JP2013249358A - 黒色用アゾ化合物、それを含む染料組成物及びその染色物 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は黒色用アゾ化合物またはその塩、それを含有する染料組成物、それを使用する染色方法、及びその染色方法により染色された染色物に関する。
セルロース繊維材料、特に紙・パルプ用の染料としては染着性がよい直接染料が多く用いられている。中でも黒色用染料としてC.I.ダイレクトブラック19やC.I.ダイレクトブラック168等がよく使用されている。しかしながら、これらの染料は耐光性が低く、主原料としてジアニシジンを使用している。ジアニシジンは特定化学物質第一類に該当し、発癌性等により人体や環境への悪影響が知られており、その使用は極めて厳重な防護設備の下で作業する必要がある等の安全衛生管理面及び生産効率面等から多くの問題を抱えている。
近年、工場の安全操業や環境保護の観点から非ジアニシジン系染料の開発が進められているが、染着性、耐光性を備えた染料が少ない等の未だ克服すべき課題も多い。非ジアニシジン系染料の使用分野を拡大する為に、非ジアニシジン系黒色用染料や染料組成物、染色物に耐光性の向上が求められているが、現状では満足出来る染料、染料組成物は見出されていない(特許文献1参照)。
本発明は特定化学物質第一類のジアニシジンを使用することなく製造され、染着性及び耐光性の良好な紙・パルプ用の優れた黒色用アゾ染料を提供する。
本発明者等は前記の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、新規な黒色用アゾ染料とそれを含む染料組成物を見出し、本発明に至ったものである。即ち、本発明は以下記載の1)〜17)に関する。
1)下記式(1)で表わされるアゾ化合物またはその塩。
[式中、R1は水素原子、非置換(C1−C4)アルキル基、非置換(C1−C4)アルコキシ基またはアセチル基を、R2、R3はそれぞれ独立に水素原子またはスルホ基を、R4は非置換(C1−C4)アルキル基、非置換(C1−C4)アルコキシ基、ヒドロキシ基、スルホ基、カルボキシ基からなる群から選ばれる1種または2種の置換基を有していてもよいフェニルアミノ基、スルホ基または2位のアミノ基を、Bは水素原子または下記式(2)
[式中、R5、R6はそれぞれ独立に水素原子、非置換(C1−C4)アルキル基、非置換(C1−C4)アルコキシ基、ヒドロキシ基、スルホ基またはカルボキシ基を示す]
で表わされる置換基を示す]
で表わされる置換基を示す]
2)R1がその結合するナフチル基の2位または3位に、R2がその結合するナフチル基の6位または7位に、Bが式(2)の置換基でその結合するナフチル基の6位または8位に置換している前記1)に記載のアゾ化合物またはその塩。
3)R3がその結合するナフチル基の7位または8位に、Bが式(2)の置換基でその結合するナフチル基の6位に、R5、R6がその結合するフェニル基の3位、4位または5位のいずれかに置換している前記2)に記載のアゾ化合物またはその塩。
3)R3がその結合するナフチル基の7位または8位に、Bが式(2)の置換基でその結合するナフチル基の6位に、R5、R6がその結合するフェニル基の3位、4位または5位のいずれかに置換している前記2)に記載のアゾ化合物またはその塩。
6)R1が水素原子、R2がスルホ基、R4が無置換のフェニルアミノ基、R5が水素原子、R6がカルボキシ基である前記5)に記載のアゾ化合物またはその塩。
7)R1がその結合するナフチル基の2位または3位に、R2がその結合するナフチル基の6位または7位に、Bが水素原子である前記1)に記載のアゾ化合物またはその塩。
9)R1が水素原子、R2がスルホ基、R4がアミノ基である前記7)または8)に記載のアゾ化合物またはその塩。
11)R1が水素原子、R2がスルホ基、R4が無置換のフェニルアミノ基である前記10)に記載のアゾ化合物またはその塩。
14)R1が水素原子、R2及びR3がスルホ基、R4が無置換のフェニルアミノ基である前記13)に記載のアゾ化合物またはその塩。
15)前記1)乃至14)のいずれか一項に記載のアゾ化合物またはその塩の少なくとも1種を含有する染料組成物。
16)前記15)に記載の染料組成物を使用する染色方法。
17)前記16)に記載の染色方法で染色して得られる染色物。
16)前記15)に記載の染料組成物を使用する染色方法。
17)前記16)に記載の染色方法で染色して得られる染色物。
