JP2013244595A - アームユニット及びそれを含むロボット - Google Patents

アームユニット及びそれを含むロボット Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単に剛性を変更できるように、改善された構造を有するアームユニット及びそれを含むロボットを開示する。
【解決手段】 ロボットは、アーム(arm)ユニットと;アームユニットを駆動するための駆動ユニットと;を含み、アームユニットは、少なくとも2つ以上の領域で互いに転がり接触(rolling contact)する複数のリンクと;複数のリンクを貫通連結する複数のワイヤと;を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アームユニット及びそれを含むロボットに関する。
最小侵襲手術とは、患部の大きさを最小化する手術を通称するもので、代表的な例としては、腹腔鏡手術がある。最小侵襲手術は、既存の開腹手術とは異なり、腹部を完全に開けて手術を行うものではなく、幾つかの小さな切開孔を作り、腹部にガスを満たして手術空間を設けた後に、切開孔を通じて腹腔鏡(Laparoscope)と手術用マニピュレータ(Manipulator)を入れて、映像を見ながら手術用マニピュレータを用いて手術をする方法である。
腹腔鏡手術は、開腹手術とは異なり、手術後の痛みが少なく、入院期間が短く、正常状態への復帰が早く、切開範囲が小さいので美容効果に優れるという長所を有する。しかし、調整しにくい手術用マニピュレータ及び切開孔を通じてのみ手術用マニピュレータを動かさなければならないという短所がある。
このような腹腔鏡手術の短所を補完するために、一つの切開孔のみを形成するシングルポート(Single Port)手術、又は、切開孔を一つも形成せずに、口、肛門などのような自然開口部を介して手術用マニピュレータを挿入して手術を行う自然開口部手術(Natural Orifice Translumenal Endoscopic Surgery;NOTES)が最近活発に研究されている。
このようなシングルポート手術または自然開口部手術を円滑に行うためには、手術用マニピュレータのアームが、屈曲のある患者の内部または臓器に沿って通過できるように柔軟性を有しなければならない。同時に、手術部位においては、加えられる荷重に耐えることができるように剛性を有しなければならない。
状況によって簡単に剛性を変更できるように、改善された構造を有するアームユニット及びそれを含むロボットを開示する。
技術的思想の一側面によるロボットは、アーム(arm)ユニットと;前記アームユニットを駆動するための駆動ユニットと;を含み、前記アームユニットは、少なくとも2つ以上の領域で互いに転がり接触(rolling contact)する複数のリンクと;前記複数のリンクを貫通連結する複数のワイヤと;を含むことを特徴とする。
前記複数のリンクは、一列に(serial)配置され、前記複数のリンクのうち少なくとも二つのリンクは互いに隣接する他のリンクと転がり接触することができる。
前記複数のリンクのうち少なくとも一つのリンクは、その中心部が中空状であるボディーと、前記少なくとも一つのリンクと隣接する他のリンクに向かう第1方向に前記ボディーが屈曲して形成される複数の第1転がり接触部と、を含むことができる。
前記第1方向と反対側の第2方向に前記ボディーが屈曲して形成される複数の第2転がり接触部を含むことができる。
前記複数の第1転がり接触部は、前記ボディーが延びる方向に沿って前記ボディーの中心を貫通する中心線を基準に180°回転された位置に配置される一対に設けることができる。
前記複数の第2転がり接触部は、前記ボディーが延びる方向に沿って前記ボディーの中心を貫通する中心線を基準に180°回転された位置に配置される一対に設けることができる。
前記第1転がり接触部は、前記ボディーが延びる方向に沿って前記ボディーの中心を貫通する中心線を基準に前記第2転がり接触部と90°回転された位置に配置することができる。前記第1転がり接触部は、前記隣接する他のリンクと転がり接触する転がり接触面を含むことができる。
前記転がり接触面の少なくとも一部分は、一定の曲率を有する円の一部であり得る。
前記複数のリンクは、第1リンクと、前記ボディーが延びる方向に沿って前記リンクの中心を貫通する中心線を基準に前記第1リンクと90°回転された位置で、前記第1リンクの上部または下部と転がり接触する第2リンクと、を含むことができる。
前記第1リンクと前記第2リンクとの間に位置して、前記第1リンクと前記第2リンク間の滑り(slip)を防止する滑り防止部材をさらに含むことができる。前記滑り防止部材の一面は前記第1リンクの一部分と接し、他面は前記第2リンクの一部分と接することができる。
