JP2013248232A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルが巻装されたボビンと該コイルからの磁束を誘導するヨークとの間から磁気粘性流体が漏出することを防止し、ヨークとして製作が容易で安価になし得る。。
【解決手段】回転槽を収容する水槽の振動を減衰するダンパダンパは、シリンダと、このシリンダ内に収容され、ボビンおよびこのボビンに巻装されたコイル並びにこのコイルが発生する磁束を誘導する複数のヨークが樹脂で一体にモールド成形されてなるコイルユニットと、前記ヨークをそれとの間に微小な隙間を存し貫通して前記シリンダに挿設されたロッドと、このロッドと前記ヨークとの間の前記隙間に充填された磁気粘性流体とを具備し、前記コイルユニットの端部に位置するヨークにおいて、端面部に樹脂が充填される端面溝部が形成され、外周部に該端面溝部に充填された樹脂と前記ボビンおよびコイルを覆う樹脂とを連結する樹脂が充填される外周溝部が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は洗濯機に関する。
洗濯機、中でもドラム式洗濯機においては、外箱の内部に水槽が配置され、この水槽の内部に回転槽であるドラムが収容されていて、このドラムが水槽外のモータにより回転駆動されるようになっている。また、水槽は、外箱の底板上にサスペンションにより弾性支持して設けられており、そのサスペンションに、ドラムの回転振動にともなう水槽の振動を減衰するダンパが具えられている。この種のダンパには、通常、減衰力が不変のものが用いられているが、近年、減衰力が可変のものを用いる考えがあり、それには作動流体に磁気粘性流体(MR流体)を使用することが考えられている。
磁気粘性流体は、例えば、オイルの中に鉄、カルボニル鉄などの強磁性粒子を分散させたものであって、磁力が作用されると強磁性粒子が鎖状のクラスタを形成することで粘度が上昇するものであり、それによって、例えば、洗濯運転の脱水起動時の水槽の共振が現れる回転速度域で、磁気粘性流体の粘度を上げてダンパの減衰力を大きくすることにより、水槽の共振の発生を回避して脱水回転の立ち上がり性能をよくし、それ以後の脱水定常(高速回転)域では、磁気粘性流体の粘度を下げて減衰力を小さくすることにより、水槽の振動が外箱に伝わるのを避け、更にその振動が洗濯機が設置された家屋の床面に伝わるのを避けることが可能である。
作動流体に磁気粘性流体を使用するダンパは、シリンダの内部に、合成樹脂製のボビンに巻装されたコイルおよびそのボビンの軸方向の端部に配置されて前記コイルが発生する磁束を誘導する磁性材たる焼結金属製のヨークが設けられ、更に、前記シリンダに、ロッドが前記ボビンとヨークとをこれらとの間に微小な隙間を存し貫通するようにして挿設され、そのロッドとボビンおよびヨークとの間の隙間に磁気粘性流体が充填される構成であって、コイルが発生した磁束により、ヨークを介して磁気粘性流体に磁力を作用させるようになっている。この場合、ボビン、コイルおよびヨークは、その外周面を合成樹脂により一体にモールド成形されて1つの部品たるコイルユニットとして構成されている。
以下、従来のコイルユニットについて図6を参照して説明する。
コイルユニット100において、上ヨーク101および下ヨーク102は、磁性材たる焼結金属で中心部に軸孔101aおよび102aを有する円板状に構成され、外周部に径方向に延びる外周溝部101bおよび102bが形成され、外周部の一部に溝部101cおよび102cが形成されている。なお、下ヨーク102の下端面部の外周には、回り止め突部102dが形成されている。
上ヨーク101の下方に位置する合成樹脂製の上ボビン103には、上コイル104が巻装されている。上ボビン103の上端板と上ヨーク101の下端面部との間には、Oリング105が配置されている。同様に、下ヨーク102の上方に位置する合成樹脂製の下ボビン106には、下コイル107が巻装されている。下ボビン106の下端板と下ヨーク102の上端面部との間には、Oリング108が配置されている。
上ボビン103と下ボビン106との間には、中間ヨーク109が配置されている。中間ヨーク109は、磁性材たる焼結金属で中心部に軸孔109aを有する円板状に構成されている。中間ヨーク109の外周部には、径方向に延びる外周溝部109bおよび109cが形成され、外周部の一部には溝部109dが形成されている。そして、中間ヨーク109の上端面部と上ビン103の下端板との間には、Oリング110が配置され、中間ヨーク109の下端面部と下ボビン106の上端板との間には、Oリング111が配置されている。
