JP6047065B2 - 蒸気管回転乾燥、選別、造粒が一体化になっている石炭調湿方法及びその専用設備 - Google Patents
蒸気管回転乾燥、選別、造粒が一体化になっている石炭調湿方法及びその専用設備 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6047065B2 JP6047065B2 JP2013109979A JP2013109979A JP6047065B2 JP 6047065 B2 JP6047065 B2 JP 6047065B2 JP 2013109979 A JP2013109979 A JP 2013109979A JP 2013109979 A JP2013109979 A JP 2013109979A JP 6047065 B2 JP6047065 B2 JP 6047065B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal
- coke
- pulverized coal
- coke oven
- sorting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Coke Industry (AREA)
Description
原料炭ホッパー1の湿潤コークス石炭は、鉄分と不純物が除去され、さらにオンラインにて温度、水分含有量などのパラメーターが解析記入された後、秤量計測2が行われ、原料供給用スパイラルコンベア3により蒸気管回転乾燥機4(中国特許番号:200420041963.8、天華化工機械及び自動化研究設計院により設計)に送入される。その後、湿潤コークス石炭を蒸気管回転乾燥機4内の、圧力が0.4〜2.0MPa、温度が300℃未満の過熱蒸気または飽和蒸気と十分に接触され熱交換されて、水分が蒸発され、水分含有量が6.5%のコークス石炭が得られる。その後、原料排出用スパイラルコンベア14にてコークス炉に搬送され、コーキングに用いられる。この過程において、循環ファン10によって一部のコークス炉の煙道排ガスAが蒸気管回転乾燥機4内に送入され、蒸気管回転乾燥機4内に送入された湿潤コークス石炭と並流接触させるとともに、湿潤コークス石炭から蒸発される水蒸気を蒸気管回転乾燥機4から取り出すことによって、乾燥効率が向上する。排気ファン6の作用下において、コークス炉の煙道排ガスAから、少量の微粉炭を含む水蒸気を取り出して袋式の集塵機5に移行し、気体と固体に分離する。分離された微粉炭は、押出造粒ユニットに送入され、コークス炉の煙道排ガスAと浄化後の乾燥排気ガスDが全部排出される。熱源としての加熱蒸気または飽和蒸気は、蒸気管回転乾燥機4内において湿潤コークス石炭と熱交換され、凝縮液Kとなって凝縮液フラッシュ蒸発回収システム19に移行される。乾燥過程において、安全保護措置として、コークス炉の煙道排気ガス及び窒素ガスを用いて不活化ガスとし、また、酸素含有量を減らしてガス爆発による火災事故の発生が回避される。湿潤コークス石炭の水分制御は、湿潤コークス石炭の計測値、湿潤コークス石炭の水分値、湿潤コークス石炭の温度値、調湿後のコークス石炭の水分値、蒸気用量値などのパラメーターを制御量として調湿後のコークス石炭の水分を制御することによって行われる。
調湿乾燥済みのコークス石炭Lは、原料排出用スパイラルコンベア14によってベルトコンベア15に搬送され、その後、秤量チャンバー16に送入される。さらに、秤量計測を経た後、送料用スパイラルコンベア17により均一に分級器18内に送入される。送料用スパイラルコンベア17の底部において、分級器18の内部に沿って溝が設けられており、溝幅は徐々に大きくなり、その下部にガイド板が設けられ、投料(投入される材料)の落下を均一、且つ、バラバラにして、流動化選別分級が容易に行われるように確保する。また、ガイド板25には通気孔が設けられており、その開孔率は10%〜20%である。一次コークス炉の煙道排ガスEは、第1加圧ファンによって加圧された後に、ガイド板25の底部に移行され、下方より上方へ向いて通気孔を通過される。それによって、調湿済みの乾燥石炭の中の大量の微粉炭が流動化状態にされ、一次選別分級が行われる。