JP2013255151A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回動部材の閉じ動作に連動させてトレイ部材を閉じ位置へと復帰させることが可能な記録装置を提供する。
【解決手段】筐体11に設けられ、この筐体11の少なくとも一部を覆う閉じ位置とその閉じ位置から離れる開き位置との間で回動可能な回動部材80と、筐体11に対して開閉可能に回動し、回動部材80を開き位置に向けて回動させた際にその回動部材80の回動によって開き位置に向かって押し込まれるトレイ部材94と、回動部材80を閉じ位置に向けて回動させると回動部材80による押し込みの開放によりトレイ部材94を閉じ位置へと復帰させる復帰手段932と、を具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録装置に関する。
記録装置の中には、たとえば特許文献1に示すような手差しトレイを備えるタイプが存在する。かかる特許文献1では、2段の手差しトレイが開示されていて、上方の手差しトレイを開く場合には、その開放に連動して、下方の手差しトレイも開くように設けられている。
特開2004−40627号公報(段落0043等)
特許文献1に開示の構成によれば、2つの手差しトレイを開く際に、その開き動作を連動させることは可能である。しかしながら、2つの手差しトレイを閉じる場合に、その閉じ動作を連動させることはできない。特に、手差しトレイを使わないにも拘わらず、その手差しトレイが開いてしまう場合があり、そのようなときに手差しトレイが自動的に閉じる(復帰する)ことが望まれている。たとえばスキャナーユニットを備える複合機タイプの記録装置では、インクカートリッジの交換や紙ジャムの除去のためにスキャナーユニットを、その回動軸を中心として揺動させると、奥側に位置している手差しトレイが倒れるように開いてしまう。そのような場合、意図的に手差しトレイを開いた訳ではないので、手差しトレイが開いた状態に気付かない場合も多い。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、回動部材の閉じ動作に連動させてトレイ部材を閉じ位置へと復帰させることが可能な記録装置を提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の記録装置は、筐体と、筐体に設けられ、当該筐体の少なくとも一部を覆う閉じ位置とその閉じ位置から離れる開き位置との間で回動可能な回動部材と、筐体に対して開閉可能に回動し、回動部材を開き位置に向けて回動させた際にその回動部材の回動によって開き位置に向かって押し込まれるトレイ部材と、回動部材を閉じ位置に向けて回動させると当該回動部材による押し込みの開放によりトレイ部材を閉じ位置へと復帰させる復帰手段と、を具備するものである。
このように構成する場合には、回動部材を閉じ位置から開き位置に向けて開動させると、回動部材の開き位置では、当該回動部材がトレイ部材を開き位置に向けて押し込む状態となる。しかしながら、回動部材を開き位置から閉じ位置へと向けて回動させると、トレイ部材は復帰手段によって閉じ位置へと戻される。それにより、回動部材が開き位置へ位置した際にトレイ部材を開き位置に位置させたままとするのを防止可能となる。そのため、トレイ部材が意図せぬ開き状態のままとするのを防止可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、回動部材は、筐体に対して開閉可能に設けられるスキャナーユニットであると共に、トレイ部材は、複数の記録媒体を載置可能であると共に単数の記録媒体のみを搬送するための分離機構へと当該記録媒体を導く給紙トレイとは別に設けられると共に記録媒体を使用の都度載置させるための手差しトレイである、ことが好ましい。
このように構成する場合には、スキャナーユニットを開き位置まで回動させ、その後スキャナーユニットを閉じ位置まで回動させた場合に、手差しトレイは復帰手段によって閉じ位置へと自動的に戻される。それにより、手差しトレイが開いた状態のままとするのを防ぐことが可能となる。特に、手差しトレイはスキャナーユニットよりも奥側に位置する場合が多く、そのような状態では手差しトレイが開いていても気付き難い場合が多い。しかしながら、手差しトレイが復帰手段によって自動的に閉じ位置まで戻されるため、手差しトレイが開いたままの状態とするのを防止可能となる。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、回動部材は、筐体に対して開閉可能に設けられると共に閉じ位置では当該筐体の上方側を覆うカバー部材であると共に、トレイ部材は、複数の記録媒体を載置可能であると共に単数の記録媒体のみを搬送するための分離機構へと当該記録媒体を導く給紙トレイとは別に設けられると共に記録媒体を使用の都度載置させるための手差しトレイである、ことが好ましい。
このように構成する場合には、カバー部材を開き位置まで回動させ、その後カバー部材を閉じ位置まで回動させた場合に、手差しトレイは復帰手段によって閉じ位置へと自動的に戻される。それにより、手差しトレイが開いた状態のままとするのを防ぐことが可能となる。この場合においても、手差しトレイはカバー部材よりも奥側に位置する場合が多く、そのような状態では手差しトレイが開いていても気付き難い場合が多い。しかしながら、手差しトレイが復帰手段によって自動的に閉じ位置まで戻されるため、手差しトレイが開いたままの状態とするのを防止可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、回動部材は、記録媒体をイメージセンサーによる読み取り位置に搬送させる自動送り機構部であると共に、トレイ部材は、複数の記録媒体を載置可能であると共に単数の記録媒体のみを搬送するための分離機構へと当該記録媒体を導く給紙トレイとは別に設けられると共に記録媒体を使用の都度載置させるための手差しトレイである、ことが好ましい。
