JP2013506899A - タッチ感知デバイス - Google Patents

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Abstract

タッチ感知面と、前記タッチ感知面に結合したフォースエキサイタ又はアクチュエータとを有する結合システムにおいて、キーボードスイッチ触感を発生する方法であって、前記結合システムの周波数帯域内の周波数でキャリア波信号を発生する段階と、前記キャリア波信号を変調エンベロープで変調し、前記変調したキャリア波信号が密集したピークのペアを有するようにする段階と、前記変調したキャリア波信号で前記エキサイタ又はアクチュエータを駆動して、前記タッチ感知面を励起させ、密集したインパルスのペアを与えて、それにより前記タッチ感知面にタッチしているユーザに対してキーボードスイッチ触感をシミュレーションする段階と、を有する方法。

Description

本発明は、タッチ感知スクリーン又はパネルを含むタッチ感知デバイスに関する。
特許文献1乃至4は、タッチされた時にユーザに触覚的フィードバックをするタッチ操作装置について記載している。特許文献1では、CRTに動きを知らせるアクチュエータが備えられ、そのアクチュエータを起動すると触覚的フィードバックを提供する。特許文献2では、スイッチを形成するピエゾ電気要素に電圧を印加して、その要素を振動させ、ユーザの指に反作用力を及ぼす。特許文献3では、指やポインタでタッチスクリーンに触ると、触覚的フィードバックユニットが、ユーザが感知する機械的振動を発生する。機械的振動の振幅、振動周波数、及びパルス長さは制御されており、パルス幅は感知できるが、次のキータッチの前には終わる長さである。特許文献4では、第2のトランスデューサを用いて、ボタンクリックをシミュレーションする、過渡的スパイクの形式のパルスを発生する。
上記の各先行技術文献では、ユーザの指やポインタの離散的なタッチに応じて触覚的フィードバックが与えられる。
米国特許第4,885,565号明細書 米国特許第5,638,060号明細書 米国特許第5,977,867号明細書 米国特許出願公開第2002/0075135号
本発明の他の一態様による方法は、タッチ感知面と、前記タッチ感知面に結合したフォースエキサイタ又はアクチュエータとを有する結合システムにおいて、キーボードスイッチ触感を発生する方法であって、前記結合システムの周波数帯域内の周波数でキャリア波信号を発生する段階と、前記キャリア波信号を変調エンベロープで変調し、前記変調したキャリア波信号が密集したピークのペアを有するようにする段階と、前記変調したキャリア波信号で前記エキサイタ又はアクチュエータを駆動して、前記タッチ感知面を励起させ、密集したインパルスのペアを与えて、それにより前記タッチ感知面にタッチしているユーザに対してキーボードスイッチ触感をシミュレーションする段階と、を有する。
本発明の他の一態様によるタッチ感知デバイスは、タッチ感知デバイスであって、タッチ感知面と、前記タッチ感知面に結合し、送られた信号に応じて前記面に振動を励起するフォースエキサイタであって、前記タッチ感知面と前記エキサイタとが結合システムを構成するエキサイタと、前記信号を発生する信号ジェネレータであって、前記結合システムの周波数帯域内の周波数のキャリア波信号を発生し、前記キャリア波信号を変調エンベロープで変調し、前記変調されたキャリア波信号が密接なピークのペアを有するようにし、前記変調されたキャリアは信号に応じて前記エキサイタにより励起された前記タッチ感知面にタッチしているユーザが、キーボードスイッチの触感を経験する、信号ジェネレータとを有する。
本発明の他の一態様による方法は、タッチ感知面と、前記タッチ感知面に結合したフォースエキサイタ又はアクチュエータとを有する結合システムにおいて、前記結合システムの周波数帯域内の周波数で信号を発生する段階と、前記信号で前記エキサイタ又はアクチュエータを駆動して、前記タッチ感知面を励起し、可聴信号を放射し、ユーザが前記タッチ感知面にタッチしたのに応じて触感をシミュレーションする段階とを有する。
前記信号は、前記触感をシミュレーションするためのオーディオ成分と低周波数成分とを両方とも有してもよい。
上記の態様は互いに組み合わせることができ、以下の特徴はどれでもすべての態様に適用することができる。
前記パルスのペアは、10ms乃至40msの、15乃至30msの、又は20乃至26msのオーダーの時間間隔だけ隔たったピークを有する。ピークのペアのうち、第2のピークの幅は、第1のピークの幅の3倍乃至4倍である。
変調エンベロープは、崩壊レートが異なる2つの指数関数の和を含む前記キャリア波信号を変調し、前記変調したキャリア波信号が密集したピークのペアを有するようにする。両方の指数関数は、因子nの関数である。因子nは異なる崩壊レートの間の比rに依存する。これにより、各指数関数の崩壊が大きくなり、ピークのペアが現れるようになる。各指数関数は同じ因子nの関数でも、2つの異なる因子nとnの関数でもよい。特に、前記変調されたキャリア波信号が密集したピークのペアを有する前記因子(n又はnとn)の臨界値を決定してもよく、前記値nをこの臨界値より上に設定することが好ましい。
