JP2013246736A - 認証装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 タッチパネルを用いて入力されたパスワードの認証において、セキュリティ性が向上した認証装置を提供する。
【解決手段】
パネルロックモードとなった状態で操作キー141である電源キーが押下されると、携帯端末装置1は、パスワードの入力が可能となる待機状態となり、このとき、発光部19のLEDを点灯させる。パスワードの入力待機状態では、表示パネル15に画像を表示させずに、タッチパネル140を動作させる。ユーザによって、タッチパネル140の接触面140aが複数回接触されると、接触された領域の順序が検出され、領域順序データとして予め記憶された順序と比較される。順序が一致していれば、パスワードが認証され、パネルロックモードが解除される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、タッチパネルによって入力された情報に基づいて認証を行う認証装置に関する。
タッチパネルなどの入力インターフェイスや、大容量かつ小型化された記録メディアの開発が進み、無線通信技術の向上、無線通信設備の整備などにより、スマートフォンやタブレットPC(パーソナルコンピュータ)などの携帯端末装置によって実現できる機能が大幅に向上し、普及率も高いものとなっている。
記録容量の増大と機能の向上とによって、携帯端末装置に記憶される情報は、これまでに比べて多種多様にわたり、たとえば、電子マネーに関する情報、クレジットカードなどによるオンライン決済に関する情報、ユーザ本人およびユーザに関連する人などの個人情報、ユーザの業務に関する情報など多くの機密情報が携帯端末装置に記憶される。
これらの機密情報の漏洩を防止するために、携帯端末装置の動作全体をロックしておき、パスワードの入力などによって認証された場合にのみ、携帯端末装置を操作することができるように構成される。
また、タッチパネルを備えた携帯端末装置では、ユーザの意思とは無関係にタッチパネルへの接触があったときには、何らかの入力があったものとして、携帯端末装置に対する誤操作が生じてしてしまう場合がある。
特許文献1記載の携帯端末装置は、ユーザが手書き入力した軌跡を、パスワードとして用いている。
特許文献2記載のパスワード管理方法では、パスワード設定に際して、複数のタッチ部が配列されたパスワード入力画面を表示させ、タッチ部に対して行うタッチ操作の順序をパスワードとして入力し、パスワードロック解除に際して、パスワード入力画面を表示させ、入力された順序と同じ順序でタッチ操作が行われるとパスワードロックを解除する。
特開2011−160326号公報 特開2011−164737号公報
特許文献1,2記載の発明では、入力画面を表示した状態でロック解除のためにタッチパネルをタッチしてパスワードを入力する。たとえば、升目状の領域を入力画面として表示させ、各領域を予め登録された順序でタッチするとロックが解除される。このようにパスワードの入力画面を表示した場合、ユーザ以外の第三者が、少なくともタッチすべき領域を見ることができるので、正しいパスワードを知らなくても、偶然に正しい順序で領域をタッチし、ロックが解除される可能性がある。
本発明の目的は、タッチパネルを用いて入力されたパスワードの認証において、セキュリティ性が向上した認証装置を提供することである。
本発明は、接触面を有するタッチパネルと、
画像を表示する表示面を有し、前記タッチパネルに重ねて設けられる表示パネルと、
前記接触面を複数の領域に分割する分割手段と、
前記複数の領域のうち、いずれの領域が接触されたかを検出する接触検出手段と、
前記複数の領域の各領域を、予め定める順序で並べた領域順序データを記憶する記憶手段と、
前記表示パネルの表示面に画像を表示しない状態で前記接触検出手段を動作させ、前記接触検出手段の検出結果に基づいて、前記複数の領域の各領域が接触された順序を検出し、検出された順序と前記領域順序データとを比較し、前記検出された順序と前記予め定める順序とが一致するか否かを判断する判断手段と、を備える認証装置である。
また本発明は、前記表示パネルの表示面に画像を表示しない状態で前記接触検出手段の動作が開始したことを、ユーザに報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする。