このように構成する場合には、自動送り機構部を開き位置まで回動させ、その後自動送り機構部を閉じ位置まで回動させた場合に、手差しトレイは復帰手段によって閉じ位置へと自動的に戻される。それにより、手差しトレイが開いた状態のままとするのを防ぐことが可能となる。この場合においても、手差しトレイは自動送り機構部よりも奥側に位置する場合が多く、そのような状態では手差しトレイが開いていても気付き難い場合が多い。しかしながら、手差しトレイが復帰手段によって自動的に閉じ位置まで戻されるため、手差しトレイが開いたままの状態とするのを防止可能となる。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、復帰手段は、付勢手段を具備すると共に、回動部材を開き位置に位置させた場合には、復帰手段は、トレイ部材が開き位置と閉じ位置の間の中間位置に位置する状態で付勢手段により当該トレイ部材に対して閉じ位置へと戻す付勢力を与えると共に、復帰手段による付勢力に抗してトレイ部材を中間位置から開き位置に位置させた場合には、回動部材によるトレイ部材への押し込みが解除された状態でトレイ部材が開き位置に位置するのを維持する、ことが好ましい。
このように構成する場合には、トレイ部材が中間位置に位置する状態においては、付勢手段によってトレイ部材には閉じ位置に戻す付勢力が与えられる。また、トレイ部材を中間位置から更に開き位置へと向けて回動させると、付勢手段が付勢力を与える状態が解除され、トレイ部材が開き位置に位置するのを維持可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、トレイ部材は、回動軸を介して回動自在に設けられ、復帰手段は、トレイ部材のうち回動軸から離間する端部側に位置する当接部が当接する摺動面を具備し、摺動面は付勢手段による付勢力を当接部に与え、トレイ部材が中間位置から開き位置に向かって回動する際に、当接部が摺動面から外れ、当該摺動面からの外れによってトレイ部材には付勢手段による付勢力が与えられずに当該トレイ部材が開き位置に位置するのを維持する、ことが好ましい。
このように構成する場合には、トレイ部材が中間位置に位置する状態において、さらにトレイ部材を開き位置に向けて回動させると、トレイ部材の当接部は、付勢手段による付勢力に抗しながら摺動面を摺動する。そして、トレイ部材を開き位置に向かって回動させると、いずれは当接部が摺動面から外れる。すると、当接部は摺動面を介して付勢手段からの付勢力を受けることがなくなる。それにより、トレイ部材は、開き位置に位置する状態を維持可能となる。すなわち、トレイ部材は、閉じ位置に位置する状態の他に、中間位置に位置する状態と、開き位置に位置する状態とを維持可能となる。
記録装置内部の搬送経路を示す側断面図である。 スキャナーユニットの閉じ状態の記録装置の構成を示す側面図である。 スキャナーユニットの開き状態の記録装置の構成を示す側面図である。 スキャナーユニットおよび手差しトレイが閉じ状態の場合の側断面図である。 スキャナーユニットが開いた状態を示す側断面図である。 手差しトレイが開き状態の場合の側断面図である。 トレイ基部の形状を示す斜視図である。 トレイ基部を裏側から見た状態を示す斜視図である。 フック部に対する手差しトレイの当接部の挙動を示す図である。 記録装置の概略的な構成を示す図である。 第2の実施の形態に係り、カバー部材の閉じ状態を示す側面図である。 第2の実施の形態に係り、カバー部材の開き状態を示す側面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る記録装置10について、図面を参照しながら説明する。
<記録装置10の構成について>
図1は、本発明の記録装置10のうち、記録用紙Pを搬送する経路を示す側断面図である。なお、記録用紙Pは、記録媒体の一例に対応するが、たとえばフィルム状部材のような記録用紙P以外の記録対象物を記録媒体としても良い。また、本明細書における「記録」には、印刷が含まれるものとする。
また、以下の説明においては、図1に示すように、XYZ直交座標系を設定して説明する場合があるものの、その中で記録用紙Pの搬送方向のうち、記録装置10の設置面に平行な成分をX方向とし、設置面から離間する方向をZ方向とし、それらX方向およびZ方向に直交する方向をY方向とする。また、図1の記録ヘッド50から見て中間ローラー32が位置する側を背面側とし、それとは逆に中間ローラー32から見て記録ヘッド50が位置する側を正面側とする。また、記録装置10の設置面から見て記録装置10が設置される側を上方側とし、それとは逆に記録装置10から上述の設置面側を下方側とする。また、上述の正面側と背面側とを結ぶ方向と前後方向とする。
なお、記録装置10は、たとえばインクジェット式のプリンターであるが、インクジェット式のプリンター以外に本発明を適用するようにしても良い。また、インクジェット式のプリンターとしては、インクを噴射して記録可能な装置であれば、いかなる噴射方法を採用した装置でも良い。
また、図1においては、記録用紙Pの搬送経路上に配置されるローラーを図示するものの、それらは記録装置10の幅方向(Y方向)において、同じ位置に存在するとは限らない。
記録装置10は、筐体11を備え、その筐体11にはフロント給紙機構20が設けられている。記録装置10は、フロント給紙機構20から記録用紙Pを記録ヘッド50に向けて搬送し、その記録ヘッド50での記録後、記録用紙Pを下流側に排出する。フロント給紙機構20は、用紙カセット21と、ピックアップローラー22とを備えている。用紙カセット21は、その内部に複数枚の記録用紙Pを積層した状態で収容可能となっている。また、ピックアップローラー22は、不図示のモーターによって回転駆動されるが、このピックアップローラー22は、アーム部材24に取り付けられている。アーム部材24は、揺動軸25を中心に揺動可能に設けられている。上述のピックアップローラー22は、用紙カセット21に収容されている記録用紙Pと接して回転することにより、最上位に位置している記録用紙Pを、用紙カセット21から後述する分離部材26に向けて送り出す。
また、記録装置10のうち、用紙カセット21よりも背面側かつ上方側には、分離部材26が設けられている。分離部材26は、ピックアップローラー22によって送り出された最上位の記録用紙Pの先端を当接させて、背面側かつ上方側に進行させる。そして、この当接によって、最上位の記録用紙Pと、次位以降の記録用紙Pとが分離される。
また、フロント給紙機構20によって供給される記録用紙Pは、ガイドローラーユニット30に送られる。ガイドローラーユニット30は、ローラー31と、中間ローラー32と、アシストローラー33とを備えている。ローラー31と中間ローラー32とは、複数の記録用紙Pから、最上位の記録用紙Pを分離する機能を有する。すなわち、複数の記録用紙Pが、ローラー31と中間ローラー32との間に差し掛かった場合、記録用紙Pの間の摩擦力よりも大きく設定されたローラー31の回転抵抗を利用して、最上位の記録用紙Pと、それ以外の記録用紙Pとが分離される。なお、ローラー31は分離ローラーとしてもアシストローラーとしても使用することが可能である。