前記変調されたキャリア波信号が密集したピークのペアを有し、前記ピーク間の極小値が所定値より上になる前記因子(n又はnとn)の第2の値を決定してもよく、前記値nをこの第2の値より上に設定する。変調エンベロープは次式で定義できる:
[外1]
Figure 2013506899
ここで、αとα/rは各指数関数の崩壊レートであり、tは時間であり、nとnはrに依存する因子である(nはnと等しくてもよい)。
nの臨界値は、関数fの1次微分と2次微分が同じ点でゼロになる値を決定することにより計算できる。
前記触覚信号と時間的に同期したオーディオ信号で前記エキサイタを駆動してもよい。前記オーディオ信号は実質的に1/3オクターブの帯域幅を有する音響シグネチャを有するものであってもよい。前記オーディオ信号は、実質的に800Hzないし4kHzの範囲の周波数を有するものであってもよい。前記タッチ感知面上の、前記ユーザによりタッチされた領域に、前記オーディオ信号を局在化させてもよい。オーディオ信号は、リニア振幅パンニングを用いてステアリングしてもよいし、及び/又はタッチ感知面の異なる領域に同時にステアリングしてもよい。複数のフォースエキサイタ又はアクチュエータからのオーディオ信号をステアリングしてもよい。
前記変調されたキャリア波信号の長さは100msの辺りであり得る。キャリア波信号は単一周波数の正弦波であってもよい。あるいは、キャリア波信号は、ある周波数範囲をカバーする複数の正弦波を有してもよいし、スイープされた(FM変調された)正弦波であっても、帯域制限したノイズ信号であってもよい。
生成されたキャリア波信号は、望ましい触感を発生する信号の周波数に調和的に関連し、それにより触感を改善する周波数に情報を含むことができる。これは、倍音から基音を再構成することにより実際には含まれない周波数を感じるピッチ認識と呼ばれる周知の心理音響現象による。
振動は、屈曲波振動、より具体的には共鳴屈曲波振動を含むいかなるタイプの振動も含む。
振動エキサイタは、スクリーン面に屈曲波振動を与える手段を有していてもよい。振動エキサイタは電気機械的なものであってもよい。エキサイタは、結合システムに、100Hz乃至400Hzの範囲の周波数帯域を提供する。アクチュエータは、高いB1すなわちフォースファクタを有してもよい。BLの値は、3より大きくても、又は5より大きくてもよい。B1は、標準的電磁気エキサイタにおいて、ボイスコイルギャップにおける磁場の強さと、磁場中のワイヤの長さの積として、テスラ・メートル(T・m)単位で定義される。
エキサイタは電磁気エキサイタでもよく、150Hz乃至300Hzの結合システムの周波数帯域を有していてもよい。かかるエキサイタは、出願人の特許文献国際出願公開第WO97/09859号、第WO98/34320号、及び第WO99/13684号に記載されているように、本技術分野において周知であり、ここに参照援用する。あるいは、エキサイタはピエゾ電気トランスデューサ、マグネトストリクティブ(magneto-strictive)エキサイタ、又は(WO00/13464に記載されたタイプの)屈曲又はねじりトランスデューサであってもよい。ピエゾ電気トランスデューサは、下限が100Hz乃至350Hzの範囲にある、結合システムの周波数帯域を有してもよい。エキサイタは、参照援用するWO01/54450に記載されたような分布モードアクチュエータでもよく、150Hz乃至350Hzの結合システムの周波数帯域を有していてもよい。複数の(場合によっては異なるタイプの)エキサイタを選択して協働して動作させてもよい。エキサイタは慣性型(inertial)であってもよい。
タッチ面は、共鳴屈曲波デバイスなどの屈曲波デバイスであるパネル形状の部材であってもよい。タッチスクリーンは、第2の振動エキサイタが音響出力を生じる振動を励起するスピーカでもよい。例えば、タッチスクリーンは、国際特許出願第WO97/09842号に記載された共鳴屈曲波モードスピーカであってもよい。この文献はここに参照援用する。
面へのコンタクトは、国際特許出願WO01/48684、WO03/005292、及び/又はWO04/053781に記載されているように、検出及び/又はトラッキングできる。これらの国際特許出願はここに参照援用する。あるいは、他の既知の方法を用いてかかるコンタクトを受け、記録し、感知することができる。
本発明は、さらに、上記方法を実施するプロセッサ制御コードを、具体的には、ディスク、CD−又はDVDーROM、読み出し専用メモリ(ファームウェア)などのプログラムされたメモリに格納された、又は光又は電気信号キャリアなどのデータキャリアに格納されたプロセッサ制御コードを提供する。本発明の実施形態を実施するコード(及び/又はデータ)は、C言語などの従来のプログラミング言語で記載されたソース、オブジェクト、又は実行可能コードと、アセンブリコードと、特定目的集積回路(ASIC)やフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を設定又は制御するコードと、Verilog(商標)やVHDL(Very High speed integrated circuit Hardware Description Language)などのハードウェア記述言語のコードとを含み得る。当業者には言うまでもなく、かかるコード及び/又はデータは、互いに通信できように結合した複数のコンポーネント間に分散していてもよい。
