JP2013508926A - 向上した消弧性能を有する回路安全装置 - Google Patents

向上した消弧性能を有する回路安全装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アークをすみやかに冷却して消弧する。
【解決手段】第1の接点(115)と、第1の接点に対して可動である第2の接点(120)と、アーク・チャンバ(210)と、アーク分割器(215)と、を有する回路安全装置。アーク分割器(215)は、アーク・ランナ(240)と同様、第1の接点(115)の第1の面上に位置している。導電体は、第1の接点(115)の第1の面から第1の接点(115)の第2の面に向かって走る第1の部分を有するアーク・ランナ(240)に接続されており、第2の面は、第1の接点(115)に対して第1の面の反対側にある。第2の部分が第1の部分と第2の接点(120)とに接続されており、第2の部分は第1の接点(115)の第2の面上に位置している。アーク・ランナ(240)と導電体とを通って流れる電流が、アークをアーク分割器(215)の方へ移動させる磁力をアーク上に生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、電気装置の保護に関し、さらに具体的には、電気アークを迅速に消弧するのに役立つように磁場を生成するアーク・ランナを備えた回路安全装置に関する。内部導体を通る電流の流れにより生成される磁場を大幅に増加させるように導体経路が位置付けられている。この強力な磁場は、アークをより迅速かつ効率的にアーク分割器の方へ押しやって、故障状態の下でも向上した遮断を実現するのに役立つ。
回路安全装置は、電流を中断して電気回路を遮断する電気部品である。回路安全装置の基本例はスイッチであり、このスイッチは一般に2つの電気接点で構成されており、接点が接触して接点間を電気が流れることができることを意味する閉状態、または接点が離れていることを意味する開状態、の2つの状態のうちの一方の状態にある。コンピュータのキーボードのボタンなどのスイッチはシステムへの制御信号として、または光スイッチなどのスイッチは回路内のパワーフローを制御するために、人間により直接操作されてもよい。
回路安全装置の第2の例は回路遮断器(circuit breaker)である。回路遮断器は、電気配線を通って送出されている電流(amps)の量を監視して制御する電気パネル内で使用される。回路遮断器は、電気回路を過負荷または短絡に起因する損傷から守るように設計されている。電気配線内で電力サージが発生すると、遮断器は切れる。これは、「オン」位置にあった遮断器を「オフ」位置に切り替えさせて、その遮断器から導く電力を遮断する。回路遮断器が切れると、回路遮断器は過負荷の回路が発火するのを防ぐ可能性があり、また回路遮断器は電気を使っている装置の破壊も防ぐことができる。
標準的な回路遮断器は電力線と負荷とを有している。一般に、電力線は、ほとんどの場合、電力会社からの入力電力である。この電力線を回路遮断器への入力と呼ぶことができる場合がある。出力と呼ばれる場合がある負荷は、回路遮断器から供給し、回路遮断器から給電されている電気部品に接続する。例えば、エアコンだけなどの単一の構成要素を回路遮断器に直接接続してもよく、または電源コンセントで終端処理された電源線を通じて回路遮断器を複数の構成要素に接続してもよい。
回路遮断器はヒューズの代わりとして使用できる。1回作動したら、その後、取り替える必要があるヒューズとは異なり、回路遮断器は、(手動でまたは自動的に)リセットして通常動作を再開できる。ヒューズは回路遮断器とほとんど同じ役割を果たすが、しかしながら、回路遮断器はヒューズよりも安全に使用でき、元の状態に戻すのもヒューズよりも容易である。ヒューズが飛んだとき、どのヒューズがどの特定の電力領域を制御しているのか分からない場合が多いであろう。ヒューズを調べて、どのヒューズが燃えたように見えるか、または使用済みと思われるかを判断する必要があるであろう。その後、ヒューズボックスからそのヒューズを取り外す必要があり、新しいヒューズを取り付ける必要がある。
