JP2013507791A - Co2ガス放電レーザのための事前イオン化方法 - Google Patents

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Abstract

RF駆動のCOガス放電レーザは、複数の放電電極および電極間のレーザ用ガス混合物を含む。レーザ用ガス混合物は、RFパワーが電極に印加されるとイオン化され、レーザ用ガス混合物中で放電を着火することに十分なほどの持続時間の間、RFパワーが印加されるとレーザ作用が開始される。ガス混合物は、放電の着火が生じることが予測されない所定期間の間、電極にRFパワーを周期的に印加することによって、事前にイオン化される。電極から後方反射されるRFパワーが監視される。監視されるパワーが、所定の持続時間が経過する前に、レーザ作用の差し迫った発現を示す所定のレベルを下回ると、電極へのRFパワーの印加は、レーザ作用が生じないように終了される。

Description

(発明の技術分野)
本発明は、概して、レーザ作用を生じさせるためにガス放電が点火されるレーザ用ガス混合物を含む二酸化炭素(CO)ガス放電レーザに関する。本発明は、特に、ガス混合物を事前にイオン化し、放電を確実に点火するように促進するための装置および方法に関する。
COレーザは、典型的には、レーザ用ガス混合物を含有するエンクロージャ内に、離間した並列の放電−電極を含む。レーザ共振器は、電極間に延在するその長手軸によって構成される。ガス放電は、通常、RF電圧パルスの形式で、放電電極にRFパワーを印加することによって、レーザ用ガス混合物中において衝突させられる(点火される)。これは、レーザ共振器に、持続時間および周波数がRF電圧パルスの持続時間および周波数に対応するレーザ放射のパルスを送達させる。パルスが送達されているとき、混合物の中に十分なイオン化が存在していると、1つのRFパルスの印加後、次のパルスは、次のパルスを送達するために、本質的に直ぐに放電を再点火する。
市販のパルスCOレーザでは、典型的には、レーザパルス列が送達されていないとき、レーザ用ガス混合物中にあるレベルのイオン化を維持するために提供されるいくつかの手段が存在する。これは、一般的には、事前イオン化と称される。事前イオン化は、レーザパルスを送達することが所望されるとき、ガス放電の点火を促進する。事前イオン化手段は、通常、電極へのRFパルスパワーの印加と、レーザパルスの送達との間のいかなる遅延も最小にするように構成される。事前イオン化手段はまた、いかなる最小遅延が残る場合であっても、遅延が予測可能かつ再現可能なように構成されるべきである。
例えば、100ワット(W)の平均パワー出力未満を有する初期の低パワーレーザでは、事前イオン化は、スパークプラグとよく似た別個の事前イオン化素子によって提供され、放電電極のためのRF電源と別個の電源によって動作されていた。この方法は、より高いパワー出力有するレーザに対して、不適切であることが分かっている。シマー放電法と称される方法は、そのようなレーザのために開発された。シマー放電法において、事前イオン化は、レーザの主RF電源から放電電極にRFパルスを印加することによってもたらされ、このときのパルス持続時間は、自由電子を生成し、要求されるイオン化を提供するためには十分に長いが、実際に、放電(プラズマ)を点火し、レーザ作用を生じさせるほどには長くはない。
シマー放電法の開発の課題は、シマー放電(事前イオン化)状態と点火された放電(レーザ発振)状態との間に存在する、放電の負荷インピーダンスの相違に対応する手段を見つけることであった。そのような手段の1つは、本発明の譲受人に譲渡された2009年2月6日出願の米国特許出願第12/367,174号に説明されており、その完全なる開示は、参照することによって本明細書に組み込まれる。この説明によるシマー放電法は、最大400Wの平均出力パワーを有するパルスCOレーザにおいて確実に機能する。
最大1000Wまでの平均パワー出力を有するパルスCOレーザにおいて、この方法を実装しようとすると、より低いパワーレーザにおいて信頼性があり、一貫した事前イオン化を提供していた事前イオン化−パルス持続時間が、より高いパワーレーザにおいては、望ましくないレーザ作用を散発的に生じさせることが分かっている。また、公称上同一の1000Wレーザ間の統計的変動に起因して、望ましくないレーザ作用を伴うことなく事前イオン化を提供し得る事前イオン化パルス持続時間は、予測が困難であることも分かっている。これは、そのレーザに対して、具体的な最適事前イオン化パルス持続時間を決定するために、時間がかかり、かつコストもかかる各レーザの「較正」を必要とする。そのような較正を伴わずに、レーザ発振を回避するために十分なほど短い持続時間を使用しようとすることは、信頼性がない放電着火につながる。望ましくないレーザ作用と、信頼性がない放電着火を回避することとの間の矛盾を回避するための事前イオン化方法をさらに開発することが必要であることが分かっている。
ガス放電レーザにおける上記の先行技術のシマー放電手順の動作の例示的説明は、図1Aおよび1Bを参照して、以下に説明されており、それぞれ、時間の機能として、電圧を図示しており、ともに、タイミング図を提供する。図1Aは、シマーパルスのタイミングを例示し、図1Bは、レーザパルスのタイミングを例示する。