本発明の黒色用アゾ染料として使用されるアゾ化合物は特定化学物質第一類に該当するジアニシジンを使用せず、紙・パルプを高濃度で染色することが出来、また、染色物の耐光性が高い染料である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のアゾ化合物またはその塩は、前記式(1)[式中、R1は水素原子、非置換(C1−C4)アルキル基、非置換(C1−C4)アルコキシ基またはアセチル基を、R2、R3はそれぞれ独立に水素原子またはスルホ基を、R4は非置換(C1−C4)アルキル基、非置換(C1−C4)アルコキシ基、ヒドロキシ基、スルホ基、カルボキシ基からなる群から選ばれる1種または2種の置換基を有していてもよいフェニルアミノ基、スルホ基または2位のアミノ基を、Bは水素原子または前記式(2)[式中、R5、R6はそれぞれ独立に水素原子、非置換(C1−C4)アルキル基、非置換(C1−C4)アルコキシ基、ヒドロキシ基、スルホ基またはカルボキシ基を示す]で表わされる置換基を示す]である。
本発明の化合物における芳香族環上の置換基の置換位置を示すために、式中に位置番号を記載している。
本発明のアゾ化合物またはその塩は、前記式(1)[式中、R1は水素原子、非置換(C1−C4)アルキル基、非置換(C1−C4)アルコキシ基またはアセチル基を、R2、R3はそれぞれ独立に水素原子またはスルホ基を、R4は非置換(C1−C4)アルキル基、非置換(C1−C4)アルコキシ基、ヒドロキシ基、スルホ基、カルボキシ基からなる群から選ばれる1種または2種の置換基を有していてもよいフェニルアミノ基、スルホ基または2位のアミノ基を、Bは水素原子または前記式(2)[式中、R5、R6はそれぞれ独立に水素原子、非置換(C1−C4)アルキル基、非置換(C1−C4)アルコキシ基、ヒドロキシ基、スルホ基またはカルボキシ基を示す]で表わされる置換基を示す]である。
本発明の化合物における芳香族環上の置換基の置換位置を示すために、式中に位置番号を記載している。
本発明の式中のR1〜R6はそれぞれ独立の置換基である。
R1における非置換(C1−C4)アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基等が挙げられる。
R1における非置換(C1−C4)アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基等が挙げられる。
その結合するナフチル基上のR1の置換位置は置換可能であれば特に限定されないが、好ましくは2位または3位である。
R1として特に好ましくは水素原子が挙げられる。
R1における非置換(C1−C4)アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基等が挙げられる。
R1における非置換(C1−C4)アルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基等が挙げられる。
その結合するナフチル基上のR1の置換位置は置換可能であれば特に限定されないが、好ましくは2位または3位である。
R1として特に好ましくは水素原子が挙げられる。
R2としてはスルホ基が好ましく、その結合するナフチル基上のR2の置換位置は置換可能であれば特に限定されないが、好ましくは6位または7位である。
R3がスルホ基である場合、その結合するナフチル基上の置換位置は置換可能であれば特に限定されないが、好ましくは7位または8位である。
R4におけるフェニルアミノ基の置換基としての非置換(C1−C4)アルキル基とは、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基等が挙げられる。
R4におけるフェニルアミノ基の置換基としての非置換(C1−C4)アルコキシ基とは、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基等が挙げられる。
R4におけるフェニルアミノ基としては無置換のフェニルアミノ基またはp−カルボキシフェニルアミノ基が好ましく、その結合するナフチル基上の置換位置は2位または3位が好ましい。
R4がアミノ基の場合、その置換位置は結合するナフチル基の2位である。
R4におけるフェニルアミノ基の置換基としての非置換(C1−C4)アルコキシ基とは、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基等が挙げられる。
R4におけるフェニルアミノ基としては無置換のフェニルアミノ基またはp−カルボキシフェニルアミノ基が好ましく、その結合するナフチル基上の置換位置は2位または3位が好ましい。
R4がアミノ基の場合、その置換位置は結合するナフチル基の2位である。
