JP2013249798A - Egrガス冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】EGR配管の腐食を抑制することを課題とする。
【解決手段】EGRガス冷却装置は、内部にEGRガスが流通するEGR配管と、端部を前記EGR配管の端部に接合し、前記EGR配管の外周部に冷媒通路を形成するハウジング部材と、軸方向長さが前記EGR配管の軸方向長さよりも短く、前記EGR配管内に前記EGR配管の内周壁面に当接させて配置された熱交換体と、前記熱交換体が前記EGR配管の内周壁面に当接していない箇所に、前記内周壁面を覆うように装着されたリング部材とを備える。リング部材によってEGR配管の内周壁面が覆われることにより、EGR配管への凝縮水の付着、ひいては、EGR配管の腐食を抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明はEGRガス冷却装置に関する。
従来、排気再循環装置が備えるEGR(Exhaust Gas Recirculation)ガスを冷却する熱交換器が知られている。また、セラミックを用いた熱交換器が知られており(例えば、特許文献1)、これをEGRガス冷却装置に用いることもできる。セラミックを用いた熱交換器をEGRガス冷却装置に用いる場合、周囲に冷媒通路が設けられたEGR配管内にセラミックを配置する構成が考えられる。
特開2010−271031号公報
ところで、EGR配管内は、使用状況によって内部に凝縮水が生じることがある。内燃機関に使用される燃料によっては、EGR配管内の凝縮水の成分に塩素や硫黄等が含まれ、EGR配管を腐食させる可能性がある。ここで、EGR配管内にセラミックを配置した場合、セラミックがEGR配管の内周壁面に接していれば、当該箇所における腐食は抑制される。しかしながら、EGR配管が露出している箇所では、凝縮水付着に起因する腐食の発生が懸念される。
そこで本明細書開示のEGRガス冷却装置は、EGR配管の腐食を抑制することを課題とする。
上記課題を解決するために本明細書開示のEGRガス冷却装置は、内部にEGRガスが流通するEGR配管と、端部を前記EGR配管の端部に接合し、前記EGR配管の外周部に冷媒通路を形成するハウジング部材と、軸方向長さが前記EGR配管の軸方向長さよりも短く、前記EGR配管内に前記EGR配管の内周壁面に当接させて配置された熱交換体と、前記熱交換体が前記EGR配管の内周壁面に当接していない箇所に、前記内周壁面を覆うように装着されたリング部材と、を備える。
EGR配管の内部に配置される熱交換体は、EGR配管の内周壁面に当接することにより、内部を流通するEGRガスの熱を、EGR配管を介して冷媒通路内の冷媒に伝達する。熱交換体はEGR配管の内周壁面に当接することにより、EGR配管の内周壁面への凝縮水の付着を抑制することができる。しかしながら、熱交換体がEGR配管の内周壁面の全域を覆うことができない場合がある。例えば、冷媒通路は、EGR配管の端部とハウジング部材の端部とを接合して形成されるため、その長さは、EGR配管の長さよりも短くなる。ここで、熱交換体の過度の温度状を回避すべく熱交換体の周囲に冷媒を存在させるために、熱交換体の軸方向(EGRガス流れ方向)の長さは、冷媒通路の軸方向長さに対応させることが望ましい。この結果、熱交換体の軸方向長さは、EGR配管の軸方向長さよりも短くなる。これにより、熱交換体がEGR配管の内周壁に当接することができない箇所ができる。このような箇所では、凝縮水の付着が懸念される。そこで、本明細書開示のEGRガス冷却装置では、熱交換体がEGR配管の内周壁面に当接していない箇所に、内周壁面を覆うように装着されたリング部材を装着する。これにより、EGR配管に凝縮水が付着することを抑制し、ひいては、EGR配管の腐食を抑制することができる。
前記リング部材は、筒状部と、前記筒状部の一端部に設けられたフランジ部とを備えるとともに、前記EGR配管の端部に装着され、前記筒状部は前記EGR配管の端部内側を覆い、前記フランジ部は前記EGR配管の端面と前記ハウジング部材の端面のうち、少なくとも前記EGR配管の端面を覆うようにしてもよい。