レーザに電源を投入する前に、最初に、シマー放電が、時間tにおいてオンにされる。シマーパルス発生回路は、RF電源(RFPS)に、パルスSP、SP、およびSPによって、図1Aに例示されるように、短RFパルスから成るRFシマーパルス列を放出するように命令する。RFパルスは、幅(持続時間)Wと、ピーク電圧Vとを有する。パルスは、その間に時間間隔T、すなわち、1/Tに等しいパルス−反復周波数(PRF)を伴って、反復される。このアプローチでは、RFPSは、点火していない放電と、すなわち、シマー機能、点火された放電に動力を供給する。ピーク電圧Vは、公称上、点火された放電および点火していない放電状態に対して、同一である。シマーパルスの持続時間は、レーザパルスの持続時間より短く、短か過ぎて、実際には、レーザ放電を生じさせることができない。一例として、シマーパルスは、約4μsの持続時間を有してもよい。シマーパルスは、放電電極間のガス内に十分な数の自由電子を発生させることによって、レーザのウォームアップ周期の間、レーザガスの状態を事前に調整する。初期ウォームアップ周期は、数分程度であり得る。自由電子は、レーザパルスを放出するためのユーザコマンドが、RFPSに、レーザ放電を励起し、レーザパルスを放出するために十分に長い幅(持続時間)W、例えば、約50ミリ秒以上を有する、RFパルスを放出するように指示すると、放電が迅速に着火されることを確実にする。周期Tは、必要に応じて、レーザ放電の着火を促進するためのこの周期の間、十分な自由電子が常に存在するように選択される。
図1Bでは、ユーザコマンドパルスは、時間tにおけるシマーパルスSPの終了後、持続時間tだけ時間的に離間した時間tに到着するように任意に選択される。時間tは、シマーパルス間の時間T未満であるので、時間ジッタ(遅延)をほとんど伴わずに、放電において放電を迅速に着火することに十分なほどの自由電子が存在する。レーザコマンドを受信すると、パルスシマーパルスコマンド回路は無効にされる。レーザパルス(LP)は、時間tにおいて終了される。別のユーザコマンド信号が、t後、別の周期Tが経過する前に受信されない場合、シマーパルス回路は、再起動され、RFPSによってシマーパルスを送達させる。図1Bでは、パルスSPは、そのようなパルスの1つ目を表す。シマー回路は、RFPSに、別のユーザコマンドが受信され、レーザパルスを送達するまで、その間に周期Tを伴って、シマーパルスを送達するように命令する。
前述の先行技術のシステムは、良好に作動するが、常に、任意の所与のレーザ配設に対するシマーパルスの時間について、疑問が生じる。確実に、持続時間は、レーザ発振を生じさせずに、ガスを励起しなければならない。400WCOスラブレーザによる拡張実験では、前述に例示された4μsパルスは、これらの基準を満たすことが示された。しかしながら、同一シマーパルス幅が、1000WCOスラブレーザにおいて印加されると、レーザ作用は、シマーパルスの終了前に生じ、少量のレーザパワーが、そのような信号を受信していなくても、レーザによって放出された。1000Wスラブレーザにおいて、シマーパルス幅を3μsまで減少させると、少なくともその1つの特定のレーザにおいては、容認可能に作動するようであった。問題は、同一モデル群内のレーザ間の統計的変動が存在することであって、したがって、群内の1つのユニットにおいて、レーザ発振を生じさせないシマーパルス持続時間がまた、群内の別のユニットにおいても、レーザ発振を生じさせないかどうかは確実ではない。
任意の特定のレーザのための適切なシマーパルス持続時間は、実験によって、比較的に迅速に決定することができるが、この実験的な決定は、レーザ生産に時間とコストを追加する。故に、シマーパルスの送達の際に、望ましくないレーザ発振を自動的に回避する、シマーパルスを送達するための方法および回路の必要性が存在する。
本発明の一側面では、前述の矛盾は、電極へのRFパワーの印加を開始するステップと、電極から後方反射されたRFパワーを監視するステップとを備えるレーザ用ガス混合物を事前にイオン化する方法によって回避される。監視された反射RFパワーが、レーザ作用の差し迫った発現を示す所定のレベルを下回るとき、電極へのRFパワーの印加は、レーザ作用が生じないように終了される。
好ましい実施形態では、レーザ作用を生じさせずに、RFパワーを印加可能な最大期間が決定される。RFパワーが、推定される最大期間の間、印加される前に、監視された反射パワーが、所定の値を下回らない場合、RFパワーの印加は、最大持続時間が経過した後に終了される。いずれの場合も、RFパワーの印加の終了後、レーザのユーザが、レーザ作用が生じるよう命令していない場合、電極へのRFパワーの印加の開始および終了は、その間、レーザ用ガス混合物が、依然として、放電の着火を促進することに十分なほどイオン化されるであろう期間後、反復される。
図1Aおよび1Bは、時間の関数としてのRF電圧のグラフであって、シマーパルスおよびレーザパルスを送達するための先行技術方式の動作を図式的に例示する、タイミング図を提供する。 図2は、レーザヘッドと、RFパワーをレーザヘッドに送達するためのRF電源と、レーザヘッドから送達および反射されるRFパワーを監視するためのセンサと、監視された反射RF信号から、反射RF信号内の減少を示すデジタル信号を提供するための回路と、センサ回路からデジタル信号を受信すると、レーザヘッドへのRFパワーの送達を終了するように構成される、複合プログラム可能論理素子(CPLD)とを含む、本発明による、レーザ装置の好ましい実施形態を図式的に例示する。 図3A、3B、3C、および3Dは、センサ回路からのデジタル信号の受信に応答して、図2のCPLDによって、RFパルスの終了を図式的に例示する、タイミング図を提供する。 図4は、図2のCPLDの一好ましい構成を図式的に例示する、論理回路図である。 図5は、随意に、図2のデジタル信号が、所定の時間の間、受信されない場合、故障信号を提供するための図4のCPLD構成と併用可能な故障検出回路である。 図6は、図4の構成の機能性を有するが、加えて、反射RF信号が、図2のセンサ回路によって検出されない場合、故障信号を提供する、図2のCPLDの別の好ましい構成を図式的に例示する、論理回路図である。