その時、微粉炭は、収集ろ過用の尾部誘引ファン9の作用下で、47,000〜50,000m3/hの一次コークス炉の煙道排ガスとともに分級器18の頂部に移行され、粗粒炭の沈降が行われ、0.5mmより小さい微粉炭は、一次コークス炉の煙道排ガスEとともに収集ろ過システムに移行される。一次選別分級済みのコークス石炭には依然として大量の微粉炭が含まれているので、微粉炭をガイド板25の外側に沿って引き続き分級器の底部に落下させて二次選別分級を行う。その位置にはサーキュラー分散板24が設けられており、分散板24に通気孔が設けられ、その開孔率は10%〜20%である。コークス石炭が分散板24に沿って下方へ移行される際に、第2加圧ファン12によって加圧された後の48,500m3/hの二次コークス炉の煙道排ガスFと十分に接触して、順次に分離プロセスが完成される。大量の微粉炭を流動化分離し、二次コークス炉の煙道排ガスFとともに分級器の頂部に移行させて二次粗粒炭の沈降を行い、0.5mmより小さい微粉炭も二次コークス炉の煙道排ガスFとともに収集ろ過システムに移行させる。二次選別分級済みのコークス石炭について、大量の微粉炭が既に分離されているので、良好な分離効果を確保し、且つ、作業調整を可能にするために、さらに第3加圧ファン11によって加圧された後の三次コークス炉の煙道排ガスGと二次選別分級が行われたコークス石炭を接触させて、三次選別分級を行う。三次選別分級済みの微粉炭も同様に、三次コークス炉の煙道排ガスGとともに分級器の頂部に移行させて粗粒炭の沈降を行う。0.5mmより小さい微粉炭は、三次コークス炉の煙道排ガスGとともに収集ろ過システムに移行される。一次選別分級、二次選別分級と三次選別分級について、いずれも実際操作に合わせて分量の調整をすることができるので、操作を容易に制御することができ、且つ、選別分級後の粒径の効果に基づいて分級の回数を選び、及びコークス炉の煙道排ガス量を調整して有効に利用することができる。選別分級後に残された大量の粒炭は、分級器18の底部から排出され、コークス炉に搬送されてコーキングに用いられる。
一次選別分級、二次選別分級、三次選別分級済みの微粉炭は、コークス炉の煙道排ガスE、F、Gとともに収集ろ過システムに送入され、袋式のろ過器8を用いて気体と固体に分離され、分離された微粉炭は、袋式のろ過器8の底部から排出される。コークス炉の煙道排ガスE、F、Gは、浄化された後に誘引ファン9の作用下で全部排出される。微粉炭の分離過程において、微粉の濃度が高くてガス爆発が起こりやすく、そのため、コークス炉の煙道排ガスA及び窒素ガスを用いて不活化する必要があり、酸素含有量を2〜3%に制御する。図5及び図6において、Rは、分級微粉の入り口を表し、Sは、浄化排気ガスの入り口を表する。
袋式の集塵機5及び袋式のろ過器8の底部から排出される微粉炭は、フライトコンベア7により押出造粒ユニットのバッファーリングチャンバー20内に搬送される。また、バッファーリングチャンバー20には、窒素ガスによる不活化保護が設けられている。微粉炭は、計測された後に、粘結剤Bとして計測済みのタールスラッジなどの廃棄物とともに高速混練器21内に搬送され、均一に混合された後、円錐式の送料機22にて脱気処理されて、押出造粒機23内に押入され、造粒が行われる。得られる粒炭の粒径は3〜8mmである。その後、造粒された粒炭は、さらに分級器18の底部の排出ポートLから排出される大量のコークス石炭Mと混合され、併せてコークス炉に搬送されてコーキングされる。押出造粒に必要とされるタールスラッジの使用量は約5〜6%で、微粉炭とタールスラッジとの混合温度は約60〜80℃である。それによって、良好な造粒効果が得られ、同時に、造粒後の粒炭の嵩密度が約0.6〜0.8t/m3となる。その結果、コークス炉の炉壁に圧力を与えず、コークス炉の炉頂に黒鉛が沈着する現象を低減させ、且つ、ガス捕集管及び上昇管立管が詰まることを防止し、廃ガスの処理性能を高め、コークス炉送入炭の粉塵による環境汚染を低減させるといった効果が得られる。
2 秤量計測
3 原料供給用スパイラルコンベア
4 蒸気回転乾燥機
5 袋式の集塵器
6 排気ファン
7 フライトコンベア
