JP2013246179A - センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】加速度または力を測定する際にクロストルク(Crosstalk)が発生することを防止することができ、角速度を測定する際に共振モードの干渉を除去することができるセンサを提供する。
【解決手段】本発明のセンサ100は、質量体110と、質量体110と離隔されるように備えられた固定部120と、Y軸方向に質量体110と固定部120とを連結する第1可撓部130と、X軸方向に質量体110と固定部120とを連結する第2可撓部140と、を含み、第1可撓部130はX軸方向の幅がZ軸方向の厚さより大きく、第2可撓部140はZ軸方向の厚さがY軸方向の幅より大きいものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサに関する。
最近、センサは、人工衛星、ミサイル、無人航空機などの軍需用を始め、エアバッグ(Air Bag)、ESC(Electronic Stability Control)、車両用ブラックボックス(Black Box)などの車両用、カムコーダの手振れ防止用、携帯電話やゲーム機のモーションセンシング用、ナビゲーション用など、様々な用途に用いられている。
このようなセンサは、加速度、角速度または力などを測定するために、通常、メンブレイン(Membrane)などの弾性基板に質量体を接着した構成を採用している。上記の構成により、センサは質量体に印加される慣性力を測定して加速度を算出したり、質量体に印加されるコリオリ力を測定して角速度を算出して、質量体に直接印加される外力を測定して力を算出する。
センサを用いて加速度及び角速度を測定する過程を具体的に説明すると、次のとおりである。まず、加速度は、ニュートンの運動法則「F=ma」式によって求めることができる。ここで、「F」は質量体に作用する慣性力、「m」は質量体の質量、「a」は測定しようとする加速度である。このうち、質量体に作用する慣性力(F)を検知して、一定値である質量体の質量(m)で割ることで加速度(a)を求めることができる。また、角速度は、コリオリ力(Coriolis Force)「F=2mΩ×v」式によって求めることができる。ここで、「F」は質量体に作用するコリオリ力、「m」は質量体の質量、「Ω」は測定しようとする角速度、「v」は質量体の運動速度である。このうち、質量体の運動速度(v)と質量体の質量(m)は、既に認知している値であるため、質量体に作用するコリオリ力(F)を検知することで角速度(Ω)を求めることができる。
一方、従来技術によるセンサは、特許文献1に開示されたように、質量体を駆動させたり、質量体の変位を検知するために、X軸方向及びY軸方向に延長されたビーム(Beam)を備える。しかし、従来技術によるセンサは、X軸方向に延長されたビームとY軸方向に延長されたビームが基本的に同じ剛性を有しているため、加速度を測定する際に、クロストルク(Crosstalk)が発生したり、角速度を測定する際に共振モードの干渉が発生する恐れがある。このようなクロストルクや共振モードの干渉により、従来技術によるセンサは、所望しない方向の力が検出されて、感度が低下するという問題点を有する。
米国特許出願公開第2009/0282918号明細書
本発明は上述の従来技術の問題点を解決するためのものであって、本発明の一側面は、質量体が特定方向に対してのみ運動できるように可撓部を形成することにより、質量体の変位が所望の方向の力に対してのみ発生するセンサを提供することをその目的とする。
本発明の実施例によるセンサは、質量体と、前記質量体と離隔されるように備えられた固定部と、Y軸方向に前記質量体と前記固定部とを連結する第1可撓部と、X軸方向に前記質量体と前記固定部とを連結する第2可撓部と、を含み、前記第1可撓部はX軸方向の幅がZ軸方向の厚さより大きく、前記第2可撓部はZ軸方向の厚さがY軸方向の幅より大きいことを特徴とする。
また、本発明の実施例によるセンサにおいて、前記質量体は、X軸を基準に回転することを特徴とする。
また、本発明の実施例によるセンサにおいて、前記第1可撓部には曲げ応力が発生し、前記第2可撓部には捻り応力が発生することを特徴とする。
また、本発明の実施例によるセンサにおいて、前記第2可撓部は、Z軸方向を基準に前記質量体の重心より上側に備えられることを特徴とする。
また、本発明の実施例によるセンサにおいて、前記第2可撓部は、X軸方向を基準に前記質量体の重心に対応する位置に備えられることを特徴とする。
また、本発明の実施例によるセンサにおいて、前記第2可撓部は、前記質量体と前記固定部を両方で連結することを特徴とする。
また、本発明の実施例によるセンサにおいて、前記第2可撓部は、前記質量体と前記固定部を一方で連結することを特徴とする。
また、本発明の実施例によるセンサにおいて、前記第1可撓部は、前記質量体と前記固定部を両方で連結することを特徴とする。
また、本発明の実施例によるセンサにおいて、前記固定部は、前記質量体を囲むことを特徴とする。
また、本発明の実施例によるセンサにおいて、前記第1可撓部に備えられ、前記質量体の変位を検知する検知手段をさらに含むことを特徴とする。
本発明によると、質量体が特定方向に対してのみ運動できるように可撓部を形成することにより、所望の方向の力に対してのみ質量体の変位を発生させて、加速度または力を測定する際にクロストルク(Crosstalk)が発生することを防止することができ、角速度を測定する際に共振モードの干渉を除去することができる。
本発明の第1実施例によるセンサの平面図である。 図1に図示されたセンサの側面図である。 図1に図示された質量体の運動可能な方向を図示した平面図である。 図2に図示された質量体の運動可能な方向を図示した側面図である。 図2に図示された質量体がX軸を基準に回転する過程を図示した側面図である。 図2に図示された質量体がX軸を基準に回転する過程を図示した側面図である。 本発明の第2実施例によるセンサの平面図である。 図6に図示されたセンサの側面図である。
本発明の目的、特定の長所及び新規の特徴は、添付図面に係る以下の詳細な説明及び好ましい実施例によってさらに明らかになるであろう。本明細書において、各図面の構成要素に参照番号を付け加えるに際し、同一の構成要素に限っては、たとえ異なる図面に示されても、できるだけ同一の番号を付けるようにしていることに留意しなければならない。また、「一面」、「他面」、「第1」、「第2」などの用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するために用いられるものであり、構成要素が前記用語によって限定されるものではない。以下、本発明を説明するにあたり、本発明の要旨を不明瞭にする可能性がある係る公知技術についての詳細な説明は省略する。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施例によるセンサの平面図であり、図2は、図1に図示されたセンサの側面図であり、図3は、図1に図示された質量体の運動可能な方向を図示した平面図であり、図4は、図2に図示された質量体の運動可能な方向を図示した側面図である。
図1及び図2に図示されたように、本実施例によるセンサ100は、質量体110と、質量体110と離隔されるように備えられた固定部120と、Y軸方向に質量体110と固定部120とを連結する第1可撓部130と、X軸方向に質量体110と固定部120とを連結する第2可撓部140と、を含む構成である。ここで、第1可撓部130は、X軸方向の幅wがZ軸方向の厚さtより大きく、第2可撓部140はZ軸方向の厚さtがY軸方向の幅wより大きいことを特徴とする。
前記質量体110は、慣性力、コリオリ力、外力などによって変位されるものであり、第1可撓部130及び第2可撓部140を介して固定部120に連結される。ここで、質量体110は、力が作用する際に、第1可撓部130の曲げと第2可撓部140の捻りによって固定部120を基準に変位される。この際、質量体110は、X軸を基準に回転されるが、これについての具体的な説明は後述する。一方、質量体110は、四角柱状に図示されているが、これに限定されるものではなく、円柱状やファン(Fan)形状など、当業界に公知された全ての形状に形成されることができるということは勿論である。
前記固定部120は、第1可撓部130及び第2可撓部140を支持して、質量体110が変位されることができる空間を確保する役割をし、質量体110が変位される際に基準となる。ここで、固定部120は、質量体110を囲むように形成され、その中心に質量体110が配置される。
前記第1、2可撓部130、140は、固定部120を基準に質量体110が変位されるように、固定部120と質量体110とを連結する役割をするものであり、第1可撓部130と第2可撓部140は、互いに垂直に形成される。即ち、第1可撓部130は、Y軸方向に質量体110と固定部120とを連結し、第2可撓部140は、X軸方向に質量体110と固定部120とを連結する。この際、第1可撓部130と第2可撓部140は、それぞれ、質量体110と固定部120を両方で連結することができる。また、第1可撓部130は、X軸方向の幅wがZ軸方向の厚さtより大きく、第2可撓部140は、Z軸方向の厚さtがY軸方向の幅wより大きい。
このように、第2可撓部140のZ軸方向の厚さtがY軸方向の幅wより大きいため、図4に図示されたように、質量体110は、Y軸を基準に回転したりZ軸方向に並進することが制限される反面、X軸を基準に相対的に自由に回転することができる。