ハウジング部材とEGR配管とが、それぞれの端部で接合されることによって冷媒通路が形成されている。この場合、その接合部において、ハウジング部材の端面やEGR配管の端面に凝縮水が付着する可能性がある。そこで、EGR配管の端部に装着されるリング部材にフランジ部を設け、そのフランジ部によってハウジング部材の端面やEGR配管の端面を覆う。これにより、該当個所への凝縮水の付着を抑制することができる。なお、フランジ部によりEGR配管の外側に位置するハウジング部材の端面まで覆うことにより、より適切にEGR配管への凝縮水の付着を抑制することができる。また、ハウジング部材の端面まで覆うことにより、ハウジング部材への凝縮水の付着も効果的に抑制することができる。
本明細書に開示されたEGRガス冷却装置によれば、EGR配管の腐食を抑制することができる。
図1は第1実施形態のEGRガス冷却装置を軸方向に沿って断面として示した説明図である。 図2は図1におけるA1部を拡大して示した説明図である。 図3(A)は図2におけるA2部に現れた構成要素を分解した状態で示した説明図であり、図3(B)は図2におけるA2部を拡大して示した説明図である。 図4は第2実施形態のEGRガス冷却装置の一部分を拡大して示した説明図である。 図5(A)は端部リング部材の斜視図であり、図5(B)は図5(A)とは異なる方向からみた端部リング部材の斜視図である。 図6は第3実施形態のEGRガス冷却装置の一部分を拡大して示した説明図である。 図7は第4実施形態のEGRガス冷却装置を軸方向に沿って断面として示した説明図である。 図8は第4実施形態のEGRガス冷却装置が備える端部リング部材、熱交換体及び中間リング部材を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態のEGRガス冷却装置1を軸方向、すなわち、EGRガスの流通方向に沿って断面として示した説明図である。図2は図1におけるA1部を拡大して示した説明図である。図3(A)は図2におけるA2部に現れた構成要素を分解した状態で示した説明図であり、図3(B)は図2におけるA2部を拡大して示した説明図である。
EGRガス冷却装置1は、内部にEGRガスが流通するEGR配管2を備える。EGR配管は、ステンレス(SUS)製の管材である。EGR配管2はアルミ等、他の材料を用いることもできる。EGRガス冷却装置1は、端部3aをEGR配管2の端部2aに接合し、EGR配管2の外周部に冷媒通路4を形成するハウジング部材3を備えている。ハウジング部材3もステンレス(SUS)製である。ハウジング部材3には、冷媒通路4に冷媒を導入する冷媒入口3b1と冷媒通路4内の冷媒を排出する冷媒出口4b2を備えている。冷媒はどのようなものであってもよいが、本実施形態では、冷却水を用いている。ハウジング部材3の外壁にはステー3cが設けられている。図3(A)を参照すると、EGR配管2の端部2aの外側にハウジング部材3の端部3aが位置しており、両者はろう付けによって接合されている。このとき、両者はハウジング部材の端面3a1とEGR配管の端面2a1とは面一となるように接合されている。なお、EGR配管2は薄肉円環状の部材であり、端面2a1はその肉厚が現れた面である。また、ハウジング部材も同様に薄肉円環状の部材であり、端面3a1はその肉厚が現れた面である。
EGR配管2内には、EGR配管2の内周壁面2bに当接させて配置された熱交換体5が収容されている。熱交換体5は、炭化ケイ素(SiC)セラミック製である。セラミック材料は、効率的な熱伝導を有するとともに、高い耐蝕性を発揮することができる。このため、高熱伝導率を有するセラミック材料は、EGR配管内に配置される熱交換体や被覆部材の材料として好適である。熱交換体5は、円柱状に成形されており、EGRガスが通過できるように通路が形成されている。すなわち、熱交換体5はポーラス形状を備えている。熱交換体5は、EGR配管2を介して冷媒通路4内を流通する冷媒と熱交換することができる。すなわち、EGRガスは熱交換体5を通過する際に熱交換体5及びEGR配管2を介して冷媒と熱交換され、冷却される。
本実施形態のEGRガス冷却装置1では、EGR配管2の内周壁面2bと熱交換体5との間にグラファイトシート6を介装させている。すなわち、熱交換体5は、グラファイトシート6を介してEGR配管2の内周壁面に当接している。グラファイトシート6は、EGR配管2と熱交換体5との間に滑りを生じさせることができ、EGR配管2の熱膨張量と熱交換体5の熱膨張量の差に起因するストレスの発生を緩和することができる。グラファイトシート6は、摩擦係数の小さい材料として選定されたものである。摩擦係数が小さく、EGR配管2と熱交換体5との間に滑りを生じさせることができる材料をグラファイトシート6に代えて採用することもできる。