以上のようなコイルユニット100の構成部品は、モールド成形型(図示せず)内に収納されて合成樹脂112により一体にモールド成形されてコイルユニット100が構成される。そして、このモールド成形により、合成樹脂(モールド樹脂)112は、上ヨーク101の外周溝部101bおよび溝部101cに充填され、上ヨーク101の下端面部と上ボビン103の上端板との間に充填され、上ボビン103および上コイル104の外周を覆うように施され、上ボビン103の下端板と中間ヨーク109の上端面部との間に充填され、中間ヨーク109の外周溝部109b、109cおよび溝部109dに充填され、中間ヨーク109の下端面部と下ボビン106の上端板との間に充填され、下ボビン106および下コイル107の外周を覆うように施され、下ボビン106の下端板と下ヨーク102の上端面部との間に充填され、下ヨーク102の外周溝部102bおよび溝部102cに充填される。以上のように、合成樹脂(モールド樹脂)112により、上ヨーク101、上ボビン103および上コイル104、中間ヨーク109、下ボビン106および下コイル107、下ヨーク102が一体化される。そして、この状態では、Oリング105は、上ヨーク101と上ボビン103との間に挟まれて押し潰された状態で固定され、Oリング110は、上ボビン103と中間ヨーク109との間に挟まれて押し潰された状態で固定され、Oリング111は、中間ヨーク109と下ボビン106との間に挟まれて押し潰された状態で固定され、Oリング108は、下ボビン106と下ヨーク102との間に挟まれて押し潰された状態で固定されている。
このように構成されたコイルユニット100は、上ヨーク101の上端面部および下ヨーク102の下端面部にオイルシール113および114が装着された状態で、シリンダ(図示せず)内に収容される。この場合、上ヨーク101、中間ヨーク109および下ヨーク102の外周は、シリンダの内周面に密着するようになっており、オイルシール113および114は、ロッド115に圧接するようになっている。そして、コイルユニット100の下ヨーク102の回り止め突部102dが、ロッド115を支承する図示しない軸受を収納した下軸受ケースの回り止め凹部に嵌合されて、コイルユニット100の回り止めを行なうようになっている。
コイルユニット100がシリンダ内に収容して組み込まれた場合、上ヨーク101、上ボビン106、中間ヨーク109、下ボビン106および下ヨーク102と、ロッド115との間には、微小な隙間116が存在するようになっており、その隙間116には磁気粘性流体(MR流体)117が充填されている。なお、1組のボビンおよびコイル例えば上ボビン103、上コイル104を設けるだけで充分な場合には、下ボビン106、下コイル107および中間ヨーク109を省略し、下ヨーク102が上ボビン103の下方に配置されてコイルユニットが構成される。
しかして、この構成のものにおいては、上下ボビン103、106とその軸方向の端部の上下ヨーク101、102との間に磁気粘性流体117の漏洩を防止するためのOリング105、108が配設されている。このOリング105、108は、上下ボビン103、106と上下ヨーク101、102との間に挟まれて押し潰された状態で固定されているが、上下コイル104、107が通電されて発熱して温度上昇し断電されて冷却されることが繰り返されると、焼結金属製の上下ヨーク101、102と合成樹脂(モールド樹脂)112との熱膨張収縮率の相違から、上下ヨーク101、102と上下ヨーク101、102および上下ボビン103、106間の合成樹脂112との間に隙間が生じてOリング105、108の潰し代が緩み、磁気粘性流体117が漏れ出す虞があった。
そこで、従来では、上下ヨーク101、102の外周部に径方向に延びる外周溝部101b、102bを形成して、上下ボビン103、106、上下コイル104、107および上下ヨーク101、102の合成樹脂112によるモールド成形時に、この外周溝部101b、102bに上下ボビン103、106および上下コイル104、107を覆う合成樹脂112と連結される合成樹脂112を充填させ、以って、合成樹脂112により上下ボビン103、106と上下ヨーク101、102とを強固に結合固定するようにしている。ところが、上下ヨーク101、102は、金属粉をプレス成形機でプレス成形した後焼結して製作されるので、外周部に径方向に延びる外周溝部101b、102bをプレス成形機で形成することはアンダカットとなるため不可能で、後加工により形成する必要があり、上下ヨーク101、102の製作が面倒になり、上下ヨーク101、102の価格が高くなる。