また、ローラー31よりも搬送方向における下流側には、アシストローラー33が設けられている。アシストローラー33は、中間ローラー32によって従動回転させられつつも、当該中間ローラー32との間で記録用紙Pを挟み込んで、記録用紙Pを搬送方向の下流側にガイドする。
また、ガイドローラーユニット30よりも、記録用紙Pの搬送方向における下流側には、用紙搬送機構40と、用紙排出機構60とが設けられている。用紙搬送機構40は、搬送モーター41(図10参照)と、搬送駆動ローラー42と、搬送支持部材43と、搬送従動ローラー44とを備えている。搬送駆動ローラー42は、搬送モーター41によって駆動させられる。また、搬送従動ローラー44は、搬送支持部材43によって軸支されつつ搬送駆動ローラー42に圧接され、その搬送駆動ローラー42により搬送従動ローラー44は従動回転させられる。このような構成により、記録用紙Pは、記録ヘッド50側に搬送される。
また、用紙搬送機構40より上流側の搬送支持部材43には、紙端検出センサーS1が設けられる。紙端検出センサーS1は、記録用紙Pの先端及び後端の位置を検出可能とするものである。
また、用紙搬送機構40よりも記録用紙Pの搬送方向における下流側には、記録用紙Pの上方側に記録ヘッド50が位置可能となっている。記録ヘッド50は、キャリッジ51の下方に取り付けられている。キャリッジ51は、記録装置10の幅方向(主走査方向;Y方向)に延伸するキャリッジ軸52にガイドされて、キャリッジモーター53(図10参照)の駆動により主走査方向に往復動させられる。なお、図10に示すように、キャリッジ51には、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインクを貯留するカートリッジ54が搭載されていて、このカートリッジ54から記録ヘッド50にインクが供給されて、記録ヘッド50からインクを噴射可能となっている。
記録ヘッド50よりも記録用紙Pの搬送方向における下流側には、用紙排出機構60が設けられている。用紙排出機構60は、不図示の排出モーターと、排出駆動ローラー61と、排出従動ローラー62とを備えており、排出モーターの駆動によって排出駆動ローラー61が回転駆動させられ、その排出駆動ローラー61に圧接している排出従動ローラー62が従動回転させられる。なお、用紙排出機構60をさらに下流側に搬送される記録用紙Pは、不図示の用紙受け部へと排出される。
なお、本実施の形態における記録装置10は、両面印刷に対応したものとなっている。この点を図1に基づいて説明すると、中間ローラー32よりも正面側には用紙ガイド部材70が設けられている。用紙ガイド部材70は、中間ローラー32の上下方向(Z方向)における所定の高さ位置から正面側に向かうにつれて下方に進行するような搬送面70aを有している。なお、この搬送面70aは、フロント搬送経路D1を構成している。
一方、用紙ガイド部材70よりも下方側には、フレーム部材71が設けられている。フレーム部材71は、用紙ガイド部材70に対して、記録用紙Pが通過することが十分に可能な隙間を有して設けられている。そして、このフレーム部材71の背面側の端部は、中間ローラー32の下端の近傍まで延伸していて、そのフレーム部材71には、回り込み部材72が対向して設けられている。上述のフレーム部材71の上面と、回り込み部材72の上面は、記録用紙Pを正面側から背面側へと送り込む反転用搬送経路D2を構成していて、この反転用搬送経路D2によってガイドされた記録用紙Pは、中間ローラー32とローラー31との対向部位へと送り込まれる。
ここで、フロント搬送経路D1により記録用紙Pが記録ヘッド50の下方位置まで搬送され、記録用紙Pへの記録(印刷)が行われた後に、その記録用紙Pが背面側に戻されると、その記録用紙Pは反転用搬送経路D2を進行するように構成されている。そして、記録用紙Pが反転用搬送経路D2を進行した後に、ガイドローラーユニット30を通過することにより、記録用紙Pは、最初にガイドローラーユニット30を通過したときと反転した状態となる。以上のように反転させられた記録用紙Pが、フロント搬送経路D1を経て再び記録ヘッド50の下方へと搬送されることにより、記録用紙Pへの両面印刷が実行される。
また、記録装置10には、回動部材としてのスキャナーユニット80が設けられている。スキャナーユニット80は、自動送り機構部81と、スキャナー機構部82とを備えている。自動送り機構部81は、記録用紙Pを自動的に読み取り部へと送り込む機構を備えている。この自動送り機構部81は、筐体811を備え、その筐体811によって自動送り機構部81の各部分が支持されている。また、自動送り機構部81は、その背面側に位置する軸受部812を介して、スキャナー機構部82に対して回動可能に設けられている。なお、筐体811のうちスキャナー機構部82と対向する側は、当該スキャナー機構部82が備える原稿台822のカバーの役割を果たしている。
スキャナー機構部82は、原稿台822上に位置する記録用紙Pをイメージセンサーによって読み取る部分である。スキャナー機構部82は、筐体821と原稿台822とを備えていて、その他にキャリッジおよびイメージセンサーを備えている。筐体821は、スキャナー機構部82の各部位を支持する部分である。また、原稿台822は、筐体821の上面側において筐体821に支持されている平板状のガラス等の透明部材から構成されていて、その原稿台822上に記録用紙Pを載置可能としている。また、キャリッジは、記録用紙Pに記録されている画像を読み取るイメージセンサーを搭載していて、筐体821の内部を不図示の駆動機構によって移動可能に設けられている。
また、スキャナー機構部82は、その背面側に位置する軸受部(図示省略)を介して、記録装置10の筐体11に回動可能に設けられている。なお、本実施の形態では、軸受部は、筐体821よりも背面側に向かって延伸している延伸部分823に設けられている。それによって、スキャナー機構部82は、記録装置10の筐体11に対して回動可能となっている。
なお、スキャナー機構部82が軸受部を介して回動させられる場合、そのスキャナー機構部82に対して筐体11に設けられる軸受部812を介して取り付けられている自動送り機構部81もその回動に対して一体的に回動させられる。すなわち、スキャナーユニット80は、軸受部を介して回動可能に設けられていて、それによって図2および図4に示すようなスキャナーユニット80の閉じ状態と、図3および図5に示すようなスキャナーユニット80の開き状態とを実現可能としている。
