JP2013251128A - 車両のハーネスコネクタ部構造 - Google Patents

車両のハーネスコネクタ部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】結合状態にあるコネクタ対を取付部材に取り付けることで、その結合状態を解除できないようにし、また、各コネクタや取付部材の製造誤差があっても、コネクタ対を取付部材に確実に取り付けて簡単に外れないようにする。
【解決手段】コネクタ7の取付用突部12が、取付部材21の第1孔部21aに対して、コネクタ7の取付部材21に対する位置及び姿勢が規制された状態で嵌合する嵌合部12aと、該嵌合状態で第1孔部21aに係止される係止爪部12bとを含み、コネクタ6が、嵌合部12aが第1孔部21aに嵌合した状態で取付部材21の第2孔部21bに挿入される突起部17を有し、第2孔部21bの内径が、突起部17の外径に対して所定量以上大きいとともに、嵌合部12aが第1孔部21aに嵌合しかつ突起部17が第2孔部21bに挿入された状態でコネクタ対5の結合状態を維持し得る最大径以下に設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、互いにハーネスの軸方向に結合及び離脱可能に構成されたハーネス結線用のコネクタ対と、該コネクタ対が互いに結合された状態で取り付けられる取付部材とを備えた車両のハーネスコネクタ部構造に関する技術分野に属する。
一般に、自動車等の車両においては、通常、多数のハーネスが配索されている。特に電動車両(電気自動車)やハイブリッド車両等においては、高電圧電流が流れる多数の高電圧ハーネス(高電圧ケーブル)が設けられる。上記ハーネスには、ハーネス結線用のコネクタ対が設けられる場合があり、このコネクタ対の2つのコネクタが、互いにハーネスの軸方向に結合及び離脱可能に構成される。上記コネクタ対は、互いに結合された状態で取付部材に取り付けられる。
ここで、特許文献1には、電気機器の筐体において、外部から電力を供給する電源プラグが挿入されたときには、内部にアクセスできないようにカバーをロックし、電源プラグが外されたときには、カバーのロックを解除するように構成することで、内部に安全にアクセスできるようにすることが開示されている。
特開2011−181481号公報
上記特許文献1と同様の安全性の観点から、上記結合状態にあるコネクタ対が簡単に外れないように構成することが望ましい。そこで、コネクタ対が取付部材に取り付けられた状態では、離脱(結合解除)することができないように、コネクタ対の各コネクタに取付用突部をそれぞれ設け、その両取付用突部が、取付部材に設けた2つの孔部に対しそれぞれ嵌合しかつ係止するように構成することが考えられる。上記係止は、作業者が例えば工具を用いて意識的に解除しなければ、解除できないように構成しておく。このように構成すれば、コネクタ対が取付部材に取り付けられた状態では、2つのコネクタの取付用突部が2つの孔部に対しそれぞれ嵌合しているので、そのままではコネクタ対の結合を解除することはできず、また、コネクタ対を取付部材から外そうとしても、工具がないと上記係止を解除できないので、簡単には外すことができない。
しかし、上記の構成では、各コネクタや取付部材の製造誤差等に起因して、一方のコネクタの取付用突部の、該取付用突部に対応する孔部に対しての位置ずれが生じた場合、各コネクタの取付用突部が取付部材の孔部に対しそれぞれ中途半端に嵌合しかつ係止した状態となり易く、このようになると、結合状態にあるコネクタ対が取付部材から簡単に外れる可能性があり、コネクタ対が取付部材から外れると、コネクタ対の結合状態を簡単に解除することができてしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、結合状態にあるコネクタ対を取付部材に取り付けることで、その結合状態を解除できないようにするとともに、コネクタ対の各コネクタや取付部材の製造誤差があっても、結合状態にあるコネクタ対を取付部材に確実に取り付けて、該コネクタ対が取付部材から簡単に外れないようにし、延いては、コネクタ対の結合状態を簡単に解除できないようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、互いにハーネスの軸方向に結合及び離脱可能に構成されたハーネス結線用のコネクタ対と、該コネクタ対が互いに結合された状態で取り付けられる取付部材とを備えた車両のハーネスコネクタ部構造を対象として、上記コネクタ対の一方のコネクタは、上記取付部材への取付用突部を有し、上記取付用突部は、上記取付部材に形成された第1孔部に対して、上記一方のコネクタの取付部材に対する位置及び姿勢が規制された状態で嵌合する嵌合部と、該嵌合部が上記第1孔部に嵌合した状態で該第1孔部に係止されて、該取付用突部が該第1孔部から抜けるのを規制する係止爪部とを含み、上記一方のコネクタと結合状態にある他方のコネクタは、上記取付用突部の嵌合部が上記第1孔部に嵌合した状態で、上記取付部材に形成された第2孔部に挿入される突起部を有し、上記第2孔部の内径は、上記突起部の外径に対して所定量以上大きいとともに、上記取付用突部の嵌合部が上記第1孔部に嵌合しかつ該突起部が該第2孔部に挿入された状態で上記コネクタ対の結合状態を維持し得る最大径以下に設定されている、という構成とした。
上記の構成により、一方のコネクタにおける取付用突部の嵌合部が第1孔部に嵌合した状態では、一方のコネクタの取付部材に対する位置が規制されるとともに、係止爪部により取付用突部が第1孔部から抜けるのが規制される。このとき、第2孔部の内径が突起部の外径に対して所定量以上大きいので、各コネクタや取付部材の製造誤差があっても、取付用突部の嵌合部が第1孔部に嵌合した状態で、他方のコネクタの突起部が第2孔部に確実に挿入される。すなわち、上記所定量は、上記製造誤差が許容レベルの最大になっても、嵌合部が第1孔部に嵌合しかつ突起部が第2孔部に挿入される大きさに設定すればよい。ここで、第2孔部の内径が大きすぎると、嵌合部が第1孔部に嵌合しかつ突起部が第2孔部に挿入された状態でも、コネクタ対の結合状態を解除することができてしまう。しかし、本発明では、第2孔部の内径は、コネクタ対の結合状態を維持し得る最大径以下に設定される。すなわち、第2孔部の内径が上記最大径よりも大きくなると、上記他方のコネクタの、上記一方のコネクタに対する位置が、コネクタ対の結合状態を維持し得る限界位置よりも結合解除側(他方のコネクタが一方のコネクタから離れる側)の位置となって、コネクタ対の結合状態が解除されることになるが、第2孔部の内径が上記最大径以下では、上記他方のコネクタの、上記一方のコネクタに対する位置が、コネクタ対の結合状態を維持し得る位置となり、コネクタ対の結合状態が維持される。この結果、結合状態にあるコネクタ対を取付部材に取り付けることで、その結合状態が解除できないようにすることができ、また、各コネクタや取付部材の製造誤差があっても、結合状態にあるコネクタ対を、取付部材に確実に取り付けることができて、取付部材から簡単に外れないようにすることができる。ここで、他方のコネクタの突起部は第2孔部に係止されないが、一方のコネクタと結合状態にある他方のコネクタは、該一方のコネクタを介して間接的に取付部材に取り付けられることになる。したがって、一方のコネクタの取付用突部が第1孔部に係止されれば、結合状態にあるコネクタ対が取付部材に取り付けられることになる。
上記車両のハーネスコネクタ部構造において、上記ハーネスは、高電圧電流が流れる高電圧ハーネスである、ことが好ましい。
このことにより、本発明の作用効果を効果的に発揮させることができる。
上記車両のハーネスコネクタ部構造において、上記一方のコネクタは、コネクタ本体と、上記取付用突部が設けられた、該コネクタ本体とは別体の突部構成部材とで構成され、上記他方のコネクタは、コネクタ本体と、上記突起部が設けられた、該コネクタ本体とは別体の突起部構成部材とで構成され、上記一方のコネクタの上記突部構成部材は、該一方のコネクタのコネクタ本体に該突部構成部材を固定するための固定部と、該突部構成部材における上記他方のコネクタとは反対側の端部に該固定部とは別に設けられ、上記取付用突部の嵌合部が上記第1孔部に嵌合しかつ該突起部が該第2孔部に挿入された状態で、上記コネクタ対にその結合状態を解除する力が作用したときに、該突部構成部材の当該コネクタ本体からの離脱を規制するための離脱規制部とを有し、上記他方のコネクタの上記突起部構成部材は、該他方のコネクタのコネクタ本体に該突起部構成部材を固定するための固定部と、該突起部構成部材における上記一方のコネクタとは反対側の端部に該固定部とは別に設けられ、上記取付用突部の嵌合部が上記第1孔部に嵌合しかつ該突起部が該第2孔部に挿入された状態で、上記コネクタ対にその結合状態を解除する力が作用したときに、該突起部構成部材の当該コネクタ本体からの離脱を規制するための離脱規制部とを有する、ことが好ましい。
このことで、コネクタ対にその結合状態を解除する力が作用したときに、仮に一方のコネクタにおいて固定部によるコネクタ本体と突部構成部材との固定が解除されたとしても、一方のコネクタの離脱規制部により突部構成部材の当該コネクタ本体からの離脱が規制され、また、他方のコネクタにおいて固定部によるコネクタ本体と突起部構成部材との固定が解除されたとしても、他方のコネクタの離脱規制部により突起部構成部材の当該コネクタ本体からの離脱が規制される。この結果、コネクタ対にその結合状態を解除する大きな力が作用しても、コネクタ対の結合状態が解除されるのを防止することができる。
上記車両のハーネスコネクタ部構造において、上記第1孔部は、上記コネクタ対の結合・離脱方向に延びる長孔であり、上記一方のコネクタの嵌合部の断面は、上記第1孔部の開口形状と略同じ形状を有する、ことが好ましい。
このことにより、嵌合部が第1孔部に嵌合したときの突起部17の位置精度を向上させることができ、第2孔部の内径を出来る限り小さくすることができる。この結果、取付部材に取り付けられたコネクタ対の結合状態を、より確実に解除できないようにすることができる。
以上説明したように、本発明の車両のハーネスコネクタ部構造によると、コネクタ対の一方のコネクタは、取付部材への取付用突部を有し、この取付用突部は、上記取付部材に形成された第1孔部に対して、該一方のコネクタの取付部材に対する位置及び姿勢が規制された状態で嵌合する嵌合部と、該嵌合部が上記第1孔部に嵌合した状態で該第1孔部に係止されて、該取付用突部が該第1孔部から抜けるのを規制する係止爪部とを含み、上記コネクタ対の他方のコネクタは、上記取付用突部の嵌合部が上記第1孔部に嵌合した状態で、上記取付部材に形成された第2孔部に挿入される突起部を有し、上記第2孔部の内径は、上記突起部の外径に対して所定量以上大きいとともに、上記取付用突部の嵌合部が上記第1孔部に嵌合しかつ該突起部が該第2孔部に挿入された状態で上記コネクタ対の結合状態を維持し得る最大径以下に設定されていることにより、結合状態にあるコネクタ対を取付部材に取り付けることで、その結合状態を解除できないようにすることができ、また、各コネクタや取付部材の製造誤差があっても、結合状態にあるコネクタ対を取付部材に確実に取り付けて、該コネクタ対が取付部材から簡単に外れないようにすることができ、よって、コネクタ対の結合状態を簡単に解除できないようにすることができる。
本発明の実施形態に係るハーネスコネクタ部構造を示す、車両後側かつ右側から見た斜視図である。 取付部材に取り付けられたコネクタ対を、取付部材側(車両前側)から見た図である。 図2の状態から取付部材を取り除いた図である。 ボックス側コネクタの要部を示す斜視図である。 図4のV−V線断面図である。 ボックス側コネクタにおけるコネクタ本体の取付部材側の面を構成する部分と、突部構成部材との関係を示す、コネクタ本体の突部構成部材取付側とは反対側から見た分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るハーネスコネクタ部構造を示す。このハーネスコネクタ部構造においては、電動車両(本実施形態では、電気自動車であり、以下、単に車両という)の前部のモータルーム内において、ヒータ駆動用のハーネス、つまり、車室内の不図示のヒータ側から延びるヒータ側ハーネス1と、不図示のジャンクションボックス側から延びるボックス側ハーネス2とが結線されている。尚、図1〜図3において、車両右側を矢印Rで示し、車両左側を矢印Lで示す。
上記ヒータ側ハーネス1は、4つの電力ケーブル1aを束ねたものであり、そのうちの1つの電力ケーブル1aはマイナスラインであり、残り3つは、プラスラインである。これらプラスラインのうち直流電流を流すプラスラインの数に応じて、上記ヒータの温度を調整することができるようになっている。
上記ボックス側ハーネス2も、ヒータ側ハーネス1に対応して、4つの電力ケーブル2a(3つのプラスライン及び1つのマイナスライン)を束ねたものである。上記ジャンクションボックス内には、上記ヒータの温度を調整する回路が設けられ、この回路には、主バッテリから電力が供給される。そして、この回路により、上記主バッテリから電流を流すプラスラインが決定されて、上記ヒータの温度調整がなされる。