前記第2リンクと対向する前記第1リンクの第1面と、前記第1面と転がり接触する前記第2リンクの第2面には、それぞれ前記第1リンクと前記第2リンク間の滑り(slip)を防止するために互いに噛み合う第1歯状部及び第2歯状部を設けることができる。前記第1歯状部は、その中心部が中空状に設けられる前記第1リンクの円周方向に沿って前記第1面に形成し、前記第2歯状部は、その中心部が中空状に設けられる前記第2リンクの円周方向に沿って前記第2面に形成することができる。前記第1転がり接触部の高さは互いに異なってもよい。
前記複数のリンクは、その上面と下面の両方が隣接する他のリンクに転がり接触する第1リンクと、その上面と下面のいずれか一方の面は隣接する他のリンクに転がり接触し、他方の面は隣接する他のリンクと互いに相対回転できないように面接触する第2リンクと、その上面と下面の両方が隣接する他のリンクと互いに相対回転できないように面接触する第3リンクと、を含むことができる。
前記第2リンクは、前記第1リンクと前記第3リンクとの間に配置することができる。前記第3リンクは、少なくとも2つ以上が互いに隣接するように配置されて、前記アームユニットが駆動される過程で剛体(rigid body)を形成することができる。
前記複数のワイヤは、前記第1転がり接触部を前記複数のリンクが配置される方向に貫通する一対の第1ワイヤと、前記第2転がり接触部を前記複数のリンクが配置される方向に貫通する一対の第2ワイヤと、を含むことができる。
前記アームユニットが駆動される過程で、前記一対の第1ワイヤのいずれか一方が伸びる長さは、他方が縮む長さと異なっても(non−symmetric)よい。前記第1ワイヤ及び前記第2ワイヤに加えられる張力(tension)と前記アームユニットの剛性(stiffness)とは互いに比例することができる。
前記駆動ユニットは、前記第1ワイヤ及び前記第2ワイヤの経路を変更する少なくとも一つのプーリと、前記第1ワイヤ及び前記第2ワイヤに加えられる張力を調節できるように前記第1ワイヤ及び前記第2ワイヤに連結される駆動プレートと、を含むことができる。
また、技術的思想の他の側面に係るロボットは、複数のリンクを含むアームユニット、及び前記アームユニットを駆動するための駆動ユニットを含むロボットにおいて、前記リンクは、その中心部が中空状であるボディーと;前記ボディーの上部面及び下部面のうち少なくとも一つの一部区間が前記ボディーの長手方向に突出形成されて、前記リンクと隣接する他のリンクに転がり接触する少なくとも一つの凸部と;を含むことを特徴とする。
前記リンクは、前記凸部に連結される少なくとも一つの凹部を含み、前記凹部は、前記リンク及び前記リンクと隣接する他のリンクが前記凸部を通じて相対回動できるように回動空間を形成することができる。
前記凸部は、前記ボディーの中心を貫通する中心線を含む仮想の第1分割面を基準に互いに対向する位置に配置される一対に設けることができる。前記凹部は、前記第1分割面と直交する仮想の第2分割面を基準に互いに対向する位置に配置される一対に設けることができる。前記凸部は、隣接する他のリンクと転がり接触する転がり接触面を含み、前記転がり接触面の少なくとも一部分は一定の曲率を有する円の一部であってもよい。
前記複数のリンクは、第1リンクと、前記第1リンクと同一の形状を有し、前記第1リンクの上部面及び下部面と隣接する第2リンク及び第3リンクを含み、前記第1リンクは、その中心部が中空状であるボディーと、前記ボディーの上部面の一部区間が前記ボディーの長手方向に突出形成されて、前記第2リンクに転がり接触する一対の第1凸部と、前記ボディーの下部面の一部区間が前記第1凸部が突出する方向と反対方向に突出形成されて、前記第3リンクに転がり接触する一対の第2凸部と、を含み、前記第2凸部は、前記ボディーが延びる方向に沿って前記ボディーの中心を貫通する中心線を基準に前記第1凸部と90°回転された位置に配置することができる。
前記第2リンクは、その中心部が中空状であるボディーと、前記ボディーの上部面の一部区間が前記ボディーの長手方向に突出形成されて、前記第2リンクの上部面と隣接する他のリンクに転がり接触する一対の第3凸部と、前記ボディーの下部面の一部区間が前記第1凸部が突出する方向と反対方向に突出形成されて、前記第1リンクに転がり接触する一対の第4凸部と、を含み、前記一対の第4凸部は、前記一対の第1凸部とそれぞれ転がり接触することができる。
前記第1リンクと前記第2リンクとの間に位置して、前記第1リンクと前記第2リンク間の滑り(slip)を防止する滑り防止部材をさらに含み、前記滑り防止部材の一面は前記第1凸部と接し、他面は前記第4凸部と接することができる。