回路遮断器は、元の状態に戻すのがヒューズよりもはるかに容易である。領域への電力が止まると、電気パネルの中を見て、どの遮断器が切れて「オフ」位置になっているのかを確かめることができる。その後、遮断器は「オン」位置に切り替えることができ、電力は再び再開する。一般に、回路遮断器はハウジングの内部にある2つの接点を有している。第1の接点は固定されており、電力線または負荷のどちらに接続されていてもよい。第2の接点は第1の接点に対して可動であり、回路遮断器が「オフ」位置またはトリップ位置にあるとき、第1の接点と第2の接点の間にギャップが存在するようになっている。
回路安全装置に関連する問題は、回路安全装置が開位置にあり、すなわち、スイッチが開であるか、または回路遮断器が切れており、接続を中断している場合であっても、第1の接点と第2の接点の間の空き領域が2つの接点間に電気アークを形成することを可能にしてしまうことである。
電気アークは残留電気であり、高電圧と高アンペアとを有している可能性がある。アークが回路安全装置への損傷を引き起こし、特に、電気接点に損傷を与える可能性があるため、アークは危険である可能性がある。電気接点へのいかなる損傷も回路安全装置の寿命を縮め、回路安全装置の性能に影響を与える。したがって、アークを迅速に冷却して消弧して、回路安全装置への損傷を防止することは非常に重要である。
米国特許第5,731,561号明細書 米国特許第6,717,090号明細書
アークを迅速に消弧するために提案された多くの装置がある。例えば、Manthe他に発行された下記特許文献1では、密封されたアーク・チャンバを備えた装置を開示している。密封されたアーク・チャンバの内部には、回路遮断器が切れるときに形成されるアークを消弧するように設計されたガスが存在する。
この装置の欠点は、製造コストが高いことである。回路遮断器は製造コストおよび試験コストが高くつく密封されたチャンバを必要とするとともに、また、特定のアーク消弧ガスも必要とする。密封されたチャンバと、ガスとの組み合わせが、この装置を非常に高価なものにしている。さらに、チャンバ内のいかなる漏れもガス漏れを引き起こし、消弧の発生を妨げるであろう。
Kling他に発行された下記特許文献2では、アーク分割器・スタックを備えた装置を開示しており、アークはガイド・レールによりこのアーク分割器・スタックに入る。Klingが提案した装置の欠点は、アークをすみやかに消弧できないことである。アーク分割器を用いて何らかの消弧を提供するが、アーク分割器だけではアークをすみやかに消弧できるほど十分な冷却を提供できない。
したがって、必要とされているものは、アークをすみやかに冷却して消弧することができ、製造コストが安く、迅速な冷却を提供して回路安全装置内の電気接点を保護する回路安全装置である。
本発明は、アークをすみやかに冷却して消弧するための回路遮断器に関するものである。本回路遮断器は、第2の電気接点からアーク分割器の方へアークを迅速に押しやるために電流の磁力を使用する、特別に設計されたアーク・ランナの中を通ってアークの流れを誘導する。
前記および他の本発明の目的は、第1の接点と、第1の接点に対して可動である第2の接点と、アーク・チャンバと、アーク分割器と、を有する回路安全装置を提供することにより達成される。
それぞれがV字形の切り欠きを含む複数の離間した平板を有するアーク分割器は第1の接点の第1の面上に位置している。アーク・ランナが第1の接点の第1の面上にある。第1の接点の第1の面から第1の接点の第2の面に向かって延びる第1の部分を有するアーク・ランナに導電体が接続されており、第2の面は、第1の接点に関して第1の面の反対側にある。第2の部分が第1の部分と第2の接点とに接続されており、第2の部分は第1の接点の第2の面上に位置している。アーク・ランナと導電体とを通って流れる電流がアーク上に磁力を生成して、アークをアーク分割器の方へ移動させる。
これらの実施形態のうちのいくつかでは、第1の電気端子を第1の接点に電気的に接続し、第2の電気端子を第2の接点に電気的に接続している。これらの実施形態のうちのいくつかでは、第1の電気端子と第2の電気端子とは第1の接点の第2の面上に位置している。これらの実施形態のうちのいくつかでは、第2の電気端子で終端処理された第1の接点の第3の面上に位置する第2の部分に第3の部分を電気的に接続しており、第3の面は、第1の接点に関して第1の面に隣接しており、第1の部分と、第2の部分と、第3の部分とは実質的にc字形を形成している。これらの実施形態のうちのいくつかでは、第1の電気端子と第2の電気端子とは、第1の接点の第3の面上に位置している。これらの実施形態のうちのいくつかでは、平板は実質的に長方形である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、回路安全装置は回路遮断器である。