図2は、本発明によるレーザ装置10の好ましい基本レイアウトを図式的に例示する。レーザ10は、4つの主要サブシステム、すなわち、ACパワーによって駆動されるDC電源12と、DC電源によって駆動されるRF電源(RFPS)14と、放電電極、レーザ用ガス混合物、および光共振器を含む(但し、図示せず)レーザヘッド16と、電子制御回路18とを有する。RFによって励起されたガス放電レーザは、当業者には周知であるため、レーザ配設の詳細な説明は、本明細書では提示されない。
順方向指向性センサ連結器20は、必要に応じて、シマーパルスまたはレーザパルスを生成するためのレーザ電極に伝搬するRFエネルギー(パワー)を監視するために提供される。逆(逆方向)指向性連結器センサ22は、電極から後方反射されるRFパワーを監視するために提供される。
指向性連結器からの順方向および逆方向(反射)信号は、回路18内のアナログ回路24にフィードされる。アナログ回路24は、順方向および反射(アナログ)信号を閾値と比較し、アナログ信号の変化を対応するデジタル信号に変換する。順方向信号は、RFPSがRFパワーを電極(負荷)に送達していることを示す。逆方向信号の変化は、電極間の放電の点火のタイミングの情報を提供する。これは、以下にさらに詳述される。
制御回路18は、複合プログラム可能論理素子(CPLD)26を含む。好ましいそのような素子は、ALTERA Corporation(San Jose、California)から市販のモデルEPM3256である。この素子の構成要素の好ましい構成の詳細な説明は、以下にさらに提供される。ユーザは、レーザパルスの送達の開始および停止のためのON/OFFコマンドをCPLDに提供する。CPLDは、回路24およびユーザコマンド入力からのデジタル化された反射RFエネルギー情報を処理し、処理されたユーザまたはシマーコマンドをRFPSに送達する。CPLDからの入力に基づいて、RFPSは、適切なRFシマーまたは動作(レーザ)パルスをレーザヘッド16に送達する。
RFPSが、回路発生シマーパルスまたはレーザパルスのいずれかを送達するようにオンにされると、センサ22からの反射RF信号が、急速に上昇する。これは、RFパルスの開始時、ガスが未だ絶縁破壊されておらず、故に、レーザが、高不整合負荷として挙動するためである。短時間後、レーザ内のレーザ発振が絶縁破壊を開始し、負荷整合が改善し始め、反射RFパワーを減少させ、それによって、RF22から反射される信号(電圧)を低下させる。RFパワーが印加された後、ガスが絶縁破壊するまでにかかる実際の時間は、例えば、ガス混合物組成および圧力、電極形状および間隔、ならびにレーザ放電が最後に起動されてから経過した「オン」時間を含む、レーザヘッドの具体的構成要素に依存する。
アナログ反射RF信号は、反射RF信号をアナログ回路24内に含有される高速電圧コンパレータ(図2には図示せず)に通過させることによって、デジタル化され、コンパレータは、レーザ製造業者によって設定される、基準電圧を有する。反射RF信号が、電圧基準の設定レベルを下回ると、コンパレータの出力は、高にデジタル化される。反射信号が、設定基準電圧を上回ると、コンパレータの出力は、低にデジタル化される。高および低出力は、デジタル化された反射信号と称され得る。
回路18の機能の概要説明は、引き続き、図2を参照して、以下に記載される。最初のレーザの開始時、CPLD26は、RFPSを有効にする、初期レーザウォームアップ周期の間、シマーパルス列をオンにする。電極からの反射RF信号は、急速に上昇し、センサ22によって検出される。センサ22からの信号が、回路24内のコンパレータの電圧基準の設定レベルを超えると、信号は、コンパレータの出力を高から低にトリガする。応答して、RFPSは、ガスが絶縁破壊し始めるまで、RFエネルギーをガスに送達する。ガスが絶縁破壊し始めるのに伴って、RFPSとレーザとの間のインピーダンス整合が改善し、反射RF対応信号が低下し始める。これは、信号にコンパレータの基準電圧を再び超えさせ、デジタル反射信号を低から高に戻す。コンパレータからのデジタル反射信号の低/高遷移は、CPLDに、RFPSをオフにすることによって、シマーパルスを終了させる。CPLDは、完全シマー反復周期(図1Aおよび1B内のT)のカウントを継続し、次いで、ユーザコマンドパルスが、図1Aおよび1Bに例示されるように、シマー周期の終了前に受信されない場合、新しいシマーパルスを開始する。
しかしながら、ここでは、図1Aおよび1Bによって例示される先行技術の配設とは対照的に、シマーパルスの持続時間は、所定のクロック時間に固定されずセンサ22からの信号変化が、レーザ作用が差し迫っていることを示すと、調整(終了)され、それによって、シマーパルスが実際にレーザ作用を生じさせないように防止することが強調される。言い換えると、RFPSは、ガスの絶縁破壊を生じさせ始めるために必要とされる限りにおいて、シマーパルスを消す。しかしながら、レーザが、レーザ放電開始点に反復的に駆動されているため、パルスがユーザによって要求されると、低時間ジッタを伴って、レーザが迅速に開始するために、常時、ガス内に十分な自由電子が存在する。本発明の方法は、「スマートシマー」と称され得る。放電は、スマートシマーでは、決して点火されないため、シマーがオンである時に、レーザ作用が生じる機会は、殆どまたは全くない。
ガスが、RFPSからのシマーパルスの印加に応じて、絶縁破壊の開始し損なう場合、レーザヘッドからの反射RF信号に減少が存在せず、したがって、シマーパルスは、ある事前に設定された最大パルス時間後に、終了されるように配設される。これが生じる場合、そのレーザシステムに何らかの異常が存在し、検査を行う必要があることが示唆される。故に、スマートシマーは、以下のように動作する、故障信号の実装を可能にする。
