JP2013250083A - 測位システム及び測位方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、天頂の見晴らしがよくない場所でも測位を可能とする測位システム及び測位方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る測位システム(1)は、サーバ(4)と、サーバにネットワークを介して接続可能な携帯端末(2)と、を有する測位システムであって、サーバは、携帯端末と通信を行う通信部(41)と、携帯端末にサーバ主導測位要求を送信した場合において、携帯端末から端末主導測位への変更要求を受信したときに、測位結果の送信要求を携帯端末に送信するサーバ処理部(43)と、を有し、携帯端末は、サーバと通信を行う通信部(21)と、複数種類の測位処理を実行する端末測位部(23、272)と、複数の測位結果のうち、誤差が最も小さい測位結果を選択する選択部(273)と、サーバから送信要求を受信した場合に、選択された測位結果をサーバに送信する端末処理部(271)と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、測位システム及び測位方法に関する。
近年、携帯電話を始め、タブレット端末、ポータブルゲーム機等の様々な携帯端末へのGPS(Global Positioning System)測位機能の標準搭載が進みつつある(例えば、特許文献1を参照)。
主なGPS測位方式として、自立型GPS測位方式と、アシスト型GPS(AGPS)測位方式とがある。自立型GPS測位方式では、携帯端末は、測位処理に必要となる情報について、GPS衛星からGPS信号を受信してデコードすることにより取得するため、GPS信号の強電界環境が必要な条件となり、GPS測位を行うことが困難となる場合が多い。
一方、AGPS測位方式では、携帯端末は、携帯電話網等のネットワークを介して、AGPSサーバから、携帯端末の概略位置情報(緯度、経度等)、GPS衛星の軌道情報(アルマナック情報、エフェメリス情報等)、時刻補正パラメータ等、測位処理に必要となる情報(以下「アシスト情報」という。)を取得する。したがって、携帯端末は、GPS信号のデコード処理を省略できると共に、測位時間の短縮、測位可能エリアの拡大等が可能となる。
OMA(Open Mobile Alliance)で規定されているSUPL(Secure User Plane Location)1.0は、携帯端末とAGPSサーバとの間でアシスト情報、位置情報等を送信及び受信するためのAGPS測位方式である。SUPL1.0は、既存の無線IP(Internet Protocol)ネットワークを利用し、通信ベアラに依存しない通信を可能とする。携帯端末とAGPSサーバとは、ULP(User-Plane Location Protocol)で通信を行う。ULPは、バイナリプロトコルであり、8種類のメッセージをサポートする。これらのメッセージは、SUPLセッションを開始し、アシスト情報、位置情報等を交換し、SUPLセッションを終了するために利用される。
図9は、AGPSサーバから動作を開始し、AGPSサーバで測位処理を実行する場合における、測位システムの動作シーケンスの一例を示す図である。
AGPSサーバは、携帯端末の所在位置の問い合わせを受信すると、その携帯端末に、SMS(Short Message Service)又はWAP(Wireless Application Protocol)プッシュで、SUPL INITメッセージを送信する(ステップS900)。このメッセージには、アクセスコード、AGPSサーバのアドレス、サーバ主導測位要求(NI−LR(Network Induced Location Request),SET(SUPL Enabled Terminal)−Assisted)、セッションの識別番号(ID)等が含まれる。
携帯端末は、受信したアクセスコードを認証し、IPネットワークに接続する。また、携帯端末は、AGPSサーバとの接続を確立する(ステップS902)。
携帯端末は、AGPSサーバに、SUPL POS INITメッセージを送信する(ステップS904)。このメッセージには、接続している基地局のID、周辺の基地局のID及び受信電波強度、アシスト情報要求、セッションID等が含まれる。
AGPSサーバは、受信した基地局のIDに対応する概略位置情報、GPS衛星の軌道情報、時刻補正パラメータ等を取得し、アシスト情報を作成する(ステップS906)。
AGPSサーバは、携帯端末に、SUPL POSメッセージを送信する(ステップS908)。このメッセージには、アシスト情報、セッションID等が含まれる。AGPSサーバと携帯端末とは、測位処理を実行している間に、いくつかのSUPL POSメッセージを交換してもよい。
携帯端末は、受信したアシスト情報に基づいてGPS衛星を捕捉し、そのGPS衛星からGPS信号を受信してデコードし、時刻情報等を取得する(ステップS910)。
携帯端末は、AGPSサーバに、SUPL POSメッセージを送信する(ステップS912)。このメッセージには、時刻情報、セッションID等が含まれる。
AGPSサーバは、受信した時刻情報等に基づいて測位処理を実行する(ステップS914)。また、AGPSサーバは、測位結果(位置情報及び誤差)を、問い合わせ元に送信する。
AGPSサーバは、携帯端末に、SUPL ENDメッセージを送信する(ステップS916)。このメッセージにより、SUPLセッションは終了する。
以上の手順により、AGPSサーバは、携帯端末の所在位置を特定し、問い合わせ元に提供することができる。
特開2005−083859号公報
しかしながら、そもそもGPS測位は、屋内、ビルの谷間等、天頂の見晴らしがよくない場所では利用することができない。また、SUPL1.0は、GPS以外の測位方式には対応していないため、他の測位方式を利用することもできない。一方、SUPL2.0は、他の測位方式を利用することができるが、SUPL2.0への移行にあたっては、測位システムの更新に多大なコストがかかる。
本発明は、このような従来の課題を解決すべくなされたものであり、既存の測位システムを最大限流用しつつ、既存の測位システムの欠点を補完し、天頂の見晴らしがよくない場所でも測位を可能とする測位システム及び測位方法を提供することを目的とする。
本発明に係る測位システムは、サーバと、サーバにネットワークを介して接続可能な携帯端末と、を有する測位システムであって、サーバは、携帯端末と通信を行う通信部と、携帯端末にサーバ主導測位要求を送信した場合において、携帯端末から端末主導測位への変更要求を受信したときに、測位結果の送信要求を携帯端末に送信するサーバ処理部と、を有し、携帯端末は、サーバと通信を行う通信部と、複数種類の測位処理を実行する端末測位部と、複数の測位結果のうち、誤差が最も小さい測位結果を選択する選択部と、サーバから送信要求を受信した場合に、選択された測位結果をサーバに送信する端末処理部と、を有する。