本発明の他の実施形態では、回路安全装置が、第1の接点と、第1の接点に対して可動である第2の接点と、アーク・チャンバと、を有している。アーク分割器が、アーク・チャンバ内の第1の接点の第1の面上に位置している。アーク・ランナが、第1の接点の第1の面上に位置している。第1の電気端子と第2の電気端子とが、第1の接点の第2の面上に位置しており、第2の面は、第1の接点に関して第1の面の反対側にある。アーク・ランナに導電体を接続しており、導電体は第1の部分と第2の部分とを有している。第1の部分は、第1の接点の第1の面から第1の接点の第2の面に向かって延びている。第2の部分は第1の部分と、第2の接点と、第2の電気端子とに電気的に接続されており、第2の部分は第1の接点の第2の面上に位置している。電流がアーク・ランナと導電体とを通って流れてアーク上に磁力を生成し、アークをアーク分割器の方へ移動させる。
これらの実施形態のうちのいくつかでは、アーク分割器は複数の離間した平板である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、平板のそれぞれは実質的にV字形の切り欠きを片面上に有している。これらの実施形態のうちのいくつかでは、平板は実質的に長方形である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、回路安全装置は回路遮断器である。
本発明の他の実施形態では、回路遮断器が、第1の接点と、第1の接点に対して可動である第2の接点と、アーク・チャンバと、を有している。アーク分割器が、アーク・チャンバ内の第1の接点の第1の面上に位置している。アーク・ランナが、第1の接点の第1の面上に位置している。第1の電気端子と第2の電気端子とが、第1の接点の第3の面上に位置しており、第3の面は、第1の接点に関して第1の面に隣接している。アーク・ランナに接続された導電体が、第1の部分と、第2の部分と、第3の部分と、を有している。第1の部分は、第1の接点の第1の面から第1の接点の第2の面に向かって延びており、第2の面は、第1の接点に関して第1の面の反対側にある。第2の部分は第1の部分と第2の接点とに電気的に接続されており、第2の部分は第1の接点の第2の面上に位置している。第3の部分は第2の部分と第2の端子とに電気的に接続されており、第3の部分は第1の接点の第3の面上に位置している。アーク・ランナと導電体とを通って流れる電流がアーク上に磁力を生成して、アークをアーク分割器の方へ移動させる。
これらの実施形態のうちのいくつかでは、アーク分割器は複数の離間した平板である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、平板はそれぞれ実質的にV字形の切り欠きを片面上に有している。これらの実施形態のうちのいくつかでは、平板は実質的に長方形である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、回路安全装置は回路遮断器である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、導電体は第1および第2の接点の周囲に実質的にc字形を形成している。
本発明の他の実施形態では、回路安全装置はアーク分割器とアーク・ランナとを有している。アーク・ランナは、アーク分割器の反対側のアークの側面上に配設され、アークに実質的に平行に延びる導電体を有している。導電体に電流を流すと、導電体はアークをアーク分割器の方へ後押しする。
これらの実施形態のうちのいくつかでは、アークに対して実質的に垂直に延びる導電体に第2の導電体を電気的に接続している。これらの実施形態のうちのいくつかでは、アークに対して実質的に垂直に延びる導電体に第3の導電体を電気的に接続している。
