JP2013255772A - 携帯・装着型発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 小規模で携帯可能な構成で、時差ぼけ解消やうつ病予防に効果を発揮できる携帯・装着型発光装置を提供する。
【解決手段】 ゴーグル枠部7に沿って、複数のLED等の発光部5が配設されている。ユーザが航空機のなかで、操作部25を操作して行き先の国を指定する情報を入力する。入力された国の現時刻と、各時刻について予め規定された太陽光の照度を示すデータとを基に、発光部5が制御される。これにより、発光部5からの光に応じて発光機能付ゴーグル10の装着者の目に当たる光が、到着先の国の時刻の太陽光の照度に近くなるように制御される。
【選択図】図2
【解決手段】 ゴーグル枠部7に沿って、複数のLED等の発光部5が配設されている。ユーザが航空機のなかで、操作部25を操作して行き先の国を指定する情報を入力する。入力された国の現時刻と、各時刻について予め規定された太陽光の照度を示すデータとを基に、発光部5が制御される。これにより、発光部5からの光に応じて発光機能付ゴーグル10の装着者の目に当たる光が、到着先の国の時刻の太陽光の照度に近くなるように制御される。
【選択図】図2
Description
本発明は、時差ぼけ解消やうつ病予防等に効果を発揮できる携帯・装着型発光装置に関するものである。
日光浴は、時差ぼけ解消やうつ病予防に効果的である。
従来から、太陽光に近い波長の光の発光手段を設け、この発光手段からの光を人体に照射することで、室内でも時差ぼけ解消やうつ病予防を可能にするシステムがある。
従来から、太陽光に近い波長の光の発光手段を設け、この発光手段からの光を人体に照射することで、室内でも時差ぼけ解消やうつ病予防を可能にするシステムがある。
しかしながら、上述したシステムは、人体全体に光を照射するものであり、規模が大きく、持ち運びが難しく、携帯性がないという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小規模で携帯可能な構成で、時差ぼけ解消やうつ病予防に効果を発揮できる携帯・装着型発光装置を提供することを目的とする。
上述した従来技術の問題を解決し、上述した目的を達成するために、第1の観点の携帯・装着型発光装置は、ユーザの顔面に装着されるゴーグル形状の携帯・装着型発光装置であって、ユーザの顔面に装着された状態で、ユーザの目と対向する面上に形成された複数の第1の凹部と、前記複数の第1の凹部の各々に、前記ユーザの目に向けて発光する姿勢で収容され、目を刺激する光を発光する複数の発光手段と、前記第1の凹部の内側面に形成され、前記発光手段からの光を前記ユーザの目に向けて反射する反射手段と、前記発光手段と前記ユーザの目との間に介在し、前記発光手段からの光を散乱して透過する散乱シートと、前記発光手段のオン/オフを制御する制御手段と、前記発光手段からの熱を外部に放出する放熱手段とを有する。
好適には、第1の観点の携帯・装着型発光装置の前記第1の凹部が形成された前記面の反対側には、前記発光手段からの熱を放熱する熱伝導性部材が形成されている。
好適には、第1の観点の携帯・装着型発光装置は、前記散乱シートの前記発光手段に対向する位置に、当該発光手段と反体側に向けて窪む第2の凹部が形成されている。
好適には、第1の観点の携帯・装着型発光装置は、前記第1の凹部の縁と、前記散乱シートとの間には隙間が形成されている。
好適には、第1の観点の携帯・装着型発光装置は、前記発光手段および前記制御手段に電力を供給する電池を収容する電池収納手段をさらに有し、前記制御手段および前記電池収納手段は、前記第1の凹部、前記発光手段および前記散乱シートが収容されたモジュールと所定の距離を隔てて配置され、相互に電線を介して接続されている。
好適には、第1の観点の携帯・装着型発光装置は、前記散乱シートの前記発光手段に対向する位置に、当該発光手段と反体側に向けて窪む第2の凹部が形成されている。
