JP2013250634A - シート加工製品製造システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シート加工装置と、該シート加工装置の動作状態を感知する装置動作感知手段と、該シート加工装置の動作を制御する装置制御部を有し、前記装置動作感知手段及び前記装置制御部に接続する、ナビゲーションシステム制御部と記憶手段と操作表示部を有するシート製造指示システムを有し、前記装置動作感知手段の出力信号と操作者の指令に基づいて、画面データを前記操作表示部に表示し、前記装置制御部を用いて前記シート加工装置の動作を制御するシート加工製品製造システムを用いる。
【選択図】図1
Description
以下、本発明のシート加工製品製造システムの第1の実施形態を図1から図5を参照して説明する。
(シート加工製品製造システムの構成)
図1は、第1の実施形態のシート加工製品製造システムのブロック図である。シート加工製品製造システムは、ロール状のシート加工製品を製造する各工程の、印刷機、コーター機、ルーダー機、スリッター機等のシート加工製品を製造するためのシート加工装置100に、シート製造指示システムを設置する。
図3は、第1の実施形態のシート加工製品製造システムの動作手順を示すフローチャートである。以下、図3を参照して本実施形態のシート加工製品製造システムの動作手順を示す。
(ステップS1)
ナビゲーションシステム制御部230は、最初に、タッチパネル式の操作表示部260に図4(a)のような操作指示のメイン画面を表示し、操作者に、操作表示部260のタッチパネルの画面のボタン表示位置に接触させることで、画面に表示された項目の中から必要な項目を選択させる。
を操作者が押した場合は、図4(b)のようなロールの送り長さ設定画面を操作表示部260に表示する。そして、操作者にタッチパネルから、ロールの送り長さを設定させる。ナビゲーションシステム制御部230は、その、ロールの送り長さデータを、巻き出し長さ計測手段211からの出力パルスを計数するシート製造長さカウンタのプリセットレジスタに設定する。シート製造長さカウンタは、プリセットレジスタとカウンタとから成るシート製造長さカウンタを装置信号受信部210に設置して用いることができる。または、シート製造長さカウンタを、ナビゲーションシステム制御部230によるカウンタ機能を用いて構成することもできる。このシート製造長さカウンタは、ロールから送り出すシートの長さが規定のロールの送り長さに達した場合に指定長さ到達信号を出力する。
次に、ナビゲーションシステム制御部230は、選択された作業項目を、記憶手段240が記憶する装置動作シーケンスデータD100の動作選択欄D103に記録する。装置動作シーケンスデータD100は、図2(a)のように、作業項目D101毎に、作業項目が感受する装置動作感知手段210が出力する装置動作感知信号D102が記録され、その作業項目の動作により装置制御部220に出力してシート加工装置100を制御する制御出力信号D104が記録されている。
次に、ナビゲーションシステム制御部230は、操作者がタッチパネル式の操作表示部260の図4(a)のようなメイン画面の開始ボタンB3に接触すること等による指令確定指令を受信することで、その指令確定指令を合図に、装置制御部220にシート加工装置100の運転を開始させる指令を送信する。ナビゲーションシステム制御部230は、シート加工装置100の運転が所定の状態に達した場合に出力される装置動作感知手段210からの装置動作感知信号D102を待つ信号の監視と待機をする動作を開始する。ナビゲーションシステム制御部230の監視・待機動作は、記憶手段240が記録している動作プログラムに従って動作させることもでき、また、所定の条件で動作する電子回路に設定された条件に従って動作させることもできる。
シート加工装置100の運転が継続され、シート加工装置100の運転が所定の状態に達した場合に装置動作感知手段210が装置動作感知信号D102を出力する。ナビゲーションシステム制御部230は、その装置動作感知信号D102を受信した場合に、記憶手段240が記録している図2(a)のような装置動作シーケンスデータD100に従って、その装置動作感知信号D102に応答するべき動作で、かつ、動作選択欄D103に記録されている動作の作業項目を読出し、その作業項目に従って制御出力信号D104を装置制御部220に出力させる処理を行う。
