JP2013249711A - 建屋の基礎構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】建屋の基礎構造において、製造コストや施工コストの低減を可能とする。
【解決手段】地盤62上に設けられる下部基礎版65と、下部基礎版65の上方に設けられて原子炉格納容器11が設置される上部基礎版66と、上部基礎版66と下部基礎版65との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体70を有する免震装置67と、複数の免震構造体70を被覆する防水カバー71とを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、原子炉格納容器などの建屋を地盤上の基礎版に立設するための建屋の基礎構造に関するものである。
原子力発電プラントの一つとして、加圧水型原子炉があり、この加圧水型原子炉では、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、一次系全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電している。
このような加圧水型原子炉を有する原子力発電プラントでは、地盤に敷設された基礎版上に、この原子炉格納容器が立設されており、この基礎版は免震構造となっている。このような免震構造を有する基礎版としては、例えば、下記特許文献1,2に記載されたものがある。この各特許文献に記載された原子力施設の建屋の基礎版では、地盤上に設けられた下部基礎版と原子炉格納容器が立設された上部基礎版との間に免震装置を設けている。
そして、このような原子力発電プラントにて、大雨や津波、河川の氾濫などにより原子炉格納容器の基礎が浸水した場合、免震装置の作動に支障きたすおそれがある。そのため、免震装置を防水するものとして、例えば、下記特許文献3,4に記載されたものがある。この各特許文献に記載された免震装置は、周囲に防水カバーを設けている。
特開2011−095173号公報 特開2011−163927号公報 特開平11−061739号公報 特開2009−024863号公報
一般に、建屋を支持する免震装置は、上部基礎版と下部基礎版との間に水平方向に所定間隔で複数設けられている。上述した従来の免震装置のように、各免震装置の周囲にそれぞれ防水カバーを設けると、多数の防水カバーが必要となり、製造コストが増加するだけでなく、施工時間が長くなり、施工コストも増加してしまう。
本発明は上述した課題を解決するものであり、製造コストや施工コストの低減を可能とする建屋の基礎構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の建屋の基礎構造は、地盤上に設けられる下部基礎版と、前記下部基礎版の上方に設けられて建屋が設置される上部基礎版と、前記上部基礎版と前記下部基礎版との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体を有する免震装置と、前記複数の免震構造体を被覆する防水カバーと、を備えることを特徴とするものである。
従って、上部基礎版と下部基礎版との間に複数の免震構造体が水平方向に所定間隔で配置され、防水カバーがこの複数の免震構造体を被覆することで、大雨や津波、河川の氾濫などにより建屋周辺が浸水した場合であっても、防水カバーにより免震装置の浸水が防止され、免震装置の機能障害の発生を防止することができる。また、防水カバーが複数の免震構造体を被覆するため、各免震構造体に対して防水カバーを個々に設ける必要がなくなり、防水カバーの製造コストの増加を抑制することができると共に、防水カバーの施工コストの増加を抑制することができ、製造コストや施工コストを低減することができる。
本発明の建屋の基礎構造では、前記防水カバーは、前記上部基礎版と前記下部基礎版との間で変形可能に設けられていることを特徴としている。
従って、地震などにより免震装置が上部基礎版と下部基礎版との相対変位を許容するとき、防水カバーが変形することで、建屋周辺の浸水時に、防水カバーにより免震装置の浸水を適正に防止することができる。
本発明の建屋の基礎構造では、前記防水カバーは、可撓性を有することを特徴としている。
従って、地震などにより免震装置が上部基礎版と下部基礎版との相対変位を許容するとき、防水カバーが可撓性を有することで、建屋周辺の浸水時に、防水カバーにより免震装置の浸水を適正に防止することができる。
本発明の建屋の基礎構造では、前記防水カバーは、複数のカバーが多層されて構成されることを特徴としている。