8 袋式のろ過器
9 誘引ファン
10 循環ファン
11 加圧ファン
12 加圧ファン
13 加圧ファン
14 原料排出用スパイラルコンベア
15 ベルトコンベア
16 秤量チャンバー
17 送料用スパイラルコンベア
18 分級器
19 凝縮液フラッシュ蒸発回収システム
20 バッファーリングチャンバー
21 高速混練器
22 円錐式の送料機
23 押出造粒機
Claims (8)
- 蒸気管回転乾燥、選別、造粒が一体化された石炭の調湿乾燥方法であって、蒸気管回転乾燥工程、選別分級工程、収集ろ過工程および押出造粒工程を備え、
a)前記蒸気管回転乾燥工程は、
湿潤コークス石炭から不純物を除去し、
オンラインにて前記湿潤コークス石炭の温度、水分含有量のパラメーターを解析記入し、
前記湿潤コークス石炭を秤量計測(2)し、
前記湿潤コークス石炭を蒸気管回転乾燥機(4)に搬送し、
前記湿潤コークス石炭を、前記蒸気管回転乾燥機(4)内において飽和蒸気または過熱蒸気で満たされる套管と接触させて熱交換させ、水分を蒸発させてコークス石炭を得、
前記コークス石炭をコークス炉へ搬送してコーキングに用い、
その内、循環ファン(10)を用いて一部のコークス炉の煙道排ガス(A)を前記蒸気管回転乾燥機(4)内に送入し、
排気ファン(6)の作用下において、前記コークス炉の煙道排ガス(A)から少量の微粉炭を含む水蒸気を取り出して袋式の集塵機(5)に移行し、前記微粉炭を含む水蒸気を気体と固体に分離し、
分離された微粉炭を押出造粒ユニットに供給し、前記コークス炉の煙道排ガス(A)及び水蒸気を浄化して全部排出し、
b)前記選別分級工程は、
調湿乾燥済みのコークス石炭を、送料用スパイラルコンベア(17)の供給ポート(C)を介して分級器(18)内に送入し、
一次コークス炉の煙道排ガス(E)が第1加圧ファン(13)によって加圧された後に、前記調湿乾燥済みのコークス石炭を前記分級器(18)内のガイド板(25)の底部に移行させ、且つ、下方より上方へ向いて前記ガイド板(25)に設けられた通気孔を通過させることによって、前記コークス石炭中の大量の微粉炭を流動化状態にして一次選別分級を行い、
前記微粉炭を、収集ろ過用の尾部誘引ファン(9)の作用で一次コークス炉の煙道排ガス(E)とともに前記分級器(18)の頂部の沈降ゾーン(N)へ移行させて粗粒炭の沈降を行い、0.5mmより小さい微粉炭を、一次コークス炉の煙道排ガス(E)につれて収集ろ過システムへ移行させ、
一次選別分級済みのコークス石炭を、前記ガイド板(25)の外側に沿って引き続き前記分級器(18)の底部に落下させて二次選別分級し、
前記コークス石炭を、前記分級器(18)内に設けられるサーキュラー分散板(24)に沿って下方へ移動させる際において、第2加圧ファン(12)によって加圧された二次コークス炉の煙道排ガス(F)と十分に接触させて大量の微粉炭を流動化分離し、二次コークス炉の煙道排ガス(F)とともに分級器(18)の頂部の沈降ゾーン(N)に移行させて二次粗粒炭の沈降を行い、0.5mmより小さい微粉炭も二次コークス炉の煙道排ガス(F)につれて前記収集ろ過システムに移行させ、
二次選別分級済みのコークス石炭を、第3加圧ファン(11)で加圧された三次コークス炉の煙道排ガス(G)と接触させて選別ゾーン(J)において三次選別分級を行い、選別分級された微粉炭を、三次コークス炉の煙道排ガス(G)とともに前記分級器(18)の頂部の沈降ゾーン(N)に移行させて粗粒炭の沈降をさらに行い、0.5mmより小さい微粉炭を、三次コークス炉の煙道排ガス(G)とともに前記分級器(18)の頂部の排出ポート(P)を経由して前記収集ろ過システムに移行させ、
c)前記収集ろ過工程は、
前記分級器(18)によって一次選別分級、二次選別分級、三次選別分級された0.5mmより小さい微粉炭を、コークス炉の煙道排ガス(E)、(F)、(G)につれて前記収集ろ過システムに移行させ、袋式のろ過器(8)によって気体と固体に分離し、
d)前記押出造粒工程は、