好適には、第1の観点の携帯・装着型発光装置は、前記第1の凹部の縁と、前記散乱シートとの間には隙間が形成されている。
好適には、第1の観点の携帯・装着型発光装置は、前記発光手段および前記制御手段に電力を供給する電池を収容する電池収納手段をさらに有し、前記制御手段および前記電池収納手段は、前記第1の凹部、前記発光手段および前記散乱シートが収容されたモジュールと所定の距離を隔てて配置され、相互に電線を介して接続されている。
本発明の第2の観点の携帯・装着型発光装置は、ユーザの顔面に装着されるゴーグル形状の携帯・装着型発光装置であって、目を刺激する光を発光する発光手段と、前記発光手段からの光を反射して、前記光発光手段を装着した前記ユーザの目に向けて反射する反射手段と、前記発光手段のオン/オフを制御する制御手段と、前記発光手段からの熱を外部に放出する放熱手段とを有する。
本発明の第3の観点の携帯・装着型発光装置は、ユーザの顔面に装着されるゴーグル形状の携帯・装着型発光装置であって、ユーザの顔面に装着された状態で、ユーザの目と対向する面上に形成された複数の発光手段と、前記発光手段と前記ユーザの目との間に介在し、前記発光手段からの光を散乱して透過する散乱シートと、前記発光手段のオン/オフを制御する制御手段と、前記発光手段からの熱を外部に放出する放熱手段とを有する。
本発明の第3の観点の携帯・装着型発光装置は、ユーザの顔面に装着されるゴーグル形状の携帯・装着型発光装置であって、ユーザの顔面に装着された状態で、ユーザの目と対向する面上に形成された複数の発光手段と、前記発光手段と前記ユーザの目との間に介在し、前記発光手段からの光を散乱して透過する散乱シートと、前記発光手段のオン/オフを制御する制御手段と、前記発光手段からの熱を外部に放出する放熱手段とを有する。
本発明によれば、小規模で携帯可能な構成で、時差ぼけ解消やうつ病予防に効果を発揮できる携帯・装着型発光装置を提供することができる。
以下、本発明の発光機能付ゴーグルについて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の発光機能付ゴーグル10の正面図、図2は本発明の発光機能付ゴーグル10の背面図である。
図1および図2に示すように、発光機能付ゴーグル10は、ゴーグル形状をしており、人の頭部に両目を覆った状態で装着される。
<第1実施形態>
図1は、本発明の発光機能付ゴーグル10の正面図、図2は本発明の発光機能付ゴーグル10の背面図である。
図1および図2に示すように、発光機能付ゴーグル10は、ゴーグル形状をしており、人の頭部に両目を覆った状態で装着される。
図2に示すように、発光機能付ゴーグル10の背面には、一般的なゴーグルのレンズに相当する位置に滑らかな曲線にカーブした発光面3が形成されている。
図3は、発光面3の断面構成図である。
図3に示すように、装着時に人間の目60と対向する側に、複数の凹部13が設けられている。
凹部13は、発光面3の目60と対向する一部の領域、あるいは発光面3の全域に所定の間隔で設けられている。
凹部13には、目60に向けて光を発光するようにLED等の発光部5が配設されている。一つの凹部13に複数の発光部5を配設してもよい。
凹部13の側面13aは、傾斜しており、反射面となっている。
図3は、発光面3の断面構成図である。
図3に示すように、装着時に人間の目60と対向する側に、複数の凹部13が設けられている。
凹部13は、発光面3の目60と対向する一部の領域、あるいは発光面3の全域に所定の間隔で設けられている。
凹部13には、目60に向けて光を発光するようにLED等の発光部5が配設されている。一つの凹部13に複数の発光部5を配設してもよい。
凹部13の側面13aは、傾斜しており、反射面となっている。
発光部5は、高い伝熱性の金属板15の上に形成されている。
発光機能付ゴーグル10の外側に位置する金属板15の面には、放熱用の複数の凸部17が形成されている。
発光機能付ゴーグル10の外側に位置する金属板15の面には、放熱用の複数の凸部17が形成されている。
