JP2013245619A - 舶用主機排ガス処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 舶用主機排ガス中の粒状物の外部環境への拡散を防止し、且つ前記粒状物をエネルギー源として活用する技術を提供する。
【解決手段】 排ガスの煙道中に介挿された粒状物捕獲装置と、捕獲された粒状物を主機燃料油タンクに投入する粒状物投入装置とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 排ガスの煙道中に介挿された粒状物捕獲装置と、捕獲された粒状物を主機燃料油タンクに投入する粒状物投入装置とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、舶用主機排ガス処理装置及び舶用主機排ガス処理方法に関するものである。
排ガスの煙道中に介挿したフィルタで排ガス中の粒状物を捕獲し、捕獲した粒状物に触媒液を散布し、乾燥後煙道に戻して燃焼させることを特徴とする舶用主機排ガス処理装置が特許文献1に開示されている。
特許文献1の技術は、排ガス中の粒状物が外部環境中に拡散するのを防止するのに有効であるが、可燃性の粒状物を単に燃焼消費しており、前記粒状物をエネルギー源として捕らえる視点に欠けている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、舶用主機排ガス中の粒状物の外部環境への拡散を防止し、且つ前記粒状物をエネルギー源として活用する技術を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、舶用主機排ガス中の粒状物の外部環境への拡散を防止し、且つ前記粒状物をエネルギー源として活用する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、排ガスの煙道中に介挿された粒状物捕獲装置と、捕獲された粒状物を主機燃料油タンクに投入する粒状物投入装置とを備えることを特徴とする舶用主機排ガス処理装置を提供する。
また本発明においては、排ガスの煙道中に介挿した粒状物捕獲装置で排ガス中の粒状物を捕獲し、捕獲した粒状物を主機燃料油タンクに投入することを特徴とする舶用主機排ガス処理方法を提供する。
本発明によれば、舶用主機排ガスから除去した粒状物を、舶用主機燃料油タンクに投入し、燃料油と共に舶用主機で燃焼させるので、舶用主機排ガス中の粒状物の外部環境への拡散を防止し、且つ前記粒状物を船舶の推進エネルギー源として活用することができる。
また本発明においては、排ガスの煙道中に介挿した粒状物捕獲装置で排ガス中の粒状物を捕獲し、捕獲した粒状物を主機燃料油タンクに投入することを特徴とする舶用主機排ガス処理方法を提供する。
本発明によれば、舶用主機排ガスから除去した粒状物を、舶用主機燃料油タンクに投入し、燃料油と共に舶用主機で燃焼させるので、舶用主機排ガス中の粒状物の外部環境への拡散を防止し、且つ前記粒状物を船舶の推進エネルギー源として活用することができる。
本発明により、、舶用主機排ガス中の粒状物の外部環境への拡散を防止し、且つ前記粒状物をエネルギー源として活用する技術が提供される。
本発明の実施例に係る舶用主機排ガス処理装置及び舶用主機排ガス処理方法を説明する。
図1に示すように、舶用ディーゼル主機1から延びる排ガス煙道2の途上に粒状物分離装置3が配設されている。粒状物分離装置3はホッパー3aとホッパー3a内に配設されたセラミック製ハニカムフィルタ、金属線を織った金網状フィルタ、金属繊維から成るフェルトフィルタ、焼結金属等の金属製フィルタ、粗大粒子を充填したフィルタ等の図示しないフィルタとにより構成されている。ホッパー3aは舶用ディーゼル主機1用燃料であるC重油を貯留する主機燃料油タンク4の頂部に接続している。主機燃料油タンク4は燃料ポンプ5を介して舶用ディーゼル主機1に接続している。加圧空気タンク6が図示しないバルブを介して粒状物分離装置3に接続している。粒状物分離装置3を迂回するバイバス煙道7とバイパス煙道7を開閉するバルブ8とが配設されている。排ガス煙道2の途上に、且つバイバス煙道7との合流点よりも下流側の部位に、排ガスボイラ9が配設されている。
粒状物分離装置3と、加圧空気タンク6と、加圧空気タンク6を粒状物分離装置3に接続する図示しないバルブとによって、本実施例に係る舶用主機排ガス処理装置が構成されている。
図1に示すように、舶用ディーゼル主機1から延びる排ガス煙道2の途上に粒状物分離装置3が配設されている。粒状物分離装置3はホッパー3aとホッパー3a内に配設されたセラミック製ハニカムフィルタ、金属線を織った金網状フィルタ、金属繊維から成るフェルトフィルタ、焼結金属等の金属製フィルタ、粗大粒子を充填したフィルタ等の図示しないフィルタとにより構成されている。ホッパー3aは舶用ディーゼル主機1用燃料であるC重油を貯留する主機燃料油タンク4の頂部に接続している。主機燃料油タンク4は燃料ポンプ5を介して舶用ディーゼル主機1に接続している。加圧空気タンク6が図示しないバルブを介して粒状物分離装置3に接続している。粒状物分離装置3を迂回するバイバス煙道7とバイパス煙道7を開閉するバルブ8とが配設されている。排ガス煙道2の途上に、且つバイバス煙道7との合流点よりも下流側の部位に、排ガスボイラ9が配設されている。
粒状物分離装置3と、加圧空気タンク6と、加圧空気タンク6を粒状物分離装置3に接続する図示しないバルブとによって、本実施例に係る舶用主機排ガス処理装置が構成されている。