なお、熱交換体5とEGR配管2の内周壁面2aとの間にグラファイトシート6を介在させた場合、厳密な意味において熱交換体5とEGR配管2の内周壁面2aとは当接していない。このため、本明細書において熱交換体5とEGR配管2の内周壁面2aが当接した状態とは、熱交換体5からEGR配管へ熱伝達できる状態を意味するものとする。
図1を参照すると、熱交換体5の軸方向長さL2は、EGR配管の軸方向長さL1よりも短い。これは、熱交換体5の周囲に冷媒を存在させるために、熱交換体5の軸方向長さを冷媒通路4の軸方向長さに対応させたことに起因する。熱交換体5の周囲に冷媒を存在させるのは、熱交換体5の過度の温度上昇を抑制するためである。熱交換体5の温度が上昇し、EGR配管2との温度差が大きくなると、両者の熱膨張量の差に起因して、熱交換体5に割れ等の損傷が発生する可能性がある。熱交換体5の軸方向長さを冷媒通路4の軸方向長さに対応させて熱交換体5の周囲に冷媒を存在させることにより、熱交換体5の過度の温度上昇を抑制することができる。
その一方で、EGR配管2の上流側及び下流側の端部において、熱交換体5がEGR配管2の内周壁面2bに当接することができない箇所が存在する。このように熱交換体5がEGR配2管の内周壁面2bに当接していない箇所では、何らの措置もとられない場合、凝縮水が付着し、腐食する可能性が高くなる。そこで、本実施形態のEGRガス冷却装置1は、EGRガスの流れ方向の上流側及び下流側にそれぞれ内周壁面2bを覆うように装着された端部リング部材7を備えている。端部リング部材7は、リング部材に相当する。端部リング部材7は、EGRガスの流れ方向の上流側及び下流側において、EGR配管2とハウジング部材3との接合部分の内側にグラファイトシート6を介して装着される。
端部リング部材7は、高耐熱のSUS製の部材である。端部リング部材7は、EGR配管2の内周壁面2bを覆うことにより、EGR配管2に凝縮水が付着することを抑制することができる。端部リング部材7は、EGR配管2と比較して肉厚の部材とすることができる。EGR配管2は、熱伝導の観点からできるだけ薄肉であることが望ましいが、薄肉の材料を用いると、EGR配管2とハウジング部材3との接合部分の強度の確保が難しい。そこで、EGR配管2の端部に端部リング部材7を装着することにより、EGR配管2とハウジング部材3との接合部分の強度を確保することが容易となる。
EGR配管2内に配置される熱交換体5及び端部リング部材7は、いずれもグラファイトシート6で円周方向に沿って周囲を包まれ、その状態でEGR配管2内へ挿入され、焼嵌めされる。これにより、熱交換体5及び端部リング部材7は、EGR配管2の塑性変形により、EGR配管2内に固定され、支持される。また、グラファイトシート6は、圧縮される。なお、グラファイトシート6の軸方向長さは、EGR配管2の軸方向長さよりも短くしておく。仮にグラファイトシート6がEGRガスに曝されると、焼失を繰り返すことで強度低下や腐食を招く可能性がある。そこで、グラファイトシート6の長さを上記のように設定し、グラファイトシート6の端部を外部に露出しない状態とする。これにより、グラファイトシート6が高温のEGRガスに曝されることが回避される。
このように焼嵌めによりEGR配管2内に熱交換体5及び端部リング部材7を支持させた後は、上述のようにハウジング部材3をEGR配管2の外側にろう付けにより接合する。このとき、EGR配管2の温度は再度上昇し、熱交換体5が移動できる状態になることが考えられるが、タンブリング7が配置されていることにより、熱交換体5の移動は抑えられる。すなわち、端部リング部材7は、熱交換体5の位置ずれ防止、ストッパーとしての機能も備える。
