JP2013247629A - 電子部品の実装構造および電子部品搭載用筐体 - Google Patents

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寿俊 高橋
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Abstract

【課題】簡単な構成で、電子部品から入出力される高周波信号の漏洩を抑止すること。
【解決手段】電子部品100は、信号ピン130a、130bを有する。信号ピン130aは、電子部品100の底面から突出するように設けられており、高周波信号を入力または出力する。電子部品搭載用筐体200は、搭載面210と、開口部220と、導電突起部230とを有している。搭載面210は、電子部品100を搭載する。開口部220は、電子部品100を搭載面210に搭載した際に、電子部品搭載用筐体200に接触しないように入力側信号ピン130aおよび出力側信号ピン130bを収容する。導電突起部230は、導電性を有する。また、導電突起部230は、開口部220の周囲に沿って搭載面210上に、搭載面210から突出するように設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、高周波用の半導体デバイスのように、高周波信号を入出力する電子部品の実装構造に関する。
例えば、高周波用の半導体デバイスを、筐体(電気検査治具)に取り付けて、半導体デバイスの特性を検査する技術が知られている。筐体のうち、半導体デバイスが搭載される搭載面は、面精度によって僅かな凹凸が生じることがある。このため、半導体デバイスを筐体に直接的に取り付けても、半導体デバイスの高周波信号(RF(Radio Frequency)信号とも呼ばれる。)の接地が不十分となり、高周波信号が漏洩してしまうことがあった。
このような問題を解決するために、例えば、筐体(パネルケース)と半導体デバイス(MIC型発信器)の底面の間に、半導体デバイスと同じ大きさの導電性接着シートを介在させることにより、高周波信号の接地面を安定させる技術が開示されている(特許文献1を参照)。特許文献1に記載の技術では、まず、筐体に設けられた穴を用いて位置決めしてから導電性接着シートを筐体に貼り付ける。次に、半導体デバイスを導電性シート上に載せる。そして、半導体デバイスの上面に圧力をかけて、半導体デバイスと筐体を導電性接着シートにより接着する。
特開2002−134647号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、半導体デバイスを筐体に取り付ける度に、導電性接着シートの位置を再び配置する必要があった。このため、導電性接着シートの配置に多くの時間を要することなり、生産効率の低下を招いていた。また、特許文献1に記載の技術では、導電性接着シートの厚みは一般的に非常に薄いため(例えば、10μm〜50μm)、容易に折れ曲がってしまうことがあった。したがって、導電性接着シートを筐体に貼り付ける際には、作業者は時間をかけて慎重に丁寧に当該導電性接着シートを取り扱う必要があった。また、特許文献1に記載の技術では、導電性接着シートを筐体上に固定するために、筐体に設けられた穴の位置に正確に導電性接着シートを位置決めする必要があった。このため、導電性接着シートを貼り付けるために、多くの時間を要するという問題があった。
このように、特許文献1に記載の技術では、高周波信号の漏洩を防止するために、構成が複雑となり、これを要因として、導電性接着シートの貼り付けや位置決めなどの作業に多くの時間を費やす必要が生じるなどという問題が生じていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、簡単な構成で、電子部品から入出力される高周波信号の漏洩を抑止することができる電子部品の実装構造および電子部品搭載用筐体を提供することにある。
本発明の電子部品の実装構造は、高周波信号を入出力する電子部品と、前記電子部品を搭載する電子部品搭載用筐体とを備え、前記電子部品は、当該電子部品の底面から突出するように設けられ、前記高周波信号を入力または出力する信号ピンを有し、前記電子部品搭載用筐体は、前記電子部品を搭載する搭載面と、前記電子部品を前記搭載面に搭載した際に、前記電子部品搭載用筐体に接触しないように前記信号ピンを収容する開口部と、導電性を有し、前記開口部の周囲に沿って前記搭載面上に、前記搭載面から突出するように設けられた導電突起部とを備えている。
また、本発明の電子部品搭載用筐体は、底面から突出するように設けられ、高周波信号を入力または出力する信号ピンを有する電子部品を搭載する電子部品搭載用筐体であって、前記電子部品を搭載する搭載面と、前記電子部品を前記搭載面に搭載した際に、前記筐体に接触しないように前記信号ピンを収容する開口部と、導電性を有し、前記開口部の周囲に沿って前記搭載面上に、前記搭載面から突出するように設けられた導電突起部とを備えている。