凹部13と目60との間には、発光部5からの光を散乱して透過する散乱シート19が配設されている。
散乱シート19は、例えば、半透明のアクリル板である。
散乱シート19は、例えば、半透明のアクリル板である。
複数の発光部5からの光は、散乱シート19で散乱されて、例えば、2500ルクス以上、且つ5500〜6000Kとなって目60に入射する。
また、発光機能付ゴーグル10の背面には、ベルトを着脱可能に取り付ける取り付け部50が設けられている。
発光部5からの発光する光の色、並びに側面3aの色は、発光部5からの光が側面3aで反射した時に、やや薄い青色になるように規定される。
例えば、発光部5が青色発光機能を有し、側面3aが白色でもよいし、発光部5が白色光を発光し、側面3aが青色でもよい。
例えば、発光部5が青色発光機能を有し、側面3aが白色でもよいし、発光部5が白色光を発光し、側面3aが青色でもよい。
図4は、発光機能付ゴーグル10のシステム構成図である。
図4に示すように、発光機能付ゴーグル10は、例えば、発光駆動回路21、タイマー23、操作部25、メモリ27、処理回路29、バッテリ35を備えた操作モジュール50を有している。
操作モジュール50は、発光機能付ゴーグル10の本体の発光部5と所定の長さの電線を介して接続されている。
図4に示すように、発光機能付ゴーグル10は、例えば、発光駆動回路21、タイマー23、操作部25、メモリ27、処理回路29、バッテリ35を備えた操作モジュール50を有している。
操作モジュール50は、発光機能付ゴーグル10の本体の発光部5と所定の長さの電線を介して接続されている。
発光駆動回路21は、処理回路29からの制御にも基づいて、図3に示す複数の発光部5のオン/オフを制御する。
タイマー23は、タイマー機能を備え、タイマー情報を処理回路29に出力する。
操作部25は、ユーザによって操作され、操作に応じた操作信号を処理回路29に出力する。
タイマー23は、タイマー機能を備え、タイマー情報を処理回路29に出力する。
操作部25は、ユーザによって操作され、操作に応じた操作信号を処理回路29に出力する。
メモリ27は、処理回路29が実行する処理内容を規定したプログラム、並びにデータを記憶する。
メモリ27は、時差ぼけ解消やうつ病予防等の複数の目的に応じて発光部5のオン/オフ制御を示す制御データを記憶する。
メモリ27は、時差ぼけ解消やうつ病予防等の複数の目的に応じて発光部5のオン/オフ制御を示す制御データを記憶する。
処理回路29は、メモリ27から読み出したプログラムを実行し、操作部25からの操作信号、タイマー23からのタイマー情報を基に、発光駆動回路21を制御する。
処理回路29は、操作信号で選択された目的に応じた制御データをメモリ27から読み出し、当該読み出した制御データに基づいて、発光駆動回路21を制御する。
処理回路29は、操作信号で選択された目的に応じた制御データをメモリ27から読み出し、当該読み出した制御データに基づいて、発光駆動回路21を制御する。
操作モジュール50は、バッテリ35を収納する収納部を備え、バッテリ35からの電力によって発光駆動回路21、タイマー23および処理回路29を駆動する。バッテリ35は、乾電池である。
以下、発光機能付ゴーグル10の動作例を説明する。
ユーザが航空機内等で、操作部25を操作して行き先の国を指定する情報を入力する。処理回路29は、入力された国の現時刻と、各時刻について予め規定された太陽光の照度を示すデータとを基に、発光駆動回路21を制御する。
これにより、発光部5からの光に応じて発光機能付ゴーグル10の装着者の目に当たる光が、到着先の国の時刻の太陽光の照度に近くなるように制御される。
なお、設定時に行き先の国の太陽光の照度と一致させる必要はなく、現在地の太陽光の照度と、行き先の国の太陽光の照度とを時間が経過するに従って近づけるように、発光部5を制御してもよい。
このようにすることで、発光機能付ゴーグル10を装着したユーザは、行き先の国の時刻に体を徐々に馴らすことができ、時差ぼけ予防になる。