EGRガス冷却装置1は、EGR配管2の上流側及び下流側にコーン部材8を備えている。上流側のコーン部材8は、EGR配管2内にEGRガスを導入部となる部材であり、下流側のコーン部材8はEGR配管2内のEGRガスの排出部となる部材である。コーン部材8は、径の大きい側がハウジング部材3の端部3aを覆うようにしてハウジング部材3にろう付けにより接合される。コーン部材8の接合に用いるろう剤は、EGR配管2への凝縮水の付着を抑制する機能も備える。コーン部材8の先端部には、フランジ部材9がろう付けにより接合されている。EGRガス冷却装置1は、その上流側においてフランジ部材9により、エンジンのエキゾーストマニホールドへ接続される。また、EGRガス冷却装置1は、その下流側において、排気管に接続される。なお、EGRガス冷却装置1は、ハウジング部材3の外壁に設けられたステー3cによってエンジン本体に取り付けられている。
以上、説明した本実施形態のEGRガス冷却装置1によれば、EGR配管2へ凝縮水の付着を抑制することができるため、EGR配管の腐食を抑制することができる。また、端部リング部材7を備えるため、ハウジング部材3とEGR配管2との接合部の強度を確保しつつEGR配管2の肉厚を薄肉とすることができる。EGR配管2は、熱交換体5と比較して熱伝導が遅いが、肉厚を薄くすることにより、全体の熱流れ量を整合させることができる。また、径方向だけでなく、流れ方向への熱伝導もされ、冷温部分での熱吸収が可能となる。EGR配管2は、熱交換体5及び端部リング部材7によって、その内周壁面2bが覆われ、凝縮水の付着が抑制されているため、薄肉にすることができ、また、耐腐食性が低い低コストの材料を選定することができるようになる。なお、グラファイトシート6は、EGR配管2の内周壁面2bを覆うことにより、凝縮水の内周壁面2bへの付着を抑制する効果も発揮することができる。
(第2実施形態)
つぎに、第2実施形態のEGRガス冷却装置20について図4及び図5を参照しつつ説明する。図4は第2実施形態のEGRガス冷却装置20の一部分を拡大して示した説明図である。図5(A)は端部リング部材21の斜視図であり、図5(B)は図5(A)とは異なる方向からみた端部リング部材21の斜視図である。第2実施形態のEGRガス冷却装置20が第1実施形態のEGRガス冷却装置1と異なる点は、第1実施形態における端部リング部材7を端部リング部材21に変更した点である。他の構成は、第1実施形態と異なるところがないので、共通する構成要素については、図面中、同一の参照番号を付してその詳細な説明は省略する。
図5(A)及び(B)を参照すると、リング部材に相当する端部リング部材21は、筒状部21aと、この筒状部21aの一端部に設けられたフランジ部21bを備えている。フランジ部21bは、筒状部21aの一端部を半径方向外側に向かって折り曲げて形成されている。端部リング部材21は、第1実施形態における端部リング部材7と同様に、EGR配管2の上流側端部及び下流側端部にそれぞれ装着されている。図4を参照すると、筒状部21aはEGR配管2の端部内側(端部近傍における内周壁面2b)を覆っている。この点は、第1実施形態のEGRガス冷却装置1と同様である。フランジ部21bはEGR配管2の端面2a1を覆っている。これにより、EGR配管2の端面2a1に凝縮水が付着することを回避し、EGR配管2が腐食することを抑制することができる。
(第3実施形態)
つぎに、第3実施形態のEGRガス冷却装置30について図6を参照しつつ説明する。図6は第3実施形態のEGRガス冷却装置30の一部分を拡大して示した説明図である。第3実施形態のEGRガス冷却装置30が第1実施形態のEGRガス冷却装置1と異なる点は、第1実施形態における端部リング部材7を端部リング部材31に変更した点である。他の構成は、第1実施形態と異なるところがないので、共通する構成要素については、図面中、同一の参照番号を付してその詳細な説明は省略する。
リング部材に相当する端部リング部材31は、筒状部31aと、この筒状部31aの一端部に設けられたフランジ部31bを備えている。フランジ部31bは、筒状部21aの一端部を半径方向外側に向かって折り曲げて形成されている。端部リング部材31は、第1実施形態における端部リング部材7と同様に、EGR配管2の上流側端部及び下流側端部にそれぞれ装着されている。図6を参照すると、筒状部31aはEGR配管2の端部内側(端部近傍における内周壁面2b)を覆っている。この点は、第1実施形態のEGRガス冷却装置1と同様である。フランジ部31bはEGR配管2の端面3a1、さらに、ハウジング部材3の端面3a1を覆っている。この点が、第2実施形態と異なっている。第3実施形態では、フランジ部31がEGR配管2の外側に位置するハウジング部材3の端面3a1まで覆うことにより、より適切にEGR配管2への凝縮水の付着を抑制することができる。また、ハウジング部材3の端面3a1まで覆うことにより、ハウジング部材3への凝縮水の付着も効果的に抑制することができる。このように、第3実施形態によればEGRガス冷却装置30における腐食の発生をより効果的に抑制できることになる。
