JP2013250094A - 太陽光発電システム - Google Patents

太陽光発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013250094A
JP2013250094A JP2012123636A JP2012123636A JP2013250094A JP 2013250094 A JP2013250094 A JP 2013250094A JP 2012123636 A JP2012123636 A JP 2012123636A JP 2012123636 A JP2012123636 A JP 2012123636A JP 2013250094 A JP2013250094 A JP 2013250094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
pulse
power generation
phase
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012123636A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Kishino
富夫 岸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP2012123636A priority Critical patent/JP2013250094A/ja
Publication of JP2013250094A publication Critical patent/JP2013250094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

【課題】複数のパワーコンディショナの発電量を合算して表示することが容易な太陽光発電システムを提供する。
【解決手段】複数のパワーコンディショナ5A,5Bが出力した交流電力を集電盤6A,6Bにより1つの交流電力にまとめて出力する太陽光発電システムにおいて、交流電力を計測し、計測した交流電力を積算した交流電力量と対応付けられたパルス数のパルス信号を出力する複数の電力計7A,7Bと、複数のパルス信号のパルス数を加算し、加算したパルス数のパルス信号を出力するパルス加算器10と、パルス信号のパルス数と対応付けられた数値を表示する表示手段12A,12Bとを備え、各集電盤6A,6Bから出力する交流電力を電力計7A,7Bで個別に計測し、複数の電力計7A,7Bが出力したパルス信号をパルス加算器10で加算し、パルス加算器10が出力したパルス信号に基づいた発電量を表示手段12A,12Bで表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電システムに関し、特に発電量を計測して表示する手段の構成に関する。
ビルなどの大型建築物では、照明設備や空調設備などで使用する電力を、太陽光発電システムによって発電した電力でまかなうことが増えている。また近年は、建築物で使用する電力に限らず、ビルなどの建設現場で使用する電力を太陽光発電システムによって発電した電力でまかなうことも増えている。
太陽光発電システムは、太陽電池モジュール及びパワーコンディショナを備える。太陽電池モジュールは、光電変換により直流電力を発電する。パワーコンディショナは、その直流電力を所定電圧の交流電力に変換して出力する。パワーコンディショナが出力した交流電力は、照明装置や空調設備などの負荷装置に供給され、その負荷装置で消費される。
この種の太陽光発電システムをビルなどの大型建築物に設置する場合、通常、三相系統と単相系統との2種類の電力系統を設ける。三相系統は、直流電力を三相交流電力に変換して出力する電力系統である。三相交流電力は、エレベータや消費電力の多い電気機器に使用する。一方の単相系統は、直流電力を単相交流電力に変換して出力する電力系統である。単相交流電力は、照明設備などの消費電力の少ない電気機器に使用する。
各電力系統は、日射強度によらず一定量の交流電力を供給できるよう複数のパワーコンディショナを備えることが多い。その場合、各パワーコンディショナが出力した交流電力は、集電盤により1つにまとめた後、分電盤を介して各負荷装置に供給する。
また、大型建築物で太陽光発電システムを使用する場合、利用者のCO排出量削減に対する意識を高めるために発電量を表示することが多い。さらに、地域住民への広報活動の一環として発電量を表示することもある。
太陽光発電システムにおける発電量の表示には、付属する計測システムが用いられる。計測システムは、日射強度やパワーコンディショナが出力する交流電力を計測して記録するものである。記録した日射強度や交流電力は、太陽光発電システムの稼働状況の監視や発電量の把握などに利用される。発電量は、記録した交流電力を積算して求める。この計測システムに表示手段を接続し、発電量のデータを表示手段に出力することで、発電量の表示が可能になる(たとえば、非特許文献1を参照)。