本発明を、添付した図面に、例として図示する。
タッチ感知スクリーンを示す平面図である。 図1aに示したタッチ感知スクリーンと共に用いるシステムを示すブロック図である。 ISO/DIS9241/4.2標準で規定されたキーにかかる力とキーの移動との間の関係を示す図である。 代表的な打鍵力記録のため、時間(s)に対して打鍵力(N)をプロットしたグラフである。 修正した2つのエンベロープ関数hの時間変化をプロットしたグラフである。 4つの合成エンベロープ関数fの時間変化をプロットしたグラフである。 エンベロープ関数fのキー変数nの、エンベロープ関数fの他のキー変数(r)に対する2つのバリエーション間の関係を示す図である。 3つの合成エンベロープ関数fの時間変化をプロットしたグラフである。 規定された基準と合理的に沿った2つの合成エンベロープ関数fの時間変化をプロットしたグラフである。 ヘルツ単位のεに対する、F(0)=1にスケーリングした、候補のダブルパルスのスペクトルを示す図である。 r=3.2、p=5、q=12を用いてサンプルの触覚信号の時間変化をプロットしたグラフである。 FFTで計算した、図9aの信号のスペクトルを示す図である。 r=5.8、p=5、q=13を用いてサンプルの触覚信号の時間変化をプロットしたグラフである。 FFTで計算した、図10aの信号のスペクトルを示す図である。 基本周波数880Hz(楽音A2)の2つのトーンバーストの振幅の時間変化を示す図である。 基本周波数2093Hz(楽音C7)の2つのトーンバーストの振幅の時間変化を示す図である。 図3の修正エンベロープ関数hの、nと共に変化するパルスの幅をプロットしたグラフである。 nと共に変化する規格化カットオフ周波数をプロットしたグラフである。
図1aは、タッチ感知スクリーン12を有するタッチ感知デバイス10を示す。スタイラス18や鉛筆や同様の筆記具を用いて、タッチ感知スクリーン12上にテキスト20を書く。あるいは、スクリーンにはユーザの指(図示せず)が触る。センサ17を用いてスクリーン上のタッチや動きを検出し、エキサイタ16を備えてスクリーンにおいて信号を発生する。
図1bは、タッチ感知デバイス10がどのように触覚法と機械的フィードバック技術を用いて、ユーザにタッチに関するフィードバックをするかを示す。スクリーン表面はユーザのタッチに応じてエキサイタにより機械的にエネルギーを与えられる。図1bに示したように、タッチ感知スクリーン12はセンサ17に接続され、センサ17はスタイラスの接触のしかたを検出する。センサはプロセッサ26に接続され、プロセッサ26はセンサからの信号を処理して、タッチスクリーンにおいて振動を発生する信号を生成するように、インパルスジェネレータ28に命令する。その信号は触覚信号としてユーザに伝えられる。
キーボードスイッチのF−X特性にはISOエルゴノミクス標準がある。これは、図2aに示したが、「Measurement of impedance characteristics of computer keyboard keys」(Proceedings of the 7th Mediterranean Conference on Control and Automation (MED99) Haifa, Israel - June 28-30, 1999)から取ったものである。この応答の重要な特徴は、影付けした「負のインピーダンス」領域である。
Robert G Radwin及びBarry A Ruffalo著「Computer key switch force- displacement characteristics and short-term effects on localized fatigue」(ERGONOMICS, 1999, VOL. 42, NO. 1, 160-170)に記載されているように、筋電図検査(EMG)を用いて、打鍵時に使われる人差し指の一定の動きによる筋肉のアクティブ化信号を評価・記録する。代表的な打鍵力記録のEMGのRMS振幅を図2bに再掲した。重要な特徴はピークが2つあることである。
図2bは、打鍵ごとの応答が同じではないことを示す。Mark Nagurka及びRichard Marklinによる他の論文「Measurement of Stiffness and Damping Characteristics of Computer Keyboard Keys」(Journal of Dynamic Systems, Measurement, and Control - JUNE 2005, Vol. 127, 283-288)によると、細かい点はどのキーを打つかということ、及びタイピングスピードによっても変わる。ばらつきはあるが、モデル化できる共通の特徴がある。すなわち:
1)2つのピークは22−26ms離れている
2)第2のピークの幅は第1のピークの幅の3乃至4倍ある
3)谷における全幅は44ms+/−6msである
4)メイクフォース1/2;幅54ms+/−2ms
5)第2ピークまでの遅延は第1ピークまでの遅延の2乃至3倍である
6)遅延〜第1ピークの幅〜10乃至15ms
