JP2013251880A - 携帯電子機器 - Google Patents

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圭太 西本
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Abstract

【課題】本発明は、使用性に優れた携帯電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】携帯電話機1は、筐体2と、筐体2における側面2Cに配置され、筐体2の内側に窪む窪み側面151を有する窪み部150と、窪み部150に対応して配置されると共に、側面2Cに連続して配置される突出部200であって、外側面202が該突出部200の端部に連続する側面2Cに比べて筐体2の外側に突出して配置されると共に、内側面である内側面201が、窪み側面151に連続して配置される突出部200と、窪み部150の窪み側面151及び突出部200の内側面201により形成され、表面2A側から裏面2B側に貫通する貫通孔100と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯電子機器に関する。
従来、携帯電子機器としての携帯電話機において、ストラップを取り付け可能なタイプが存在する。
例えば、筐体の側面に形成された凹部と、厚さ方向に沿うように凹部内に取り付けられたピンとを有し、ピンに紐を固定することで、ストラップを取り付け可能な携帯電子機器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1の携帯電話機において、凹部の深さ及びピンの長さには制限があるため、取り付けられるストラップの数には制限があった。
近年、携帯電話機に取り付けるストラップ数が増加している。特許文献1の携帯電話機は、この要望に対応することが難しい場合があった。
また、近年、実装される電子部品の増加に伴い、携帯電話機は、落下時における衝撃を緩和する緩衝機能を有することが求められている。
特に、複数のストラップが取り付けられた携帯電話機は、ユーザーが操作時に落下させてしまうことが多いため、緩衝機能を有することが求められている。
特開平8−117010号公報
本発明は、使用性に優れた携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、第1面、前記第1面と対となる第2面、及び前記第1面と前記第2面とをつなぐ側面を有する筐体と、前記筐体における前記側面に配置され、前記筐体の内側に窪む窪み側面を有する窪み部と、前記窪み部に対応して配置されると共に、前記側面に連続して配置される突出部であって、外側面が該突出部の端部に連続する前記側面に比べて前記筐体の外側に突出して配置されると共に、内側面が前記窪み側面に連続する突出部と、前記窪み部の前記窪み側面、及び前記突出部の前記内側面により形成され、前記第1面側から前記第2面側に貫通する貫通孔と、を有する携帯電子機器に関する。
また、本発明は、第1面、前記第1面と対となる第2面、及び前記第1面と前記第2面とをつなぐ側面を有する筐体と、前記筐体における前記側面に配置され、前記筐体の内側に窪む窪み側面を有する窪み部と、前記窪み部に対応して配置されると共に、前記側面に連続して配置される突出部であって、外側面が該突出部の端部に連続する前記側面に比べて前記筐体の外側に突出して配置されると共に、内側面が前記窪み側面に連続する突出部と、を備え、前記窪み部の前記窪み側面、及び前記突出部の前記内側面を内側面とし、前記第1面側から前記第2面側に貫通する貫通孔を有する携帯電子機器に関する。
また、携帯電子機器において、前記筐体は、厚さの薄い略直方体であり、前記窪み部は、前記筐体における角部に配置され、前記突出部は、前記筐体における前記角部に配置されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記突出部は、全部又は一部が弾性部材により構成されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記突出部は、前記第1面に垂直な方向である厚さ方向における長さが、前記窪み部の前記厚さ方向における長さよりも短いことが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記筐体は、前記第1面側の第1ケース部材と、前記第2面側の第2ケース部材と、前記第1ケース部材と前記第2ケース部材との間に配置される第3ケース部材と、を有し、前記窪み部は、前記第1ケース部材、前記第2ケース部材及び前記第3ケース部材にわたって配置され、前記突出部は、前記第3ケース部材に配置されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記突出部は、ストラップ取付部であることが好ましい。
また、携帯電子機器は、前記筐体における所定方向の一端側に配置されるバッテリー部材と、を備え、前記突出部は、前記所定方向において前記一端側と反対の他端側に配置されることが好ましい。
また、携帯電子機器は、前記第1面又は前記第2面における所定方向の一端側に配置される操作部と、を備え、前記突出部は、前記所定方向において、前記一端側と反対の他端側に配置されることが好ましい。
また、携帯電子機器は、前記筐体の所定方向における一端側に配置されるコネクタ部と、を備え、前記突出部は、前記所定方向において前記一端側と反対の他端側に配置されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記コネクタ部に端子が接続された状態において、前記貫通孔には、前記端子から延出するコード部材が挿通されることが好ましい。