前記第1凸部及び前記第4凸部は、前記第1リンクと前記第2リンク間の滑り(slip)を防止するために、前記第1凸部の少なくとも一部と前記第4凸部の少なくとも一部が互いに噛み合うことができるように歯状部を含むことができる。前記一対の凸部が突出する長さは互いに異なってもよい。
複数のリンクを連結するワイヤの張力(Tension)を調節して、複数のリンクで構成されるアームユニットの剛性を調節することができる。
一実施例に係るアームユニット及び駆動ユニットを示す図である。 図1のアームユニットを構成するリンクを示す図である。 図2を違った角度から見た様子を示す図である。 図2の側面図である。 一実施例に係るアームユニットのチルト(Tilt)モーション及びパン(Pan)モーションを示す図である。 一実施例に係るアームユニットのチルト(Tilt)モーション及びパン(Pan)モーションを示す図である。 ワイヤに加えられる張力とアームユニットの剛性との間の関係を説明するための図である。 ワイヤに加えられる張力とアームユニットの剛性との間の関係を説明するための図である。 ワイヤに加えられる張力とアームユニットの剛性との間の関係を説明するための図である。 ワイヤに加えられる張力とアームユニットの剛性との間の関係を説明するための図である。 一実施例に係るアームユニットを構成するリンク同士間に滑り防止部材が挿入される様子を示す図である。 一実施例に係るアームユニットを構成するリンク同士間に滑り防止部材が挿入される様子を示す図である。 一実施例に係るアームユニットを構成するリンク同士間に滑り防止部材が挿入される様子を示す図である。 他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。 他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。 他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。 更に他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。 更に他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。 更に他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。 更に他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。 更に他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。 更に他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。
以下では、実施例を添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、一実施例に係るアームユニット及び駆動ユニットを示す図である。図1に示すように、ロボット1は、アームユニット10と、アームユニット10を駆動するための駆動ユニット50とを含んで構成される。
アームユニット10は、一列(Serial)に配置され、互いに転がり接触(rolling contact)するリンク110、及びリンク110を貫通して連結するワイヤ181a,181b,182a,182bを含む。
ワイヤ181a,181b,182a,182bは、アームユニット10のチルトモーションを具現するために対向して配置される一対の第1ワイヤ181a,181b、及びアームユニット10のパンモーションを具現するために対向して配置される一対の第2ワイヤ182a,182bを含む。
駆動ユニット50は、ワイヤ181a,181b,182a,182bの経路を変更する少なくとも一つのプーリ52と、ワイヤ181a,181b,182a,182bに加えられる張力を調節できるようにワイヤ181a,181b,182a,182bに連結される駆動プレート54と、駆動プレート54を駆動するための駆動モータ(図示せず)と、を含む。
駆動プレート54は、ワイヤ181a,181b,182a,182bが巻かれるように円弧状に設けることができる。駆動プレート54は、アームユニット10のチルトモーションに関連する第1ワイヤ181a,181bに連結されて、第1ワイヤ181a,181bの張力を調節する第1駆動プレート54aと、アームユニット10のパンモーションに関連する第2ワイヤ182a,182bに連結されて、第2ワイヤ182a,182bの張力を調節する第2駆動プレート54bと、を含む。
第1駆動プレート54aと第2駆動プレート54bは、それぞれ個別的に駆動されて回転しながら、アームユニット10のチルトモーション及びパンモーションを具現するための第1ワイヤ181a,181b及び第2ワイヤ182a,182bの張力を調節することができる。