レーザ用ガスが、シマーパルスの際、絶縁破壊を開始し損なう場合、反射RF信号は、高いままであって、シマーパルスは、前述のように、事前に設定された最大時間持続時間の間、継続するであろう。これは、特に、レーザ放電の開始がより難しい、レーザの初期ウォームアップ時間の際に生じる可能性がある。最大長パルスの行程は、レーザが最初に「冷温」開始される時に必要とされることが予測され得るため、単一の最大長パルスのみの後、故障信号をトリガするのは、実践的ではないであろう。代わりに、スマートシマーは、連続最大長シマーパルスの数を計数し、数がある所定の限界値を超えた後のみ、故障信号をトリガする。例えば、限界値が、1000最大長シマーパルスであって、シマーパルスPRFが、1キロヘルツ(kHz)である場合、故障信号は、反射RF信号が低下の兆候を示さない時、1秒後にトリガされるであろう。レーザ放電が、「ウォームアップ」を開始するのに伴って、シマーパルス幅は、前述のように、自動的に、アナログコンパレータの機能によって減少される。
図3A、3B、3C、および3Dは、前述の方法による、シマーパルスの打ち切りを図式的に例示する、タイミング図を提供する、グラフである。図2の回路構成要素に加えて参照する。図3Aの電圧パルスは、CPLD26によって発生される。パルスは、時間Tでオンにされ、任意の打切り(デジタル化された反射信号からの任意の入力)なく、パルスの破線部分によって示されるように、時間Tでオフにされるであろう。400WCOスラブレーザの場合、非打切りシマーパルス長(WMAX)は、典型的には、前述の先行技術のシマーシステムに対して、約2μsから4μsとなるであろう。図3Aのパルスは、標準的ユーザコマンドパルスであるかのように、RFPS14のコマンド入力に印加される。図3Aパルスの立ち上がりエッジにおいて、RFPSがオンにされ、図3Bに図示されるRFパルスを開始する。
図3Bは、順方向指向性連結器センサ20によって検出されるように、レーザの電極に向かって伝搬している、RFPSによって放出される順方向RFパワーのエンベロープを図示する。この順方向信号は、ユーザに、RFPSが適切に作動していることを通知する。図3Bのパルスは、RFPSに提供される電圧パルスの形状(図3A)をとるが、上昇および降下時間がよりゆっくりであることに留意されたい。よりゆっくり上昇および降下時間の理由は、RFPSが有効にされると、フルパワーを構築するのに時間がかかり、無効にされると、ゼロまで減衰するのに時間がかかるためである。ここでも再び、任意の打切りなく、RFパルスは、時間TでCPLDによってオフにされ、パルスの破線部分によって示されるように、時間Tでゼロに降下するであろうことに留意されたい。
図3Cは、センサ22によって提供される反射RF信号の典型的エンベロープ挙動を図示する。レーザ放電は、最初は、「点灯されていない」ため、信号は、最初に、図3Cの順方向RF信号とともに上昇する。RFPSは、放電が点灯されていないと、負荷と高不整合状態にある。短い間隔、通常、約0.5μsの後、典型的400Wスラブレーザでは、ガスは、絶縁破壊を開始し、RFPSとレーザとの間のRFパワー整合が改善し始め、図3Cの反射信号は、低下し始める。図3Cに示される水平破線は、設定基準電圧レベルであって、その値は、Vによって示される。基準電圧は、レーザ製造業者によって設定され、スマートシマーが使用される各レーザ群に対して、実験によって決定される。
図3Dは、回路24内の反転アナログコンパレータ回路を通過後の図3Cの反射RF信号のエンベロープを示す。図3Cの反射信号の振幅が、電圧Vを下回ると、コンパレータの出力は、図3Dに示されるように、論理的に高くなる。時間Tでは、反射信号の電圧は、Vと等しくなる。Vを上回って上昇すると、コンパレータの出力は、論理的に低く切り替わる。時間Tでは、反射信号の電圧は、Vまで降下する。反射信号が、Vを下回って低下するとすぐに、コンパレータの出力は、再び、論理的に高く切り替わる。図3Dに示されるように、デジタル化された反射信号は、反転され、デジタル論理レベルに伴って、図3Cの反射信号のレプリカを「直角にする」結果となる。
図3Dのデジタル反射信号が、時間Tにおいて、デジタル的に低からデジタル的に高に遷移すると、図3Aの実線曲線によって図示されるように、CPLD信号をデジタル的に高からデジタル的に低に降下するようにトリガする。これは、RFPSをオフにし、図3Bの実線立ち下がりエッジによって示されるように、シマーパルスを終了し、RF電圧は、時間Tでゼロまで降下する。時間Tでのシマーパルスの急速な終了(打切り)は、シマーパルスの際のレーザ発振を防止する。
時間Tにおける図3Dのデジタル反射信号の立ち上がりエッジと、時間Tにおける図3Aのシマーパルスの対応する立ち下がりエッジとの間には、ある伝搬遅延ΔTが存在することに留意されたい。この遅延は、例示の便宜上、図3Aおよび3Dにおいて誇張される。実際は、この伝搬遅延は、通常、無視され得る。
図4は、400W拡散冷却COスラブレーザと併用するために構成された回路18の一好ましい実装を図式的に例示する。破線によって包囲される回路は、前述のAltera EPM3256 CPLD集積回路チップを構成することによって実装される、CPLD26の回路である。アナログコンパレータ25は、図2のアナログ回路24の一部である。National Semiconductor Inc.(Santa Clara、California)から市販の高速アナログコンパレータモデルLMV7219−10が、本実装で使用された。アナログコンパレータ上の基準電圧設定のための反射信号および基準電圧(V)信号(図3C参照)は、図示されるように、コンパレータ25の反転(−)および非反転(+)入力端子に印加される。
ユーザコマンド信号は、最初に、ユーザコマンドのデューティサイクルおよび最大パルス幅を限定する、パルス認定回路30に通過される。パルス認定回路30の目的は、ユーザが、超える場合、RFPSまたはレーザヘッドの損傷につながり得る、規定動作範囲外でRFPSおよびレーザヘッドを操作しないように防止することである。パルス認定回路の詳細な説明は、本発明の原理を理解するために必要なく、故に、本明細書には提示されない。