ユーザが航空機内等で、操作部25を操作して行き先の国を指定する情報を入力する。処理回路29は、入力された国の現時刻と、各時刻について予め規定された太陽光の照度を示すデータとを基に、発光駆動回路21を制御する。
これにより、発光部5からの光に応じて発光機能付ゴーグル10の装着者の目に当たる光が、到着先の国の時刻の太陽光の照度に近くなるように制御される。
なお、設定時に行き先の国の太陽光の照度と一致させる必要はなく、現在地の太陽光の照度と、行き先の国の太陽光の照度とを時間が経過するに従って近づけるように、発光部5を制御してもよい。
このようにすることで、発光機能付ゴーグル10を装着したユーザは、行き先の国の時刻に体を徐々に馴らすことができ、時差ぼけ予防になる。
また、例えば、ユーザによる操作部25の操作によって、うつ予防モードに設定された場合には、例えば、反射面3で反射して両目に入る光の照度が、全体で2,500〜10,000ルクス以上、になるように規定される。また、色温度は、5500ケルビン程度が好ましい。
以上説明したように、発光機能付ゴーグル10によれば、ゴーグル型の小規模で携帯可能な構成で、時差ぼけ解消やうつ病予防に効果を発揮できる。
また、発光機能付ゴーグル10によれば、タイマー機能を備えているため、発光部5の出力を予め決められたパターンで制御でき、目に当たる光の照度を多様に変化させることができる。これにより、時差ぼけ解消やうつ病予防に効果を高めることができる。
また、発光機能付ゴーグル10では、乾電池で駆動できるため、充電が不要であり、携帯性に優れている。
また、発光機能付ゴーグル10によれば、タイマー機能を備えているため、発光部5の出力を予め決められたパターンで制御でき、目に当たる光の照度を多様に変化させることができる。これにより、時差ぼけ解消やうつ病予防に効果を高めることができる。
また、発光機能付ゴーグル10では、乾電池で駆動できるため、充電が不要であり、携帯性に優れている。
<第1実施形態の変形例>
図5は、第1実施形態の変形例に係る発光機能付ゴーグル10の背面図である。
図6は、図5に示す発光面3の断面構成図である。
図5および図6に示すように、本変形例の発光機能付ゴーグル10の背面の発光面3の散乱シート219には、図5内の左右方向に延びるストライプ状の凸部211が形成されている。
すなわち、変形例に係る発光機能付ゴーグル10では、複数の図6に示す発光部13が、図5内の左右方向に延びるストライプ状の凸部211に沿って(図6の紙面垂直方向に)配置されている。凸部211は、発光部13側から見えると凹部として現れる。
このように、凸部211を形成することで、発光部17からの光が散乱シート219で散乱されて滑らかに光となって人間の目60に入射する。
散乱シート219と、凹部13の側面13aとは図6に示すように接触していてもよし、図7に示すように一定の隙間を隔てて両者を配置してもよい。
図7に示すように配置することで、発光部15からの光が隣接する凹部13にも漏れ、人間の目60に入射する光をより滑らかにすることができる。
なお、上述した実施形態では、発光部15が図6内の上下方向に延びるストライプ状の凹部13内に配置されている場合には、ストライプ状の凸部211を上下方向に延びるように形成してもよい。
図5は、第1実施形態の変形例に係る発光機能付ゴーグル10の背面図である。
図6は、図5に示す発光面3の断面構成図である。
図5および図6に示すように、本変形例の発光機能付ゴーグル10の背面の発光面3の散乱シート219には、図5内の左右方向に延びるストライプ状の凸部211が形成されている。
すなわち、変形例に係る発光機能付ゴーグル10では、複数の図6に示す発光部13が、図5内の左右方向に延びるストライプ状の凸部211に沿って(図6の紙面垂直方向に)配置されている。凸部211は、発光部13側から見えると凹部として現れる。
このように、凸部211を形成することで、発光部17からの光が散乱シート219で散乱されて滑らかに光となって人間の目60に入射する。