なお、図2は、スキャナーユニット80が閉じている状態の記録装置10の概略的な側面構成を示すと共に、手差しトレイ94も閉じている状態を示している。また、図3は、スキャナーユニット80が開いている状態の記録装置10の概略的な側面構成を示すと共に、手差しトレイ94がスキャナーユニット80に押された状態を示している。また、図4は、スキャナーユニット80が閉じているときの手差しトレイ94が閉じている状態を示している。また、図5は、スキャナーユニット80が開いたときに手差しトレイ94が後述する復帰部材932で保持されている状態を示している。また、図6は、スキャナーユニット80は閉じているものの、手差しトレイ94が開いた状態を示している。
<手差しガイド機構90について>
続いて、手差しガイド機構90について説明する。手差しガイド機構90は、記録装置10の背面側において、手差しによって記録用紙Pを差し込んで、当該差し込まれた記録用紙Pを記録装置10の内部にガイドするための部分である。
手差しガイド機構90は、記録装置10の背面側に存在する手差し用開口部91(図1参照)から、記録用紙Pを差し込む際に、その差し込みをガイドするものである。この手差しガイド機構90は、手差しトレイ体92と、開閉カバー95と、上方ガイド部材120と、を有している。これらのうち手差しトレイ体92は、トレイ基部93と、トレイ部材としての手差しトレイ94とを有している。図1に示すように、トレイ基部93は、上述の中間ローラー32の上方に位置している。なお、トレイ基部93には、復帰部材932が設けられているが、その復帰部材932については後述する。
なお、トレイ部材に対応する手差しトレイ94は、複数の記録用紙Pを載置可能であると共に単数の記録用紙Pのみを搬送するための分離機構へと記録用紙Pを導くものであり、用紙カセット21等のような給紙トレイとは別に設けられ、記録用紙Pを使用の都度載置するものである。ここでいう分離機構とは、上述したようなローラー31と中間ローラー32のように、記録用紙Pを分離する機能を有するものである。なお、給紙トレイは、用紙カセット21以外のものであっても良い。
また、トレイ基部93の上方側の端部93bには、手差しトレイ94の正面側の端部(当接端部94b)が当接可能に設けられている。この手差しトレイ94の側方には、回動軸94cが設けられていて、その回動軸94cは図示を省略する側方支持部によって回動可能に設けられている。また、手差しトレイ94には、記録用紙Pの送り込みをガイドするガイド部94aが、図1および図5の開き状態における表面側に設けられている。そして、当接端部94bの上部がトレイ基部93の端部93bに当接している状態(手差しトレイ94が開いている状態)では、手差しトレイ94のガイド部94aと、トレイ基部93の傾斜部93aとが連なって、記録用紙Pを良好にガイド可能としている。
なお、手差しトレイ94のガイド部94aの側方側には、記録用紙Pの幅に応じて当該記録用紙Pの搬送における傾きを抑えるためのサポート部材97が設けられている。サポート部材97は一対設けられていて、ガイド部94aの幅方向において互いに近接する、または互いに離間するように、対称に移動するように設けられている。また、ガイド部94aの傾斜角度と、傾斜部93aの傾斜角度は、同程度であることが好ましいが、記録用紙Pを良好にガイド可能であれば、必ずしも同程度でなくても良い。
また、図1に示すように、開閉カバー95は、トレイ基部93および手差しトレイ94の上方側に位置し、それらトレイ基部93および手差しトレイ94に対して間隔を有する状態で設けられている。この開閉カバー95の側方には、回動軸95aが設けられていて、その回動軸95aが図示を省略する支持部によって回動可能に支持されることで、開閉カバー95は回動可能としている。この開閉カバー95の開き状態においては、記録装置10の内部への異物の入り込みが防止される。
また、手差しトレイ94が図2および図4に示すような閉じ状態となる場合には、手差しトレイ94の表面側の上端部分は、開き状態(図6参照)のときよりも正面側に位置する状態となる。ここで、手差しトレイ94のサポート部材97に対して開閉カバー95の裏面95bの上端側は当接しているため、手差しトレイ94が閉じ状態となる場合には、開閉カバー95も閉じ状態となる。なお、開閉カバー95が閉じ状態となる場合には、その開閉カバー95の表面側に突出する位置規制部95cが、スキャナーユニット80の背面側の端面80aに当接する。それによって、開閉カバー95は、上下方向(Z方向)に沿う起立状態となり、その開閉カバー95に対して当接する手差しトレイ94も閉じ状態を維持可能となる。
<復帰部材932について>
図7は、トレイ基部93の形状を示す斜視図である。また、図8は、トレイ基部93を裏側から見た状態を示す斜視図である。図7に示すように、トレイ基部93は、本体部931を有し、さらにその本体部931と共に背面側から正面側に向かうにつれて上方から下方に向かうような傾斜部93aを有している。
また、図1〜図8に示すように、トレイ基部93の長手方向における中央側には、復帰手段としての復帰部材932が設けられている。復帰部材932は、板状部933と、フック部934とを有している。板状部933は、図5に示す構成では、略L字型の板状の部分であり、付勢手段に対応する。この板状部933は、後述するフック部934に手差しトレイ94の下端側が接触するか否か等に応じて、撓み変形することを可能としている。
フック部934は、板状部933に連続して設けられている。このフック部934は、図7および図8に示すように、板状部933よりも上方側に向かって突出する形状に設けられている。このフック部934には、摺動面としての傾斜面934aが設けられている。傾斜面934aは、上流側から下流側に向かうにつれて、上方側に向かうように傾斜して設けられている。しかも、この傾斜面934aの傾斜角度は、以下のように定められている。すなわち、手差しトレイ94が回動軸94cを支点として回動する場合、手差しトレイ94の下端側は、傾斜面934aに当接する(以下、手差しトレイ94の下端側で、傾斜面934aに当接する部分を、当接部Hと称呼する。)。その場合、手差しトレイ94が開き方向に向かって倒れると、当接部Hは下流側かつ上方側に向かって移動するが、この移動において、当接部Hは傾斜面934aに干渉する状態となる。
