JP2013257059A - ボイラの熱出力計測装置 - Google Patents

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Yoshinori Kanezuka
善範 金塚
Kisho Nagai
記章 長井
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Abstract

【課題】 蒸気流量計を用いることなく、しかも燃料流量計を分解する必要がないと共に、燃料流量計の指示値が読めないといった事態を生ずることなく、容易に熱出力を計測すること。
【解決手段】
ボイラ2からの熱出力の時間的変動を計測するボイラの熱出力計測装置1であって、ボイラへ供給される燃料流量を計測する燃料流量計測手段4と、燃料流量計測手段4から流量指示画像を取得する画像取得手段5と、画像取得手段5により取得した流量指示画像から流量指示値Yを読み取る指示値読取手段6と、指示値読取手段6により読み取った流量指示値Yに基づき、熱出力を算出する熱出力算出手段7とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、蒸気流量計を用いることなく蒸気量を計測するボイラの蒸気量計測装置などの熱出力計測装置に関するものである。
従来、蒸気流量計を用いることなく蒸気量を計測する簡易蒸気量計測装置は、特許文献1にて知られている。特許文献1の装置では、燃料流量計に円板を固定するために、流量計を分解する必要があり、分解の際に流量計を故障させるおそれがある。また、円板を貼り付けるため、計測期間中流量計の指示値が読めなくなるという課題がある。
特許第2737753号公報
この発明が解決しようとする課題は、蒸気流量計を用いることなく、しかも燃料流量計を分解する必要がないと共に、燃料流量計の指示値が読めないといった事態を生ずることなく、容易に熱出力を計測することである。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、
ボイラからの熱出力の時間的変動を計測するボイラの熱出力計測装置であって、
前記ボイラへ供給される燃料流量を計測する燃料流量計測手段と、
前記燃料流量計測手段から流量指示画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得した流量指示画像から流量指示値を読み取る指示値読取手段と、
前記指示値読取手段により読み取った流量指示値に基づき、熱出力を算出する熱出力算出手段とを備えることを特徴としている。
この発明によれば、蒸気流量計を用いることなく、しかも燃料流量計を分解する必要がないと共に、燃料流量計の指示値が読めないといった事態を生ずることなく、容易に熱出力を計測することができる。
この発明を実施した蒸気量計測装置の実施形態の概略構成図である。 同実施形態の燃料流量計の流量指示画像を説明する模式図である。 同実施形態の制御プログラムを説明するフローチャート図である。
(実施形態の構成の説明)
つぎに、この発明の実施形態の熱出力計測装置としての蒸気量計測装置1を図1〜図3に基づき説明する。蒸気量計測装置1は、蒸気を出力するボイラ2に用いるものであり、
ボイラ2の蒸気の流出路3からの熱出力である蒸気量の時間的変動を計測するものである。
この蒸気量計測装置1の特徴とするところは、ボイラ2へ供給される燃料流量を計測し、計測した流量を表示(流量指示4A)する燃料流量計測手段としての燃料流量計(メータ)4と、燃料流量計4から流量指示画像4B(4Aと同様)を取得する画像取得手段としてのCCDカメラ5と、カメラ5により取得した流量指示画像4Bから流量指示値Yを読み取る指示値読取手段6と、指示値読取手段6により読み取り得た流量指示値Yに基づき、蒸気量を算出する熱出力算出手段7とを備えるところにある。指示値読取手段6および熱出力算出手段7は、後述のように、計測制御手段19のプログラムとして構成される。なお、蒸気量は、蒸気発生量,蒸気流量と言い換えることができる。
ボイラ2は、ガス燃料,液体燃料,固体燃料を燃焼させるボイラを含む。そして、ボイラ2は、バーナ8,蒸気を生成する缶体9,バーナ8へ燃焼用空気を供給する給気手段10,バーナ8へ燃料を供給する燃料供給手段11,バーナ8への空気と燃料との混合比率を燃焼ステージに応じて所定の空気比に調整する空気比調整手段(図示省略),缶体9への給水手段13などを備えている。
給気手段10は、給気路13および送風機14を含んでいる。燃料供給手段11は、燃料流路15,燃料の供給量および供給停止を制御する燃料弁16を含んでいる。燃料流路15には、燃料流量計4を設けている。給水手段13は、給水路17と給水ポンプ18とを含んでいる。
ボイラ2は、ボイラ制御器(図示省略)により燃焼停止と低燃焼と高燃焼の燃焼ステージが行われるように構成されている。燃料弁16による燃料供給量は、低燃焼時少なく、高燃焼時多くなるように制御される。そして、この燃料供給量の変化に合わせて、前記空気比調整手段により、空気比を調整する。
この発明の実施形態の燃料流量計4は、図2に示すように、流量指示値Yをディジタルで流量指示4Aする。なお、燃料流量計4としては、ディジタル表示のものに限定されることなく、指針式のものであっても良く、流量指示4Aは、図示のものに限定されない。燃料流量計4を指針式のものとする場合は、CCDカメラ5で取得した針の傾き(角度)から指示値読取手段6により流量指示値Yを読み取るように構成することができる。
