)によってサービスされ、自宅にいるときには、フェムトノード(たとえば、ノード1710A)によってサービスされる。ここでは、フェムトノード1710は既存のアクセス端末1720と後方互換性があり得ることを諒解されたい。
フェムトノード1710は、単一の周波数上で展開されることができ、または代替として、複数の周波数上で展開されることもできる。特定の構成に応じて、単一の周波数、あるいは複数の周波数のうちの1つまたは複数は、マクロノード(たとえば、ノード1760)によって使用される1つまたは複数の周波数とオーバーラップし得る。
いくつかの態様では、アクセス端末1720は、そのような接続が可能であるときにはいつでも、好ましいフェムトノード(たとえば、アクセス端末1720のホームフェムトノード)に接続するように、構成されることができる。たとえば、アクセス端末1720がユーザの住居1730内にあるときにはいつでも、アクセス端末1720がホームフェムトノード1710とのみ通信することが望ましいことがあり得る。
いくつかの態様では、アクセス端末1720がマクロセルラーネットワーク1750内で動作しているが、(たとえば、好適ローミングリスト中で定義された)その最も好適なネットワーク上には存在しない場合、アクセス端末1720は、ベターシステムリセレクション(「BSR」:Better System Reselection)を使用して、最も好適なネットワーク(たとえば、好適なフェムトノード1710)を探索し続けることができ、ベターシステムリセレクションは、より良好なシステムが現在利用可能であるかどうかを決定するために、利用可能なシステムの定期的なスキャンと、その後の、そのような好適なシステムに関連付けるための努力とを含み得る。獲得エントリを用いて、アクセス端末1720は、特定の帯域およびチャネルの探索を制限することができる。たとえば、最も好適なシステムの探索が定期的に繰り返されることができる。好適なフェムトノード1710が発見されると、アクセス端末1720は、そのカバレージエリア内にキャンプするためのフェムトノード1710を選択する。
いくつかの態様では、フェムトノードが制限され得る。たとえば、所与のフェムトノードは、特定のサービスを特定のアクセス端末にのみ提供し得る。いわゆる制限された(または限定された)関連付けを用いた展開では、所与のアクセス端末は、マクロセルモバイルネットワークと、フェムトノードの定義されたセット(たとえば、対応するユーザ住居1730内に存在するフェムトノード1710)とによってのみサービスされ得る。いくつかの実装形態では、ノードは、少なくとも1つのノードについて、シグナリング、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように制限され得る。
いくつかの態様では、(限定加入者グループホームノードBとも呼ばれ得る)制限フェムトノードが、アクセス端末の制限されたプロビジョニングされたセットにサービスを提供するノードである。このセットは、必要に応じて一時的にまたは永続的に拡張され得る。いくつかの態様では、限定加入者グループ(「CSG」)は、アクセス端末の共通のアクセス制御リストを共有するアクセスノード(たとえば、フェムトノード)のセットとして定義され得る。領域中のすべてのフェムトノード(または、すべての制限フェムトノード)が動作するチャネルは、フェムトチャネルと呼ばれ得る。
したがって、所与のフェムトノードと所与のアクセス端末との間には様々な関係が存在し得る。たとえば、アクセス端末の立場から、オープンフェムトノードは、制限された関連付けをもたないフェムトノードを指し得る。制限フェムトノードは、何らかの形で制限された(たとえば、関連付けおよび/または登録について制限された)フェムトノードを指し得る。ホームフェムトノードは、アクセス端末がそれにアクセスし、その上で動作する権限を与えられた、フェムトノードを指し得る。ゲストフェムトノードは、アクセス端末がそれにアクセスする、またはその上で動作する権限を一時的に与えられたフェムトノードを指し得る。外来フェムトノードは、おそらく非常事態(たとえば、911番)を除いて、アクセス端末がそれにアクセスする、またはその上で動作する権限を与えられないフェムトノードを指し得る。
制限フェムトノードの立場から、ホームアクセス端末は、制限フェムトノードにアクセスする権限を与えられたアクセス端末を指し得る。ゲストアクセス端末は、制限フェムトノードへの一時的アクセスをもつアクセス端末を指し得る。外来アクセス端末は、たとえば、おそらく911番などの非常事態を除いて、制限フェムトノードにアクセスする許可を有していないアクセス端末(たとえば、制限フェムトノードに登録するための証明書または許可を有していないアクセス端末)を指し得る。
便宜のために、本明細書の開示は、フェムトノードの状況で様々な機能について説明する。ただし、ピコノードは、より大きいカバレージエリアに同じまたは同様の機能を提供し得ることを諒解されたい。たとえば、ピコノードが制限される、所与のアクセス端末についてホームピコノードが定義される、などし得る。
次に図19を参照すると、本明細書で提示する様々な実施形態によるワイヤレス通信システム1900が示されている。システム1900は、複数のアンテナグループを含むことができる基地局(たとえば、アクセスポイント)1902を備える。たとえば、1つのアンテナグループはアンテナ1904および1906を含むことができ、別のグループはアンテナ1908および1910を備えることができ、さらなるグループはアンテナ1912および1914を含むことができる。アンテナグループごとに2つのアンテナが示されているが、グループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用されることができる。基地局1902は、さらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含むことができ、それらの各々は、当業者には諒解されるように、信号送信および受信に関連する複数のコンポーネント(たとえば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えることができる。
基地局1902は、UE1916およびUE1922などの1つまたは複数のUEと通信することができるが、基地局1902は、UE1916および1922と同様の実質的にいかなる数のUEとも通信することができることを諒解されたい。UE1916および1922は、たとえば、セルラー電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/またはワイヤレス通信システム1900を通じて通信するための他の何らかの適切なデバイスであることができる。図示のように、UE1916は、アンテナ1912および1914と通信しており、アンテナ1912および1914は、ダウンリンク1918を通じてUE1916に情報を送信し、アップリンク1920を通じてUE1916から情報を受信する。さらに、UE1922は、アンテナ1904および1906と通信しており、アンテナ1904および1906は、ダウンリンク1924を通じてUE1922に情報を送信し、アップリンク1926を通じてUE1922から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、たとえば、ダウンリンク1918は、アップリンク1920によって使用される周波数帯域とは異なる周波数帯域を利用することができ、ダウンリンク1924は、アップリンク1926によって使用される周波数帯域とは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割複信(TDD)システムでは、ダウンリンク1918およびアップリンク1920は共通の周波数帯域を利用することができ、ダウンリンク1924およびアップリンク1926は共通の周波数帯域を利用することができる。
アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するように指定されたエリアは、基地局1902のセクタと呼ばれ得る。たとえば、アンテナグループは、基地局1902によってカバーされるエリアのセクタ中のUEに通信するように設計されることができる。ダウンリンク1918および1924を通じた通信では、基地局1902の送信アンテナは、UE1916および1922のダウンリンク1918および1924の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用することができる。さらに、基地局1902が、関連付けられたカバレージ中にランダムに散在するUE1916および1922に送信するためにビームフォーミングを利用する間は、隣接セル中のUEは、基地局が単一のアンテナを通じてそのUEのすべてに送信する場合と比較して、干渉を受けにくい。さらに、UE1916および1922は、ピアツーピアまたはアドホック技術を使用して互いに直接通信することができる(図示せず)。
一例によれば、システム1900は多入力多出力(MIMO)通信システムであることができる。さらに、システム1900は、FDD、FDM、TDD、TDM、CDMなど、通信チャネル(たとえば、ダウンリンク、アップリンク、...)を分割するために実質的にどんなタイプの複信技法でも利用することができる。さらに、通信チャネルは、チャネル上での複数のデバイスまたはUEとの同時通信を可能にするために直交されることができ、一例では、OFDMがこの点において利用されることができる。したがって、チャネルは、ある時間期間にわたる周波数の部分へと分割され得る。さらに、フレームは、時間期間の集合にわたる周波数の部分として定義されることができ、したがって、たとえば、フレームは、いくつかのOFDMシンボルを備えることができる。基地局1902は、様々なタイプのデータについて作り出され得るチャネルを通じてUE1916および1922に通信することができる。たとえば、チャネルは、様々なタイプの一般通信データ、制御データ(たとえば、他のチャネルについての品質情報、チャネルを通じて受信されたデータについての肯定応答インジケータ、干渉情報、リファレンス信号など)などを通信するために作り出されることができる。
ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートすることができる。上述のように、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での伝送を通じて1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、多入力多出力(「MIMO」)システム、または他の何らかのタイプのシステムによって確立されることができる。
MIMOシステムは、データ伝送のために複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを使用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNS個の独立チャネルへと分解されることができ、ここで、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって作り出される追加の次元が利用される場合、改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割複信(「TDD」)および周波数分割複信(「FDD」)をサポートすることができる。TDDシステムでは、順方向および逆方向リンク伝送は、同一周波数領域上で行われ、したがって、相反原理により逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントのところで利用可能なときには、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を取り出すことが可能になる。
図20は、例示的なワイヤレス通信システム2000を示す。ワイヤレス通信システム2000は、簡潔のために、1つの基地局2010と、1つのアクセス端末2050とを示している。ただし、システム2000は、2つ以上の基地局および/または2つ以上のアクセス端末を含むことができ、追加の基地局および/またはアクセス端末は、以下で説明する例示的な基地局2010およびアクセス端末2050と実質的に同様または異なるものであることができることを諒解されたい。さらに、基地局2010および/またはアクセス端末2050は、それらの間のワイヤレス通信を容易にするために、本明細書で説明するシステム(図1、図3、図4、図5、図12、および図13)および/または方法(図6〜図11)を採用することができることを諒解されたい。
基地局2010において、いくつかのデータストリームについてのトラフィックデータがデータソース2012から送信(TX)データプロセッサ2014に供給される。一例によれば、各データストリームは、それぞれのアンテナを通じて送信されることができる。TXデータプロセッサ2014は、トラフィックデータストリームを、そのデータストリームについて選択された特定の符号化方式に基づいて、フォーマット化し、符号化し、インターリーブして、符号化データを供給する。
各データストリームの符号化データは、直交周波数分割多重(OFDM)技法を使用してパイロットデータで多重化されることができる。追加または代替として、パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、または符号分割多重化(CDM)されることもできる。パイロットデータは、一般に、知られている方法で処理される、知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するためにアクセス端末2050において使用されることができる。各データストリームの多重化されたパイロットおよび符号化データは、そのデータストリームについて選択された特定の変調方式(たとえば、2相位相変調(BPSK)、4相位相変調(QPSK)、M相位相変調(M−PSK)、多値直交振幅変調(M−QAM)など)に基づいて変調(たとえば、シンボルマッピング)されて、変調シンボルを提供することができる。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ2030によって実行または提供される命令によって決定されることができる。
データストリームについての変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ2020に供給されることができ、TX MIMOプロセッサ2020は、(たとえば、OFDMについて)変調シンボルをさらに処理することができる。TX MIMOプロセッサ2020は、次いで、NT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)2022a〜2022tに供給する。様々な実施形態では、TX MIMOプロセッサ2020は、データストリームのシンボルと、シンボルがそこから送信されるアンテナとに、ビームフォーミング重みを適用する。