式(2)の置換基におけるR5またはR6において非置換(C1−C4)アルキル基とは、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基等が挙げられる。
式(2)の置換基におけるR5またはR6において非置換(C1−C4)アルコキシ基とは、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基等が挙げられる。
R5またはR6の置換位置はその結合するフェニル基で置換可能であれば特に限定されないが、3位、4位または5位が好ましい。
R5、R6として好ましくは、R5が水素原子でR6が4−カルボキシ基が挙げられる。
式(2)の置換基におけるR5またはR6において非置換(C1−C4)アルコキシ基とは、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基等が挙げられる。
R5またはR6の置換位置はその結合するフェニル基で置換可能であれば特に限定されないが、3位、4位または5位が好ましい。
R5、R6として好ましくは、R5が水素原子でR6が4−カルボキシ基が挙げられる。
Bが式(2)の置換基の場合、その結合するナフチル基における置換位置は置換可能であれば特に限定されないが、6位または8位が好ましく、6位が特に好ましい。
本発明においてアゾ基は、式中の記載に関わらずシン型でもアンチ型でもよい。
本発明のアゾ化合物の塩としてはスルホン酸等の酸との塩、アミノ基等の塩基との塩が挙げられるが特に限定されない。該酸との塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等が挙げられ、該塩基との塩としては、例えば、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩等の無機酸との塩、p−トルエンスルホン酸塩、酢酸塩等の有機酸との塩が挙げられる。
本発明のアゾ化合物の塩としてはスルホン酸等の酸との塩、アミノ基等の塩基との塩が挙げられるが特に限定されない。該酸との塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等が挙げられ、該塩基との塩としては、例えば、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩等の無機酸との塩、p−トルエンスルホン酸塩、酢酸塩等の有機酸との塩が挙げられる。
本発明のアゾ化合物としては、後記の実施例に記載の化合物が特に好ましい。
本発明のアゾ化合物は、例えば、特許文献1等の文献公知の方法を応用して製造することが出来る。即ち、後記の実施例に例示するように、必要により他の置換基を保護した文献公知の芳香族アミン誘導体を通常の方法によりジアゾ化し、文献公知あるいは文献公知の方法を応用して得られる他の芳香族化合物とカップリング反応に付し、これを繰り返してポリアゾ化合物を得る方法である。
本発明のアゾ化合物を含有する染料組成物も本発明に含まれる。該染料組成物には、例えば、水等の溶剤や他の添加剤を含有してもよい。
本発明の染料組成物は、セルロース繊維材料、特に紙やパルプを染色する際に使用することが出来、特に該染料組成物の溶液を用いる染色方法、及びその染色方法により染色された染色物も本発明に含まれる。溶液としては水溶液が好ましく、本発明の染料組成物を溶解または希釈して得られる。該染色方法としては、例えば、紙・パルプを染色する通常の染色条件による染色法や、サイズプレス法、コーテイング法を包含する表面塗工染色法または内添染色法等である。該染色物には本発明の染色方法で染色された紙・パルプとともに、それを加工して得られる物品も含まれる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、これらの実施例により本発明が限定されるものではない。実施例において特に断りがない限り、部は質量部を、%は質量%をそれぞれ意味する。各式中のスルホン酸基は遊離の形で表わす。
[実施例1]
水200部中に1−アミノ−8−(4−メチルフェニルスルホニルオキシ)ナフタレン−3,6−ジスルホン酸を10部投入後、48%水酸化ナトリウム溶液を滴下してpHを6.0−7.0に調整して溶解した。得られた溶液に亜硝酸ソーダ1.6部を加え、水90部に35%塩酸8.8部を加えた溶液に10−15℃にて加えて1時間攪拌しジアゾ化した。水500部中に8−アミノ−2−ナフタレンスルホン酸4.7部を48%水酸化ナトリウム溶液にてpH4.5−5.0に調整して溶解し、10−15℃の温度で約30分かけて得られたジアゾ化した懸濁液を滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸ナトリウム水溶液の添加で4.0−5.0に保持した。滴下終了後、5−10℃、pH4.0−5.0で5時間、さらに終夜撹拌し反応を終結させた。次いで、反応液に塩化ナトリウムを加えて塩析し、濾過、単離、乾燥して式(9)の化合物を14.2部得た。