特開2012−11163号公報
そこで、作動流体に磁気粘性流体を使用するダンパを有するものにおいて、コイルが巻装されたボビンと該コイルからの磁束を誘導するヨークとの間から磁気粘性流体が漏出することを確実に防止することができ、ヨークとして製作が容易で安価になし得る洗濯機を提供する。
本実施形態の洗濯機は、回転槽を収容する水槽の振動を減衰するダンパを有するもので、前記ダンパは、シリンダと、このシリンダ内に収容され、ボビンおよびこのボビンに巻装されたコイル並びにこのコイルが発生する磁束を誘導する複数のヨークが樹脂で一体にモールド成形されて構成されたコイルユニットと、前記ヨークをそれとの間に微小な隙間を存し貫通して前記シリンダに挿設されたロッドと、このロッドと前記ヨークとの間の前記隙間に充填された磁気粘性流体とを具備し、前記コイルユニットの端部に位置するヨークにおいて、端面部に樹脂が充填される端面溝部が形成され、外周部に該端面溝部に充填された樹脂と前記ボビンおよびコイルを覆う樹脂とを連結する樹脂が充填される外周溝部が形成されていることを特徴とする。
一実施形態を示すダンパを含むサスペンション単体の縦断側面図 洗濯機の全体を一部破断して示す縦断側面図 コイルユニットの縦断側面図 図3とは90度異なる状態の縦断側面図 上ヨークを示し、(a)は上面図、(b)は縦断側面図、(c)は下面図 従来例を示す図3相当図
以下、ドラム式洗濯機に適用した一実施形態につき、図1ないし図5を参照して説明する。
まず、ドラム式洗濯機の全体構造を示す図2において、外殻としての外箱1は、直方体状をなしており、その前面部(図2で右側)の略中央部に洗濯物出入口2が形成され、この洗濯物出入口2を開閉する扉3が外箱1に枢支されて設けられている。また、外箱1の前面部の上部には、操作パネル4が設けられており、その裏側(外箱1内)に運転制御用の制御手段たる制御装置5が設けられている。
外箱1の内部には、水槽6が配設されている。この水槽6は、軸方向が前後(図2で右左)の横軸円筒状をなすものであり、外箱1内の底板部1a上に、左右一対(一方のみ図示)のサスペンション7によって前上がりの傾斜状に弾性支持されている。サスペンション7の詳細については、後に述べる。水槽6の背部には、モータ8が取付けられている。このモータ8は、例えば直流ブラシレスモータからなるもので、アウタロータ形であり、そのロータ8aの中心部に取付けられた回転軸(図示省略)が、軸受ハウジング9を介して水槽6の内部に挿通されている。
水槽6の内部には、ドラム10が配設されている。このドラム10も軸方向が前後の横軸円筒状をなすもので、その後部の中心部が上記モータ8の回転軸の先端部に取付けられることにより、水槽6と同心の前上がりの傾斜状に支持されている。また、その結果、ドラム10はモータ8により回転されるようになっており、従って、ドラム10は回転槽であり、モータ8はドラム10を回転させる回転槽駆動装置として機能するようになっている。
ドラム10の周側部(胴部)には、小孔11が全域にわたって多数形成されている。また、ドラム10および水槽6は、ともに前面部に開口部12および13を有しており、そのうちの水槽6の開口部13と前記洗濯物出入口2との間が環状のベローズ14で連ねられている。この結果、洗濯物出入口2は、ベローズ14、水槽6の開口部13およびドラム10の開口部12を介してドラム10の内部に連ねられている。
水槽6の最低部である底部の後部には、排水弁15を介して排水ホース16が接続されている。また、水槽6の背部から上方そして前方には、乾燥ユニット17が配設されている。この乾燥ユニット17は、除湿器18と、送風機19と、加熱器20とを有しており、ドラム10内の空気を吸引して除湿し、次いで加熱して、ドラム10内に戻す循環を行なわせることにより、洗濯物を乾燥させるようになっている。
ここで、サスペンション7の詳細について述べる。
サスペンション7は、ダンパ21を有しており、このダンパ21は、図1に示すように、主部材として、磁性材からなるシリンダ22と、同じく磁性材からなるロッド23とを具えている。このうち、シリンダ22は、円筒状をなしていて、下端部に取付部24を有し、この取付部24が、図2に示すように、前記外箱1の底板部1aに、取付板25、クッション26、27およびナット28で取付けられている。これに対して、ロッド23は円棒状をなしていて、その上端部が前記水槽6の左右両側における下部の前後の中間部に取付板29、クッション30、31およびナット32で取付けられている。