7)信号の長さは約100msである。
クリックをシミュレーションする触覚信号は
Figure 2013506899
ここで、h(t)は、エンベロープ関数g(t)と周波数変調関数fm(t)との席である。ここで、[外2]
Figure 2013506899
であり、時間t=1/αにおいて最大値1となり、αはこのエンベロープの崩壊率であり、βは周波数変調レートを制御するパラメータであり、ωは時間t=0における角周波数である。
式(1)に与えられた形式の、αが異なる2つのクリックを足し合わせるだけでは、崩壊が十分速くないため、応答にくぼみはない。エンベロープ関数の、崩壊率がもっと速いバリエーションは以下の通りである
Figure 2013506899
ここでnは定数であり、αはエンベロープの崩壊率である。
この関数は、t=1/αの時に最大値1をとる。αとtを相互にスケーリングしても形状は変化しないので、エンベロープは積(α・t)とnとの席の関数と考えることができる。nは整数でなくてもよいことに留意されたい。この変形エンベロープ関数の、それぞれα=1/18ms、n=2とα=1/42ms、n=8とした2つの例を図3に示した。
この関数の一部の特性は、図12aと図12bを参照して説明するが、ここで1つだけ留意することはラプラス変換である。ラプラス変換によりスペクトルが得られる。
Figure 2013506899
式(3)は、関数スペクトルがn+1次のローパスであることを示す。
このままでは式2の関数は、必要とする2つのピークを提供しない。出願人の認識によると、このタイプの2つの関数足し合わせることにより、αのみを可変とし、nをある限界値より大きくすると、必要な2つのピークを有する合成エンベロープ関数fが得られる。nを変えることもできるが、労多くして益はすくない。
Figure 2013506899
Figure 2013506899
図4は、α=1/16ms、r=3、nは3乃至6の整数である合成エンベロープ関数の4つのバリエーションを示す。図から分かるように、合成関数の第1と第2のピーク間のくぼみは、nが大きくなるとはっきりしてくる。曲線が「ちょうど」第2のピークを持つようになるnの限界値は、rのみに依存する。同様に、ピーク間のくぼみが3dBになるnの値は、rの関数として画定できる。
値n_crit(r)は、fの一次導関数と二次導関数が同じ点でゼロになる値である。値n_3dB(r)は、ピーク間の極小が、第1のピークより3dB低いところの値である。
Figure 2013506899
これらの値のrに対する変化を図5にプロットする。rが減少して2に近づくにつれ、値n_crit(r)とn_3dB(r)は漸近的に増加し始める。図6は、それぞれr=2.5、n_3dB=9.2;r=3、n_3dB=6.3;及びr=3.5、n_3dB=4.7の3つの合成エンベロープ関数fの変化を示す。r=3の関数は16msに第1のピークを有し、48msに第2のピークを有する。他の2つの関数も約16sに第1のピークを有する。しかし、n_3dBの変化にかかわらず、rの値が小さい関数は48msより前に第2のピークを有し、rの値が大きい関数は48msより後に第2のピークを有する。
目標スペクトルと一致する信号を生成するrとα(とn、しかしn=n_3dB(r)と仮定する)の範囲を指定することが望ましい。これを実現する一方法は、5つの主要時点αt0乃至αt4を定義することである。これらは、最初の−3dB通過、第1のピーク、くぼみ、第2のピーク、及び最後の−3dB通過の規格化時間である。目標となる基準は、次の表に示すように、これらの値の間の関係に変換できる。
Figure 2013506899
表1:設計パラメータオプションのまとめ
Figure 2013506899
表2:設計パラメータオプションのまとめ
Figure 2013506899
表3:選択された設計パラメータとその結果の主要時間のまとめ
Figure 2013506899
表4:設計基準に対する性能のまとめ(すべて(1)と(7)を満たす)
図7は、指定した基準に十分一致する2つの関数を示す。両者は約25ms離れた2つのピークを有する。これらの関数は、主要比率が十分一致すれば利用可能な範囲を表す。αを変化させると、これらの比率は保存されるが、時間のスケーリングが簡単になる。2つの曲線の性質を合成する唯一の方法は、2つのパルスで、異なるnを使うことであるが、そうするとおそらく不必要に複雑になる。2つの曲線について、第1のものは崩壊が速く(100msでの切り捨てが容易になる)、立ち上がり時間が遅い(HFロールオフが速い)。
これらの関数は触覚信号のエンベロープを画定し、ベースバンド信号と見なせる。周波数は非常に低く、それぞれのカットオフ周波数は10Hzより低い。2つの信号のスペクトルを図8に示す。低周波数応答が限られた触覚的ハードウェアで用いるため、これらの信号は適当なキャリア、すなわちcos(ω.t)で変調しなければならない。「シングルバンプ」の関数について、以下に詳しく説明する。明らかに、これを「ダブルバンプ」の関数にも適用できる。
[外3]
Figure 2013506899
近似的スペクトルから、中心周波数は明らかにωであり、カットオフ周波数はω±ωである。ωは後で図12bの説明で定義する。