図2は、図1のアームユニットを構成するリンクを示す図で、図3は、図2を違った角度から見た様子を示す図で、図4は、図2の側面図で、図5A及び図5Bは、一実施例に係るアームユニットのチルト(Tilt)モーションとパン(Pan)モーションを示す図である。
図2乃至図5Bに示すように、リンク110は、その中心部が中空状であるボディー112と、リンク110の上部に隣接して配置される他のリンク110に向かう第1方向にボディー112が屈曲して形成される一対の第1転がり接触部114a,114bと、第1方向と反対方向にボディー112が屈曲して形成される一対の第2転がり接触部116a,116bと、を含む。
第1転がり接触部114a,114bは、その上部に隣接する他のリンク110と接触できるように、ボディー112の上部面の一部区間がボディー112の長手方向に突出形成され、第2転がり接触部116a,116bは、その下部に隣接する他のリンク110と接触できるように、ボディー112の下部面の一部区間が第1転がり接触部114a,114bが突出する方向と反対方向に突出形成されるので、第1転がり接触部114a,114b及び第2転がり接触部116a,116bを、それぞれ、第1凸部114a,114b及び第2凸部116a,116bと見ることができる。
一対の第1転がり接触部114a,114b及び一対の第2転がり接触部116a,116bは、ボディー112が延びる方向に沿ってボディー112の中心を貫通する中心線Lcを基準に180°回転された位置に互いに配置される。また、一対の第1転がり接触部114a,114bは、中心線Lcを基準にボディー112の円周方向に沿って第2転がり接触部116a,116bとそれぞれ90°回転された位置に配置される。
第1転がり接触部114a,114bが形成されるボディー112の上部面には、第1転がり接触部114a,114bに連結される第1凹部115a,115bが形成され、第2転がり接触部116a,116bが形成されるボディー112の下部面には、第2転がり接触部116a,116bに連結される第2凹部117a,117bが形成される。第1凹部115a,115bは、中心線Lcを基準にボディー112の円周方向に沿って第1転がり接触部114a,114bとそれぞれ90°回転された位置に配置され、第2凹部117a,117bは、中心線Lcを基準にボディー112の円周方向に沿って第2転がり接触部116a,116bとそれぞれ90°回転された位置に配置される。第1転がり接触部114a,114bは、中心線Lcを含む仮想の第1分割面F1を基準に互いに対称する位置に配置され、第1凹部115a,115bは、中心線Lcを含み、第1分割面F1と直交する仮想の第2分割面F2を基準に互いに対称する位置に配置される。
一対の第1転がり接触部114a,114b及び一対の第2転がり接触部116a,116bには、チルトモーション及びパンモーションを具現するための第1ワイヤ181a,181b及び第2ワイヤ182a,182bが貫通する第1貫通孔121a,121b及び第2貫通孔122a,122bが設けられる。
それぞれの個別リンク110は、互いに隣接する他の個別リンク110と中心線Lcを基準に90°回転された状態で順次に結合されてアームユニット10を構成する。したがって、図1に示されたように、第1ワイヤ181a,181b及び第2ワイヤ182a,182bのそれぞれは、リンク110の第1貫通孔121a,121b及び隣接するリンク110の第2貫通孔122a,122bを貫通する。
隣接する個別リンク110が互いに相対回転できるように、第1転がり接触部114a,114b及び一対の第2転がり接触部116a,116bの少なくとも一部分は、図4に示されたように、所定の曲率Cを有する円の一部を含むことができる。
ワイヤ181a,181b,182a,182bに力が加えられない状態で、いずれか一つの個別リンク110のボディー112の上部面に形成される第1転がり接触部114a,114bは、その上部に配置される他の個別リンク110のボディー112の下部面に形成される第2転がり接触部116a,116bに転がり接触する。また、いずれか一つの個別リンク110のボディー112の下部面に形成される第2転がり接触部116a,116bは、その下部に配置される他の個別リンク110のボディー112の上部面に形成される第1転がり接触部114a,114bにそれぞれ転がり接触する。