各送信機2022は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を供給し、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを通じた伝送に適した変調信号を供給する。さらに、送信機2022a〜2022tからのNT個の変調信号は、それぞれ、NT個のアンテナ2024a〜2024tから送信される。
アクセス端末2050において、送信された変調信号は、NR個のアンテナ2052a〜2052rによって受信され、各アンテナ2052から受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)2054a〜2054rに供給される。各受信機2054は、それぞれの信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを与え、さらに、それらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを提供する。
RXデータプロセッサ2060は、特定の受信機処理技法に基づいてNR個の受信機2054からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを提供することができる。RXデータプロセッサ2060は、各検出シンボルストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元することができる。RXデータプロセッサ2060による処理は、基地局2010においてTX MIMOプロセッサ2020およびTXデータプロセッサ2014によって実行される処理と相補的なものである。
プロセッサ2070は、上述のように、どの利用可能な技術を使用すべきかを定期的に決定することができる。さらに、プロセッサ2070は、マトリクスインデックス部分とランク値部分とを備える逆方向リンクメッセージを作成することができる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージは、データソース2036からいくつかのデータストリームについてのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ2038によって処理され、変調器2080によって変調され、送信機2054a〜2054rによって調整され、基地局2010に戻されることができる。
基地局2010において、アクセス端末2050からの変調信号は、アンテナ2024によって受信され、受信機2022によって調整され、復調器2040によって復調され、RXデータプロセッサ2042によって処理されて、アクセス端末2050によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。さらに、プロセッサ2030は、抽出されたメッセージを処理して、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディングマトリクスを使用すべきかを決定することができる。
プロセッサ2030および2070は、それぞれ基地局2010およびアクセス端末2050における動作を指示(たとえば、制御、調整、管理など)することができる。それぞれのプロセッサ2030および2070は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ2032および2072に関連付けられることができる。プロセッサ2030および2070はまた、それぞれ、アップリンクおよびダウンリンクに関して周波数およびインパルス応答推定値を導出するために計算を実行することができる。
一態様では、論理チャネルは、制御チャネルとトラフィックチャネルとに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH:Broadcast Control Channel)を含むことができる。さらに、論理制御チャネルは、ページング情報を移送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH:Paging Control Channel)を含むことができる。さらに、論理制御チャネルは、マルチキャスト制御チャネル(MCCH:Multicast Control Channel)を備えることができ、マルチキャスト制御チャネルは、1つまたは複数のMTCHについてのマルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMS:Multimedia Broadcast and Multicast Service)のスケジューリングおよび制御情報を伝送するために使用されるポイントツーマルチポイントDLチャネルである。一般に、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(たとえば、古いMCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。さらに、論理制御チャネルは、専用制御チャネル(DCCH:Dedicated Control Channel)を含むことができ、専用制御チャネルは、専用制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用されることができる。一態様では、論理トラフィックチャネルは、ユーザ情報を移送するための1つのUEに専用のポイントツーポイント双方向チャネルである専用トラフィックチャネル(DTCH:Dedicated Traffic Channel)を備えることができる。また、論理トラフィックチャネルは、トラフィックデータを送信するためのポイントツーマルチポイントDLチャネルに関するマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH:Multicast Traffic Channel)を含むことができる。
一態様では、トランスポートチャネルは、DLとULとに分類される。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH:Broadcast Channel)、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH:Downlink Shared Data Channel)、およびページングチャネル(PCH:Paging Channel)を備える。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされること、および他の制御/トラフィックチャネルのために使用され得る物理レイヤ(PHY)リソースにマッピングされることとによって、UE節電をサポートすることができる(たとえば、不連続受信(DRX:Discontinuous Reception)サイクルがネットワークによってUEに示され得る、...)。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH:Random Access Channel)、要求チャネル(REQCH:Request Channel)、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH:Uplink Shared Data Channel)、および複数のPHYチャネルを備えることができる。
PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを含むことができる。たとえば、DL PHYチャネルは、共通パイロットチャネル(CPICH:Common Pilot Channel)、同期チャネル(SCH:Synchronization Channel)、共通制御チャネル(CCCH:Common Control Channel)、共有DL制御チャネル(SDCCH:Shared DL Control Channel)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH:Multicast Control Channel)、共有UL割当てチャネル(SUACH:Shared UL Assignment Channel)、肯定応答チャネル(ACKCH:Acknowledgement Channel)、DL物理共有データチャネル(DL−PSDCH:DL Physical Shared Data Channel)、UL電力制御チャネル(UPCCH:UL Power Control Channel)、ページングインジケータチャネル(PICH:Paging Indicator Channel)、および/または負荷インジケータチャネル(LICH:Load Indicator Channel)を含むことができる。さらなる例として、UL PHYチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)、チャネル品質インジケータチャネル(CQICH:Channel Quality Indicator Channel)、肯定応答チャネル(ACKCH:Acknowledgement Channel)、アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH:Antenna Subset Indicator Channel)、共有要求チャネル(SREQCH:Shared Request Channel)、UL物理共有データチャネル(UL−PSDCH:UL Physical Shared Data Channel)、および/またはブロードバンドパイロットチャネル(BPICH:Broadband Pilot Channel)を含むことができる。
本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上記で説明したステップおよび/またはアクションのうちの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備え得る。
さらに、本明細書で開示された態様に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、直接ハードウェアで実施される、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施される、またはその2つの組合せで実施されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に存在することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサに結合されることができ、したがって、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができる。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在し得る。さらに、ASICはユーザ端末中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中にディスクリートコンポーネントとして存在し得る。さらに、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令のセットあるいは1つまたは任意の組合せとして存在し得る。
実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントで実装されるときには、それらは、記憶コンポーネントなどの機械可読媒体に記憶され得る。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造またはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリコンテンツを引き渡すおよび/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合されることができる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク伝送などを含む、任意の好適な手段を使用して、引き渡され、フォワーディングされ、または送信されることができる。
ソフトウェア実装の場合、本明細書で説明した技法は、本明細書で説明した機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装され得る。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサによって実行され得る。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装されることができ、その場合、メモリユニットは、当技術分野で知られているように様々な手段によってプロセッサに通信可能に結合され得る。
以上の説明は、1つまたは複数の実施形態の例を含む。もちろん、上述の実施形態について説明する目的で、コンポーネントまたは方法のあらゆる考えられる組合せについて説明することは不可能であるが、当業者なら、様々な実施形態の多数のさらなる組合せおよび置換が可能であることを認識できよう。したがって、説明した実施形態は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内に入るすべてのそのような改変形態、変更形態および変形形態を包含するものとする。さらに、「含む(include)」という用語は、詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される限り、「備える(comprising)」という用語が請求項における移行語として使用されるときに解釈されるように、その「備える(comprising)」という用語と同様に包括的なものとする。さらに、詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで使用される「または(or)」という用語は、「非排他的なまたは(non-exclusive or)」を意味するものとする。

Claims (56)

  1. ハイブリッドアクセスモードで動作するホーム基地局のためのリソースをスケジュールするための方法であって、
    前記ホーム基地局に接続されたモバイルデバイスが、前記ホーム基地局に関連付けられた限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかを識別することと、
    前記モバイルデバイスが非メンバーであるとき、パラメータに従って前記モバイルデバイスにデータ伝送のためのリソースを割り当てることであって、前記パラメータが、前記限定加入者グループの非メンバーに提供すべきリソースのレベルを示す、割り当てることと