単一周波数キャリアを用いることも可能であるが、周波数変調(FM)を用いてもよい。心理音響的な考察から、エンベロープ関数には指数関数が含まれるので、指数関数でスイープしたキャリアを用いることにも意味があり、非公式に試行したところ、上向きスイープよりも下向きスイープの方がよいことが示唆された。位相の基準を信号のピークt1に設定するとよさそうである。したがって、
Figure 2013506899
Figure 2013506899
ここでg(t)は周波数変調関数であり、βは周波数変調レートを制御するパラメータである。
明記しておくが、g(t)は、例えばt3でピークとなり、t2においてゼロを通る。この場合、2つのパラメータの値は次の制約を受ける
Figure 2013506899
Figure 2013506899
整数値pとqはスイープの周波数幅を設定する。(9)/(10)を解いてβを求め、次に(10)を解いてωを求められる。図9aは、図7のf32エンベロープに基づき、p=5、q=12を用いた完全な信号を示す。ωとβの値はそれぞれ2492.2と20.537である。
追加的な従属パラメータωμ、ωmax、すなわち平均周波数と最大周波数によりスイープを特徴付けても有用である。後者はω(t0)と容易に画定でき、ωminもω(t4)と画定できる。前者は少し考える必要がある。信号の範囲は実際には無限なので、単純な算術平均は常にゼロとなる。重み付け平均を計算すると、重み付け関数が変調エンベロープである場合、有用な答えを得ることができる。積分は既知であるが、ラプラス変換と実質的に同じである。すなわち、
Figure 2013506899
そこで、[外4]
Figure 2013506899
は平均と標準偏差である。
上記の信号の場合、周波数パラメータは表5のようにまとめられる。スペクトルを図9bに示す。ωμとωmaxが同様にした変調f58信号を図10aと図10bに示した。HFロールオフが遅いことが明らかである。
Figure 2013506899
表5:標本信号の周波数パラメータのまとめ
以上、リアルなスイッチ力特性とそれに関連するニューラル応答をモデル化する信号を説明した。これらはキーボードスイッチをシミュレーションするのに好適な唯一の信号ではないだろうが、妥当な哲学的基礎を用いて開発されたものである。特に、エンベロープ関数と変調を別々に検討すること、すなわち前者はエルゴノミクスの観点から、後者はターゲットシステムのメカニクスの観点から検討することが有用であることが示された。
タッチインタフェースを用いると、音響フィードバックにより主観的及び客観的なタスク成果が改善されることを示す多くの研究がなされている。さらに、異なるキューを合成して(触覚+オーディオ+ビジュアルなどの)マルチモーダルフィードバックを与えると、改善傾向はさらに大きくなる(例えば、M. Ercan Altinsoy、Sebastian Merchal(TU Dresden)著「Audiotactile Feedback Design for Touch Screens」(HAID'09)、及びJu-Hwan Lee、Ellen Poliakoff、Charles Spence(Oxford, Manchester)著「The effect of Multimodal Feedback Presented via a Touch Screen on the Performance of Older Adults」(HAID'09)を参照)。
モダリティのカップリングは強く、音声があることにより人々の感じ方が変わってくる。例えば、http://www.newscientist.coni/article/mg20126997.900-tactile-illusions-7-parchiiient-skin.html、及びhttp://www.boingboing.net/2009/03/17/tactile-illusions.htmlに記載されている。オーディオ的比喩の利用も有用である。例えば、打鍵時、押した時に下降音を用い、放した時に上昇音を用いる。誰でも、トレーニングをしなくても、何が起こっているかすぐに分かる。
複数の異なるフィードバックが時間的にも空間的にも同期していることが極めて重要である。(Oxford University、Department of Experimental PsychologyのCrossmodal Research Laboratoryの所長である)Professor Charles Spenceは、HAID’09のオープニングキーノートプレゼンテーションにおいて、オーディオと触覚の到着時間における平均丁度可知差異(JD)は、オーディオが先に来る場合は7msであり、触覚が先に来る場合は12msであることを示す実験結果を報告した。
このように、上記の信号に加えて、音響シグネチャはキーボードスイッチシミュレーションにとって適切だろう。
実験が示すところによると、丁度よい時間と場所にオーディオキューがあることは、そのキューの音響シグネチャの詳細よりも重要である。とは言うものの、質の主観的評価は非常に強く影響を受け得る。