この状態を、図9を用いて説明する。図9では、板状部933が撓んでいない状態におけるフック部934が示されると共に、回動軸94cを支点として回動する手差しトレイ94の当接部Hが二点鎖線で示されている。図9に示すように、手差しトレイ94が開き方向に回動するにつれて、回動軸94cの中心Cから当接部Hまでを結ぶ距離Raよりも、その回動軸94cの中心Cから当接部Hに向かう方向において回動軸94cの中心Cから傾斜面934aまでの距離Rbの方が、徐々に小さくなっていく。すなわち、手差しトレイ94が開き方向に回動させられた場合に、当接部Hが傾斜面934aに最初に接触する部位では、距離Raと距離Rbとはほとんど等しい状態となっている。しかしながら、手差しトレイ94が開き方向に回動させられるにつれて、距離Rbは距離Raよりも徐々に小さくなっていく。
そのため、当接部Hが傾斜面934aに当接した後に、手差しトレイ94が開き方向に回動させられると、当接部Hはフック部934を徐々に押し下げ、その押し下げによって板状部933の撓み量が徐々に大きくなっていく。
しかしながら、手差しトレイ94が、自動送り機構部81の端面によって開き方向に回動する場合(図3および図5の場合)においては、当接部Hは、フック部934の頂部Tを乗り越えない。すなわち、手差しトレイ94が自動送り機構部81の端面による押し込みでは、当接部Hは頂部Tを乗り越えるには至らない。加えて、手差しトレイ94の自重により板状部933を撓ませる場合でも、その撓み力は、当接部Hが頂部Tに位置したときに板状部933の撓みによって傾斜面934aから手差しトレイ94に与えられる力よりも小さいものとなっている。
そのため、手差しトレイ94が自動送り機構部81の端面による押し込みで開き方向に回動する場合(図3および図5の場合)においても、当接部Hは、傾斜面934aのうち頂部Tよりも下方側の部位で傾斜面934aに対してそれ以上摺動しなくなり、それによって手差しトレイ94の開き方向への回動が規制される。すなわち、手差しトレイ94は、開き位置と閉じ位置との間の中間位置で停止する(移動しない)状態となる。
ただし、ユーザーが手差しトレイ94を把持しつつ、その手差しトレイ94を開き方向へ回動させた場合(図6の場合)には、当接部Hの傾斜面934aへの当接を介して板状部933には、当該板状部933を大きく撓ませるだけの力が与えられる。それにより、当接部Hは傾斜面934aの頂部Tを乗り越えて、手差しトレイ94が開き位置に位置することが可能となっている。かかる頂部Tを当接部Hが乗り越える場合においても、板状部933は破損せずに、大きく撓むことが可能に設けられている。また、手差しトレイ94が開く場合において、当接部Hが頂部Tを乗り越えた後には、手差しトレイ94は不図示の係止部に係止され、それによって手差しトレイ94の開き状態が維持される。なお、頂部Tとは、フック部934のうち、最も上方側に位置する部分である。
また、図10に示すように、記録装置10は、上記の構成以外に、制御部140を有している。制御部140は、上述した記録ヘッド50、搬送モーター41、キャリッジモーター53等の駆動を司る。制御部140は、通信インターフェース141を備えていて、この通信インターフェース141を介して、コンピューターPSとの間で通信を行うことを可能としている。
<動作について>
以上のような構成を有する記録装置10のうち、手差しトレイ94に関する動作について、以下に説明する。
記録装置10においては、通常は、スキャナーユニット80は、図2および図4に示すような閉じた状態となっており、また手差しトレイ94も閉じた状態となっている。しかしながら、インクカートリッジを交換したり、記録装置10の内部で紙詰まりが生じる等する場合には、図3および図5に示すようにスキャナーユニット80を回動させて、スキャナーユニット80の開き状態とする。このとき、スキャナーユニット80の自動送り機構部81もスキャナー機構部82と一体的に回動する。そのため、図3および図5に示すように、自動送り機構部81の背面側の端面80aが手差しトレイ94を押し込んで、手差しトレイ94が開く向き(図3および図5では時計回りの向き)へ向かうように回動させる。なお、本実施の形態では、図2および図4に示すような閉じ状態では、端面80aは、開閉カバー95に当接しているため、手差しトレイ94は、開閉カバー95を介して押し込まれることになる。しかしながら、端面80aが手差しトレイ94を直接押し込む構成としても良い。
しかしながら、図3および図5に示す状態では、板状部933の撓み量は、当接部Hがフック部934の頂部T(図9参照)を超えさせるだけのものとはならない。そのため、手差しトレイ94の当接部Hは、傾斜面934aの途中部分に当接した状態を維持する。それにより、手差しトレイ94は、図3および図5に示す状態から更に開き方向へ向かって回動するのが阻止される。
そして、スキャナーユニット80を図3に示す開き位置から、図2に示すような閉じ位置へと回動させると、自動送り機構部81の背面側の端面80aが、手差しトレイ94を開き方向へ押し込むのが解除される。すると、板状部933が撓むように押し込んでいる力がなくなり、板状部933の撓み状態も解除される。それにより、手差しトレイ94は、当該手差しトレイ94が閉じる向き(図3および図5の状態から反時計回りの向き)に向かって回動させられる。すなわち、手差しトレイ94は、図2および図4に示すような閉じ状態へと復帰させられる。
また、ユーザーが手差しトレイ94を手で把持しつつ当該手差しトレイ94が開く向きに回動させる場合(図6の状態にする場合)、板状部933には、当接部Hの傾斜面934aへの当接を介して、当該板状部933を大きく撓ませるだけの力が与えられる。それにより、当接部Hは傾斜面934aの頂部Tを乗り越え、さらに手差しトレイ94が開く向きに回動することで、手差しトレイ94は不図示の係止部に係止され、それによって手差しトレイ94の開き状態が維持される。この手差しトレイ94の開き状態においては、当該手差しトレイ94を介して記録用紙Pを、記録装置10の内部へ送り込むことが可能となっている。
<効果>
以上のような構成の記録装置10によると、スキャナーユニット80を閉じ位置から開き位置に向けて開動させると、そのスキャナーユニット80は手差しトレイ94を開き位置に向かって押し込む状態となる。しかしながら、スキャナーユニット80を開き位置から閉じ位置へと向けて回動させると、手差しトレイ94は復帰部材932によって閉じ位置へと戻される。それにより、スキャナーユニット80が開き位置へ位置した際に手差しトレイ94を開き位置に位置させたままとするのを防止可能となる。そのため、手差しトレイ94が意図せぬ開き状態のままとするのを防止可能となる。