本発明にかかる電子部品の実装構造および電子部品搭載用筐体によれば、簡単な構成で、電子部品から入出力される高周波信号の漏洩を抑止することができる。
本発明の実施の形態における電子部品の実装構造を模式的に示す正面図である。 本発明の実施の形態における電子部品の実装構造を模式的に示す上面図である。 本発明の実施の形態における電子部品の実装構造を模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態における電子部品の構成を模式的に示す正面図である。 本発明の実施の形態における電子部品の構成を模式的に示す上面図である。 本発明の実施の形態における電子部品の構成を模式的に示す底面図である。 本発明の実施の形態における電子部品搭載用筐体の構成を模式的に示す正面図である。 本発明の実施の形態における電子部品搭載用筐体の構成を模式的に示す上面図である。 本発明の実施の形態における電子部品搭載用筐体の構成を模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態における電子部品の実装構造の効果を説明するための図である。
<実施の形態>
本発明の実施の形態における電子部品の実装構造について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における電子部品の実装構造1000を模式的に示す正面図である。ただし、図1では、後述の電子部品搭載用筐体200の一部については、断面を示している。図2は、本発明の実施の形態における電子部品の実装構造1000を模式的に示す上面図である。図3は、本発明の実施の形態における電子部品の実装構造1000を模式的に示す側面図である。
図1〜図3に示されるように、電子部品の実装構造1000では、電子部品100と、電子部品搭載用筐体200とを備えている。電子部品100は、高周波信号を入力し、出力する。電子部品搭載用筐体200は、電子部品100を搭載する。
まず、電子部品100の構成について、図に基づいて詳しく説明する。
図4は、電子部品100の構成を模式的に示す正面図である。図5は、電子部品1000の構成を模式的に示す上面図である。図6は、電子部品100の構成を模式的に示す底面図である。
図4〜図6に示されるように、電子部品100は、パッケージ部110と、フランジ部120と、入力側信号ピン130aと、出力側信号ピン130bとを備えている。電子部品100は、例えば、ハイブリットIC(Integrated Circuit:集積回路)や、MIC(microwave Integrated Circuit:マイクロ波集積回路)モジュールなどの半導体デバイスである。電子部品100は、高周波信号を入力または出力する。電子部品100は、高周波信号を入力または出力するのであれば、ハイブリットICやMICモジュールなどに限定されない。
図4〜図6に示されるように、パッケージ部110は、矩形状の板状に形成されている。パッケージ部110は、例えば、樹脂成型品などによって構成される。パッケージ部110内には、電子回路が形成された電子基板(不図示)などが、収容されている。
フランジ部120は、パッケージ部110の矩形の外周に沿って矩形状の薄板状に形成されている。図5および図6に示されるように、フランジ部120の各隅には、ネジ用貫通穴121が形成されている。このネジ用貫通穴121は、後述するように、電子部品100をネジ300によって電子部品搭載用筐体200に保持する際に用いられる。
入力側信号ピン130aおよび出力側信号ピン130bは、パッケージ部110内に収容されている電子基板(不図示)に電気的に接続されている。入力側信号ピン130aは、外部で発生した高周波信号をパッケージ部110内の電子基板に入力する。出力側信号ピン130bは、パッケージ部110内の電子基板で発生する高周波信号を外部へ出力する。なお、以下の説明では、入力側信号ピン130aおよび出力側信号ピン130bを入力側と出力側に分けて説明する必要がない場合には、入力側信号ピン130aおよび出力側信号ピン130bを包括的に信号ピン130として説明する。
以上、電子部品100の構成について、説明した。
次に、電子部品搭載用筐体200の構成について、図に基づいて説明する。
図7は、電子部品搭載用筐体200の構成を模式的に示す正面図である。なお、図7では、電子部品搭載用筐体200の一部については、断面を示している。図8は、電子部品搭載用筐体200の構成を模式的に示す上面図である。図9は、電子部品搭載用筐体200の構成を模式的に示す側面図である。
図7〜図9に示されるように、電子部品搭載用筐体200は、搭載面210と、開口部220と、導電突起部230と、導波管240と、導波管インターフェース250と、フランジ部260とを含んで構成されている。なお、電子部品搭載用筐体200は、例えば、ステンレス鋼(例えばSUS304)などの金属により形成される。