また、携帯電子機器において、前記窪み側面及び/又は前記内側面に露出して配置される電子部品と、を備えることが好ましい。
本発明によれば、(ストラップを取り付け可能であると共に、)緩衝機能を有する携帯電子機器を提供することができる。
図1は、携帯電話機1における斜視図である。 図2は、携帯電話機1における正面図である。 図3は、携帯電話機1における裏面図である。 図4は、携帯電話機1における側面図である。 図5は、図2における領域Aを示す図である。 図6は、図1における領域Aを示す図である。 図7Aは、携帯電話機1がユーザーに把持され落下する前の状態を示す図である。 図7Bは、携帯電話機1が落下を開始した状態を示す図である。 図7Cは、携帯電話機1が落下中の状態を示す図である。 図7Dは、携帯電話機1が落下して床面に衝突した状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
図1から図6により、携帯電話機1(携帯電子機器)の構成について説明する。図1は、携帯電話機1における斜視図である。図2は、携帯電話機1における正面図である。図3は、携帯電話機1における裏面図である。図4は、携帯電話機1における側面図である。図5は、図2における領域Aを示す図である。図6は、図1における領域Aを示す図である。
図1から図4に示すように、携帯電話機1は、筐体2と、筐体2における角部に配置される突出部200と、突出部200に対応して配置される貫通孔100と、を有する。突出部200及び貫通孔100については、後に詳述する。
筐体2は、厚さの薄い略直方体である。筐体2は、第1面としての表面2Aと、第2面としての裏面2Bと、側面2Cとを有する。
本実施形態において、表面2Aは、操作時においてユーザーに対向する面であってユーザーからの押圧操作を受ける面である。表面2Aは、表側の面であり、裏面2Bと対をなす面である。
また、裏面2Bは、ユーザーの指及び手の平に対向して配置される面である。裏面2Bは、ユーザーの指及び手の平に載置される面である。
また、側面2Cは、表面2Aと裏面2Bとをつなぐ側面である。側面2Cは、後述する窪み部150が配置されると共に、突出部200が連続して配置される面である。
筐体2における表面2A側には、ハードキー群11と、タッチスクリーンディスプレイ21と、音入力部24と、音出力部25と、が配置される。言い換えると、筐体2における表面2A側には、ハードキー群11と、タッチスクリーンディスプレイ21と、マイク用孔部24aと、レシーバ用孔部25aと、が配置される。
また、筐体2における側面2Cには、インターフェース17と、サイドキー16と、スライドキー19とが配置される。言い換えると、筐体2における側面2Cには、IFカバー17aと、サイドキー16と、スライドキー19とが配置される。
ここで、図1から図4に示すように、携帯電話機1は、第1ケース部材20Aと、第2ケース部材20Bと、第3ケース部材20Cとを備える。
第1ケース部材20Aは、表面2Aを有するケース部材である。第1ケース部材20Aは、上述の通り、ハードキー群11を構成するハードキー11aから11eのキー部材と、タッチスクリーンディスプレイ21と、を外部に露出可能に構成される。また、第1ケース部材20Aは、音入力部24を構成するマイク用孔部24aと、音出力部25を構成するレシーバ用孔部25aとを有する。
また、第1ケース部材20Aは、窪み部150の一部を構成する窪み部150Aを有する。
また、第1ケース部材20Aは、窪み側面151の一部を構成する内側面151Aを有する。
第2ケース部材20Bは、裏面2Bを有するケース部材である。第2ケース部材20Bは、後述するバッテリー50をバッテリー収容部52に収容させるための開口部51を有する。第2ケース部材20Bには、開口部51を閉塞するようにバッテリーカバー20Dが取り付けられる。
また、第2ケース部材20Bは、窪み部150の一部を構成する窪み部150Bを有する。
また、第2ケース部材20Bは、窪み側面151の一部を構成する内側面151Bを有する。
第3ケース部材20Cは、第1ケース部材20Aと第2ケース部材20Bとの間に配置される。第3ケース部材20Cは、側面2Cを有するケースである。
第3ケース部材20Cには、インターフェース17と、サイドキー16と、スライドキー19とが露出して配置される。言い換えると、第3ケース部材20Cには、IFカバー17aと、サイドキー16と、スライドキー19とが露出して配置される。
第3ケース部材20Cは、後述する突出部200を有する。
また、第3ケース部材20Cは、後述する窪み部150の一部を構成する窪み部150Cを有する。
また、第3ケース部材20Cは、窪み側面151の一部を構成する内側面151Cを有する。また、第3ケース部材20Cは、内側面201を有する。
図1及び図2に示すように、操作部としてのハードキー群11は、筐体2における表面2A側に配置される。ハードキー群11は、筐体2の長手方向YにおけるY1側の端部側に配置される。ハードキー群11は、筐体2の短手方向Xに沿って略直線状に配置される。
ハードキー群11は、ハードキー11aと、ハードキー11bと、ハードキー11cと、ハードキー11dと、ハードキー11eと、を有する。各ハードキーは、キー部材と、スイッチ部とを有して構成される。
タッチスクリーンディスプレイ21は、文字及び図形を表示可能に構成される。タッチスクリーンディスプレイ21は、所定の機能に対応した文字及び図形等を表示可能に構成される。ここで、図形とは、アイコン、アプリケーションごとに設定された画面等を含む概念である。
タッチスクリーンディスプレイ21は、ディスプレイ21Aと、タッチスクリーン21Bとを有する。