また、本実施の形態では、スキャナーユニット80を開き位置まで回動させ、その後スキャナーユニット80を閉じ位置まで回動させた場合に、手差しトレイ94は復帰部材932によって閉じ位置へと自動的に戻される。それにより、手差しトレイ94が開いた状態のままとするのを防ぐことが可能となる。特に、図1等に示すように、手差しトレイ94はスキャナーユニット80よりも奥側(背面側)に位置しているため、手差しトレイ94が開いていても気付き難い場合が多い。しかしながら、手差しトレイ94が復帰部材932によって自動的に閉じ位置まで戻されるため、手差しトレイ94が開いたままの状態とするのを防止可能となる。
すなわち、手差しトレイ94が意図せぬまま長時間に亘って開いた状態とするのを防止でき、手差し用開口部91から埃等の異物が記録装置10の内部に侵入するのを防止可能となる。
さらに、本実施の形態では、手差しトレイ94が開き位置(図6に示す位置)と閉じ位置(図4に示す位置)との間の中間位置(図5に示す位置)に位置する状態においては、板状部933の撓み変形により、手差しトレイ94には閉じ位置に戻す付勢力を良好に与えることが可能となる。また、手差しトレイ94を中間位置から更に開き位置へと向けて回動させると、板状部933が付勢力を与える状態が解除され、手差しトレイ94が開き位置に位置するのを維持可能となる。
また、本実施の形態では、手差しトレイ94が中間位置に位置する状態において、さらに手差しトレイ94を開き位置に向けて回動させると、手差しトレイ94の当接部Hは、板状部933による付勢力に抗しながら傾斜面934aを摺動する。そして、手差しトレイ94を開き位置に向かって暫く回動させると、当接部Hが傾斜面934aから外れる。すると、当接部Hは傾斜面934aを介して板状部933からの付勢力を受けることがなくなる。そのため、手差しトレイ94は、開き位置に位置する状態を維持可能となる。すなわち、手差しトレイ94は、閉じ位置に位置する状態の他に、中間位置に位置する状態と、開き位置に位置する状態とを維持可能となる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態の記録装置10について、図11および図12に基づいて説明する。なお、本実施の形態においては、上述した第1の実施の形態において説明したものと同一の部材等については、同一の符号を用いると共に、その説明は省略する。
図11は、第2の実施の形態に係る記録装置10の構成を示す概略的な側面図であり、カバー部材100が閉じている状態の記録装置10の概略的な側面構成を示すと共に、手差しトレイ94も閉じている状態を示している。また、図12は、図11からカバー部材100が開いた状態の記録装置10の概略的な側面構成を示すと共に、手差しトレイ94がカバー部材100に押された状態を示している。
本実施の形態では、第1の実施の形態における回動部材としてのスキャナーユニット80に代えて、回動部材としてのカバー部材100を用いている。すなわち、筐体11の背面側には、不図示の軸受部を介してカバー部材100が回動可能に設けられている。このカバー部材100は、本実施の形態では、筐体11の上方側に設けられている開口部12を覆うように設けられている。すなわち、図11に示すように、カバー部材100の閉じ状態においては、当該カバー部材100は、開口部12を覆うように設けられている。
ここで、カバー部材100が図11に示すような閉じた状態では、手差しトレイ94も閉じ状態となっている。この閉じ状態においては、手差しトレイ94は、上述した第1の実施の形態における場合よりもカバー部材100の前方側に向かって倒れている。すなわち、図11に示す状態では、手差しトレイ94は、第1の実施の形態における閉じ状態の位置よりも反時計回りに向かって倒れている。このとき、図11に示す構成では、手差しトレイ94の側面部の表面と、カバー部材100の表面とが、同程度の高さとなるように設けられている。
かかる図11に示すようなカバー部材100および手差しトレイ94の閉じ状態において、カバー部材100を開き状態とすると、カバー部材100の表面が手差しトレイ94を押し込んで、手差しトレイ94が開く向き(図11では時計回りの向き)へ向かうように回動させる。このとき、カバー部材100の表面は、手差しトレイ94を開き位置に向かって押し込む。そして、図12に示すように、カバー部材100が開き位置に到達するまでの間に、当接部Hが傾斜面934aに当接し、その後に当接部Hはフック部934を徐々に押し下げ、その押し下げによって板状部933の撓み量が徐々に大きくなっていく(図5参照)。
しかしながら、本実施の形態においても、カバー部材100が開き位置に到達しても、当接部Hはフック部934の頂部Tを乗り越えない。すなわち、手差しトレイ94がカバー部材100の表面によって押し込まれて、その手差しトレイ94が開き方向に回動させられる場合でも、当接部Hは、傾斜面934aのうち頂部Tよりも下方側の部位で傾斜面934aに対してそれ以上摺動しなくなり、それによって手差しトレイ94の開き方向への回動が規制される。そのため、手差しトレイ94の当接部Hは、傾斜面934aの途中部分に当接した状態を維持する。それにより、手差しトレイ94は、図5および図12に示す状態から更に開き方向へ向かって回動するのが阻止される。
そして、図5および図12に示す状態から、カバー部材100を閉じる向きに回動させると、カバー部材100の表面が、手差しトレイ94を開き方向へ押し込むのが解除される。すると、板状部933が撓むように押し込んでいる力がなくなり、板状部933の撓み状態も解除される。それにより、手差しトレイ94は、当該手差しトレイ94が閉じる向き(図5の状態から反時計回りの向き)に向かって回動させられて、手差しトレイ94は、図4および図11に示すような閉じ状態へと復帰させられる。
なお、ユーザーが手差しトレイ94を手で把持しつつ当該手差しトレイ94を開く向きに向かうように回動させる場合には、上述した第1の実施の形態における場合と同様に、板状部933には、板状部933を大きく撓ませる力が作用し、それにより当接部Hは傾斜面934aの頂部Tを乗り越える。さらに手差しトレイ94を開く向きに回動させることで、手差しトレイ94は不図示の係止部に係止され、それによって手差しトレイ94の開き状態が維持される。それにより、この手差しトレイ94を介して記録用紙Pを、記録装置10の内部へ送り込むことが可能となっている。
