JP2013245350A - 蒸気管回転乾燥、選別、造粒が一体化になっている石炭調湿方法及びその専用設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】当該方法は、蒸気管回転乾燥、選別分級、収集ろ過、押出造粒の四つの核心工程によって行われ、蒸気管回転乾燥方法によって、コークス炉の生産性能を7〜11%程度高め、コークス炉石炭ガスの産量を8%程度高め、コークス炉のエネルギー消耗を14%程度減らせ、コークス石炭の品質を著しく改善することができ、選別分級によって、粒径が0.5mm以下の微粉炭によるコークス炉の稼動作業への影響が減らされ、押出造粒によって、選別分級後の0.5mmより小さい微粉炭と粘結剤としてのタールスラグなどの廃棄物とが混合されて造粒され、よって、得られる粒炭の粒径は3〜8mmである。
【選択図】図1
Description
原料炭ホッパー1の湿潤コークス石炭は、鉄分と不純物が除去され、さらにオンラインにて温度、水分含有量などのパラメーターが解析記入された後、秤量計測2が行われ、原料供給用スパイラルコンベア3により蒸気管回転乾燥機4(中国特許番号:200420041963.8、天華化工機械及び自動化研究設計院により設計)に送入される。その後、湿潤コークス石炭を蒸気管回転乾燥機4内の、圧力が0.4〜2.0MPa、温度が300℃未満の過熱蒸気または飽和蒸気と十分に接触され熱交換されて、水分が蒸発され、水分含有量が6.5%のコークス石炭が得られる。その後、原料排出用スパイラルコンベア14にてコークス炉に搬送され、コーキングに用いられる。この過程において、循環ファン10によって一部のコークス炉の煙道排ガスAが蒸気管回転乾燥機4内に送入され、蒸気管回転乾燥機4内に送入された湿潤コークス石炭と並流接触させるとともに、湿潤コークス石炭から蒸発される水蒸気を蒸気管回転乾燥機4から取り出すことによって、乾燥効率が向上する。排気ファン6の作用下において、コークス炉の煙道排ガスAから、少量の微粉炭を含む水蒸気を取り出して袋式の集塵機5に移行し、気体と固体に分離する。分離された微粉炭は、押出造粒ユニットに送入され、コークス炉の煙道排ガスAと浄化後の乾燥排気ガスDが全部排出される。熱源としての加熱蒸気または飽和蒸気は、蒸気管回転乾燥機4内において湿潤コークス石炭と熱交換され、凝縮液Kとなって凝縮液フラッシュ蒸発回収システム19に移行される。乾燥過程において、安全保護措置として、コークス炉の煙道排気ガス及び窒素ガスを用いて不活化ガスとし、また、酸素含有量を減らしてガス爆発による火災事故の発生が回避される。湿潤コークス石炭の水分制御は、湿潤コークス石炭の計測値、湿潤コークス石炭の水分値、湿潤コークス石炭の温度値、調湿後のコークス石炭の水分値、蒸気用量値などのパラメーターを制御量として調湿後のコークス石炭の水分を制御することによって行われる。
調湿乾燥済みのコークス石炭Lは、原料排出用スパイラルコンベア14によってベルトコンベア15に搬送され、その後、秤量チャンバー16に送入される。さらに、秤量計測を経た後、送料用スパイラルコンベア17により均一に分級器18内に送入される。送料用スパイラルコンベア17の底部において、分級器18の内部に沿って溝が設けられており、溝幅は徐々に大きくなり、その下部にガイド板が設けられ、投料(投入される材料)の落下を均一、且つバラバラにして、流動化選別分級が容易に行われるように確保する。また、ガイド板25には通気孔が設けられており、その開孔率は10%〜20%である。一次コークス炉の煙道排ガスEは、第1加圧ファンによって加圧された後に、ガイド板25の底部に移行され、下方より上方へ向いて通気孔を通過される。それによって、調湿済みの乾燥石炭の中の大量の微粉炭が流動化状態にされ、一次選別分級が行われる。