また、いずれか一つの個別リンク110の第1転がり接触部114a,114bに連結される第1凹部115a,115bは、その上部に配置される他の個別リンク110の第2転がり接触部116a,116bに連結される第2凹部117a,117bと互いに対向するように配置されて、互いに隣接する個別リンク110間の相対回動が可能なように回動空間S1、S2を形成する。また、いずれか一つの個別リンク110の第2転がり接触部116a,116bに連結される第2凹部117a,117bは、その下部に配置される他の個別リンク110の第1転がり接触部114a,114bに連結される第1凹部115a,115bと互いに対向するように配置されて、回動空間S1、S2を形成する。
図5Aに示すように、第1ワイヤ181a,181bの張力を調節すると、いずれか一つの個別リンク110のボディー112の下部面に形成される第2転がり接触部116a,116bと、その下部に配置される他の個別リンク110のボディー112の上部面に形成される第1転がり接触部114a,114bとの間の相対回動が発生して、チルト(Tilt)モーションが具現される。
また、図5Bに示すように、第2ワイヤ182a,182bの張力を調節すると、いずれか一つの個別リンク110のボディー112の上部面に形成される第1転がり接触部114a,114bと、その上部に配置される他の個別リンク110のボディー112の下部面に形成される第2転がり接触部116a,116bとの間の相対回動が発生して、パン(Pan)モーションが具現される。
このように、アームユニット10がチルトモーションを行う過程で、第1ワイヤ181a,181bのいずれか一方が伸びる長さは、他方が縮む長さと異なり(Non−symmetric)、アームユニット10がパン(Pan)モーションを行う過程で、第2ワイヤ182a,182bのいずれか一方が伸びる長さは、他方が縮む長さと異なる。したがって、第1ワイヤ181a,181b及び第2ワイヤ182a,182bに加えられる張力は、複数のリンク110で構成されるアームユニット10の剛性と比例関係を有することになる。
図6A、図6B、図7A及び図7Bは、ワイヤに加えられる張力とアームユニットの剛性との間の関係を説明するための図である。
ここで、‘n’は、個別リンク110の個数を示し、‘Φ’及び‘Φ’は、パンモーション及びチルトモーションのそれぞれにおいて隣接する個別リンク110間に形成される角度を示し、‘θ’及び‘θ’は、パンモーション及びチルトモーションのそれぞれにおいて端部に位置した個別リンク110が形成する角度を意味し、‘Lpl’及び‘Lpr’はそれぞれ、隣接する個別リンク110を連結する第2ワイヤ182a,182bの一部分の長さを意味し、‘dpl’及び‘dpr’は、第2ワイヤ182a,182bの全長を意味する。
図6A及び図6Bを参考して、第2ワイヤ182a,182bの伸びたり、縮んだ長さを上記の変数どうし間の関係を用いて導き出すと、次の通りである。
Figure 2013244595
このとき、
Figure 2013244595
との和は‘0(zero)’ではない。すなわち、アームユニット10がチルトモーションまたはパンモーションを行う過程で、第2ワイヤ182a,182bのいずれか一方182aが伸びた長さと、他方182bが縮んだ長さの絶対値は互いに異なる。これは、第1ワイヤ181a,181bにも同一に適用される。
このように、アームユニット10がチルトモーションまたはパンモーションを行う過程で、第1ワイヤ181a,181b及び第2ワイヤ182a,182bの非対称性(Non−symmetric)によって、第1ワイヤ181a,181b及び第2ワイヤ182a,182bの張力の調節を通じてアームユニット10の剛性(Stiffness)を変更させることができる。
図7A及び図7Bを参考して、第1ワイヤ181a,181b及び第2ワイヤ182a,182bに加えられる張力(T)とアームユニット10の剛性(K)との間の関係を導き出すと、次の通りである。
Figure 2013244595
ここで、図7Bに示すように、仮想仕事の原理(Virtual work concept)を適用すると、次の通りである。
Figure 2013244595
上の式を整理すると、
Figure 2013244595
上記の式から分かるように、第1ワイヤ181a,181b及び第2ワイヤ182a,182bに加えられる張力(T)とアームユニット10の剛性(K)とは互いに比例関係にあり、したがって、第1ワイヤ181a,181b及び第2ワイヤ182a,182bの張力(T)を調節してアームユニット10の剛性を変更させることができる。
このような構造を通じて、アームユニット10が屈曲のある患者の内部または臓器に沿って手術部位まで移動する間には、アームユニット10の剛性を減らして柔軟性を有するようにし、手術部位に到達して手術を行う過程では、アームユニット10に加えられる荷重に耐えることができるように剛性を高めて柔軟性を有しないようにすることで、より効率的に手術を行うことができる。