ディスプレイ21Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ21Aは、文字及び図形等を表示する。
タッチスクリーン21Bは、タッチスクリーンディスプレイ21に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン21Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ21に接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン21Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。
サイドキー16は、所定の機能における動作がアサインされている。サイドキー16が押下されて選択された場合、所定の機能においてサイドキー16にアサインされた動作が実行される。本実施形態において、例えば、サイドキー16には、キーロック機能の実行動作がアサインされる。
スライドキー19は、側面に沿って筐体2の長手方向Yにスライド移動可能に構成される。スライドキー19には、位置に応じて所定の機能の起動動作、又は、起動中の機能における所定動作がアサインされる。
コネクタ部としてのインターフェース17は、筐体2の長手方向Yにおける一端側であるY1側の端部側に配置される。コネクタ部としてのインターフェース17は、携帯電話機1の長手方向YにおけるY1側の端部側に配置される。
インターフェース17は、不使用時には、IFカバー17aにより覆われている。
インターフェース17は、使用時には、例えば、コードの一端に取り付けられた端子が接続される。
音入力部24は、筐体2における該筐体2の長手方向Yにおける一端側に配置される。音入力部24は、長手方向Yにおいて、ハードキー群11と同じ側の端部であるY1側の端部に配置される。音入力部24は、長手方向Yにおいて、ハードキー群11の外側に配置される。本実施形態において、音入力部24は、短手方向Xの中央部に配置される。
音入力部24は、表面2Aに配置されたマイク用孔部24aと、筐体2の内部に収容配置される通話用マイク24bとを有する。マイク用孔部24aは、通話用マイク24bに対向して配置される。
音出力部25は、筐体2における該筐体2の長手方向Yにおける他端側であるY2側に配置される。
音出力部25は、表面2Aに配置されたレシーバ用孔部25aと、筐体2の内部に配置されるレシーバ25bとを有する。
次いで、携帯電話機1における内部構造について説明する。
筐体2の内部には、通話用マイク24bと、レシーバ25bと、タッチスクリーンディスプレイ21と、キー構造部(不図示)と、回路基板(不図示)と、アンテナ(不図示)と、バッテリー50と、が収容配置される。筐体2の内部には、通話用マイク24bと、レシーバ25bと、ディスプレイ21Aと、キー構造部(不図示)と、回路基板(不図示)と、アンテナ(不図示)と、バッテリー50と、が収容配置される。
通話用マイク24bは、筐体2の長手方向Yにおけるハードキー群11側の端部に配置される。通話用マイク24bは、Y1側の端部に配置される。
レシーバ25bは、筐体2の長手方向Yにおける通話用マイク24bと反対側のY2側の端部側に配置される。レシーバ25bは、筐体2の長手方向Yにおけるハードキー群11側と反対側の端部側に配置される。
ディスプレイ21Aは、例えば、液晶パネルと、液晶パネルを駆動する駆動回路と、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とを含んで構成される。
キー構造部は、各ハードキーを構成するキー部材と、キーシートと、各ハードキーを構成するスイッチ部が実装されたキー基板と、を有する。
回路基板は、平板状の基板部と、基板部の表面に実装される電子部品及び各種回路ブロックと、基板部の表面に実装される基準電位パターン層とを有する。
基板部に実装される電子部品は、例えば、アンテナが送受信する信号を処理する信号処理部を含む電子部品等である。また、回路ブロックは、例えば、RF(Radio Frequency)回路及び電源回路等である。
本実施形態において、回路基板は、長手方向YにおけるY1側の端部側に偏って配置される。
アンテナは、基台と、基台に上に配置された所定形状のアンテナエレメントとを有して構成される。
アンテナエレメントは、帯状の板金により構成される。アンテナエレメントは、不図示の給電端子を介して回路基板から給電される。これにより、アンテナエレメントは、給電端子を介して回路基板から給電されると共に、回路基板のRFモジュール等と接続される。
バッテリー50は、バッテリー収容部52に収容配置される。
バッテリー50は、バッテリー収容部52に収容配置された状態において、筐体2の長手方向Yにおける一端であるY1側の端部側に配置される。
バッテリー50は、他の構成要素に比べて重い構成要素である。このため、本実施形態において、携帯電話機1における重心は、長手方向YにおけるY1側に偏る。
続けて、携帯電話機1における突出部200及び貫通孔100について説明する。
図5及び図6に示すように、携帯電話機1は、筐体2に配置される窪み部150と、筐体2の側面2Cに連続して配置される突出部200と、表面2A側から裏面2B側に貫通する貫通孔100と、を有する。
窪み部150は、筐体2における側面に配置される。具体的には、窪み部150は、筐体2における角部(表面2A側からみて右上の角部、図1及び図2参照)に配置される。窪み部150は、突出部200とともに貫通孔100を形成する。
窪み部150は、第1ケース部材20A、第2ケース部材20B及び第3ケース部材20Cにわたって配置される。