水200部中に1−アミノ−8−(4−メチルフェニルスルホニルオキシ)ナフタレン−3,6−ジスルホン酸を10部投入後、48%水酸化ナトリウム溶液を滴下してpHを6.0−7.0に調整して溶解した。得られた溶液に亜硝酸ソーダ1.6部を加え、水90部に35%塩酸8.8部を加えた溶液に10−15℃にて加えて1時間攪拌しジアゾ化した。水500部中に8−アミノ−2−ナフタレンスルホン酸4.7部を48%水酸化ナトリウム溶液にてpH4.5−5.0に調整して溶解し、10−15℃の温度で約30分かけて得られたジアゾ化した懸濁液を滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸ナトリウム水溶液の添加で4.0−5.0に保持した。滴下終了後、5−10℃、pH4.0−5.0で5時間、さらに終夜撹拌し反応を終結させた。次いで、反応液に塩化ナトリウムを加えて塩析し、濾過、単離、乾燥して式(9)の化合物を14.2部得た。
水200部中に6−アミノ−4−ヒドロキシ−2−ナフタレンスルホン酸を5部投入後、48%水酸化ナトリウム溶液を滴下してpHを6.0―7.0に調整して溶解した。得られた溶液に亜硝酸ソーダ1.5部を加え、水100部に35%塩酸10部を加えた溶液に10−15℃にて加えて1時間攪拌しジアゾ化した。水500部中に6−アミノ−1−ナフトール−3−スルホン酸5部を炭酸ナトリウム溶液にてpH3.4−3.8に調整して溶解し、0−5℃の温度で約30分かけて得られたジアゾ化した懸濁液を滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸水素ナトリウム水溶液の添加で1.8−2.2に保持した。滴下終了後、pH1.8−2.2、10−15℃で2時間、pH2.4−2.7、10−15℃で1時間、さらに終夜撹拌し反応を終結させた。次いで、塩化ナトリウムを加えて塩析し、濾過、単離、乾燥して式(10)の化合物を9.8部得た。
得られた式(9)の化合物14.2部を水200部に投入し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを8.0−9.0に調整して溶解した。その溶液に亜硝酸ソーダ1.5部を添加し、水100部中に35%塩酸を10部添加した水溶液に10−15℃にて滴下してジアゾ化した。得られた式(10)の化合物9.8部を水500部に投入し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを8.0−9.0に調整して溶解し、その溶液にジアゾ化した懸濁液を0−5℃の温度で約30分かけて滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸ナトリウム水溶液の添加でpH8.8−9.5に保持した。滴下終了後、pH8.8−9.5、10−15℃で5時間、さらにpH8.8−9.5で終夜撹拌し、反応を終結させた。
反応液を引続き24%水酸化ナトリウム水溶液でpH10.5−11.0に調整した後、炭酸ナトリウム水溶液にてpH10.5−11.0に保持し、80−85℃の温度で5−12時間攪拌した。次いで室温まで冷却し、35%塩酸でpHを7.0−8.0とし、塩化ナトリウムを加えて塩析もしくは35%塩酸で酸析し、濾過、単離、乾燥して、式(12)の化合物を20部得た。水中でのこの化合物の吸収波長はλmax=624.4nmであった。
[実施例2]
実施例1と同様の方法で得られた式(9)の化合物14.2部を水200部に投入し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを8.0−9.0に調整して溶解した。その溶液に亜硝酸ソーダ1.5部を添加し、水100部中に35%塩酸を10部添加した水溶液に10−15℃にて滴下してジアゾ化した。水200部中に2−アミノ−5−ヒドロキシ−1,7−ナフタレンジスルホン酸6.4部を添加し、炭酸ナトリウム水溶液にてpH8.0−10に調整して溶かした溶液中に、ジアゾ化した縣濁液を10−15℃で約30分かけて滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpH8.8−9.5に保持した。滴下終了後、pH8.8−9.5、10−15℃で2時間、さらに終夜攪拌し反応を終結させた。次いで塩化ナトリウムを加えて塩析し、濾過、単離、乾燥して式(13)の化合物を19.7部得た。