また、本発明に係る測位システムにおいて、サーバは、測位困難な概略位置を示す判定リストを記憶する記憶部と、判定リストに基づいて概略位置が難測位位置であるか否かを判定する難測位位置判定部と、測位処理を実行するサーバ測位部と、をさらに有し、携帯端末の概略所在位置が難測位位置である場合に、サーバ測位部は、携帯端末の所在位置を特定するための測位処理を実行することが好ましい。
また、本発明に係る測位システムにおいて、サーバは、判定リストを更新する判定リスト更新部をさらに有し、携帯端末で測位に失敗した場合に、判定リスト更新部は、携帯端末の概略所在位置が含まれるように判定リストを更新することが好ましい。
また、本発明に係る測位システムにおいて、サーバ処理部は、携帯端末又はサーバ測位部による測位結果を外部に出力することが好ましい。
本発明に係る測位方法は、サーバと、サーバにネットワークを介して接続可能な携帯端末と、を有する測位システムにおける測位方法であって、サーバは、携帯端末にサーバ主導測位要求を送信した場合において、携帯端末から端末主導測位への変更要求を受信したときに、測位結果の送信要求を携帯端末に送信し、携帯端末は、サーバから送信要求を受信した場合に、複数種類の測位処理を実行し、複数の測位結果のうち、誤差が最も小さい測位結果を選択し、選択された測位結果をサーバに送信する。
本発明に係る測位システム及び測位方法は、サーバ主導測位を端末主導測位に変更し、携帯端末に複数種類の測位処理を実行させることにより、天頂の見晴らしがよくない場所でも測位を可能とする。
測位システムの概略構成の一例を示す図である。 携帯端末の概略構成の一例を示す図である。 AGPSサーバの概略構成の一例を示す図である。 無線LAN測位サーバの概略構成及び測位テーブルの一例を示す図である。 測位システムの動作シーケンスの一例を示す図である。 AGPSサーバの概略構成の一例を示す図である。 携帯端末の所在位置が難測位位置である場合における、測位システムの動作シーケンスの一例を示す図である。 携帯端末で測位に失敗した場合における、測位システムの動作シーケンスの一例を示す図である。 AGPSサーバから動作を開始し、AGPSサーバで測位処理を実行する場合における、測位システムの動作シーケンスの一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
(第1の実施形態)
本実施形態では、AGPSサーバは、携帯端末にサーバ主導測位要求(NI−LR,SET−Assisted)を送信した場合において、携帯端末から端末主導測位(NI−LR,SET−Based)への変更要求を受信したときに、その要求を受け入れて、携帯端末が測位処理を実行することを許可する。携帯端末は、GPS測位方式と無線LAN測位方式とを併用し、それぞれについて測位処理を実行して測位結果を取得し、誤差が小さいほうを選択する。また、携帯端末は、選択された測位結果を、AGPSサーバに送信する。
図1は、測位システム1の概略構成の一例を示す図である。
測位システム1は、少なくとも携帯端末2と、GPS衛星3と、AGPSサーバ4と、無線LAN測位サーバ5とを有する。携帯端末2と、AGPSサーバ4及び無線LAN測位サーバ5とは、公衆通信回線、無線通信回線等の通信ネットワークを介して相互に接続され、携帯端末2とAGPSサーバ4は、基地局6及び携帯電話網7を介して相互に接続され、また、携帯端末2と無線LAN測位サーバ5は、基地局6、携帯電話網7、ゲートウェイ8、及びインターネット9を介して相互に接続される。さらに、携帯端末2と無線LAN測位サーバ5は、無線LANのアクセスポイント10、バックボーンネットワーク11、ゲートウェイ8、及びインターネット9を介しても相互に接続される。携帯端末2とAGPSサーバ4とは、ULP(User-Plane Location Protocol)で通信を行い、携帯端末2と無線LAN測位サーバ5とは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で通信を行う。
図2は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末2は、携帯電話網7を介して、携帯電話網7又はインターネット9に接続されたサーバ、通信機器等と情報通信を行い、また、無線LANを介して、インターネット9に接続されたサーバ、通信機器等と情報通信を行う。さらに、携帯端末2は、GPS測位及び無線LAN測位を行う。そのために、携帯端末2は、端末第1通信部21と、端末第2通信部22と、GPS部23と、端末記憶部24と、操作部25と、表示部26と、端末処理部27とを有する。
端末第1通信部21は、携帯端末2を携帯電話網7に接続するための通信インターフェース回路を有する。端末第1通信部21は、基地局6により割り当てられるチャネルを介して、基地局6との間でCDMA(Code Division Multiple Access)方式等による無線信号回線を確立し、基地局6との間で情報通信を行う。そして、端末第1通信部21は、携帯電話網7に接続されたAGPSサーバ4及びインターネット9に接続された無線LAN測位サーバ5から携帯電話網7を介して情報を受信し、この受信した情報を端末処理部27に送る。また、端末第1通信部21は、端末処理部27から受けた情報を、携帯電話網7及びインターネット9を介してAGPSサーバ4及び無線LAN測位サーバ5に送信する。
端末第2通信部22は、IEEE802.11規格の無線通信方式で用いられる2.4GHz帯を感受帯域とするアンテナを含む、通信インターフェース回路を有し、携帯端末2をアンテナを介してバックボーンネットワーク11に接続する。端末第2通信部22は、アクセスポイント10との間でIEEE802.11規格の無線通信方式による無線通信回線を確立し、アクセスポイント10との間で情報通信を行う。そして、端末第2通信部22は、インターネット9に接続された無線LAN測位サーバ5からバックボーンネットワーク11を介して情報を受信し、この受信した情報を端末処理部27に送る。また、端末第2通信部22は、端末処理部27から受けた情報を、バックボーンネットワーク11を介して無線LAN測位サーバ5に送信する。