本発明の、閉位置にある回路安全装置の側面図である。 開位置にある図1の回路安全装置の側面図である。 本発明の他の実施形態の、開位置にある第2の回路安全装置の側面図である。 図2および図3のアーク分割器の平板のトップダウン図である。 磁場を有する2つの導電体の模式図であり、図3の回路安全装置の動作を説明している。
本発明の実施形態を、下記の説明および関連する添付図面を参照することにより説明する。添付図面では、類似の要素には同じ参照番号が付いている。本発明の実施形態は電気アークを消弧するための装置に関連している。具体的には、装置は磁場を使用してアーク運動をアーク分割器の方へ迅速に後押しして、それによって、アークをすみやかに冷却して消弧する。以下、回路遮断器に関連して実施形態を説明するが、開閉できる電気接点を有する任意の電気装置上で本発明を実現してもよいことを当業者は理解するであろう。
図1は、本発明の一実施形態の回路遮断器100を閉位置で示している。回路遮断器100は任意の商業的または非商業的応用で使用でき、既存の機器を変更する必要なしに現在の回路遮断器に取って代わるように設計されてもよい。回路遮断器100はアークをすみやかに冷却して消弧するように設計されており、これは高電圧を必要とする機器と一緒に回路遮断器100を使用することを可能にする。例えば、回路遮断器は高さ2.625インチ、長さ3.7インチ、厚さ0.5インチしかない寸法を有していてもよい。このサイズの典型的な回路遮断器の定格電圧は約160Vであるが、しかしながら、本発明の回路遮断器の定格電圧は250ボルト以上であってもよい。上述の寸法はあくまで例を示したに過ぎず、現在の設計は、詳しく上述したものよりも大きかったり、または小さかったりする任意のサイズの回路遮断器で使用でき、250ボルトよりも高いまたは低い定格電圧である可能性がある。
電力会社から通常供給される電気は、端子130を通じて回路遮断器100に流れ込む。電力線と呼ぶこともできる端子130は、第1の接点115に接続されている。第1の接点115は、回路遮断器100のハウジングに取り付けられ、静止している。
第2の接点120は第1の接点115に対して可動である。一般に、電気接点120は負荷または機器使用電力に接続されるが、しかしながら、電気接点120は電力線または負荷に接続してもよい。電気接点120は電気接点115に対して可動である。通常動作時には、回路遮断器100は閉位置にあり、これにより、電気接点120は電気接点115に接触している。これにより電気が電力線から負荷に流れることを可能にする。
回路内で過負荷または短絡があると、回路遮断器100は自動的に切れて、電気接点120が電気接点115から分離する。電気接点120は、ソレノイドと、端子135に電気的に接続された過電流センサとを含むトリップ機構125に電気的に接続される。通常、電力を供給している構成要素に端子135を接続している。
図2は、開位置にある回路遮断器100を示している。回路遮断器100は特定領域への電気を遮断するために手動で切られたか、または回路遮断器100は過負荷の回路から自動的に切れた可能性がある。電気接点120が電気接点115から分離しているが、アーク205の形の電気がアーク・チャンバ210内の電気接点115から電気接点120に依然として流れている可能性がある。アーク205は空気を介して電気接点の間を飛び越えることができ、両方の接点に大きな損傷を与える可能性がある。最悪の場合、単一のアーク205により、通常動作時に使用できないほど大きな損傷を接点が受ける。
電気接点115および120と、回路遮断器100とを保護するために、できるだけ迅速にアーク205を消弧する必要がある。これはアーク分割器215の中にアーク205を押し込むことにより行われる。
アーク分割器215は、アーク205を引き込んでアークを冷却して消弧する、複数の離間した、通常、金属製の平板250である。各平板250は同じ距離だけ離間していてもよく、または各平板250の間の距離は回路遮断器の用途に応じて変化してもよい。例えば、各平板250は隣の平板から約2ミリメートルほど離間していてもよく、または各平板250の間の距離は変化してもよく、例えば、ハウジングの上端に近い平板はハウジングの下端に近い平板よりも近接していてもよく、もしくはその逆でもよい。アーク・チャンバ210の位置は、アーク分割器215内で、より多くの平板を使用することを可能にして、アーク205のより迅速な冷却と消弧とを提供する。
