JP2013253505A - インペラの製造方法 - Google Patents

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拓也 鶴田
Tomoyuki Shibata
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Abstract

【課題】生産性が向上し、しかも多種多様のインペラの形状に対応することができ、インペラの製造に要するコストを低減できる製造方法を得ることにある。
【解決手段】ディスク部(4)の回転中心部(8)から放射状に配列された複数の羽根(5)を有するインペラ本体(2)を象る第1の加工物品(25)と、ディスク部(4)と向かい合うとともに羽根(5)を覆ったカバー(3)を象る第2の加工物品(26)を個々に鋳造により成形する。第1の加工物品(25)および第2の加工物品(26)に夫々切削加工を施すことで、インペラ本体(2)に対応した形状を有する第1の製品(37)およびカバー(3)に対応した形状を有する第2の製品(38)を成形する。この後、第1の製品(37)および第2の製品(38)を互いに結合する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば遠心ポンプのうず形室に収容されるインペラを製造する方法に関する。
遠心ポンプのうず形室の中で回転するクローズドインペラは、一対のディスク部と、前記ディスク部の間で挟まれた複数の羽根と、を備えている。羽根は、ディスク部の回転中心部から放射状に延びているとともに、夫々連続した円弧を描くように湾曲されている。
特許文献1に開示された従来のインペラでは、複雑な形状を有する羽根を容易に成形するため、インペラがインペラ本体およびカバーの二つの要素で構成されている。インペラ本体は、回転軸と一体に回転する円盤状のディスク部を含み、このディスク部の表面に羽根が一体に形成されている。カバーは、ディスク部と略同じ大きさを有する円盤状であって、ディスク部と向かい合うように羽根の先端にろう付け等の手段により結合されている。
特開2010−174652号公報
従来のインペラによると、インペラ本体およびカバーは、例えば円柱状の金属素材に工作機械を用いて切削加工を施すことにより、予め決められた寸法・形状に成形されている。
しかしながら、切削加工が施される金属素材は、インペラ本体およびカバーの形状を考慮していないために、例えばインペラの形態によっては、金属素材が製品となるインペラ本体およびカバーに対して不釣り合いな大きさとなるのを否めない。
この結果、金属素材に切削加工を施す際に、金属素材の多くの領域を削り取る必要が生じ、金属素材を切削する主要な時間が長くなる。よって、生産性が悪化し、インペラの製造に要するコストが高くなる。
一方、インペラの生産性を高めるために、例えばロストワックスのような精密鋳造によりインペラ本体およびカバーを製造した場合、多種多様なインペラに対応した複数の型が必要となる。このため、設備投資が多大なものとなり、インペラの製造コストを削減する上で有効な解決策とはなり得ない。
本発明の目的は、生産性が向上するとともに、多種多様のインペラの形状に対応することができ、インペラの製造に要するコストを低減できる製造方法を得ることにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るインペラの製造方法では、ディスク部の回転中心部から放射状に配列された複数の羽根を有するインペラ本体を象る第1の加工物品と、ディスク部と向かい合うとともに羽根を覆ったカバーを象る第2の加工物品を個々に鋳造により成形する。第1の加工物品および第2の加工物品に夫々切削加工を施すことで、インペラ本体に対応した形状を有する第1の製品およびカバーに対応した形状を有する第2の製品を成形する。この後、第1の製品および第2の製品を互いに結合することでインペラを製造する。
本発明によれば、切削加工される前の加工物品がインペラ本体およびカバーの形状に類似しているので、加工物品から削り取られる領域を減らすことができる。このため、切削に要する加工時間を短縮でき、生産性が向上するとともに、インペラの形状に対応した専用の型を準備する必要もなくなる。よって、多種多様のインペラを自由に成形することができ、インペラの製造に要するコストを低減できる。
本発明の実施形態に係るインペラを分解して示す斜視図。 本発明の実施形態に係るインペラの断面図。 本発明の実施形態において、インペラ本体とカバーとを互いに分離した状態を示す断面図。 本発明の実施形態において、インペラ本体を象る第1の加工物品の断面図。 本発明の実施形態において、インペラ本体を象る第1の加工物品の平面図。 本発明の実施形態において、カバーを象る第2の加工物品の断面図。 本発明の実施形態において、カバーを象る第2の加工物品の平面図。
以下本発明の実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