上記主バッテリは、上記車両の駆動輪を駆動する車両駆動用モータを駆動するための高電圧のバッテリである。このことから、ヒータ側ハーネス1及びボックス側ハーネス2は、高電圧電流が流れる高電圧ハーネスに相当する。本実施形態では、「高電圧」とは、直流では60Vを超え1500V以下の電圧であり、交流では30V(実効値)を超え1000V(実効値)以下の電圧である。
本実施形態では、ヒータ側ハーネス1とボックス側ハーネス2とは、ハーネス結線用の2つのコネクタ対5により結線される。2つのコネクタ対5の構成は同じであるので、以下、1つコネクタ対5の構成について説明する。
上記コネクタ対5は、ヒータ側ハーネス1の端部(2つ1組の電力ケーブル1aの端部)に設けられたヒータ側コネクタ6と、ボックス側ハーネス2の端部(2つ1組の電力ケーブル2aの端部)に設けられたボックス側コネクタ7とからなる。ヒータ側コネクタ6とボックス側コネクタ7とが、互いにハーネス1,2(電力ケーブル1a,2a)の軸方向に結合及び離脱可能に構成されている。
上記コネクタ対5(ヒータ側コネクタ6及びボックス側コネクタ7)は、互いに結合された状態で取付部材21に取り付けられている。コネクタ対5は、本実施形態では、該コネクタ対5の結合・離脱方向が水平方向(車幅方向)となるように取付部材21に取り付けられており、ヒータ側コネクタ6が車両左側に位置し、ボックス側コネクタ7が車両右側に位置している。上記取付部材21は、本実施形態では、上記モータルーム内に配設された略矩形箱状のインバータケース22の車両後側の面に配置固定される。インバータケース22内には、インバータ回路が収容されており、このインバータ回路には、上記主バッテリからの直流電力が入力され、該インバータ回路により、上記直流電力が交流電力に変換され、この交流電力がインバータ回路から出力されて上記車両駆動用モータに供給される。
尚、2つのコネクタ対5は、取付部材21において、該コネクタ対5の結合・離脱方向に対して垂直な方向(本実施形態では、上下方向)に並ぶように配置されている。
上記インバータケース22の車両後側の面と取付部材21の車両前側の面との間には、所定量の隙間が設けられている。この所定量は、作業者が手(指)を入れることができない量でかつ後述の工具を挿入可能な量である。そして、上記隙間には、ボックス側コネクタ7を取付部材21に固定するための後述の係止爪部12bが位置しており、後述の如く、この係止爪部12bの係止を解除する際に上記隙間に工具を挿入する。
図2〜図4に示すように、ボックス側コネクタ7の取付部材21側の面には、取付部材21への取付用突部12が設けられている。尚、図4では、ボックス側コネクタ7におけるヒータ側コネクタ6とは反対側(B側)の部分を省略している。また、図4において、ヒータ側コネクタ6が結合される側を矢印Aで示し、その反対側を矢印Bで示す(図5及び図6も同様)。図4において、10cは、ヒータ側コネクタ6が挿入嵌合される孔である。
本実施形態では、ボックス側コネクタ7は、樹脂製のコネクタ本体10と、該コネクタ本体10の取付部材21側の面に設けられた、該コネクタ本体10とは別体の樹脂製の突部構成部材11とで構成されており、この突部構成部材11に上記取付用突部12が一体に設けられている。尚、コネクタ本体10に取付用突部12を一体に設けるようにしてもよい。
上記取付用突部12は、上記取付部材に形成された第1孔部21a(図2参照)に対して、ボックス側コネクタ7の取付部材21に対する位置及び姿勢が規制された状態で嵌合する嵌合部12aと、該嵌合部12aが上記第1孔部21aに嵌合した状態で該第1孔部21aに係止されて、該取付用突部12が該第1孔部21aから抜けるのを規制する係止爪部12bとを含む。
上記第1孔部21aは、コネクタ対5の結合・離脱方向に延びる長孔であり、上記嵌合部12aの断面は、第1孔部21aの開口形状と略同じ形状を有する。これにより、嵌合部12aを第1孔部21aに嵌合させれば、結合状態にあるコネクタ対5の取付部材21に対する位置及び姿勢(コネクタ対5の結合・離脱方向が水平方向となるような姿勢)が規制される。尚、第1孔部21aは、コネクタ対5の結合・離脱方向に延びる長孔である必要はなく、嵌合部12aの嵌合によりコネクタ対5の取付部材21に対する位置及び姿勢が決まるような形状であればよい。但し、嵌合部12aが第1孔部21aに嵌合したときの、後述の突起部17の位置精度を向上させる観点から、第1孔部21aは、取付部材21側から見て取付用突部12と突起部17とを結ぶ直線方向(つまりコネクタ対5の結合・離脱方向)に延びる長孔であることが好ましい。
上記係止爪部12bは、嵌合部12aから取付用突部12の先端側に延設された延設部12cに設けられている。取付用突部12の先端側から見て、延設部12cの形状は嵌合部12aの形状と同じである。取付用突部12の先端側から見て、延設部12cにおけるコネクタ対5の結合・離脱方向の両端部に係止爪部12bがそれぞれ一体形成されている。各係止爪部12bは、延設部12cの外周面から突出する可撓性のものであって、延設部12cの先端側を基端にしてコネクタ対5の結合・離脱方向に撓むことが可能に構成されている。これにより、嵌合部12aを第1孔部21aに嵌合させるに際して、延設部12cから第1孔部21aに挿入すると、係止爪部12bが撓んで延設部12cの外周面よりも内側に後退し、嵌合部12aが第1孔部21aに嵌合したときには、係止爪部12bがその復元力により延設部12cの外周面から突出して、第1孔部21a(詳細には、第1孔部21aの車両前側の開口周縁部)に係止されるようになっている。
また、突部構成部材11の取付部材21側の面における取付用突部12の周囲全周には、係止爪部12bが第1孔部21aに係止されているときに、取付部材21の車両後側の面に当接して取付部材21を車両前側(つまり係止爪部12bの側)へ押圧する可撓性の皿ばね状の押圧部11eが設けられている。これにより、取付部材21が係止爪部12bと押圧部11eとにより挟持される。こうして係止爪部12bが第1孔部21aに係止されることで、ボックス側コネクタ7が取付部材21に取付固定されることになる。
上記ボックス側コネクタ7と結合状態にあるヒータ側コネクタ6の取付部材21側の面には、上記取付用突部12の嵌合部12aが第1孔部21aに嵌合した状態で、取付部材21に形成された円形の第2孔部21b(図2参照)に挿入される断面円形の突起部17が設けられている。本実施形態では、ヒータ側コネクタ6は、ボックス側コネクタ7と同様に、樹脂製のコネクタ本体15と、該コネクタ本体15の取付部材21側の面に設けられた、該コネクタ本体15とは別体の樹脂製の突起部構成部材16とで構成されており、この突起部構成部材16に上記突起部17が一体に設けられている。尚、コネクタ本体15に突起部17を一体に設けてもよい。
上記第2孔部21bの内径は、上記突起部17の外径に対して所定量以上大きいとともに、取付用突部12の嵌合部12aが第1孔部21aに嵌合しかつ該突起部17が第2孔部21bに挿入された状態でコネクタ対5の結合状態を維持し得る最大径以下に設定されている。上記所定量は、ヒータ側コネクタ6及びボックス側コネクタ7や取付部材21の製造誤差が許容レベルの最大になっても、嵌合部12aが第1孔部21aに嵌合しかつ突起部17が第2孔部21bに挿入される大きさに設定される。ここで、第2孔部の内径が大きすぎると、嵌合部12aが第1孔部21aに嵌合しかつ突起部17が第2孔部21bに挿入された状態でも、コネクタ対5の結合状態を解除することができてしまう。そこで、その結合状態を解除できないように、第2孔部21bの内径が、コネクタ対5の結合状態を維持し得る最大径以下に設定されている。すなわち、第2孔部21bの内径が上記最大径よりも大きくなると、ヒータ側コネクタ6の、ボックス側コネクタ7に対する位置が、コネクタ対5の結合状態を維持し得る限界位置よりも結合解除側(ヒータ側コネクタ6がボックス側コネクタ7から離れる側)の位置となって、コネクタ対5の結合状態が解除されることになるが、上記最大径以下では、ヒータ側コネクタ6の、ボックス側コネクタ7に対する位置を、上記限界位置よりも結合解除側の位置とすることはできず、よって、コネクタ対5の結合状態が維持される。
ヒータ側コネクタ6の突起部17は第2孔部21bに係止されないため、ヒータ側コネクタ6が単独では取付部材21に取り付けられることはないが、ボックス側コネクタ7と結合状態にあるヒータ側コネクタ6は、ボックス側コネクタ7を介して間接的に取付部材21に取り付けられる。したがって、ボックス側コネクタ7の取付用突部12が第1孔部21aに係止されれば、結合状態にあるコネクタ対5が取付部材21に取付固定されることになる。
また、突起部構成部材16には、上記突部構成部材11の押圧部11eに相当するものは設けられていないので、取付部材21が突起部構成部材16により押圧されることはない。