各平板250は、アーク205が流れることを可能にするための開口部を有している。アーク205は、アーク205のまわりで円周方向に走る垂直磁場(詳細に後述する)を生成する。アーク205が平板250内の開口部の中を通って流れるとき、アーク205により生成された磁場は、アーク205が平板250の金属部分と接触するまでアーク205を開口部の中にさらに押し込む。平板250の構造については詳細に後述する。その後、アーク分割器215は、アーク205をすみやかに冷却して消弧することができる。アーク205のより迅速な冷却と消弧とを提供するには、アーク205をアーク分割器215の中に押し込んだり、または引き入れたりする追加の磁力を提供することが有利である。
端子130は、アーク分割器215の反対側に位置している。電気は端子130を通って第1の方向に流れて、第2の接点120と電気接触している第1の接点115に流れ込む。電気は第2の電気接点120に流れ込み、実質的に反転してアーム導体260の中への方向に流れて、端子130を通って流入する電気の方向とは、ほとんど反対の方向に流れる(図1)。電流の方向の反転は、端子130と、第1の接点115と、第2の接点120との間にc字形の電気的な流れ(図1の要素140により大略的に示されている)を作り出す。c字形の電気的な流れは、電気的な流れの間の領域内に強磁場(図1の点145により大略的に示されている)を生成する。
回路遮断器100が切れると、第2の接点120が第1の接点115から分離し、強磁場は、アーク205を第2の接点120からアーク・ランナ240の中に、特に、アーク・ストラップ220の中に、押し込むのに役立つ初期磁気ブーストを生じさせる。さらに、回路遮断器100が切れた直後に、第1の接点115と第2の接点120の間にアーク205が生成され、回路遮断器100が切れた後でもc字形の磁場を保持して、アーク205を第2の接点120からアーク・ストラップ220の方へ迅速に押しやるのに役立つ。たとえ導体225および230を通る電流フローにより、それほど強くない磁場は依然として存在していても、アーク205が第2の接点120から離れたところへ押しやられた時点で強磁場は止まる。
アーク205が接触するための大きな表面積を提供するように、アーク・ストラップ220は電気接点115の方を向いていてもよい。しかしながら、アーク・ストラップ220は、アーク205がアーク・ストラップ220に接触できるように、任意の方向を向いていてもよく、または任意のサイズであってもよい。アーク・ストラップ220は導電体225に電気的に接続されており、この導電体225はまた導電体230に電気的に接続されているため、たとえc字形による、より多くの初期磁場がもはや生成されなくなっても、導電体230による磁場が引き続き生成される。
導電体230は、アーク分割器215の反対側に位置する端子135で終端処理されている。端子がアーク分割器215の反対側に位置しているため、導電体230を電気接点115および120の後方に設置して、アーク205をアーク分割器215の中に押し込む追加の磁力を生成できる。これによりアーク205をアーク分割器215の中に迅速に押し込んで、アーク分割器215がアーク205をすみやかに冷却して消弧することができるため、アーク205のより迅速な冷却と消弧とが可能になる。さらに、より小さい設置面積で、より高い定格電圧を可能にしながら、回路遮断器100のハウジング255のサイズを大幅に縮小できる。
図3は、本発明の他の実施形態の、開位置にある回路遮断器300を示している。回路遮断器300は特定領域への電気を遮断するために手動で切られたか、または回路遮断器300は過負荷の回路から自動的に切れた可能性がある。
電気接点310は電気接点305から分離しているが、アーク335の形の電気がアーク・チャンバ365内の電気接点305から電気接点310に依然として流れている可能性がある。アーク335は空気を介して電気接点の間を飛び越えることができ、両方の接点に大きな損傷を与える可能性がある。
電気接点305および310と、回路遮断器300とを保護するために、できるだけ迅速にアーク335を消弧する必要がある。これはアーク分割器325の中にアーク335を押し込むことにより行われる。
