JP2013153936A - 光照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、手の掌の全面が載置面に接触しにくいようにすることができる光照射装置を得る。
【解決手段】本発明の光照射装置1は、挿入した手に光を照射する光照射装置1であって、筐体22と、筐体22に設けられ、手を指先から挿入可能な開口23を有する空洞部24と、空洞部24に挿入された手を掌側にて載置する載置面25と、手の掌底部に対応した載置面25上の位置に設けられる隆起部26と、を備えるという構成を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、手を挿入可能な空洞部を有し、該空洞部内に挿入された手に光を照射する光照射装置に関する。
従来より、被写体を照射するための光照射装置として、様々なものが提案されている。例えば、特許文献1や特許文献2に記載されているようなジェルネイル硬化装置は、複数の光源と、該光源を収納した本体と、使用者の手に光を照射する照射室と、該照射室に使用者の手を挿入する挿入口と、を備える。
このジェルネイル硬化装置には、照射室内に手の掌を載置するための載置面が設けられている。使用者は、挿入口から手を照射室内に挿入し、載置面に手の掌を載置する。そして、光源から光が照射されると、ジェルネイル硬化装置は、光が照射室内の手に照射されるように構成されている。
登録実用新案第3151698号公報 登録実用新案第3043166号公報
このジェルネイル硬化装置の載置面は、使用者が直接手の掌の全面を載置して使用する。よって、その載置面には、使用者が触れた箇所にハンドクリームや汗、手垢などが付着することがある。更に、このジェルネイル硬化装置は、不特定多数の使用者が使用することも想定している。そこで、使用者の中には、他の使用者が使用した後にこの載置面に付着している付着物を気にしたり、不快に感じたりする者もいる。特に、この載置面は、指先だけでなく掌の全面を接触させるため、気にする使用者が多い傾向にある。
本発明は、かかる事情に鑑み、使用者が手を載置面に載置する際に、手の掌の全面が載置面に接触しにくくすることができる光照射装置を提供することを目的とする。
本発明の光照射装置は、挿入した手に光を照射する光照射装置であって、筐体と、前記筐体に設けられ、手を指先から挿入可能な開口を有する空洞部と、前記空洞部に挿入された手を掌側にて載置する載置面と、手の掌底部に対応した載置面上の位置に設けられる隆起部と、を備えるという構成を有している。
かかる構成によれば、空洞部に手を挿入して載置面に手を載置する際に、隆起部により掌が浮き上がり、指が自然と曲がるため、掌を載置面に載置するときに、隆起部に接触する掌底部と、指先のみが載置面に接触するようになる。そして、掌底部と指先以外の残りの掌の部位は、載置面から離れた状態になる。よって、この隆起部は、掌の全面が載置面に接触しにくくすることができる。
また、請求項2記載の発明において、前記隆起部は、手の掌底部が接触する接触面であって、開口側から奥側にかけて立ち上がるように傾斜する接触面を有することが好ましい。
かかる構成によれば、手を空洞部に挿入する際に、隆起部は、掌底部の、空洞部から手を挿入する第1の方向と交差する第2の方向(掌の幅方向)に添って接触するようになる。よって、この隆起部は、手を挿入する方向に掌をまっすぐ載置させやすくなっている。
また、手を載置面に載置する際に、隆起部は、載置面に掌を載置する位置の目安となり、掌を載置面に位置決めしやすくなっている。
また、請求項3記載の発明において、前記隆起部は、前記接触面から立ち下がるように傾斜する背面を有することが好ましく、この場合、請求項4記載の発明において、前記背面の載置面に対する傾斜角は、前記接触面の載置面に対する傾斜角よりも大きいことが好ましい。
かかる構成によれば、掌底部が背面に接触しにくいようになっている。つまり、隆起部は、掌を効果的に浮かせつつ、できる限り掌と接触する領域を少なくすることができる。
また、請求項5記載の発明において、前記隆起部は、手を挿入する第1の方向と交差する第2の方向に長尺状で、かつ、該隆起部の両端部が前記載置面の前記第2の方向における縁に達しないように設けられていることが好ましい。