従って、防水カバーに十分な強度を確保することが可能となり、大雨や津波、河川の氾濫などにより基礎版周辺が浸水しても、防水カバーにより免震構造体の浸水を防止することができると共に、水と共に流れる漂流物の衝突による防水カバーの損傷を防止し、耐久性を向上することができる。
本発明の建屋の基礎構造では、前記免震装置は、前記上部基礎版と前記下部基礎版とを相対変位可能に支持し、前記防水カバーは、前記上部基礎版と前記下部基礎版との相対変位量より大きい変形量を有することを特徴としている。
従って、地震などにより免震装置が上部基礎版と下部基礎版との相対変位を許容するとき、防水カバーが適正に変形することから、防水カバーが破損することなく免震装置の浸水を適正に防止することができる。
本発明の建屋の基礎構造では、前記防水カバーは、前記上部基礎版の外周部と前記下部基礎版の外周部とを連結することを特徴としている。
従って、防水カバーが上部基礎版と下部基礎版との間に配置されることで、防水カバーの構成を簡素化することができる。
本発明の建屋の基礎構造では、前記下部基礎版は、地上面に対して所定深さの凹部内に設置され、前記防水カバーは、前記地上面と前記上部基礎版の外周部とを連結することを特徴している。
従って、防水カバーが地上面と上部基礎版の外周部との間に配置されることで、防水カバーにより免震装置が配置される凹部内への浸水を防止することができると共に、異物の侵入を防止することができ、免震装置の耐久性を向上することができる。
本発明の建屋の基礎構造では、前記防水カバーの外側に衝突防止部材が設けられることを特徴としている。
従って、大雨や津波、河川の氾濫などにより基礎版周辺が浸水しても、防水カバーにより免震構造体の浸水を防止することができるだけでなく、衝突防止部材により水と共に流れる漂流物の防水カバーへの衝突を防止することができ、この防水カバーの損傷を防止して耐久性を向上することができる。
本発明の建屋の基礎構造では、前記防水カバーは、前記複数の免震構造体を所定数のブロックに分けて被覆することを特徴している。
従って、防水カバーが複数の免震構造体を所定数のブロックに分けて被覆することで、複数のブロックのうちのいずれかが損傷し、一部の免震構造体が浸水して機能が低下しても、損傷していないブロックの免震構造体が存在するため、この浸水せずに損傷していない免震構造体により健全な基礎版を維持することができる。
本発明の建屋の基礎構造によれば、地盤上に設けられる下部基礎版と、下部基礎版の上方に設けられて建屋が設置される上部基礎版と、上部基礎版と下部基礎版との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体を有する免震装置と、複数の免震構造体を被覆する防水カバーとを設けるので、各免震構造体に対して防水カバーを個々に設ける必要がなくなり、製造コストや施工コストを低減することができる。
図1は、本発明の実施例1に係る建屋の基礎構造が適用される原子力発電プラントを表す概略構成図である。 図2は、実施例1の建屋の基礎構造を表す概略構成図である。 図3は、実施例1の建屋の基礎構造を表す概略平面図である。 図4は、本発明の実施例2に係る建屋の基礎構造における防水シールの取付構造を表す断面図である。 図5は、実施例2の変形例としての建屋の基礎構造における防水シールの取付構造を表す断面図である。 図6は、実施例2の変形例としての建屋の基礎構造における防水シールの取付構造を表す断面図である。 図7は、実施例2の変形例としての建屋の基礎構造における防水シールの取付構造を表す断面図である。 図8は、本発明の実施例3に係る建屋の基礎構造における防水シールの断面図である。 図9は、実施例3の変形例としての建屋の基礎構造における防水シールの断面図である。 図10は、本発明の実施例4に係る建屋の基礎構造が適用される原子力発電プラントを表す概略構成図である。 図11は、実施例4の建屋の基礎構造における防水シールの取付構造を表す断面図である。 図12は、本発明の実施例5に係る建屋の基礎構造を表す概略平面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る建屋の基礎構造の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本発明の実施例1に係る建屋の基礎構造が適用される原子力発電プラントを表す概略構成図、図2は、実施例1の建屋の基礎構造を表す概略構成図、図3は、実施例1の建屋の基礎構造を表す概略平面図である。
実施例1の原子炉は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電する加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)である。