図8A乃至図8Cは、一実施例に係るアームユニットを構成するリンク間に滑り防止部材が挿入される様子を示す図である。図8A乃至図8Cに示すように、滑り防止部材150は、互いに隣接する個別リンク110の間に位置して、個別リンク110が回動する過程で発生し得る滑り(Slip)を防止する。
滑り防止部材150は、その一面150aと他面150bを通じて、隣接する個別リンク110の両方と接することができるように、個別リンク110のボディー112の上部面の一部及び下部面の一部が組み合わされた形状で設けられる。滑り防止部材150は、個別リンク110と異なる材質で設けることができ、特に、滑り防止に効果的なゴム材質やプラスチック材質で設けることができる。
図9A乃至図9Cは、他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。
アームユニット20を構成する個別リンク210の歯状部214,216を除いた残りの部分及び駆動原理は、アームユニット10を構成する個別リンク110と同一であるので説明を省略する。
図9A乃至図9Cに示すように、アームユニット20の個別リンク210は、個別リンク210が互いに相対回動する過程で発生し得る滑り(Slip)を防止するための歯状部214,216をさらに含む。
歯状部212,214は、屈曲形成されるリンク210のボディー212の上部面に形成される第1歯状部214と、下部面に形成される第2歯状部216とを含む。第1歯状部214及び第2歯状部216はそれぞれ、ボディー212の上部面及び下部面の円周方向に沿って形成される。
複数のリンク210のいずれか一つの個別リンク210に形成される第1歯状部214と、いずれか一つの個別リンク210の上部に配置される他の一つの個別リンク210に形成される第2歯状部216とが互いに噛み合うので、隣接する個別リンク110が転がり接触して相対回動する過程で滑り現象が未然に防止される。
図10A乃至図10Cは、更に他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。図10A乃至図10Cに示すように、更に他の一実施例に係るアームユニット30は、第1リンク310、第2リンク320、及び第3リンク330を含む。第2リンク320は、第1リンク310の上面312aに隣接して転がり接触するリンクであり、第3リンク330は、第2リンク320の上面322aに隣接して面接触するリンクであり得る。
上記の説明では、第2リンク320及び第3リンク330をそれぞれ、第1リンク310の上面312a及び第2リンク320の上面322aに隣接するものと説明したが、第2リンク320及び第3リンク330がそれぞれ、第1リンク310の下面312b及び第2リンク320の下面322bにも隣接できるということは自明である。
第1リンク310は、上述したアームユニット10の個別リンク110と同一であるので、詳細な説明は省略する。第3リンク330は、その中心部が中空状であるボディー332と、ボディー332の上面332a及び下面332bにそれぞれ形成されて、隣接する第2リンク320または第3リンク330と面接触する第1平坦部334a,334b及び第2平坦部336a,336bを含む。
第2リンク320は、第1リンク310と第3リンク330との間に配置されて、第1リンク310と第3リンク330を連結する。第2リンク320は、その中心部が中空状であるボディー322と、ボディー322の第1面322aに形成される第3平坦部324a,324bと、第1面322aと反対側の第2面322bに形成される第3転がり接触部326a,326bを含む。
第3平坦部324a,324bは、第3リンク330に形成される第1平坦部334a,334bまたは第2平坦部336a,336bの形状と実質的に同一であり、第3転がり接触部326a,326bは、第1リンク310に形成される第1転がり接触部314a,314bまたは第2転がり接触部316a,316bの形状と実質的に同一である。
第1リンク310は、少なくとも2つ以上が互いに隣接するように配置されて相対回動しながら、アームユニット30がチルトモーション及びパンモーションを取ることができるようにし、第3リンク330は、少なくとも2つ以上が互いに隣接するように配置されて、アームユニット30がチルトモーション及びパンモーションを取る過程で実質的に剛体(Rigid body)を形成するようにする。図10Cに示すように、第1リンク310、第2リンク320、第3リンク330を連結するワイヤ380a,380bに張力が加えられると、第3リンク330は剛体を形成して、アームユニット30の剛性が維持されるようにし、第1リンク310は互いに相対回転しながら、アームユニット30がチルトモーション及びパンモーションを取ることができるようにする。