「産業用太陽光発電システム」、[online]、伯東株式会社、[平成24年5月16日検索]、インターネット<URL:http://www.hakuto.co.jp/library/products/solar/industry.html>
ところで、複数のパワーコンディショナを備える太陽光発電システムにおいて発電量を表示する場合、各パワーコンディショナが出力する交流電力量を計測システムにおいて合算する必要がある。しかしながら、複数のパワーコンディショナは、点在していることもある。これに対し、計測システムは、管理しやすい特定の場所に設置される。そのため、各パワーコンディショナが出力する交流電力を計測システムで計測しようとすると、各パワーコンディショナと計測システムとを接続する通信ケーブルの敷設工事に手間がかかる。
また、一般的な計測システムは、1つの電力系統にのみ対応している。そのため、三相系統と単相系統とが混在した太陽光発電システムでは、計測システムを用いてシステム全体の発電量を表示することが難しい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のパワーコンディショナの発電量を合算して表示することが容易な太陽光発電システムを提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明の請求項1に係る太陽光発電システムは、直流電力を交流電力に変換して出力する複数のパワーコンディショナと、複数のパワーコンディショナが出力した交流電力を1つの交流電力にまとめて出力する複数の集電盤とを備える太陽光発電システムにおいて、交流電力を計測し、計測した交流電力を積算した交流電力量と対応付けられたパルス数のパルス信号を出力する複数の電力計と、複数のパルス信号が入力した場合に複数のパルス信号のパルス数を加算し、加算したパルス数のパルス信号を出力するパルス加算器と、パルス信号のパルス数と対応付けられた数値を表示する表示手段とを備え、各集電盤から出力する交流電力を電力計で個別に計測し、複数の電力計が出力したパルス信号をパルス加算器で加算し、パルス加算器が出力したパルス信号に基づいた発電量を表示手段で表示することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る太陽光発電システムは、上記請求項1に係る太陽光発電システムにおいて、1つのパルス信号が入力した場合に、その1つのパルス信号を複数の出力端子から出力するパルス分配器を備えることを特徴とする。
本発明に係る太陽光発電システムは、交流電力量と対応付けられたパルス数のパルス信号を出力する電力計と、電力計が出力したパルス信号のパルス数を加算するパルス加算器とを備える。電力計は、集電盤から出力した交流電力を計測し、その計測した交流電力を積算して交流電力量を算出する。この交流電力量は、1つの集電盤に接続している複数のパワーコンディショナが出力した交流電力量を足し合わせたものである。そのため、電力計が出力するパルス信号のパルス数は、1つの集電盤に接続している複数のパワーコンディショナの発電量を表している。すなわち、パルス加算器が出力するパルス信号は、太陽光発電システム全体の発電量を表している。したがって、本発明に係る太陽光発電システムは、計測システムを使わずに、複数のパワーコンディショナの発電量を合算して表示することができる。
また、電力計が出力するパルス信号は、パルス数で交流電力量を表している。そのため、交流電力量とパルス数との対応関係が共通であれば、電力系統が違っても、ある交流電力量と対応するパルス信号は同じパルス数の信号になる。そのため、本発明に係る太陽光発電システムでは、複数の集電盤から出力する交流電力の電力系統の組み合わせによらず、システム全体の発電量を容易に表示することができる。
さらに、電力計で計測するのは集電盤から出力した交流電力である。集電盤は、その数がパワーコンディショナより少ない上、メンテナンスなどの作業をしやすい場所に設置される。そのため、本発明に係る太陽光発電システムは、発電量の計測に必要な通信ケーブルの敷設工事が容易である。
このように、本発明に係る太陽光発電システムは、複数のパワーコンディショナの発電量を合算して表示することが容易である。
図1は、本発明の一実施の形態である太陽光発電システムの概略構成を示す図である。 図2は、集電盤から出力する交流電力の計測例を示す図である。 図3は、パルス信号の出力例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る太陽光発電システムの実施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施の形態である太陽光発電システムの概略構成を示す図である。図2は、集電盤から出力する交流電力の計測例を示す図である。図3は、パルス信号の出力例を示す図である。