実施例1の加圧水型原子炉を有する原子力発電プラントにおいて、図1に示すように、原子炉格納容器11は、内部に加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13が格納されており、この加圧水型原子炉12と蒸気発生器13とは高温側送給配管14と低温側送給配管15を介して連結されており、高温側送給配管14に加圧器16が設けられ、低温側送給配管15に一次冷却水ポンプ17が設けられている。この場合、減速材及び一次冷却水(冷却材)として軽水を用い、炉心部における一次冷却水の沸騰を抑制するために、一次冷却系統は加圧器16により150〜160気圧程度の高圧状態を維持するように制御している。
従って、加圧水型原子炉12にて、燃料(原子燃料)として低濃縮ウランまたはMOXにより一次冷却水として軽水が加熱され、高温の一次冷却水が加圧器16により所定の高圧に維持された状態で、高温側送給配管14を通して蒸気発生器13に送られる。この蒸気発生器13では、高温高圧の一次冷却水と二次冷却水との間で熱交換が行われ、冷やされた一次冷却水は低温側送給配管15を通して加圧水型原子炉12に戻される。
蒸気発生器13は、加熱された二次冷却水、つまり、蒸気を送給する配管31を介して蒸気タービン32と連結されており、この配管31に主蒸気隔離弁33が設けられている。蒸気タービン32は、高圧タービン34と低圧タービン35を有すると共に、発電機(発電装置)36が接続されている。また、高圧タービン34と低圧タービン35は、その間に湿分分離加熱器37が設けられており、配管31から分岐した冷却水分岐配管38が湿分分離加熱器37に連結される一方、高圧タービン34と湿分分離加熱器37は低温再熱管39により連結され、湿分分離加熱器37と低圧タービン35は高温再熱管40により連結されている。
更に、蒸気タービン32の低圧タービン35は、復水器41を有しており、この復水器41は、配管31からバイパス弁42を有するタービンバイパス配管43が接続されると共に、冷却水(例えば、海水)を給排する取水管44及び排水管45が連結されている。この取水管44は、循環水ポンプ46を有し、排水管45と共に他端部が海中に配置されている。
そして、この復水器41は、配管47が接続されており、復水ポンプ48、グランドコンデンサ49、復水脱塩装置50、復水ブースタポンプ51、低圧給水加熱器52が接続されている。また、配管47は、脱気器53が連結されると共に、主給水ポンプ54、高圧給水加熱器55、主給水制御弁56が設けられている。
従って、蒸気発生器13にて、高温高圧の一次冷却水と熱交換を行って生成された蒸気は、配管31を通して蒸気タービン32(高圧タービン34から低圧タービン35)に送られ、この蒸気により蒸気タービン32を駆動して発電機36により発電を行う。このとき、蒸気発生器13からの蒸気は、高圧タービン34を駆動した後、湿分分離加熱器37で蒸気に含まれる湿分が除去されると共に加熱されてから低圧タービン35を駆動する。そして、蒸気タービン32を駆動した蒸気は、復水器41で海水を用いて冷却されて復水となり、グランドコンデンサ49、復水脱塩装置50、低圧給水加熱器52、脱気器53、高圧給水加熱器55などを通して蒸気発生器13に戻される。
このように構成された原子力発電プラントの原子炉格納容器11は、図2及び図3に示すように、地面61を岩盤等の堅固な地盤62まで所定深さだけ掘り下げて凹部63を形成し、この凹部63内に敷設された基礎版64上に立設されている。そして、この原子炉格納容器11は、上述したように、内部に加圧水型原子炉12、蒸気発生器13、加圧器16、一次冷却水ポンプ17などが収容されている。
図2及び図3に示すように、基礎版64は、下部基礎版65と上部基礎版66と免震装置67とから構成されている。下部基礎版65は、例えば、内部に鉄筋を組み込んだ鉄筋コンクリート構造(RC構造)となっており、凹部63内で、平坦に造成した地盤62上に敷設され、周囲に地面61とほぼ同様の高さまで擁壁68が形成され、その表面(上面)が平坦となるように正方体状または長方体状に建造される。
上部基礎版66は、下部基礎版65と同様に、例えば、内部に鉄筋を組み込んだ鉄筋コンクリート構造(RC構造)となっており、凹部63内で、その表面(上面)が地面61とほぼ同様の高さとなり、その表面及び裏面(下面)が平坦となるように正方体状または長方体状に建造される。この上部基礎版66は、内部に各種の機器などを収容したりする空間部69が複数設けられている。この上部基礎版66上に建屋としての原子炉格納容器11が設置されている。