前記袋式の集塵機(5)及び前記袋式のろ過器(8)の底部から排出される微粉炭を、前記押出造粒ユニットに配分し、且つ、計測された94〜95%の微粉炭と粘結剤(B)としての計測された5〜6%のタールスラッジ廃棄物とともに高速混練器(21)内に搬送し、60〜80℃で均一に混合、脱気してから押出造粒機(23)内に押入して造粒を行い、その後、前記分級器(18)の底部の排出ポート(L)から排出されるコークス石炭と混合して併せて前記コークス炉に送入してコーキングする、
ことを特徴とする蒸気管回転乾燥、選別、造粒が一体化された石炭調湿方法。 - 前記三次選別分級は、供給ポートの気流速度を15〜30m/sにして2mmより小さい粒を前記分級器(18)の沈降ゾーンに取り入れ、風速が低下した後、0.5mmより大きい粒を沈降させ、0.5mmより小さい微粉炭を、コークス炉の煙道排ガスで前記分級器(18)から取り出す、
ことを特徴とする請求項1に記載の蒸気管回転乾燥、選別、造粒が一体化された石炭調湿方法。 - 蒸気管回転乾燥ユニットと、選別分級ユニットと、収集ろ過ユニットと、押出造粒ユニットとを含む請求項1または2に記載の方法に用いる専用設備であって、
前記蒸気管回転乾燥ユニットは、
鉄分と不純物が除かれ、且つ、オンラインにて温度、水分含有量が解析記入された湿潤コークス石炭を貯蔵するための原料炭ホッパー(1)と、
前記原料炭ホッパー(1)の湿潤コークス石炭を秤量計測するための定量供給機(2)と、
粉炭の乾燥と選別分級が行われるための一体化された多機能乾燥機である蒸気管回転乾燥機(4)と、
秤量計測済みの湿潤コークス石炭を前記蒸気管回転乾燥機(4)に搬送するための原料供給用スパイラルコンベア(3)と、
一部のコークス炉の煙道排ガス(A)を前記蒸気管回転乾燥機(4)内に送入し、内部に入っている湿潤コークス石炭と並流接触させるとともに、前記湿潤コークス石炭から蒸発される水蒸気を前記蒸気管回転乾燥機(4)から除去するための循環ファン(10)と、
前記蒸気管回転乾燥機(4)によって乾燥された微粉炭と、それと同時に入るコークス炉の煙道排ガス(A)とを、気体と固体に分離するための袋式の集塵機(5)と、
前記コークス炉の煙道排ガスによって持ち出され、且つ、少量の微粉炭を含む水蒸気を袋式の集塵機(5)に送入するための排気ファン(6)と、
前記蒸気管回転乾燥機(4)によって乾燥されたコークス石炭を前記コークス炉に搬送してコーキングし、または前記蒸気管回転乾燥機(4)によって乾燥されたコークス石炭をベルトコンベア(15)に搬送するための原料排出用スパイラルコンベア(14)と、
前記蒸気管回転乾燥機(4)内において湿潤コークス石炭と熱交換して形成される凝縮液を回収するための凝縮液フラッシュ蒸発回収システム(19)とを備え、
前記選別分級ニットは、
前記原料排出用スパイラルコンベア(14)と、
前記ベルトコンベア(15)と、
前記ベルトコンベア(15)が搬送するコークス石炭を秤量計測するための秤量チャンバー(16)と、
前記秤量チャンバー(16)で秤量計測したコークス石炭を、前記分級器(18)内に搬送するための送料用スパイラルコンベア(17)と、
前記送料用スパイラルコンベア(17)によって搬送されるコークス石炭を粒度選別分級するための分級器(18)と、
一次コークス炉の煙道排ガス(E)が加圧された後、ガイド板に設けられた通気孔を通過し、前記分級器(18)に送入されたコークス石炭を一次選別分級し、0.5mmより小さい微粉炭を分離するための第1加圧ファン(13)と、
一次選別分級済みのコークス石炭を、前記一次コークス炉の煙道排ガス(E)につれて前記分級器の頂部に移行させて粗粒炭の沈降を行い、0.5mmより小さい微粉炭を、前記一次コークス炉の煙道排ガス(E)につれて前記収集ろ過システムに移行させるための誘引ファン(9)と、
コークス石炭を二次選別分級し、0.5mmより小さい微粉炭をさらに流動化分離し、0.5mmより小さい微粉炭を、二次コークス炉の煙道排ガス(F)につれて前記収集ろ過システムに移行させるための第2加圧ファン(12)と、
コークス石炭を三次選別分級し、0.5mmより小さい微粉炭を、三次コークス炉の煙道排ガス(G)につれて前記収集ろ過システムに移行させるための第3加圧ファン(11)とを備え、
前記収集ろ過システムは、