図7〜図9に示されるように、搭載面210は、電子部品搭載用筐体200の上面に平坦に形成されている。図1〜図3に示されるように、搭載面210上には、電子部品100が搭載される。このとき、図1に示されるように、電子部品100の裏面(図1にて下側の面)と、搭載面210とが、互いに向かい合うように配置される。
図7〜図9に示されるように、開口部220は、入力側信号ピン130a用と出力側信号ピン130b用に、2つ形成されている。ただし、開口部220の数は、電子部品の信号ピンの数に応じて設けることができる。1つまたは3つ以上の信号ピン130が電子部品100に設けられている場合、1つまたは3つ以上の開口部230を電子部品搭載用筐体200に設けてもよい。開口部220は、電子部品100を搭載面210に搭載した際に、電子部品搭載用筐体200に接触しないように信号ピン130を収容する。開口部220は、搭載面210に対して略垂直な方向に延在するように形成されている。また、この開口部220の径は、少なくとも電子部品100の信号ピン130の径よりも大きい。さらに、開口部220の深さ(図7の紙面上下方向の長さ)は、少なくとも電子部品100の信号ピン130の長さよりも大きい。これにより、電子部品100を搭載面210に搭載した際に、信号ピン130が開口部220に挿入されても、信号ピン130は電子部品搭載用筐体200に接触しない。
図7〜図9に示されるように、導電突起部230は、開口部220に対応して、2つ設けられている。便宜、開口部220の数に応じて、導電突起部230の数も変更することができる。導電突起部230は、例えば金や銅など、導電性を有する部材により形成されている。図7〜図9に示されるように、導電突起部230は、開口部220の周囲に沿って搭載面210上に、搭載面210から突出するように設けられている。導電突起部230は、例えば、金属メッキを搭載面210上に施すことにより構成される。また、導電突起部230は、導電性塗料を搭載面210上に塗布することにより構成することができる。なお、導電突起部230の突起量は、例えば10〜50μm程度とする。
図7に示されるように、導波管240の各々は、各開口部230にそれぞれ接続するように設けられている。図9に示されるように、導波管240は、長方体の空間が設けられるように形成されている。
図7〜図9に示されるように、導波管インターフェース250は、電子部品搭載用筐体200の両端部に設けられている。各導波管インターフェース250は、各導波管240の端部に設けられている。
フランジ部260は、図7および図8に示されるように、電子部品搭載用筐体200の両端部に設けられている。図7〜図9に示されるように、フランジ部260は、導波管インターフェース250の外側に広がるように突出して矩形の板状に形成されている。フランジ部260は、接続面261と、ネジ取り付け部262とを有する。接続面261には、例えば他の電子部品搭載用筐体200の接続面261が接続される。また、このとき、導波管インターフェース250同士が互いに連結される。ネジ取り付け部262は、ネジ(不図示)が取り付けられる。
電子部品搭載用筐体200の接続面261同士を互いに向かい合わせて接続すると、互いに向き合う導波管インターフェース250同士が連結される。そして、接続面261同士を接続した状態で、ネジ取り付け部262にネジ締めをすることで、導波管インターフェース250が互いに連結された状態で保持される。このように、導波管インターフェース250を介して、複数の電子部品搭載用筐体200を直列で連結することができる。
ネジ留め用穴270は、電子部品100を電子部品搭載用筐体200に保持するために設けられている。すなわち、電子部品100を電子部品搭載等筐体200の搭載面210上に搭載した状態で、ネジ300がネジ用貫通穴121を介してネジ穴270にネジ締めによって留められる。これにより、電子部品100を電子部品搭載用筐体200に動かないように固定できる。
以上、電子部品搭載用筐体200の構成について、説明した。
次に、本発明の実施の形態における電子部品の実装構造1000の使用例について、図に基づいて説明する。
まず、図7〜図9に示される電子部品搭載用筐体200を準備して、当該電子部品搭載用筐体200を平坦な面上に載置する。
次に、図4〜図6に示される電子部品100を準備して、当該電子部品100を電子部品搭載用筐体200の搭載面210上に搭載する。このとき、電子部品100のネジ用貫通穴121を、電子部品搭載用筐体200のネジ留め用穴270に合わせる。これにより、電子部品搭載用筐体200に対する電子部品100の位置決めをすることができる。この結果、信号ピン130が、電子部品搭載用筐体200の開口部220の内壁面に接触しないで、開口部220内に収容される。