また本発明は、操作キーと、
前記報知手段による報知の後に、前記操作キーが操作されると、その操作内容と予め定める操作内容とを比較し、一致すれば、前記表示パネルに、前記複数の領域を視認可能な画像を表示させる領域表示手段と、をさらに備えることを特徴とする。
また本発明は、前記分割手段は、ユーザが前記タッチパネルの接触面に接触した接触位置の軌跡を境界線として、前記複数の領域に分割し、
前記領域順序データは、ユーザが、前記複数の領域の各領域に接触した順序に基づいて定められることを特徴とする。
本発明によれば、分割手段が、タッチパネルの接触面を複数の領域に分割し、前記複数の領域の各領域を、予め定める順序で並べた領域順序データを予め記憶手段に記憶する。
判断手段は、前記表示パネルの表示面に画像を表示しない状態で前記接触検出手段を動作させ、前記接触検出手段の検出結果に基づいて、前記複数の領域の各領域が接触された順序を検出し、検出された順序と前記領域順序データとを比較し、前記検出された順序と前記予め定める順序とが一致するか否かを判断する。
このように、タッチパネルを接触することで、パスワードを入力する際に、表示パネルに画像を表示しないので、第三者は接触すべき領域がわからず、パスワードを入力するためにタッチパネルのどこをタッチすればよいのかわからず、タッチすべき領域が表示される従来技術よりもパスワード認証のセキュリティ性が大幅に向上する。
また本発明によれば、報知手段が、前記表示パネルの表示面に画像を表示しない状態で前記接触検出手段の動作が開始したことを、ユーザに報知する。
表示パネルに画像が表示されないので、ユーザはいつの時点で、パスワードの入力可能な状態となったのかわかり難い。報知手段によって、タッチパネルの動作が開始され、パスワードの入力が可能となったとことを報知することで、ユーザは正しいタイミングでパスワードを入力することができる。
また本発明によれば、前記報知手段による報知の後に、前記操作キーが操作されると、その操作内容と予め定める操作内容とを比較し、一致すれば、前記表示パネルに、前記複数の領域を視認可能な画像を表示させる。
これにより、ユーザが、複数の領域を忘れてしまうようなときでも、特定の操作を行うことで、複数の領域を表示させて正しいパスワードを入力することができる。
また本発明によれば、前記分割手段は、ユーザが前記タッチパネルの接触面に接触した接触位置の軌跡を境界線として、前記複数の領域に分割し、前記領域順序データは、ユーザが、前記複数の領域の各領域に接触した順序に基づいて定められる。
これにより、分割の領域設定もユーザが任意に設定できるので、パスワード認証において、さらにセキュリティ性が向上する。
本発明の実施形態である携帯端末装置1の構成を示すブロック図である。 携帯端末装置1の外観図である。 タッチパネル140の接触面140aが複数の領域に分割された状態を模式的に表わす図である。 パネルロックモードから、パネルロックモード解除までの手順を示す概略図である。 認証処理を示すフローチャートである。 分割線入力補助の概略を示す模式図である。 設定された領域の確認表示の例を示す概略図である。 分割線が曲線の例を示す図である。 接触順序の設定例を示す模式図である。
図1は、本発明の実施形態である携帯端末装置1の構成を示すブロック図であり、図2は、携帯端末装置1の外観図である。
携帯端末装置1は、本発明の実施形態である認証装置を含み、たとえばスマートフォン、タブレットPCなどの携帯端末装置によって構成される。以下では、携帯端末装置1がスマートフォンである場合を例にして説明する。
携帯端末装置1は、制御部11、記憶部12、一時記憶部13、操作部14、表示パネル15、通信部16、スピーカ部17、振動部18、発光部19およびマイク部20を含んで構成される。
制御部11は、たとえばCPU(中央演算処理装置)によって構成され、記憶部12に記憶されるプログラムを実行することによって、操作部14、表示パネル15、通信部16、スピーカ部17、振動部18など携帯端末装置1を構成する各部位の動作を制御する。
記憶部12は、不揮発性の大容量の記憶装置、たとえばSSD(Solid State Drive)あるいはフラッシュメモリカードなどの半導体メモリ、またはHDD(Hard Disk Drive)などによって構成される。記憶部12は、制御部11によって実行されるプログラム、および制御部11がプログラムを実行するために必要な情報を記憶する。記憶部12に記憶される情報は、制御部11によって書き込みおよび読み出しが行われる。