GPS部23は、GPS測位方式で用いられる1.5GHz帯を感受帯域とするアンテナを含む、GPS回路を有し、GPS衛星3からGPS信号を受信する。GPS部23は、端末記憶部24からアシスト情報を取得し、そのアシスト情報に基づいてGPS衛星3を捕捉する。また、GPS部23は、そのGPS衛星3からGPS信号を受信してデコードし、時刻情報等を取得する。そして、GPS部23は、その時刻情報等に基づいてGPS衛星3から携帯端末2までの擬似距離を計算し、その擬似距離を代入して得られる連立方程式を解くことにより、携帯端末2の位置(緯度、経度、高度等)及び誤差を算出する。GPS部23は、その位置情報及び誤差を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。
端末記憶部24は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを有する。端末記憶部24は、端末処理部27での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部24は、アプリケーションプログラムとして、SUPL1.0規定の処理を実行するSUPL処理プログラム、無線LAN測位を行う無線LAN測位プログラム、複数の位置情報から一つの位置情報を選択する位置情報選択プログラム、位置情報及び誤差を符号化する位置情報符号化プログラム、ウェブページを取得及び表示するウェブブラウザプログラム、電子メールを送信及び受信する電子メールプログラム等を記憶する。また、端末記憶部24は、データとして、接続している基地局6のID、周辺の基地局6のID及び受信電波強度、SUPL1.0及びRRLP(Radio Resource LCS Protocol)規定のアシスト情報(基地局のIDに対応する概略位置情報、GPS衛星3の軌道情報、時刻補正パラメータ等)、GPS測位による位置情報及び誤差、周辺のアクセスポイント10のID及び受信電波強度、無線LAN測位による位置情報及び誤差、選択された位置情報、符号化された位置情報、映像データ、画像データ等を記憶する。さらに、端末記憶部24は、所定の処理に係る一時的なデータを、一時的に記憶してもよい。
操作部25は、携帯端末2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパッド、キーボード等である。ユーザは、このデバイスを用いて、文字、数字等を入力することができる。操作部25は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、ユーザの指示として、端末処理部27に入力される。
表示部26も、映像、画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表示部26は、端末処理部27から供給される映像データに応じた映像、画像データに応じた画像等を表示する。
端末処理部27は、1個または複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。端末処理部27は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。即ち、端末処理部27は、携帯端末2の各種の処理が操作部25の操作、端末記憶部24に記憶されているプログラム等に応じて適切な手順で実行されるように、端末第1通信部21、端末第2通信部22、GPS部23、表示部26等の動作を制御する。端末処理部27は、端末記憶部24に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部27は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
端末処理部27は、SUPL処理部271と、無線LAN測位部272と、位置情報選択部273と、位置情報符号化部274とを有する。端末処理部27が有するこれらの各部は、端末処理部27が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、端末処理部27が有するこれらの各部は、ファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
SUPL処理部271は、主にSUPL1.0規定の処理を実行する。SUPL処理部271は、SUPL1.0の規定にしたがってAGPSサーバ4に接続し、AGPSサーバ4との間でデータの送信及び受信を行う。なお、処理の詳細については後述する。
無線LAN測位部272は、無線LAN測位を行う。ここで、実際の測位処理は、無線LAN測位サーバ5で実行し、無線LAN測位部272は、無線LAN測位サーバ5に、測位処理に必要となる情報を送信するものとする。しかしながら、実際の測位処理は、無線LAN測位部272で実行することも可能である。なお、処理の詳細については後述する。
位置情報選択部273は、複数の位置情報から一つの位置情報を選択する。位置情報選択部273は、端末記憶部24から、GPS測位及び無線LAN測位のそれぞれによる位置情報及び誤差を取得し、それぞれの誤差を水平方向誤差で比較し、誤差が小さいほうを選択する。また、位置情報選択部273は、その位置情報及び誤差を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。
位置情報符号化部274は、位置情報及び誤差を符号化する。位置情報符号化部274は、端末記憶部24から、選択された位置情報及び誤差を取得し、RRLPの規定にしたがって符号化する。また、位置情報符号化部274は、その位置情報及び誤差を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。
以下、SUPL処理部271による処理について説明する。
AGPSサーバ4から、端末第1通信部21を介して、SUPL INITメッセージとして、アクセスコード、AGPSサーバ4のアドレス、サーバ主導測位要求、セッションID等を受信すると、SUPL処理部271は、受信したアクセスコードを認証し、端末第1通信部21を介してIPネットワークに接続し、AGPSサーバ4との接続を確立する。また、SUPL処理部271は、端末記憶部24から、接続している基地局6のID、並びに周辺の基地局6のID及び受信電波強度を取得し、端末主導測位への変更要求、アシスト情報要求、セッションID等と共に、SUPL POS INITメッセージとして、端末第1通信部21を介して、AGPSサーバ4に送信する。
AGPSサーバ4から、端末第1通信部21を介して、SUPL POSメッセージとして、アシスト情報、セッションID等を受信すると、SUPL処理部271は、受信したアシスト情報を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。また、SUPL処理部271は、GPS部23、無線LAN測位部272、位置情報選択部273、及び位置情報符号化部274に、それぞれの処理を実行させる。そして、SUPL処理部271は、端末記憶部24から、符号化された位置情報及び誤差を取得し、測位成否等と共に、SUPL POSメッセージとして、端末第1通信部21を介して、AGPSサーバ4に送信する。