具体的には、第2可撓部140がX軸を基準に回転する際の剛性に比べY軸を基準に回転する際の剛性が大きいほど、質量体110は、X軸を基準に自由に回転することができる反面、Y軸を基準に回転することが制限される。これと同様に、第2可撓部140がX軸を基準に回転する際の剛性に比べZ軸方向に並進する際の剛性が大きいほど、質量体110は、X軸を基準に自由に回転することができる反面、Z軸方向に並進することが制限される。従って、第2可撓部140の(Y軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性)/(X軸を基準に回転する際の剛性)値が増加するほど、質量体110は、X軸を基準に自由に回転する反面、Y軸を基準に回転したりZ軸方向に並進することが制限される。
図1及び図2を参照して、第2可撓部140のZ軸方向の厚さt、X軸方向の長さL及びY軸方向の幅wと方向毎の剛性との関係をまとめると、次のようになる。
(1)第2可撓部140のY軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性∝ w×t /L
(2)第2可撓部140のX軸を基準に回転する際の剛性∝ w ×t/L
前記二つの式によると、第2可撓部140の(Y軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性)/(X軸を基準に回転する際の剛性)値は、(t/(wL))に比例する。ところが、本実施例による第2可撓部140はZ軸方向の厚さtがY軸方向の幅wより大きいため(t/(wL))が大きく、従って、第2可撓部140の(Y軸を基準に回転する際の剛性またはZ軸方向に並進する際の剛性)/(X軸を基準に回転する際の剛性)値は増加される。このような第2可撓部140の特性により、質量体110は、X軸を基準に自由に回転する反面、Y軸を基準に回転したりZ軸方向に並進することが制限される(図4参照)。
一方、第1可撓部130は、長さ方向(Y軸方向)の剛性が相対的に非常に高いため、質量体110がZ軸を基準に回転したり、Y軸方向に並進することを制限することができる(図3参照)。また、第2可撓部140は、長さ方向(X軸方向)の剛性が相対的に非常に高いため、質量体110がX軸方向に並進することを制限することができる(図3参照)。
結局、上述した第1可撓部130及び第2可撓部140の特性により、質量体110は、X軸を基準に回転することができるが、Y軸またはZ軸を基準に回転したりZ軸、Y軸またはX軸方向に並進することが制限される。即ち、質量体110の運動可能な方向をまとめると、下記の表1のようになる。
Figure 2013246179
このように、質量体110は、X軸を基準に回転することができる反面、その他の方向に運動することが制限されるため、質量体110の変位を所望の方向(X軸を基準に回転)の力に対してのみ発生させることができる。結局、本実施例によるセンサ100は、加速度または力を測定する際にクロストルク(Crosstalk)が発生することを防止することができ、角速度を測定する際に共振モードの干渉を除去することができる効果がある。
一方、図5A及び図5Bは、図2に図示された質量体がX軸を基準に回転する過程を図示した側面図である。
図5A及び図5Bに図示されたように、質量体110がX軸を回転軸Rとして回転するため、第1可撓部130には、圧縮応力と引張応力が組み合わされた曲げ応力が発生し、第2可撓部140には、X軸を基準に捻り応力が発生する。この際、質量体110にトルク(torque)を発生させるために、第2可撓部140は、Z軸方向を基準に質量体110の重心Cより上側に備えることができる。また、図1に図示されたように、質量体110がX軸を基準に正確に回転されるように、第2可撓部140は、X軸方向を基準に質量体110の重心Cに対応する位置に備えることができる。
さらに、XY平面を基準として(図1参照)、第1可撓部130は相対的に広い反面、第2可撓部140は相対的に狭いため、第1可撓部130には、質量体110の変位を検知する検知手段150を備えることができる。ここで、検知手段150は、X軸を基準に回転する質量体110の変位を検知することができる。この際、検知手段150は、特に限定されるものではないが、圧電方式、ピエゾ抵抗方式、静電容量方式、光学方式などを用いて形成することができる。
図6は、本発明の第2実施例によるセンサの平面図であり、図7は、図6に図示されたセンサの側面図である。
図6及び図7に図示されたように、本実施例によるセンサ200は、上述の第1実施例によるセンサ100と比較して、第2可撓部140のみが異なって、その他の構成は同様である。従って、本実施例によるセンサ200については、第2可撓部140を中心に説明する。
第1実施例によるセンサ100の第2可撓部140は、質量体110と固定部120を両方で連結する反面、本実施例によるセンサ200の第2可撓部140は、質量体110と固定部120を一方でのみ連結する(図6参照)。但し、本実施例によるセンサ200は、第1実施例によるセンサ100と同様に、第1可撓部130のX軸方向の幅wがZ軸方向の厚さtより大きく、第2可撓部140のZ軸方向の厚さtがY軸方向の幅wより大きい。