免震装置67は、下部基礎版65の上面と上部基礎版66の下面との間に設けられている。この免震装置67は、複数の免震構造体70が水平方向に所定間隔(好ましくは、等間隔)に配置されて構成されている。この免震構造体70は、例えば、円盤状のゴム材と円盤状の鋼板とを交互に積層した多層免震構造を有するものである。そして、この各免震構造体70は、その下部が下部基礎版65の上面に固定され、その上部が上部基礎版66の下面に固定されている。
そして、実施例1の建屋の基礎構造では、免震装置67を構成する複数の免震構造体70を外側から被覆する防水カバー71が設けられている。この防水カバー71は、上部基礎版66と下部基礎版65との間で変形可能に設けられており、可撓性を有している。
具体的に、免震装置67は、上部基礎版66と下部基礎版65とを相対変位可能に支持しており、防水カバー71は、この上部基礎版66と下部基礎版65との最大相対変位量より大きい変形量を有している。そのため、防水カバー71は、免震装置67(複数の免震構造体70)の外周側に位置するように矩形のリング形状をなし、上端が上部基礎版66の外周下部面に連結され、下端が下部基礎版65の外周上面部に連結されている。そして、防水カバー71は、上部基礎版66と下部基礎版65とが上下に対向する初期位置にあるとき、上部基礎版66と下部基礎版65との間で変形余裕代として所定の弛み量が確保されている。なお、上部基礎版66は、内部に複数の空間部69が設けられており、この空間部69内の作業者は、図示しない開口部から下方、つまり、上部基礎版66と下部基礎版65の間にある領域に移動することができ、防水カバー71に被覆された免震装置67を構成する各免震構造体70に対してメンテナンスを行うことができる。
このように実施例1の建屋の基礎構造にあっては、地盤62上に設けられる下部基礎版65と、下部基礎版65の上方に設けられて原子炉格納容器11が設置される上部基礎版66と、上部基礎版66と下部基礎版65との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体70を有する免震装置67と、複数の免震構造体70を被覆する防水カバー71とを設けている。
従って、大雨や津波、河川の氾濫などにより原子炉格納容器11の周辺が浸水した場合であっても、防水カバー71により免震装置67への浸水が防止され、免震装置67の機能障害の発生を防止することができる。また、防水カバー71が複数の免震構造体70を被覆するため、各免震構造体70に対して防水カバーを個々に設ける必要がなくなり、防水カバー71の製造コストの増加を抑制することができると共に、シール面積を減少して防水カバー71の施工コストの増加を抑制することができ、その結果、基礎版64の製造コストや施工コストを低減することができる。更に、防水カバー71を設けることで、排水装置などの設置も不要となり、基礎版64における設置コストの増加を防止することができる。
実施例1の建屋の基礎構造では、防水カバー71を上部基礎版66と下部基礎版65との間で変形可能、つまり、可撓性を有する構造としている。従って、地震などにより免震装置67が上部基礎版66と下部基礎版65との相対変位を許容するとき、防水カバー71が変形するため、原子炉格納容器11の浸水時に、防水カバー71により免震装置67への浸水を適正に防止することができる。
実施例1の建屋の基礎構造では、免震装置67は、上部基礎版66と下部基礎版65とを相対変位可能に支持しており、防水カバー71は、この上部基礎版66と下部基礎版65との最大相対変位量より大きく変形することができる構成となっている。従って、地震などにより免震装置67が上部基礎版66と下部基礎版65との相対変位を許容するとき、防水カバー71が適正に変形することから、防水カバー71が破損することなく免震装置67の浸水を適正に防止することができる。
実施例1の建屋の基礎構造では、防水カバー71が上部基礎版66の外周下部面66aと下部基礎版65の外周上部面65aとを連結している。従って、防水カバー71の構成を簡素化することができる。
図4は、本発明の実施例2に係る建屋の基礎構造における防水シールの取付構造を表す断面図、図5から7は、実施例2の変形例としての建屋の基礎構造における防水シールの取付構造を表す断面図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例2の建屋の基礎構造は、図4に示すように、地盤62上に下部基礎版65が配置され、この下部基礎版65の上方に原子炉格納容器11が設置される上部基礎版66が配置され、上部基礎版66と下部基礎版65との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体70を有する免震装置67が介装されて構成され、複数の免震構造体70が防水カバー72により被覆されている。
