JP2013246652A

JP2013246652A - 設備監視装置

Info

Publication number: JP2013246652A
Application number: JP2012120112A
Authority: JP
Inventors: Naoki Makino; 直樹牧野; Satoshi Yamamori; 聡山森; Kyoji Uchimura; 恭司内村; Yuji Sahai; 裕司砂盃; Sho Takeda; 翔武田; Sho Takahashi; 翔高橋
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 2012-05-25
Filing date: 2012-05-25
Publication date: 2013-12-09

Abstract

【課題】監視対象設備の画像、動画をカメラで撮影して各種の設備をシンボル化し、これをＧＵＩ画面に配置して設備監視を行う。
【解決手段】監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎと、カメラで撮影する入力部２ａ、２ｂ、２ｎと、入力部２ａ、２ｂ、２ｎから出力された画像を監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎから抽出する画像処理部３と、画像処理部３で抽出された各種機器の画像を保存する記憶部４と、画像処理部３で抽出された各種機器をシンボル化し、監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎとの紐付けをする演算処理部５と、演算処理部５でシンボル化した各種機器をＧＵＩ画面上に表示する表示部６と、演算処理部５でシンボル化した各種機器をＧＵＩ画面上で操作する操作部７とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本発明の実施形態は、電気室、機械室などに設置される電気設備の運転状態を監視する設備監視装置に関する。

従来、赤外線カメラで撮影した画像を用い、圧延設備の温度上昇を監視するものが知られている（例えば、特許文献１参照。）。また、機械設備の表示盤をテレビカメラで撮影し、運転状態を監視するものが知られている（例えば、特許文献２参照。）。更に、トンネル内をＩＴＶカメラ、ウェブカメラなどで撮影し、中央監視装置に設けられたモニタとなるＧＵＩ画面で監視するものが知られている（例えば、特許文献３参照。）。

このような監視装置では、ＧＵＩ画面に配置されたシンボルと監視対象設備を信号線などのハードウェアで接続し、更にソフトウェア上で紐付けすることにより、設備監視が行われている。そのため、監視対象設備と監視装置間に信号線や伝送線を敷設する必要があり、監視対象設備が増加するに伴って、ハードウェア、ソフトウェアとも規模が加速度的に拡大する傾向にあった。また、ＩＴＶカメラなどによる監視では、１台のカメラに対し、１枚のウィンドウが必要であり、複数台のカメラによる監視では画面が細分化し、監視し難くなっていた。

特開平４−４７２３８号公報特公平３−４９２３２号公報特開２０００−２９８５１６号公報

本発明が解決しようとする課題は、カメラで撮影した監視対象設備の静止画像、動画を該当する所定のシンボルに変換し、シンボル化した各種の設備を１枚のＧＵＩ画面に配置し、複数台のカメラを用いても１枚の画面上で一元管理することのできる設備監視装置を提供することにある。

上記課題を解決するために、実施形態の設備監視装置は、監視対象設備と、前記監視対象設備をカメラで撮影する入力部と、前記入力部から出力された画像を前記監視対象設備から抽出する画像処理部と、前記画像処理部で抽出された各種機器の画像を保存する記憶部と、前記画像処理部で抽出された各種機器をシンボル化し、前記監視対象設備との紐付けをする演算処理部と、前記演算処理部でシンボル化した各種機器をＧＵＩ画面上に表示する表示部と、前記演算処理部でシンボル化した各種機器をＧＵＩ画面上で操作する操作部とを備えたことを特徴とする。

本発明の実施例に係る設備監視装置の構成を示す図。本発明の実施例に係る設備監視装置の画像処理を説明するフロー図。

以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。

本発明の実施例に係る設備監視装置を図１、図２を参照して説明する。図１は、本発明の実施例に係る設備監視装置の構成を示す図、図２は、本発明の実施例に係る設備監視装置の画像処理を説明するフロー図である。

図１に示すように、設備監視装置は、監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎの静止画像、動画を撮影するウェブカメラなどからなる入力部２ａ、２ｂ、２ｎと、入力部２ａ、２ｂ、２ｎから出力された遮断器、計測器など各種機器の静止画像、動画を監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎから抽出する画像処理部３と、抽出した画像データを保存する記憶部４と、抽出した各種機器情報を所定のシンボルに変換し、監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎとの紐付けをする演算処理部５と、ＧＵＩ画面上にシンボル化された情報を表示、異常時に警報表示をする表示部６と、ＧＵＩ画面から閾値の設定、監視盤の切替えなどを実行する操作部７と、から構成されている。