アーク分割器325は、アーク335を引き込んでアークを冷却して消弧する、複数の離間した、通常、金属製の平板330であってもよい。各平板330は、アーク335が流れることを可能にするための開口部を有している。アーク・チャンバ365の位置は、アーク分割器325内で、より多くの平板を使用することを可能にして、アーク335のより迅速な冷却と消弧とを提供する。
アーク335は、アーク335のまわりで円周方向に走る垂直磁場(詳細に後述する)を生成する。アーク335が平板330内の開口部の中を通って流れるとき、アーク335により生成された磁場は、アーク335が平板330の金属部分と接触するまでアーク335を開口部の中にさらに押し込む。その後、アーク分割器325は、アーク335をすみやかに冷却して消弧することができる。アーク335のより迅速な冷却と消弧とを提供するには、アーク335をアーク分割器325の中に押し込んだり、または引き入れたりする追加の磁力を提供することが有利である。
端子320は、アーク分割器325の側部に隣接する側部上に位置している。電気は端子320を通って第1の方向に流れ込む。図面では、電気はアーク分割器325の反対側の場所から端子320に流れ込むことを示しているが、しかしながら、電気はアーク分割器325に隣接する場所から端子320を通って流れ込んでもよい。電気的な流れが端子320を通って流れ込むと、電気は、導体390を通って、第2の電気接点310と電気接触している第1の電気接点305に流れ込む。電気は第2の電気接点310に流れ込み、実質的に反転してアーム導体395を通る方向に流れて、導電体390を通って流れる電気の方向とは、ほとんど反対の方向に流れる。電流の方向の反転は、導電体390と、第1の接点305と、第2の接点310と、アーム導体395との間にc字形の電気的な流れを作り出す。c字形の電気的な流れは、電気的な流れの間の領域内に強磁場を生成する。
回路遮断器300が切れると、第2の接点310が第1の接点305から分離し、強磁場は、アーク335を第2の接点320からアーク・ランナ350の中に、特に、アーク・ストラップ355の中に、押し込むのに役立つ初期磁気ブーストを生じさせる。さらに、回路遮断器300が切れた直後に、第1の接点305と第2の接点310の間にアーク335が生成され、回路遮断器300が切れた後でもc字形の磁場を保持して、アーク335を第2の接点310からアーク・ストラップ355の方へ迅速に押しやるのに役立つ。アーク335が第2の接点310から離れたところへ押しやられた時点で磁場は止まる。
アーク335が接触するための大きな表面積を提供するように、アーク・ストラップ355は電気接点305の方を向いていてもよい。しかしながら、アーク・ストラップ355は、アーク335がアーク・ストラップ355に接触できるように、任意の方向を向いていてもよく、または任意のサイズであってもよい。アーク・ストラップ355は導電体360に電気的に接続されており、この導電体360はまた導電体340に電気的に接続されているため、たとえアーク335が電気接点310を通って流れていなくても、導電体340による磁場が引き続き生成される。
導電体340は、アーク335に対して垂直方向に延びており、導電体390を通る電流の方向に沿って走る導電体345に接続されている。c字形の電気的な流れの近くの導体390と導体345との平行な電流により生成される磁場の組み合わせが、アーク335をすみやかに冷却して消弧するアーク分割器325の中にアーク335を押し込む、さらに強くて連続的な磁場を生成する。導電体345は、ハウジング380の下端にある端子315で終端処理される。電気アークの迅速な冷却と消弧とにより、端子の場所は回路遮断器300が高電圧定格を保持しながら小さい設置面積を有することを可能にする。その結果、回路遮断器300は標準的な回路遮断器よりも高い電圧を必要とする構成要素内で使用できるとともに、挿入するのにほんの小さな面積を必要とするだけである。