実施例1と同様の方法で得られた式(9)の化合物14.2部を水200部に投入し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを8.0−9.0に調整して溶解した。その溶液に亜硝酸ソーダ1.5部を添加し、水100部中に35%塩酸を10部添加した水溶液に10−15℃にて滴下してジアゾ化した。水200部中に2−アミノ−5−ヒドロキシ−1,7−ナフタレンジスルホン酸6.4部を添加し、炭酸ナトリウム水溶液にてpH8.0−10に調整して溶かした溶液中に、ジアゾ化した縣濁液を10−15℃で約30分かけて滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpH8.8−9.5に保持した。滴下終了後、pH8.8−9.5、10−15℃で2時間、さらに終夜攪拌し反応を終結させた。次いで塩化ナトリウムを加えて塩析し、濾過、単離、乾燥して式(13)の化合物を19.7部得た。
得られた式(13)の化合物19.7部を水200部に投入し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを6.0−7.0に調整して溶解した。得られた溶液に亜硝酸ソーダ1.4部を添加し、水300部中に35%塩酸を10部添加した水溶液に10−15℃にて滴下してジアゾ化し縣濁液を得た。水500部に4−(8−ヒドロキシ−6−スルホ−2−ナフチルアミノ)安息香酸6.8部を投入し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを9.5−10.0に調整して溶解し、得られた溶液にジアゾ化した懸濁液を、10−15℃の温度で約30分かけて滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpH9.3−10.0に保持した。滴下終了後、pH9.3−10.0、10−15℃で5時間、さらにpH9.3−10.0で終夜攪拌し反応を終結させた。
得られた水溶液を24%水酸化ナトリウム水溶液でpH10.5−11.0に調整し、炭酸ナトリウム水溶液にてpH10.5−11.0に保持し、80−85℃で5−12時間攪拌した。次いで室温まで冷却し、35%塩酸でpHを7.0−8.0とし、塩化ナトリウムを加えて塩析もしくは35%塩酸で酸析し、濾過、単離、乾燥して式(15)の化合物を23部得た。水中でのこの化合物の吸収波長はλmax=632.4nmであった。
[実施例3]
実施例2と同様の方法で得られた式(13)の化合物19.7部を水200部に投入し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを6.0−7.0に調整して溶解した。得られた溶液に亜硝酸ソーダ1.4部を添加し、水300部中に35%塩酸を10部添加した水溶液に10−15℃にて滴下してジアゾ化し縣濁液を得た。水500部中に4−ヒドロキシ−7−(フェニルアミノ)ナフタレン−2−スルホン酸6.0部を添加し、炭酸ナトリウム水溶液にてpH8.0−10に調整して溶解した水溶液中にジアゾ化した縣濁液を10−15℃の温度で約30分かけて滴下した。反応液のpH値を炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpH8.8−9.5に保持した。滴下終了後、pH8.8−9.5、10−15℃で5時間、さらに終夜攪拌し反応を終結させた。
実施例2と同様の方法で得られた式(13)の化合物19.7部を水200部に投入し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを6.0−7.0に調整して溶解した。得られた溶液に亜硝酸ソーダ1.4部を添加し、水300部中に35%塩酸を10部添加した水溶液に10−15℃にて滴下してジアゾ化し縣濁液を得た。水500部中に4−ヒドロキシ−7−(フェニルアミノ)ナフタレン−2−スルホン酸6.0部を添加し、炭酸ナトリウム水溶液にてpH8.0−10に調整して溶解した水溶液中にジアゾ化した縣濁液を10−15℃の温度で約30分かけて滴下した。反応液のpH値を炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpH8.8−9.5に保持した。滴下終了後、pH8.8−9.5、10−15℃で5時間、さらに終夜攪拌し反応を終結させた。