散乱シート219と、凹部13の側面13aとは図6に示すように接触していてもよし、図7に示すように一定の隙間を隔てて両者を配置してもよい。
図7に示すように配置することで、発光部15からの光が隣接する凹部13にも漏れ、人間の目60に入射する光をより滑らかにすることができる。
なお、上述した実施形態では、発光部15が図6内の上下方向に延びるストライプ状の凹部13内に配置されている場合には、ストライプ状の凸部211を上下方向に延びるように形成してもよい。
<第2実施形態>
本実施形態の発光機能付ゴーグル110は、発光部5の配置構成が第1実施形態とは異なる。
図2に示すように、発光機能付ゴーグル110の背面には、一般的なゴーグルのレンズに相当する位置に滑らかな曲線にカーブした反射面53が形成されている。
また、ゴーグル枠部57に沿って、複数のLED等の発光部55が配設されている。
本実施形態の発光機能付ゴーグル110は、発光部5の配置構成が第1実施形態とは異なる。
図2に示すように、発光機能付ゴーグル110の背面には、一般的なゴーグルのレンズに相当する位置に滑らかな曲線にカーブした反射面53が形成されている。
また、ゴーグル枠部57に沿って、複数のLED等の発光部55が配設されている。
反射面53の左目側の領域側に配設された発光部55は、例えば、左目側の領域の中央付近に照射されるように指向されている。
また、反射面53の右目側の領域側に配設された発光部55は、例えば、右目側の領域の中央付近に照射されるように指向されている。
発光部5は、右目側と左目側に、例えば、それぞれ10〜20個、設けられている。
発光部55は、発光機能付ゴーグル10内に配置可能な小型のものが用いられ、反射面53で反射して両目に入る光の照度が、予め規定されたものになるように構成される。また、色温度は、5500ケルビン程度が好ましい。
また、発光機能付ゴーグル110の背面には、ベルトを着脱可能に取り付ける取り付け部50が設けられている。
また、反射面53の右目側の領域側に配設された発光部55は、例えば、右目側の領域の中央付近に照射されるように指向されている。
発光部5は、右目側と左目側に、例えば、それぞれ10〜20個、設けられている。
発光部55は、発光機能付ゴーグル10内に配置可能な小型のものが用いられ、反射面53で反射して両目に入る光の照度が、予め規定されたものになるように構成される。また、色温度は、5500ケルビン程度が好ましい。
また、発光機能付ゴーグル110の背面には、ベルトを着脱可能に取り付ける取り付け部50が設けられている。
発光部55からの発光する光の色、並びに反射面3の色は、発光部55からの光が反射面3で反射した時に、やや薄い青色になるように規定あれる。
例えば、発光部55が青色発光機能を有し、反射面53が白色でもよいし、発光部55が白色光を発光し、反射面53が青色でもよい。
例えば、発光部55が青色発光機能を有し、反射面53が白色でもよいし、発光部55が白色光を発光し、反射面53が青色でもよい。
以上説明したように、発光機能付ゴーグル110によっても、第1実施形態の発光機能付ゴーグル10と同様の効果が得られる。
<第3実施形態>
図9は、本発明の第3実施形態の発光機能付ゴーグルの発光面3の断面構成図である。
図9に示すように、に示すように、装着時に人間の目60と対向する側の金属板15の上に、複数の発光部5が一定の間隔で配置されている。
図9は、本発明の第3実施形態の発光機能付ゴーグルの発光面3の断面構成図である。
図9に示すように、に示すように、装着時に人間の目60と対向する側の金属板15の上に、複数の発光部5が一定の間隔で配置されている。
複数の発光部5からの光は、散乱シート19で散乱されて、例えば、2500ルクス以上、且つ5500〜6000Kとなって目60に入射する。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
発光部5の数、並びに配置は、一例であり、上述したものには限定されない。