防水カバー72は、上部基礎版66と下部基礎版65との間で変形可能に設けられており、可撓性を有し、上部基礎版66と下部基礎版65との最大相対変位量より大きい変形量を有している。即ち、防水カバー72は、免震装置67(複数の免震構造体70)の外周側に位置するように矩形のリング形状をなし、上部基礎版66と下部基礎版65との間で変形余裕代として所定の弛み量を確保する弛み部72aを有している。この弛み部72aは、外側に突出するような半円形断面形状をなしている。また、防水カバー72は、弛み部72aの上端部からコ字形状に屈曲する上端取付部72bが形成されると共に、弛み部72aの下端部からコ字形状に屈曲する下端取付部72cが形成されている。
そして、防水カバー72は、上端取付部72bが上部基礎版66の外周下部面66aに密着して複数の締結ボルト73により固定され、下端取付部72cが下部基礎版65の外周上面部65aに密着して複数の締結ボルト74により固定されている。この場合、防水カバー72の上端取付部72bと上部基礎版66の外周下部面66aとの間、下端取付部72cと下部基礎版65の外周上面部65aとの間にシール材(図示略)を介装することが好ましい。
このように実施例2の建屋の基礎構造にあっては、上部基礎版66と下部基礎版65との間に複数の免震構造体70を有する免震装置67を設けると共に、この複数の免震構造体70を被覆する防水カバー72を設け、防水カバー72の上端取付部72bを上部基礎版66の外周下部面66aに締結ボルト73により直接固定する一方、下端取付部72cを下部基礎版65の外周上面部65aに締結ボルト74により直接固定している。従って、防水カバー72を直接上部基礎版66と下部基礎版65に連結するため、低コスト化を可能とすることができる。
なお、防水カバー72の形状や上部基礎版66及び下部基礎版65への取付構造は、上述した実施例に限定されるものではない。
例えば、図5に示すように、上部基礎版66と下部基礎版65との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体70を有する免震装置67が介装され、複数の免震構造体70を被覆する防水カバー75が設けられている。
防水カバー75は、免震装置67(複数の免震構造体70)の外周側に位置するように矩形のリング形状をなし、上部基礎版66と下部基礎版65との間で変形余裕代として所定の弛み量を確保する半円形断面をなす弛み部75aを有している。また、防水カバー75は、弛み部75aの上端部からL字形状に屈曲する上端取付部75bが形成されると共に、弛み部75aの下端部からL字形状に屈曲する下端取付部75cが形成されている。また、上部基礎版66は、外周下部面66aにリング形状をなす取付板76が下方に突出するように埋設して固定される一方、下部基礎版65は、外周上面部65aにリング形状をなす取付板77が上方に突出するように埋設して固定されている。
そして、防水カバー75は、上端取付部75bが取付板76に密着して複数の締結ボルト78により固定され、下端取付部75cが取付板77に密着して複数の締結ボルト79により固定されている。この場合、防水カバー75の上端取付部75bと取付板76との間、下端取付部75cと取付板77との間にシール材(図示略)を介装することが好ましい。
また、図6に示すように、上部基礎版66と下部基礎版65との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体70を有する免震装置67が介装され、複数の免震構造体70を被覆する防水カバー81が設けられている。
防水カバー81は、免震装置67(複数の免震構造体70)の外周側に位置するように矩形のリング形状をなし、上部基礎版66と下部基礎版65との間で変形余裕代として所定の弛み量を確保する弛み部81aを有している。この弛み部81aは、内側に突出するような半円形断面形状をなしている。また、防水カバー81は、弛み部81aの上端部からL字形状に屈曲する上端取付部81bが形成されると共に、弛み部81aの下端部からL字形状に屈曲する下端取付部81cが形成されている。また、上部基礎版66は、外周下部面66aにL字断面でリング形状をなす取付板82が固定ボルト83により固定される一方、下部基礎版65は、外周上面部65aにL字断面でリング形状をなす取付板84が固定ボルト85により固定されている。
そして、防水カバー81は、上端取付部81bが取付板82に密着して複数の締結ボルト86により固定され、下端取付部81cが取付板84に密着して複数の締結ボルト87により固定されている。この場合、外周下部面66aと取付板82との間、外周上面部65aと取付板84との間、上端取付部81bと取付板82との間、下端取付部81cと取付板84との間にシール材(図示略)を介装することが好ましい。