その時、微粉炭は、収集ろ過用の尾部誘引ファン9の作用下で、47,000〜50,000m3/hの一次コークス炉の煙道排ガスとともに分級器18の頂部に移行され、粗粒炭の沈降が行われ、0.5mmより小さい微粉炭は、一次コークス炉の煙道排ガスEとともに収集ろ過システムに移行される。一次選別分級済みのコークス石炭には依然として大量の微粉炭が含まれているので、微粉炭をガイド板25の外側に沿って引き続き分級器の底部に落下させて二次選別分級を行う。その位置にはサーキュラー分散板24が設けられており、分散板24に通気孔が設けられ、その開孔率は10%〜20%である。コークス石炭が分散板24に沿って下方へ移行される際に、第2加圧ファン12によって加圧された後の48,500m3/hの二次コークス炉の煙道排ガスFと十分に接触して、順次に分離プロセスが完成される。大量の微粉炭を流動化分離し、二次コークス炉の煙道排ガスFとともに分級器の頂部に移行させて二次粗粒炭の沈降を行い、0.5mmより小さい微粉炭も二次コークス炉の煙道排ガスFとともに収集ろ過システムに移行させる。二次選別分級済みのコークス石炭について、大量の微粉炭が既に分離されているので、良好な分離効果を確保し、且つ作業調整を可能にするために、さらに第3加圧ファン11によって加圧された後の三次コークス炉の煙道排ガスGと二次選別分級が行われたコークス石炭を接触させて、三次選別分級を行う。三次選別分級済みの微粉炭も同様に、三次コークス炉の煙道排ガスGとともに分級器の頂部に移行させて粗粒炭の沈降を行う。0.5mmより小さい微粉炭は、三次コークス炉の煙道排ガスGとともに収集ろ過システムに移行される。一次選別分級、二次選別分級と三次選別分級について、いずれも実際操作に合わせて分量の調整をすることができるので、操作を容易に制御することができ、且つ選別分級後の粒径の効果に基づいて分級の回数を選び、及びコークス炉の煙道排ガス量を調整して有効に利用することができる。選別分級後に残された大量の粒炭は、分級器18の底部から排出され、コークス炉に搬送されてコーキングに用いられる。
一次選別分級、二次選別分級、三次選別分級済みの微粉炭は、コークス炉の煙道排ガスE、F、Gとともに収集ろ過システムに送入され、袋式のろ過器8を用いて気体と固体に分離され、分離された微粉炭は、袋式のろ過器8の底部から排出される。コークス炉の煙道排ガスE、F、Gは、浄化された後に誘引ファン9の作用下で全部排出される。微粉炭の分離過程において、微粉の濃度が高くてガス爆発が起こりやすく、そのため、コークス炉の煙道排ガスA及び窒素ガスを用いて不活化する必要があり、酸素含有量を2〜3%に制御する。図5及び図6において、Rは、分級微粉の入り口を表し、Sは、浄化排気ガスの入り口を表する。
袋式の集塵機5及び袋式のろ過器8の底部から排出される微粉炭は、フライトコンベア7により押出造粒ユニットのバッファーリングチャンバー20内に搬送される。また、バッファーリングチャンバー20には、窒素ガスによる不活化保護が設けられている。微粉炭は、計測された後に、粘結剤Bとして計測済みのタールスラグなどの廃棄物とともに高速混練器21内に搬送され、均一に混合された後、円錐式の送料機22にて脱気処理されて、押出造粒機23内に押入され、造粒が行われる。得られる粒炭の粒径は3〜8mmである。その後、造粒された粒炭は、さらに分級器18の底部の排出ポートLから排出される大量のコークス石炭Mと混合され、併せてコークス炉に搬送されてコーキングされる。押出造粒に必要とされるタールスラグの使用量は約5〜6%で、微粉炭とタールスラグとの混合温度は約60〜80℃である。それによって、良好な造粒効果が得られ、同時に、造粒後の粒炭の嵩密度が約0.6〜0.8t/m3となる。その結果、コークス炉の炉壁に圧力を与えず、コークス炉の炉頂に黒鉛が沈着する現象を低減させ、且つガス捕集管及び上昇管立管が詰まることを防止し、廃ガスの処理性能を高め、コークス炉送入炭の粉塵による環境汚染を低減させるといった効果が得られる。