(第4実施形態)
つぎに、第4実施形態のEGRガス冷却装置50について図7及び図8を参照しつつ説明する。図7は第4実施形態のEGRガス冷却装置50を軸方向に沿って断面として示した説明図である。図8は第4実施形態のEGRガス冷却装置50が備える端部リング部材7、熱交換体51及び中間リング部材52を示す説明図である。第4実施形態のEGRガス冷却装置50が第1実施形態のEGRガス冷却装置1と異なる点は、熱交換体5に代えて、間隔を空けて配置された複数の熱交換体51が準備され、熱交換体51の間に中間リング部材52が配置された点である。他の構成は、第1実施形態と異なるところがないので、共通する構成要素については、図面中、同一の参照番号を付してその詳細な説明は省略する。
EGRガス冷却装置50は、複数(本実施形態では3個)の熱交換体51を備えている。これらの熱交換体は、EGRガスの流通方向に沿って並列配置されている。間隔を空けて隣り合った熱交換体51との間には空間が形成されている。上流側の熱交換体51を通過したEGRガスをこの空間に流入させ、その下流側の熱交換体51に通過させ、流速、温度分布を均質な状態とすることにより、EGRガスと冷媒との効率的な熱交換が実現される。しかし、このように分割した状態の熱交換体51を採用した場合、熱交換体51の間でEGR配管2の内周壁面2bが露出する。そこで、本実施形態のEGRガス冷却装置50では、このように隣り合う熱交換体51の間に形成される空間にリング部材に相当する中間リング部材52が配置されている。中間リング部材52は、端部リング部材7と同様にSUS製とすることができるが、熱交換体51と同様に炭化ケイ素(SiC)セラミック製とすることができる。SiC製とすることにより、内周壁面2bに凝縮水が付着することを抑制することができるだけでなく、伝熱面積を広げることができ、効率的なEGRガスの冷却を実現することができる。
なお、第4実施形態のEGRガス冷却装置50の端部リング部材7に代えて第2実施形態の端部リング部材21や第3実施形態の端部リング部材31を採用することもできる。
上記実施例は本発明を実施するための一例にすぎない。よって本発明はこれらに限定されるものではなく、請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1、20、30、50 EGRガス冷却装置 2 EGR配管
2a 端部 2a1 端面
2b 内周壁面 3 ハウジング
3a 端部 3a1 端面
3b1 冷媒入口 3b2 冷媒出口
4 冷媒通路 5、51 熱交換体
6 グラファイトシート
7、21、31 端部リング部材
8 コーン部材 9 フランジ部材
21a、31a 筒状部 21b、31b フランジ部
52 中間リング部材

Claims (2)

  1. 内部にEGRガスが流通するEGR配管と、
    端部を前記EGR配管の端部に接合し、前記EGR配管の外周部に冷媒通路を形成するハウジング部材と、
    軸方向長さが前記EGR配管の軸方向長さよりも短く、前記EGR配管内に前記EGR配管の内周壁面に当接させて配置された熱交換体と、
    前記熱交換体が前記EGR配管の内周壁面に当接していない箇所に、前記内周壁面を覆うように装着されたリング部材と、
    を備えたEGRガス冷却装置。
  2. 前記リング部材は、筒状部と、前記筒状部の一端部に設けられたフランジ部とを備えるとともに、前記EGR配管の端部に装着され、
    前記筒状部は前記EGR配管の端部内側を覆い、前記フランジ部は前記EGR配管の端面と前記ハウジング部材の端面のうち、少なくとも前記EGR配管の端面を覆う請求項1に記載のEGRガス冷却装置。
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