また、上述した実施形態では、時差ぼけ解消やうつ病予防に本発明を適用することを例示したが、それ以外の用途に本発明を適用してもよい。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
発光部5の数、並びに配置は、一例であり、上述したものには限定されない。
また、上述した実施形態では、時差ぼけ解消やうつ病予防に本発明を適用することを例示したが、それ以外の用途に本発明を適用してもよい。
本発明は、時差ぼけ解消やうつ病予防等に効果を発揮するシステムに適用可能である。
3…反射面
5…発光部
10…発光機能付ゴーグル
19,219…散乱シート
21…発光駆動回路
23…タイマー
25…操作部
27…メモリ
29…処理回路
35…バッテリ
5…発光部
10…発光機能付ゴーグル
19,219…散乱シート
21…発光駆動回路
23…タイマー
25…操作部
27…メモリ
29…処理回路
35…バッテリ
本願の請求項1の発明は、ユーザの顔面に装着されるゴーグル形状の携帯・装着型発光装置であって、ユーザの顔面に装着された状態で、ユーザの目と対向する面上に形成された複数の第1の凹部と、前記複数の第1の凹部の各々に、前記ユーザの目に向けて発光する姿勢で収容され、目を刺激する光を発光する複数の発光手段と、前記第1の凹部の内側面に形成され、前記発光手段からの光を前記ユーザの目に向けて反射する反射手段と、前記発光手段と前記ユーザの目との間に介在し、前記発光手段からの光を散乱して透過する散乱シートと、前記発光手段のオン/オフを制御する制御手段と、
前記第1の凹部が形成された前記面の反対側には形成され、前記発光手段からの熱を放熱する熱伝導性部材とを有し、前記散乱シートの前記発光手段側の面の当該発光手段に対向する位置に、当該発光手段と反体側に向けて窪む第2の凹部が形成されている。
前記第1の凹部が形成された前記面の反対側には形成され、前記発光手段からの熱を放熱する熱伝導性部材とを有し、前記散乱シートの前記発光手段側の面の当該発光手段に対向する位置に、当該発光手段と反体側に向けて窪む第2の凹部が形成されている。
好適には、本発明の携帯・装着型発光装置は、前記第1の凹部の縁と、前記散乱シートとの間には隙間が形成されている。
好適には、本発明の携帯・装着型発光装置は、前記発光手段および前記制御手段に電力を供給する電池を収容する電池収納手段をさらに有し、前記制御手段および前記電池収納手段は、前記第1の凹部、前記発光手段および前記散乱シートが収容されたモジュールと所定の距離を隔てて配置され、相互に電線を介して接続されている。
好適には、本発明の携帯・装着型発光装置は、前記発光手段および前記制御手段に電力を供給する電池を収容する電池収納手段をさらに有し、前記制御手段および前記電池収納手段は、前記第1の凹部、前記発光手段および前記散乱シートが収容されたモジュールと所定の距離を隔てて配置され、相互に電線を介して接続されている。
本願の請求項1の発明は、ユーザの顔面に装着されるゴーグル形状の携帯・装着型発光装置であって、ユーザの顔面に装着された状態で前記ゴーグル形状の左右方向にストライプ状に延び、前記ユーザの目の位置に近づくに従って先細になる断面略三角形状をした部材を用いて構成され、ユーザの目が位置する側に開口部が位置する複数の第1の凹部と、前記複数の第1の凹部の各々の中に、ストライプ状の長手方向に沿って、前記ユーザの目に向けて発光する姿勢で配置された複数の発光手段と、前記部材の前記第1の凹部の内面に形成され、前記発光手段からの光を前記ユーザの目に向けて反射する反射手段と、前記発光手段と前記ユーザの目との間に介在し、前記発光手段からの光を散乱して透過する散乱シートと、前記発光手段のオン/オフを制御する制御手段と、前記第1の凹部に対して前記ユーザの目が位置する側と反対側に形成され、前記発光手段からの熱を放熱する熱伝導性部材と