    を備える、方法。
  2. 前記パラメータが、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てるために利用可能なリソースの最大量を指定する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ホーム基地局に接続された非メンバーモバイルデバイスのセットを識別することと、
    非メンバーモバイルデバイスの前記セットに割り当てられるリソースの量が前記パラメータを下回ったままであるように、非メンバーモバイルデバイスの前記セットをスケジュールすることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. スケジュールすることは、サブフレームのリソースの一部分が前記パラメータを超えないように非メンバーモバイルデバイスの前記セットにリソースの前記一部分を割り当てることをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 非メンバーモバイルデバイスの前記セットに割り当てられるリソースの前記量が、経時的に平均して、前記パラメータを超えない、請求項3に記載の方法。
  6. 前記パラメータがパーセンテージを含み、前記パーセンテージが、前記限定加入者グループの非メンバーに割当て可能な全リソースの一部分を示す、請求項1に記載の方法。
  7. 前記モバイルデバイスからスケジューリング要求を受信することであって、前記スケジューリング要求がアップリンクリソースの申請である、受信することと、
    前記スケジューリング要求を許可するのに必要とされるリソースの量を特定することと、
    前記パラメータと、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられるリソースの現在の量とに少なくとも部分的に基づいて、非メンバーに割当て可能である利用可能なリソースの量を決定することと、
    利用可能なリソースの前記量が、必要とされるリソースの前記量以上であるとき、前記スケジューリング要求を許可することと、
    利用可能なリソースの前記量が、必要とされるリソースの前記量未満であるとき、前記スケジューリング要求を拒否することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 第2のモバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信することと、
    前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループ中に含まれるかどうかを識別することと、
    前記パラメータと、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられるリソースの現在の量とに少なくとも部分的に基づいて、非メンバーに割当て可能である利用可能なリソースの量を決定することと、
    利用可能なリソースの前記量が0に等しく、前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループの非メンバーであるとき、接続を確立したいという前記要求を拒否することと、
    利用可能なリソースの前記量が0よりも大きいか、または前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループのメンバーであるかのうちの少なくとも1つであるとき、前記第2のモバイルデバイスとの接続を確立することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられたリソースの現在の量を監視することと、
    非メンバーに割り当てられたリソースの前記現在の量が前記パラメータによって定義されたピークの近くにあるとき、前記ホーム基地局に接続された少なくとも1つの非メンバーユーザについてハンドオーバを開始することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信装置であって、
    前記ワイヤレス通信装置に接続されたモバイルデバイスが限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかを識別することと、
    前記モバイルデバイスが非メンバーであるとき、パラメータに従って前記モバイルデバイスにデータ伝送のためのリソースを割り当てることであって、前記パラメータが、前記限定加入者グループの非メンバーに提供すべきリソースのレベルを示す、割り当てることと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  11. 前記パラメータが、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てるために利用可能なリソースの最大量を指定する、請求項10に記載のワイヤレス通信装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ワイヤレス通信装置に接続された非メンバーモバイルデバイスのセットを識別することと、
    非メンバーモバイルデバイスの前記セットに割り当てられるリソースの量が前記パラメータを下回ったままであるように、非メンバーモバイルデバイスの前記セットをスケジュールすることと
    を行うようにさらに構成された、請求項10に記載のワイヤレス通信装置。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサが、サブフレームのリソースの一部分が前記パラメータを超えないように非メンバーモバイルデバイスの前記セットにリソースの前記一部分を割り当てるようにさらに構成された、請求項12に記載のワイヤレス通信装置。
  14. 非メンバーモバイルデバイスの前記セットに割り当てられるリソースの前記量が、経時的に平均して、前記パラメータを超えない、請求項12に記載のワイヤレス通信装置。
  15. 前記パラメータがパーセンテージを含み、前記パーセンテージが、前記限定加入者グループの非メンバーに割当て可能な全リソースの一部分を示す、請求項10に記載のワイヤレス通信装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記モバイルデバイスからスケジューリング要求を受信することであって、前記スケジューリング要求がアップリンクリソースの申請である、受信することと、
    前記スケジューリング要求を許可するのに必要とされるリソースの量を特定することと、
    前記パラメータと、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられるリソースの現在の量とに少なくとも部分的に基づいて、非メンバーに割当て可能である利用可能なリソースの量を決定することと、
    利用可能なリソースの前記量が、必要とされるリソースの前記量以上であるとき、前記スケジューリング要求を許可することと、
    利用可能なリソースの前記量が、必要とされるリソースの前記量未満であるとき、前記スケジューリング要求を拒否することと
    を行うようにさらに構成された、請求項10に記載のワイヤレス通信装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    第2のモバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信することと、