このように上部基礎版66と下部基礎版65との間に複数の免震構造体70を有する免震装置67を設けると共に、この複数の免震構造体70を被覆する防水カバー75,81を設け、各防水カバー75,81の上端取付部75b,81bを上部基礎版66の取付板76,82に締結ボルト78,86により固定する一方、下端取付部75c,81cを下部基礎版65の取付板77,84に締結ボルト79,87により固定している。
従って、防水カバー75,81を取付板76,77,82,84を介して上部基礎版66と下部基礎版65に連結するため、防水カバー75,81の構造を簡素化することができると共に、取付けを容易に行うことができる。また、防水カバー75,81の上端取付部75b,81b及び下端取付部75c,81cと取付板76,77,82,84との連結強度を上げることができ、防水カバー75,81の耐久性を向上することができる。更に、防水カバー82の弛み部81aを内側に突出する形状とするため、外部からの防水カバー82への接触を抑制し、防水カバー82の損傷を防止して耐久性を向上することができる。
また、図7に示すように、防水カバー81は、前述と同様の構成をなしている。上部基礎版66は、外周側面部66bにリング形状をなす取付板88が固定ボルト89により固定される一方、下部基礎版65は、外周上面部65aにL字断面でリング形状をなす取付板84が固定ボルト85により固定されている。そして、防水カバー81は、上端取付部81bが取付板88に密着して複数の締結ボルト86により固定され、下端取付部81cが取付板84に密着して複数の締結ボルト87により固定されている。
この場合、取付板88は、上端部が上部基礎版66の外周側面部66bに固定ボルト89により固定される一方、下端部が垂下し、取付板84の近傍まで延出されることで、防水カバー81の外側に設けられる衝突防止部材として機能する。
このように上部基礎版66と下部基礎版65との間に複数の免震構造体70を有する免震装置67を設けると共に、この複数の免震構造体70を被覆する防水カバー81を設け、防水カバー81の上端取付部81cを上部基礎版66の取付板82に締結ボルト86により固定する一方、下端取付部81bを下部基礎版65の取付板84に締結ボルト87により固定し、取付板88の下端部を取付板84の近傍まで延出している。従って、取付板88を防水カバー81に対する衝突防止部材として機能させることで、大雨や津波、河川の氾濫などにより基礎版周辺が浸水しても、防水カバー81により免震構造体70の浸水を防止することができるだけでなく、取付板88により水と共に流れる漂流物(例えば、瓦礫など)の防水カバー81への衝突が防止され、この防水カバー81の損傷を防止して耐久性を向上することができる。
図8は、本発明の実施例3に係る建屋の基礎構造における防水シールの断面図、図9は、実施例3の変形例としての建屋の基礎構造における防水シールの断面図である。なお、本実施例の建屋の基礎構造の基本的な構成は、上述した実施例1とほぼ同様の構成であり、図2を用いて説明すると共に、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例3の建屋の基礎構造は、図2に示すように、地盤62上に下部基礎版65が配置され、この下部基礎版65の上方に原子炉格納容器11が設置される上部基礎版66が配置され、上部基礎版66と下部基礎版65との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体70を有する免震装置67が介装されて構成され、複数の免震構造体70が防水カバーにより被覆されている。
実施例3にて、図8に示すように、防水カバー91は、可撓性を有するゴム系の部材により形成され、所定の厚さが確保されている。防水カバー91は、弛み部91aと、上端取付部91bと、下端取付部91cとを有している。そして、防水カバー91は、図8に二点鎖線で表すように、防水カバー91の内側に同様の防水カバー91Aを密着させ、多層化することが好ましい。
また、図9に示すように、防水カバー92は、可撓性を有するゴム系の部材により形成された2つのカバー93,94の間に高強度のカバー95を挟み込むことで多層化されている。この場合、高強度のカバー95は、変形可能である金属繊維、炭素繊維、アラミド繊維などにより形成することが好ましい。
なお、防水カバー91,92を多層化して構成する場合、その数は2つに限らず、3つ以上としてもよい。