かかる構成によれば、隆起部が載置面の第2の方向における端から端まで設けられていないため、載置面の奥側で掻き集められた付着物を手前側に引き寄せる際、その付着物は、隆起部を乗り越えさせなくとも、隆起部の両端側を通して拭き取られる。つまり、隆起部は、載置面に付着した付着物を拭き取る際にその妨げとなりにくくなっている。
本発明の光照射装置によれば、使用者が手を載置面に載置する際に、手の掌の全面が載置面に接触しにくくすることができる。
本発明の実施形態に係る光照射装置の制御回路図 同実施形態に係る光照射装置の全体斜視図 同実施形態に係る光照射装置の光学系の断面図 同実施形態に係る光照射装置の全体断面図 同実施形態に係る光照射装置の隆起部であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図 同実施形態に係る光照射装置の使用状態図
本発明の一実施形態に係る光照射装置について、図面を参酌しつつ、説明する。まず、同実施形態に係る光照射装置について、図1〜図6を参酌しつつ説明する。同実施形態に係る光照射装置1は、主に、炎症性疾患の罹患を予防し又は罹患時の当該疾患の症状を軽減する予防治療を受ける被治療者や、炎症性疾患を抑制することにより炎症性疾患の治療を受ける被治療者(患者)などの治療を受けるために当該装置を使用する使用者に光を照射する。
同実施形態に係る光照射装置1は、図1で図示する光照射装置の制御回路図に示されているように、光を放射する発光部2と、該発光部2からの放射光を反射する反射部3と、該反射部3からの反射光を透過させて被写体に導光する導光部4と、発光部2からの放射光のうち波長が特定の範囲内の放射光を透過させる波長透過手段5と、発光部2の発光を制御する発光制御手段6と、発光部2及び発光制御手段6に電気を供給する電源供給手段7と、発光部2、反射部3、導光部4、波長透過手段5、発光制御手段6及び電源供給手段7を収納するとともに、波長透過手段5から透過された透過光を使用者の予防したい部位又は罹患した部位(特定部位)に照射可能な構造を有する装置本体8(図2参照)と、を備える。
発光部2は、図3に示すように、光源9と、反射傘10と、波長透過手段5に入射する放射光の入射角度を整合するために、反射傘10の開口部に取り付けられるフレネルレンズ11と、を備える。
光源9は、炎症性サイトカインの産生を抑制するために使用者の生体の予防したい部位又は罹患した部位に照射する光源となる。光源9は、例えば、キセノン放電管やハロゲン放電管などの(閃光)放電管であって、特に、本実施形態では、キセノン放電管を用いる例を説明する。
反射傘10は、導光部4の第1の導光面12に接する接線(本実施形態では平面である導光部4の第1の導光面12を延長させた面上の任意の直線)Aより導光部4の被写体側と反対側に向かう放射光を反射し、接線Aより導光部4の被写体側に向けて反射する。
フレネルレンズ11は、波長透過手段5が入射角依存性を有するフィルタを用いる場合に用いられる。つまり、フレネルレンズ11は、光源9から入射される入射角度が使用する波長透過手段5の許容可能な角度以内となるように設けられている。なお、フレネルレンズ11は、例えば、入射角依存性がない色ガラスフィルターなどを用いる場合であれば、省略することもできる。
反射部3は、波長透過手段5を透過した透過光が使用者の予防したい部位又は罹患した部位に照射されるように、光源9から略全方位に放射される放射光の照射範囲を制御する。本実施形態に係る反射部3は、発光部2からの放射光を導光部4の第1の導光面12に反射する第1の反射部13と、発光部2からの放射光の間接光を導光部4の(第1の導光面12とは別の)第2の導光面14に反射する第2の反射部15と、発光部2からの放射光の一部を第2の反射部15に反射する第3の反射部16と、を備える。
第1の反射部13は、導光部4の第1の導光面12に面して配置され、導光部4が反射光を透過させる位置が発光部2から遠くなるほど第1の反射部13の反射面と導光部4の第1の導光面12との間の光路長が短くなるように配置される。第1の反射部13は、発光部2の反射傘10から略連続して形成され、第1の導光面12の、発光部2とは反対側の端部まで設けられている。