窪み部150は、第1ケース部材20Aの窪み部150Aと、第2ケース部材20Bの窪み部150Bと、第3ケース部材20Cの窪み部150Cと、を有する。
窪み部150は、表面2Aに垂直な方向である厚さ方向Zにおける長さが、突出部200の厚さ方向Zにおける長さよりも長い。言い換えると、窪み部150は、表面2Aに垂直な方向である厚さ方向Zにおける厚さが、突出部200の厚さ方向Zにおける厚さよりも厚い。
窪み部150は、筐体2の内側に窪む窪み側面151を有する。
窪み側面151は、後述する突出部200の内側面201とともに貫通孔100を形成する。
窪み側面151は、第1ケース部材20Aの窪み側面151Aと、第2ケース部材20Bの窪み側面151Bと、第3ケース部材20Cの窪み側面151Cと、を有する。
突出部200は、窪み部150に対応して配置されると共に、筐体2の側面2Cに連続して配置される。突出部200は、窪み部150とともに貫通孔100を形成する
突出部200は、筐体2における角部(表面2A側からみて右上の角部、図1及び図2参照)に配置される。突出部200は、筐体2における角部から突出して配置される。突出部200における外側面202は、該突出部200の端部に連続する側面2Cに比べて、筐体2の外側に突出して配置される。突出部200は、窪み部150の端部同士をつなぐアーチ状である。突出部200は、一端から他端まで略同じ幅である。
突出部200は、第3ケース部材20Cに配置される。
突出部200は、表面2Aに垂直な方向である厚さ方向Zにおける長さが、窪み部150の厚さ方向Zにおける長さよりも短い。言い換えると、突出部200は、表面2Aに垂直な方向である厚さ方向Zにおける厚さが、窪み部150の厚さ方向Zにおける厚さよりも薄い。
突出部200は、窪み側面151に連続する内側面201を有する。
内側面201は、第3ケース部材20Cに配置される。
内側面201は、窪み側面151と連続すると共に、筐体2の外側に突出して配置される。
内側面201は、窪み部150の窪み側面151とともに貫通孔100を形成する。
貫通孔100は、表面2A側から裏面2B側に貫通する。貫通孔100は、筐体2における厚さ方向Zにのびる貫通孔である。本実施形態において、貫通孔100は、円筒形状の中空部である。貫通孔100は、円筒形状の中空空間を有する。
貫通孔100は、筐体2における角部(表面2A側からみて右上の角部、図1及び図2参照)に配置される。
貫通孔100は、窪み部150と、突出部200とにより形成される。具体的には、貫通孔100は、窪み部150の窪み側面151と、突出部200の内側面201とにより形成される。詳細には、貫通孔100は、第1ケース部材20Aの内側面151A、第2ケース部材20Bの内側面151B及び第3ケース部材20Cの内側面151Cと、第3ケース部材20Cの内側面201と、により形成される。
言い換えると、貫通孔100は、窪み側面151と内側面201とを内側面として有する。
貫通孔100は、略直方体の筐体の外側に追加して形成された場合に比べ、筐体の内側にずれた位置に配置されている。
貫通孔100は、突出部200に対応する部分が、筐体2に対応する部分に比べて厚さ方向Zにおける長さが短く構成される。貫通孔100は、突出部200に対応する部分が、筐体2に対応する部分に比べて厚さ方向Zにおける厚さが薄く構成される。
ここで、突出部200は、緩衝機能部として機能する。
突出部200は、筐体2の外側に突出しているので、携帯電話機1が落下等した場合に筐体2よりも先に床面又は地面に衝突する。これにより、突出部200は、筐体2への衝撃を緩和する緩衝機能部として機能する。
本実施形態において、突出部200は、筐体2における角部から突出して配置されている。これにより、突出部200は、筐体2から最も突出すると共に、2つの側面から突出している。これにより、突出部200は、落下時に先に床面又は地面に筐体2よりも先に衝突して、緩衝機能部として好適に機能する。
また、本実施形態において、突出部200は、アーチ状である。突出部200における外側面202は、曲面状である。
これにより、突出部200は、床面等との衝突時において一箇所に強い力が加わることを回避すると共に、加えられた衝撃を分散するように構成される。これにより、突出部200は、緩衝機能部として好適に機能する。
また、本実施形態において、突出部200における筐体2側には、貫通孔100が配置されている。
これにより、突出部200が変形した場合でも、貫通孔100があるので、変形した突出部200が筐体2に損傷等を与えることが抑制される。
また、貫通孔100があるので、突出部200に強い衝撃が加えられた場合でも、直接的に筐体2に衝撃が伝達されることが抑制される。
突出部200は、貫通孔100と共に緩衝機能部として好適に機能する。
また、本実施形態において、貫通孔100は、円筒状に中空部である。
これにより、突出部200における内側面201も円筒状等の曲面状であるので、突出部200は、外部からの衝撃によって破損しにくいように構成される。
突出部200は、緩衝機能部として機能すると共に、衝撃による破損を抑制可能に構成される。
ここで、突出部200は、全部又は一部が弾性部材により構成されていてもよい。
この場合、突出部200は、緩衝機能部として、より好適に機能する。
また、突出部200は、ストラップ取付部として機能する。
突出部200は、ストラップを取り付け可能に構成される。例えば、ユーザーは、ストラップの紐を貫通孔100の中空空間に挿入して突出部200に巻き付けるようにして取り付けることで、ストラップを携帯電話機1に取り付けることができる。