このように実施例3の建屋の基礎構造にあっては、防水カバー91を厚肉化したり、多層化したり、また、防水カバー92をカバー93,94の間に高強度のカバー95を挟み込んで多層化している。従って、防水カバー91,92に十分な強度を確保することが可能となり、大雨や津波、河川の氾濫などにより基礎版周辺が浸水しても、防水カバー91,92により免震構造体70の浸水を防止することができると共に、水と共に流れる漂流物の衝突による防水カバー91,92の損傷を防止し、耐久性を向上することができる。
図10は、本発明の実施例4に係る建屋の基礎構造が適用される原子力発電プラントを表す概略構成図、図11は、実施例4の建屋の基礎構造における防水シールの取付構造を表す断面図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例4の建屋の基礎構造は、図10及び図11に示すように、地盤62上に下部基礎版65が配置され、この下部基礎版65の上方に原子炉格納容器11が設置される上部基礎版66が配置され、上部基礎版66と下部基礎版65との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体70を有する免震装置67が介装されて構成され、複数の免震構造体70が防水カバー101により被覆されている。
防水カバー101は、上部基礎版66と下部基礎版65との間で変形可能に設けられており、可撓性を有し、上部基礎版66と下部基礎版65との最大相対変位量より大きい変形量を有している。即ち、防水カバー101は、免震装置67(複数の免震構造体70)の外周側に位置するように矩形のリング形状をなし、上部基礎版66と下部基礎版65との間で変形余裕代として所定の弛み量を確保する弛み部101aを有している。この弛み部101aは、上方に突出するような半円形断面形状をなしている。また、防水カバー101は、弛み部101aの内周部からL字形状に屈曲する内周取付部101bが形成されると共に、弛み部101aの外周部からL字形状に屈曲する外周取付部101cが形成されている。
そして、防水カバー101は、内周取付部101bが上部基礎版66の外周上面部66cに密着して複数の締結ボルト102により固定され、外周取付部101cが下部基礎版65における擁壁68の上面部(地上面)68aに密着して複数の締結ボルト103により固定されている。この場合、防水カバー101の内周取付部101bと上部基礎版66の外周上面部66cとの間、外周取付部101cと擁壁68の上面部68aとの間にシール材(図示略)を介装することが好ましい。
なお、防水カバー101の外周取付部101cを下部基礎版65における擁壁68の上面部68aに固定したが、擁壁68の内部側に固定してもよく、また、擁壁68の上面部68aに連続する地面61に固定してもよい。
このように実施例4の建屋の基礎構造にあっては、上部基礎版66と下部基礎版65との間に複数の免震構造体70を有する免震装置67を設けると共に、この複数の免震構造体70を被覆する防水カバー101を設け、防水カバー101の内周取付部101bを上部基礎版66の外周上面部66cに締結ボルト102により固定する一方、外周取付部101cを下部基礎版65における擁壁68の上面部68aに締結ボルト103により固定している。
従って、防水カバー101が擁壁68(地面61)と上部基礎版66の外周上面部66cとの間に配置されることで、防水カバー101により免震装置67が配置される凹部63内への浸水を防止することができると共に、異物の侵入を防止することができ、免震装置67の耐久性を向上することができる。
図12は、本発明の実施例5に係る建屋の基礎構造を表す概略平面図である。なお、上述した実施例と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例5の建屋の基礎構造は、図12に示すように、上部基礎版66と下部基礎版65との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体70を有する免震装置67が介装されると共に、複数の免震構造体70を外側から被覆する防水カバー111が設けられて構成されている。
防水カバー111は、上部基礎版66と下部基礎版65との間で変形可能に設けられており、可撓性を有し、上部基礎版66と下部基礎版65との最大相対変位量より大きい変形量を有している。そして、この防水カバー111は、複数の免震構造体70を所定数のブロック(領域)に分けて被覆している。
即ち、防水カバー111は、複数の免震構造体70の外側を被覆するリング形状をなす枠体112と、この枠体112内を横方向(図12にて、左右方向)に3分割する縦枠113と、枠体112内を縦方向(図12にて、上下方向)に3分割する横枠114とを有している。そのため、防水カバー111は、枠体112内が2つの縦枠113と2つの横枠114により領域A,B,C,D,E,F,G,H,Iに9分割される。この場合、各領域A,B,C,D,E,F,G,H,Iには、同数(本実施例では、16個)の免震構造体70が収容されることとなる。