一時記憶部13は、書き込み速度および読み出し速度が記憶部12よりも高速で揮発性の記憶装置、たとえばDRAMなどの半導体メモリによって構成され、制御部21がプログラムを実行するために必要な情報を一時的に記憶するワークメモリである。一時記憶部13に記憶される情報は、制御部11によって書き込みおよび読み出しが行われる。
操作部14は、文字、数字および記号などの情報およびパスワードなどを入力可能に構成され、タッチパネル140と電源キーを含む操作キー141とを備える。
タッチパネル140は、抵抗膜方式、静電容量方式、電磁誘導方式および表面弾性波方式など各種方式のタッチパネルを用いることができる。いずれの方式としても、接触位置を検出するための部分は透明膜からなり、重ねて配置される表示パネル15が表示する画像を、ユーザが視認できるように構成されている。
操作キー141は、1または複数のメカニカルキーからなり、携帯端末装置1の主面または側面に配置される。たとえば、各キーに割り当てられる機能としては、電源のオン・オフ、カメラの起動およびシャッター、メニューの表示、1つ前の表示画面に戻る、ホーム画面に戻るなど種々の機能がある。
表示パネル15は、たとえば液晶パネルなどの表示装置によって構成され、制御部11が生成する画像データに基づいて画像を表示する。画像データの生成は、OS(
Operating System)によるものや、アプリケーションによるものがあり、記憶部12に記憶された画像データに基づき、表示パネル15の仕様に応じて、表示パネル15で表示可能な画像データが生成される。
通信部16は、無線データ通信によって基地局の通信設備を介して移動体通信網などのネットワークに接続し、ネットワークに接続される他の装置、たとえば、コンテンツ配信サーバ、電子メールサーバ、SNSサーバ、掲示板サーバなどとデータ通信によって各種情報の送受信を行う通信装置によって構成される。また、通信部16によって移動体通信網と接続し、他の携帯端末装置との電話通信を行うことも可能である。
通信部16は、制御部11から受け取る情報を、ネットワークを介して、制御部11から指示される他の装置に送信し、ネットワークを介して他の装置から受け取る情報を制御部11に送る。移動体通信網との接続における通信方式は、第3世代携帯電話方式(略称:3G)であるが、インターネット、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)などの各種ネットワークを介してデータ通信を行うために中距離、近距離無線通信も可能であり、たとえばWi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)あるいはZigbee(登録商標)などの通信方式であってもよい。
スピーカ部17は、たとえばスピーカを含む音声出力装置によって構成される。スピーカ部17は、制御部11が生成する音声データに基づいて、音声を出力する。音声データは、楽曲データ、合成音データや、電話通信によって相手側の携帯端末装置から受信した音声データを出力することが可能である。振動部18は、たとえば振動子などの振動装置によって構成され、いわゆるバイブレーションによって音声とともにまたは音声の代わりにユーザに対して各種の報知を行う。発光部19は、LEDなどの発光素子で構成され、携帯端末装置1の動作状態などをユーザに報知するために、点灯、点滅または消灯する。発光色が異なる複数の発光素子を備え、点灯、点滅または消灯などの点灯態様と発光色との組み合わせにより、より多くの動作状態をユーザに報知することができる。ユーザに報知する動作状態としては、たとえば、電話通信中、データ通信中、電子メール受信済み、電話通信の着信ありなどがある。マイク部20は、たとえばマイクを含む音声入力装置によって構成される。マイク部20は、入力された音声を電気信号として制御部11に出力し、制御部11が音声データに変換する。たとえば、電話通信において、マイク部20から入力された音声は、音声データとして相手側の携帯端末装置へと送信することが可能である。
本発明は、携帯端末装置1の動作がロックされた状態で、ロックを解除するためのパスワードの認証に特徴を有しており、またパスワードの設定にも特徴を有するものである。