図1および図2は、例えば遠心ポンプのうず形室に収容されるクローズドインペラ1を開示している。インペラ1は、インペラ本体2およびカバー3の二つの要素を備えている。インペラ本体2およびカバー3は、例えばステンレス鋼あるいは炭素鋼のような金属材料で構成されている。
インペラ本体2は、第1のディスク部4および複数の羽根5を有している。第1のディスク部4は、ベース6およびボス部7を含んでいる。ベース6は、表面6aおよび裏面6bを有する円盤状であるとともに、インペラ1の回転中心線O1が位置された回転中心部8を有している。
ボス部7は、ベース6の表面6aの中央部から回転中心線O1に沿って突出されている。ボス部7の外周面7aは、ボス部7の突出端からベース6の表面6aに向けてフレア状に拡開されている。そのため、ボス部7の外周面7aは、円弧状に湾曲された第1の曲面7bを有している。第1の曲面7bは、ボス部7の裾野に位置されてベース6の表面6aに滑らかに連なっている。
さらに、ボス部7は、遠心ポンプの回転軸9が嵌合される嵌合孔10を有している。嵌合孔10は、ボス部7の先端面およびベース6の裏面6bに開口されている。
図1ないし図3に示すように、インペラ本体2の羽根5は、ベース6の表面6aから一体に突出されている。羽根5は、ベース6の回転中心部8からベース5の外周縁部に向けて放射状に延びている。羽根5は、ベース6の表面6aの上で連続した円弧を描くように湾曲されているとともに、インペラ本体2の周方向に間隔を存して配列されている。
羽根5は、夫々第1の端部5aおよび第2の端部5bを有している。第1の端部5aは、ボス部7の第1の曲面7bの上に位置されている。第2の端部5bは、ベース6の外周縁部に位置されている。
さらに、羽根5は、ベース6の表面6aから離れた先端面12を有している。先端面12は、羽根5の第2の端部5bから羽根5の長さ方向に沿う中間部に至る領域がベース6の表面6aと略平行なフラットな面となっている。羽根5の前記中間部から羽根5の第1の端部5aに至る領域は、第2の曲面13となっている。第2の曲面13は、ボス部7の第1の曲面7bに沿うように円弧状に湾曲されている。
インペラ1のカバー3は、第2のディスク部15を備えている。第2のディスク部15は、第1のディスク部4のベース6と略同じ大きさの円盤状であり、表面15aおよび裏面15bを有している。円筒状のガイド部16が第2のディスク部15に一体に形成されている。ガイド部16は、第2のディスク部15の表面15aの中央部から同軸状に突出されて、第2のディスク部15の裏面15bの中央部に開口されている。ガイド部16の内径は、インペラ本体2のボス部7の外径よりも大きい。
さらに、第3の曲面17がガイド部16の内面に形成されている。第3の曲面17は、羽根5の第2の曲面13に沿うように円弧状に湾曲されているとともに、第2のディスク部15の裏面15bに滑らかに連続されている。
図2および図3に示すように、インペラ本体2およびカバー3は、互いに一体構造物として組み合わされている。具体的には、カバー3は、第2のディスク部15が第1のディスク部4のベース6と向かい合うように羽根5の先端面12の上に重ねられている。カバー3は、羽根5の先端面12に対し例えば溶接、ろう付け、接着あるいはねじ止め等の手段により結合されている。
この結合により、インペラ本体2の羽根5がインペラ本体2の第1のディスク部4とカバー3の第2のディスク部15との間に介在されているとともに、隣り合う羽根5の間に水等の流体が流れる流路18が形成されている。流路18の上流端は、カバー3のガイド部16が規定する吸込口19に連通されている。流路18の下流端は、第1のディスク部4の外周縁部と第2のディスク部15の外周縁部との間に規定された吐出口20に連通されている。
次に、インペラ1を製造する手順について図4ないし図7を加えて説明する。
まず、第1の加工物品25を鋳造する第1の鋳型と、第2の加工物品26を鋳造する第2の鋳型と、を準備する。第1の加工物品25は、第1の鋳型の中に溶けた金属材料を充填することで得られる。同様に、第2の加工物品は、第2の鋳型の中に溶けた金属材料を充填することで得られる。
図4および図5は、インペラ本体2の基礎となる第1の加工物品25を示している。図6および図7は、カバー3の基礎となる第2の加工物品26を示している。
第1の加工物品25は、第1のベース部27および第1の突出部28を備えている。第1のベース部27は、第1のディスク部4のベース6および羽根5の第2の端部5bから羽根5の長さ方向に沿う中間部に至る領域を象る要素であって、鋳造により略円盤状に成形されている。第1のベース部27の直径L1は、ベース6の直径L2よりも大きい。第1のベース部27の厚さT1は、ベース6の厚さT2に羽根5の高さHを加えた値よりも大きい。
第1の突出部28は、羽根5の長さ方向に沿う中間部から第1の端部5aに至る領域およびボス部7の突出端部を象る要素であって、第1のベース部27の中央部から同軸状に突出されている。第1の突出部28は円柱状であり、その突出端の直径L3がボス部7の直径L4よりも大きい。第1の突出部28の外周面28aは、羽根5の第2の曲面13に沿うように円弧状に湾曲されている。