次に、電子部品100の底面が電子部品搭載用筐体200の搭載面210に近づく方向に、電子部品100を押圧する。より具体的には、ネジ300をネジ用貫通穴121に通した後、当該ネジ300をネジ留め用穴270に締結する。これにより、電子部品100を電子部品搭載用筐体200に動かないように固定できる。併せて、電子部品100のパッケージ部110の底面が、導電突起部230に密着する。これにより、開口部220周辺において、電子部品100のパッケージ部110の底面と、電子部品搭載用筐体200の搭載面210との間が、導電突起部230により密閉される。この結果、電子部品100に入出力する高周波信号が、開口部220周辺から漏洩することを効果的に抑止することができる。
ここで、電子部品の実装構造1000の効果について、さらに詳しく説明する。図10は、電子部品の実装構造1000の効果を説明するための図である。図10では、電子部品100が電子部品搭載用筐体200に取り付けられた状態を示す。
図10に示されるように、導電突起部230は、搭載面210から突出して設けられている。したがって、図10に示されるように、電子部品100のパッケージ部110のうち、2つの導電突起部230の間で挟まれた領域は、当該電子部品100の自重により、鉛直下方(図10にて紙面下側)にたわむ。なお、図10では、便宜上、電子部品100のたわみを強調して表している。このとき、導電突起部230は搭載面110から突出しているため、電子部品100の自重による圧力は特に導電突起部230の周辺に集中する。このため、電子部品100のフランジ120の裏面と導電突起部230とが互いに密着する。したがって、電子部品100の信号ピン130周辺の接地を確実にとることができる。
次に、入力側の導波管インターフェース250(図1にて紙面左側)から信号を入力する。入力された信号は、導波管240を通って、入力側信号ピン130aに入力する。入力側の導波管インターフェース250から入力された信号は、導波管240から開口部230に入ったときに、導波管モードから同軸モードへ変換される。次に、入力側信号ピン130aから入力された信号は、電子部品100のパッケージ部110内の電子回路を介して、出力側信号ピン130bから出力される。そして、出力側信号ピン130bから出力される信号は、導波管240を介して、出力側の導波管インターフェース250(図1にて紙面右側)へ出力される。出力側信号ピン130bから出力される信号は、開口部230から導波管240に入ったとき、同軸モードから導波管モードに変換される。このとき、前述の通り、導電突起部230が、開口部220の周囲に沿って搭載面210上に、搭載面220から突出するように設けられている。このため、電子部品100のパッケージ部110の底面と、電子部品搭載用筐体200の導電突起部230とが、互いに密着する。これにより、開口部220周辺において、電子部品100のパッケージ部110の底面と、電子部品搭載用筐体200の搭載面210との間が、導電突起部230により密閉される。したがって、入力側の導波管インターフェース250から入力される信号は、開口部220周辺から漏洩することなく、入力側信号ピン130aを介して、電子部品100に入力される。同様に、電子部品100の出力側信号ピン130bから出力される信号は、開口部220周辺から漏洩することなく、導波管240を介して、出力側の導波管インターフェース250から出力される。
以上の通り、本発明の実施の形態における電子部品の実装構造1000は、高周波信号を入出力する電子部品100と、電子部品100を搭載する電子部品搭載用筐体200とを備える。電子部品は、信号ピン130(入力側信号ピン130aおよび出力側信号ピン130b)を有する。この信号ピン130aは、電子部品100の底面から突出するように設けられており、高周波信号を入出力する。
電子部品搭載用筐体200は、搭載面210と、開口部220と、導電突起部230とを有している。搭載面210は、電子部品100を搭載する。開口部220は、電子部品100を搭載面210に搭載した際に、電子部品搭載用筐体200に接触しないように信号ピン130を収容する。導電突起部230は、導電性を有する。また、導電突起部230は、開口部220の周囲に沿って搭載面210上に、搭載面210から突出するように設けられている。
このように、導電突起部230が、開口部220の周囲に沿って搭載面210上に、搭載面220から突出するように設けられている。したがって、電子部品100が電子部品搭載用筐体200の載置面210上に搭載された際に、電子部品100のパッケージ部110の底面と電子部品搭載用筐体200の導電突起部230とが互いに密着する。これにより、開口部220周辺において、電子部品100のパッケージ部110の底面と、電子部品搭載用筐体200の搭載面210との間が、導電突起部230により密閉される。この結果、入力側の導波管インターフェース250から入力される信号は、開口部220周辺から漏洩することなく、入力側信号ピン130aを介して、電子部品100に入力される。同様に、電子部品100の出力側信号ピン130bから出力される信号は、開口部220周辺から漏洩することなく、導波管240を介して、出力側インターフェース250bから出力される。以上のように、本発明における電子部品の実装構造によれば、簡単な構成で、電子部品100の信号ピン130から入出力される高周波信号の漏洩を確実に抑止することができる。