図11A乃至図11Cは、更に他の一実施例に係るアームユニットを示す図である。図11A乃至図11Cに示すように、アームユニット40は、その上部と下部が互いに対称形状に設けられる第1リンク410と、その上部と下部が互いに非対称形状に設けられる第2リンク420とを含んで構成される。
第1リンク410は、上述したアームユニット10の個別リンク110と同一であるので、詳細な説明は省略する。第2リンク420は、その中心部が中空状であるボディー422と、ボディー422の第1面422aに形成される第4転がり接触部424a,424bと、第1面422aと反対側の第2面422bに形成される第5転がり接触部426a,426bと、を含む。
ボディー422は、アームユニット40がチルトモーションまたはパンモーションを行う過程で、第1リンク410または第2リンク420が回動する方向にその一側が他の一側に比べてさらに延長されるので、非対称形状を有するようになる。したがって、第4転がり接触部424a,424b間の高さの差が発生するようになる。
第1リンク410と第2リンク420は、互いに90°角度で回転して交互に配置されるので、アームユニット40の初期形状が、チルトモーションまたはパンモーションを行っている状態でのように傾いて配置される。したがって、アームユニット40がさらに大きな角度でチルトモーションまたはパンモーションを行うことができて、アームユニット40が手術部位などに到達できる範囲が増加するようになる。
1 ロボット
10,20,30,40 アームユニット
50 駆動ユニット
110,210 リンク
310,410 第1リンク
320,420 第2リンク
330 第3リンク

Claims (30)

  1. アーム(arm)ユニットと、
    前記アームユニットを駆動するための駆動ユニットと、を含み、
    前記アームユニットは、
    少なくとも2つ以上の領域で互いに転がり接触(rolling contact)する複数のリンクと、
    前記複数のリンクを貫通連結する複数のワイヤと、を含む、器具。
  2. 前記複数のリンクは、一列に(serial)配置され、前記複数のリンクのうち少なくとも二つのリンクは互いに隣接する他のリンクと転がり接触する、請求項1に記載の器具。
  3. 前記複数のリンクのうち少なくとも一つのリンクは、その中心部が中空状であるボディーを含む、請求項1または2に記載の器具。
  4. 前記複数のリンクは、前記リンクと隣接するリンクに向かう第1方向に前記ボディーが屈曲して形成される複数の第1転がり接触部を含む、請求項2に記載の器具。
  5. 前記第1方向と反対側の第2方向に前記ボディーが屈曲して形成される複数の第2転がり接触部を含む、請求項4に記載の器具。
  6. 前記複数の第1転がり接触部は、前記ボディーが延びる方向に沿って前記ボディーの中心を貫通する中心線を基準に180°回転された位置に配置されて、一対に設けられる、請求項4または5に記載の器具。
  7. 前記複数の第2転がり接触部は、前記ボディーが延びる方向に沿って前記ボディーの中心を貫通する中心線を基準に180°回転された位置に配置されて、一対に設けられる、請求項5または6に記載の器具。
  8. 前記第1転がり接触部は、前記ボディーが延びる方向に沿って前記ボディーの中心を貫通する中心線を基準に前記第2転がり接触部と90°回転された位置に配置される、請求項7に記載の器具。
  9. 前記第1転がり接触部の一部分は、一定の曲率を有する円の一部である、請求項3に記載の器具。
  10. 前記複数のリンクは、
    第1リンクと、
    前記ボディーが延びる方向に沿って前記リンクの中心を貫通する中心線を基準に前記第1リンクと90°回転された位置で、前記第1リンクの上部または下部と転がり接触する第2リンクと、を含む、請求項2または3に記載の器具。
  11. 前記第1リンクと前記第2リンクとの間に位置して、前記第1リンクと前記第2リンク間の滑り(slip)を防止する滑り防止部材をさらに含む、請求項10に記載の器具。
  12. 前記滑り防止部材の一面は前記第1リンクの一部分と接し、他面は前記第2リンクの一部分と接する、請求項11に記載の器具。
  13. 前記第2リンクと対向する前記第1リンクの第1面と、前記第1面と転がり接触する前記第2リンクの第2面には、それぞれ前記第1リンクと前記第2リンク間の滑り(slip)を防止するために互いに噛み合う第1歯状部及び第2歯状部が設けられる、請求項10に記載の器具。
  14. 前記第1歯状部は、その中心部が中空状に設けられる前記第1リンクの円周方向に沿って前記第1面に形成され、
    前記第2歯状部は、その中心部が中空状に設けられる前記第2リンクの円周方向に沿って前記第2面に形成される、請求項13に記載の器具。
  15. 前記第1転がり接触部の高さは互いに異なる、請求項4または5に記載の器具。