このことから、鋳造品である第1の加工物品25は、インペラ本体2に類似した形状を有するとともに、インペラ本体2の輪郭を全面的に覆った余剰部分29を含んでいる。
さらに、本実施形態の第1の加工物品25は、貫通孔30を有している。貫通孔30は、第1の加工物品25の中心線O2の上に同軸状に位置されて、第1のベース部27の裏面および第1の突出部28の端面に夫々開口されている。余剰部分29および貫通孔30の内面は、工作機械を用いた切削加工により削り取られる加工代となる。
図6および図7に示すように、第2の加工物品26は、第2のベース部31および第2の突出部32を備えている。第2のベース部31は、カバー3の第2のディスク部15およびガイド部16の根本の部分を象る要素であって、鋳造により略円盤状に成形されている。第2のベース部31の直径L5は、第2のディスク部15の直径L6よりも大きい。第2のベース部31の厚さT3は、第2のディスク部15の厚さT4よりも大きい。
第2の突出部32は、ガイド部16の突出端部を象る要素であって、第2のベース部31の中央部から同軸状に突出されている。第2の突出部32は、円柱状であり、その突出端の直径L7がガイド部16の突出端部の直径L8よりも大きい。さらに、第2の突出部32の外周面32aは、フレア状に広がるように円弧状に湾曲されている。
このことから、鋳造品である第2の加工物品26は、カバー3に類似した形状を有するとともに、カバー3の輪郭を全面的に覆った余剰部分33を含んでいる。
さらに、本実施形態の第2の加工物品26は、貫通孔34を有している。貫通孔34は、第2の加工物品26の中心線O3の上に同軸状に位置されて、第2のベース部31の裏面および第2の突出部32の端面に夫々開口されている。余剰部分33および貫通孔34の内面は、工作機械を用いた切削加工により削り取られる加工代となる。
このような第1および第2の加工物品25,26を製作した後、工作機械を用いて第1および第2の加工物品25,26に個々に切削加工を施す。
具体的には、第1の加工物品25にあっては、余剰部分29や貫通孔30の内面をツールで削り取ることによって第1のディスク部4および羽根5を形成する。この結果、図4および図5に二点鎖線で示すような第1の製品37が製作される。第1の製品37は、実際のインペラ本体2に合致した寸法および形状に加工されている。
本実施形態によると、羽根5は、第1の加工部品25の余剰部分29を溝状に削ることで得られる。そのため、第1の製品37は、流路18を規定する部分を含む全面が切削加工された加工面となる。加工面は、寸法精度が高く、表面粗さが小さい滑らかな肌の仕上げ面となる。
同様に、第2の加工物品26においても、余剰部分33や貫通孔34の内面をツールで削り取ることによって第2のディスク部15およびガイド部16を形成する。この結果、図6および図7に二点鎖線で示すような第2の製品38が製作される。第2の製品38は、実際のカバー3に合致した寸法および形状に加工されている。本実施形態によると、第2の製品38は、流路18を規定する部分を含む全面が切削加工された加工面となる。加工面は、寸法精度が高く、表面粗さが小さい滑らかな肌の仕上げ面となる。
この後、第1の製品37と第2の製品38とを同軸状に組み合わせるとともに、例えば溶接、ろう付け、接着又はねじ止め等のような手段で互いに結合する。これにより、第1の製品37および第2の製品38が一体構造物となり、インペラ1の製造が完了する。
このような本発明の実施形態によれば、切削加工される第1および第2の加工物品25,26は、予め鋳造によりインペラ本体2およびカバー3に類似した形状に成形されている。このため、第1および第2の加工物品25,26のうち加工代となる部分の体積が減少し、第1および第2の加工物品25,26から第1および第2の製品37,38を削り出すまでに要する加工時間を短縮できる。それとともに、第1および第2の加工物品25,26を削り取る時に生じる切りくずの量が少なく抑えられ、例えば切りくずの廃棄および掃除のような付随的な作業に要する時間を短縮できる。
この結果、インペラ本体2およびカバー3を夫々金属素材の塊から削り出す場合に比べて、生産性が格段に向上し、インペラ1の製造に要するコストを低く抑えることができる。
しかも、第1および第2の加工物品25,26に付与される加工代を、予め多種多様のインペラ1の寸法・形状を見越して設定することで、一種類の第1および第2の加工物品25,26を多種多様のインペラ1に順応するように標準化することができる。
したがって、一種類の第1および第2の加工物品25,26を基に、例えば羽根5の形状が異なる幾つかのインペラ1あるいは第1のディスク部4の直径L2,第2のディスク部15の直径L6が異なる幾つかのインペラ1を製造することが可能となり、インペラ1毎に専用の第1および第2の鋳型を準備する必要はない。よって、型費を節減することができ、この点でもインペラ1の製造コストを低減する上で好都合となるとともに、インペラ1のモデルチェンジにも容易に対応することができる。