図4は、アーク分割器の平面図を示している。平板250が、図2の平板250または図3の平板330と似ていてもよい。単一のアーク分割器内で複数の平板250を使用してもよく、平板250の形状と構成とが、電気アーク205をすみやかに冷却して消弧する。好ましい実施形態では、平板250は長方形として形成される。しかしながら、平板250は、中央部に切り欠きを作ることができる円、楕円、または他の任意の幾何学的形状として形成できる。平板250は、磁場に反応できる金属材料でできていることが好ましく、これによりアーク205を平板250の中に迅速に押し込むことが可能になる。
平板250は開口部405を有している。好ましい実施形態では、開口部は三角形として形成され、三角形の付け根のところには円形部分410がある。しかしながら、開口部405は任意の形状およびサイズである可能性があり、必ずしも円形部分410を有する必要はない。さらに、円形部分410は、正方形、長方形、または他の任意の幾何学的形状として形成できる。
アーク205が開口部405に入ると、アーク205により生成された磁場は平板250の金属部分と相互作用する。磁場はアーク205の方向に対して垂直に生成され、アーク205のまわりで円周方向に走っている。磁場がアーク205のまわりで連続的に回転するとき、磁場は平板250の金属部分に引き付けられ、この平板250の金属部分がアーク205を引き寄せる。最終的に、アーク205は平板250の金属部分とじかに接触して、連続した各平板の間を空気を介して飛び越える。アークが平板250に接触して、空気を介して飛び越えて、他の平板に接触するにつれて、アークは冷却されて消弧される。アーク分割器内の複数の平板250の中を通って前進する各アークが、アークが止まるまでアークを冷却して消弧する。
図5は、2つの導電体の模式図であり、本発明の動作を示している。導電体510および515は、上から分かるように導電体である。導電体510および515を通って流れる電流は、上向きに流れている。当技術分野で周知のように、導電体510の中を通って電流が流れているときには、導体510のまわりに磁力505が生成される。磁力505は電流の方向に対して垂直な方向に走り、導体510のまわりで円周方向に走っている。磁力505の方向は、電流の方向に依存し、右手の法則により決定され、この右手の法則は、手で握りこぶしを作り、その握りこぶしの親指を立てた場合、磁場505は親指のまわりで反時計回りに走ることを示す。逆に、親指を下に向けた場合、磁場505は時計回りに走ることになる。
導電体510および515は両方とも上向きに走っており、両方の導電体はそれら自身の垂直磁場を生成する。2つの磁場の組み合わせは、それぞれの個々の磁場よりも大きい強磁場を生成する。この強磁場は、図3を参照して上述した電気アークを、冷却して消弧するために、アーク分割器の中に迅速に押し込む。
本発明の装置は、依然として小さなサイズを保持したままで、標準的な回路遮断器よりもはるかに高い電圧での使用について装置を評価できるという点において利点を有している。この装置は、電気アークをアーク分割器の方へ押し込むために磁場を使用することにより、アークをすみやかに冷却して消弧することができるとともに、電気接点と回路遮断器とを損傷から守ることができ、回路遮断器の寿命を延ばすことができる。これは、回路遮断器の取り替え費用と、回路遮断器を取り替える際の労務費と、にかかるお金を節約するため、大きなコスト削減を提供する。
当業者は、本発明の要旨を逸脱することなく、説明された実施形態に対してさまざまな変更および修正を行うことができることを理解するであろう。本明細書は、このようなすべての修正および変更を含むものとする。

Claims (22)

  1. 第1の接点と、
    前記第1の接点に対して可動である第2の接点と、
    アーク・チャンバと、
    前記アーク・チャンバ内に位置するアーク分割器と、
    前記アーク・チャンバ内に位置するアーク・ランナと、
    前記第1の接点に電気的に接続された第1の導電体と、
    前記第2の接点に電気的に接続された第2の導電体と、を含み、
    前記第2の導電体を通って流れる電流が、前記電流が前記第1の導電体を通って流れる方向とは実質的に反対の方向に流れ、
    前記第1の導電体と、前記第1の接点と、前記第2の接点と、前記第2の導電体とを通って流れる前記電流は、アークを前記アーク分割器の方へ押し込む磁力を生成する、
    回路安全装置。