舶用主機排ガス処理装置においては、排ガス煙道2を流れる舶用主機排ガス中に分散浮遊する粒状物が、粒状物分離装置3のフィルタに付着して排ガスから除去される。定期的にバイパス煙道7が開放されて排ガスがバイパス煙道7に導かれると共に加圧空気タンク6から逆洗用加圧空気が粒状物分離装置3に供給されてフィルタが逆洗される。逆洗によりフィルタから除去された粒状物は、ホッパー3aの底部に堆積し、下方の主機燃料油タンク4に直接投入される。主機燃料油タンク4に投入された粒状物は、主機燃料油タンク4内に貯留されたC重油と共に、燃料ポンプ5を介して舶用ディーゼル主機1に送られ、舶用ディーゼル主機1で燃焼されて、舶用プロペラAの駆動力になる。
上記説明から分かるように、本発明に係る舶用主機排ガス処理装置においては、舶用主機排ガスから除去した粒状物を、主機燃料油タンク4に投入し、燃料油と共に舶用ディーゼル主機1で燃焼させるので、舶用主機排ガス中の粒状物の外部環境への拡散を防止し、且つ前記粒状物を船舶の推進エネルギー源として活用することができる。
上記説明から分かるように、本発明に係る舶用主機排ガス処理装置においては、舶用主機排ガスから除去した粒状物を、主機燃料油タンク4に投入し、燃料油と共に舶用ディーゼル主機1で燃焼させるので、舶用主機排ガス中の粒状物の外部環境への拡散を防止し、且つ前記粒状物を船舶の推進エネルギー源として活用することができる。
加圧空気による逆洗に代えて、何らかの掻き取り装置や加振装置等によってフィルタから粒状物を除去するように構成しても良い。フィルタから粒状物を除去する装置を別途設けずに、舶用ディーゼル主機1や波浪等が起震源となる船体振動によってフィルタから粒状物を除去するように構成しても良い。
バルブを介してホッパー3aを主機燃料油タンク4に接続し、主機燃料油タンク4に投入される粒状物の量を調節し、燃料油の流動性への影響等を制御しても良い。
バルブを介してホッパー3aを主機燃料油タンク4に接続し、主機燃料油タンク4に投入される粒状物の量を調節し、燃料油の流動性への影響等を制御しても良い。
本発明は、舶用主機の排ガスの処理に広く利用可能である。
1 舶用ディーゼル主機
2 排ガス煙道
3 粒状物分離装置
4 主機燃料油タンク
5 燃料ポンプ
6 加圧空気タンク
7 バイパス煙道
8 バルブ
9 排ガスボイラ
A プロペラ
2 排ガス煙道
3 粒状物分離装置
4 主機燃料油タンク
5 燃料ポンプ
6 加圧空気タンク
7 バイパス煙道
8 バルブ
9 排ガスボイラ
A プロペラ
Claims (2)
- 排ガスの煙道中に介挿された粒状物捕獲装置と、捕獲された粒状物を主機燃料油タンクに投入する粒状物投入装置とを備えることを特徴とする舶用主機排ガス処理装置。
- 排ガスの煙道中に介挿した粒状物捕獲装置で排ガス中の粒状物を捕獲し、捕獲した粒状物を主機燃料油タンクに投入することを特徴とする舶用主機排ガス処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012120343A JP2013245619A (ja) | 2012-05-27 | 2012-05-27 | 舶用主機排ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012120343A JP2013245619A (ja) | 2012-05-27 | 2012-05-27 | 舶用主機排ガス処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013245619A true JP2013245619A (ja) | 2013-12-09 |
Family
ID=49845600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012120343A Pending JP2013245619A (ja) | 2012-05-27 | 2012-05-27 | 舶用主機排ガス処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013245619A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55153812A (en) * | 1979-05-18 | 1980-12-01 | Nissan Motor Co Ltd | Purifier for fine particle contained in exhaust gas of internal combustion engine |
JPS5647617A (en) * | 1979-09-27 | 1981-04-30 | Nissan Motor Co Ltd | Exhaust cleaner |
JPH07305621A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-11-21 | Rikiyuu:Kk | ディーゼルエンジンの排気ガス処理方法及び装置 |
JP2005113817A (ja) * | 2003-10-08 | 2005-04-28 | Bitsuguban:Kk | ディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置 |
-
2012
- 2012-05-27 JP JP2012120343A patent/JP2013245619A/ja active Pending
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