2 秤量計測
3 原料供給用スパイラルコンベア
4 蒸気回転乾燥機
5 袋式の集塵器
6 排気ファン
7 フライトコンベア
8 袋式のろ過器
9 誘引ファン
10 循環ファン
11 加圧ファン
12 加圧ファン
13 加圧ファン
14 原料排出用スパイラルコンベア
15 ベルトコンベア
16 秤量チャンバー
17 送料用スパイラルコンベア
18 分級器
19 凝縮液フラッシュ蒸発回収システム
20 バッファーリングチャンバー
21 高速混練器
22 円錐式の送料機
23 押出造粒機
Claims (8)
- a)湿潤コークス石炭を、不純物を除去し、さらにオンラインにて温度、水分含有量のパラメーターを解析記入し、且つ秤量計測(2)した後に蒸気管回転乾燥機(4)に搬送し、前記湿潤コークス石炭を、前記蒸気管回転乾燥機(4)内において飽和蒸気または過熱蒸気で満たされる套管と接触させて熱交換させ、水分を蒸発させてからコークス炉へ搬送してコーキングに用い、その内、循環ファン(10)を用いて一部のコークス炉の煙道排ガス(A)を前記蒸気管回転乾燥機(4)内に送入し、排気ファン(6)の作用下において、前記コークス炉の煙道排ガス(A)が少量の微粉炭を含む水蒸気を取り出して袋式の集塵機(5)に移行し、前記水蒸気を気体と固体に分離し、分離された微粉炭を押出造粒ユニットに供給し、前記コークス炉の煙道排ガス(A)及び水蒸気を浄化して全部排出する蒸気管回転乾燥工程と、
b)調湿乾燥済みのコークス石炭を、送料用スパイラルコンベア(17)の供給ポート(C)を介して分級器(18)内に送入し、一次コークス炉の煙道排ガス(E)が、第1加圧ファン(13)によって加圧された後に前記分級器(18)内のガイド板(25)の底部に移行し、且つ下方より上方へ向いて前記ガイド板(25)に設けられる通気孔を通過することによって、前記コークス石炭中の大量の微粉炭を流動化状態にして一次選別分級を行い、前記微粉炭を、収集ろ過用の尾部誘引ファン(9)の作用で一次コークス炉の煙道排ガス(E)とともに前記分級器(18)の頂部の沈降ゾーン(N)へ移行させて粗粒炭の沈降を行い、0.5mmより小さい微粉炭を、一次コークス炉の煙道排ガス(E)につれて収集ろ過システムへ移行させ、
一次選別分級済みのコークス石炭を、前記ガイド板(25)の外側を沿って引き続き前記分級器(18)の底部に落下させて二次選別分級し、前記コークス石炭を、前記分級器(18)内に設けられるサーキュラー分散板(24)に沿って下方へ移動させる際において、第2加圧ファン(12)によって加圧された二次コークス炉の煙道排ガス(F)と十分に接触させて大量の微粉炭を流動化分離し、二次コークス炉の煙道排ガス(F)とともに分級器(18)の頂部の沈降ゾーン(N)に移行させて二次粗粒炭の沈降を行い、0.5mmより小さい微粉炭も二次コークス炉の煙道排ガス(F)につれて前記収集ろ過システムに移行させ、
二次選別分級済みのコークス石炭を、第3加圧ファン(11)で加圧された三次コークス炉の煙道排ガス(G)と接触させて選別ゾーン(J)において三次選別分級を行い、選別分級された微粉炭を、三次コークス炉の煙道排ガス(G)とともに前記分級器(18)の頂部の沈降ゾーン(N)に移行させて粗粒炭の沈降をさらに行い、0.5mmより小さい微粉炭を、三次コークス炉の煙道排ガス(G)とともに前記分級器(18)の頂部の排出ポート(P)を経由して前記収集ろ過システムに移行させる選別分級工程と、