なお、防水カバー111は、144個の免震構造体70を9個の領域A,B,C,D,E,F,G,H,Iに分割し、それぞれ16個の免震構造体70を被覆したが、免震構造体70の数、領域A,B,C,D,E,F,G,H,Iの数、領域A,B,C,D,E,F,G,H,I内の免震構造体70の数に限定されるものではなく、各領域A,B,C,D,E,F,G,H,Iにおける免震構造体70の数を同数としなくてもよい。
このように実施例5の建屋の基礎構造にあっては、上部基礎版66と下部基礎版65との間に複数の免震構造体70を有する免震装置67を設けると共に、この複数の免震構造体70を被覆する防水カバー111を設け、防水カバー111は、複数の免震構造体70を所定数のブロック(領域A,B,C,D,E,F,G,H,I)に分けて被覆している。
従って、防水カバー111における複数の領域A,B,C,D,E,F,G,H,Iのうちのいずれかが損傷し、一部の免震構造体70が浸水して機能が低下しても、損傷していない領域が残ることで、浸水せずに損傷していない免震構造体70を確保し、健全な基礎版64を維持することができる。
なお、上述した実施例では、防水カバーに半円形断面形状の弛み部を設けることで、上部基礎版66と下部基礎版65との最大相対変位量より大きい変形量を確保するようにしたが、この形状に限定されるものではなく、例えば、外側と内側に交互に突出するジグザグ形状(ベローズ形状)などとしてもよい。
また、上述した実施例では、本発明の建屋の基礎構造を加圧水型原子炉に適用して説明したが、沸騰型原子炉(BWR:Boiling Water Reactor)に適用することもでき、軽水炉であれば、いずれの原子炉に適用してもよい。更に、上述した実施例では、建屋を原子炉格納容器としたが、ビルや塔などの一般的な建築物であってもよい。
11 原子炉格納容器(建屋)
12 加圧水型原子炉
13 蒸気発生器
61 地面
62 地盤
63 凹部
64 基礎版
65 下部基礎版
66 上部基礎版
67 免震装置
70 免震構造体
71,72,75,81,91,92,101,111 防水カバー
88 取付板(衝突防止部材)

Claims (9)

  1. 地盤上に設けられる下部基礎版と、
    前記下部基礎版の上方に設けられて建屋が設置される上部基礎版と、
    前記上部基礎版と前記下部基礎版との間に水平方向に所定間隔で複数配置される免震構造体を有する免震装置と、
    前記複数の免震構造体を被覆する防水カバーと、
    を備えることを特徴とする建屋の基礎構造。
  2. 前記防水カバーは、前記上部基礎版と前記下部基礎版との間で変形可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建屋の基礎構造。
  3. 前記防水カバーは、可撓性を有することを特徴とする請求項1または2に記載の建屋の基礎構造。
  4. 前記防水カバーは、複数のカバーが多層されて構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の建屋の基礎構造。
  5. 前記免震装置は、前記上部基礎版と前記下部基礎版とを相対変位可能に支持し、前記防水カバーは、前記上部基礎版と前記下部基礎版との相対変位量より大きい変形量を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の建屋の基礎構造。
  6. 前記防水カバーは、前記上部基礎版の外周部と前記下部基礎版の外周部とを連結することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の建屋の基礎構造。
  7. 前記下部基礎版は、地上面に対して所定深さの凹部内に設置され、前記防水カバーは、前記地上面と前記上部基礎版の外周部とを連結することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の建屋の基礎構造。
  8. 前記防水カバーの外側に衝突防止部材が設けられることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の建屋の基礎構造。
  9. 前記防水カバーは、前記複数の免震構造体を所定数のブロックに分けて被覆することを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の建屋の基礎構造。
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