以下では、まずパスワードの認証について説明する。
パスワードは、一般には数字、アルファベット、記号が配列した任意の文字列として扱われるが、本発明では、タッチパネル140に対してタッチが行われた領域と、その順番とを含むものとして取り扱う。
スマートフォンにおいては、タッチパネルに対する誤操作を防止するために、および第三者による不正操作を防止するために、操作部14によって特定の操作を行った場合、または操作部14が一定時間操作されなかった場合には、消費エネルギを抑えることを目的としてタッチパネル140の機能および表示パネル15の機能をオフにするとともに、必要最小限の部位にだけ電源を供給するパネルロックモードに動作モードが移行する。パネルロックモードでは、たとえば、電源キーなどの特定の操作キー141の操作のみを受け付け、タッチパネル140に対するタッチ操作は受け付けない状態となる。パネルロックモードでは、特定の操作キー141の操作を受け付けたとしても、タッチパネル140を介してパスワードを入力することが可能な入力待機状態となるだけであって、パネルロックモードは解除されることはなく、携帯端末装置1の各種操作を行うことはできない。
タッチパネル140は、ユーザの指またはタッチペン(以下では、「指など」という)が接触する接触面140aを有しており、入力待機状態においては、この接触面140aが予め設定された仮想的な複数の領域に分割される。
図3は、タッチパネル140の接触面140aが複数の領域に分割された状態を模式的に表わす図である。
図3に示す例では、接触面140aが、4本の直線L1〜L4によって5つの領域E1〜E5に分割されている。これら4本の直線L1〜L4、5つの領域E1〜E5は、パスワード入力用の分割領域を示す情報として、記憶部12に記憶される。
本発明では、パスワードの入力待機状態で、表示パネル15に画像を表示しないことを特徴の1つとしており、したがってパスワードの入力待機状態では、図3に示すような領域を分割する境界線である直線L1〜L4は表示されない。
ユーザは、接触面140aがいくつの領域に、どのように分割されているかを記憶しておき、接触面140aの各領域を指などで接触してパスワードを入力する。
前述のように、本発明おけるパスワードは、接触した領域とその順序である。したがって、複数の領域の各領域を、予め定める順序で並べた領域順序データを、パスワードとして記憶部12に記憶しておく。
本実施形態では、電源キーが押下されると、パネルロックモードにおいて、制御部11は、表示パネル15を動作させずに、タッチパネル140を動作させて、タッチパネル140の操作を受け付けるパスワード入力待機状態とする。
パスワード入力待機状態では、タッチパネル140の接触面140aに、ユーザが指などで接触すると、その接触位置に基づいて、領域E1〜E5のいずれの領域がタッチされたかを制御部11が検出する。接触面140aが複数回接触されると、制御部11は、領域E1〜E5の各領域が接触された順序を検出する。制御部11は、検出された順序と領域順序データとを比較し、検出された順序と領域順序データとして予め記憶された順序とが一致するか否かを判断する。一致していれば、入力されたパスワードが認証されたとして、パネルロックモードが解除され、通常の操作モードに移行する。一致しなければ、入力されたパスワードが認証されなかったとして、パネルロックモードが維持される。
このように、本発明では、パスワードを入力する入力待機状態において、表示パネル15に画像を表示させない、すなわちパスワードの入力としてタッチすべき領域を表示しないので、第三者は、パスワードを入力するためにタッチパネル140のどこをタッチすればよいのかわからず、タッチすべき領域が表示される従来技術よりもパスワード認証のセキュリティ性が大幅に向上する。また、表示パネル15に画像を表示させない、すなわち表示パネル15に電源を供給しないので、消費エネルギを抑えることができる。
図4は、パネルロックモードから、パネルロックモード解除までの手順を示す概略図である。
携帯端末装置1の動作モードがパネルロックモードとなった状態で(図4(a))、操作キー141である電源キーが押下されると、携帯端末装置1は、パスワードの入力が可能となる待機状態となり、このとき、発光部19のLEDを点灯させる(図4(b))。