図1に示すように、シリンダ22の上部の開放端部内には、上軸受ケース33が嵌め込み固定されており、この上軸受ケース33の中心側には、ロッド23に圧接するシール部材たるオイルシール34と上軸受35とが収納されている。更に、ロッド23の下端部には、ストップリング36が取付けられ、その直上に位置してシリンダ22内に下軸受ケース37が嵌め込み固定されている。この下軸受ケース37の中心側には、下軸受38が収納されている。下軸受38は、前記上受35とでロッド23を支承するためのものである。なお、下軸受ケース37の上端面部の外周には、回り止め凹部39が形成されている。
シリンダ22内には、上軸受ケース33と下軸受ケース37との間に位置してコイルユニット40が収容されており、以下、これについて図1、図3ないし図5をも参照しながら説明する。
コイルユニット40において、上軸受ケース33の直下に位置する上ヨーク41は、磁性材たる焼結金属で中心部に軸孔41aを有する円板状に構成され、図5(a)および(b)に示すように、上端面部に軸孔41aの周囲に位置してオイルシール用の収納凹部41bが形成され、上端面部の外周部に全域にわたる環状の端面溝部41cが形成されている。また、上ヨーク41において、図5(b)および(c)に示すように、下端面部に軸孔41aに連通して下方に突出する軸筒部41dが形成され、下端面部の外周部に全域にわたる環状の端面溝部41eが形成され、下端面部に端面溝部41eと隣接して環状の凹部41fが形成され、下端面部に等間隔に円形状をなす4個の位置決め凹部41gが形成され、下端面部の左方部位にリード線用の収納凹部41hが形成されている。そして、上ヨーク41において、図5(a)ないし(c)に示すように、外周部に上端面部の端面溝部41cと下端面部の端面溝部41eとを連通させる複数個たる3個の外周溝部41iが等間隔に形成されている。
このような上ヨーク41は、磁性金属粉をプレス成形機により成形した後焼結して構成されたものであり、プレス成形機による成形時に、前記軸孔41a、収納凹部41b、端面溝部41c、軸筒部41d、端面溝部41e、凹部41f、位置決め凹部41g、収納凹部41hおよび外周溝部41iが同時に形成される。
コイルユニット40において、下軸受ケース37の直上に位置する下ヨーク42は、上ヨーク41と同一の形状に形成され、即ち、上ヨーク41と同じ部品で、上ヨーク41と上下逆にして用いられるものであり、以下、これについて、説明の便宜上、図5を参照して説明する。
下ヨーク42は、磁性材たる焼結金属で中心部に軸孔42aを有する円板状に構成され、図5(a)および(b)に示すように、下端面部に軸孔42aの周囲に位置してオイルシール用の収納凹部42bが形成され、下端面部の外周部に全域にわたる環状の端面溝部42cが形成されている。また、下ヨーク42において、図5(b)および(c)に示すように、上端面部に軸孔42aに連通して上方に突出する軸筒部42dが形成され、上端面部の外周部に全域にわたる環状の端面溝部42eが形成され、上端面部に端面溝部42eと隣接して環状の凹部42fが形成され、上端面部に等間隔に円形状をなす4個の位置決め凹部42gが形成され、上端面部の左方部位に収納凹部42hが形成されている。そして、下ヨーク42において、図5(a)ないし(c)に示すように、外周部に下端面部の端面溝部42cと上端面部の端面溝部42eとを連通させる複数個たる3個の外周溝部42iが等間隔に形成されている。
コイルユニット40において、図1および図3に示すように、上ヨーク41の下方に位置する合成樹脂製の上ボビン43には、上コイル44が巻装されている。上ボビン43の上端板には、上ヨーク41の位置決め凹部41gに嵌合する位置決め突部(図示せず)が形成されている。そして、上ヨーク41の下端面部と上ボビン43の上端板との間には、軸筒部41dの外周に嵌め込まれた状態でパッキンたるOリング45が配置されている。同様に、下ヨーク42の上方に位置する合成樹脂製の下ボビン46には、下コイル47が巻装されている。下ボビン46の下端板には、下ヨーク42の位置決め凹部42gに嵌合する位置決め突部(図示せず)が形成されている。そして、下ヨーク42の上端面部と下ボビン46の上端板との間には、軸筒部42dの外周に嵌め込まれた状態でパッキンたるOリング48が配置されている。