ドイツの研究者Alexander Treiberは、ロータリスイッチの音響及び心理音響について多くの研究を行っている(http://iaf.hs-heilbinn.de/wiki/AlexanderTreiberを参照)。彼のレポートによると、高品質のスイッチは約2kHzのところに強いオーディオ成分を有し、このオーディオキューを連続ロータリエンコーダに加えると、離散的スイッチングと思わせることができ、触覚的フィードバックを使わなくても、ユーザはクリック感があるとレポートしている。周波数もスイッチ品質の主観的評価に影響する−低すぎるとスイッチが安っぽくプラスチック製に感じられ、高すぎると金属製に感じられる。
コンピュータキーボードの音に関する同様の研究は、次の論文以外には無いようである:Dmitri Asonov及びRakesh Agrawal(IBM Almaden Research Center)著「Keyboard Acoustic Emanations」(Proceedings of the IEEE Symposium on Security and Privacy (2004), pp. 3-11)。この論文には、各キーの音のちょっとした違いをどのように用いて何がタイプされたか盗聴するやり方が記載されている。それらの音響シグネチャは基本的に3.5kHzから4kHzまでの1/3オクターブの帯域幅である。これは古いキーボードには大体当てはまるが、より最近のキーボードには少し高いと思われ、2−3kHzの方がよいと思われる。
非公式のテストにより、1/3オクターブの帯域幅がほぼちょうどよいことが分かった(人間の聴覚システムの限界帯域幅と一致するので、これは心理音響的な検討から予測されたことである。)帯域幅がもっと広いとtransientに感じられ、もっと狭いとtonalに感じられる。テストにより、800Hz以上4kHzまでの周波数でよく、「ベストな」周波数の選択はおそらく非常に主観的なものであることが分かった。
上記の通り、「クリック」は単純な正弦波で変調した「シングルバンプ」関数を用いてシミュレーションできる。この信号の画定とスペクトルに関するより多くの情報は、図12aを参照して以下に説明するが、次の関数hmとして定義できる。
[外5]
Figure 2013506899
正弦波も、その位相基準がエンベロープのピークと一致するように、位相シフトしてよい。これは、位相シフト以外、スペクトル((3)と(6)の線形結合)にはほとんど影響しない。
[外6]
Figure 2013506899
とすると、問題はαとnはどんな値が適当かということである。上掲の表3を参照して、理論的なスイッチングポイントはt2である。非公式なテストにより、これはちょっと遅く、t1を利用する方がずっとよいことが分かった。t1とt2が10msしか違わないことから、触覚キューとオーディオキューの間のレイテンシが小さいことが重要である。
中心周波数と1/3オクターブの帯域幅とを選択すれば、上記のどちらの関数hmのクリックをデザインすることもできる。実際、必要なnの値は非常に大きいので、表からt0に対応する純粋な遅延を加えるとよい。
[外7]
Figure 2013506899
ここで、
[外8]
Figure 2013506899
主観的に、nが大きくなっても音は少ししか変化しない。n=1からn=1.5への変化は知覚でき、その次のn=2への変化もかろうじて知覚できるが、それ以降は基本的に知覚できない。
図11aと図11bは例を示している。オーディオ信号の振幅は触覚信号の振幅より小さい(約1/4で十分と思われる)ことに留意されたい。
上記の手順により、触覚信号と時間的に同期した信号が得られるが、空間的にも同期していなければならない。同じオーディオ信号を各チャンネルに供給するとき、サウンドは常にパネルの中心から出ているように感じられる。サウンドに触覚ターゲットをトラッキングさせるため、何らかのステアリングが必要である。2チャンネルシステムの場合、単純なステレオ・リニア振幅パンニングで十分である。チャンネルがもっと多い場合、パンニング則はもう少し複雑になるが、原理的にはまったく同じである。
例として、パネルの各隅に、またはその近くにエキサイタを有する4チャンネルシステムを考える。エキサイタの位置を概念的座標(±1,±1)とすると、任意の点の座標は以下の通りである;
[外9]
Figure 2013506899
ここで、各エキサイタに対し、そのエキサイタの位置において単位値を有し、他のエキサイタの位置においてゼロ値を有するようなバイリニアマッピング関数Nを定義する。
[外10]
Figure 2013506899
エキサイタiの符号は適当に選択する。
目標位置に対するエキサイタiにおける信号強度は、
[外11]
Figure 2013506899
言い換えると、データやコマンドのユーザ入力のために、スクリーンデバイスなどの制御面を操作しているユーザにどのように触覚フィードバックをするかという設計プロセスは、様々なステップを有している。プロセスは、面への単純なメカニカルなクリックをシミュレーションして、その面を反応的にすることを目的として開始してもよい。非聴覚的な触覚的印象に周波数と振幅による陰影を与えるような改良を検討することもできる。有用な設計帯域のパワーが合成され、低周波数の知覚範囲で触覚的有効性を有するように、触覚の動作周波数帯域/エネルギー制御を検討してもよい(同時継続中の出願GB0905692.0を参照。この文献はここに参照援用する)。