従来の技術では、パスワード入力待機状態では、当該状態であることを示すように、表示パネル15に、パスワード入力画面などの画像を表示してパスワードの入力を促すが、本発明では、セキュリティ性向上のために表示パネル15に画像を表示させないので、発光部19を光らせることで、パスワードの入力待機状態であることをユーザに報知する。
パスワードの入力待機状態では、タッチパネル140を動作させ、タッチパネル140の接触面140aにユーザの指などが接触すると、予め設定された複数の領域のいずれの領域が接触されたかが検出可能となる。
ユーザによって、タッチパネル140の接触面140aが複数回接触されると、接触された領域の順序が検出され、領域順序データとして予め記憶された順序と比較される。たとえば、領域順序データとして、領域の接触順序として、領域E3、領域E2、領域E4、領域E5、領域E1の順序が予め登録されているものとする。
図4(c)には、丸囲み数字によって、検出された各領域の接触された順序を示している。図4(c)によれば、パスワードの入力待機状態で、タッチパネル140の各領域が、領域E3、領域E2、領域E4、領域E5、領域E1の順に接触されたこととなる。この順序と、領域順序データの順序とが一致しているので、パスワードが認証され、パネルロックモードが解除される。携帯端末装置1は、パネルロックモードが解除されると同時に、通常の操作モードとへと移行し、表示パネル15に画像が表示され、各種の操作が可能となる(図4(d))。
図5は、認証処理を示すフローチャートである。
携帯端末装置1が、パネルロックモードとなった状態で本フローチャートの処理が開始される。
ステップS1では、操作キー141の電源キーが押されたかどうかを判断し、押されればステップS2に進み、押されなければ待機する。ステップS2では、発光部19のLEDを点灯させるとともに、タッチパネル140を動作させてパスワードの入力待機状態に移行する。
タッチパネル140の各領域がユーザの指などによって接触されると、各領域が接触された順序と、領域順序データの順序とが一致しているかどうかによって正しいパスワードが入力されたかどうかを判断し、入力されていればステップS4に進み、入力されなければ、パスワードの入力間違いであることをユーザに報知するために、振動部18を振動させたり、発光部19のLEDを点滅させてステップS1に戻る。
ステップS4では、パネルロックモードを解除して、通常の操作モードに移行し、認証処理を終了する。
上記のように、パスワード入力のために設定される接触面140aの複数の領域は、予め記憶部12に記憶された領域であってもよいが、たとえば、同じ携帯端末装置を使用していれば、第三者であっても、どのような領域に接触面140aが分割されているかを知ることができるので、セキュリティ性として従来の発明よりは向上しても、さらなる向上の余地がある。
そこで本発明は、タッチパネル140の接触面140aを、ユーザが任意の複数の領域に分割可能であることを特徴とする。
携帯端末装置1は、ユーザが各種の設定を追加、変更することが可能に構成されており、たとえば、メニューの項目が、セキュリティの項目を含み、これを選択することで、パネルロックモード解除のためのパスワード設定を行うことを可能とする。
パネルロックモード解除のためのパスワード設定は、2つの項目からなり、1つは領域の設定であり、もう1つは接触順序の設定である。
領域の設定では、領域設定モードにおいて、ユーザがタッチパネル140の接触面140aに指などで接触し、接触した接触位置の軌跡を境界線として、接触面140aを複数の領域に分割する。
領域設定モードでは、タッチパネル140を動作させ、連続的に検出される接触位置の軌跡を1つの線分として認識し、認識した線分を領域の分割線として設定する。たとえば、タッチパネル140の接触面140aに指などの接触が開始され、接触が継続したままその位置が変化していれば、連続的に接触位置が検出されているものとし、指などが接触面140aから離れた時点で、連続的な接触の終了とする。接触が終了すると、接触面140aにおける接触の開始点から、接触の終了点までの接触位置の軌跡を1つの線分として認識し、領域を分割するための分割線として、認識した線分を設定する。
このような分割線を、任意の数設定することで、ユーザは領域の形状および領域の数を自由に設定することができる。