得られた水溶液を24%水酸化ナトリウム水溶液でpH10.5−11.0に調整した後、炭酸ナトリウム水溶液にてpH10.5−11.0に保持し、80−85℃の温度で5−12時間攪拌した。次いで、室温まで冷却し、得られた溶液を35%塩酸でpHを7.0−8.0とし、塩化ナトリウムを加えて塩析もしくは35%塩酸で酸析し、濾過、単離、乾燥して式(17)の化合物を21部得た。水中でのこの化合物の吸収波長はλmax=619.8nmであった。
[実施例4]
実施例2と同様の方法で得られた式(13)の化合物19.7部を水200部に投入し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを6.0−7.0に調整して溶解した。得られた溶液に亜硝酸ソーダ1.4部を添加し、水300部中に35%塩酸を10部添加した水溶液に10−15℃にて滴下してジアゾ化し縣濁液を得た。水500部中に4−ヒドロキシ−7−(フェニルアミノ)ナフタレン−2−スルホン酸6.0部を添加し、炭酸ナトリウム水溶液にてpH8.0−10に調整して溶解した水溶液中に、得られたジアゾ化した縣濁液を10−15℃で約1時間かけて滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸水素ナトリウム水溶液でpH1.8−2.2に保持した。滴下終了後、pH1.8−2.2、10−15℃で2時間、その後炭酸水素ナトリウム水溶液を用いてpH2.4−2.7とし10−15℃で1時間、さらに終夜攪拌して反応を終結させ、式(18)の化合物の水溶液を得た。
実施例2と同様の方法で得られた式(13)の化合物19.7部を水200部に投入し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを6.0−7.0に調整して溶解した。得られた溶液に亜硝酸ソーダ1.4部を添加し、水300部中に35%塩酸を10部添加した水溶液に10−15℃にて滴下してジアゾ化し縣濁液を得た。水500部中に4−ヒドロキシ−7−(フェニルアミノ)ナフタレン−2−スルホン酸6.0部を添加し、炭酸ナトリウム水溶液にてpH8.0−10に調整して溶解した水溶液中に、得られたジアゾ化した縣濁液を10−15℃で約1時間かけて滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸水素ナトリウム水溶液でpH1.8−2.2に保持した。滴下終了後、pH1.8−2.2、10−15℃で2時間、その後炭酸水素ナトリウム水溶液を用いてpH2.4−2.7とし10−15℃で1時間、さらに終夜攪拌して反応を終結させ、式(18)の化合物の水溶液を得た。
得られた水溶液を24%水酸化ナトリウム水溶液でpH10.5−11.0に調整した後、炭酸ナトリウム水溶液にてpH10.5−11.0に保持し、80−85℃の温度で5−12時間攪拌した。次いで、室温まで冷却し、得られた溶液を35%塩酸でpHを7.0−8.0とし、塩化ナトリウムを加えて塩析もしくは35%塩酸で酸析し、濾過、単離、乾燥して式(19)の化合物を20部得た。水中でのこの化合物の吸収波長はλmax=632.4nmであった。
[実施例5]
水200部中に4−アミノ安息香酸2.5部を添加し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを8.0−9.0に調整して溶解した。得られた溶液に亜硝酸ソーダ1.3部を添加した水溶液を、水300部中に35%塩酸を10部添加した水溶液に10−15℃にて滴下してジアゾ化し縣濁液を得た。実施例4と同様の方法で得られた式(18)の化合物25部が溶解された溶液を炭酸ナトリウム水溶液にてpHを9.5−10.0に調整し、ジアゾ化した懸濁液を10−15℃で約30分かけて滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸ナトリウム水溶液の添加でpH8.8−9.5に保持した。滴下終了後、pH8.8−9.5、10−15℃で5時間、さらに終夜撹拌し反応を終結させた。
水200部中に4−アミノ安息香酸2.5部を添加し、48%水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpHを8.0−9.0に調整して溶解した。得られた溶液に亜硝酸ソーダ1.3部を添加した水溶液を、水300部中に35%塩酸を10部添加した水溶液に10−15℃にて滴下してジアゾ化し縣濁液を得た。実施例4と同様の方法で得られた式(18)の化合物25部が溶解された溶液を炭酸ナトリウム水溶液にてpHを9.5−10.0に調整し、ジアゾ化した懸濁液を10−15℃で約30分かけて滴下した。この滴下の間、反応液のpH値を炭酸ナトリウム水溶液の添加でpH8.8−9.5に保持した。滴下終了後、pH8.8−9.5、10−15℃で5時間、さらに終夜撹拌し反応を終結させた。