さらに、本実施形態によると、インペラ1の流路18を規定する羽根5の側面、ベース6の表面6a、ボス部7の第1の曲面7b、カバー3の第2のディスク部15の裏面15bおよびガイド部16の第3の曲面17は、夫々工作機械のツールで切削加工が施された加工面となる。加工面は、寸法精度が高いので、第1の製品37および第2の製品38に二次加工を施す必要はない。
それとともに、加工面は、表面粗さが小さい滑らかな肌の面に仕上がるので、流体が流路18を流れる際の摩擦抵抗を低減することができる。よって、流体が流路18を滑らかに流動し、遠心ポンプの効率を良好に維持できる利点がある。
本発明に係るインペラは、遠心ポンプ用に特定されるものではなく、例えば遠心圧縮機用のインペラとしても同様に適用が可能である。
さらに、加熱溶融された材料を金型内に加圧して注入する射出成型により、インペラ本体およびカバーを象る加工物品を得るようにしてもよい。
前記実施形態は、本発明の一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…インペラ、2…インペラ本体、3…カバー、4…第1のディスク部、5…羽根、8…回転中心部、15…第2のディスク部、25…第1の加工物品、26…第2の加工物品、37…第1の製品、38…第2の製品。

Claims (9)

  1. 回転軸と一体に回転するディスク部と、前記ディスク部の回転中心部から前記ディスク部の外周縁部に向けて放射状に配列された複数の羽根と、を有するインペラ本体と、
    前記インペラ本体に結合され、前記ディスク部と向かい合うとともに前記羽根を覆ったカバーと、を具備するインペラを製造する方法であって、
    前記インペラ本体を象る第1の加工物品および前記カバーを象る第2の加工物品を個々に鋳造により成形し、
    前記第1の加工物品および前記第2の加工物品に夫々切削加工を施すことで、前記インペラ本体に対応した形状を有する第1の製品および前記カバーに対応した形状を有する第2の製品を成形し、
    この後、前記第1の製品および前記第2の製品を互いに結合するようにしたインペラの製造方法。
  2. 請求項1の記載において、前記インペラ本体および前記カバーを互いに結合した時に、前記ディスク部と前記カバーとの間で隣り合う前記羽根の間に流体が流れる流路が形成され、前記第1の加工物品の少なくとも前記流路に対応する領域に切削加工を施すようにしたインペラの製造方法。
  3. 請求項2の記載において、前記第2の加工物品の少なくとも前記流路に対応する領域に切削加工を施すようにしたインペラの製造方法。
  4. 請求項1の記載において、前記第1の加工物品は、少なくとも前記ディスク部の基礎となるベース部と、前記ベース部から突出されて前記羽根の基礎となる突出部と、を含み、前記ベース部および前記突出部は、前記第1の加工物品に切削加工を施した時に削り取られる加工代を有するインペラの製造方法。
  5. 請求項1又は請求項4の記載において、前記第2の加工物品は、前記カバーを象るベース部を有し、前記ベース部は、前記第2の加工物品に切削加工を施した時に削り取られる加工代を有するインペラの製造方法。
  6. 第1のディスク部と、前記第1のディスク部と向かい合う第2のディスク部と、前記第1のディスク部と前記第2のディスク部との間に配置された複数の羽根と、を有するインペラを製造する方法であって、
    前記第1のディスク部と前記羽根とを一体した形状を象る第1の加工物品および前記第2のディスク部を象る第2の加工物品を準備し、前記第1の加工物品および前記第2の加工物品は、夫々型内に溶けた材料を充填することにより成形され、
    前記第1の加工物品および前記第2の加工物品に個々に切削加工を施すことで、前記第1のディスク部と前記羽根とが一体化された形状を有する第1の製品を成形するとともに、前記第2のディスク部に対応した形状を有する第2の製品を成形し、
    この後、前記第1の製品および前記第2の製品を互いに結合するようにしたインペラの製造方法。
  7. 請求項6の記載において、前記第1の製品および前記第2の製品を互いに結合した時に、前記第1のディスク部と前記第2のディスク部との間で隣り合う前記羽根の間に流体が流れる流路が形成され、前記第1の加工物品の前記流路に対応する領域に切削加工を施すようにしたインペラの製造方法。
  8. 請求項7の記載において、前記第2の加工物品の少なくとも前記流路に対応する領域に切削加工を施すようにしたインペラの製造方法。
  9. 請求項6の記載において、前記第1の加工物品は、少なくとも前記第1のディスク部の基礎となるベース部と、前記ベース部から突出されて前記羽根の基礎となる突出部と、を含み、前記ベース部および前記突出部は、前記第1の加工物品に切削加工を施した時に削り取られる加工代を有するインペラの製造方法。
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