また、分割線はユーザが指などで接触面に140aに接触した接触位置の軌跡であるので、検出された接触位置の通りに分割線を設定すると、たとえば、分割線の端が接触面の辺まで到達していなかったり、新たに設定する分割線の端を、既に設定された分割線上に設定しようとして、その分割線を越えて交差してしまったり、など望ましい分割線が設定できない可能性がある。
したがって、領域設定モードでは分割線の設定において、入力補助機能を有効とすることが好ましい。
入力補助機能としては、入力中の軌跡の表示、開始点および終了点の修正などがある。入力中の軌跡の表示については、分割線が未設定の状態で軌跡の入力中に、現在までに検出された接触位置に基づく軌跡を、表示パネル15に表示し、接触位置が新たに検出されるごとに表示する軌跡を更新する。これによって、ユーザはどのような分割線が設定されるのかを入力中の軌跡としてリアルタイムで確認することができる。
図6は、分割線入力補助の概略を示す模式図である。
分割線を設定するための開始点は、接触面140aの各辺上に設定したり、既に設定された分割線上に設定することが好ましいが、指などで正確に接触面140aの辺や既に設定された分割線に接触することは難しい。開始点を設定する際、すなわち接触を開始したときに、接触面140aの辺の近傍、既に設定された分割線の近傍に接触位置が検出された場合は、開始点を、接触位置から、接触位置近傍の接触面140aの辺上、接触位置近傍の既に設定された分割線の線上に修正する。
分割線を設定するための終了点は、接触面140aの各辺上に設定したり、既に設定された分割線上に設定することが好ましいが、開始点と同様に指などで正確に接触面140aの辺や既に設定された分割線に接触することは難しい。終了点を設定する際、すなわち接触面140aから指などを離したときに、これまでの軌跡に基づく線分の端が、接触面140aの辺や既に設定された分割線にまで到達しなかった場合、たとえば、接触面140aの辺や既に設定された分割線に到達するまで線分を延長するかどうかをユーザに確認し、ユーザが延長することを望む場合は、図6の符号Aで示す部分のように、終了点を、接触面140aから指が離れた最後の接触位置から、接触位置近傍の接触面140aの辺上、接触位置近傍の既に設定された分割線の線上に修正する。
ユーザへの確認は、たとえばポップアップ表示などによって、「自動延長しますか?」などの文字を表示し、「はい」または「いいえ」の選択キーを表示させて、ユーザが「はい」をタッチして選択した場合は、線分を延長して接触面140aの辺や既に設定された分割線に到達させる。ユーザが「いいえ」をタッチして選択した場合は、線分を延長せず接触面140aから指が離れた最後の接触位置を終了点として線分を設定する。
また、終了点を設定する際、すなわち接触面140aから指などを離したときに、線分が既に設定された分割線と交差し、線分の終了点が交差位置の近傍であった場合は、図6の符号Bで示す部分のように、線分の終了点を交差位置に修正する。
このような入力補助機能によって、領域設定モードでユーザは所望の分割線を設定して任意に領域を設定することができる。
ユーザが設定する分割線の数および領域の数は、特定の数に限定されず、ユーザが自由に設定できるほうがセキュリティ性もより高くなるので好ましい。ただし、領域の数が決まっていなければ、領域の設定をどの時点で確定すればよいのかが不明となるので、領域設定モードでは、領域設定を確定するためのキーを設ける。
領域設定モードの後に順序設定モードに移行するので、たとえば、「次へ」と表示されたソフトキー21を設け、このソフトキー21が長押しされた(たとえば1秒間)場合に、それまでに設定された分割線によって領域を確定する。入力された分割線および領域の情報は、記憶部12に記憶される。ソフトキー21を表示している領域に分割線を設定したい場合、その領域をタップすることになるが、タップによって設定が確定してしまうと新たに分割線を設定することができなくなるので、確定のためのソフトキー21を長押しした場合に、確定することとしている。
分割した領域が確定すると、ユーザが領域を確認し易く、かつ記憶し易いように、改めて設定された領域を1つずつ表示することが好ましい。
図7は、設定された領域の確認表示の例を示す概略図である。分割された各領域のうち、1つの領域を他の領域と識別可能に表示し、識別の対象となる領域を1つずつ変更して、全ての領域が識別可能に表示されるまで表示を繰り返す。このとき、全ての分割線も表示しておく。