第2の反射部15は、導光部4(第1の導光面12及び第2の導光面14)を挟んで第1の反射部13とは反対側に配置される。すなわち、第2の反射部15は、第1の反射部13と対向するように配置される。第2の反射部15は、導光部4の第2の導光面14に面して配置され、導光部4が反射光を透過させる位置が発光部2から遠くなるほど第2の反射部15の反射面と導光部4の第2の導光面14との間の光路長が短くなるように配置される。
第3の反射部16は、反射板17である。この反射板17は、発光部2(のフレネルレンズ11)や波長透過手段5に対して傾斜するよう配置される。より詳しくは、反射板17は、発光部2から第1の反射部13に向かう方向と直交する軸回りにおいて、発光部2から第1の反射部13に向かう方向と直交するのではなく当該方向に対して所定角度で傾斜するよう配置される。
導光部4は、それぞれ対向して配置される第1の導光面12と第2の導光面14とを備える。本実施形態では、第1の導光面12は、使用者の手の甲(手首から指先までの手の外側の面)に対向して配置される。第2の導光面14は、使用者の手の掌(手首から指先までの手の内側の面)に対向して配置される。
波長透過手段5は、発光部2から第1の反射部13に向けて放射される放射光の光路上に配置される。本実施形態に係る波長透過手段5は、第3の反射部16よりも発光部2側に配置される。
波長透過手段5は、発光部2からの放射光の、1以上の特定の波長、又は、1以上の特定範囲の波長の放射光のみを透過する光学フィルタである。本実施形態に係る光学フィルタは、特定範囲の波長(帯)の放射光のみを選択的に透過するバンドパスフィルタ(干渉フィルタ)を例に説明する。波長透過手段5は、波長が566.5nm以上780nm以下の範囲内の放射光を透過させる。また、波長透過手段5は、好ましくは、波長が566.5nm以上746nm以下の範囲内の放射光を透過させるようにしてもよい。
発光制御手段6は、発光部2を1回又は複数回に分けて閃光発光させたり、所定の発光間隔で発光制御させたり、複数回に分けて閃光発光させる場合は、更に、発光部2が放射する放射エネルギーを所定の放射エネルギー以下に抑えて閃光発光させるなどの様々な発光パターンで発光部2を発光制御する。
電源供給手段7は、図1に示すように、発光部2の発光エネルギーを蓄える蓄電手段18と、該蓄電手段18を充電する充電回路19と、蓄電手段18に電気を供給する電源部20と、該電源部20のオン・オフを切り替える電源スイッチ21と、を備える。電源供給手段7は、発光部2以外にも、発光制御手段6の電源としても用いられる。
蓄電手段18は、例えば、発光部2を発光させるのに必要な電気容量を有し、光源2と並列に接続される主コンデンサである。充電回路19は、電源部20を介して供給される電気を蓄電手段18に充電する。電源部20は、例えば、プラグ受け(電源コンセント)に接続して電気の供給を受け付けるためのプラグと電源ケーブルとを備える。なお、電源部20は、電池又は充電池などを備えるものであってもよい。
装置本体8は、図2に示すように、少なくとも一つの開口を有する略直方体形状に形成されている。この装置本体8は、図2に加え、図4の断面図にも詳細に示すように、筐体22と、筐体22に設けられ、手を指先から挿入可能な開口23を有する空洞部24と、空洞部24に挿入された手を掌側にて載置する載置面25と、手の掌底部に対応した載置面25上の位置に設けられる隆起部26と、を備える。
筐体22には、一方の面(以下、「正面」と称する)に設けられた開口23からその内側に略直方形に形成された空間である空洞部24が設けられる。この空洞部24は、正面に設けられた開口23から筺体22の正面と反対の面(以下、「背面」と称する)側に向かって設けられる。つまり、空洞部24は、使用者が手を筺体22の正面側から背面側に向かって挿入できるように構成されている。そして、空洞部24は、使用者の手が挿入されて収納可能な空間である。空洞部24は、挿入された使用者の手の上方から手の甲に第1の導光面12からの光が照射されるように第1の導光面12に面して配置される。また、空洞部24は、挿入された使用者の手の下方から手の掌に第2の導光面14からの光が照射されるように第2の導光面14に面して配置される。
載置面25は、空洞部24の下方に沿って設けられている。載置面25は、第2の導光面14とともに使用者の手の掌を載置する部分を指す。載置面25の、筺体22の正面側から背面側に向かう第1の方向Bの長さは、使用者の手の指先から手首側の端部に至るまでの長さ以上を有する。