認定回路30からの信号は、ORゲート32に、次いで、図2のRFPS14に提供される。認定コマンド信号はまた、Dフリップフロップ34によって、システムクロックと同期される。この同期認定コマンド信号は、カウンタ36と、NORゲート40を介して、ORゲート32にフィードされるシマーパルスコマンドをもたらすJKフリップフロップ38をクリアするために使用される。これによって、ユーザコマンドは、周期全体の間、ユーザコマンド信号が不在となるまで、シマーを無効にし、抑制することが可能となる。
シマーパルスは、以下のように発生される。カウンタ36は、二重入力ラインによって図示される、所定の「係数」パラメータを有する。クロックサイクル毎に、カウンタは、係数−1、すなわち、係数パラメータより1つ少ないカウントに到達するまで、1ずつカウントアップする。このカウントにおいて、カウンタ36からの桁上げ信号は、論理1となる。次のクロックサイクルでは、カウンタ36は、ゼロのカウントに戻り、桁上げは、論理0に戻る。一例として、クロックが、1MHzの周波数を有する場合、係数は、1000である。999のカウント時に、桁上げは、論理1となり、次のカウントでは、カウンタは、999から0にカウントし、桁上げは、論理0になる。故に、カウンタ36の桁上げは、1メガヘルツ/1000、すなわち、1kHzの速度で、出力パルスを放出する。
カウンタ36の桁上げは、JKフリップフロップ38のJ入力に印加される。留意されるように、桁上げは、カウント=999の時、論理1にある。次のクロックサイクルでは、カウンタ36は、0までカウントし、JKフリップフロップ38の出力は、論理1になる(JKフリップフロップが、クロック時に設定され、J=1およびK=0であるため)。これは、シマーパルスコマンド信号の開始を示す。シマーパルスコマンドは、ORゲート32を通って、図2のRFPS14に通過し、それによって、RFPSをオンにし、シマーパルスを開始する。
カウンタ36の出力ビットは、二重線フィーディング端子Bによって示されるように、デジタルコンパレータ42のB入力にフィードされる。別の入力(再び、二重線によって示される)は、デジタルコンパレータの端子Aに印加される。この入力信号は、シマーパルスの最大パルス幅を定義する、CPLD定義パラメータに設定される。実際の最大パルス幅は、印加されたパルス幅パラメータ+1である。一例として、1MHzクロックでは、5μsの最大パルス幅が所望される場合、パルスパラメータは、4に設定されるはずである。カウンタの出力が、パルス幅パラメータ(A=B)の値に等しいとき、デジタルコンパレータ42の出力は、論理1となる。次のクロックサイクルでは、JKフリップフロップ38の出力は、論理0となる(JKフリップフロップが、クロック時にクリアされ、J=0およびK=1であるため)。これは、シマーパルスの終了を示す。コマンド出力信号は、論理0となり、RFPSは、オフにされる。
前述のシマーパルス発生の説明は、レーザヘッドからの検出された反射RF信号に変化がないことを想定する。引き続き、図4を参照して、以下に記載されるのは、RFフィードバック信号のある変化が、レーザヘッドから検出される時に何が生じるかの説明である。
シマーパルスが開始し、RFPSがオンにされると、図3Cを参照して前述のように、反射RF信号が、上昇を開始する。この信号は、高速アナログコンパレータ25の反転(−)入力に印加される。反射RF信号が、選択された基準電圧Vを超えると、コンパレータ25の出力は、論理0となる。これは、コンパレータからのデジタル反射信号が、Dフリップフロップ44のポジティブエッジトリガクロック入力をフィードするため、論理回路の状態に変化を生じさせない。短時間後、レーザガスは、絶縁破壊を開始し、反射RF信号が降下し始める。反射RF信号が、基準電圧Vを下回ると、アナログコンパレータ25の出力は、論理1となる。デジタル反射信号の立ち上がりエッジは、Dフリップフロップ44をクロックする。フリップフロップのD入力は、論理1にあり(JKフリップフロップ38からのシマーパルスに接続されるため)、したがって、Dフリップフロップ44の出力は、論理1となる。Dフリップフロップ44の出力は、NORゲート40の1つの入力に印加され、ゲートの出力を論理0にする。これは、次に、JKフリップフロップ38の同期、すなわち、非クロッククリアを生じさせる。このため、アナログコンパレータ25からのデジタル化された反射RF信号が降下すると、シマーパルスを時期尚早に終了させ、また、デジタルコンパレータ42のA=B出力は、インバータ46の入力に提供され、その出力は、Dフリップフロップ44の「クリア」入力に提供される。
ここで、シマーパルスのクリアは、カウンタ36の挙動に影響を及ぼさないことに留意されたい。カウンタ36は、カウンタ出力が、デジタルコンパレータ42の端子Aに提供されるパルス幅パラメータ信号と等しくなるまで、カウントアップを継続する。デジタルコンパレータ42の出力は、再び、論理1となる。JKフリップフロップ38は、説明されるように、反射RF信号によって既にクリアされているため、この場合、クリアされない。しかしながら、Dフリップフロップ44は、シマー回路が、次のシマー周期の際、別のシマーパルスの発生に備えるように、非同期的にクリアされる。
前述のように、Altera EPM3256 CPLD集積回路チップを構成後、故障検出回路を実装するために、CPLD内に十分な未使用回路素子が残留することが決定された。一好ましい実装50の説明は、図5を参照して、かつ引き続き、図4および図2を参照して後述される。