    前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループ中に含まれるかどうかを識別することと、
    前記パラメータと、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられるリソースの現在の量とに少なくとも部分的に基づいて、非メンバーに割当て可能である利用可能なリソースの量を決定することと、
    前記利用可能なリソースの量が0に等しく、前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループの非メンバーであるとき、接続を確立したいという前記要求を拒否することと、
    利用可能なリソースの前記量が0よりも大きいか、または前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループのメンバーであるかのうちの少なくとも1つであるとき、前記第2のモバイルデバイスとの接続を確立することと
    を行うようにさらに構成された、請求項10に記載のワイヤレス通信装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられたリソースの現在の量を監視することと、
    非メンバーに割り当てられたリソースの前記現在の量が前記パラメータによって定義されたピークの近くにあるとき、前記ワイヤレス通信装置と接続された少なくとも1つの非メンバーユーザについてハンドオーバを開始することと
    を行うようにさらに構成された、請求項10に記載のワイヤレス通信装置。
  19. 装置であって、
    前記装置に接続されたモバイルデバイスが限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかを識別するための手段と、
    前記モバイルデバイスが非メンバーであるとき、パラメータに従って前記モバイルデバイスにデータ伝送のためのリソースを割り当てるための手段であって、前記パラメータが、前記限定加入者グループの非メンバーに提供すべきリソースのレベルを示す、割り当てるための手段と
    を備える、装置。
  20. 前記パラメータが、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てるために利用可能なリソースの最大量を指定する、請求項19に記載の装置。
  21. 前記装置に接続された非メンバーモバイルデバイスのセットを識別するための手段と、
    非メンバーモバイルデバイスの前記セットに割り当てられるリソースの量が前記パラメータを下回ったままであるように、非メンバーモバイルデバイスの前記セットをスケジュールするための手段と
    をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  22. サブフレームのリソースの一部分が前記パラメータを超えないように非メンバーモバイルデバイスの前記セットにリソースの前記一部分を割り当てるための手段をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  23. 非メンバーモバイルデバイスの前記セットに割り当てられるリソースの前記量が、経時的に平均して、前記パラメータを超えない、請求項21に記載の装置。
  24. 前記パラメータがパーセンテージを含み、前記パーセンテージが、前記限定加入者グループの非メンバーに割当て可能な全リソースの一部分を示す、請求項19に記載の装置。
  25. 前記モバイルデバイスからスケジューリング要求を受信するための手段であって、前記スケジューリング要求がアップリンクリソースの申請である、受信するための手段と、
    前記スケジューリング要求を許可するのに必要とされるリソースの量を特定するための手段と、
    前記パラメータと、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられるリソースの現在の量とに少なくとも部分的に基づいて、非メンバーに割当て可能である利用可能なリソースの量を決定するための手段と、
    利用可能なリソースの前記量が、必要とされるリソースの前記量以上であるとき、前記スケジューリング要求を許可するための手段と、
    利用可能なリソースの前記量が、必要とされるリソースの前記量未満であるとき、前記スケジューリング要求を拒否するための手段と
    をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  26. 第2のモバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信するための手段と、
    前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループ中に含まれるかどうかを識別するための手段と、
    前記パラメータと、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられるリソースの現在の量とに少なくとも部分的に基づいて、非メンバーに割当て可能である利用可能なリソースの量を決定するための手段と、
    利用可能なリソースの前記量が0に等しく、前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループの非メンバーであるとき、接続を確立したいという前記要求を拒否するための手段と、
    利用可能なリソースの前記量が0よりも大きいか、または前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループのメンバーであるかのうちの少なくとも1つであるとき、前記第2のモバイルデバイスとの接続を確立するための手段と
    をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  27. 前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられたリソースの現在の量を監視するための手段と、
    非メンバーに割り当てられたリソースの前記現在の量が前記パラメータによって定義されたピークの近くにあるとき、前記装置と接続された少なくとも1つの非メンバーユーザについてハンドオーバを開始するための手段と
    をさらに備えた、請求項19に記載の装置。
  28. 少なくとも1つのコンピュータに、ホーム基地局に接続されたモバイルデバイスが、前記ホーム基地局に関連付けられた限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかを識別させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記モバイルデバイスが非メンバーであるとき、パラメータに従って前記モバイルデバイスにデータ伝送のためのリソースを割り当てさせるためのコードであって、前記パラメータが、前記限定加入者グループの非メンバーに提供すべきリソースのレベルを示す、割り当てさせるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  29. 前記パラメータが、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てるために利用可能なリソースの最大量を指定する、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  30. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ホーム基地局に接続された非メンバーモバイルデバイスのセットを識別させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、非メンバーモバイルデバイスの前記セットに割り当てられるリソースの量が前記パラメータを下回ったままであるように、非メンバーモバイルデバイスの前記セットをスケジュールさせるためのコードと