隆起部26は、載置面25の開口23側に設けられている。隆起部26は、載置面25のうち、第2の導光面14が設けられていない位置に設けられている。隆起部26の外形は、第1の方向Bに切断した断面形状が三角形状となるように形成されている。つまり、隆起部26は、使用者の手の掌底部がその頂点付近で接するように設けられている。
隆起部26は、4つの面を有する。これらの面は、載置面25に対して所定の角度で傾斜して設けられる傾斜面である。これらの傾斜面は、筐体22に手を挿入する第1の方向Bに対して交差する第2の方向C(図5参照)に沿うように長尺状に、且つ、隆起部26の長尺方向の両端部が載置面25の第2の方向Cにおける縁に達しないように設けられている。
これらの傾斜面は、図5(a)〜図5(c)に示すように、筐体22の開口23(図2参照)側に設けられる第1の傾斜面27と、筐体22に手を挿入する第1の方向Bに向けて設けられる第2の傾斜面28と、第2の方向Cの両側に設けられる第3の傾斜面29,29と、を備える。
第1の傾斜面27は、筐体22の開口23側から奥側にかけて立ち上がるように傾斜する傾斜面である。第1の傾斜面27は、後述するように、掌底部が接触するので、本発明の接触面に相当する。第1の傾斜面27は、第1の方向Bに沿う長さが第2の方向Cの中央にゆくにつれて長くなるように設けられている。つまり、第1の傾斜面27は、第2の方向Cの中央にゆくにつれて緩やかに湾曲した傾斜面である。
第2の傾斜面28は、第1の傾斜面27から立ち下がるように傾斜する傾斜面である。本発明の背面に相当する。第2の傾斜面28の載置面25に対する傾斜角は、第1の傾斜面27の載置面25に対する傾斜角よりも大きくなっている。第2の傾斜面28は、載置面25から略均一の角度で傾斜した傾斜面である。そして、第2の傾斜面28は、第1の方向Bに沿う長さが略均一となるように設けられている。
第3の傾斜面29は、空洞部24の第2の方向Cに面する両側面に対向するように設けられた傾斜面である。
次に、同実施形態に係る光照射装置1の作用について、図1〜図6を参照しつつ説明する。まず、図5に示すように、使用者は、開口23から手を挿入する。より詳しく言うと、手の甲が上となるように、すなわち、手の甲が第1の導光面12側、手の掌が第2の導光面14側となるように、使用者は、装置内に手を挿入する。そして、電源スイッチをオンにする。すると、光照射装置1に電源が入り、発光制御手段6が発光部2を発光させて光を放射させる。
図3に示すように、発光部2からの放射光は、直接的に、あるいは反射傘10で反射されて間接的にフレネルレンズ11に向かって放射される。そして、フレネルレンズ11に到達した放射光は、当該フレネルレンズ11を透過し、導光部4の第1の導光面12又は第1の反射部13に向かって放射され、第1の導光面12を透過して使用者の手の甲に照射される。
また、発光部2からの放射光15の一部は、第3の反射部16(の本体部26)で反射されて、第2の反射部15に導かれる。そして、第2の反射部15に入射された光は、第2の反射部15で反射されて、第2の導光面14から使用者の手の掌に照射される。
使用者は、このようにして光照射装置1を複数人で共用する。各使用者は、筐体22の空洞部24に手を挿入して載置面25に手を載置する際に、隆起部26により掌が浮き上がり、指が自然と曲がるため、掌を載置面25に載置するときに、隆起部26に接触する掌底部と、指先のみが載置面25に接触するようになる。そして、掌底部と指先以外の残りの掌の部位は、載置面25から離れた状態になる。よって、この隆起部26は、掌の全面が載置面25に接触しにくくすることができる。つまり、使用者が空洞部24内で意図的に手の掌を反り返すようにしなければ、載置面25には、手の掌の全面が接触しないようになっている。そして、載置面25にハンドクリームなどが付着しにくいため、この光照射装置1は、多人数で共用しても、使用者が不快感を抱きにくい構造となっている。
また、手を空洞部24に挿入する際に、隆起部26は、掌底部の、空洞部24から手を挿入する第1の方向Bと交差する第2の方向(掌の幅方向)Cに添って接触するようになる。よって、この隆起部26は、手を挿入する方向に掌をまっすぐ載置させやすくなっている。