監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎの画像、動画には、例えば、配電盤、制御盤の設備、各種機器の赤や緑のランプ色、スイッチや制御変換などのレバー位置、電圧や電流メータの数値がある。シンボル化では、電源系統を作成し、遮断器、断路器、変流器、変成器などを該当する電気記号に変換する。

次に、設備監視を図２を参照して説明する。

監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎを、それぞれ入力部２ａ、２ｂ、２ｎで撮影し（ｓｔ１）、シンボル化する（ｓｔ２）。画像に変化がなくシンボル化する対象設備がなければ（Ｎ）、従来のシンボルを表示部６に継続表示し（ｓｔ３）、記憶部４で保存し（ｓｔ４）、終了する（ｓｔ５）。画像が変化していてシンボル化する対象設備があれば（Ｙ）、シンボル化処理をする（ｓｔ６）。シンボル化した情報は、データベースに保存する（ｓｔ７）。なお、（ｓｔ２）以降は、画像処理部３から操作部７までの各ブロックでデータをやり取りし、処理が実行される。

シンボル化処理（ｓｔ６）した情報は、その状態変化の有無をみる（ｓｔ８）。ノイズ程度の変化であれば（Ｎ）、現状状態を保存し（ｓｔ９）、従来のシンボルを継続表示する（ｓｔ３）。変化があれば（Ｙ）、シンボルの照合を行う（ｓｔ１０）。照合には、データベース（ｓｔ７）からデータをやり取りする。

シンボルの照合を行い（ｓｔ１１）、増設や表示灯変化などがあり、状態が変化していれば、シンボルを更新し（ｓｔ１２）、そのデータを履歴として保存する（ｓｔ１３）。保存は、所定期間保存する。表示灯変化では、例えば、２回線受電で本線から予備線への切替えによるスイッチの位置、ランプ色の変化などがある。

シンボル照合で表示灯の点滅など異常があると（ｓｔ１４）、ＧＵＩ画面上に警報を表示し（ｓｔ１５）、その履歴を所定期間保存する（ｓｔ１６）。異常が復帰されると（ｓｔ１７）、その履歴を同様に保存する（ｓｔ１６）。メータ値では、定周期で測定し（ｓｔ１８）、帳票として保存する（ｓｔ１９）。これらの帳票データは、ＰＣ、携帯端末などで外部保存が可能である。

設備監視では、操作部７で入力部１ａ、１ｂ、１ｎとなるウェブカメラを切替えることで、全ての監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎを監視することができ、１枚のＧＵＩ画面上に配置することができる。監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎを個別に表示したり、細分化することもできる。

上記実施例の設備監視装置によれば、ウェブカメラで監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎを撮影して、各種の機器、計測器をシンボル化し、正常、変化、変更、異常を監視しているので、設備監視が簡易であり、軽微な変更時にソフトウェアの改修で対応することができる。また、スラブ下や天井などの巡回困難なものにおいても、設備監視が容易となる。更に、複数の監視対象設備１ａ、１ｂ、１ｎを表示部６と操作部７を備えたＧＵＩ画面上で一元管理することができる。

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

１ａ、１ｂ、１ｎ監視対象設備
２ａ、２ｂ、２ｎ入力部
３画像処理部
４記憶部
５演算処理部
６表示部
７操作部

Claims

監視対象設備と、
前記監視対象設備をカメラで撮影する入力部と、
前記入力部から出力された画像を前記監視対象設備から抽出する画像処理部と、
前記画像処理部で抽出された各種機器の画像を保存する記憶部と、
前記画像処理部で抽出された各種機器をシンボル化し、前記監視対象設備との紐付けをする演算処理部と、
前記演算処理部でシンボル化した各種機器をＧＵＩ画面上に表示する表示部と、
前記演算処理部でシンボル化した各種機器をＧＵＩ画面上で操作する操作部と
を備えたことを特徴とする設備監視装置。
前記演算処理部でシンボル化した各種機器の状態が変化した場合、シンボルを更新し、履歴保存することを特徴とする請求項１に記載の設備監視装置。
前記画像処理部から計測器の数値を読取り、帳票として保存することを特徴とする請求項１または請求項２に記載の設備監視装置。