<効果>
以上、本発明の第2の実施の形態においても、上述した第1の実施の形態における場合と同様の効果を奏させることが可能となっている。すなわち、カバー部材100を開き位置から閉じ位置へと向けて回動させると、手差しトレイ94は復帰部材932によって閉じ位置へと戻される。それにより、カバー部材100が開き位置へ位置した際に手差しトレイ94を開き位置に位置させたままとするのを防止可能となる。そのため、手差しトレイ94が意図せぬ開き状態のままとするのを防止可能となる。
また、本実施の形態においても、手差しトレイ94が開き位置と閉じ位置との間の中間位置に位置する状態においては、板状部933の撓み変形により、手差しトレイ94には閉じ位置に戻す付勢力を良好に与えることが可能となる。また、手差しトレイ94を中間位置から更に開き位置へと向けて回動させると、板状部933が付勢力を与える状態が解除され、手差しトレイ94が開き位置に位置するのを維持可能となる。
加えて、本実施の形態においても、当接部Hが傾斜面934aに当接する場合には手差しトレイ94が中間位置に位置する状態とすることができると共に、傾斜面934aの頂部Tを乗り越えて傾斜面934aから外れる場合には、手差しトレイ94を開き位置に位置する状態とを維持可能となる。また、板状部933からの付勢力の付与により、手差しトレイ94が閉じ位置に位置する状態とすることも可能である。
さらに、本実施の形態では、カバー部材100を開き位置まで回動させ、その後カバー部材100を閉じ位置まで回動させた場合に、手差しトレイ94は復帰部材932によって閉じ位置へと自動的に戻される。それにより、手差しトレイ94が開いた状態のままとするのを防ぐことが可能となる。なお、図11および図12に示す構成においても、手差しトレイ94はカバー部材100よりも奥側(背面側)に位置しているため、手差しトレイ94が開いていても気付き難い場合が多い。しかしながら、手差しトレイ94が復帰部材932によって自動的に閉じ位置まで戻されるため、手差しトレイ94が開いたままの状態とするのを防止可能となる。
<変形例>
以上、本発明の第1および第2の実施の形態について述べたが、本発明は、種々変形可能である。以下、それについて述べる。
(1)変形例その1
上述の第1の実施の形態においては、スキャナーユニット80の全体が閉じ位置から開き位置へ向かって回動する場合に、手差しトレイ94を押し込むと共に、スキャナーユニット80の全体が開き位置から閉じ位置へ向かって回動する場合に、復帰部材932によって手差しトレイ94を閉じ位置に向けて回動させるものとしている。しかしながら、スキャナーユニット80の全体ではなく、自動送り機構部81が回動する場合においても、同様の構成を適用させることは可能である。すなわち、自動送り機構部81が閉じ位置から開き位置へ向かって回動する場合に、手差しトレイ94を押し込むと共に、自動送り機構部81が開き位置から閉じ位置へ向かって回動する場合に、復帰部材932によって手差しトレイ94を閉じ位置に向けて回動させる構成としても良い。
このような構成とする場合においても、上述した第1の実施の形態および第2の実施の形態で述べたのと同様の効果を生じさせることは可能である。
(2)変形例その2
また、上述の実施の形態においては、トレイ部材は、手差しトレイ94として説明している。しかしながら、トレイ部材は手差しトレイ94に限られるものではない。たとえば、トレイ部材は、手差しトレイとは別に設けられる給紙トレイとしても良い。すなわち、給紙トレイが開き位置と閉じ位置との間で回動する場合にも、上述したような復帰部材932を用いることにより、意図せぬ給紙トレイの開き状態を防止する構成としても良い。また、トレイ部材を開閉カバー95としても良く、この開閉カバー95に対して復帰部材932に対応する構成を設けるようにしても良い。
(3)変形例その3
また、上述の実施の形態では、復帰部材932は弾性的に撓み変形する付勢手段としての板状部933を備えている。しかしながら、付勢手段は板状部に限られるものではない。たとえば、付勢手段として、捩じりバネ、コイルスプリング、板バネ等のようなバネ部材を用いるようにしても良い。この場合には、手差しトレイ94には、常に閉じ位置に向かう付勢力を与えるように構成するのが好ましい。手差しトレイ94に常に閉じ位置に向かう付勢力が与えられる場合、当該手差しトレイ94を使用する際に、開き位置に位置させても手差しトレイ94には閉じ位置に向かう付勢力が与えられる。そのため、手差しトレイ94の開き状態を維持するための別途の係止部材を設け、手差しトレイ94を開き位置に位置させた場合に、この係止部材によって手差しトレイ94を係止させる構成を採用しても良い。
(4)変形例その4
また、上述の実施の形態においては、復帰部材932は、トレイ基部93の長手方向における中央側に設けられるものとしている。しかしながら、復帰部材は、トレイ基部93の長手方向の端部側に設けられるものとしても良い。このように構成しても、復帰部材932がトレイ基部93の長手方向の中央側に設けられる場合と同様に、手差しトレイ94を閉じ方向へ自動的に戻す付勢力を与えることは可能である。なお、復帰部材は、トレイ基部93の長手方向における両端側に設けられるものとしても良いが、トレイ基部93の長手方向におけるいずれか一方の端部側に設けられるものとしても良い。また、復帰部材は、トレイ基部93の長手方向における中央側と端部側に設けられる構成を採用しても良い。
(5)変形例その5
上述の実施の形態では、記録ヘッド50は、キャリッジ軸56に沿って移動するキャリッジ51に設けられている。しかしながら、記録ヘッドは、たとえば記録用紙Pの幅方向に沿って長手に設けられるラインヘッドであっても良い。
(6)変形例その6
また、上述の実施の形態において、記録装置10の概念には、上述したインクジェット式のプリンター以外に、レーザープリンターを含めることも可能である。すなわち、レーザープリンターに対しても、本発明を適用可能である。記録装置10の概念には、インク以外の他の液体(液体そのものや、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流動性を有する材質を含む)を噴射したりする流体噴射装置を含むようにすることもでき、そのような流体噴射装置に対しても本発明を適用可能である。そのようなものとしては、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する液状体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する流体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する流体噴射装置等がある。