故障検出回路50は、前述の回路26が、ある所定の時間の周期の間、完全長の非打切りパルスを発生している場合、デジタル故障信号を発するであろう。これは、レーザガスが、図2のセンサ22からの反射RF信号の降下の失敗によって示されるように、シマーパルスの間、点灯開始の証拠を示さない場合に生じるであろう。これが生じると、デジタル化された反射RFアナログ信号は、シマーパルス全体の間、高いままであって、アナログコンパレータ25の出力は、論理低のままである。このため、JKフリップフロップ38は、時期尚早にクリアされず、シマーパルスは、プリセット最大持続時間の間、稼働する。カウンタ36の出力が、パルス幅パラメータに等しくなると、デジタルコンパレータ42の出力は、論理高になり、JKフリップフロップ38は、続くクロックサイクルでリセットされる。
図4のデジタルコンパレータ42およびJKフリップフロップ38からの出力もまた、図5に示されるように、故障検出回路50に印加される。図4のデジタルコンパレータ42の出力が高くなる時、図4のJKフリップフロップ38の出力が高い場合、これは、この特定のシマーパルスに対する故障状態を示す。回路50では、これらの2つの信号は、インバータ54からの信号とともに、3入力ANDゲート52の入力に印加され、その入力は、カウンタ56の桁上げから提供される。係数パラメータ(係数−2)は、カウンタ56に印加される。係数−2は、故障が疑われる前に容認可能な所定の最大数の完全長シマーサイクルを定義する。
カウンタ56が、この所定の最大値(係数−2マイナス1)を下回る場合、カウンタ56の反転桁上げ出力は、論理高になり、3入力ANDゲート52の出力もまた、論理高になるであろう。その結果、カウンタ56のカウント有効入力は、論理高になり、カウンタは、次のクロックサイクルで1ずつカウントアップするであろう。
完全長シマーサイクルのカウントが、所定の最大値を超える場合、カウンタ56からの桁上げ出力は、論理高になり、シマー故障信号をアサートする。シマー故障信号は、ライトの点灯またはRFPSのオフ等、故障インジケータに提供可能であって、それによって、ユーザに、レーザシステムに異常があり、その検査が適切であり得ることを通知する。桁上げ信号はまた、インバータ54によって反転され、3入力ANDゲート54の出力を低状態にし、カウンタによるさらなるカウントを無効にする。
しかしながら、任意のシマーパルスの送達の際、放電が着火を開始する場合、シマーパルスは、打ち切られ(前述のように、)、その時、図4のデジタルコンパレータ42の出力は、論理高になり、JKフリップフロップ38の出力は、論理低となるであろう。この出力は、インバータ58によって、図5の回路50内で反転され、図4のデジタルコンパレータ42からの出力とともに、2入力ANDゲート60に印加される。2入力ANDゲート60の出力は、論理高になり、カウンタ56は、「ゼロ」状態にクリアされる。これはまた、そのようにアサートされている場合、シマー故障信号をクリアするであろう。
図4の回路のバージョンの欠点は、例えば、不良接続、不十分な振幅等、何らかの理由から、反射RFフィードバック信号が喪失される場合、回路が、回路内で定義された最大パルス幅を有するRFパルスを発生させ続けるであろうことである。そのような状態が生じる場合、RFエネルギーは、レーザヘッドに圧送され続け、これは無駄であって、意図しないレーザ発振を生じさせ得る。
図6を参照して、引き続き図4を参照して記載されるのは、これが生じている時にユーザに通知し、望ましくないレーザ作用が生じないように防止するために、図4の回路の機能性のすべてを留保しながら、シマーパルス幅を最小値に短縮する、代替回路70の説明である。図6の回路はまた、ALTERA EPM3256 CPLD素子内で構成可能である。説明および比較の便宜上、図4の回路18のものと機能的に同等な回路60の構成要素は、同一参照番号で指定され、太線で輪郭が描かれる。認定ユーザコマンドを送達するための回路18のパルス認定回路30および回路18のアナログコンパレータ25は、図6に図示されない。しかしながら、それらの項目の出力は、太線で明白に指定される。
回路70では、シマーパルスコマンドは、カウンタ36、デジタルコンパレータ42、JKフリップフロップ38、Dフリップフロップ34および44、ならびにインバータ46によって、図4の回路18におけるように、正確に発生される。しかしながら、図4の回路18内の2入力NORゲート40は、3入力NORゲート72と、図6の回路70内で置換される。この置換は、現時点では、シマーパルスの打切りを生じさせ得る、3つの状態が存在するために必要とされる。これらは、回路18におけるように、認定ユーザコマンド信号の受信およびレーザ作用の発現の検出と、回路70の追加特徴である、反射RF信号の喪失の検出である。
レーザが正常に機能しているとき、シマーパルスは、JKフリップフロップ38がカウンタ36の桁上げ出力によって設定されると、開始する。シマーパルスの開始は、ANDゲート74を介して、カウンタ76を有効にし、このカウンタは、シマーパルスの開始からの経過時間のカウントを開始する。
この時点において、Dフリップフロップ44および78は両方とも、論理状態0にある。ある時間後、反射RFパワーが、図2のセンサ22によって検出され、デジタル化された反射信号が、1から0に遷移する。この遷移は、インバータ80によって反転され、Dフリップフロップ44をクロックし、状態1となる。これは、2入力NORゲート82の出力を0にし、したがって、ANDゲート74を0にし、カウンタ76を無効にする。
シマーパルスが、十分な時間の周期の間、レーザに印加された後、レーザ着火の発現が生じ、反射RF信号が低下し、デジタル反射信号が、0から1に遷移する。この遷移は、Dフリップフロップ78をクロックし、論理状態1にする。この状態は、前述の回路におけるように、NORゲート72を通して伝送され、JKフリップフロップ16をクリアし、シマーパルスを打ち切る。しかしながら、カウンタ36は、カウントを続け、最大シマーパルス時間が経過した後、カウンタの出力は、パルス幅パラメータと等しくなり、デジタルコンパレータ42の出力は、1クロックサイクルの間、論理状態1となる。これは、インバータ46を通して、Dフリップフロップ44および78をクリアする。
