JP2013243941A - Ladder structure of general purpose combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、汎用コンバインの梯子構造に関する。 The present invention relates to a ladder structure for a general purpose combiner.
従来、刈取られた穀稈を搬送部のフィーダハウスを介し後方搬送する刈取部と、該フィーダハウスから供給される穀稈を脱穀するスレッシャー型の脱穀部を備え、該脱穀部の前側機壁とフィーダハウスとの間に形成されるコーナ状の空間部に梯子を立設し、該梯子を利用しフィーダハウスや脱穀部に上り、必要箇所の点検や修理並びに清掃等のメンテナンス作業を行なうようにした汎用コンバインは既に公知である(例えば、特許文献1参照)。
上記コンバインの梯子設置構造は、空間部に設置する梯子を、その前側の縦フレームをフィーダハウスに近接させた状態で、後側の縦フレームを前側機壁の外側寄りに配置することにより、空間部の前後方向に対して平面視で傾斜状に設置している。
2. Description of the Related Art Conventionally, a reaping part that conveys the harvested cereals backward via a feeder house of the conveying part, and a thresholder type threshing part that threshs the cereals supplied from the feeder house, the front side wall of the threshing part A ladder is erected in a corner-shaped space formed between the feeder house and the feeder house, and the ladder is used to go up to the feeder house and threshing section to perform maintenance work such as inspection, repair, and cleaning of necessary parts. The general-purpose combine made is already known (see, for example, Patent Document 1).
The above-described combine ladder installation structure is configured by placing the rear vertical frame closer to the outside of the front machine wall with the front vertical frame close to the feeder house and the ladder installed in the space. It is installed in an inclined shape in plan view with respect to the front-rear direction of the part.
上記特許文献1で示される梯子設置構造は、梯子の前側の縦フレームをフィーダハウスに近接させた状態で、後側の縦フレームを前側機壁の外側寄りに配設することにより、空間部の前後方向に対して傾斜状に設置しているが、後側の縦フレームを脱穀部の機体外方側に大きく突出させて取付けているため、縦フレームが走行中に他物に衝突し易く梯子及び他物を損傷させることがある。また機体外方側の中途に大きく突出する梯子に植立穀稈の穂先部が接触して引きちぎられる等の欠点もある。特に、後進走行により納屋等の狭小な場所で機体を格納する際に、作業者は右側に配置される操縦部から、左側後部の機体外方側のコンバイン本体の機体幅を目視しながら操縦をするが、この場合に機体外方側の中途に突出する梯子の縦フレームを看過し易いため、コンバインの格納作業をやり直さねばならないため機体後進格納作業を煩雑にする等の課題もある。
In the ladder installation structure shown in
上記課題を解決するために本発明は、第1に、走行装置2aを備える機体フレーム2に、植立する作物を刈取り搬送部10のフィーダハウス20を介し後方搬送する刈取部9と、該フィーダハウス20から供給される作物を脱穀するスレッシャー型の脱穀部7を搭載し、該脱穀部7の前側機壁7fとフィーダハウス20との間に形成される空間部Sに梯子25を立設し、該梯子25を利用してフィーダハウス20及び脱穀部7に上るようにした汎用コンバインの梯子設置構造1において、
前記空間部S内で梯子25を、該梯子25の前側の縦フレーム25aをフィーダハウス20に近接させた状態で、後側の縦フレーム25aを前側機壁7fの外側寄りに近接させることにより、空間部Sの前後方向に対して傾斜状に配置すると共に、平面視において後側の縦フレーム25aを、脱穀部7の後部に設置されて機体外方に突出する排藁処理装置6の機体後部突出端Rと略同一線上に配置させることを特徴としている。
第2に、梯子25を、後側の縦フレーム25aを前側機壁7fの外側寄りに回動取付手段26によって縦軸中心に回動自在に取付けると共に、前側の縦フレーム25aを機体側に切換固定手段27によって固定解除自在に取付けることにより、梯子25を空間部Sに臨ませる前側梯子作業姿勢から回動取付手段26の固定を解除し、回動取付手段26を支点に反転回動し、前側の縦フレーム25aを脱穀部7の外側に沿う後側梯子作業姿勢に切換え固定自在に構成したことを特徴としている。
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention firstly provides a cutting unit 9 for conveying a crop to be planted rearward to a
In the space S, the
Secondly, the