ナビゲーションシステム制御部230は、例えば、装置動作感知信号D102として巻き出し長さ0m信号を受信した場合に、図2(a)の装置動作シーケンスデータD100の巻き芯カット作業項目の動作を選択して制御出力信号D104として装置停止の制御信号を装置制御部220に送信する。それによりシート加工装置100の運転が停止する。
更に、その選択された作業項目に対応して、記憶手段240が記録している図2(b)のような表示画面データD200を読み出し、その表示選択項目D201が巻き芯カットである表示データD202を図5のように操作表示部260に表示させる。それにより、操作者に選択された作業項目の作業開始のタイミングが通知される。
更に、ナビゲーションシステム制御部230は、警報部250の警報ランプを点灯させる。それにより、操作者に、選択された作業項目の作業開始のタイミングが来て、操作者の作業すべき内容が操作表示部260に表示されたことが通知される。
以上のステップS5からステップS6の動作は、以下の様に、シート製造指示システムのナビゲーションシステム制御部230が、操作者の指示を受けることでシート加工装置100を停止させるようにしても良い。
ナビゲーションシステム制御部230は、例えば、装置動作感知信号D102として巻き出し長さ0m信号を受信した場合に、図2(a)の装置動作シーケンスデータD100の巻き芯カット作業項目の動作を選択して、その選択された作業項目に対応して、記憶手段240が記録している図2(b)のような表示画面データD200を読み出し、その表示選択項目D201が巻き芯カットである表示データD202を操作表示部260に表示させる。それにより、操作者に選択された作業項目の作業開始のタイミングが通知される。
更に、ナビゲーションシステム制御部230は、警報部250の警報ランプを点灯させる。それにより、操作者に、選択された作業項目の作業開始のタイミングが来て、操作者の作業すべき内容が操作表示部260に表示されたことが通知される。
操作者は、操作表示部260に操作案内の画面が表示されたことを確認したら、シート加工装置100を停止させる操作を行い、画面の操作案内に従って作業をする。ここまでの動作を、変形例1の動作として行うことができる。
ナビゲーションシステム制御部230は、操作者が選択された作業項目の作業を終えた後に、操作者に確認ボタン指令を入力せるために、操作表示部260に表示する図5の表示画面データに、タッチパネルの確認ボタンBSを表示させる。操作者にタッチパネルのその確認ボタンBSの位置に接触させることで、ナビゲーションシステム制御部230は、その確認ボタン指令に従って、装置制御部220にシート加工装置100の運転を再開させる動作開始信号を送信する。それにより、装置制御部220がシート加工装置100の運転を再開させる。
以上で説明したステップS8の動作は以下のように変えても良い。
(ステップS8’)
シート製造指示システムのナビゲーションシステム制御部230は、シート加工装置100が停止した時点から、装置制御部220をシート加工装置100の運転の再開を防止する状態に維持し、シート加工装置を停止させ続ける。そして、確認ボタンBSが押された場合は、その確認ボタンBSによる動作指令に従って、ナビゲーションシステム制御部230が装置制御部220をシート加工装置100の運転の再開を許可する動作開始許可状態に設定し、シート加工装置100が操作者の指示に従って運転を開始できるようにする。こうして、装置制御部220が動作開始許可状態に設定されるまで、装置制御部220をシート加工装置100の運転の再開を防止する状態に維持し、シート加工装置を停止させ続ける。
ナビゲーションシステム制御部230は、ステップS4以降の動作を繰り返し、すべての作業が完了した段階で生産が終了し、シート加工装置100の運転を終了する。
以下、第2の実施形態を図6から図10を参照して説明する。第2の実施形態は、ロール状のシート加工製品を製造する工程の1つのスリッター工程に本発明を適用する。スリッター工程では、スリッター工程以前の工程で発生した品質不良部を手作業で除去するために、多種の複雑な工程の手作業が必要である。その手作業を行う工程には以下のものがある。
(A)巻芯カット工程。
(B)巻芯テープ止工程。
(C)紙管止めテープ切り込み工程。
(D)エンドテープ貼付け工程。
(E)継目への耳付け工程。
(F)巻外カット工程。
(G)巻外のテープ止め工程。
(H)サンプル採取工程。
第2の実施形態のシート加工製品製造システムは、これらの工程の手作業を誤り無く行わせるように支援できる効果が大きい。
図6は、第2の実施形態のシート加工製品製造システムのブロック図である。第2の実施形態のシート加工製品製造システムは、スリッター工程におけるスリッター装置であるシート加工装置100に第1の実施形態と同様にシート製造指示システムを設置する。第2の実施形態では、特に、シート製造指示システムの装置動作感知手段210として、シ
ート加工装置100の連続シートP1の巻き出し長さを計測する巻き出し長さ計測手段211と、連続シートP1の継目を検出する継目センサ212と、シャフト設置確認センサ213を設置する。これらの装置動作感知手段210が感知した装置の状態を示す信号をナビゲーションシステム制御部230に出力する。そして、第1の実施形態と同様に、シート加工装置100の停止、開始の制御を行う装置制御部220を設置する。
図7と図8は、第2の実施形態のシート加工製品製造システムの動作手順を示すフローチャートである。以下、図7と図8を参照して本実施形態のシート加工製品製造システムの動作手順を示す。
(ステップS1)
ナビゲーションシステム制御部230は、最初に、タッチパネル式の操作表示部260に図4(c)のような印刷作業の作業項目一覧を表示して、操作者に、操作表示部260のタッチパネルの画面のボタン表示位置に接触させることで、画面に表示された項目の中から必要な項目を選択させる。
ナビゲーションシステム制御部230は、操作者が、タッチパネルに図4(c)のように表示されている作業項目の中から必要な作業項目を選択する指令を読み込む。作業項目の選択方法は、作業者が図4(c)の画面のタッチパネルの所定の作業項目に指を接触させることで作業項目が選択される。仮に操作者が「巻き芯カット位置」「巻き芯止めテープ使用」「紙管止めテープ切り込み」「継ぎ目耳だし」「巻き外止めテープ使用」「巻き外カット位置」の7項目を選択するものとする。
置100を制御する制御出力信号D104が記録されている。
次に、ナビゲーションシステム制御部230は、操作者がタッチパネル式の操作表示部260の図4(a)のようなメイン画面の開始ボタンB3に接触することで、シート加工装置運転開始指令を操作者から受ける。それにより、ナビゲーションシステム制御部230は、シート加工装置100の運転を開始させる指令を装置制御部220に送信する。そして、ナビゲーションシステム制御部230は、シート加工装置100の運転が所定の状態に達した場合に出力される装置動作感知手段210からの装置動作感知信号D102を待つ信号の監視と待機をする動作を開始する。
シート加工装置100の運転を開始すると、最初に、装置動作感知手段210の1つの巻き出し長さ計測手段211が、巻き出し長さ0m信号を出力する。また、シート製造長さカウンタがリセット信号を出力する。その際に、シート製造長さカウンタのプリセットレジスタにロールの送り長さデータを記憶させる。シート製造長さカウンタは、それ以降にロールがシートを送り出す都度、カウントダウンし、規定のロールの送り長さに達した場合に指定長さ到達信号を出力する。
ナビゲーションシステム制御部230は、巻き出し長さ0m信号とシート製造長さカウンタのリセット信号とを受信すると、図2(a)の装置動作シーケンスデータD100の巻き芯カット作業項目の動作を選択して制御出力信号D104として装置停止の制御信号を装置制御部220に送信する。それによりシート加工装置100の運転が停止する。
すなわち、先ず、選択された作業項目に対応して、記憶手段240が記録している図2(b)のような表示画面データD200を読み出し、その表示選択項目D201が巻き芯カットである表示データD202を読み出し、その表示画面データD200に従って、図5のように、操作表示部260のタッチパネルに、「巻き芯指定位置でカットしてください」という画像を表示させる。ナビゲーションシステム制御部230は、その画像の表示と共に警報部250の警報ランプを点灯させ、操作者に巻き芯カット作業項目の作業開始のタイミングを操作者に通知する。
ナビゲーションシステム制御部230は、その確認ボタンBSが押されるまで待機し、その確認ボタンBSが押されたことを確認した場合に、それに応じて操作表示部260に表示させるべく記憶手段240に記憶した図9(a)のような巻き芯テープ止め指示画面の表示画面データを記憶手段240から呼び出し、その表示画面データを図9(a)のように、操作表示部260のタッチパネルに、「巻き芯指定テープで止めて下さい」という
画像を表示させる。
ナビゲーションシステム制御部230は、その確認ボタンBSが押されるまで待機し、その確認ボタンBSが押されたことを確認した場合に、それに応じて操作表示部260に表示させるべく記憶手段240に記憶した図9(b)のような紙管止めテープ切れ込み作業指示画面の表示画面データを記憶手段240から呼び出し、その表示画面データを図9(b)のように、操作表示部260のタッチパネルに、「紙管止めテープに切込を入れて下さい」という画像を表示させる。