を有し、前記散乱シートの前記発光手段側の面の当該発光手段に対向する位置に、前記第1の凹部に並行したストライプ状に形成され、当該ストライプ状の長手方向の中心線が前記錯乱シートの面方向において前記発光手段の中心付近を通り、且つ略コの字形状に前記発光手段と反体側に向けて窪んだ第2の凹部が形成され、前記散乱シートの前記発光手段側の面の隣接する前記第2の凹部の間に、前記第1の凹部に並行したストライプ状に形成され、当該ストライプ状の長手方向の中心線が前記錯乱シートの面方向において前記第1の凹部の前記部材の前記断面略三角形状の頂点付近を通り、且つ略コの字形状に前記部材に向けて突き出た第1の凸部が形成され、当該第1の凸部と、前記部材の前記頂点との間には隙間が形成されており、前記散乱シートの前記ユーザの目が位置する側の面の前記第2の凹部に対応する位置には、当該第2の凹部と略同じ略コの字形状で前記ユーザの目が位置する側に突き出た第2の凸部が形成され、前記散乱シートの前記ユーザの目が位置する側の面の前記第1の凸部に対応する位置には、当該第1の凸部と略同じ略コの字形状で前記発光手段に向けて窪んだ第3の凹部が形成されている。
を有し、前記散乱シートの前記発光手段側の面の当該発光手段に対向する位置に、前記第1の凹部に並行したストライプ状に形成され、当該ストライプ状の長手方向の中心線が前記錯乱シートの面方向において前記発光手段の中心付近を通り、且つ略コの字形状に前記発光手段と反体側に向けて窪んだ第2の凹部が形成され、前記散乱シートの前記発光手段側の面の隣接する前記第2の凹部の間に、前記第1の凹部に並行したストライプ状に形成され、当該ストライプ状の長手方向の中心線が前記錯乱シートの面方向において前記第1の凹部の前記部材の前記断面略三角形状の頂点付近を通り、且つ略コの字形状に前記部材に向けて突き出た第1の凸部が形成され、当該第1の凸部と、前記部材の前記頂点との間には隙間が形成されており、前記散乱シートの前記ユーザの目が位置する側の面の前記第2の凹部に対応する位置には、当該第2の凹部と略同じ略コの字形状で前記ユーザの目が位置する側に突き出た第2の凸部が形成され、前記散乱シートの前記ユーザの目が位置する側の面の前記第1の凸部に対応する位置には、当該第1の凸部と略同じ略コの字形状で前記発光手段に向けて窪んだ第3の凹部が形成されている。
<第1実施形態の変形例>
図5は、第1実施形態の変形例に係る発光機能付ゴーグル10の背面図である。
図6は、図5に示す発光面3の断面構成図である。
図5および図6に示すように、本変形例の発光機能付ゴーグル10の背面の発光面3の散乱シート219には、図5内の左右方向に延びるストライプ状の凹部211が形成されている。
すなわち、変形例に係る発光機能付ゴーグル10では、複数の図6に示す発光部13が、図5内の左右方向に延びるストライプ状の凹部211に沿って(図6の紙面垂直方向に)配置されている。凹部211は、発光部13側から見えると凹部として現れる。
このように、凹部211を形成することで、発光部17からの光が散乱シート219で散乱されて滑らかに光となって人間の目60に入射する。
散乱シート219と、凹部13の側面13aとは図6に示すように接触していてもよし、図7に示すように一定の隙間を隔てて両者を配置してもよい。
図7に示すように配置することで、発光部15からの光が隣接する凹部13にも漏れ、人間の目60に入射する光をより滑らかにすることができる。
なお、上述した実施形態では、発光部15が図6内の上下方向に延びるストライプ状の凹部13内に配置されている場合には、ストライプ状の凹部211を上下方向に延びるように形成してもよい。
図5は、第1実施形態の変形例に係る発光機能付ゴーグル10の背面図である。
図6は、図5に示す発光面3の断面構成図である。
図5および図6に示すように、本変形例の発光機能付ゴーグル10の背面の発光面3の散乱シート219には、図5内の左右方向に延びるストライプ状の凹部211が形成されている。
すなわち、変形例に係る発光機能付ゴーグル10では、複数の図6に示す発光部13が、図5内の左右方向に延びるストライプ状の凹部211に沿って(図6の紙面垂直方向に)配置されている。凹部211は、発光部13側から見えると凹部として現れる。