可聴信号コンテンツを加えて触覚的印象を補強することもできる。サウンドに改良を加えてもよい。例えば、品質のよいスイッチのサウンドをモデル化して、基本的には動かない触覚面が、大きく、高価なプッシュボタンスイッチの手になじんだ安心できる感覚を伴って動いているとユーザが想像するのを助けることができる。スイッチサウンドの周波数合成、周波数帯域、及び振幅エンベロープを用いて、この印象を実現してもよい。必要なら、音響トランスデューサシステムの伝達周波数応答を考慮してもよい。システムは従来のパネルでも屈曲波パネルであってもよく、理想的には触覚スクリーン又は触覚面を伴う、又は集積している。
一般的なサウンド出力は有用であり広く使われているが、音源に方向性又は位置を加えるステップにより、感覚と、入力データのエントリのユーザ正確性と、自信とが大きく改善することが証明されている。これは、音源の放射位置がユーザのデータとコマンドの触覚入力の点上、またはその近くとすることにより実現できる。価値利得は驚くほど大きい。
上記の通り、複数のエキサイタ/トランスデューサをタッチスクリーンに結合して、触感を提供できる。これらのトランスデューサの数と位置により、意図的に局所化した触覚信号の実行をサポートする。触覚信号は一群の出力の振幅と位相の制御により強調され、位置の弁別が向上する。触覚信号は、一般的に、周波数が比較的低く、デバイスのコンテキストでは、そもそも聞き取れない、又はかすかに聞こえる。よって、異なるもっと高い周波数範囲において、トランスデューサアレイが、又は別のトランスデューサ構成が、音声周波数振動を表面に送ってもよい。この振動は、例えば屈曲波動作を含む触覚面自体により、又は複数の小型サウンドラジエータにより、さらにはマイクロスピーカにより放射されてもよい。かかるマイクロスピーカの出力と相対的フェージングは、好適な入力信号により制御され、リアルな、又は見かけの、有用な方向性と位置を有する音源を生成するのに使える。音源はデータ入力及び対応するユーザの触覚フィードバックの位置と関連付けられる。言い換えると、処理された触覚的クリックの音は、入力の/触覚フィードバックの位置から来るように感じられる。
タッチスクリーンは、その上に表示される「ボタン」その他の視覚的コントロールアイコンを有するビジュアルスクリーンを組み込んだものでもよい。ロータリーボリュームコントロールからアナログラジオチューナのスピンホイールやゲームボックスの「サムスティック」(ジョイスティックの一種)や同様のコントローラまで、様々なビジュアルアイコンを用いることができる。これらのビジュアルコントロールアイコンはそれぞれ、それに一意的に伴う様々な触覚信号やサウンド信号を有する。
図12aは、上で定義した「シングルバンプ」関数hの、nに伴うパルス幅変化を示す。微分すると次のようになる:
[外12]
Figure 2013506899
曲線の最大値はh′(αt,n)=0にある、すなわち、
[外13]
Figure 2013506899
h′′(αt,n)=0に変曲点がある
[外14]
Figure 2013506899
図12aに示した変化は次のようにかける:
[外15]
Figure 2013506899
追加的に、関連する式を以下に示す:
A.1.3 積分とラプラス変換
[外16]
Figure 2013506899
A.1.4 スペクトルカットオフ周波数
[外17]
Figure 2013506899
「ダブルバンプ」関数fもスイッチのシミュレーションに関連して上記した。微分すると次のようになる:
[外18]
Figure 2013506899
積分とラプラス関数を以下に示す:
[外19]
Figure 2013506899
スペクトルカットオフ周波数は「シングルバンプ」の場合より複雑であるが、rとnが「十分に(reasonably)」大きいと仮定すると、主要なカットオフは単一パルスのものと大して変わらない、すなわち、
[外20]
Figure 2013506899
「シングルバンプ」関数と「ダブルバンプ」関数のスペクトルカットオフ周波数を図12bにプロットする。
間違いなく、当業者はこの他の有効な代替案に想到するであろう。言うまでもなく、本発明は上記の実施形態に限定されず、ここに添付した請求項の精神と範囲内にある当業者には明らかな変形例を含む。

Claims (24)

  1. タッチ感知面と、前記タッチ感知面に結合したフォースエキサイタ又はアクチュエータとを有する結合システムにおいて、キーボードスイッチ触感を発生する方法であって、
    前記結合システムの周波数帯域内の周波数でキャリア波信号を発生する段階と、
    前記キャリア波信号を変調エンベロープで変調し、前記変調したキャリア波信号が密集したピークのペアを有するようにする段階と、
    前記変調したキャリア波信号で前記エキサイタ又はアクチュエータを駆動して、前記タッチ感知面を励起させ、密集したインパルスのペアを与えて、それにより前記タッチ感知面にタッチしているユーザに対してキーボードスイッチ触感をシミュレーションする段階と、を有する方法。