得られた水溶液を24%水酸化ナトリウム水溶液でpH10.5−11.0に調整した後、炭酸ナトリウム水溶液によりpH10.5−11.0に保持し、80−85℃の温度で5−12時間攪拌した。次いで、室温まで冷却し、35%塩酸でpHを7.0−8.0とし、塩化ナトリウムを加えて塩析もしくは35%塩酸で酸析し、濾過、単離、乾燥して式(21)の化合物を24部得た。水中でのこの化合物の吸収波長はλmax=629nmであった。
[実施例6]
実施例1〜5で得られた各アゾ化合物1部を水1000部に溶解して染浴を調製し、この染浴に叩解クラフトパルプ300部(絶乾パルプ30部、叩解度35SR)を加えて、室温で15分間攪拌した後、ロジンサイズ(30%水溶液)1部を加え、さらに10分間攪拌後、結晶硫酸アルミニウム3部を加えて20分間攪拌した。染色したパルプを抄紙し、乾燥して黒色の染色物を得た。得られた染色物を目視及び測色機器による測色を行い、測色機器判定及びブルースケール比較による目視判定を行った。以下に、公知の染料A、Bと本発明実施例1〜5の各アゾ化合物について、染色物の染色性及び耐光堅牢度について比較した結果を表1に示した。
耐光試験
カーボンアークフェードメーター(スガ試験機社製)を用い、染色紙に10時間もしくは20時間照射した。判定級はJIS L−0841に規定されたブルースケールの等級に準じて決定した。なお、時間により耐光性に差はなかった。
実施例1〜5で得られた各アゾ化合物1部を水1000部に溶解して染浴を調製し、この染浴に叩解クラフトパルプ300部(絶乾パルプ30部、叩解度35SR)を加えて、室温で15分間攪拌した後、ロジンサイズ(30%水溶液)1部を加え、さらに10分間攪拌後、結晶硫酸アルミニウム3部を加えて20分間攪拌した。染色したパルプを抄紙し、乾燥して黒色の染色物を得た。得られた染色物を目視及び測色機器による測色を行い、測色機器判定及びブルースケール比較による目視判定を行った。以下に、公知の染料A、Bと本発明実施例1〜5の各アゾ化合物について、染色物の染色性及び耐光堅牢度について比較した結果を表1に示した。
耐光試験
カーボンアークフェードメーター(スガ試験機社製)を用い、染色紙に10時間もしくは20時間照射した。判定級はJIS L−0841に規定されたブルースケールの等級に準じて決定した。なお、時間により耐光性に差はなかった。
表1より、本発明のジアニシジンを使用しない黒色用アゾ化合物はジアニシジンを使用する従来の黒色染料と同等かそれ以上の耐光性を示している。現在多用されている公知の染料Aは、染着性はよいが耐光性が低い。現在多用されている公知の染料Bは、染料Aと同等の染着性であるが耐光性がさらに低い。一方、本発明実施例1〜3の黒色用アゾ化合物は、染料A、Bと同等の染着性であり、耐光性が染料Aより高い。実施例4〜5の黒色用アゾ化合物も染料A、Bと同等の染着性であり、Bより高い耐光性を有する。
Claims (17)
- 下記式(1)で表わされるアゾ化合物またはその塩。
で表わされる置換基を示す] - R1がその結合するナフチル基の2位または3位に、R2がその結合するナフチル基の6位または7位に、Bが式(2)の置換基でその結合するナフチル基の6位または8位に置換している請求項1に記載のアゾ化合物またはその塩。
- R3がその結合するナフチル基の7位または8位に、Bが式(2)の置換基でその結合するナフチル基の6位に、R5、R6がその結合するフェニル基の3位、4位または5位のいずれかに置換している請求項2に記載のアゾ化合物またはその塩。
- R1が水素原子、R2がスルホ基、R4が無置換のフェニルアミノ基、R5が水素原子、R6がカルボキシ基である請求項5に記載のアゾ化合物またはその塩。
- R1がその結合するナフチル基の2位または3位に、R2がその結合するナフチル基の6位または7位に、Bが水素原子である請求項1に記載のアゾ化合物またはその塩。
- R1が水素原子、R2がスルホ基、R4がアミノ基である請求項7または8に記載のアゾ化合物またはその塩。
- R1が水素原子、R2がスルホ基、R4が無置換のフェニルアミノ基である請求項10に記載のアゾ化合物またはその塩。
- R1が水素原子、R2及びR3がスルホ基、R4が無置換のフェニルアミノ基である請求項13に記載のアゾ化合物またはその塩。
- 請求項1乃至14のいずれか一項に記載のアゾ化合物またはその塩の少なくとも1種を含有する染料組成物。
- 請求項15に記載の染料組成物を使用する染色方法。
- 請求項16に記載の染色方法で染色して得られる染色物。
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