ここで、本実施形態において、突出部200は、筐体2における角部に配置されるので、緩衝機能の面から好適であると共に、ストラップ取付の面からも好適な位置に配置される。
また、本実施形態において、突出部200は、側面2Cから筐体2の外側に突出して配置されると共に、貫通孔100は、表面2A側から裏面2B側に貫通する。
これにより、突出部200及び貫通孔100は、それぞれ従来よりも大きく構成される。そして、携帯電話機1は、従来に比べて多くのストラップを取付可能に構成される。突出部200は、ストラップ取付部として好適に機能する。
また、本実施形態において、貫通孔100は、上述の通り、表面2A側から裏面2B側に貫通する。これにより、突出部200に巻き付けるように取り付けられたストラップの紐は、突出部200の外周に沿ってスムースに移動可能に構成される。これにより、突出部200は、取り付けられたストラップを表面2A側から裏面2B側にスムースに移動させることが可能に構成される。突出部200は、ストラップ取付部として好適に機能する。
また、本実施形態において、突出部200は、厚さ方向Zにおける長さが、窪み部150の厚さ方向Zにおける長さよりも短い。突出部200は、厚さ方向Zにおける厚さが、窪み部150の厚さ方向Zにおける厚さよりも薄い。
これにより、取り付けられたストラップは、突出部200に自然に誘導される。突出部200は、取り付けられたストラップの紐の部分を一定の位置に集約させる。突出部200は、ストラップ取付部として好適に機能する。
また、本実施形態において、貫通孔100は、円筒形状の中空部である。
これにより、携帯電話機1において、突出部200におけるストラップの取付部分は、長くなる。更に、携帯電話機1において、ストラップの紐を収容する空間は、広くなる。つまり、携帯電話機1は、突出部200において取付用の紐が重なり合った状態で取り付けられていても該重なり合った取付用の紐を貫通孔100に収容可能に構成される。これにより、突出部200は、より多くのストラップを取付可能に構成される。突出部200は、ストラップ取付部として、より好適に機能する。
また、突出部200がアーチ状であるので、取り付けられたストラップの紐等がスムースに移動する。これにより、携帯電話機1は、短手方向X及び長手方向Yを含む平面方向において、取り付けられたストラップがスムースに移動可能に構成される。
また、携帯電話機1は、多くのストラップが取り付けられて紐が重なり合った状態でも、貫通孔100が円筒状であるため、ストラップが上記平面方向においてスムースに移動可能に構成される。突出部200は、ストラップ取付部として、より好適に機能する。
ここで、本実施形態において、上述の通り、携帯電話機1は、突出部200に多くのストラップを取付可能に構成される。そして、突出部200に多くのストラップが取り付けられた携帯電話機1は、落下時において突出部200側から床面又は地面に落下やすくなる。
突出部200は、多くのストラップが取り付けられることで、携帯電話機1が落下した場合に、該突出部200を先に床面又は地面に衝突させるよう誘導する機能を奏する。
突出部200は、効果的に緩衝機能を奏するように誘導する誘導機能部として機能する。
ここで、本実施形態において、突出部200は、長手方向Yにおいて、バッテリー50側の端部であるY1側の端部と反対側の端部であるY2側の端部側に配置される。これにより、従来であればバッテリー50側の端部側であるY1側から床面又は地面に落下していたが、突出部200に複数のストラップが取り付けられることで、携帯電話機1が緩衝機能部である突出部200側であるY2側から床面又は地面に落下する場合が増える。突出部200は、効果的に緩衝機能を奏するように誘導する誘導機能部として機能する。
また、本実施形態において、携帯電話機1は、表面2Aにおける長手方向Yの一端側であるY1側に配置される操作部としてのハードキー群11と、を備える。そして、突出部200は、長手方向Yにおいて、一端側であるY1側と反対の他端側であるY2側に配置される。
携帯電話機1は、ユーザーに把持される端部側であるY1側と反対側の端部側であるY2側に突出部200を有する。これにより、携帯電話機1は、ユーザーが操作している際に手から落下した場合、落下時に下側を向いて先に床面又は地面に衝突する端部側であるY2側に突出部200を有するので、より緩衝機能に優れる。
また、本実施形態によれば、筐体2の長手方向Yにおける一端側であるY1側に配置されるコネクタ部としてのインターフェース17と、を備える。そして、突出部200は、長手方向Yにおいて一端側であるY1側と反対の他端側であるY2側に配置される。
携帯電話機1は、インターフェース17にコード部材としてのコード付きの端子が挿入されると共に、ユーザーがコードを掴んだ状態で落下した場合、突出部200側であるY2側の端部側から落下する。携帯電話機1は、落下時に下側を向いて先に床面又は地面に衝突する端部側であるY2側に突出部200を有するので、より緩衝機能に優れる。
続けて、図7Aから図7Dにより、床面落下した場合における携帯電話機1の作用について説明する。
図7Aは、携帯電話機1がユーザーに把持され落下する前の状態を示す図である。図7Bは、携帯電話機1が落下を開始した状態を示す図である。図7Cは、携帯電話機1が落下中の状態を示す図である。図7Dは、携帯電話機1が落下して床面に衝突した状態を示す図である。
まず、図7Aに示すように、携帯電話機1は、ユーザーに把持される。具体的には、携帯電話機1は、長手方向YにおけるY1側の端部側をユーザーにより把持される。ここで、携帯電話機1におけるY2側の端部側に配置された突出部200には、複数のストラップが取り付けられている。この状態において、ユーザーは、例えば、携帯電話機1におけるタッチスクリーンディスプレイ21及びハードキー群11に対して押圧操作等の入力操作を行う。