また、本発明における電子部品の実装構造1000では、導電突起部230を載置面210上に設けているので、特許文献1に記載の技術のように、導電性接着シートを位置決めして貼り付けるなどといった作業を行う必要がない。このため、本発明における電子部品の実装構造によれば、導電性接着シートの貼り付けや位置決めなどの作業に必要な時間を削減でき、生産効率を高めることができる。
本発明の実施の形態における電子部品の実装構造1000において、電子部品搭載用筐体200は導波路240を有する。また、開口部220は導波路240に接続する。これにより、電子部品の実装構造1000は、導波管としての機能を発揮できる。
また、本発明の実施の形態における電子部品の実装構造1000において、導電突起部230は、金属メッキを搭載面210上に施すことにより構成される。これにより、簡単な処理により、導電突起部230を載置面210上に設けることができる。
また、本発明の実施の形態における電子部品の実装構造1000において、導電突起部230は、導電性塗料を搭載面210上に塗布することにより構成されてもよい。これにより、簡単な処理により、導電突起部230を載置面210上に設けることができる。
また、本発明の実施の形態における電子部品搭載用筐体200は、底面から突出するように設けられ、高周波信号を入力または出力する信号ピン130を有する電子部品100を搭載する。また、電子部品搭載用筐体200は、搭載面210と、開口部220と、導電突起部230とを有している。搭載面210は、電子部品100を搭載する。開口部220は、電子部品100を搭載面210に搭載した際に、電子部品搭載用筐体200に接触しないように信号ピン130(入力側信号ピン130aおよび出力側信号ピン130b)を収容する。導電突起部230は、導電性を有する。また、導電突起部230は、開口部220の周囲に沿って搭載面210上に、搭載面210から突出するように設けられている。この構成によっても、前述の本発明における電子部品の実装構造1000と同様の効果を奏することができる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述各実施の形態に対して、さまざまな変更、増減、組合せを加えてもよい。これらの変更、増減、組合せが加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
100 電子部品
110 パッケージ部
120 フランジ部
121 ネジ用貫通穴
130 信号ピン
130a 入力側信号ピン
130b 出力側信号ピン
200 電子部品搭載用筐体
210 搭載面
220 開口部
230 導電突起部
240 導波管
250 導波管インターフェース
260 フランジ部
270 ネジ留め用穴

Claims (5)

  1. 高周波信号を入出力する電子部品と、前記電子部品を搭載する電子部品搭載用筐体とを備え、
    前記電子部品は、
    当該電子部品の底面から突出するように設けられ、前記高周波信号を入力または出力する信号ピンを有し、
    前記電子部品搭載用筐体は、
    前記電子部品を搭載する搭載面と、
    前記電子部品を前記搭載面に搭載した際に、前記電子部品搭載用筐体に接触しないように前記信号ピンを収容する開口部と、
    導電性を有し、前記開口部の周囲に沿って前記搭載面上に、前記搭載面から突出するように設けられた導電突起部とを備えた電子部品の実装構造。
  2. 前記電子部品搭載用筐体は導波管を構成し、前記開口部は導波路に接続する請求項1に記載の電子部品の実装構造。
  3. 前記導電突起部は、金属メッキを前記搭載面上に施すことにより構成された請求項1または2に記載の電子部品の実装構造。
  4. 前記導電突起部は、導電性塗料を前記搭載面上に塗布することにより構成された請求項1または2に記載の電子部品の実装構造。
  5. 底面から突出するように設けられ、高周波信号を入力または出力する信号ピンを有する電子部品を搭載する電子部品搭載用筐体であって、
    前記電子部品を搭載する搭載面と、
    前記電子部品を前記搭載面に搭載した際に、前記筐体に接触しないように前記信号ピンを収容する開口部と、
    導電性を有し、前記開口部の周囲に沿って前記搭載面上に、前記搭載面から突出するように設けられた導電突起部とを備えた電子部品搭載用筐体。
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