(7)変形例その7
さらに、本発明の記録装置10の概念に含まれるものとしては、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する流体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する流体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する流体噴射装置、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置等がある。
10…記録装置、11…筐体、12…開口部、20…フロント給紙機構、21…用紙カセット、22…ピックアップローラー、24…アーム部材、25…揺動軸、26…分離部材、30…ガイドローラーユニット、31…ローラー、32…中間ローラー、33…アシストローラー、40…用紙搬送機構、41…搬送モーター、42…搬送駆動ローラー、43…搬送支持部材、44…搬送従動ローラー、50…記録ヘッド、51…キャリッジ、52…キャリッジ軸、53…キャリッジモーター、54…カートリッジ、56…キャリッジ軸、60…用紙排出機構、61…排出駆動ローラー、62…排出従動ローラー、70…フロント搬送経路、71…フレーム部材、72…回り込み部材、80…スキャナーユニット、80a…端面、81…自動送り機構部、82…スキャナー機構部、90…ガイド機構、91…手差し用開口部、92…トレイ体、93…トレイ基部、93a…傾斜部、93b…端部、94…手差しトレイ、94a…ガイド部、94b…当接端部、94c…回動軸、95…開閉カバー、95a…回動軸、95b…裏面、95c…位置規制部、97…サポート部材、100…カバー部材、120…上方ガイド部材、140…制御部、141…通信インターフェース、811…筐体、812…軸受部、821…筐体、822…原稿台、823…延伸部分、931…本体部、932…復帰部材(復帰手段の一例に対応)、933…板状部(付勢手段の一例に対応)、934…フック部、934a…傾斜面、C…中心、D1…フロント搬送経路、D2…反転用搬送経路、H…当接部、P…記録用紙、PS…コンピューター、S1…紙端検出センサー、T…頂部

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体に設けられ、当該筐体の少なくとも一部を覆う閉じ位置とその閉じ位置から離れる開き位置との間で回動可能な回動部材と、
    前記筐体に対して開閉可能に回動し、前記回動部材を開き位置に向けて回動させた際にその回動部材の回動によって開き位置に向かって押し込まれるトレイ部材と、
    前記回動部材を閉じ位置に向けて回動させると当該回動部材による押し込みの開放により前記トレイ部材を閉じ位置へと復帰させる復帰手段と、
    を具備することを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1記載の記録装置であって、
    前記回動部材は、前記筐体に対して開閉可能に設けられるスキャナーユニットであると共に、
    前記トレイ部材は、複数の記録媒体を載置可能であると共に単数の記録媒体のみを搬送するための分離機構へと当該記録媒体を導く給紙トレイとは別に設けられると共に前記記録媒体を使用の都度載置させるための手差しトレイである、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1記載の記録装置であって、
    前記回動部材は、前記筐体に対して開閉可能に設けられると共に前記閉じ位置では当該筐体の上方側を覆うカバー部材であると共に、
    前記トレイ部材は、複数の記録媒体を載置可能であると共に単数の記録媒体のみを搬送するための分離機構へと当該記録媒体を導く給紙トレイとは別に設けられると共に前記記録媒体を使用の都度載置させるための手差しトレイである、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1記載の記録装置であって、
    前記回動部材は、記録媒体をイメージセンサーによる読み取り位置に搬送させる自動送り機構部であると共に、
    前記トレイ部材は、複数の前記記録媒体を載置可能であると共に単数の前記記録媒体のみを搬送するための分離機構へと当該記録媒体を導く給紙トレイとは別に設けられると共に前記記録媒体を使用の都度載置させるための手差しトレイである、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置であって、
    前記復帰手段は、付勢手段を具備すると共に、
    前記回動部材を前記開き位置に位置させた場合には、前記復帰手段は、前記トレイ部材が前記開き位置と前記閉じ位置の間の中間位置に位置する状態で前記付勢手段により当該トレイ部材に対して前記閉じ位置へと戻す付勢力を与えると共に、
    前記復帰手段による付勢力に抗して前記トレイ部材を前記中間位置から前記開き位置に位置させた場合には、前記回動部材による前記トレイ部材への押し込みが解除された状態で前記トレイ部材が前記開き位置に位置するのを維持する、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項5記載の記録装置であって、
    前記トレイ部材は、回動軸を介して回動自在に設けられ、
    前記復帰手段は、前記トレイ部材のうち前記回動軸から離間する端部側に位置する当接部が当接する摺動面を具備し、
    前記摺動面は前記付勢手段による付勢力を前記当接部に与え、
    前記トレイ部材が前記中間位置から前記開き位置に向かって回動する際に、前記当接部が前記摺動面から外れ、当該摺動面からの外れによって前記トレイ部材には前記付勢手段による付勢力が与えられずに当該トレイ部材が前記開き位置に位置するのを維持する、
    ことを特徴とする記録装置。
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