請求項1の発明による汎用コンバインの梯子設置構造によれば、脱穀部の前側機壁とフィーダハウスとの間に形成される空間部内で、梯子を前側の縦フレームをフィーダハウスに近接させた状態で、後側の縦フレームを前側機壁の外側寄りに近接させることにより、空間部の前後方向に対して傾斜状に配置すると共に、平面視において後側の縦フレームを、脱穀部の後部に設置されて機体外方に突出する排藁処理装置の最大外側突出部と略同一線上に配置させるように構成にしたことにより、稈長の長い植立穀稈を刈取る際に、前後方向に対して傾斜状に配置され且つ後側の縦フレームを機体外方側に大きく突出させない梯子に穂先側が接触したとしても、縦フレームとの強い接当を回避して穂先の引っ掛りを防止することができる。また梯子の後側縦フレームは、脱穀部の後部に設置されて機体外方に突出する排藁処理装置の最大外側突出部が略同一線上に配置されているため、前後進時に機体後部幅を認知する指標になり、コンバイン作業時や機体格納時に操縦を行い易くすることができる。
請求項2の発明によれば、梯子を、後側の縦フレームを前側機壁の外側寄りに回動取付手段によって縦軸中心に回動自在に取付けると共に、前側の縦フレームを機体側に切換固定手段によって固定解除自在に取付けることにより、梯子を空間部に臨ませる前側梯子作業姿勢から回動取付手段の固定を解除し、回動取付手段を支点に反転回動し、前側の縦フレームを脱穀部の外側に沿う後側梯子作業姿勢に切換え固定自在に構成したことにより、空間部内で前後方向に対し傾斜状に配置される梯子は、機体前部から行う脱穀部のメンテナンス作業を容易に行うことができると共に、フィーダハウスの上部に簡単に乗り移ることができるので、フィーダハウスに安定よく身を置いた状態で、内部の搬送コンベア等の点検や修理並びに清掃等を十分に行うことができる。また脱穀部の上部後方側のメンテナンス作業を、作業者がフィーダハウスに上ることなく行いたい場合には、前側の固定部材の固定を解除し回動取付手段を支点に反転回動し前側の縦フレームを後側の切換固定手段の固定部材に合致させて固定すると、梯子は前側梯子作業姿勢から後方の脱穀部の外側に沿う後側梯子作業姿勢に簡単に設置することができるため、ここから作業者はここから梯子を利用して上ることにより、メンテナンス作業を安定姿勢を保ちながら行うことができる。従って、梯子の作業姿勢の切換えによって、必要とするメンテナンス箇所に応じたメンテナンス作業を能率よく行うことができる。
According to the ladder installation structure of the general-purpose combiner according to the invention of
According to the second aspect of the invention, the ladder is attached to the rear vertical frame to the outside of the front machine wall so as to be rotatable about the vertical axis by the rotation attaching means, and the front vertical frame is switched to the machine body side. By attaching the fixing means so as to be unreleasable, the fixing of the rotating mounting means is released from the front ladder working posture in which the ladder faces the space, the rotating mounting means is reversed and rotated around the fulcrum, and the front vertical frame is moved. The ladder arranged in a slanting manner with respect to the front-rear direction in the space part can be easily fixed by switching to the rear ladder work posture along the outside of the threshing part, so that the maintenance work of the threshing part performed from the front part of the machine body is easy In addition to being able to transfer to the upper part of the feeder house, it is possible to check, repair, and clean the internal conveyor etc. It can be carried out. Also, when the operator wants to perform maintenance work on the upper rear side of the threshing part without going up to the feeder house, the front fixing member is released, and the rotating attachment means is turned around the fulcrum to rotate the front side vertically. Since the ladder can be easily installed from the front ladder working posture to the rear ladder working posture along the outside of the rear threshing part when the frame is fixed to match the fixing member of the rear switching fixing means, from here The worker can use the ladder from here to perform maintenance work while maintaining a stable posture. Therefore, the maintenance work according to the required maintenance location can be efficiently performed by switching the work posture of the ladder.