コイルユニット40において、図1および図3に示すように、上ボビン43と下ボビン46との間には、中間ヨーク49が配置されている。中間ヨーク49は、磁性材たる焼結金属で中心部に軸孔49aを有する円板状に構成されている、また、中間ヨーク49において、上端面部および下端面部には、軸孔49aに連通して上方および下方に夫々突出する軸筒部49bおよび49cが形成されているとともに、これらの軸筒部49bおよび49cを夫々囲むようにして環状の凹部49dおよび49eが形成されており、更に、外周部には、軸方向(図3では上下方向)に延びる複数の外周溝部49fが形成されている。そして、中間ヨーク49の上端面部と上ビン43の下端板との間には、軸筒部49bの外周に嵌め込まれた状態でパッキンたるOリング50が配置され、中間ヨーク49の下端面部と下ボビン46の上端板との間には、軸筒部49cの外周に嵌め込まれた状態でパッキンたるOリング51が配置されている。
更に、図1および図3に示すように、上ヨーク41の収納凹部41hには、ブッシュ52が収納されている。ブッシュ52は、前記上コイル44と下コイル47に接続された2本のリード線53を覆って保護するものである。上コイル44と下コイル47は、直列若しくは並列に接続されていて、リード線53を介して通電されるようになっている。
以上のようなコイルユニット40の構成部品は、モールド成形型(図示せず)内に収納されて樹脂例えば合成樹脂により一体にモールド成形されてコイルユニット40が構成される。そして、このモールド成形により、合成樹脂(モールド樹脂)54は、図3に示すように、上ヨーク41の端面溝部41c、収納凹部41hおよび外周溝部41iに充填され、上ヨーク41の下端面部と上ボビン43の上端板との間に充填され、上ボビン43および上コイル44の外周を覆うように施され、上ボビン43の下端板と中間ヨーク49の上端面部との間に充填され、中間ヨーク49の外周溝部49fに充填され、中間ヨーク49の下端面部と下ボビン46の上端板との間に充填され、下ボビン46および下コイル47の外周を覆うように施され、下ボビン46の下端板と下ヨーク42の上端面部との間に充填され、下ヨーク42の端面溝部42c、収納凹部42hおよび外周溝部42iに充填される。以上のように、合成樹脂(モールド樹脂)54により、上ヨーク41、上ボビン43および上コイル44、中間ヨーク49、下ボビン46および下コイル47、下ヨーク42が一体化され、ブッシュ52(リード線53の先端部)が上ヨーク41の収納凹部41hに固定される。そして、この状態では、Oリング45は、上ヨーク41と上ボビン43との間に挟まれて押し潰された状態で固定され、Oリング50は、上ボビン43と中間ヨーク49との間に挟まれて押し潰された状態で固定され、Oリング51は、中間ヨーク49と下ボビン46との間に挟まれて押し潰された状態で固定され、Oリング48は、下ボビン46と下ヨーク42との間に挟まれて押し潰された状態で固定されている。
なお、上述したようなモールド成形時には、下ヨーク42における端面溝部42cおよび外周溝部42iに充填された合成樹脂54部分にモールド成形型を利用して回り止め突部55が形成されている。
このように構成されたコイルユニット40は、上ヨーク41の収納凹部41bおよび下ヨーク42の収納凹部42bにシール部材としてのオイルシール56および57が収納装着された状態で、シリンダ22内に上軸受ケース33と下軸受ケース37との間に位置して収容される。この場合、上ヨーク41、中間ヨーク49および下ヨーク42の外周(図4参照)は、シリンダ22の内周面に密着するようになっており、オイルシール56は、ロッド23に圧接するとともに上軸受ケース33のオイルシール34に当接し、オイルシール57は、ロッド23に圧接するとともに下軸受ケース37に当接するようになっている。そして、コイルユニット40の回り止め突部55が下軸受ケース37の回り止め凹部39に嵌合されて(図1参照)、コイルユニット40の回り止めを行なうようになっている。
また、コイルユニット40がシリンダ22内に収容して組み込まれた場合、上ヨーク41、上ボビン46、中間ヨーク49、下ボビン46および下ヨーク42と、ロッド23との間には、図1および図3に示すように、微小な隙間58が存在するようになっており、従って、ロッド23は上ヨーク41、中間ヨーク49および下ヨーク42をそれらとの間に微小な隙間58を存し貫通していて、その隙間58には磁気粘性流体(MR流体)59が充填されている。
磁気粘性流体59は、既述のように、例えば、オイルの中に鉄、カルボニル鉄などの強磁性粒子を分散させたもので、磁力が作用されると強磁性粒子が鎖状のクラスタを形成することで粘度が上昇するものである。
上記構成から明らかなように、オイルシール56、57は、前記オイルシール34とで前記磁気粘性流体59の漏れを抑止するためのものであり、Oリング45、50、51および48は、夫々、上ヨーク41と上ボビン43との間、上ボビン43と中間ヨーク49との間、中間ヨーク49と下ボビン46との間および下ボビン46と下ヨーク42との間からの磁気粘性流体59の漏れを防止するためのものである。
なお、コイルユニット40のブッシュ52部分(リード線53部分)は、シリンダ22の上部の開放端部に形成されたU字形の欠除部60(図1参照)からシリンダ22外に導出される。そして、シリンダ22の上端部にはキャップ61が装着されており、このキャップ61によりブッシュ52の欠除部60からの抜け止めを行なうようになっている。
かくして、ダンパ21が構成されており、このダンパ21のシリンダ22の外部上方に位置するロッド23の上部には、ばね座62がを設けられ、このばね座62と上記キャップ61との間に、ロッド23を囲繞する圧縮コイルばねからなるスプリング63が装着され、かくして、前記サスペンション7が構成され、このサスペンション7が、前記外箱1の底板部1aに対して取付けられ並びに前記水槽6に対して取付けられることにより、外箱1の底板部1a上に水槽6が弾性支持される。
次に、上記構成の洗濯機の作用を述べる。
上記構成の洗濯機においては、制御装置5の制御に基づく洗濯運転の洗濯時、脱水時若しくは乾燥時において、ドラム10を回転させる場合、該ドラム10の回転にともない、水槽6が上下方向を主体に振動する。この水槽6の上下振動に応動して、サスペンション7では、水槽6に取付けられたダンパ21のロッド23が、スプリング63を伸縮させつつ、キャップ61、上軸受35、オイルシール34、56、上ヨーク41、上ボビン43、中間ヨーク49、下ボビン46、下ヨーク42、オイルシール57、および下軸受38を通って、シリンダ22内を上下方向(軸方向)に往復動する。
このようにロッド23が上記各部品(コイルユニット40)を通って上下方向に往復動するとき、ロッド23と上下両ヨーク41、42および中間ヨーク49との間の隙間58に充填された磁気粘性流59は、その粘性による摩擦抵抗でサスペンション7に減衰力を与え、水槽6の振幅を減衰させる。
しかして、この場合、中でも水槽6が共振するとき、制御装置5は、ダンパ21の上下両コイル44、47にリード線53を介して直流電源より通電する。すると、その両コイル44、47が磁束を発生して、磁気粘性流体59に磁力が作用され、磁気粘性流体59の粘度が高まる。
詳細には、両コイル44、47が通電されたことで、ロッド23−磁気粘性流体59−上ヨーク41−シリンダ22−中間ヨーク49−磁気粘性流体59−ロッド23の磁気回路が形成されるとともに、ロッド23−磁気粘性流体59−下ヨーク42−シリンダ22−中間ヨーク49−磁気粘性流体59−ロッド23の磁気回路が形成され、夫々磁束が通過する箇所の磁気粘性流体59の粘度が高まる。特に、磁束密度の高いロッド23と上ヨーク41との間、中間ヨーク49とロッド23との間、および下ヨーク42とロッド23との間の、各磁気粘性流体59の粘度が高まり、摩擦抵抗が増加する。
かくして、ロッド23が前記各部品、特には上下両ボビン43、46と、上ヨーク41、中間ヨーク49、および下ヨーク42を通って上下方向に振動するとき、中でも水槽6が共振するときの、摩擦抵抗が増加することにより、減衰力が大きくなる。これにより、水槽6に振動が発生しにくくできる。
なお、水槽6の共振が現れる回転速度域以後の高速回転域には、両コイル44、47の通電は行なわず、或いは、その通電を少なくして、ダンパ21の減衰力を小さくし、それにより、水槽6の振動が外箱1に伝わるのを避け、更にその振動が洗濯機が設置された家屋の床面に伝わるのを避けることができる。
ところで、上述したような洗濯運転において、上コイル44および下コイル47の通電時には、上コイル44および下コイル47の発熱により上ボビン43、下ボビン46、上ヨーク41、下ヨーク42およびこれらの周囲の合成樹脂(モールド樹脂)54が加熱されて温度上昇し、上コイル44および下コイル47の断電時には、これらが冷却されて温度下降し、その上ヨーク41および下ヨーク42と合成樹脂54との熱膨張収縮率の相違から、上ヨーク41と上ヨーク41および上ボビン43間の合成樹脂54との間並びに下ヨーク42と下ヨーク42および下ボビン46間の合成樹脂54との間に隙間が生じて、Oリング45および48の流体漏れ防止効果を阻害する虞がある。