また、使用者は、空洞部24内に挿入した手を載置面25に載置する際に、隆起部26に掌の手首側の部位を合わせて載置する。つまり、隆起部26は、載置面25に掌を載置する位置の目安となり、掌を載置面25に位置決めしやすくなっている。なお、掌を載置面25に位置決めする手段として、載置面25に載置した際に指と指との間が位置する位置にガイドを設けることも考えられる。しかし、本実施形態のように、掌の指先が位置する載置面25上の部分に第2の導光面14が設けられる場合には、光学特性上、載置面25をこのような複雑な構造とすることは好ましくない。これに対して、本実施形態に係る隆起部26による位置決め手段によれば、隆起部26は、第2の導光面14上に設ける必要がなく、第2の導光面14が複雑な構造となるようなことはない。
また、掌底部が第2の傾斜面28に接触しにくいようになっている。つまり、隆起部26は、掌を効果的に浮かせつつ、できる限り掌と接触する領域を少なくすることができる。
また、隆起部26が載置面25の第2の方向Cにおける端から端まで設けられていないため、載置面25の奥側で掻き集められた付着物を手前側に引き寄せる際、その付着物は、隆起部26を乗り越えさせなくとも、隆起部26の両端側を通して拭き取られる。よって、隆起部26は、載置面25に付着した付着物を拭き取る際にその妨げとなりにくくなっている。
なお、本発明に係る光照射装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態に係る光照射装置1は、載置面25に第2の導光面14が含まれる例を説明したが、これに限定されるものではない。手の掌に光を照射するための第2の導光面14が光照射装置に設けられておらず、他の導光面が設けられている場合、載置面は、この第2の導光面14と同一面上に設けられていなくとも、手を載置できるように設けられておればよい。
また、上記実施形態に係る光照射装置1は、隆起部26が4つの面を有する例を説明したが、これに限定されるものではない。隆起部は、少なくとも第1の傾斜面27を有していることが好ましく、第1の傾斜面27と第2の傾斜面28とを有するものであってもよい。
また、上記実施形態に係る光照射装置1は、隆起部26が載置面25上の第2の方向Cに沿って長尺状に設けられる例を説明したが、これに限定されるものではない。隆起部は、載置面上に第2の方向Cに沿って円弧状、半円状又は楕円形状に設けられていてもよい。このような形状の隆起部は、自然に載置面上の所望の位置に使用者の手を位置決めさせ易くする。
本発明に係る光照射装置1は、挿入した手に光を照射する光照射装置であって、筐体22と、筐体22に設けられ、手を指先から挿入可能な開口23を有する空洞部24と、空洞部24に挿入された手を掌側にて載置する載置面25と、手の掌底部に対応した載置面25上の位置に設けられる隆起部26と、を備える構成とすることによって、手の掌の全面が載置面25に接触しにくいようにすることができる構成を必要とする用途に適用することができる。
1 光照射装置
22 筐体
23 開口
24 空洞部
25 載置面
26 隆起部
27 第1の傾斜面
28 第2の傾斜面
29 第3の傾斜面

Claims (5)

  1. 挿入した手に光を照射する光照射装置であって、
    筐体と、
    前記筐体に設けられ、手を指先から挿入可能な開口を有する空洞部と、
    前記空洞部に挿入された手を掌側にて載置する載置面と、
    手の掌底部に対応した載置面上の位置に設けられる隆起部と、を備えることを特徴とする光照射装置。
  2. 前記隆起部は、手の掌底部が接触する接触面であって、開口側から奥側にかけて立ち上がるように傾斜する接触面を有する請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記隆起部は、前記接触面から立ち下がるように傾斜する背面を有する請求項2に記載の光照射装置。
  4. 前記背面の載置面に対する傾斜角は、前記接触面の載置面に対する傾斜角よりも大きい請求項3に記載の光照射装置。
  5. 前記隆起部は、手を挿入する第1の方向と交差する第2の方向に長尺状で、かつ、該隆起部の両端部が前記載置面の前記第2の方向における縁に達しないように設けられている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の光照射装置。
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