また、この状態において、携帯電話機1は、床面又は地面から所定高さの位置に配置されている。
続けて、図7Bに示すように、携帯電話機1は、ユーザーのミス等で手から離れて落下を開始する。この場合、突出部200に複数のストラップが取り付けられているため、携帯電話機1は、突出部200側が下に向くように回転しながら落下を開始する。
続けて、図7Cに示すように、携帯電話機1は、突出部200が下を向くように更に回転しながら落下を続ける。
そして、図7Dに示すように、携帯電話機1は、突出部200が最初に床面又は地面に接触するようにして床面又は地面に衝突する。
突出部200が最初に床面又は地面に衝突するので、床面又は地面に衝突したことで生じる衝撃は、突出部200により緩和され、筐体2に収容される電子部品等に伝わる。
これにより、携帯電話機1は、筐体2を構成するケース部材、及び筐体2内に収容配置された電子部品等の破損を抑制可能に構成される。携帯電話機1は、床面又は地面に落下した場合における緩衝機能に優れている。
本実施形態によれば、緩衝機能を有する携帯電子機器を提供することができる。
本実施形態によれば、ストラップを取り付け可能であると共に、落下時の衝撃を緩衝する緩衝機能を有する携帯電子機器を提供することができる。
また、本実施形態によれば、携帯電子機器としての携帯電話機1は、第1面としての表面2Aと、表面2Aと対となる第2面としての裏面2Bと、表面2Aと裏面2Bとをつなぐ側面2Cと、を有する筐体2と、筐体2における側面2Cに配置され、筐体2の内側に窪む窪み側面151を有する窪み部150と、窪み部150に対応して配置されると共に、側面2Cに連続して配置される突出部200であって、外側面202が該突出部200の端部に連続する側面2Cに比べて筐体2の外側に突出して配置されると共に、内側面201が、窪み側面151に連続する突出部200と、窪み部150の窪み側面151と、突出部200の内側面201とにより形成され、表面2A側から裏面2B側に貫通する貫通孔100と、を有する。
また、本実施形態によれば、携帯電子機器としての携帯電話機1は、第1面としての表面2Aと、表面2Aと対となる第2面としての裏面2Bと、表面2Aと裏面2Bとをつなぐ側面2Cと、を有する筐体2と、筐体2における側面2Cに配置され、筐体2の内側に窪む窪み側面151を有する窪み部150と、窪み部150に対応して配置されると共に、側面2Cに連続して配置される突出部200であって、外側面202が該突出部200の端部に連続する側面2Cに比べて筐体2の外側に突出して配置されると共に、内側面201が、窪み側面151に連続する突出部200と、を備える。そして、携帯電話機1は、窪み部150の窪み側面151と、突出部200の内側面201とを内側面とし、表面2A側から裏面2B側に貫通する貫通孔100と、を有する。
本実施形態において、突出部200は、筐体2から外側に突出して配置される。これにより、突出部200は、緩衝機能部として機能する。
また、貫通孔100は、突出部200と筐体2との間に配置されるので、突出部200における緩衝機能をより向上させる。
また、本実施形態において、突出部200は、ストラップ取付部として機能する。
そして、携帯電話機1において、突出部200は、筐体2の外側に突出し、貫通孔100は、表面2A側から裏面2B側に貫通するので、ストラップ取付部としての突出部200を大きくすることができると共に、ストラップの取付紐を通す孔部である貫通孔100を大きくすることができる。これにより、携帯電話機1は、多くのストラップを取り付け可能に構成される。また、携帯電話機1は、キーホルダー等も取付可能である。
また、本実施形態において、貫通孔100は、表面2A側から裏面2B側に貫通する。これにより、携帯電話機1は、突出部200に巻き付けるように取り付けられたストラップの紐が突出部200の外周に沿ってスムースに移動可能に構成される。これにより、携帯電話機1は、突出部200に取り付けられたストラップを表面2A側から裏面2B側にスムースに移動させることが可能に構成される。また、これにより、携帯電話機1は、操作中にストラップが邪魔ならず、ストラップが取り付けられた状態における操作性が向上される。
また、本実施形態において、突出部200は、効果的に緩衝機能を奏するように誘導する誘導機能部として機能する。
本実施形態において、上述の通り、携帯電話機1は、突出部200に多くのストラップを取付可能に構成される。そして、突出部200に多くのストラップが取り付けられた携帯電話機1は、落下時において突出部200側から床面又は地面に落下やすくなる。
突出部200は、多くのストラップが取り付けられることで、携帯電話機1が落下した場合に、該突出部200を先に床面又は地面に衝突させるよう誘導する機能を奏する。
また、本実施形態において、貫通孔100における内側面の一部は、筐体2の内側に窪む窪み部150により形成される。
これにより、携帯電話機1は、小型化されている。携帯電話機1は、省スペース化可能に構成される。
また、本実施形態において、筐体2は、厚さの薄い略直方体である。窪み部150は、筐体2における角部に配置される。突出部200は、筐体2における角部に配置される。突出部200は、緩衝機能部としても、ストラップ取付部としても好適な位置に配置されている。携帯電話機1は、緩衝機能に優れると共に、ストラップの取り付け性に優れる。
また、本実施形態において、突出部200は、全部又は一部が弾性部材により構成される。
これにより、突出部200は、緩衝機能部として好適に機能する。携帯電話機1は、より緩衝機能に優れる。
また、本実施形態において、突出部200は、厚さ方向Zにおける長さが、窪み部150の厚さ方向Zにおける長さよりも短い。