これに対して、この一実施形態においては、上ヨーク41および下ヨーク42に端面溝部41cおよび42c、外周溝部42iおよび42iが形成されていて、端面溝部41cおよび42cに充填された合成樹脂54が外周溝部42iおよび42iに充填された合成樹脂54により上ボビン43、上コイル44および下ボビン46、下コイル47の周囲を覆う合成樹脂54に連結されて、上ヨーク41および下ヨーク42と上ボビン43および下ボビン46とを強固に一体化させる。これにより、上コイル44および下コイル47の通断電により上ボビン43、下ボビン46、上ヨーク41、下ヨーク42およびこれらの周囲の合成樹脂(モールド樹脂)54が加熱され冷却されても、上ヨーク41および下ヨーク42と合成樹脂54との熱膨張収縮率の相違により、上ヨーク41と上ヨーク41および上ボビン43間の合成樹脂54との間並びに下ヨーク42と下ヨーク42および下ボビン46間の合成樹脂54との間に隙間が生じることはなくて、Oリング45および48の磁気粘性流体漏れ防止効果を充分に発揮させることができる。
なお、中間ヨーク49と上ボビン43および下ボビン46との間の合成樹脂(モールド樹脂)54は、中間ヨーク49の外周溝部49fに充填された合成樹脂54により上ボビン43、上コイル44および下ボビン46、下コイル47の周囲を覆う合成樹脂54に相互に連結されるので、中間ヨーク49と上ボビン43および下ボビン46とは強固に一体化される。従って、中間ヨーク49と合成樹脂54との熱膨張収縮率の相違により、中間ヨーク49と中間ヨーク49および上ボビン43間の合成樹脂54との間並びに中間ヨーク49と中間ヨーク49および上下ボビン46間の合成樹脂54との間に隙間が生じることはなくて、Oリング50および51の磁気粘性流体漏れ防止効果を充分に発揮させることができる。
このように上記構成の一実施形態の洗濯機では、回転槽であるドラム10を収容する水槽6の振動を減衰するダンパ21は、シリンダ22の内部に収容されたコイルユニット40の上下両コイル44、47が発生する磁束により、ロッド23と上下両ヨーク41、42および中間ヨーク49との間の磁気粘性流体59に磁力を作用させて該磁気粘性流体59の粘度を高めることにより、ロッド23の往復動に対する摩擦抵抗を増加させて減衰力を大きくし、水槽6に振動が発生しにくくなるようにした。
更に、コイルユニット40は、上ヨーク41、下ヨーク42、上ボビン43、上コイル44、下ボビン46、下コイル47および中間ヨーク49を合成樹脂(モールド樹脂)54により一体にモールドして1つの部品として構成されている。この場合、上ヨーク41および下ヨーク42の端面溝部41cおよび42cに充填された合成樹脂54が外周溝部42iおよび42iに充填された合成樹脂54により上ボビン43、上コイル44および下ボビン46、下コイル47の周囲を覆う合成樹脂54に連結されて、上ヨーク41および下ヨーク42と上ボビン43および下ボビン46とを強固に一体化させるので、上コイル44および下コイル47の通断電により上ボビン43、下ボビン46、上ヨーク41、下ヨーク42およびこれらの周囲の合成樹脂(モールド樹脂)54が加熱され冷却されても、上ヨーク41および下ヨーク42と合成樹脂54との熱膨張収縮率の相違により、上ヨーク41と上ヨーク41および上ボビン43間の合成樹脂54との間並びに下ヨーク42と下ヨーク42および下ボビン46間の合成樹脂54との間に隙間が生じることはなくて、Oリング45および48は、磁気粘性流体漏れ防止効果を充分に発揮することができて、上ヨーク41と上ボビン43との間および下ヨーク42と下ボビン46との間から磁気粘性流体59が漏出することを確実に防止することができる。
また、上ヨーク41および下ヨーク42の外周溝部41iおよび42iは、等間隔に複数たる3個形成するようにしたので、合成樹脂(モールド樹脂)54による上ヨーク41と上ボビン43との結束および下ヨーク42と下ボビン46との結束をより強固にすることができる。
そして、上ヨーク41および下ヨーク42の端面溝部41cおよび42c、外周溝部41iおよび42iは、上ヨーク41および下ヨーク42のプレス成形および焼結により製造されるときに、プレス成形機によりプレス成形と同時に形成されるので、後加工により形成する必要はなく、製作が容易で、安価に製作することができる。しかも、上ヨーク41および下ヨーク42は同一形状に形成されていて、金属粉を焼結して形成された同じ部品を上下逆にして使用するようにしたので、一層安価にすることができる。