    をさらに備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  31. 非メンバーモバイルデバイスの前記セットに割り当てられるリソースの前記量が、経時的に平均して、前記パラメータを超えない、請求項30に記載のコンピュータプログラム製品。
  32. 前記コンピュータ可読媒体が、前記少なくとも1つのコンピュータに、サブフレームのリソースの一部分が前記パラメータを超えないように非メンバーモバイルデバイスの前記セットにリソースの前記一部分を割り当てさせるためのコードをさらに備える、請求項30に記載のコンピュータプログラム製品。
  33. 前記パラメータがパーセンテージを含み、前記パーセンテージが、前記限定加入者グループの非メンバーに割当て可能な全リソースの一部分を示す、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  34. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記モバイルデバイスからスケジューリング要求を受信させるためのコードであって、前記スケジューリング要求がアップリンクリソースの申請である、受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記スケジューリング要求を許可するのに必要とされるリソースの量を特定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記パラメータと、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられるリソースの現在の量とに少なくとも部分的に基づいて、非メンバーに割当て可能である利用可能なリソースの量を決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、利用可能なリソースの前記量が、必要とされるリソースの前記量以上であるとき、前記スケジューリング要求を許可させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、利用可能なリソースの前記量が、必要とされるリソースの前記量未満であるとき、前記スケジューリング要求を拒否させるためのコードと
    をさらに備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  35. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、第2のモバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループ中に含まれるかどうかを識別させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記パラメータと、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられるリソースの現在の量とに少なくとも部分的に基づいて、非メンバーに割当て可能である利用可能なリソースの量を決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、利用可能なリソースの前記量が0に等しく、前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループの非メンバーであるとき、接続を確立したいという前記要求を拒否させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、利用可能なリソースの前記量が0よりも大きいか、または前記第2のモバイルデバイスが前記限定加入者グループのメンバーであるかのうちの少なくとも1つであるとき、前記第2のモバイルデバイスとの接続を確立させるためのコードと
    をさらに備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  36. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記限定加入者グループの非メンバーに割り当てられたリソースの現在の量を監視させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、非メンバーに割り当てられたリソースの前記現在の量が前記パラメータによって定義されたピークの近くにあるとき、前記ホーム基地局に接続された少なくとも1つの非メンバーユーザについてハンドオーバを開始させるためのコードと
    をさらに備える、請求項28に記載のコンピュータプログラム製品。
  37. モバイルデバイスが限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを決定する識別モジュールと、
    前記モバイルデバイスにリソースを割り当てるスケジューラと、
    前記モバイルデバイスが前記限定加入者グループの非メンバーであるとき、パラメータに従って前記モバイルデバイスに割り当てられるリソースの量を制限するリソース制御モジュールと
    を備える、装置。
  38. 前記パラメータが、前記限定加入者グループの非メンバーに割当て可能なリソースの最大量を指定する、請求項37に記載の装置。
  39. 前記リソース制御モジュールは、スケジューラが非メンバーに、割当て可能なリソースの前記最大量以下であるリソースの量を割り当てることを保証する、請求項38に記載の装置。
  40. 前記識別モジュールが、前記モバイルデバイスに関連付けられた識別情報を取得し、前記識別情報をアクセスリストに問い合わせる、請求項37に記載の装置。
  41. ホーム基地局へのアクセスを管理するための方法であって、
    モバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信することと、
    前記モバイルデバイスが、前記ホーム基地局に関連付けられた限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを識別することと、
    パラメータに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスを承認すべきか拒否すべきかを決定することであって、前記パラメータが、同時非メンバーユーザの最大数を指定する、決定することと
    を備える、方法。
  42. 前記ホーム基地局に接続された非メンバーの現在の数を決定することと、
    非メンバーの前記現在の数を前記パラメータと比較することと、
    非メンバーの前記現在の数が前記パラメータ以上であるとき、前記要求を拒否することと、