一次選別分級、二次選別分級、三次選別分級後の0.5mmより小さい微粉炭を、コークス炉の煙道排ガス(E)、(F)、(G)につれて気体と固体に分離し、分離された0.5mmより小さい微粉炭を、その底部から排出するための袋式のろ過器(8)と、
前記袋式の集塵機によって分離される排気ガス(H)を放出させるための前記誘引ファン(9)とを備え、
前記押出造粒ユニットは、
底部から排出される微粉炭を、フライトコンベア(7)によって前記押出造粒ユニット内に配分するための前記袋式の集塵機(5)と、
計測した微粉炭と計測したタールスラッジなどの廃棄物とを粘結剤(B)として均一に混合するための高速混練器(21)と、
前記高速混練器(21)と接続され、該高速混練器(21)内の微粉炭ガスを抜き、且つ、微粉炭を押出造粒機(23)に押入するための円錐式の送料機(22)と、前記円錐式の送料機と接続され、均一に混合された微粉炭と粘結剤(B)としてのタールスラッジなどの廃棄物とを用いて造粒を行うための押出造粒機(23)とを備える、
ことを特徴とする専用設備。 - 前記押出造粒ユニットは、前記フライトコンベア(7)または前記袋式のろ過器(8)より搬送される微粉炭を受け取り、且つ、前記微粉炭を前記高速混練器(21)に搬送するためのバッファーリングチャンバー(20)をさらに含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の専用設備。 - 前記バッファーリングチャンバー(20)内に、窒素ガスによる不活化保護が設けられている、
ことを特徴とする請求項4に記載の専用設備。 - 前記蒸気管回転乾燥機(4)内の過熱蒸気または飽和蒸気は、圧力が0.4〜2.0MPaであり、温度が300℃より低い、
ことを特徴とする請求項3に記載の専用設備。 - 前記蒸気管回転乾燥機(4)内において、前記コークス炉の煙道排ガス(A)と前記湿潤コークス石炭を並流接触させるとともに、前記湿潤コークス石炭から蒸発される水蒸気を前記蒸気管回転乾燥機(4)から持ち出し、その内、前記飽和蒸気または過熱蒸気は、前記湿潤コークス石炭と熱交換を行い、凝縮液となって前記凝縮液フラッシュ蒸発回収システム(19)に移行する、
ことを特徴とする請求項3に記載の専用設備。 - 前記袋式のろ過器(8)によって分離された微粉炭は、前記袋式のろ過器(8)の底部から排出され、前記コークス炉の煙道排ガス(E)、(F)と(G)は、浄化されてから前記誘引ファン(9)によって全部排出される、
ことを特徴とする請求項3に記載の専用設備。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201210166019.4 | 2012-05-25 | ||
CN201210166019.4A CN103421527B (zh) | 2012-05-25 | 2012-05-25 | 蒸汽管干燥、分选、造粒一体化煤调湿工艺及其专用设备 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013245350A JP2013245350A (ja) | 2013-12-09 |
JP6047065B2 true JP6047065B2 (ja) | 2016-12-21 |
Family
ID=49646924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013109979A Active JP6047065B2 (ja) | 2012-05-25 | 2013-05-24 | 蒸気管回転乾燥、選別、造粒が一体化になっている石炭調湿方法及びその専用設備 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6047065B2 (ja) |
CN (1) | CN103421527B (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104140837A (zh) * | 2013-05-10 | 2014-11-12 | 中冶焦耐(大连)工程技术有限公司 | 一种以焦炉尾气作为载气的热传导型煤调湿方法及其装置 |