  2. 前記パルスのペアは、10ms乃至40msのオーダーの時間間隔だけ隔ったピークを有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記パルスのペアは、15ms乃至30msのオーダーの時間間隔だけ隔たったピークを有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記パルスのペアは、22ms乃至26msのオーダーの時間間隔だけ隔たったピークを有する、請求項1に記載の方法。
  5. 第2のピークの幅は、第1のピークの幅の3倍乃至4倍である、
    請求項2ないし4いずれか一項に記載の方法。
  6. 前記変調されたキャリア波信号の長さは100msの辺りである、
    請求項1ないし5いずれか一項に記載の方法。
  7. 前記触覚信号と時間的に同期したオーディオ信号で前記エキサイタを駆動する段階を有する、請求項1ないし6いずれか一項に記載の方法。
  8. 前記オーディオ信号は実質的に1/3オクターブの帯域幅を有する音響シグネチャを有する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記オーディオ信号は、実質的に800Hzないし4kHzの範囲の周波数を有する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記タッチ感知面上の、前記ユーザによりタッチされた領域に、前記オーディオ信号を局在化させる段階を有する、請求項7ないし9いずれか一項に記載の方法。
  11. リニア振幅パンニングを用いて前記オーディオ信号をステアリングする段階を有する、請求項10に記載の方法。
  12. 周波数変調を用いて前記オーディオ信号をステアリングする段階を有する、
    請求項10または11に記載の方法。
  13. 複数のオーディオ信号を前記タッチ感知面の複数の異なる領域に同時にステアリングする段階を有する、請求項11または12に記載の方法。
  14. 複数のフォースエキサイタ又はアクチュエータからの複数のオーディオ信号を同時にステアリングする段階を有する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記結合システムの周波数帯域に屈曲モードを有する部材の一部を形成するように、前記タッチ感知面を構成する段階と、振幅及び/又は位相形成の音響的結果を設計するにあたり、前記屈曲モードを考慮する段階と、を有する、
    請求項12ないし14いずれか一項に記載の方法。
  16. 崩壊レートが異なる2つの指数関数の和を含む変調エンベロープで前記キャリア波信号を変調し、前記変調したキャリア波信号が密集したピークのペアを有するようにする段階を有する、請求項1ないし15いずれか一項に記載の方法。
  17. 各指数関数は、前記異なる崩壊レートの間の比rに依存する因子nの関数である、請求項16に記載の方法。
  18. 各指数関数は同じ因子nの関数である、請求項17に記載の方法。
  19. 前記変調されたキャリア波信号が密集したピークのペアを有する前記因子nの臨界値を決定する段階と、前記値nをこの臨界値より上に設定する段階とを有する、請求項17または18に記載の方法。
  20. 前記変調されたキャリア波信号が密集したピークのペアを有し、前記ピーク間の極小値が所定値より上になる前記因子nの第2の値を決定する段階と、前記値nをこの第2の値より上に設定する段階とを有する、
    請求項17ないし19いずれか一項に記載の方法。
  21. 次式で定義された変調エンベロープで前記キャリア波信号を変調する段階を有し:
    [外1]
    Figure 2013506899
    ここで、βは各指数関数の崩壊レートであり、tは時間であり、n1とn2はr=α/βに依存する因子である、
    請求項17ないし20いずれか一項に記載の方法。
  22. タッチ感知面と、
    前記タッチ感知面に結合し、送られた信号に応じて前記面に振動を励起するフォースエキサイタであって、前記タッチ感知面と前記エキサイタとが結合システムを構成するエキサイタと、
    前記信号を発生する信号ジェネレータであって、前記結合システムの周波数帯域内の周波数のキャリア波信号を発生し、前記キャリア波信号を変調エンベロープで変調し、前記変調されたキャリア波信号が密接なピークのペアを有するようにし、前記変調されたキャリアは信号に応じて前記エキサイタにより励起された前記タッチ感知面にタッチしているユーザが、キーボードスイッチの触感を経験する、信号ジェネレータとを有する、タッチ感知デバイス。
  23. タッチ感知面と、前記タッチ感知面に結合したフォースエキサイタ又はアクチュエータとを有する結合システムにおいて、
    前記結合システムの周波数帯域内の周波数で信号を発生する段階と、
    前記信号で前記エキサイタ又はアクチュエータを駆動して、前記タッチ感知面を励起し、可聴信号を放射し、ユーザが前記タッチ感知面にタッチしたのに応じて触感をシミュレーションする段階とを有する、方法。
  24. 前記信号は、前記触感をシミュレーションするためのオーディオ成分と低周波数成分とを両方とも有する、請求項23に記載の方法。
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