本実施の形態で挙げる太陽光発電システムは、図1に示すように、三相系統1及び単相系統2の2種類の電力系統を備える。三相系統1及び単相系統2の構成は周知であるため、これら電力系統の具体的な説明は省略する。
三相系統1は、三相交流電力を供給する電力系統であり、太陽電池モジュール3、三相パワーコンディショナー5A、及び三相集電盤6A、並びに送電ケーブル41,42,43を備える。
太陽電池モジュール3は、光電変換により発生した直流電力を送電ケーブル41に出力する。出力した直流電力は、送電ケーブル41を通り三相パワーコンディショナ5Aに入力する。三相パワーコンディショナ5Aは、入力した直流電力を三相200Vの交流電力に変換して送電ケーブル42に出力する。三相パワーコンディショナ5Aから出力した三相交流電力は、送電ケーブル42を通って三相集電盤6Aに入力する。三相集電盤6Aは、入力した三相交流電力を1つにまとめて送電ケーブル43に出力する。三相集電盤6Aから出力した三相交流電力は、送電ケーブル43及び図示しない分電盤などを介して負荷装置に供給される。
三相集電盤6Aは、図2に示すように、5個の入力側開閉器61、集電配線62、及び1つの出力側開閉器63を備える。なお、図2には、配電方法が三相三線式である場合の三相集電盤6Aの構成例を示している。各三相パワーコンディショナ5Aに接続された送電ケーブル42の一端は、異なる入力側開閉器61に接続している。送電ケーブル42を通る三相交流電力は、接続している入力側開閉器61が閉状態であり、かつ出力側開閉器63が閉状態の場合にのみ、集電配線62及び出力側開閉器63を通って送電ケーブル43に出力する。そのため、各入力側開閉器61の開閉状態の組み合わせを変えることで、送電ケーブル43に出力する三相交流電力の電流値を調節することができる。
一方の単相系統2は、単相交流電力を供給する電力系統であり、太陽電池モジュール3、単相パワーコンディショナ5B、及び単相集電盤6B、並びに送電ケーブル41,44,45を備える。
太陽電池モジュール3は、光電変換により発生した直流電力を送電ケーブル41に出力する。出力した直流電力は、送電ケーブル41を通り単相パワーコンディショナ5Bに入力する。単相パワーコンディショナ5Bは、入力した直流電力を単相200Vの交流電力に変換して送電ケーブル44に出力する。単相パワーコンディショナ5Bから出力した単相交流電力は、送電ケーブル44を通って単相集電盤6Bに入力する。単相集電盤6Bは、入力した単相交流電力を1つにまとめて送電ケーブル45に出力する。単相集電盤6Bから出力した単相交流電力は、送電ケーブル45及び図示しない分電盤などを介して負荷装置に供給される。
単相集電盤6Bは、三相集電盤6Aと同様の構成になっている。すなわち、図示しない入力側開閉器の開閉状態の組み合わせを変えることで、送電ケーブル45に出力する単相交流電力の電流値を調節することができる。
さて、本実施の形態の太陽光発電システムでは、三相系統1及び単相系統2の発電量を表示するために、図1に示すように、第1の電力計7A、第2の電力計7B、第1の電力計測ケーブル8A、第2の電力計測ケーブル8B、パルス加算器10、パルス分配器11、第1の表示手段12A、及び第2の表示手段12B、並びに信号線91〜95を設けている。
第1の電力計7Aは、三相集電盤6Aから送電ケーブル43に出力する三相交流電力の値を計測するものである。この第1の電力計7Aには、三相交流電力の計測及び積算が可能であり、かつ積算した交流電力量と対応付けられたパルス信号を出力可能なものを用いる。また、第1の電力計7Aには、クランプ式と呼ばれる計測方式のものを用いる。
第1の電力計7Aによる三相交流電力の計測は、第1の電力計測ケーブル8Aを用いて行う。第1の電力計測ケーブル8Aは、図2に示すように、3本の電圧計測ケーブル81,82,83、及び2本の電流センサ付きケーブル84,85を備える。各電圧計測ケーブル81,82,83はそれぞれ、一端にクリップ部を有する。各クリップ部は、三相集電盤6Aにおける出力側開閉器63の出力端子に取り付ける。電流センサ付きケーブル84,85はそれぞれ、一端に電流センサとしてのクランプセンサ部を有する。各クランプセンサ部は、送電ケーブル43を構成する3本の送電線のうちの2本に取り付ける。
第1の電力計7Aは、第1の電力計測ケーブル8Aを介して送電ケーブル43の電圧及び電流を計測し、それらの値から瞬時の三相交流電力を算出する。また、第1の電力計7Aは、一定の周期で三相交流電力の算出を繰り返し、三相交流電力を積算する。そして、積算した三相交流電力の値、すなわち三相交流電力量と対応付けられたパルス数のパルス信号を出力する。第1の電力計7Aが出力するパルス信号としては、図3に示すように、積算した交流電力量Pが所定の値Pになるごとに、パルス幅がΔtである1つのパルスを出力する信号が挙げられる。第1の電力計7Aが出力したパルス信号は、信号線91を通ってパルス加算器10に入力する。