ここで、突起部構成部材16として、例えば汎用品や他の部品と共通の部品を使用した場合には、突起部構成部材16の突起部17に、取付用突部12の係止爪部12bと同様の係止爪部が設けられる場合がある。この場合は、突起部17の外径を、該突起部17に設けられた係止爪部を含む外径として、第2孔部21bの内径を、その突起部の外径(係止爪部を含む外径)に対して上記所定量以上大きくする。これにより、取付用突部12の嵌合部12aが第1孔部21aに嵌合しかつ突起部17が第2孔部21bに挿入された状態で、突起部17の係止爪部が、第2孔部21bの内周面に接触したり、第2孔部21bに係止されたりするようなことはない。
尚、本実施形態では、取付部材21の上側部分に取り付けられるコネクタ対5と、取付部材21の下側部分に取り付けられるコネクタ対5とでは、取付用突部12と突起部17との間隔(第1孔部21aと第2孔部21bとの間隔)を異ならせている。これにより、作業者が、2つのコネクタ対5を上下逆に取り付けるのを防止している。
図5及び図6に示すように、ボックス側コネクタ7におけるコネクタ本体10の取付部材21側の面及び突部構成部材11は、該面に対し突部構成部材11がスライドにより取付固定可能なように構成されている。すなわち、コネクタ本体10の取付部材21側の面には、コネクタ対5の結合・離脱方向に延びる2つのレール部10a(図6参照)と、該2つのレール部10a間に位置する固定用爪部10bとが設けられている。一方、突部構成部材11には、上記2つのレール部10aがそれぞれ挿入されて該レール部10aに沿ってスライド可能な2つの溝部11aと、上記固定用爪部10bが挿入される爪部挿入孔11bと、この爪部挿入孔11bがヒータ側コネクタ6とは反対側(B側)に開口する面で構成され、固定用爪部10bが係合する係合部11cと、突部構成部材11のコネクタ本体10側の面において爪部挿入孔11bよりもヒータ側コネクタ6とは反対側(B側)位置する段差部11dとが設けられている。
コネクタ本体10の取付部材21側の面に突部構成部材11を取付固定するには、先ず、突部構成部材11を、コネクタ本体10のヒータ側コネクタ6とは反対側(B側)からコネクタ本体10に接近させて、突部構成部材11の2つの溝部11aに、コネクタ本体10の2つのレール部10aをそれぞれ挿入させる。そして、突部構成部材11をコネクタ本体10に対しレール部10aに沿ってヒータ側コネクタ6側(A側)へスライドさせると、やがて固定用爪部10bが爪部挿入孔11b内に挿入され、更にスライドさせると、固定用爪部10bが爪部挿入孔11bのB側に出て係合部11cに係合する。このとき、突部構成部材11は、コネクタ本体10に対しヒータ側コネクタ6側(A側)へスライドさせようとしても、固定用爪部10bが段差部11dに当接してA側へスライドすることはできず、また、コネクタ本体10に対しヒータ側コネクタ6とは反対側(B側)へスライドさせようとしても、固定用爪部10bと係合部11cとの係合により、B側へスライドすることもできなくなる。こうして、突部構成部材11がコネクタ本体10の取付部材21側の面に取付固定されることになる。したがって、突部構成部材11の係合部11c及び段差部11dは、コネクタ本体10に突部構成部材11を固定するための固定部を構成することになる。
上記突部構成部材11におけるヒータ側コネクタ6とは反対側の端部(2つの溝部11aのB側終端部)には、取付用突部12の嵌合部12aが第1孔部21aに嵌合しかつ突起部17が第2孔部21bに挿入された状態で、ヒータ側コネクタ6及びボックス側コネクタ7にその結合状態を解除する力が作用したときに、突部構成部材11のコネクタ本体10からの離脱を規制するための2つの離脱規制部11f(図6参照)が、上記固定部とは別に設けられている。すなわち、コネクタ対5にその結合状態を解除する力が作用したときに、仮にボックス側コネクタ7において上記固定部によるコネクタ本体10と突部構成部材11との固定が解除されたとしても、上記離脱規制部11fにより突部構成部材11のコネクタ本体10からの離脱が規制される。
また、ヒータ側コネクタ6におけるコネクタ本体15の取付部材21側の面及び突起部構成部材16も、ボックス側コネクタ7と同様に、該面に対し突起部構成部材16がスライドにより取付固定可能なように構成されている。これらの構成は、ボックス側コネクタ7と同様であるので、その詳細な説明及び図示は省略するが、コネクタ本体15には、ボックス側コネクタ7のコネクタ本体10と同様のレール部及び固定用爪部が設けられており、突起部構成部材16には、突部構成部材11と同様の溝部、爪部挿入孔、係合部及び段差部が設けられている。突起部構成部材16の係合部及び段差部は、コネクタ本体15に突起部構成部材16を固定するための固定部を構成する。そして、コネクタ本体15の取付部材21側の面に突起部構成部材16を取付固定するには、突起部構成部材16を、ボックス側コネクタ7とは反対側からボックス側コネクタ7側へスライドさせる。