このように、凹部211を形成することで、発光部17からの光が散乱シート219で散乱されて滑らかに光となって人間の目60に入射する。
散乱シート219と、凹部13の側面13aとは図6に示すように接触していてもよし、図7に示すように一定の隙間を隔てて両者を配置してもよい。
図7に示すように配置することで、発光部15からの光が隣接する凹部13にも漏れ、人間の目60に入射する光をより滑らかにすることができる。
なお、上述した実施形態では、発光部15が図6内の上下方向に延びるストライプ状の凹部13内に配置されている場合には、ストライプ状の凹部211を上下方向に延びるように形成してもよい。
Claims (7)
- ユーザの顔面に装着されるゴーグル形状の携帯・装着型発光装置であって、
ユーザの顔面に装着された状態で、ユーザの目と対向する面上に形成された複数の第1の凹部と、
前記複数の第1の凹部の各々に、前記ユーザの目に向けて発光する姿勢で収容され、目を刺激する光を発光する複数の発光手段と、
前記第1の凹部の内側面に形成され、前記発光手段からの光を前記ユーザの目に向けて反射する反射手段と、
前記発光手段と前記ユーザの目との間に介在し、前記発光手段からの光を散乱して透過する散乱シートと、
前記発光手段のオン/オフを制御する制御手段と、
前記発光手段からの熱を外部に放出する放熱手段と
を有する携帯・装着型発光装置。 - 前記第1の凹部が形成された前記面の反対側には、前記発光手段からの熱を放熱する熱伝導性部材が形成されている
請求項1に記載の携帯・装着型発光装置。 - 前記散乱シートの前記発光手段に対向する位置に、当該発光手段と反体側に向けて窪む第2の凹部が形成されている
請求項2に記載の携帯・装着型発光装置。 - 前記第1の凹部の縁と、前記散乱シートとの間には隙間が形成されている
請求項3に記載の携帯・装着型発光装置。 - 前記発光手段および前記制御手段に電力を供給する電池を収容する電池収納手段
をさらに有し、
前記制御手段および前記電池収納手段は、前記第1の凹部、前記発光手段および前記散乱シートが収容されたモジュールと所定の距離を隔てて配置され、相互に電線を介して接続されている
請求項4に記載の携帯・装着型発光装置。 - ユーザの顔面に装着されるゴーグル形状の携帯・装着型発光装置であって、
目を刺激する光を発光する発光手段と、
前記発光手段からの光を反射して、前記光発光手段を装着した前記ユーザの目に向けて反射する反射手段と、
前記発光手段のオン/オフを制御する制御手段と、
前記発光手段からの熱を外部に放出する放熱手段と
を有する携帯・装着型発光装置。 - ユーザの顔面に装着されるゴーグル形状の携帯・装着型発光装置であって、
ユーザの顔面に装着された状態で、ユーザの目と対向する面上に形成された複数の発光手段と、
前記発光手段と前記ユーザの目との間に介在し、前記発光手段からの光を散乱して透過する散乱シートと、
前記発光手段のオン/オフを制御する制御手段と、
前記発光手段からの熱を外部に放出する放熱手段と
を有する携帯・装着型発光装置。
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-
2012
- 2012-07-25 JP JP2012164432A patent/JP5279056B1/ja active Active
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JP7198460B1 (ja) | 2021-06-14 | 2023-01-04 | 電制コムテック株式会社 | 光照射装置 |
JP2023011076A (ja) * | 2021-06-14 | 2023-01-24 | 電制コムテック株式会社 | 光照射装置 |
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JP5279056B1 (ja) | 2013-09-04 |
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