  2. 第3の導電体をさらに含み、前記電流は前記第1の導電体と前記第3の導電体とを通って同じ方向に流れる、請求項1に記載の回路安全装置。
  3. 前記電流が前記回路安全装置を通って流れるとき、前記第1の導電体と前記第3の導電体とを通って流れる前記電流は第2の磁力を生成する、請求項2に記載の回路安全装置。
  4. 前記アーク分割器が複数の離間した平板である、請求項1に記載の回路安全装置。
  5. 前記平板のそれぞれが、実質的にV字形の切り欠きを片面上に有している、請求項1に記載の回路安全装置。
  6. 前記平板が実質的に長方形である、請求項4に記載の回路安全装置。
  7. 前記回路安全装置が回路遮断器である、請求項1に記載の回路安全装置。
  8. 前記第1の導電体と、前記第1の接点と、前記第2の接点と、前記第2の導電体とが、実質的にc字形を形成する、請求項1に記載の回路安全装置。
  9. 第1の接点と、
    前記第1の接点に対して可動である第2の接点と、
    前記第1の接点に電気的に接続された第1の導電体と、
    前記第2の接点に電気的に接続された第2の導電体と、を含み、
    前記第2の導電体を通って流れる電流が、前記電流が前記第1の導電体を通って流れる方向とは実質的に反対の方向に流れ、
    前記電流が前記回路安全装置を通って流れるとき、前記第1の導電体と、前記第1の接点と、前記第2の接点と、前記第2の導電体と、を通って流れる前記電流は磁力を生成する、
    回路安全装置。
  10. 第3の導電体をさらに含み、前記電流は前記第1の導電体と前記第3の導電体とを通って同じ方向に流れる、請求項9に記載の回路安全装置。
  11. 前記電流が前記回路安全装置を通って流れるとき、前記第1の導電体と前記第3の導電体とを通って流れる前記電流は第2の磁力を生成する、請求項10に記載の回路安全装置。
  12. アーク・チャンバ内に位置するアーク・ストラップとアーク分割器とをさらに含む、請求項11に記載の回路安全装置。
  13. 前記アーク分割器が複数の離間した平板である、請求項11に記載の回路安全装置。
  14. 前記平板のそれぞれが、実質的にV字形の切り欠きを片面上に有している、請求項13に記載の回路安全装置。
  15. 前記平板が実質的に長方形である、請求項13に記載の回路安全装置。
  16. 前記回路安全装置が回路遮断器である、請求項9に記載の回路安全装置。
  17. 前記第1の導電体と、前記第1の接点と、前記第2の接点と、前記第2の導電体とが、実質的にc字形を形成する、請求項9に記載の回路安全装置。
  18. 第1の接点と、
    前記第1の接点に対して可動である第2の接点と、
    アーク・チャンバと、
    前記アーク・チャンバ内に位置するアーク分割器と、
    前記アーク・チャンバ内に位置するアーク・ランナと、
    前記第1の接点に電気的に接続された第1の導電体と、
    前記第2の接点に電気的に接続された第2の導電体と、を含み、
    前記第2の導電体を通って流れる電流が、前記電流が前記第1の導電体を通って流れる方向とは実質的に反対の方向に流れ、
    前記第2の接点と前記アーク・ランナとに電気的に接続された第3の導電体を含み、前記電流は前記第1の導電体と前記第3の導電体とを通って同じ方向に流れ、
    電流が前記回路安全装置を通って流れるとき、前記第1の導電体と、前記第1の接点と、前記第2の接点と、前記第2の導電体と、を通って流れる前記電流は第1の磁力を生成するc字形を形成し、
    前記電流が前記回路安全装置を通って流れるとき、前記第1の導電体と前記第3の導電体とを通って流れる前記電流は第2の磁力を生成する、
    回路安全装置。
  19. アーク・チャンバ内に位置するアーク・ストラップとアーク分割器とをさらに含む、請求項18に記載の回路安全装置。
  20. 前記アーク分割器が複数の離間した平板である、請求項18に記載の回路安全装置。
  21. 前記平板のそれぞれが、実質的にV字形の切り欠きを片面上に有している、請求項20に記載の回路安全装置。
  22. 前記平板が実質的に長方形である、請求項20に記載の回路安全装置。
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