デジタル化された反射信号が受信されない場合、JKフリップフロップ38が設定され、前述のように、カウンタ76は、パルスの開始からの経過時間の測定を開始する。デジタル化された反射信号が、論理状態1のままあるため、Dフリップフロップ44および78は、論理状態0のままである。カウンタ76は、カウントが、カウンタ76の係数である、パラメータ「フォールドバックパルス幅」より1つ少なくなるまで、カウントアップする。
フォールドバックパルス幅パラメータは、最大想定シマーパルス幅を定義する、パルス幅パラメータ(カウンタ36の係数)を大幅に下回る、期間を定義する。この期間は、レーザ作用が、生じる可能性がないように、十分に短く選択され、レーザへのRFエネルギーの入力を大幅に減少させる。好ましくは、フォールドバックパルス幅パラメータは、シマーパルスの最大想定パルス幅の約10%乃至約50%であるべきである。一例として、8μsが最大想定シマーパルス幅である場合に、フォールドバックパルス幅は2μsであってもよい。カウンタ76内のカウントが、フォールドバックパルス幅パラメータより1少なくなると、カウンタ76の桁上げ出力は、論理状態1となり、NORゲート72の出力は、論理状態0となり、JKフリップフロップ38はクリアされ、シマーパルスを打ち切る。同時に、カウンタ76は、NORゲート82およびANDゲート74を通して伝搬する桁上げ信号によって無効にされる。これによって、カウンタ76は、その最大カウントに到達したことを「記憶」することが可能となる。次いで、カウンタ76は、その出力が、通常シマーパルスサイクルの終了時に、論理1になると、デジタルコンパレータ42の出力によってクリアされる。これによって、カウンタ76は、次のシマーパルスサイクルの開始時に、ゼロからカウントを開始するように備えることが可能となる。
カウンタ76の出力が、デジタルコンパレータ42からのリセットパルス時において、論理1である(反射RFフィードバック信号の不在のため、パルスが打ち切られたことを示す)場合、Dフリップフロップ84は、論理1となり、このフリップフロップの出力から、所望に応じて、アサートされ得る、「無フィードバック」故障信号が送達される。カウンタ76の出力が、リセットパルス時に論理0である場合、Dフリップフロップ84は、論理0となり、「無フィードバック」故障信号は、送達されないであろう。
結論として、本発明は、プログラムされた論理回路の2つの実施例を参照して、前述で説明されている。図4の実施例では、回路は、反射RF信号の変化が、パルスの送達の際、レーザ作用の発現を示すとき、シマーパルスを終了する。図6の回路は、図4の機能性のすべてを有するが、加えて、反射RF信号が検出されない場合、レーザへのRFエネルギー送達を大幅に減少させ、ユーザに問題をアラートするか、または何らかの方法でアサートされる信号を送達することが可能である。ある数のシマーパルスが、レーザ作用の発現が検出されることなく、送達される場合、故障信号を送達することができる、補助回路が、図5を参照して説明される。図5の故障検出回路は、図4の回路および図6の回路の両方と併用されてもよい。当業者は、説明される回路がそれぞれ、そのような回路の一実施例にすぎないことを認識するであろう。当業者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、類似機能性を有する多の回路を考案してもよい。
発明の開示において、上記の発明は、好ましい実施形態を参照して説明されている。しかしながら、本発明は、本明細書に説明および図示される実施形態に限定されない。むしろ、本発明は、本明細書に添付の請求項によってのみ限定される。

Claims (14)

  1. RF駆動のガス放電レーザにおいて、該RF駆動のガス放電レーザは、複数の放電電極および該電極間のレーザ用ガス混合物を含み、該レーザ用ガス混合物は、RFパワーが該電極に印加されるとイオン化され、放電を着火することに十分なだけの持続時間の間、該RFパワーが印加されると、レーザ作用が開始される、該レーザ用ガス混合物を事前にイオン化する方法であって、該方法は、
    該電極へのRFパワーの印加を開始するステップと、
    該電極から後方反射されるRFパワーを監視するステップと、
    該監視される反射RFパワーが、レーザ作用の差し迫った発現を示す所定のレベルを下回ると、該レーザ作用が生じないように該電極への該RFパワーの印加を終了するステップと
    を含む、方法。
  2. レーザ作用が生じることが予測されずに前記RFパワーが前記電極に印加され得る最大期間を決定するステップと、前記監視される反射RFパワーが、推定された最大期間が経過する前に、前記レーザ作用の差し迫った発現を示す所定のレベルを下回らない場合に、該最大期間が経過した後に、該RFパワーの印加を終了するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記レーザ用ガス混合物が、前記放電の着火を促進することに十分なほどイオン化される所定の期間後に、前記開始ステップおよび監視ステップを反復するステップをさらに含む、請求項2に記載の事前にイオン化する方法。
  4. 前記レーザ用ガス混合物が、前記放電の着火を促進することに十分なほどイオン化される所定の期間後に、前記開始ステップおよび監視ステップを反復するステップをさらに含む、請求項2に記載の事前にイオン化する方法。
  5. RF駆動のガス放電レーザにおいて、該RF駆動のガス放電レーザは、複数の放電電極および該電極間にレーザ用ガス混合物を含み、該レーザ用ガス混合物は、RFパワーが該電極に印加されるとイオン化され、放電を着火することに十分なほどの持続時間の間、該RFパワーが印加されると、レーザ作用が開始される、該レーザ用ガス混合物を事前にイオン化する方法であって、該方法は、