指示値読取手段6および熱出力算出手段7は、計測制御手段19のプログラムとして構成される。計測制御手段19は、カメラ5からの信号と、缶体9内の蒸気圧力を検出する圧力センサ20からの信号と、給水路17の給水温度を検出する水温センサ21からの信号などを入力して、予め記憶した制御手順に基づき、蒸気量を算出する。計測制御手段19は、パーソナルコンピュータなどから構成され、マイクロプロセッサ(図示省略)と入力部22と表示部23とを備えている。
計測制御手段19の制御手順は、カメラ5により取得した流量指示画像から流量指示値Yを読み取る指示値読取プログラム(指示値読取手段6)と、読み取った流量指示値Yに基づき、蒸気量を算出する熱出力算出プログラム(熱出力算出手段7)とを含んで構成されている。この実施形態の熱出力算出プログラムは、特許文献1と同じもので、図3にその概要を示す。
指示値読取手段6は、特開2000−182021号公報や特開2011−60067号公報などに記載の公知のものが用いられる。特開2000−182021号公報の指示値読取手段6は、詳細な説明を省略するが、カメラ5で取得した流量指示画像から指示領
域を切り取る指示領域切り取り手段と、前記指示領域切り取り手段の切り取った指示領域を画像処理することによってメータ指示値を読み取る読取り手段とを含んで構成されている。
(実施形態の動作の説明)
つぎに、蒸気量計測装置1の動作を図面に基づき説明する。計測制御手段19は、S1(以下、ステップSNを単にSNという。)で、ボイラ効率を取り込む(計測作業者による入力部23からの入力による)。S2では、水温センサ21から給水温度および飽和水のエンタルピを取り込み、S3では、圧力センサ20から蒸気圧力および飽和蒸気のエンタルピを取り込む。
S4では、指示値読取手段6により流量指示値Yを読み取り、読み取った流量指示値Yに基づき、燃料流量を演算する。
S5では、入熱量の演算を行う。缶内蒸気圧力がほぼ一定であるとすると、入熱分の熱量が全て蒸気発生に費やされる。
S4で算出した流量指示値Yを燃料流量として、入熱量を次式で演算する。
入熱量=燃料流量×比重×燃料の発熱量
ついで、S6では、蒸気量を次式で演算する。
蒸気量=入熱量×ボイラ効率
こうして算出した蒸気量を適宜の時間間隔で積算すれば、ボイラ2の負荷を推定することができる。
以上説明したように、蒸気量計測装置1によれば、特許文献1のように、燃料流量計4に円板を固定するために、流量計4を分解する必要がなく、円板を貼り付けるため、計測期間中流量計の指示値が読めなくなることがなくなる。また、蒸気流量計を用いることなく、排ガス流速の計測装置を必要とすることなく、また、燃料弁の位置や種類が分からなくても容易に蒸気量を推定により計測することができる。
以上説明した蒸気量計測装置1において、圧力センサ20を、計測した圧力を表示(圧力表示)する圧力計(図示省略)に代えて、燃料流量計4と同様の画像認識を用いた手法で圧力値を読み取り、読み取った信号を利用して蒸気量を算出するように構成することができる。また、水温センサ21を、計測した水温を表示(水温表示)する水温計(図示省略)に代えて、燃料流量計4と同様の画像認識を用いた手法で圧力値を読み取り、読み取った信号を利用して蒸気量を算出するように構成することができる。
なお、この発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、種々変更可能である。たとえば、ボイラ2は、蒸気ボイラに限定されるものではなく、温水ボイラとし、熱出力を温水出力とした熱出力計測装置(ボイラ2から流出する温水流量である温水出力を計測する装置)に適用できる。また、前記実施形態においては、ディジタル表示の流量指示4Aの全桁を読み取るようにしているが、流量指示4Aは積算値であるので、末桁のみを読み取るように構成することができる。
1 蒸気量計測装置(熱出力計測装置)
2 ボイラ
4 燃料流量計(燃焼流量計測手段)
4B 流量指示画像
5 カメラ(画像計測手段)
6 指示値読取手段
7 熱出力算出手段
Y 流量指示値

Claims (1)

  1. ボイラからの熱出力の時間的変動を計測するボイラの熱出力計測装置であって、
    前記ボイラへ供給される燃料流量を計測する燃料流量計測手段と、
    前記燃料流量計測手段から流量指示画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得した流量指示画像から流量指示値を読み取る指示値読取手段と、
    前記指示値読取手段により読み取った流量指示値に基づき、熱出力を算出する熱出力算出手段とを備える
    ことを特徴とするボイラの熱出力計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112326291A (zh) * 2020-11-05 2021-02-05 上海电科电机科技有限公司 锅炉能效检测方法、装置、计算机设备和可读存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112326291A (zh) * 2020-11-05 2021-02-05 上海电科电机科技有限公司 锅炉能效检测方法、装置、计算机设备和可读存储介质
CN112326291B (zh) * 2020-11-05 2023-09-01 上海电科电机科技有限公司 锅炉能效检测方法、装置、计算机设备和可读存储介质

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