AGPSサーバ4から、端末第1通信部21を介して、SUPL ENDメッセージを受信すると、SUPL処理部271は、SUPLセッションを終了する。
次に、無線LAN測位部272による処理について説明する。
無線LAN測位部272は、端末第2通信部22を介してすべてのチャネルをスキャンし、周辺のアクセスポイント10を検知する。そして、無線LAN測位部272は、そのID及び受信電波強度を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。また、無線LAN測位部272は、そのID及び受信電波強度を、端末第1通信部21を介して、無線LAN測位サーバ5に送信する。
無線LAN測位サーバ5から、端末第1通信部21を介して、対応する位置情報及び誤差を受信すると、無線LAN測位部272は、受信した位置情報及び誤差を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。
図3は、AGPSサーバ4の概略構成の一例を示す図である。
AGPSサーバ4は、携帯電話網7に接続し、この携帯電話網7を介して携帯端末2に接続し、情報通信を行う。また、AGPSサーバ4は、アシスト情報を作成し、携帯端末2に送信する。そのために、AGPSサーバ4は、第1サーバ通信部41と、第1サーバ記憶部42と、第1サーバ処理部43とを有する。
第1サーバ通信部41は、AGPSサーバ4を携帯電話網7に接続するための通信インターフェース回路を有する。第1サーバ通信部41は、携帯端末2から携帯電話網7を介して情報を受信し、この受信した情報を第1サーバ処理部43に送る。また、第1サーバ通信部41は、第1サーバ処理部43から受けた情報を、携帯電話網7を介して携帯端末2に送信する。
第1サーバ記憶部42は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを有する。第1サーバ記憶部42は、第1サーバ処理部43での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、第1サーバ記憶部42は、アプリケーションプログラムとして、SUPL1.0規定の処理を実行するSUPL処理プログラム等を記憶する。また、第1サーバ記憶部42は、データとして、基地局6のID及び概略位置の対応関係を示す変換テーブル、GPS衛星3の軌道情報、時刻補正パラメータ、携帯端末2が接続している基地局6のID、周辺の基地局6のID及び受信電波強度、携帯端末2の位置情報及び誤差、携帯端末2での測位成否等を記憶する。さらに、第1サーバ記憶部42は、所定の処理に係る一時的なデータを、一時的に記憶してもよい。
第1サーバ処理部43は、1個または複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。第1サーバ処理部43は、AGPSサーバ4の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。即ち、第1サーバ処理部43は、AGPSサーバ4の各種の処理が第1サーバ記憶部42に記憶されているプログラム等に応じて適切な手順で実行されるように、第1サーバ通信部41等の動作を制御する。第1サーバ処理部43は、第1サーバ記憶部42に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、第1サーバ処理部43は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
第1サーバ処理部43は、SUPL処理部431を有する。第1サーバ処理部43が有するこれらの各部は、第1サーバ処理部43が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、第1サーバ処理部43が有するこれらの各部は、ファームウェアとしてAGPSサーバ4に実装されてもよい。
SUPL処理部431は、主にSUPL1.0規定の処理を実行する。SUPL処理部431は、SUPL1.0の規定にしたがって携帯端末2に接続し、携帯端末2との間でデータの送信及び受信を行う。
携帯端末2の所在位置の問い合わせを受信すると、SUPL処理部431は、第1サーバ通信部41を介して、携帯端末2に、SUPL INITメッセージとして、アクセスコード、AGPSサーバ4のアドレス、サーバ主導測位要求、セッションID等を送信する。
携帯端末2から、第1サーバ通信部41を介して、SUPL POS INITメッセージとして、接続している基地局6のID、周辺の基地局6のID及び受信電波強度、端末主導測位への変更要求、アシスト情報要求、セッションID等を受信すると、SUPL処理部431は、通常の手順では、端末主導測位への変更要求を拒否し、SUPLセッションを強制終了するところ、本実施形態では、その要求を受け入れて、SUPLセッションを維持する。そして、SUPL処理部431は、受信した基地局6のID、並びに周辺の基地局6のID及び受信電波強度を、第1サーバ記憶部42に送り、第1サーバ記憶部42はこれを格納する。また、SUPL処理部431は、受信した基地局6のIDをキーとして、第1サーバ記憶部42に記憶されている変換テーブルを参照し、対応する概略位置情報を取得する。さらに、SUPL処理部431は、第1サーバ記憶部42から、GPS衛星3の軌道情報、時刻補正パラメータ等も取得し、一連の情報から、SUPL1.0及びRRLP規定のアシスト情報を作成する。SUPL処理部431は、そのアシスト情報を、第1サーバ通信部41を介して、携帯端末2に送信する。
携帯端末2から、第1サーバ通信部41を介して、SUPL POSメッセージとして、携帯端末2の位置情報及び誤差、携帯端末2での測位成否等を受信すると、SUPL処理部431は、受信した位置情報及び誤差、並びに測位成否を、第1サーバ記憶部42に送り、第1サーバ記憶部42はこれを格納する。また、SUPL処理部431は、その位置情報及び誤差を、問い合わせ元に送信する。そして、SUPL処理部431は、SUPL ENDメッセージを、第1サーバ通信部41を介して、携帯端末2に送信した後に、SUPLセッションを終了する。
図4(a)は、無線LAN測位サーバ5の概略構成の一例を示す図である。