さらに、突起部構成部材16におけるボックス側コネクタ7とは反対側の端部(突起部構成部材16の2つの溝部のボックス側コネクタ7とは反対側の終端部)には、突部構成部材16と同様の2つの離脱規制部が、突起部構成部材16の上記固定部とは別に設けられており、コネクタ対5にその結合状態を解除する力が作用したときに、仮にヒータ側コネクタ6において上記固定部によるコネクタ本体15と突起部構成部材16との固定が解除されたとしても、突起部構成部材16の離脱規制部により突起部構成部材16のコネクタ本体15からの離脱が規制される。したがって、コネクタ対5にその結合状態を解除する大きな力が作用しても、コネクタ対5の結合状態が解除されるのを防止することができる。
上記コネクタ対5を取付部材21に取り付けるには、最初にヒータ側コネクタ6とボックス側コネクタ7とを互いに結合する。取付部材21は、コネクタ対5を取付部材21に取り付ける前に予め、インバータケース22に取り付けられている。そして、結合状態にあるコネクタ対5のボックス側コネクタ7の取付用突部12を、取付部材21の第1孔部21aの車両後側から挿入して、第1孔部21aに対して嵌合部12aを嵌合させかつ係止爪部12bを係止させる。このとき、ヒータ側コネクタ6の突起部17が、第2孔部21bに自動的に挿入される。ヒータ側コネクタ6及びボックス側コネクタ7や取付部材21の製造誤差があっても、突起部17は第2孔部21bに確実に挿入される。これにより、作業者は、コネクタ対5の取付けに際して、取付用突部12を、係止爪部12bが第1孔部21aの車両前側の開口周縁部に係止されるまで押し込むだけでよく、また、その際、突起部17が第2孔部21bの内周面に当接することはないので、係止爪部12bがその復元力により延設部12cの外周面から突出したときのクリック感を良好に感じることができ、ボックス側コネクタ7を取付部材21に確実に取り付けることができるようになる。こうしてボックス側コネクタ7の取付部材21への取付けが完了したときには、ヒータ側コネクタ6は、ボックス側コネクタ7を介して間接的に取付部材21に取り付けられることになり、よって、コネクタ対5の取付けが完了することになる。
作業者が、このように取付部材21に取り付けられたコネクタ対5の結合状態を解除しようとしても、ヒータ側コネクタ6の突起部17が第2孔部21bの内周面に当接するため、不用意に、その結合状態を解除することはできない。また、取付け時に、コネクタ対5を取付部材21に確実に取り付けることができるようになっているので、コネクタ対5が取付部材21から簡単に外れることもない。
したがって、本実施形態では、結合状態にあるコネクタ対5を取付部材21に取り付けることで、その結合状態を解除できないようにすることができる。また、ヒータ側コネクタ6及びボックス側コネクタ7や取付部材21の製造誤差があっても、結合状態にあるコネクタ対5を取付部材21に確実に取り付けて、該コネクタ対5が取付部材21から簡単に外れないようにすることができ、よって、コネクタ対5の結合状態を簡単に解除できないようにすることができる。
上記ヒータのメインテナンス等の際に、コネクタ対5の結合状態を解除する必要がある場合には、ラジオペンチ等の工具を、インバータケース22の車両後側の面と取付部材21の車両前側の面との間の隙間に挿入して、その工具により、ボックス側コネクタ7における取付用突部12の2つの係止爪部12bをその両側から挟むようにして、2つの係止爪部12bを、延設部12cの外周面よりも内側に後退させて第1孔部21aに対する係止を解除して、取付用突部12を第1孔部21aから引き抜く。このとき、ヒータ側コネクタ6の突起部17が第2孔部21bから自動的に抜ける。こうして、コネクタ対5を取付部材21から取り外すことができる。コネクタ対5を取付部材21から取り外せば、コネクタ対5の結合状態を容易に解除して離脱させることができる。尚、上記隙間が大きくて作業者の手(指)が入る場合であっても、その手(指)で上記係止爪部12bの係止を解除し難ければ問題はない。