これにより、取り付けられたストラップは、突出部200に自然に誘導される。携帯電話機1は、ストラップの紐、又はストラップ自体が筐体2側に近づきすぎることを規制するよう構成される。これにより、携帯電話機1は、取り付けられたストラップの紐部分を一定の位置に集約させる。
また、本実施形態において、筐体2は、表面2A側の第1ケース部材20Aと、裏面2B側の第2ケース部材20Bと、第1ケース部材20Aと第2ケース部材20Bとの間に配置される第3ケース部材20Cと、を有する。窪み部150は、第1ケース部材20A、第2ケース部材20B及び第3ケース部材20Cにわたって配置される。突出部200は、第3ケース部材20Cに配置される。
これにより、携帯電話機1は、簡易に、突出部200における厚さ方向Zの長さを、窪み部150における厚さ方向Zの長さよりも短くすることができる。
また、携帯電話機1は、一体的なケース部材に、窪み部よりも厚さの薄い突出部を形成する場合に比べて、製造上の負担が少なく製造可能に構成される。
また、携帯電話機1は、第3ケース部材20Cのみの設計を変更することで、突出部の大きさ及び形状を簡易に変更可能に構成される。携帯電話機1は、設計上の自由度が高い。
また、本実施形態において、貫通孔100は、円筒形状の中空部である。
これにより、携帯電話機1において、突出部200におけるストラップの取付部分は、長くなる。更に、携帯電話機1において、ストラップの紐を収容する空間は、広くなる。つまり、携帯電話機1は、突出部200において取付用の紐が重なり合った状態で取り付けられていても該重なり合った取付用の紐を貫通孔100に収容可能に構成される。これにより、携帯電話機1は、より多くのストラップを取付可能に構成される。
また、突出部200に取り付けられたストラップの紐等がスムースに移動するので、携帯電話機1は、短手方向X及び長手方向Yを含む平面方向において、取り付けられたストラップがスムースに移動可能に構成される。
また、携帯電話機1は、多くのストラップが取り付けられて紐が重なり合った状態でも、貫通孔100が円筒状であるため、ストラップが上記平面方向においてスムースに移動可能に構成される。
また、貫通孔100が円筒状であるので、突出部200における緩衝機能も向上される。
また、本実施形態において、携帯電話機1は、筐体2における長手方向Yの一端側であるY1側に配置されるバッテリー部材と、を備える。そして、突出部200は、長手方向Yにおいて一端側であるY1側と反対の他端側のY2側の端部に配置される。
これにより、携帯電話機1は、Y2側の端部側に配置された突出部200にストラップが取り付けられることで、落下時においてY2側の端部に配置される突出部200から床面又は地面に衝突する可能性が向上するよう構成される。例えば、本実施形態のように、重要な電子部品が実装された回路基板が質量の大きいバッテリーと同じY1側の端部側に配置されている場合、携帯電話機1は、Y1側の端部から床面又は地面に落下して重要な電子部品等が故障することを抑制可能に構成される。上述の通り、突出部200は、多くのストラップを取り付け可能に構成されると共に、多くのストラップが取り付けられた状態で、突出部200から先に床面又は地面に衝突するよう誘導する誘導機能部として機能する。この場合、床面又は地面に衝突した衝撃が突出部200により緩和されるので、重要な電子部品等の破損が更に抑制されるので、より好ましい。
また、本実施形態において、携帯電話機1は、表面2Aにおける長手方向Yの一端側であるY1側に配置される操作部としてのハードキー群11と、を備える。そして、突出部200は、長手方向Yにおいて、一端側であるY1側と反対の他端側であるY2側に配置される。
携帯電話機1は、ユーザーに把持される端部側であるY1側と反対側の端部側であるY2側に突出部200を有する。これにより、携帯電話機1は、ユーザーが操作している際に手から落下した場合、落下時に下側を向いて先に床面又は地面に衝突する端部側であるY2側に突出部200を有するので、より緩衝機能に優れる。
また、本実施形態によれば、携帯電話機1は、筐体2の長手方向Yにおける一端側であるY1側に配置されるコネクタ部としてのインターフェース17と、を備える。そして、突出部200は、長手方向Yにおいて一端側であるY1側と反対の他端側であるY2側に配置される。
携帯電話機1は、インターフェース17にコード部材であるコード付きの端子が挿入されると共に、ユーザーがコードを掴んだ状態で落下した場合、Y2側の端部側である突出部200側から落下する。携帯電話機1は、落下時に下側を向いて先に床面又は地面に衝突する端部側であるY2側に突出部200を有するので、より緩衝機能に優れる。
また、本実施形態によれば、インターフェース17に端子が接続された状態において、貫通孔100には、端子から延出するコードが挿通される。
これにより、携帯電話機1は、インターフェース17に端子が接続された状態において邪魔になるコードを好適に収容可能に構成される。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、携帯電子機器として携帯電話機1について説明しているが、これに限定されず、携帯電子機器は、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であってもよい。