無線LAN測位サーバ5は、インターネット9に接続し、携帯電話網7又は無線LANを介して携帯端末2に接続し、情報通信を行う。また、無線LAN測位サーバ5は、位置情報を取得し、携帯端末2に送信する。そのために、無線LAN測位サーバ5は、第2サーバ通信部51と、第2サーバ記憶部52と、第2サーバ処理部53とを有する。
第2サーバ通信部51は、無線LAN測位サーバ5をインターネット9に接続するための通信インターフェース回路を有する。第2サーバ通信部51は、携帯端末2から携帯電話網7又は無線LANを介して情報を受信し、この受信した情報を第2サーバ処理部53に送る。また、第2サーバ通信部51は、第2サーバ処理部53から受けた情報を、携帯電話網7又は無線LANを介して携帯端末2に送信する。
第2サーバ記憶部52は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを有する。第2サーバ記憶部52は、第2サーバ処理部53での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、第2サーバ記憶部52は、アプリケーションプログラムとして、無線LAN測位を行う無線LAN測位プログラム等を記憶する。また、第2サーバ記憶部52は、データとして、アクセスポイント10のID及び受信電波強度、位置、並びに誤差の対応関係を示す測位テーブル等を記憶する。さらに、第2サーバ記憶部52は、所定の処理に係る一時的なデータを、一時的に記憶してもよい。
図4(b)は、測位テーブルの一例を示す図である。
測位テーブルは、所定の位置において携帯端末2により受信される電波の受信強度のパターン毎に、所定のデータを格納している。測位テーブルは、一つのパターンについて、最大3個のアクセスポイント10のデータを格納している。各アクセスポイント10のデータは、ID及び受信電波強度から構成されている。
また、測位テーブルは、一つのパターンについて、対応する位置及び誤差を格納している。この位置は、携帯端末2により受信される電波の受信強度が、対応するパターンの受信電波強度である場合に、携帯端末2の所在位置として推定される位置(緯度、経度等)を示すものである。また、この誤差は、推定される位置の精度を示すものである。
図4(a)に戻り、第2サーバ処理部53は、1個または複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。第2サーバ処理部53は、無線LAN測位サーバ5の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。即ち、第2サーバ処理部53は、無線LAN測位サーバ5の各種の処理が第2サーバ記憶部52に記憶されているプログラム等に応じて適切な手順で実行されるように、第2サーバ通信部51等の動作を制御する。第2サーバ処理部53は、第2サーバ記憶部52に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、第2サーバ処理部53は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
携帯端末2から、第2サーバ通信部51を介して、周辺のアクセスポイント10のID及び受信電波強度を受信すると、第2サーバ処理部53は、受信したID及び受信電波強度をキーとして、第2サーバ記憶部52に記憶されている測位テーブルを参照し、対応する位置情報及び誤差を取得する。また、第2サーバ処理部53は、その位置情報及び誤差を、第2サーバ通信部51を介して、携帯端末2に送信する。
なお、受信したID及び受信電波強度と、測位テーブルに格納されているID及び受信電波強度との照合は、それらの相関係数が所定のしきい値よりも大きいか否かを判定することにより行う。例えば、図4(b)に示される測位テーブルが与えられている場合において、ID及び受信電波強度として、{(ID=a、強度=10)、(ID=b、強度=20)、(ID=c、強度=40)}を受信したとすると、パターン2との相関係数が大きくなることから、パターン2が特定されることになる。
図5は、測位システム1の動作シーケンスの一例を示す図である。なお、以下に説明する動作シーケンスは、予め端末記憶部24、第1サーバ記憶部42、及び第2サーバ記憶部52に記憶されているプログラムに基づいて、主に端末処理部27、第1サーバ処理部43、及び第2サーバ処理部53により、携帯端末2、AGPSサーバ4、及び無線LAN測位サーバ5の各要素と協働して実行される。
携帯端末2の所在位置の問い合わせを受信すると、AGPSサーバ4のSUPL処理部431は、第1サーバ通信部41を介して、携帯端末2に、SUPL INITメッセージとして、アクセスコード、AGPSサーバ4のアドレス、サーバ主導測位要求、セッションID等を送信する(ステップS500)。
AGPSサーバ4から、端末第1通信部21を介して、SUPL INITメッセージとして、アクセスコード、AGPSサーバ4のアドレス、サーバ主導測位要求、セッションID等を受信すると、携帯端末2のSUPL処理部271は、受信したアクセスコードを認証し、端末第1通信部21を介してIPネットワークに接続し、AGPSサーバ4との接続を確立する(ステップS502)。
SUPL処理部271は、端末記憶部24から、接続している基地局6のID、並びに周辺の基地局6のID及び受信電波強度を取得し、端末主導測位への変更要求、アシスト情報要求、セッションID等と共に、SUPL POS INITメッセージとして、端末第1通信部21を介して、AGPSサーバ4に送信する(ステップS504)。
携帯端末2から、第1サーバ通信部41を介して、SUPL POS INITメッセージとして、接続している基地局6のID、周辺の基地局6のID及び受信電波強度、端末主導測位への変更要求、アシスト情報要求、セッションID等を受信すると、AGPSサーバ4のSUPL処理部431は、受信した基地局6のID、並びに周辺の基地局6のID及び受信電波強度を、第1サーバ記憶部42に送り、第1サーバ記憶部42はこれを格納する。また、SUPL処理部431は、受信した基地局6のIDをキーとして、第1サーバ記憶部42に記憶されている変換テーブルを参照し、対応する概略位置情報を取得する。さらに、SUPL処理部431は、第1サーバ記憶部42から、GPS衛星3の軌道情報、時刻補正パラメータ等も取得し、一連の情報から、SUPL1.0及びRRLP規定のアシスト情報を作成する(ステップS506)。
SUPL処理部431は、そのアシスト情報を、第1サーバ通信部41を介して、携帯端末2に送信する(ステップS508)。