ナビゲーションシステム制御部230は、その確認ボタンBSが押されるまで待機し、その確認ボタンBSが押されたことを確認した場合に、それに応じて操作表示部260に表示させるべく記憶手段240に記憶した図9(c)のようなエンドテープ貼付け指示画面の表示画面データを記憶手段240から呼び出し、その表示画面データを図9(c)のように、操作表示部260のタッチパネルに、「エンドテープを貼って下さい」という画像を表示させる。
ナビゲーションシステム制御部230は、その確認ボタンBSが押されるまで待機し、その確認ボタンBSが押されたことを確認した場合に、それに応じて装置制御部220にシート加工装置100の運転を開始させる指令を送信する。それと同時に、設定された待機モードで装置動作感知手段210の出力信号(装置動作感知信号D102)を監視する動作を開始する。
以上で説明したステップS10の動作は以下のように変えても良い。
(ステップS10’)
ナビゲーションシステム制御部230は、シート加工装置100が停止した時点から、装置制御部220をシート加工装置100の運転の再開を防止する状態に維持し、シート加工装置を停止させ続ける。そして、タッチパネルの図9(c)の画面の確認ボタンBSが押された場合は、その確認ボタンBSによる動作指令に従って、ナビゲーションシステム制御部230が装置制御部220をシート加工装置100の運転の再開を許可する動作開始許可状態に設定し、シート加工装置100が操作者の指示に従って運転を開始できるようにする。こうして、装置制御部220が動作開始許可状態に設定されるまで、装置制御部220をシート加工装置100の運転の再開を防止する状態に維持し、シート加工装置を停止させ続ける。
シート加工装置100の運転を開始し、次に、ロール状のシート加工製品の継目が継目センサ212で検出されると、継目センサ212が、継目検出信号を出力する。ナビゲーションシステム制御部230は、この継目検出信号を受信すると、受信した信号と、記憶手段240の記録している装置動作シーケンスデータD100に従って、継目耳出し作業項目の動作を実行する。
ナビゲーションシステム制御部230は、継目耳出し作業項目に対応して操作表示部260に表示させるべく記憶手段240に記憶した図10(a)のような継目耳出し指示画面の表示画面データを記憶手段240から呼び出し、その表示画面データを図10(a)のように、操作表示部260のタッチパネルに、「継目部分に耳出しテープを貼って下さい」という画像を表示させる。ナビゲーションシステム制御部230は、その画像の表示と共に警報部250の警報ランプを点灯させ、操作者に継目耳出し作業項目の作業開始のタイミングが通知される。
ナビゲーションシステム制御部230は、タッチパネルの図10(a)の画面の確認ボタンBSが押されるまで待機し、その確認ボタンBSが押されたことを確認した場合に、それに応じて装置制御部220にシート加工装置100の運転を開始させる指令を送信する。それと同時に、設定された待機モードで装置動作感知手段210の出力信号(装置動作感知信号D102)を監視する動作を開始する。
シート加工装置100の運転を開始し、次に、連続シートP1が所定のロールの送り長さに達した場合に、シート製造長さカウンタが指定長さ到達信号を出力する。
(ステップS15)
ナビゲーションシステム制御部230は、シート製造長さカウンタから指定長さ到達信号を受信すると、図2(a)の装置動作シーケンスデータD100に従って、巻き外止めテープ項目の動作を選択して制御出力信号D104として装置停止の制御信号を装置制御部220に送信する。それによりシート加工装置100の運転が停止する。
ナビゲーションシステム制御部230は、巻き外止めテープ項目に対応して操作表示部260に表示させるべく記憶手段240に記憶した図10(b)のような巻き外止めテープ指示画面の表示画面データを記憶手段240から呼び出し、その表示画面データを図10(b)のように、操作表示部260のタッチパネルに、「巻外指定テープで止めてください」という画像を表示させる。ナビゲーションシステム制御部230は、その画像の表示と共に警報部250の警報ランプを点灯させ、操作者に巻き外止めテープ作業項目の作業開始のタイミングが通知される。