c)前記分級器(18)によって一次選別分級、二次選別分級、三次選別分級された0.5mmより小さい微粉炭を、コークス炉の煙道排ガス(E)、(F)、(G)につれて前記収集ろ過システムに移行させ、袋式のろ過器(8)によって気体と固体に分離する収集ろ過工程と、
d)前記袋式の集塵機(5)及び前記袋式のろ過器(8)の底部から排出される微粉炭を、前記押出造粒ユニットに配分し、且つ計測された94〜95%の微粉炭と粘結剤(B)としての計測された5〜6%のタールスラグ廃棄物とともに高速混練器(21)内に搬送し、60〜80℃で均一に混合、脱気してから押出造粒機(23)内に押入して造粒を行い、その後、前記分級器(18)の底部の排出ポート(L)から排出されるコークス石炭と混合して併せて前記コークス炉に送入してコーキングする押出造粒工程とを含む、
ことを特徴とする蒸気管回転乾燥、選別、造粒が一体化された石炭調湿方法。 - 前記分級器にて選別分級を行う工程が、さらに
原料供給用スパイラルコンベア(3)によって前記分級器(18)に送入される粉炭を均一に分布させるとともに、一部の0.5mmより小さい微粉炭を分離する一次選別分級と、前記分級器に送入される粉炭を均一にするとともに、0.5mmより小さい微粉炭を分離して持ち出す二次選別分級と、供給ポートの気流速度を15〜30m/sにして2mmより小さい粒を前記分級器(18)の沈降ゾーンに取り入れ、風速が低下した後、0.5mmより大きい粒を沈降させ、0.5mmより小さい微粉炭を、コークス炉の煙道排ガスで前記分級器(18)から取り出す三次選別分級とを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の蒸気管回転乾燥、選別、造粒が一体化された石炭調湿方法。 - 鉄分と不純物が除かれ、且つ、オンラインにて温度、水分含有量が解析記入された湿潤コークス石炭を貯蔵するための原料炭ホッパー(1)と、
前記原料炭ホッパー(1)の湿潤コークス石炭を秤量計測するための定量供給機(2)と、
秤量計測済みの湿潤コークス石炭を蒸気管回転乾燥機(4)に搬送するための原料供給用スパイラルコンベア(3)と、
原料供給用スパイラルコンベア(3)によって搬送される粉炭の乾燥と選別分級が行われるための一体化した多機能乾燥機である蒸気管回転乾燥機(4)と、
一部のコークス炉の煙道排ガス(A)を前記蒸気管回転乾燥機(4)内に送入し、内部に入っている湿潤コークス石炭と並流接触させるとともに、前記湿潤コークス石炭から蒸発される水蒸気を前記蒸気管回転乾燥機(4)から持ち出すための循環ファン(10)と、
前記蒸気管回転乾燥機(4)によって乾燥された微粉炭と、それと同時に入るコークス炉の煙道排ガス(A)とを気体と固体に分離するための袋式の集塵機(5)と、
コークス炉の煙道排ガスによって持ち出され、且つ少量の微粉炭を含む水蒸気を袋式の集塵機(5)に送入するための排気ファン(6)と、
前記蒸気管回転乾燥機(4)によって乾燥されたコークス石炭をコークス炉に搬送してコーキングし、または前記蒸気管回転乾燥機(4)によって乾燥されたコークス石炭をベルトコンベア(15)に搬送するための原料排出用スパイラルコンベア(14)と、
前記蒸気管回転乾燥機(4)内において湿潤コークス石炭と熱交換して形成される凝縮液を回収するための凝縮液フラッシュ蒸発回収システム(19)とを備える蒸気管回転乾燥ユニットと、
前記ベルトコンベア(15)が搬送するコークス石炭を秤量計測するための秤量チャンバー(16)と、
前記秤量チャンバー(16)で秤量計測したコークス石炭を、前記分級器(18)内に搬送するための送料用スパイラルコンベア(17)と、
前記送料用スパイラルコンベア(17)によって搬送されるコークス石炭を粒度選別分級するための分級器(18)と、