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明のハーネス結線用のコネクタ対として、ヒータ駆動用のハーネス(ヒータ側ハーネス1及びボックス側ハーネス2)を結線するコネクタ対5を例に説明したが、これに限らず、例えば、主バッテリとインバータ回路とを接続するハーネス(高電圧の直流が流れる高電圧ハーネス)を結線するものや、インバータ回路と車両駆動用モータとを接続するハーネス(高電圧の交流が流れる高電圧ハーネス)を結線するものであってもよい。また、高電圧ハーネス以外のハーネスを結線するコネクタ対であってもよい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、互いにハーネスの軸方向に結合及び離脱可能に構成されたハーネス結線用のコネクタ対と、該コネクタ対が互いに結合された状態で取り付けられる取付部材とを備えた車両のハーネスコネクタ部構造に有用である。
1 ヒータ側ハーネス
2 ボックス側ハーネス
5 コネクタ対
6 ヒータ側コネクタ
7 ボックス側コネクタ
10 ボックス側コネクタのコネクタ本体
11 突部構成部材
11c 係合部(固定部)
11d 段差部(固定部)
11f 離脱規制部
12 取付用突部
12a 嵌合部
12b 係止爪部
15 ヒータ側コネクタのコネクタ本体
16 突起部構成部材
17 突起部

Claims (4)

  1. 互いにハーネスの軸方向に結合及び離脱可能に構成されたハーネス結線用のコネクタ対と、該コネクタ対が互いに結合された状態で取り付けられる取付部材とを備えた車両のハーネスコネクタ部構造であって、
    上記コネクタ対の一方のコネクタは、上記取付部材への取付用突部を有し、
    上記取付用突部は、上記取付部材に形成された第1孔部に対して、上記一方のコネクタの取付部材に対する位置及び姿勢が規制された状態で嵌合する嵌合部と、該嵌合部が上記第1孔部に嵌合した状態で該第1孔部に係止されて、該取付用突部が該第1孔部から抜けるのを規制する係止爪部とを含み、
    上記一方のコネクタと結合状態にある他方のコネクタは、上記取付用突部の嵌合部が上記第1孔部に嵌合した状態で、上記取付部材に形成された第2孔部に挿入される突起部を有し、
    上記第2孔部の内径は、上記突起部の外径に対して所定量以上大きいとともに、上記取付用突部の嵌合部が上記第1孔部に嵌合しかつ該突起部が該第2孔部に挿入された状態で上記コネクタ対の結合状態を維持し得る最大径以下に設定されていることを特徴とする車両のハーネスコネクタ部構造。
  2. 請求項1記載の車両のハーネスコネクタ部構造において、
    上記ハーネスは、高電圧電流が流れる高電圧ハーネスであることを特徴とする車両のハーネスコネクタ部構造。
  3. 請求項1又は2記載の車両のハーネスコネクタ部構造において、
    上記一方のコネクタは、コネクタ本体と、上記取付用突部が設けられた、該コネクタ本体とは別体の突部構成部材とで構成され、
    上記他方のコネクタは、コネクタ本体と、上記突起部が設けられた、該コネクタ本体とは別体の突起部構成部材とで構成され、
    上記一方のコネクタの上記突部構成部材は、該一方のコネクタのコネクタ本体に該突部構成部材を固定するための固定部と、該突部構成部材における上記他方のコネクタとは反対側の端部に該固定部とは別に設けられ、上記取付用突部の嵌合部が上記第1孔部に嵌合しかつ該突起部が該第2孔部に挿入された状態で、上記コネクタ対にその結合状態を解除する力が作用したときに、該突部構成部材の当該コネクタ本体からの離脱を規制するための離脱規制部とを有し、
    上記他方のコネクタの上記突起部構成部材は、該他方のコネクタのコネクタ本体に該突起部構成部材を固定するための固定部と、該突起部構成部材における上記一方のコネクタとは反対側の端部に該固定部とは別に設けられ、上記取付用突部の嵌合部が上記第1孔部に嵌合しかつ該突起部が該第2孔部に挿入された状態で、上記コネクタ対にその結合状態を解除する力が作用したときに、該突起部構成部材の当該コネクタ本体からの離脱を規制するための離脱規制部とを有することを特徴とする車両のハーネスコネクタ部構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両のハーネスコネクタ部構造において、
    上記第1孔部は、上記コネクタ対の結合・離脱方向に延びる長孔であり、
    上記一方のコネクタの嵌合部の断面は、上記第1孔部の開口形状と略同じ形状を有することを特徴とする車両のハーネスコネクタ部構造。
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