AGPSサーバ4から、端末第1通信部21を介して、SUPL POSメッセージとして、アシスト情報、セッションID等を受信すると、携帯端末2のSUPL処理部271は、受信したアシスト情報を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。また、SUPL処理部271は、GPS部23、無線LAN測位部272、位置情報選択部273、及び位置情報符号化部274に、それぞれの処理を実行させる。
即ち、GPS部23は、端末記憶部24からアシスト情報を取得し、そのアシスト情報に基づいてGPS衛星3を捕捉する。また、GPS部23は、このGPS衛星3からGPS信号を受信してデコードし、時刻情報等を取得する(ステップS510)。
GPS部23は、その時刻情報等に基づいてGPS衛星3から携帯端末2までの擬似距離を計算し、その擬似距離を代入して得られる連立方程式を解くことにより、携帯端末2の位置及び誤差を算出する(ステップS512)。また、GPS部23は、その位置情報及び誤差を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。
無線LAN測位部272は、端末第2通信部22を介してすべてのチャネルをスキャンし、周辺のアクセスポイント10を検知する(ステップS514)。そして、無線LAN測位部272は、そのID及び受信電波強度を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。
また、無線LAN測位部272は、そのID及び受信電波強度を、端末第1通信部21を介して、無線LAN測位サーバ5に送信する(ステップS516)。
携帯端末2から、第2サーバ通信部51を介して、周辺のアクセスポイント10のID及び受信電波強度を受信すると、無線LAN測位サーバ5の第2サーバ処理部53は、受信したID及び受信電波強度をキーとして、第2サーバ記憶部52に記憶されている測位テーブルを参照し、対応する位置情報及び誤差を取得する(ステップS518)。
第2サーバ処理部53は、その位置情報及び誤差を、第2サーバ通信部51を介して、携帯端末2に送信する(ステップS520)。
無線LAN測位サーバ5から、端末第1通信部21を介して、その位置情報及び誤差を受信すると、無線LAN測位部272は、受信した位置情報及び誤差を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。
位置情報選択部273は、端末記憶部24から、GPS測位及び無線LAN測位のそれぞれによる位置情報及び誤差を取得し、それぞれの誤差を水平方向誤差で比較し、誤差が小さいほうを選択する(ステップS522)。また、位置情報選択部273は、その位置情報及び誤差を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。
位置情報符号化部274は、端末記憶部24から、選択された位置情報及び誤差を取得し、RRLPの規定にしたがって符号化する(ステップS524)。また、位置情報符号化部274は、その位置情報及び誤差を、端末記憶部24に送り、端末記憶部24はこれを格納する。
携帯端末2のSUPL処理部271は、端末記憶部24から、符号化された位置情報及び誤差を取得し、測位成否等と共に、SUPL POSメッセージとして、端末第1通信部21を介して、AGPSサーバ4に送信する(ステップS526)。
携帯端末2から、第1サーバ通信部41を介して、SUPL POSメッセージとして、携帯端末2の位置情報及び誤差、携帯端末2での測位成否等を受信すると、AGPSサーバ4のSUPL処理部431は、受信した位置情報及び誤差、並びに測位成否を、第1サーバ記憶部42に送り、第1サーバ記憶部42はこれを格納する。また、SUPL処理部431は、その位置情報及び誤差を、問い合わせ元に送信する。そして、SUPL処理部431は、SUPL ENDメッセージを、第1サーバ通信部41を介して、携帯端末2に送信した後に(ステップS528)、SUPLセッションを終了する。
AGPSサーバ4から、端末第1通信部21を介して、SUPL ENDメッセージを受信すると、携帯端末2のSUPL処理部271は、SUPLセッションを終了する。
以上説明してきたように、サーバ主導測位を端末主導測位に変更し、携帯端末2に複数種類の測位処理を実行させることにより、天頂の見晴らしがよくない場所でも測位が可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、携帯端末2においてGPS測位及び無線LAN測位がいずれも失敗した場合に、AGPSサーバ4は、自身で測位を行うことになる。しかしながら、GPS測位及び無線LAN測位は非常に時間を要するため、携帯端末2においてGPS測位及び無線LAN測位がいずれも失敗した場合に、その旨が携帯端末2からAGPSサーバ4に通知されるまで、非常に長時間のサービス時間を犠牲にすることになる。そこで、本実施形態では、携帯端末2においてGPS測位及び無線LAN測位がいずれも失敗すると予想される場合に、AGPSサーバ4’は、最初から自身で測位を行うようにするものである。
図6は、AGPSサーバ4’の概略構成の一例を示す図である。なお、この概略構成のうち、第1サーバ通信部41については、図3に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
第1サーバ記憶部42’は、図3に示される第1サーバ記憶部42に記憶されているものに加えて、アプリケーションプログラムとして、携帯端末2の所在位置が屋内、ビルの谷間等に在し所在位置の測位が困難な位置である難測位位置であるか否かを判定する難測位位置判定プログラム、セル測位を行うセル測位プログラム、判定リストを更新する判定リスト更新プログラム等を記憶する。また、第1サーバ記憶部42’は、データとして、測位困難な概略位置を示す判定リスト、基地局6のID及び受信電波強度、位置、並びに誤差の対応関係を示す測位テーブル、概略位置及び測位失敗回数の対応関係を示す計数テーブル等を記憶する。
第1サーバ処理部43’は、第1サーバ記憶部42’に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。
第1サーバ処理部43’は、SUPL処理部431’と、難測位位置判定部432と、セル測位部433と、判定リスト更新部434とを有する。
SUPL処理部431’は、主にSUPL1.0規定の処理を実行する。なお、処理の詳細については後述する。
難測位位置判定部432は、携帯端末2の所在位置が難測位位置であるか否かを判定する。難測位位置判定部432は、第1サーバ記憶部42’から基地局6のIDを取得し、そのIDをキーとして、第1サーバ記憶部42’に記憶されている変換テーブルを参照し、対応する概略位置情報を取得する。また、難測位位置判定部432は、その概略位置情報をキーとして、第1サーバ記憶部42’に記憶されている判定リストを参照し、登録されているか否かを判定する。そして、登録されていれば、難測位位置判定部432は、携帯端末2の所在位置は難測位位置であると判定する。一方、登録されていなければ、難測位位置判定部432は、携帯端末2の所在位置は難測位位置でないと判定する。