第2の電力計7Bは、単相集電盤6Bから送電ケーブル45に出力する単相交流電力の値を計測するものである。この第2の電力計7Bには、単相交流電力の計測及び積算が可能であり、かつ積算した交流電力量と対応付けられたパルス信号を出力可能なものを用いる。また、第2の電力計7Bも、クランプ式と呼ばれる計測方式のものを用いる。第2の電力計7Bによる単相交流電力の計測は、第2の電力計測ケーブル8Bを用いて行う。この計測及びパルス信号の出力は、第1の電力計7Aと同様の要領で行う。第2の電力計7Bが出力したパルス信号は、信号線92を通ってパルス加算器10に入力する。
パルス加算器10は、入力した2つのパルス信号のパルス数を加算し、その加算したパルス数のパルス信号を出力する。パルス信号における1つのパルスは交流電力量Pに相当する。そのため、パルス加算器10が出力するパルス信号は、三相集電盤6Aから出力した三相交流電力量と単相集電盤6Bから出力した単相交流電力量とを足し合わせた電力量を表している。つまり、パルス加算器10が出力するパルス信号は、三相系統1の発電量と単相系統2の発電量とを足し合わせた発電量に相当する。パルス加算器10が出力したこのパルス信号は、信号線93を通ってパルス分配器11に入力する。
パルス分配器11は、入力したパルス信号を2本の信号線94,95のそれぞれに出力する。なお、パルス分配器11が出力するパルス信号は、パルス数が入力したパルス信号と同じであればよい。信号線94に出力したパルス信号は第1の表示手段12Aに入力し、信号線95に出力したパルス信号は第2の表示手段12Bに入力する。
第1の表示手段12A及び第2の表示手段12Bは、入力したパルス信号に基づいて発電量を表示する。各表示手段12A,12Bに入力するパルス信号は、パルス数により発電量を表している。そのため、各表示手段12A,12Bは、パルス数と発電量との対応関係を、第1の電力計7A及び第2の電力計7Bと同じ関係に設定する。これにより、各表示手段12A,12Bは、入力したパルス信号から発電量を逆算して表示することができる。
このように、本実施の形態の太陽光発電システムは、第1の電力計7A、第2の電力計7B、及びパルス加算器10を用いて発電量を算出している。各電力計7A,7Bは、集電盤6A,6Bから出力した交流電力を計測し、その計測した交流電力を積算して交流電力量を算出する。この交流電力量は、集電盤6A,6Bに接続している複数のパワーコンディショナ5A,5Bが出力した交流電力量を足し合わせたものである。そのため、各電力計7A,7Bが出力するパルス信号のパルス数は、集電盤6A,6Bに接続している複数のパワーコンディショナ5A,5Bの発電量を表している。すなわち、パルス加算器10が出力するパルス信号は、太陽光発電システム全体の発電量を表している。したがって、本実施の形態の太陽光発電システムは、計測システムを使わずに、複数のパワーコンディショナ5A,5Bの発電量を合算して表示することができる。
また、本実施の形態の太陽光発電システムは、発電量を表すパルス信号をパルス分配器11により複数の表示手段12A,12Bに分配して出力することができる。そのため、太陽光発電システムの発電量を複数個所で表示することができる。
さらに、各電力計7A,7Bが出力するパルス信号は、パルス数で交流電力量を表している。そのため、交流電力量とパルス数との対応関係が共通であれば、電力系統が違っても、ある交流電力量と対応するパルス信号は同じパルス数の信号になる。そのため、本実施の形態の太陽光発電システムは、三相系統1の発電量と単相系統2の発電量とを合算して表示することが容易である。
さらに、各電力計7A,7Bで計測するのは集電盤6A,6Bから出力した交流電力である。集電盤6A,6Bは、その数がパワーコンディショナ5A,5Bより少ない上、メンテナンスなどの作業をしやすい場所に設置される。そのため、本実施の形態の太陽光発電システムは、発電量の計測に必要な通信ケーブルの敷設工事が容易である。
以上、本発明に係る太陽光発電システムの実施の形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に示した構成に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であることはもちろんである。
たとえば、図1には三相系統1及び単相系統2の2つの電力系統を設けた例を示しているが、電力系統の数はこれに限らず、3つ以上にできることはもちろんである。同様に、図1には2つの表示手段12A,12Bを設けた例を示しているが、表示手段の数はこれに限らず、3つ以上にできることはもちろんである。
また、第1の電力計7Aとパルス加算器10との接続、及び第2の電力計7Bとパルス加算器10との接続は、有線又は無線のいずれでもよい。同様に、パルス分配器11と第1の表示手段12Aとの接続、及びパルス分配器11と第2の表示手段12Aとの接続は、有線又は無線のいずれでもよい。さらに、パルス加算器10とパルス分配器11とは、有線又は無線で接続される2つの独立した計器ではなく、これらが一体化した計器であってもよい。
また、第1の電力計7A及び第2の電力計7Bが出力するパルス信号、またはパルス加算器10が出力するパルス信号は、表示手段12A,12Bだけでなく、有線又は無線通信により発電量を監視するシステムに送信してもよい。これにより、遠隔地での太陽光発電システムの監視が可能になる。また、第1の電力計7A及び第2の電力計7Bは、上記のクランプ式に限らず、他の計測方式のものであってもよい。
さらに、太陽電池モジュール3、三相パワーコンディショナー5A、及び単相パワーコンディショナ5Bは、本設用又は仮設用のいずれであってもよいことはもちろんである。なお、本設用とは、ビルなどの建築物で消費する電力の発電に用いるものである。一方の仮設用とは、工事期間中に消費する電力の発電に用いるものである。
ビルなどの大型建築物に太陽光発電システムを設置する工事では、仮設事務所の照明設備や電動工具などによって多くの電力を消費する。この工事で消費する電力を仮設用の太陽光発電システムにより発電した電力でまかなえば、工事期間中の電力の消費にともなうCO排出量を削減できる。加えて、本設用である太陽電池モジュール3及び三相パワーコンディショナ5Aの一部を用いて三相系統1を設けた後、その三相系統1で発電する三相交流電力を利用して残りの設置工事を行えば、仮設用の太陽光発電システムを設置するコストを低減できる。
1 三相系統
2 単相系統
3 太陽電池モジュール
41,42,43,44,45 送電ケーブル
5A 三相パワーコンディショナ(パワーコンディショナ)
5B 単相パワーコンディショナ(パワーコンディショナ)
6A 三相集電盤(集電盤)
61 入力側開閉器
62 集電配線
63 出力側開閉器
6B 単相集電盤(集電盤)
7A 第1の電力計
7B 第2の電力計
8A 第1の電力計測ケーブル
8B 第2の電力計測ケーブル
81,82,83 電圧計測ケーブル
84,85 電流計測ケーブル
91,92,93,94,95 信号線
10 パルス加算器
11 パルス分配器
12A 第1の表示手段
12B 第2の表示手段

Claims (2)

  1. 直流電力を交流電力に変換して出力する複数のパワーコンディショナと、前記複数のパワーコンディショナが出力した交流電力を1つの交流電力にまとめて出力する複数の集電盤とを備える太陽光発電システムにおいて、
    交流電力を計測し、計測した交流電力を積算した交流電力量と対応付けられたパルス数のパルス信号を出力する複数の電力計と、
    複数のパルス信号が入力した場合に前記複数のパルス信号のパルス数を加算し、前記加算したパルス数のパルス信号を出力するパルス加算器と、
    パルス信号のパルス数と対応付けられた数値を表示する表示手段とを備え、
    各集電盤から出力する交流電力を前記電力計で個別に計測し、前記複数の電力計が出力したパルス信号を前記パルス加算器で加算し、前記パルス加算器が出力したパルス信号に基づいた発電量を前記表示手段で表示することを特徴とする太陽光発電システム。
  2. 1つのパルス信号が入力した場合に、その1つのパルス信号を複数の出力端子から出力するパルス分配器を備えることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システム。
JP2012123636A 2012-05-30 2012-05-30 太陽光発電システム Pending JP2013250094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012123636A JP2013250094A (ja) 2012-05-30 2012-05-30 太陽光発電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012123636A JP2013250094A (ja) 2012-05-30 2012-05-30 太陽光発電システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013250094A true JP2013250094A (ja) 2013-12-12

Family

ID=49848935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012123636A Pending JP2013250094A (ja) 2012-05-30 2012-05-30 太陽光発電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013250094A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018530735A (ja) * 2015-07-27 2018-10-18 サンパワー コーポレイション ソーラーエネルギーの計量、通信および制御システム
WO2019225309A1 (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 住友電気工業株式会社 太陽光発電システム
US20220239251A1 (en) * 2021-01-22 2022-07-28 Strategic Solar Energy, Llc System for providing the energy from a single contiguous solar energy structure to at least two different meters
JP7418282B2 (ja) 2020-05-19 2024-01-19 クボタ環境エンジニアリング株式会社 マンホール装置の信号中継装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018530735A (ja) * 2015-07-27 2018-10-18 サンパワー コーポレイション ソーラーエネルギーの計量、通信および制御システム
US10466282B2 (en) 2015-07-27 2019-11-05 Sunpower Corporation Solar energy metering, communications, and control system
US11231446B2 (en) 2015-07-27 2022-01-25 Sunpower Corporation Solar energy metering, communications, and control system
WO2019225309A1 (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 住友電気工業株式会社 太陽光発電システム
JP7418282B2 (ja) 2020-05-19 2024-01-19 クボタ環境エンジニアリング株式会社 マンホール装置の信号中継装置
US20220239251A1 (en) * 2021-01-22 2022-07-28 Strategic Solar Energy, Llc System for providing the energy from a single contiguous solar energy structure to at least two different meters

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7546214B2 (en) System for power sub-metering
US20080082275A1 (en) System for power sub-metering
JP2016214077A (ja) 方法およびシステム
JP5153959B1 (ja) エネルギマネジメントシステム
WO2012059061A1 (zh) 高压电能质量检测方法与装置
KR101140277B1 (ko) 다중 통신 방식의 무정전 다측점 멀티계측기와 전력량 수집기를 이용한 전력데이터 모니터링 시스템
JP6982107B2 (ja) スマート統合電気メーター及び該スマート統合電気メーターを採用するソーラーパネル電力管理システム
JP2013250094A (ja) 太陽光発電システム
US20170292999A1 (en) Transformer monitoring and data analysis systems and methods
JP2014059245A (ja) 電力表示器
JP5433072B1 (ja) エネルギマネジメントシステム
KR101295843B1 (ko) 전력사용량 모니터링 및 전력공급량 제어가 가능한 스마트홈 분전반
JP5427007B2 (ja) 電力監視システム
KR101254846B1 (ko) 발전 시스템에서의 발전량 및 부하량 측정 장치
JP5177812B2 (ja) デマンド監視システム
CN106468734B (zh) 电力监视系统
WO2017198644A1 (en) Inverter having a revenue grade meter
WO2008095277A1 (en) Hybrid renewable power monitor and data logger
JP2013157409A (ja) 太陽光発電システム
CN205720386U (zh) 一种双通道非接触式1000v以下电压测量装置
Petrov et al. Low-cost NB-IoT microgrid power quality monitoring system
JP2014059244A (ja) 電力表示器
JP6081329B2 (ja) エネルギマネジメントシステム
KR101120076B1 (ko) 무정전 병렬형 전력측정 장치를 이용한 일괄 전력측정 시스템
JP2014011863A (ja) 太陽光発電システム