一次コークス炉の煙道排ガス(E)が加圧された後、ガイド板に設けられる通気孔を通過し、前記分級器(18)に送入されたコークス石炭を一次選別分級し、0.5mmより小さい微粉炭を分離するための第1加圧ファン(13)と、
一次選別分級済みのコークス石炭を、一次コークス炉の煙道排ガス(E)につれて前記分級器の頂部に移行させて粗粒炭の沈降を行い、0.5mmより小さい微粉炭を、一次コークス炉の煙道排ガス(E)につれて前記収集ろ過システムに移行させるための誘引ファン(9)と、
コークス石炭を二次選別分級し、0.5mmより小さい微粉炭をさらに流動化分離し、0.5mmより小さい微粉炭を、二次コークス炉の煙道排ガス(F)につれて前記収集ろ過システムに移行させるための第2加圧ファン(12)と、
コークス石炭を三次選別分級し、0.5mmより小さい微粉炭を、三次コークス炉の煙道排ガス(G)につれて前記収集ろ過システムに移行させるための第3加圧ファン(11)とを備える選別分級ニットと、
一次選別分級、二次選別分級、三次選別分級後の0.5mmより小さい微粉炭を、コークス炉の煙道排ガス(E)、(F)、(G)につれて気体と固体に分離し、分離された0.5mmより小さい微粉炭を、その底部から排出するための袋式のろ過器(8)と、
前記袋式の集塵機によって分離される排気ガス(H)を放出させるための誘引ファン(9)と、
底部から排出される微粉炭を、フライトコンベア(7)によって前記押出造粒ユニット内に配分するための袋式の集塵機(5)とを備える収集ろ過システムと、
計測した微粉炭と計測したタールスラグなどの廃棄物とを粘結剤(B)として均一に混合するための高速混練器(21)と、
前記高速混合器(21)と接続し、高速混練器(21)内の微粉炭ガスを抜き、且つ、微粉炭を押出造粒機(23)に押入するための円錐式の送料機(22)と、
前記円錐式の送料機と接続し、均一に混合された微粉炭と粘結剤(B)としてのタールスラグなどの廃棄物とを用いて造粒を行うための押出造粒機(23)とを備える押出造粒ユニットとを含む、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法に用いる専用設備。 - 前記押出造粒ユニットは、前記フライトコンベア(7)または前記袋式のろ過器(8)より搬送される微粉炭を受け取り、且つ前記微粉炭を前記高速混練器(21)に搬送するためのバッファーリングチャンバー(20)をさらに含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の専用設備。 - 前記バッファーリングチャンバー(20)内に、窒素ガスによる不活化保護が設けられている、
ことを特徴とする請求項3に記載の専用設備。 - 前記蒸気管回転乾燥機(4)内の過熱蒸気または飽和蒸気は、圧力が0.4〜2.0MPaであり、温度が300℃より低い、
ことを特徴とする請求項3に記載の専用設備。 - 前記蒸気管回転乾燥機(4)内において、前記コークス炉の煙道排ガス(A)と前記湿潤コークス石炭を並流接触させるとともに、前記湿潤コークス石炭から蒸発される水蒸気を前記蒸気管回転乾燥機(4)から持ち出し、その内、前記飽和蒸気または過熱蒸気は、前記湿潤コークス石炭と熱交換を行い、凝縮液となって前記凝縮液フラッシュ蒸発回収システム(19)に移行する、
ことを特徴とする請求項3に記載の専用設備。 - 前記袋式のろ過器(8)によって分離された微粉炭は、前記袋式のろ過器(8)の底部から排出され、前記コークス炉の煙道排ガス(E)、(F)と(G)は、浄化されてから前記誘引ファン(9)によって全部排出される、
ことを特徴とする請求項3に記載の専用設備。
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