セル測位部433は、セル測位を行う。セル測位部433は、第1サーバ記憶部42’から周辺の基地局6のID及び受信電波強度を取得し、そのID及び受信電波強度をキーとして、第1サーバ記憶部42’に記憶されている測位テーブルを参照し、対応する位置情報及び誤差を取得する。また、セル測位部433は、その位置情報及び誤差を、第1サーバ記憶部42’に送り、第1サーバ記憶部42’はこれを格納する。
判定リスト更新部434は、判定リストを更新する。判定リスト更新部434は、第1サーバ記憶部42’から基地局6のIDを取得し、そのIDをキーとして、第1サーバ記憶部42’に記憶されている変換テーブルを参照し、対応する概略位置情報を取得する。また、判定リスト更新部434は、その概略位置情報をキーとして、第1サーバ記憶部42’に記憶されている計数テーブルを参照し、対応関係が登録されていなければ登録した後に、対応する測位失敗回数をインクリメントする。そして、判定リスト更新部434は、その測位失敗回数が所定のしきい値よりも大きいか否かを判定する。所定のしきい値よりも大きければ、判定リスト更新部434は、その対応関係を、第1サーバ記憶部42’に記憶されている計数テーブルから削除すると共に、その概略位置情報を、第1サーバ記憶部42’に記憶されている判定リストに登録する。
以下、SUPL処理部431’による処理について説明する。
携帯端末2から、第1サーバ通信部41を介して、SUPL POS INITメッセージとして、接続している基地局6のID、周辺の基地局6のID及び受信電波強度、端末主導測位への変更要求、アシスト情報要求、セッションID等を受信すると、SUPL処理部431’は、受信した基地局6のID、並びに周辺の基地局6のID及び受信電波強度を、第1サーバ記憶部42’に送り、第1サーバ記憶部42’はこれを格納する。また、SUPL処理部431’は、難測位位置判定部432に、その処理を実行させる。そして、難測位位置判定部432により、携帯端末2の所在位置が難測位位置であると判定されると、SUPL処理部431’は、SUPL ENDメッセージを、第1サーバ通信部41を介して、携帯端末2に送信した後に、SUPLセッションを終了する。また、SUPL処理部431’は、セル測位部433に、その処理を実行させる。さらに、SUPL処理部431’は、第1サーバ記憶部42’から携帯端末2の位置情報及び誤差を取得し、問い合わせ元に送信する。
一方、難測位位置判定部432により、携帯端末2の所在位置が難測位位置でないと判定されると、SUPL処理部431’は、アシスト情報の作成等、通常の手順に従う。そして、SUPLセッションを終了した後に、SUPL処理部431’は、第1サーバ記憶部42’から測位成否を取得し、測位に失敗したか否かを判定する。測位に失敗した場合は、SUPL処理部431’は、セル測位部433及び判定リスト更新部434に、それぞれの処理を実行させる。また、SUPL処理部431’は、第1サーバ記憶部42’から携帯端末2の位置情報及び誤差を取得し、問い合わせ元に送信する。
図7は、携帯端末2の所在位置が難測位位置である場合における、測位システム1’の動作シーケンスの一例を示す図である。なお、この動作シーケンスのうち、ステップS500〜506、及び528については、図5に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
携帯端末2から、第1サーバ通信部41を介して、SUPL POS INITメッセージとして、接続している基地局6のID、周辺の基地局6のID及び受信電波強度、端末主導測位への変更要求、アシスト情報要求、セッションID等を受信すると、SUPL処理部431’は、受信した基地局6のID、並びに周辺の基地局6のID及び受信電波強度を、第1サーバ記憶部42’に送り、第1サーバ記憶部42’はこれを格納する。また、SUPL処理部431’は、難測位位置判定部432に、その処理を実行させる。そして、難測位位置判定部432により、携帯端末2の所在位置が難測位位置でないと判定されると(ステップS700のNo)、SUPL処理部431’は、アシスト情報の作成等、通常の手順に従う(ステップS506)。
一方、難測位位置判定部432により、携帯端末2の所在位置が難測位位置であると判定されると(ステップS700のYes)、SUPL処理部431’は、SUPL ENDメッセージを、第1サーバ通信部41を介して、携帯端末2に送信する(ステップS528)。そして、SUPL処理部431’は、SUPLセッションを終了する。
SUPL処理部431’は、セル測位部433に、その処理を実行させる。
即ち、セル測位部433は、第1サーバ記憶部42’から周辺の基地局6のID及び受信電波強度を取得し、そのID及び受信電波強度をキーとして、第1サーバ記憶部42’に記憶されている測位テーブルを参照し、対応する位置情報及び誤差を取得する(ステップS702)。また、セル測位部433は、その位置情報及び誤差を、第1サーバ記憶部42’に送り、第1サーバ記憶部42’はこれを格納する。
SUPL処理部431’は、第1サーバ記憶部42’から携帯端末2の位置情報及び誤差を取得し、問い合わせ元に送信する。
図8は、携帯端末2で測位に失敗した場合における、測位システム1’の動作シーケンスの一例を示す図である。なお、この動作シーケンスのうち、ステップS500〜528については、図5に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
SUPLセッションを終了した後に、SUPL処理部431’は、第1サーバ記憶部42’から測位成否を取得し、測位に失敗したか否かを判定する。そして、測位に失敗していない場合は(ステップS800のNo)、SUPL処理部431’は、その処理を終了する。
一方、測位に失敗した場合は(ステップS800のYes)、SUPL処理部431’は、セル測位部433及び判定リスト更新部434に、それぞれの処理を実行させる。
即ち、セル測位部433は、第1サーバ記憶部42’から周辺の基地局6のID及び受信電波強度を取得し、そのID及び受信電波強度をキーとして、第1サーバ記憶部42’に記憶されている測位テーブルを参照し、対応する位置情報及び誤差を取得する(ステップS702)。また、セル測位部433は、その位置情報及び誤差を、第1サーバ記憶部42’に送り、第1サーバ記憶部42’はこれを格納する。
SUPL処理部431’は、第1サーバ記憶部42’から携帯端末2の位置情報及び誤差を取得し、問い合わせ元に送信する。
一方、判定リスト更新部434は、第1サーバ記憶部42’から基地局6のIDを取得し、そのIDをキーとして、第1サーバ記憶部42’に記憶されている変換テーブルを参照し、対応する概略位置情報を取得する。また、判定リスト更新部434は、その概略位置情報をキーとして、第1サーバ記憶部42’に記憶されている計数テーブルを参照し、対応関係が登録されていなければ登録した後に、対応する測位失敗回数をインクリメントする(ステップS802)。
判定リスト更新部434は、その測位失敗回数が所定のしきい値よりも大きいか否かを判定する。所定のしきい値よりも大きくなければ(ステップS804のNo)、判定リスト更新部434は、その処理を終了する。
一方、所定のしきい値よりも大きければ(ステップS804のYes)、判定リスト更新部434は、その対応関係を、第1サーバ記憶部42’に記憶されている計数テーブルから削除すると共に、その概略位置情報を、第1サーバ記憶部42’に記憶されている判定リストに登録する(ステップS806)。
以上説明してきたように、携帯端末2の所在位置が難測位位置である場合に、サーバ主導測位を維持し、AGPSサーバ4’で他の測位方式で測位を行い、携帯端末2で測位を試行しないことにより、サービス時間の犠牲を最小限に抑えることが可能となる。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではない。例えば、第1の実施形態では、携帯端末2は、携帯電話網7を介して、インターネット9に接続された無線LAN測位サーバ5に接続するとしたが、無線LANを介して接続してもよい。
また、第1の実施形態では、GPS以外の測位方式として、無線LAN測位方式、特に電波の受信強度に基づく測位方式を利用するとしたが、他の測位方式を利用してもよい。例えば、他の無線LAN測位方式(アクセスポイントIDに基づく測位方式、TDOA(Time Difference of Arrival)に基づく測位方式等)、PHS(Personal Handyphone System)測位方式等を利用してもよい。
また、第1の実施形態では、2種類の測位方式を併用するとしたが、3種類以上の測位方式を併用してもよい。
また、第2の実施形態では、セル測位方式として、電波の受信強度に基づく測位方式を利用するとしたが、他のセル測位方式を利用してもよい。例えば、SUPL1.0規定の拡張セル測位方式等を利用してもよい。
また、第1及び2の実施形態における携帯端末2、AGPSサーバ4、4’、及び無線LAN測位サーバ5それぞれの処理部が有する各機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムは、磁気記録媒体、光記録媒体等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録された形で提供されてもよい。
なお、当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1、1’ 測位システム
2 携帯端末
21 端末第1通信部
22 端末第2通信部
23 GPS部
24 端末記憶部
25 操作部
26 表示部
27 端末処理部
271 SUPL処理部
272 無線LAN測位部
273 位置情報選択部
274 位置情報符号化部
3 GPS衛星
4、4’ AGPSサーバ
41 第1サーバ通信部
42、42’ 第1サーバ記憶部
43、43’ 第1サーバ処理部
431、431’ SUPL処理部
432 難測位位置判定部
433 セル測位部
434 判定リスト更新部
5 無線LAN測位サーバ
51 第2サーバ通信部
52 第2サーバ記憶部
53 第2サーバ処理部
6 基地局
7 携帯電話網
8 ゲートウェイ
9 インターネット
10 アクセスポイント
11 バックボーンネットワーク

Claims (5)

  1. サーバと、前記サーバにネットワークを介して接続可能な携帯端末と、を有する測位システムであって、
    前記サーバは、
    前記携帯端末と通信を行う通信部と、
    前記携帯端末にサーバ主導測位要求を送信した場合において、前記携帯端末から端末主導測位への変更要求を受信したときに、測位結果の送信要求を前記携帯端末に送信するサーバ処理部と、を有し、
    前記携帯端末は、
    前記サーバと通信を行う通信部と、
    複数種類の測位処理を実行する端末測位部と、
    複数の測位結果のうち、誤差が最も小さい測位結果を選択する選択部と、
    前記サーバから前記送信要求を受信した場合に、選択された測位結果を前記サーバに送信する端末処理部と、を有する、
    ことを特徴とする測位システム。
  2. 前記サーバは、
    測位困難な概略位置を示す判定リストを記憶する記憶部と、
    前記判定リストに基づいて概略位置が難測位位置であるか否かを判定する難測位位置判定部と、
    測位処理を実行するサーバ測位部と、をさらに有し、
    前記携帯端末の概略所在位置が難測位位置である場合に、前記サーバ測位部は、前記携帯端末の所在位置を特定するための測位処理を実行する、
    請求項1に記載の測位システム。
  3. 前記サーバは、前記判定リストを更新する判定リスト更新部をさらに有し、
    前記携帯端末で測位に失敗した場合に、前記判定リスト更新部は、前記携帯端末の概略所在位置が含まれるように前記判定リストを更新する、
    請求項2に記載の測位システム。
  4. 前記サーバ処理部は、前記携帯端末又は前記サーバ測位部による測位結果を外部に出力する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の測位システム。
  5. サーバと、前記サーバにネットワークを介して接続可能な携帯端末と、を有する測位システムにおける測位方法であって、
    前記サーバは、前記携帯端末にサーバ主導測位要求を送信した場合において、前記携帯端末から端末主導測位への変更要求を受信したときに、測位結果の送信要求を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、前記サーバから前記送信要求を受信した場合に、複数種類の測位処理を実行し、複数の測位結果のうち、誤差が最も小さい測位結果を選択し、選択された測位結果を前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする測位方法。
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