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1,図2において符号Aは本発明に係る梯子設置構造1を備える汎用型コンバインであり、このコンバインAは、左右一対のクローラ式の走行装置2aを備える機体フレーム2の右側前部位置に、キャビン3aによって覆われる操縦部3と、エンジンが搭載される原動機部4と、穀粒排出オーガ装置5aを備える穀粒貯留部5とを前後方向に配設している。また機体フレーム2の左側方位置には、後部にチョッパー型の排藁処理装置6を備えるスレッシャー型の脱穀部7を配設し、該脱穀部7の前方位置に刈取部9と搬送部10等を作物の刈高さ調節を行うように昇降自在に設置している。
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 and 2, symbol A is a general-purpose combine equipped with a
これによりコンバインAはコンバイン作業時に、圃場に植立する作物を刈取部9で刈取り、刈取られた作物を搬送部10を介し脱穀部7に搬送し、脱穀部7によって脱穀選別された穀粒(精粒)を穀粒貯留部5に供給して貯留する。また脱穀部7から排出される藁屑は排藁処理装置6によって粉砕された状態で後方に排出する。そして、このコンバインAは、搬送部10内又は脱穀部7の扱室内等の点検や修理並びに清掃等を必要とするとき、後述する梯子設置構造1による梯子25を利用することにより、メンテナンス作業を能率よく行うことができるようにしている。
As a result, during the combine operation, the combine A cuts the crops to be planted in the field by the reaping unit 9, transports the harvested crops to the threshing
上記コンバインAの各部の構成について説明する。刈取部9は、プラットホーム11の前端部に左右一対の分草体12を取付け、該分草体12,12間の後方位置に刈刃13を設け、該刈刃13の後方位置にプラットホームオーガ14を設け、プラットホーム11の後端上部に左右一対のリール支持アーム15の基端を取付け、両リール支持アーム15間に収穫機用リールとしての掻込リール16を回転自在に軸支している。また植立穀稈の未刈地側になる左方の分草体12の後方には、ナローガイド12aを公知の構成によって、機体側に沿って近接する格納姿勢と、機体外方に張り出して植立穀稈を押し倒しながら傾倒させて案内する作業姿勢とに切換え自在に設けている。
The configuration of each part of the combine A will be described. The cutting unit 9 has a pair of right and left
上記掻込リール16は、左右のリール外枠17,17間に複数のタイン18を有するタイン取付バー19を円周方向に掻き込み間隔を有して横設しており、下向き矢印方向に回転駆動されることにより、植立穀稈をプラットホーム11内に掻き込むことができる。またリール16によって掻き込まれ刈刃13で刈取られた作物(穀稈)は、プラットホームオーガ14から搬送部10に集合され脱穀部7に搬送供給されて、脱穀選別作業が行われる。
The
搬送部10は、方形状断面をなして前後方向に延長されるフィーダハウス20を、機体フレーム2の前端部に上下回動自在に取り付け、同フィーダハウス20の内部に、穀稈を後方送りする搬送コンベア(図示せず)を内装している。また図3,図4に示すようにフィーダハウス20には、その上壁部21に複数のカバー蓋21aを開閉自在に取付けており、搬送コンベア等の点検や清掃及び修理等のメンテナンス作業を行うことができるようにしている。
The