CN105091548B (zh) * | 2014-05-21 | 2020-02-21 | 欧洲技术设于伊特根的三聚氰氨-卢森堡-分支机构 | 用于干燥三聚氰胺晶体的增强型工艺以及相关装置 |
CN104017594B (zh) * | 2014-06-20 | 2015-12-02 | 中煤能源黑龙江煤化工有限公司 | 煤低温干馏方法 |
CN110655941A (zh) * | 2018-06-28 | 2020-01-07 | 宝山钢铁股份有限公司 | 减少破碎过程能耗和入炉煤粉尘量的工艺方法 |
CN110305679B (zh) * | 2019-04-12 | 2021-04-27 | 武汉钢铁有限公司 | 一种能稳定干燥煤处理量的干湿煤混合的炼焦方法 |
CN110129078B (zh) * | 2019-06-04 | 2020-08-18 | 安徽省益丰生态农业科技有限公司 | 一种农作废弃物的炭化处理终端 |
CN110938454A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-03-31 | 山西沁新能源集团股份有限公司 | 一种结晶碳前驱体生产用过热蒸汽煤调湿装置和方法 |
CN111664681A (zh) * | 2020-07-06 | 2020-09-15 | 浙江龙源四方机械设备制造有限公司 | 一种用于干燥鱼粉、肉骨粉的组合式干燥机 |
CN113280616A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-08-20 | 中冶焦耐(大连)工程技术有限公司 | 一种低阶粉煤干燥工艺及系统 |
CN113909118B (zh) * | 2021-11-04 | 2024-01-26 | 唐山神州机械集团有限公司 | 一种零碳智能选煤工艺和系统 |
CN116218579B (zh) * | 2023-04-24 | 2023-07-18 | 羚羊环保科技有限公司 | 一种高硫高水分褐煤脱硫脱水生产装置 |
CN116608675B (zh) * | 2023-06-19 | 2023-10-24 | 常州市范群干燥设备有限公司 | 一种闪蒸干燥设备 |
CN117302987B (zh) * | 2023-11-13 | 2024-06-28 | 大唐环境产业集团股份有限公司 | 浓缩废水旁路热烟气蒸发高盐分灰的气力输送系统及方法 |
CN118224866A (zh) * | 2024-05-23 | 2024-06-21 | 莱芜成威电子材料有限公司 | 一种用于钟罩炉的过滤装置及方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62112687A (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-23 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | コ−クス原料炭の乾燥方法 |
JPS62121786A (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-03 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | コ−クス原料炭の乾燥方法 |
JP2905340B2 (ja) * | 1992-08-26 | 1999-06-14 | 川崎製鉄株式会社 | 石炭調湿設備の操業方法 |
JPH10287882A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-27 | Nippon Steel Chem Co Ltd | コークス製造用原料炭の事前処理方法及びコークスの製造法 |
CN101831314B (zh) * | 2009-03-12 | 2013-08-07 | 天华化工机械及自动化研究设计院有限公司 | 一种焦炉炼焦煤调湿、干燥方法及该方法所使用的设备 |
CN201593907U (zh) * | 2010-01-14 | 2010-09-29 | 宝山钢铁股份有限公司炼铁厂 | 煤调湿蒸汽回转干燥机的汽室结构 |
-
2012