識別可能な表示としては、他の領域と異なる色で対象の領域内を塗潰したり、対象の領域を規定する線分を他の線分とは異なる色で表示することができる。
図7に示す例では、まず領域E1が他の領域E2〜E5に対して識別可能に表示され、次に、領域E2が他の領域E1,E3〜E5に対して識別可能に表示され、E3,E4の同様に識別可能に表示して、最後に領域E5を他の領域E1〜E4に対して識別可能に表示させる。
上記では、分割線を直線として説明したが、これに限らず曲線であってもよい。図8は、分割線が曲線の例を示す図である。接触位置の軌跡が曲線であれば、軌跡の通りの曲線線分を分割線として設定すればよい。図8では、3つの分割線L5,L6,L7は全て検出された軌跡通りの曲線として設定されている。また、分割線として曲線と直線と両方が含まれていてもよい。なお、曲線であっても直線と同じように、上記の入力補助機能は有効である。
接触順序の設定では、順序設定モードにおいて、領域設定モードで設定された領域が視認できる様に、分割線を表示パネル15に表示させ、ユーザがタッチパネル140の接触面140aに指などで接触し、接触した領域の順序を領域順序データの順序として設定する。
ユーザは、領域設定モードで任意の領域を設定することができる上に、さらに領域の接触順序まで任意に設定することができる。このような設定によって生成されるパスワードとしての領域順序データは、セキュリティ性の高いパスワードであると言える。
領域順序は、たとえば図4(c)で示したように、全ての領域を一回ずつ並べたものであってもよいがこれに限られない。
図9は、接触順序の設定例を示す模式図である。図9では、丸囲み数字によって、設定された各領域E1〜E5の順序を示している。たとえば、図9(a)に示す例では、接触順序は、領域E3、領域E2、領域E4、領域E5であり、領域E1は接触順序に含まれていない。このように設定された領域全てを接触順序に含む必要は無い。
図9(b)に示す例では、接触順序は、領域E3、領域E2および領域E5、領域E4であり、領域E2と領域E5とが同時に接触される、すなわち領域E2と領域E5とが同じ順序である。このように、同じ順序に複数の領域を含んでいてもよい。図9(c)に示す例では、接触順序は、領域E3、領域E2、領域E4、領域E5、領域E2であり、領域E2が2回含まれている。このように、異なる順序に同じ領域を含んでいてもよい。
ユーザが設定する接触順序の数は、特定の数に限定されず、ユーザが自由に設定できるほうがセキュリティ性もより高くなるので好ましい。ただし、数が決まっていなければ、接触順序の設定をどの時点で確定すればよいのかが不明となるので、順序設定モードでは、順序設定を確定するためのキーを設ける。
順序設定モードが確定すれば、パスワード設定は完了するので、たとえば、「完了」と表示されたソフトキー22を設け、このソフトキー22が長押しされた(たとえば1秒間)場合に、それまでに各領域が接触された順序によって接触順序を確定する。確定した接触順序の情報は、記憶部12に記憶される。順序設定のためにソフトキー22を表示している領域をタップしてしまうと、ユーザが意図せぬ時点で設定が確定してしまうことになるので、確定のためのソフトキー22を長押しした場合に、確定することとしている。
以上のように、領域設定と順序設定がいずれも終了すると、パスワードの設定が完了し、各領域を予め定める順序で並べた領域順序データが、パスワードとして記憶部12のパスワード記憶領域に記憶される。
接触面140aを任意の領域に分割し、さらに各領域の接触順序も任意の順序に設定することができるので、第三者に容易にパスワードを知られることがない。また前述のように、パスワードの入力時には、任意に設定された領域が視認できないように表示パネル15を動作させず、分割線を表示させないのでセキュリティ性はさらに向上する。
携帯端末装置1は、上記のようなパスワードの設定およびパスワードの入力を行うことで、認証処理におけるセキュリティ性が向上するが、その一方で、正規のユーザが正しいパスワードを入力するためには、ユーザ自身が、接触面140aが分割された領域を記憶しておく必要がある。
接触面140aの分割された領域はユーザが任意に設定する、ユーザの記憶が曖昧であったり、新たに設定した領域を忘れて、以前に設定した領域が設定されているものと思い込んでいると、正規のユーザであっても認証されないことが起こり得る。