  16. 前記複数のリンクは、
    その上面と下面の両方が隣接する他のリンクに転がり接触する第1リンクと、
    その上面と下面のいずれか一方の面は隣接する他のリンクに転がり接触し、他方の面は隣接する他のリンクに面接触する第2リンクと、
    その上面と下面の両方が隣接する他のリンクに面接触する第3リンクと、を含む、請求項2または3に記載の器具。
  17. 前記第2リンクは、前記第1リンクと前記第3リンクとの間に配置される、請求項16に記載の器具。
  18. 前記第3リンクは、少なくとも2つ以上が互いに隣接するように配置されて、前記アームユニットが駆動される過程で剛体(rigid body)を形成する、請求項17に記載の器具。
  19. 前記複数のワイヤは、
    前記第1転がり接触部を前記複数のリンクが配置される方向に貫通する一対の第1ワイヤと、
    前記第2転がり接触部を前記複数のリンクが配置される方向に貫通する一対の第2ワイヤと、を含む、請求項5乃至7に記載の器具。
  20. 前記アームユニットが駆動される過程で、前記一対の第1ワイヤのいずれか一方が伸びる長さは、他方が縮む長さと異なる(non−symmetric)ことを特徴とする、請求項19に記載の器具。
  21. 前記駆動ユニットは、
    前記第1ワイヤ及び前記第2ワイヤの経路を変更する少なくとも一つのプーリと、
    前記第1ワイヤ及び前記第2ワイヤに加えられる張力を調節できるように前記第1ワイヤ及び前記第2ワイヤに連結される駆動プレートと、を含む、請求項19に記載の器具。
  22. 複数のリンクを含むアームユニット、及び前記アームユニットを駆動するための駆動ユニットを含む器具において、
    前記リンクは、
    その中心部が中空状であるボディーと、
    前記ボディーの上部面及び下部面のうち少なくとも一つの一部区間が前記ボディーの長手方向に突出形成されて、前記リンクと隣接する他のリンクに転がり接触する少なくとも一つの凸部と、を含む、器具。
  23. 前記リンクは、前記凸部に連結される少なくとも一つの凹部を含み、
    前記凹部は、前記リンク及び前記リンクと隣接する他のリンクが前記凸部を通じて相対回動できるように回動空間を形成する、請求項22に記載の器具。
  24. 前記凸部は、前記ボディーの中心を貫通する中心線を含む仮想の第1分割面を基準に互いに対向する位置に配置されて、一対に設けられる、請求項22または23に記載の器具。
  25. 前記凹部は、前記第1分割面と直交する仮想の第2分割面を基準に互いに対向する位置に配置されて、一対に設けられる、請求項23または24に記載の器具。
  26. 前記複数のリンクは、第1リンクと、前記第1リンクと同一の形状を有し、前記第1リンクの上部面及び下部面と隣接する第2リンク及び第3リンクを含み、
    前記第1リンクは、その中心部が中空状であるボディーと、前記ボディーの上部面の一部区間が前記ボディーの長手方向に突出形成されて、前記第2リンクに転がり接触する一対の第1凸部と、前記ボディーの下部面の一部区間が前記第1凸部が突出する方向と反対方向に突出形成されて、前記第3リンクに転がり接触する一対の第2凸部と、を含み、
    前記第2凸部は、前記ボディーが延びる方向に沿って前記ボディーの中心を貫通する中心線を基準に前記第1凸部と90°回転された位置に配置される、請求項22に記載の器具。
  27. 前記第2リンクは、その中心部が中空状であるボディーと、前記ボディーの上部面の一部区間が前記ボディーの長手方向に突出形成されて、前記第2リンクの上部面と隣接する他のリンクに転がり接触する一対の第3凸部と、前記ボディーの下部面の一部区間が前記第1凸部が突出する方向と反対方向に突出形成されて、前記第1リンクに転がり接触する一対の第4凸部と、を含み、
    前記一対の第4凸部は、前記一対の第1凸部とそれぞれ転がり接触する、請求項26に記載の器具。
  28. 前記第1リンクと前記第2リンクとの間に位置して、前記第1リンクと前記第2リンク間の滑り(slip)を防止する滑り防止部材をさらに含み、
    前記滑り防止部材の一面は前記第1凸部と接し、他面は前記第4凸部と接する、請求項27に記載の器具。
  29. 前記第1凸部及び前記第4凸部は、前記第1リンクと前記第2リンク間の滑り(slip)を防止するために、前記第1凸部の少なくとも一部と前記第4凸部の少なくとも一部が互いに噛み合うことができるように歯状部を含む、請求項27に記載の器具。
  30. 前記凸部は、
    前記一対の凸部が突出する長さは互いに異なる、請求項24に記載の器具。
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