しかも、コイルユニット40に該コイルユニット40の合成樹脂54によるモールド成形時にモールド成形型を利用して回り止め突部55を形成して、コイルユニット40をシリンダ22内に収容した時にその回り止め突部55を下軸受ケース37の回り止め凹部39に嵌め込むようにしたので、下ヨーク42に特別に回り止め突部を設けなくとも、コイルユニット40の回り止めを容易に行なうことができ、上コイル44、下コイル47およびリード線53の断線、破損を防止することができる。
なお、上記実施形態では、2組のボビン、コイルたる上ボビン43、上コイル44および下ボビン46、下コイル47を設けるようにしたが、1組のボビン、コイル例えば上ボビン43、上コイル44のみを設けるようにしてもよく、この場合には、中間ヨーク49を省略し、上ボビン43の直下に下ヨーク42を配置してコイルユニットを構成する。
また、上記実施形態では、上ヨーク41と上ボビン43との間、下ヨーク42と下ボビン46との間、中間ヨーク49と上ボビン43および下ボビン46との間に夫々Oリング45、48、50および51を設けるようにしたが、これらを省略してもよく、この場合には、上ヨーク41の下端面部が合成樹脂製の上ボビン43の上端板に密着し、下ヨーク42の上端面部が合資樹脂製の下ボビン46の下端板に密着し、中間ヨーク49の上端面部および下端面部が上ボビン43の下端板および下ボビン46の上端板に密着し、合成樹脂(モールド樹脂)54との共同により磁気粘性流体59の漏れを防止する。
洗濯機の全体としては、ドラム式に限られず、水槽と回転槽を縦軸状に有する縦軸形洗濯機にも同様に適用して実施できるし、乾燥機能を有していなくてもよい。
このように、本実施形態の洗濯機は、回転槽を収容する水槽の振動を減衰するダンパを有するもので、前記ダンパは、シリンダと、このシリンダ内に収容され、ボビンおよびこのボビンに巻装されたコイル並びにこのコイルが発生する磁束を誘導する複数のヨークが樹脂で一体にモールド成形されて構成されたコイルユニットと、前記ヨークをそれとの間に微小な隙間を存し貫通して前記シリンダに挿設されたロッドと、このロッドと前記ヨークとの間の前記隙間に充填された磁気粘性流体とを具備する。そして、前記コイルユニットの端部に位置するヨークにおいて、端面部に樹脂が充填される端面溝部が形成され、外周部に該端面溝部に充填された樹脂と前記ボビンおよびコイルを覆う樹脂とを連結する樹脂が充填される外周溝部が形成されている。このような構成により、ボビンとヨークとの間から磁気粘性流体が漏出することを確実に防止することができ、ヨークとして製作が容易で安価になし得るという効果を奏する。
以上、本発明の幾つかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は外箱、6は水槽、7はサスペンション、8はモータ、10はドラム(回転槽)、21はダンパ、22はシリンダ、23はロッド、33は上軸受ケース、34はオイルシール、35は上軸受、37は下軸受ケース、38は下軸受、39は回り止め凹部、40はコイルユニット、41は上ヨーク、41cは端面溝部、41iは外周溝部、42は下ヨーク、42cは端面溝部、42iは外周溝部、43は上ボビン、44は上コイル、45はOリング、46は下ボビン、47は下コイル、48はOリング、49は中間ヨーク、50および51はOリング、54は合成樹脂、55は回り止め突部、56および57はオイルシール、58は隙間、59は磁気粘性流体を示す。

Claims (3)

  1. 回転槽を収容する水槽の振動を減衰するダンパを有する洗濯機において、
    前記ダンパは、
    シリンダと、
    このシリンダ内に収容され、ボビンおよびこのボビンに巻装されたコイル並びにこのコイルが発生する磁束を誘導する複数のヨークが樹脂で一体にモールド成形されて構成されたコイルユニットと、
    前記ヨークをそれとの間に微小な隙間を存し貫通して前記シリンダに挿設されたロッドと、
    このロッドと前記ヨークとの間の前記隙間に充填された磁気粘性流体とを具備し、
    前記コイルユニットの端部に位置するヨークにおいて、端面部に樹脂が充填される端面溝部が形成され、外周部に該端面溝部に充填された樹脂と前記ボビンおよびコイルを覆う樹脂とを連結する樹脂が充填される外周溝部が形成されていることを特徴とする洗濯機。
  2. ヨークの外周溝部は、該ヨークの外周部に等間隔に複数形成されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. コイルユニットの両端部に位置するヨークは、同一形状であることを特徴とする請求項1または2記載の洗濯機。
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