ナビゲーションシステム制御部230は、タッチパネルの図10(b)の画面の確認ボタンBSが押されるまで待機し、その確認ボタンBSが押されたことを確認した場合に、それに応じて操作表示部260に表示させるべく記憶手段240に記憶した図10(c)のような巻外カット指示画面の表示画面データを記憶手段240から呼び出し、その表示画面データを図10(c)のように、操作表示部260のタッチパネルに、「巻外指定位置でカットしてくだい」という画像を表示させる。
ナビゲーションシステム制御部230は、タッチパネルの図10(c)の画面の確認ボタンBSが押されるまで待機し、その確認ボタンBSが押されたことを確認した場合に、それに応じて装置制御部220に、シート加工装置100を停止させる制御を行わせ、それによってロール状のシート加工製品の生産を終了する。
以下、図11から図15を参照して第3の実施形態を説明する。第3の実施形態では、シート加工製品製造システムに、自動的に作業項目を選択する機能を加えた。
図11は、第3の実施形態のシート加工製品製造システムのブロック図である。第3の実施形態のシート加工製品製造システムは、第1の実施形態(及び第2の実施形態)のシート製造指示システムに入稿システム270を加える。第3の実施形態では、その入稿システム270にナビゲーションシステム制御部230を接続し、入稿システム270から仕様書データを受信する。それ以外の構成は第1の実施形態(及び第2の実施形態)と同様であり、シート加工装置100の動作状態を感知する装置動作感知手段210と、シート加工装置100の停止、開始の制御を行う装置制御部220を設置する。そして、装置動作感知手段210が感知した装置の状態をナビゲーションシステム制御部230に出力する。
図12と図13は、第3の実施形態のシート加工製品製造システムの動作手順を示すフローチャートである。以下、図12と図13を参照して本実施形態のシート加工製品製造システムの動作手順を示す。
まず、入稿システム270の入稿情報入力部271から装置動作シーケンスデータD100と表示画面データD200、及び、仕様書情報のデータD300が入力される。装置動作シーケンスデータD100には、図2(a)のように、作業項目D101毎に、作業項目が感受する装置動作感知手段210の出力信号である装置動作感知信号D102を記録し、その作業項目の動作により装置制御部220に出力してシート加工装置100を制御する制御出力信号D104を記録する。表示画面データD200には、図2(b)のように、操作表示部260の画面に表示する表示画面項目D201に対応して表示すべき表示データD202を記録する。仕様書情報のデータD300は、図15のように、製品情報データD301と、選択作業項目データD302のデータと、その他のデータから成る。製品情報データD301は、製品名や製品種別名のデータである。
入力された装置動作シーケンスデータD100と表示画面データD200、及び、仕様書情報のデータD300が入稿情報として入稿情報記憶手段272に保存される。入稿情報記憶手段272は、装置動作シーケンスデータD100と表示画面データD200をナビゲーションシステム制御部230に送信して記憶手段240に記憶させる。
(ステップS1)
ナビゲーションシステム制御部230は、最初に、タッチパネル式の操作表示部260に図14(a)のような操作指示のメイン画面を表示し、操作者に、操作表示部260の
タッチパネルの画面のボタン表示位置に接触させることで、画面に表示された項目の中から必要な項目を選択させる。
また、タッチパネルの図14(a)の画面に表示された製品情報入力ボタンB101を操作者が押した場合は、図14(b)の製品情報入力画面を表示して、操作者に、操作表示部260のタッチパネルの画面の画面切替ボタンB102に接触させることで、画面を図14(b)の画面と図14(c)の画面を切り替えて、操作者に数字入力ボタンB103及び文字入力ボタンB104に接触させることで製品情報データD301の数字と文字をタッチパネルから入力させる。
ナビゲーションシステム制御部230は、操作者に製品情報データD301を入力させた後は、操作者に、タッチパネルの図14(b)または図14(c)の画面の確認ボタンBSを押させる。ナビゲーションシステム制御部230は、その画面の確認ボタンBSが押されるまで待機し、その確認ボタンBSが押された場合に、その製品情報データD301を入稿システム270の仕様情報送信部273に送信に送信して、その製品情報データD301に対応した仕様書情報のデータD300を要求する。
入稿システム270は、ナビゲーションシステム制御部230からその製品情報データD301を受信した場合は、それに応じて、入稿情報記憶手段272のデータを読み出して、製品情報データD301に対応する仕様書情報のデータD300を抽出し、ナビゲーションシステム制御部230へ送信する。
ナビゲーションシステム制御部230は、仕様書情報のデータD300を受信すると、仕様書情報のデータD300の中から選択作業項目データD302を抽出する。その結果、例えば選択作業項目データD302として、「巻き芯カット位置」「巻き芯止めテープ使用」「紙管止めテープ切り込み」「継ぎ目耳だし」「巻き外止めテープ使用」「巻き外カット位置」の7項目の作業項目が選択される。その場合に、ナビゲーションシステム制御部230は、記憶手段240の記録する、選択された7項目の作業項目に対応する装置動作シーケンスデータD100の動作選択欄D103に、作業項目が選択されたことを記録する。
次に、ナビゲーションシステム制御部230は、装置制御部220にシート加工装置100の運転を開始させる指令を送信する。それと同時に、設定された待機モードで装置動作感知手段210の出力信号(装置動作感知信号D102)を監視する動作を開始する。
2・・・アウトフィードロール
3・・・スリッター
100・・・シート加工装置
210・・・装置信号受信部
211・・・巻き出し長さ計測手段
212・・・継目センサ
213・・・シャフト設置確認センサ
220・・・装置制御部
230・・・ナビゲーションシステム制御部
240・・・記憶手段
250・・・警報部
260・・・操作表示部
270・・・入稿システム
271・・・入稿情報入力部
272・・・入稿情報記憶手段
273・・・仕様情報送信部
B1・・・送り長さ設定ボタン
B2・・・作業項目選択ボタン
B3・・・開始ボタン
B4・・・数値増加ボタン
B5・・・数値減少ボタン
B101・・・製品情報入力ボタン
B102・・・画面切替ボタン
B103・・・数字入力ボタン
B104・・・文字入力ボタン
BS・・・確認ボタン
D100・・・装置動作シーケンスデータ
D101・・・作業項目
D102・・・装置動作感知信号
D103・・・動作選択欄
D104・・・制御出力信号
D200・・・表示画面データ
D201・・・表示画面項目
D202・・・表示データ
D300・・・仕様書情報のデータ
D301・・・製品名データ
D302・・・選択作業項目データ
P0・・・第1のロール状シート
P1・・・連続シート
P2・・・第2のロール状シート
Claims (4)
- シート加工装置がシート材を加工してシート加工製品を製造するシート加工製品製造システムであって、前記シート加工装置と、該シート加工装置の動作状態を感知する装置動作感知手段と、該シート加工装置の動作を制御する装置制御部を有し、前記装置動作感知手段及び前記装置制御部に接続する、ナビゲーションシステム制御部と記憶手段と操作表示部を有するシート製造指示システムを有し、前記ナビゲーションシステム制御部が、前記装置動作感知手段の出力信号と操作者の指令に基づいて、前記記憶手段から読み出した画面データを前記操作表示部に表示し、前記装置制御部を用いて前記シート加工装置の動作を制御することを特徴とするシート加工製品製造システム。
- 請求項1のシート加工製品製造システムであって、第1のロール状シートから連続シートを巻き出しながら加工を施して第2のロール状シートに巻き取ることでロール状の前記シート加工製品を製造することを特徴とするシート加工製品製造システム。
- 請求項1又は2に記載のシート加工製品製造システムであって、前記操作表示部がタッチパネル式の操作表示部であって、前記操作表示部のタッチパネルから操作者の指令が入力され、かつ、前記ナビゲーションシステム制御部により制御される警報ランプあるいは音の出力部を備えた警報部を有することを特徴とするシート加工製品製造システム。
- 請求項1乃至3の何れか一項に記載のシート加工製品製造システムであって、前記シート製造指示システムが入稿システムを有し、前記入稿システムが仕様書情報のデータを記憶し、前記シート製造指示システムが、製品情報データを操作者から入力させ、該製品情報データに対応する仕様書情報のデータを前記入稿システムを用いて取得し、前記仕様書情報のデータに従って前記シート加工装置の動作を制御することを特徴とするシート加工製品製造システム。
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2012
- 2012-05-30 JP JP2012123157A patent/JP6031830B2/ja active Active
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