このように、第2可撓部140のZ軸方向の幅wがY軸方向の厚さtより大きいため、質量体110は、X軸を基準に相対的に自由に回転することができる反面、Y軸を基準に回転したりZ軸方向に並進することが制限される。
また、第1可撓部130は、長さ方向(Y軸方向)の剛性が相対的に非常に高いため、質量体110がZ軸を基準に回転したり、Y軸方向に並進することを制限することができる。また、第2可撓部140は、長さ方向(X軸方向)の剛性が相対的に非常に高いため、質量体110がX軸方向に並進することを制限することができる。
結局、上述した第1可撓部130及び第2可撓部140の特性により、質量体110は、X軸を基準に回転することができるが、Y軸やZ軸を基準に回転したりZ軸、Y軸またはX軸方向に並進することが制限される。従って、本実施例によるセンサ200は、質量体110の変位を所望の方向(X軸を基準に回転)の力に対してのみ発生させることができる。結局、本実施例によるセンサ200は、加速度または力を測定する際にクロストルク(Crosstalk)が発生することを防止することができ、角速度を測定する際に共振モードの干渉を除去することができる効果がある。
一方、本発明によるセンサ100、200は、その適用対象が特に限定されるものではないが、例えば、加速度センサ、角速度センサまたは力センサなどに適用することができる。
以上、本発明を具体的な実施例に基づいて詳細に説明したが、これは本発明を具体的に説明するためのものであり、本発明はこれに限定されず、該当分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想内にての変形や改良が可能であることは明白であろう。特に、本発明は、「X軸」、「Y軸」及び「Z軸」を基準として説明したが、これは説明の便宜のために定義したものに過ぎないため、本発明の権利範囲がこれに制限されるものではない。
本発明の単純な変形乃至変更はいずれも本発明の領域に属するものであり、本発明の具体的な保護範囲は添付の特許請求の範囲により明確になるであろう。
本発明は、センサに適用可能である。
100、200 センサ
110 質量体
120 固定部
130 第1可撓部
140 第2可撓部
150 検知手段
C 質量体の重心
第1可撓部の厚さ
第1可撓部の幅
第2可撓部の厚さ
L 第2可撓部の長さ
第2可撓部の幅
R 回転軸

Claims (10)

  1. 質量体と、
    前記質量体と離隔されるように備えられた固定部と、
    Y軸方向に前記質量体と前記固定部とを連結する第1可撓部と、
    X軸方向に前記質量体と前記固定部とを連結する第2可撓部と、を含み、
    前記第1可撓部はX軸方向の幅がZ軸方向の厚さより大きく、
    前記第2可撓部はZ軸方向の厚さがY軸方向の幅より大きいことを特徴とするセンサ。
  2. 前記質量体は、X軸を基準に回転することを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記第1可撓部には曲げ応力が発生し、前記第2可撓部には捻り応力が発生することを特徴とする請求項2に記載のセンサ。
  4. 前記第2可撓部は、Z軸方向を基準に前記質量体の重心より上側に備えられることを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
  5. 前記第2可撓部は、X軸方向を基準に前記質量体の重心に対応する位置に備えられることを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
  6. 前記第2可撓部は、前記質量体と前記固定部を両方で連結することを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
  7. 前記第2可撓部は、前記質量体と前記固定部を一方で連結することを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
  8. 前記第1可撓部は、前記質量体と前記固定部を両方で連結することを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
  9. 前記固定部は、前記質量体を囲むことを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
  10. 前記第1可撓部に備えられ、前記質量体の変位を検知する検知手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
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