また、本実施形態において、筐体が一つであるストレートタイプの携帯電話機について説明しているが、携帯電子機器は、このような携帯電話機に限定されない。本発明の携帯電子機器として、複数の筐体を有するタイプも含まれる。例えば、携帯電子機器は、2つの筐体が連結部を介して折りたたみ可能に構成された折り畳みタイプであってもよい。また、携帯電子機器は、2つの筐体が重ね合わされた状態から一方の筐体を一方向にスライド移動可能に構成されたスライドタイプであってもよい。また、携帯電子機器は、2つの筐体が重ね合された状態から重ね合わせ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転可能に構成された回転(ターン)タイプであってもよい。また、携帯電子機器は、いわゆる2軸ヒンジタイプであってもよい。
また、本実施形態において、ハードキー群11は表面2A側に配置されているが、これに限定されず、裏面2B側に配置されていてもよい。
また、本実施形態において、貫通孔100にはコード部材等が挿通されているが、これに限定されない。例えば、貫通孔100には、壁から突出する棒部材が挿通されてもよい。この場合、携帯電話機1は、壁掛け可能に構成される。また、貫通孔100には、所定物を詰めておいてもよい。
また、携帯電話機1は、貫通孔100の内側面(窪み側面151、内側面201)に露出して配置される電子部品を有していてもよい。言い換えると、携帯電話機1は、窪み側面151及び/又は内側面201に露出して配置される電子部品を有していてもよい。露出して配置される電子部品として、例えば、LED等の発光部材、スピーカ、カメラ部(レンズユニット)、レシーバ等を例示できる。
1 携帯電話機
2 筐体
2A 表面(第1面)
2B 裏面(第2面)
2C 側面(第3面)
11 ハードキー群(操作部)
17 インターフェース(コネクタ部)
21 タッチスクリーンディスプレイ
50 バッテリー(バッテリー部材)
100 貫通孔
150 窪み部
151 窪み側面
200 突出部
201 内側面
201 外側面
X 短手方向
Y 長手方向
Z 厚さ方向

Claims (13)

  1. 第1面、前記第1面と対となる第2面、及び前記第1面と前記第2面とをつなぐ側面を有する筐体と、
    前記筐体における前記側面に配置され、前記筐体の内側に窪む窪み側面を有する窪み部と、
    前記窪み部に対応して配置されると共に、前記側面に連続して配置される突出部であって、外側面が該突出部の端部に連続する前記側面に比べて前記筐体の外側に突出して配置されると共に、内側面が前記窪み側面に連続する突出部と、
    前記窪み部の前記窪み側面、及び前記突出部の前記内側面により形成され、前記第1面側から前記第2面側に貫通する貫通孔と、を有する
    携帯電子機器。
  2. 第1面、前記第1面と対となる第2面、及び前記第1面と前記第2面とをつなぐ側面を有する筐体と、
    前記筐体における前記側面に配置され、前記筐体の内側に窪む窪み側面を有する窪み部と、
    前記窪み部に対応して配置されると共に、前記側面に連続して配置される突出部であって、外側面が該突出部の端部に連続する前記側面に比べて前記筐体の外側に突出して配置されると共に、内側面が前記窪み側面に連続する突出部と、を備え、
    前記窪み部の前記窪み側面、及び前記突出部の前記内側面を内側面とし、前記第1面側から前記第2面側に貫通する貫通孔を有する
    携帯電子機器。
  3. 前記筐体は、厚さの薄い略直方体であり、
    前記窪み部は、前記筐体における角部に配置され、
    前記突出部は、前記筐体における前記角部に配置される
    請求項1及び2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記突出部は、全部又は一部が弾性部材により構成される
    請求項1から3のいずれかに記載の携帯電子機器。
  5. 前記突出部は、前記第1面に垂直な方向である厚さ方向における長さが、前記窪み部の前記厚さ方向における長さよりも短い
    請求項1から4のいずれかに記載の携帯電子機器。
  6. 前記筐体は、
    前記第1面側の第1ケース部材と、
    前記第2面側の第2ケース部材と、
    前記第1ケース部材と前記第2ケース部材との間に配置される第3ケース部材と、を有し、
    前記窪み部は、前記第1ケース部材、前記第2ケース部材及び前記第3ケース部材にわたって配置され、
    前記突出部は、前記第3ケース部材に配置される
    請求項1から5のいずれかに記載の携帯電子機器。
  7. 前記貫通孔は、
    円筒形状の中空部である
    請求項1から6のいずれかに記載の携帯電子機器。
  8. 前記突出部は、ストラップ取付部である
    請求項1から7のいずれかに記載の携帯電子機器。
  9. 前記筐体における所定方向の一端側に配置されるバッテリー部材と、を備え、
    前記突出部は、前記所定方向において前記一端側と反対の他端側に配置される
    請求項8に記載の携帯電子機器。
  10. 前記第1面又は前記第2面における所定方向の一端側に配置される操作部と、を備え、
    前記突出部は、前記所定方向において、前記一端側と反対の他端側に配置される
    請求項8又は9に記載の携帯電子機器。
  11. 前記筐体の所定方向における一端側に配置されるコネクタ部と、を備え、
    前記突出部は、前記所定方向において前記一端側と反対の他端側に配置される
    請求項8から10のいずれかに記載の携帯電子機器。
  12. 前記コネクタ部に端子が接続された状態において、前記貫通孔には、前記端子から延出するコード部材が挿通される
    請求項11に記載の携帯電子機器。
  13. 前記窪み側面及び/又は前記内側面に露出して配置される電子部品と、を備える
    請求項1から12のいずれかに記載の携帯電子機器。
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