そこで、パスワードの入力補助機能として、特定の操作キーを特定の操作内容で操作したときに、表示パネル15を動作させて、設定されている分割線を表示し、設定されている領域が視認できるようにすることが好ましい。
特定の操作キーについての特定の操作内容を予め設定しておき、パスワード入力待機状態で、タッチパネル140をタッチする代わりに、操作キーを操作し、設定された特定の操作内容と、ユーザが操作した操作内容とが一致すれば、分割線を表示パネル15に表示させる。
特定の操作内容は、たとえば、特定の操作キーである電源キーを予め定める回数押す、特定の操作キーである電源キーを予め定める時間長押しするなどである。複数の操作キーを組合わせて、さらに操作も長押しと短押しとを組合わせるなど特定の操作内容をより複雑な内容とすることで、セキュリティ性は向上する。
パスワード設定と同様に、メニューからセキュリティ設定を選択することで、領域表示のための操作キーの操作内容設定を行うことを可能とする。操作内容設定が開始されると、1または複数の操作キーを操作し、たとえばソフトキーとして表示された完了キーをタップすることで、操作内容を確定し、それまで操作された操作内容を領域表示操作として記憶部12に記憶する。
パスワード入力のための領域を表示させる手順は次の通りである。パネルロックモードにおいて、電源キーが押されることで、タッチパネル140の動作が開始されるとともに、発光部19が点灯して、パスワード入力待機状態となる。タッチパネル140が接触される代わりに、たとえば、電源キー、カメラキー、ホームキー、戻るキー、ボリュームキーなどの操作キー141をユーザが操作し、その操作内容が予め設定されている操作内容と一致すれば、表示パネル15を動作させて、予め設定された分割線を表示パネル15に表示させる。
表示パネル15に表示した分割線は、一定時間(たとえば5秒間)が経過すると消去され、表示パネル15の動作を停止させる。さらに長時間分割線を表示させたい場合は、分割線が表示された時点で、「表示延長」と記載されたソフトキーを設け、一定時間が経過するまでに「表示延長」のソフトキーが長押しされると、表示時間をさらに5〜10秒間延長するようにしてもよい。
1 携帯端末装置
11 制御部
12 記憶部
13 一時記憶部
14 操作部
15 表示パネル
16 通信部
17 スピーカ部
18 振動部
19 発光部
20 マイク部
140 タッチパネル
140a 接触面
141 操作キー

Claims (4)

  1. 接触面を有するタッチパネルと、
    画像を表示する表示面を有し、前記タッチパネルに重ねて設けられる表示パネルと、
    前記接触面を複数の領域に分割する分割手段と、
    前記複数の領域のうち、いずれの領域が接触されたかを検出する接触検出手段と、
    前記複数の領域の各領域を、予め定める順序で並べた領域順序データを記憶する記憶手段と、
    前記表示パネルの表示面に画像を表示しない状態で、前記接触検出手段を動作させ、前記接触検出手段の検出結果に基づいて、前記複数の領域の各領域が接触された順序を検出し、検出された順序と前記領域順序データとを比較し、前記検出された順序と前記予め定める順序とが一致するか否かを判断する判断手段と、を備える認証装置。
  2. 前記表示パネルの表示面に画像を表示しない状態で、前記接触検出手段の動作が開始したことを、ユーザに報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の認証装置。
  3. 操作キーと、
    前記報知手段による報知の後に、前記操作キーが操作されると、その操作内容と予め定める操作内容とを比較し、一致すれば、前記表示パネルに、前記複数の領域を視認可能な画像を表示させる領域表示手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の認証装置。
  4. 前記分割手段は、ユーザが前記タッチパネルの接触面に接触した接触位置の軌跡を境界線として、前記複数の領域に分割し、
    前記領域順序データは、ユーザが、前記複数の領域の各領域に接触した順序に基づいて定められることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の認証装置。
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