    (a)レーザ作用が生じることが予測されずに、該RFパワーが該電極に印加され得る最大期間を決定するステップと、
    (b)該電極へのRFパワーの印加を開始するステップと、
    (c)該電極から後方反射されるRFパワーを監視するステップと、
    (d)推定される最大期間の間、RFパワーが該電極に印加される前に、該監視される反射RFパワーが、レーザ作用の差し迫った発現を示す所定のレベルを下回る場合に、該推定される時間が経過する前に、該レーザ作用が生じないように、該電極への該RFパワーの印加を終了し、そうでない場合に、該推定される最大時間が経過したとき、該電極への該RFパワーの印加を終了するステップと、
    (e)反復の間の所定の時間によって、所定の回数、ステップ(b)、(c)、および(d)を反復するステップと、
    (f)該監視される反射パワーが、ステップ(b)、(c)、および(d)の該反復のいずれの間においても、該レーザ作用の差し迫った発現を示す所定のレベルを下回らない場合に、これが問題であることを示す故障信号を提供するステップと
    を含む、方法。
  6. RF駆動のガス放電レーザにおいて、該RF駆動のガス放電レーザは、複数の放電電極および該電極間のレーザ用ガス混合物を含み、該レーザ用ガス混合物は、RFパワーが該電極に印加されるとイオン化され、放電を着火することに十分なほどの持続時間の間、該RFパワーが印加されると、レーザ作用が開始される、該レーザ用ガス混合物を事前にイオン化する方法であって、該方法は、
    (a)レーザ作用が生じることが予測されずに、該RFパワーが該電極に印加され得る第1の最大期間を決定するステップと、
    (b)レーザ作用を開始することなく、該RFパワーが該電極に印加され得る第2の最大期間を推定するステップであって、該第2の最大時間は、該第1の最大期間を大幅に下回る、ステップと、
    (c)該電極へのRFパワーの印加を開始するステップと、
    (d)該電極から後方反射されるRFパワーを監視するステップと、
    (e)ステップ(d)の間、RFパワーが監視されない場合に、該第2の推定された最大時間が経過したとき、該電極への該RFパワーの印加を終了し、反復の間の第1の所定の間隔によって、ステップ(c)、(d)、および(e)を反復し、反射RFパワーが監視されないことを示す第1の故障信号を提供するステップと、そうでない場合に、
    (f)該推定された最大時間の間に、RFパワーが該電極に印加される前に、該監視される反射RFパワーが、レーザ作用の差し迫った発現を示す所定のレベルを下回ると、該推定された第1の時間が経過する前に該レーザ作用が生じないように、該電極への該RFパワーの印加を終了し、そうでなければ、該第1の推定された最大時間が経過すると、該電極への該RFパワーの印加を終了するステップと
    を含む、方法。
  7. ステップ(f)の後に、反復の間の所定の時間間隔によって、所定の回数、ステップ(c)、(d)、および(f)を反復すること、ならびに前記監視される反射パワーが、ステップ(c)、(d)、および(f)の該反復のいずれの間においても、前記レーザ作用の差し迫った発現を示す所定のレベルを下回らない場合に、これが問題であることを示す第2の故障信号を提供することを行うステップ(g)をさらに含む、請求項6に記載の事前にイオン化する方法。
  8. ガス放電レーザ装置であって、該装置は、
    複数の放電電極および該電極間のレーザ用ガス混合物を含むレーザヘッドと、
    該電極間の該レーザ用ガス混合物を励起するために、該電極にRFパワーを供給するRF電源と、
    該RF電源と該電極との間のインピーダンス不整合の結果として該電極から後方反射されるRFパワーを監視するセンサと、
    反射RFパワーモニタと協働している制御回路であって、該レーザ用ガス混合物を事前にイオン化するシマーパルスを提供する該RFPSによって該電極へのRFパワー送達の開始および終了を反復するように配設される制御回路と
    を備え、該制御回路は、該反射RFパワーモニタが、該レーザヘッド内でのレーザ作用の発現を示す所定のレベルを下回る、該反射RFパワーの降下を検出すると、シマーパルスを終了するように配設される、装置。
  9. 前記制御回路は、前記反射RFパワーの降下が、所定の第1の最大期間内に検出されない場合、該第1の最大期間が経過した後にシマーパルスを終了するようにさらに配設される、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1の最大期間後に終了されたシマーパルスの所定の数のものが続けて送達される場合に、前記制御回路はこれが問題であることを示す故障信号を送達するように、該制御回路がさらに配設される、請求項9に記載の装置。
  11. 前記制御回路は、前記反射RFパワーモニタが、前記電極へのRFパワー送達の開始後、いかなる反射RFパワーも検出しない場合に、前記シマーパルスが、第2の最大期間が経過した後に終了されるようにさらに配設され、該第2の最大期間は、前記第1の最大期間を大幅に下回る、請求項9に記載の装置。
  12. 前記第2の最大期間は、前記第1の最大期間の約10%乃至約50%である、請求項11に記載の装置。
  13. 前記反射RFパワーモニタが、前記電極へのRFパワー送達の開始後、いかなる反射RFパワーも検出しない場合に、前記制御回路はこれが問題であることを示す「無フィードバック」信号を送達するように、該制御回路がさらに配設される、請求項11に記載の装置。
  14. 前記第1の最大期間後に終了されたシーマパルスの所定の数のものが続けて送達される場合に、前記制御回路がこれが問題であることを示す故障信号を送達するように、該制御回路はさらに配設される、請求項11に記載の装置。
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