    非メンバーの前記現在の数が前記パラメータ未満であるとき、前記モバイルデバイスを承認することと
    をさらに備える、請求項41に記載の方法。
  43. 同時非メンバーユーザの数が前記パラメータによって指定された前記最大数にいつ達するかを識別することと、
    少なくとも1つの同時非メンバーユーザについてハンドオーバを開始することと
    をさらに備える、請求項41に記載の方法。
  44. ワイヤレス通信装置であって、
    モバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信することと、
    前記モバイルデバイスが、前記ワイヤレス通信装置に関連付けられた限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを識別することと、
    パラメータに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスを承認すべきか拒否すべきかを決定することであって、前記パラメータが、同時非メンバーユーザの最大数を指定する、決定することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  45. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記ワイヤレス通信装置に接続された非メンバーの現在の数を決定することと、
    非メンバーの前記現在の数を前記パラメータと比較することと、
    非メンバーの前記現在の数が前記パラメータ以上であるとき、前記要求を拒否することと、
    非メンバーの前記現在の数が前記パラメータ未満であるとき、前記モバイルデバイスを承認することと
    を行うようにさらに構成された、請求項44に記載のワイヤレス通信装置。
  46. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    同時非メンバーユーザの数が前記パラメータによって指定された前記最大数にいつ達するかを識別することと、
    少なくとも1つの同時非メンバーユーザについてハンドオーバを開始することと
    を行うようにさらに構成された、請求項44に記載のワイヤレス通信装置。
  47. 装置であって、
    モバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信するための手段と、
    前記モバイルデバイスが、前記装置に関連付けられた限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを識別するための手段と、
    パラメータに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスを承認すべきか拒否すべきかを決定するための手段であって、前記パラメータが、同時非メンバーユーザの最大数を指定する、決定するための手段と
    を備える、装置。
  48. 前記装置に接続された非メンバーの現在の数を決定するための手段と、
    非メンバーの前記現在の数を前記パラメータと比較するための手段と、
    非メンバーの前記現在の数が前記パラメータ以上であるとき、前記要求を拒否するための手段と、
    非メンバーの前記現在の数が前記パラメータ未満であるとき、前記モバイルデバイスを承認するための手段と
    をさらに備える、請求項47に記載の装置。
  49. 同時非メンバーユーザの数が前記パラメータによって指定された前記最大数にいつ達するかを識別するための手段と、
    少なくとも1つの同時非メンバーユーザについてハンドオーバを開始するための手段と
    をさらに備える、請求項47に記載の装置。
  50. 少なくとも1つのコンピュータに、モバイルデバイスから接続を確立したいという要求を受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記モバイルデバイスが、ホーム基地局に関連付けられた限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを識別させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、パラメータに少なくとも部分的に基づいて前記モバイルデバイスを承認すべきか拒否すべきかを決定させるためのコードであって、前記パラメータが、同時非メンバーユーザの最大数を指定する、決定させるためのコードと
    を備える、コンピュータ可読媒体
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  51. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ホーム基地局に接続された非メンバーの現在の数を決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、非メンバーの前記現在の数を前記パラメータと比較させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、非メンバーの前記現在の数が前記パラメータ以上であるとき、前記要求を拒否させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、非メンバーの前記現在の数が前記パラメータ未満であるとき、前記モバイルデバイスを承認させるためのコードと
    をさらに備える、請求項50に記載のコンピュータプログラム製品。
  52. 前記コンピュータ可読媒体が、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、同時非メンバーユーザの数が前記パラメータによって指定された前記最大数にいつ達するかを識別させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、少なくとも1つの同時非メンバーユーザについてハンドオーバを開始させるためのコードと
    をさらに備える、請求項50に記載のコンピュータプログラム製品。
  53. モバイルデバイスが限定加入者グループのメンバーまたは非メンバーのいずれであるのかを決定する識別モジュールと、
    前記モバイルデバイスが前記限定加入者グループの非メンバーであるとき、パラメータに基づいて前記モバイルデバイスとの接続を確立すべきかどうかを決定するアクセス制御モジュールと
    を備える、装置。
  54. 前記パラメータが、前記装置にアクセスすることが許された同時非メンバーの最大数を指定する、請求項53に記載の装置。
  55. 前記識別モジュールが、前記モバイルデバイスに関連付けられた識別情報を取得し、前記識別情報をアクセスリストに問い合わせる、請求項53に記載の装置。
  56. 前記装置と複数のモバイルデバイスとの間の現在の接続を監視し、それらの接続にそれぞれ関連したモバイルデバイスが前記限定加入者グループのメンバーであるのか非メンバーであるのかに関するインジケーションとともに現在の接続を列挙する現在のユーザリストを維持する、モニタモジュールであって、
    前記アクセス制御モジュールが、アクセス制御決定を実施するために、前記パラメータを考慮して前記現在のユーザリストを分析する、モニタモジュール
    をさらに備える、請求項53に記載の装置。
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