- 2012-05-25 CN CN201210166019.4A patent/CN103421527B/zh active Active
-
2013
- 2013-05-24 JP JP2013109979A patent/JP6047065B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013245350A (ja) | 2013-12-09 |
CN103421527A (zh) | 2013-12-04 |
CN103421527B (zh) | 2014-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6047065B2 (ja) | 蒸気管回転乾燥、選別、造粒が一体化になっている石炭調湿方法及びその専用設備 | |
CN108615956A (zh) | 一种放电动力锂电池回收工艺 | |
CN105705897A (zh) | 一种用于生产轻质陶瓷骨料、尤其是利用粉煤灰生产轻质陶瓷骨料的方法及系统 | |
CN106669888A (zh) | 高效辊压粉磨站及其工艺 | |
CN102019275B (zh) | 炼焦煤料的气流分级和气流干燥工艺 | |
CN101983942B (zh) | 一种煤泥、污泥干燥提质装置及工艺 | |
CN201560175U (zh) | 炼焦煤料的气流分级和气流干燥装置 | |
CN102732278A (zh) | 一种焦炉炼焦回转圆筒干燥机煤调湿方法及其装置 | |
CN111001239A (zh) | 一种热解气除尘的方法及装置 | |
CN102796545B (zh) | 一种焦炉炼焦气流-填充床煤调湿方法及装置 | |
CN202078952U (zh) | 一种物料粉磨系统 | |
CN103977956B (zh) | 一种分离高炉干法除尘灰中碱锌等有害元素的装置和方法 | |
CN108148610A (zh) | 一种用于炼焦原料煤的预处理方法 | |
CN106440743A (zh) | 一种低阶煤振动分级干燥设备及方法 | |
CN106733064A (zh) | 一种旋转闪蒸干燥机 | |
RU2121516C1 (ru) | Способ обработки мелкоизмельченной руды и установка для его осуществления | |
CN205192163U (zh) | 矿粉干燥及杂物分离系统 | |
CN102553554B (zh) | 木质粉状活性炭再生生产线 | |
CN104776686B (zh) | 一种适用于高水分宽粒径低阶煤的流化床分级干燥装置 | |
JP6741393B2 (ja) | 流動床装置及びこれを用いた石炭の乾燥分級方法 | |
CN216889130U (zh) | 一种粉碎和干燥两用一体气动低温水解设备 | |
US4263100A (en) | Method and apparatus for reducing fine dust emission while charging predried and preheated coal into coke ovens | |
JPS605633B2 (ja) | コ−クス化室への装入石炭の計量装置 | |
CN102604660B (zh) | 物料的调湿分级系统及调湿分级方法 | |
CN106810036A (zh) | 一种煤泥、污泥干燥提质装置及工艺 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20131213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20131216 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140120 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6047065 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |