JP2013248309A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】体液の漏れを防止し、且つ装着感が良い吸収性物品を提供する。
【解決手段】透液性表面シート3と裏面シート2との間に吸収体4が介在されるとともに、吸収体4の両側部にそれぞれ略長手方向に沿ってエンボス10が付与された軽失禁用ライナー1において、前記エンボス10は、透液性表面シート3の表面側から透液性表面シート3及び吸収体4に付与される表面エンボス11と、表面エンボス11と重ならない領域において吸収体4の表面側から吸収体4に付与されるコアエンボス12とから構成し、前記表面エンボス11は、相対的に大きな面積で形成される大面積の表面エンボス13が付与される区間14と相対的に小さな面積で形成される小面積の表面エンボス15が付与される区間16とを交互に形成し、前記コアエンボス12は、少なくとも前記小面積の表面エンボス15が付与される区間16に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、経血やおりもの、尿などを吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー、軽失禁用ライナー等の吸収性物品に係り、詳しくは吸収体の両側部にそれぞれ略長手方向に沿って体液堰き止め用のエンボスが形成された吸収性物品に関する。
従来より、生理用ナプキン、パンティライナー、おりものシート、軽失禁用ライナーなどの吸収性物品として、ポリエチレンシートまたはポリエチレンラミネート不織布などからなる不透液性裏面シートと、不織布または透孔性プラスチックシートなどからなる透液性表面シートとの間に綿状パルプなどからなる吸収体を介在させたものが知られている。
この種の吸収性物品には、尿などの体液を堰き止めて外部への漏れを防止するため、表面側からの圧搾によって吸収体の両側部又はその近傍に沿うエンボスを形成したものが知られている。
例えば、下記特許文献1においては、表面層の肌当接面側に、表面層から裏面層に向かって、該表面層と吸収層とが圧縮されて、表面層と吸収層とが一体化されてなる圧縮部位を設け、前記圧縮部位は、線状の溝からなる線状圧縮部位と、二次元的な模様からなる面状圧縮部位とを含み、前記線状圧縮部位と面状圧縮部位とが所定のパターンで配置された吸収性物品が開示されている。
また、下記特許文献2においては、表面材料層に、吸収体の側縁部の近傍に位置して長手方向に向けて配置されたエンボス圧縮部が形成された吸収性物品が開示されている。
特開2004−181107号公報 特開2004−446号公報
軽い尿漏れの症状を持つ人の生活状況を見てみると軽失禁用ライナーを長時間装着し続ける傾向にあるため、特にこのような使用者にとって軽失禁用ライナーには漏れが発生しにくいという基本的機能に加え、装着時に違和感を感じないといった装着感の良さが求められる。
しかしながら、上記特許文献1記載の吸収性物品では、線状圧縮部位及び面状圧縮部位がいずれも表面層の肌当接面側から付与され、この圧縮部位が吸収性物品の長手方向に沿って配置されているため、圧縮によって硬くなった圧縮部位の全てが直接肌に当たって装着感が悪化するおそれがあった。特に、圧縮部位を吸収性物品の長手方向に沿って線状に形成した線状圧縮部位は、体液が確実に堰き止められるため漏れ防止には非常に効果的であるが、身体の丸みに沿って吸収性物品が湾曲すると線状の圧縮部位に複数の皺が形成され、この皺の先端が尖って身体に当たり、かゆみやチクチク感などの装着感をより一層悪化させる原因となるおそれがあった。
また、上記特許文献2記載の吸収性物品では、エンボス圧縮部が表面材料層の不織布を圧密化又はフィルム化した部分によって構成されているので、表面材のみのエンボスでは漏れが発生する可能性が高いとともに、硬化したエンボスの全てが直接肌に当たって装着感が悪化するおそれがあった。
そこで本発明の主たる課題は、体液の漏れを防止し、且つ装着感が良い吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記吸収体の両側部にそれぞれ略長手方向に沿ってエンボスが付与された吸収性物品において、
前記エンボスは、前記透液性表面シートの表面側から前記透液性表面シートに付与される表面エンボスと、前記表面エンボスと重ならない領域において前記吸収体の表面側から前記吸収体に付与されるコアエンボスとからなり、
前記表面エンボスは、相対的に大きな面積で形成される大面積の表面エンボスが付与される区間と相対的に小さな面積で形成される小面積の表面エンボスが付与される区間とが交互に形成され、前記コアエンボスは、少なくとも前記小面積の表面エンボスが付与される区間に形成されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、吸収体の両側部にそれぞれ吸収性物品の略長手方向に沿って付与されるエンボスとして、透液性表面シートの表面側から該透液性表面シートに付与される表面エンボスと、この表面エンボスと重ならない領域において前記吸収体の表面側から該吸収体に付与されるコアエンボスとから構成している。このように、直接肌に触れる表面エンボスと、エンボス表面と肌との間に透液性表面シートが介在するコアエンボスとを組み合わせて構成することによって、コアエンボスによって体液の横漏れ防止の効果を維持しつつ、エンボスが直接肌に触れるのを低減し装着感を向上させている。
ここで、前記表面エンボスは、相対的に大きな面積で形成される大面積の表面エンボスが付与される区間と、相対的に小さな面積で形成される小面積の表面エンボスが付与される区間とが交互に形成され、前記コアエンボスは、少なくとも前記小面積の表面エンボスが付与される区間に形成されているため、大面積の表面エンボスが付与される区間では、この大面積の表面エンボスによって体液を堰き止めるとともに、小面積の表面エンボスが付与される区間では表面エンボスと肌とが直接接触する面積が低減され装着感が向上する。一方で、小面積の表面エンボスが付与される区間では、前記大面積の表面エンボスが付与される区間より体液堰き止めの効果が低減するおそれがあるため、この区間に前記コアエンボスを付与することによって、全体としての体液堰き止めの効果を維持している。
請求項2に係る本発明として、前記表面エンボス及びコアエンボスは、前記大面積の表面エンボスのエンボス幅に対応する幅を有する波状の帯域に沿って形成されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明では、前記表面エンボス及びコアエンボスが所定幅を有する波状の帯域に沿って形成されているため、吸収性物品の長手方向に直線的に形成した場合より体液を堰き止める長さをある程度長く確保でき、横漏れ防止効果が向上するとともに、物品幅方向の流れを物品長手方向の流れに変化させやすくなり、より広い範囲で体液を堰き止めることができるようになる。
請求項3に係る本発明として、前記表面エンボスは、吸収性物品の長手方向に長い線状の図形以外の図形によって形成されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の発明では、表面エンボスを吸収性物品の長手方向に長い線状の図形によって形成した場合には、吸収性物品が身体の丸みに沿って湾曲することによって線状の表面エンボスに複数の皺が形成され、この皺の先端が尖って肌に痛み等を生じさせるため、表面エンボスをこのような吸収性物品の長手方向に長い線状の図形以外の図形、例えば円形や花形などの吸収性物品の長手方向及び幅方向にほぼ均等な長さで形成された図形によって形成することによって、装着感の悪化を防止している。
請求項4に係る本発明として、前記コアエンボスは、前記小面積の表面エンボスの内側に形成される内側のコアエンボスと、前記小面積の表面エンボスの外側に形成される外側のコアエンボスとから構成されている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明では、上記請求項1のとおりコアエンボスは少なくとも前記小面積の表面エンボスが付与される区間に形成されているが、このコアエンボスを、小面積の表面エンボスの内側に形成される内側のコアエンボスと、小面積の表面エンボスの外側に形成される外側のコアエンボスとから構成することによって、小面積の表面エンボス列の両側にそれぞれコアエンボスの列が形成されるようになり、合計3列のエンボスによって体液を堰き止めることができ、体液の堰き止め効果がより一層向上するようになる。
請求項5に係る本発明として、前記内側のコアエンボスは、前記外側のコアエンボスより相対的に大きな面積で形成されている請求項4記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項5記載の発明では、内側のコアエンボスを外側のコアエンボスより相対的に大きな面積で形成することによって、内側のコアエンボスで体液の大部分を堰き止め、ここで堰き止めきれなかった体液を小面積の表面エンボス及び外側のコアエンボスで堰き止めるようにして、横漏れを防止している。また、脚の付け根部分に当たりやすい外側のコアエンボスを相対的に小さな面積で形成することによって、装着時の違和感を改善している。
請求項6に係る本発明として、前記内側のコアエンボス及び/又は外側のコアエンボスは、吸収性物品の略長手方向に対し連続的又は間欠的に形成されている請求項4、5いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項6記載の発明では、内側のコアエンボスと外側のコアエンボスはそれぞれ、吸収性物品の略長手方向に対し連続的又は間欠的に形成することができるようにしている。なお、間欠的に形成した場合には、小面積の表面エンボスとの関係で、小面積の表面エンボスが物品長手方向に離間する間欠部を埋めるように、この間欠部と吸収性物品の略幅方向に重なる領域にコアエンボスを位置させることが望ましい。
請求項7に係る本発明として、前記コアエンボスは、前記吸収性物品の略幅方向に沿う線上において、前記小面積の表面エンボスの長さと前記コアエンボスの長さとを合計した合計長さが、前記吸収性物品の略長手方向に沿ってほぼ均等になるように形成されている請求項4〜6いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項7記載の発明では、前記コアエンボスは、前記吸収性物品の略幅方向に沿う線上において、前記小面積の表面エンボスの長さと前記コアエンボスの長さとを合計した合計長さが、前記吸収性物品の略長手方向に沿ってほぼ均等になるように形成している。すなわち、コアエンボスは、小面積の表面エンボスと吸収性物品の略幅方向に重なる部分では小面積の表面エンボスのエンボス幅の分だけ幅狭に形成している。これによって、コアエンボスは、小面積の表面エンボスが形成される部分ではこの小面積の表面エンボスに体液堰き止めの効果を一部分担させ、コアエンボス自体による吸収体の硬化を低減し、肌当たりを改善している。
請求項8に係る本発明として、前記エンボスは、更に前記吸収体の前後端部にもそれぞれ吸収性物品の略幅方向に沿って付与されている請求項1〜7いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項8記載の発明では、吸収体の両側部に付与される前記エンボスに加え、吸収体の前後端部にもそれぞれ吸収性物品の略幅方向に沿って前記エンボスを付与することによって、吸収性物品の前後方向の漏れを防止している。
以上詳説のとおり本発明によれば、体液の漏れが防止でき、且つ装着感が良い吸収性物品が提供できるようになる。
本発明に係る軽失禁用ライナー1の一部破断展開図である。 そのII−II線矢視図である。 表面エンボス11の一部を拡大した平面図である。 表面エンボス11及びコアエンボス12の一部を拡大した平面図である。 他の形態例に係る表面エンボス11及びコアエンボス12の一部を拡大した平面図である。 他の形態例に係る表面エンボス11及びコアエンボス12の一部を拡大した平面図である。 他の形態例に係る軽失禁用ライナー1の展開図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
本発明に係る軽失禁用ライナー1は、図1及び図2に示されるように、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシートなどからなる不透液性裏面シート2と、尿、経血、おりものなど(以下まとめて体液という。)を速やかに透過させる透液性表面シート3と、これら両シート2,3間に介在された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、必要に応じてこの吸収体4の形状保持および拡散性向上のために前記吸収体4を囲繞するクレープ紙5とから構成されている。前記吸収体4の周囲においては、前記透液性表面シート3及び不透液性裏面シート2の外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシールなどの接合手段によって吸収体4の全周に亘る外周シール部8が形成されている。また、前記吸収体4の両側部にはそれぞれ、軽失禁用ライナー1の略長手方向に沿ってエンボス10が付与されている。
以下、さらに前記軽失禁用ライナー1の構造について詳述すると、
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
次いで、前記透液性表面シート3は、有孔または無孔の不織布が好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、スパンボンド法はドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法及びエアスルー法は嵩高でソフトである点で優れている。
前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との間に介在される吸収体4は、たとえばフラッフ状パルプと高吸収性ポリマーとにより構成されている。前記高吸収性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に、例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。前記吸収体4の目付は、パルプについては10〜1000g/m2、好ましくは30〜200g/m2とし、高吸収性ポリマーについては10〜500g/m2、好ましくは30〜100g/m2とするのが望ましい。
また、前記吸収体4には合成繊維を混合しても良い。前記合成繊維は、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、及びこれらの共重合体などを使用することができるし、これら2種を混合したものであってもよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイドバイサイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維も用いることができる。前記合成繊維は、体液に対する親和性を有するように、疎水性繊維の場合には親水化剤によって表面処理したものを用いるのが望ましい。
本例のように、吸収体4を囲繞するクレープ紙5を設ける場合には、結果的に透液性表面シート3と吸収体4との間にクレープ紙5が介在することになり、吸収性に優れる前記クレープ紙5によって体液を速やかに拡散させるとともに、これら体液の逆戻りを防止するようになる。
前記透液性表面シート3及び吸収体4の積層部分には、少なくとも排尿口部を含む領域に、透液性表面シート3の表面側から適宜のパターンで、図示例では千鳥状パターンで多数のドット状エンボス9、9…を付与することができる。
次に、前記吸収体4の両側部に付与されるエンボス10、10についてさらに詳しく説明する。
このエンボス10は、透液性表面シート3の表面側から該透液性表面シート3に付与される表面エンボス11と、この表面エンボス11と重ならない領域において、前記吸収体4の表面側から該吸収体4に付与されるコアエンボス12とから構成されている。前記表面エンボス11及びコアエンボス12は、吸収体4がクレープ紙5によって囲繞される場合には、このクレープ紙5で囲繞された吸収体4に対してそれぞれ圧搾加工が行われる。
前記表面エンボス11は、図1に示されるように、軽失禁用ライナー1の長手方向に対し、相対的に大きな面積で形成される大面積の表面エンボス13が付与される区間14と、相対的に小さな面積で形成される小面積の表面エンボス15、15…が付与される区間16とが交互に形成されている。
前記大面積の表面エンボス13が付与される区間14には、1つの図形エンボスを配置することが好ましい。このエンボスの平面形状としては、図示例の花形の他に星形やハート形などの図形で形成することができるし、円形や楕円形、四角形など幾何学的図形で形成することもできる。また、大面積の表面エンボス13は、圧縮部が連続する一体的に形成してもよいし、図示例のように、離間する複数の圧縮部の組み合わせによって形成することも可能であり、この場合には組み合わされた図形を1つの大面積の表面エンボス13とみなすことができる。
前記大面積の表面エンボス13は、図3に示されるように、エンボスの長軸方向の長さDが0.5〜10mmの範囲内、好ましくは5mm程度で形成することが望ましい。また、複数の圧縮部の組み合わせによって構成する場合には、1つの圧縮部の長軸方向の長さが0.5〜6mm程度とし、組み合わされた図形全体の直径が10mm程度(前記Dの範囲内)の円内に納まる大きさで形成したものであることが好ましい。また、前記大面積の表面エンボス13、13の離間距離L(小面積の表面エンボス15が付与される区間16の長さ)は、5〜30mmの範囲内が好ましく、10〜20mm程度が望ましい。
前記小面積の表面エンボス15が付与される区間16には、複数の表面エンボス15、15…を所定のピッチで配置することが好ましい。図示例では、円形(ドット状)の3つのエンボスをそれぞれ軽失禁用ライナー1の略長手方向に離間して配置している。かかる表面エンボス15の平面形状としては、円形の他、楕円形や四角形、星形、ハート形など種々の形状で形成することができる。
前記小面積の表面エンボス15は、図3に示されるように、前記大面積の表面エンボス13より小さな面積で形成され、エンボスの長軸方向の長さDが0.5〜6mmの範囲内、好ましくは1〜4mm程度で形成することが望ましい。また、小面積の表面エンボス15、15間の長さ(ピッチ)Lは、0.5〜10mmの範囲内とすることが好ましく、1〜3mm程度とすることが望ましい。
前記表面エンボス11の平面形状としては、軽失禁用ライナー1の略長手方向に長い線状の図形以外の図形によって形成することが好ましい。表面エンボス11をライナー長手方向に長い線状の図形によって形成した場合には、ライナーが身体の丸みに沿って長手方向に湾曲したときに線状の表面エンボスに複数の皺が形成され、この皺の先端が尖って肌に痛み等を生じさせるおそれがある。線状の図形以外の図形としては、ライナー長手方向及び幅方向にほぼ均等な長さで形成された図形、例えば円形や花形などとすることができる。
前記大面積の表面エンボス13の面積と小面積の表面エンボス15の面積との比率は、5〜300倍程度、好ましくは10〜100倍程度である。
前記表面エンボス11及びコアエンボス12(エンボス10)は、前記大面積の表面エンボス13のエンボス幅に対応する幅を有する波状の帯域に沿って形成することが好ましい。このようにエンボス10を波状の帯域に沿って形成することによって、軽失禁用ライナー1の長手方向に直線的に形成した場合より体液を堰き止める長さをある程度長く確保することができるようになり、体液の横漏れ防止効果が向上する。また、軽失禁用ライナー1の幅方向中央部から外側へ向かう流れが、波状のエンボス10によってライナー長手方向の流れに変化しやすくなり、より広い範囲で体液を堰き止めることができるようになる。
エンボス10を波状に形成する場合、軽失禁用ライナー1の長手方向中央部で内側に凸となるような波状に形成することが好ましい。これによって、前述のライナー中央部から外側へ向かう流れを、この波状のエンボス10の内側に凸となった部分でライナー長手方向の流れに変化させやすくなる。また、波状は、内側に凸及び外側に凸の区間を前記小面積の表面エンボス15が付与される区間16(コアエンボス12が形成される区間)とすることが好ましく、この内側に凸と外側に凸の中間、すなわちこれらの曲線のほぼ変曲点に相当する部分に前記大面積の表面エンボス13が付与される区間14が位置するようにすることが好ましい。これにより、体液の流れを受け止めやすい内側に凸となった部分及び体液の流れが滞留しやすい外側に凸となった部分で、コアエンボス12及び小面積の表面エンボス15によって体液を堰き止めることができるようになる。
一方、前記コアエンボス12は、少なくとも前記小面積の表面エンボス15が付与される区間16に形成されている。すなわち、コアエンボス12は、大面積の表面エンボス13以外の部分を埋めるように配置され、ライナー長手方向に対し全体として大面積の表面エンボス13部分で離間する離散的に配置されている。なお、コアエンボス12は、両端部又は一方の端部が、大面積の表面エンボス13と重ならない範囲であって、大面積の表面エンボス13が形成される区間14に若干かかる範囲に延在するようにしてもよい。
前記コアエンボス12は、軽失禁用ライナー1の略長手方向に沿う連続線状のような連続的に形成してもよいし(図4参照)、複数の圧縮部が相互に離間して軽失禁用ライナー1の略長手方向に沿って配列されるような間欠的に形成してもよい(図5(A)参照)。連続的に形成した場合には体液の堰き止め効果が増し、間欠的に形成した場合には、圧搾によって硬化した部分が間欠的になり肌当たりが柔らかくなる。一方で、コアエンボス12を間欠的に形成した場合には、間欠部からの体液の横漏れが懸念されるため、図5(A)に示されるように、このコアエンボス12、12同士の間欠部は、小面積の表面エンボス15とライナー幅方向に重なる位置に形成することが望ましい。逆に言うと、コアエンボス12は、小面積の表面エンボス15との関係では、小面積の表面エンボス15、15同士の間欠部に対しライナー幅方向に重なる位置に形成することが望ましい。これにより、コアエンボス12の間欠部を通じて外側に体液が流れ出ても、小面積の表面エンボス15によって堰き止めることが可能になる。
前記小面積の表面エンボス15、15…を波状の帯域の幅方向中央部に配列した上で、前記コアエンボス12は、前記小面積の表面エンボス15、15…のライナー幅方向の内側に形成される内側のコアエンボス17と、小面積の表面エンボス15、15…のライナー幅方向の外側に形成される外側のコアエンボス18とから構成することが好ましい。これにより、ライナー幅方向の内側から順に内側のコアエンボス17、小面積の表面エンボス15、外側のコアエンボス18の3列に亘って圧縮部が形成されるようになり、体液の堰き止め効果が増して横漏れが確実に防止できるようになる。
前記内側のコアエンボス17は、外側のコアエンボス18より相対的に大きな面積で形成することが好ましい。これにより、内側のコアエンボス17で体液の大部分が堰き止められ、ここで堰き止めきれなかった体液を小面積の表面エンボス15及び外側のコアエンボス18で堰き止めるというようにして横漏れが防止できるようになる。また、脚の付け根部分に当たりやすい外側のコアエンボス18を相対的に小さな面積で形成することによって、装着時の違和感が抑えられるようになる。
前記内側のコアエンボス17及び外側のコアエンボス18は、エンボス短軸方向の最大長さW、Wがそれぞれ0.5〜5mmであることが好ましい。また、内側のコアエンボス17と外側のコアエンボス18の面積を前述のような関係で形成するには、少なくとも、内側のコアエンボス17の短軸方向の最大長さWが1〜3mmであることが望ましく、外側のコアエンボス18の短軸方向の最大長さWを前記Wより小さい0.5〜1mmとすることが好ましい。また、長軸方向の長さL、Lは、5〜30mmが好ましく、10〜20mmが望ましい。
前記内側のコアエンボス17及び外側のコアエンボス18は、種々の形状で形成することができる。例えば、図4に示されるように、内側のコアエンボス17では、ライナー幅方向内側の外形線を前記波状帯域の側縁に沿うように形成するとともに、この両端部を前記波状帯域の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲線で結んだ両端部で細い略三日月形状に形成することができる。外側のコアエンボス18も同様にして略三日月形状に形成することができる。
この他に、図5(A)に示されるように、内側のコアエンボス17及び外側のコアエンボス18をそれぞれ、前記波状帯域に沿って長い複数の楕円形を間欠的に配置することによって形成することができる。また、図5(B)に示されるように、内側のコアエンボス17をほぼ等幅の連続線によって形成し、外側のコアエンボス18を波状帯域に沿って長い複数の楕円形を間欠的に配置した間欠的に形成することができる。この形態では、内側の連続線状のコアエンボス17によって大部分の体液が堰き止められるとともに、このエンボス17で堰き止めきれなかった体液を小面積の表面エンボス15及び外側のコアエンボス18で堰き止めるようにしている。さらに、図5(C)に示されるように、内側のコアエンボス17の両端をライナー幅方向の内側に折り曲げた形状で形成してもよい。これにより、内側のコアエンボス17の堰き止め効果が向上できる。また、離散状に形成する場合、同図(C)の外側のコアエンボス18のように、円形のエンボスを波状帯域の側縁に沿って間欠的に複数配置するようにしてもよい。
図6に示されるように、前記コアエンボス12は、前記波状帯域を幅方向に横断する線上(軽失禁用ライナー1の略幅方向に沿う線上であって、波状曲線によって形成される波状帯域の曲率半径の半径方向線上)において、小面積の表面エンボス15の長さSと内側のコアエンボス17の長さSと外側のコアエンボス18の長さSとを合計した合計長さ(S+S+S)が、波状帯域に沿ってほぼ均等になるように形成することが望ましい。すなわち、内側のコアエンボス17及び外側のコアエンボス18を、小面積の表面エンボス15とライナー幅方向に重なる部分では小面積の表面エンボス15のエンボス幅分だけ幅狭に形成している。これによって、この区間の体液堰き止め効果を維持した上で、内側のコアエンボス17及び外側のコアエンボス18を幅狭に形成した部分での吸収体の硬化が低減でき、身体への当たりをやわらげて装着感が向上するようになる。なお、図示例では、外側のコアエンボス18の長さSが波状帯域に沿ってほぼ均等に形成されているが、内側のコアエンボス17と同様に小面積の表面エンボス15に重なる部分で幅狭に形成してもよいし、図示例とは逆に、外側のコアエンボス18を所定部分で幅狭に形成し、内側のコアエンボス17をほぼ均等に形成してもよい。
また、波状帯域の帯域幅は、0.5〜10mm程度が好ましく、この帯域幅に対するエンボス圧搾部の長さは5〜95%、好ましくは20〜50%であることが望ましい。
上記軽失禁用ライナー1を製造するには、透液性表面シート3の両側部に前記表面エンボス11を施すとともに、吸収体4の両側部に前記コアエンボス12を施した上で、不透液性裏面シート2の上に吸収体4及び透液性表面シート3を積層し、前記外周シール部8によって接合する。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、エンボス10は、吸収体4の両側部に形成していたが、図7に示されるように、更に吸収体4の前後端部にもそれぞれライナー幅方向に沿ってエンボス10’を付与することができる。これにより、ライナー長手方向の漏れも防止できるようになる。
(2)上記形態例では、エンボス10は、波状帯域に沿って形成していたが、ライナー長手方向に沿う直線状の帯域に沿って形成してもよい。
1…軽失禁用ライナー、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4…吸収体、5…クレープ紙、10…エンボス、11…表面エンボス、12…コアエンボス、13…大面積の表面エンボス、15…小面積の表面エンボス、17…内側のコアエンボス、18…外側のコアエンボス

Claims (8)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記吸収体の両側部にそれぞれ略長手方向に沿ってエンボスが付与された吸収性物品において、
    前記エンボスは、前記透液性表面シートの表面側から前記透液性表面シートに付与される表面エンボスと、前記表面エンボスと重ならない領域において前記吸収体の表面側から前記吸収体に付与されるコアエンボスとからなり、
    前記表面エンボスは、相対的に大きな面積で形成される大面積の表面エンボスが付与される区間と相対的に小さな面積で形成される小面積の表面エンボスが付与される区間とが交互に形成され、前記コアエンボスは、少なくとも前記小面積の表面エンボスが付与される区間に形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記表面エンボス及びコアエンボスは、前記大面積の表面エンボスのエンボス幅に対応する幅を有する波状の帯域に沿って形成されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記表面エンボスは、吸収性物品の長手方向に長い線状の図形以外の図形によって形成されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。
  4. 前記コアエンボスは、前記小面積の表面エンボスの内側に形成される内側のコアエンボスと、前記小面積の表面エンボスの外側に形成される外側のコアエンボスとから構成されている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記内側のコアエンボスは、前記外側のコアエンボスより相対的に大きな面積で形成されている請求項4記載の吸収性物品。
  6. 前記内側のコアエンボス及び/又は外側のコアエンボスは、吸収性物品の略長手方向に対し連続的又は間欠的に形成されている請求項4、5いずれかに記載の吸収性物品。
  7. 前記コアエンボスは、前記吸収性物品の略幅方向に沿う線上において、前記小面積の表面エンボスの長さと前記コアエンボスの長さとを合計した合計長さが、前記吸収性物品の略長手方向に沿ってほぼ均等になるように形成されている請求項4〜6いずれかに記載の吸収性物品。
  8. 前記エンボスは、更に前記吸収体の前後端部にもそれぞれ吸収性物品の略幅方向に沿って付与されている請求項1〜7いずれかに記載の吸収性物品。
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