脱穀部7は、搬送部10の直後方位置に扱胴を前後方向に軸支回転する扱室(図示せず)を形成し、扱室により脱穀された穀粒を含む脱穀物を下方の揺動選別部へ落下する一方、排藁は後方の排藁処理装置6へ移送する。また脱穀部7は、扱室の上方を覆う上部カバー7aと、左側壁7b及びその外側に設置される伝動機構等を覆う側壁カバー7cを開閉自在に備えており、各所のメンテナンス作業を容易に行うことができるようにしている。そして、図示例のコンバインAは、コンバイン本体機体幅の左側の機体外方位置を上記側壁カバー7cの位置にしている。また脱穀部7の脱穀フレームを構成する前側機壁7fの前部には、脱穀入力伝動機構(図示せず)等を覆う伝動部カバー22を着脱自在に取付けている。
The
排藁処理装置6は、脱穀部7の後部に設置されて、内部に複数の破砕歯(図示せず)を突設して横軸回転する排藁処理体を内装する処理本体部6aと、該処理本体部6aの後部に取付けられる排藁処理装置カバー6bとからなる。これにより脱穀部7から排出される排藁を、処理本体部6aの排藁処理体によって破砕処理し、処理排藁を排藁処理装置カバー6bを介して後方に向けて拡散させるように排出案内する。この排藁処理装置カバー6bは、その後端が脱穀部7の側壁カバー7cより機体左側外方に突出する機体後部突出端Rを形成している。即ち、図示例のコンバインAは、コンバイン本体機体幅の左側の機体外方位置(幅)を上記側壁カバー7cの位置にしており、上記排藁処理装置カバー6bの機体後部突出端Rはコンバイン本体機体幅の左側の機体外方側から側方に突出している。
The waste treatment apparatus 6 is installed at the rear part of the threshing
次に、このコンバインAに設置される梯子設置構造1について図1〜図5を参照し詳述する。梯子設置構造1は、梯子25を梯子間隔を有する前後の縦フレーム25aを、複数の横杆25bによって上下方向に連結した長方形状の梯子枠体として構成している。この梯子25は、脱穀部7の前側機壁7fとフィーダハウス20の左側壁20bとの間で形成されるコーナ状の空間部Sに対し、前後方向に対して傾斜状に配置されて平面視で3角形の対辺をなすように立設される前側梯子作業姿勢と、当該梯子25が前記左側壁7bの側壁カバー7cに沿って略平行状をなすように立設される後側梯子作業姿勢とに切換え設置自在に構成されている。
Next, the
即ち、図示例の梯子設置構造1は、梯子25を空間部Sに対向させて平面視で斜め状に取付けるにあたり、後側(左側)の縦フレーム25aの上下を前記前側機壁7fの外側寄りの間で、ヒンジ構造をなす回動取付手段26によって回動自在に取付けている。そして、梯子25は後側の縦フレーム25aの下部側を、フィーダハウス20側に近接させて設置される切換固定手段27と、脱穀部7の左側壁7b側に近接して設置される切換固定手段27に対し、択一的に係脱自在に取付けることにより、前側梯子作業姿勢と後側梯子作業姿勢にある梯子25を安定よく立設するように構成している。
That is, in the illustrated
この際に、梯子25は後述する回動取付手段26と切換固定手段27とによって、縦フレーム25a側が前記機体後部で左側に機体最大突出部をなして突出する前記排藁処理装置カバー6bの最外側から大きくはみ出すことなく略同じ位置になるように配設している。
At this time, the
次に、回動取付手段26及び切換固定手段27について図5を参照し説明する。先ず、回動取付手段26は、前側機壁7fの左辺部にブラケット29を介して固設される上下の縦筒30と、梯子25の後部となる縦フレーム25aにブラケット31を介して下向きに突設される上下の縦軸32とからなり、各対応する縦筒30に縦軸32を上方から挿入して抜け止めをする構成にしている。これにより梯子25は、回動取付手段26によって前側機壁7fと左側壁7bとが接合されて強度を有する脱穀部7の左前側のコーナ部に沿って、略鉛直姿勢で安定よく取付けられると共に、縦軸32を支点に前側梯子作業姿勢と後側梯子作業姿勢とに回動自在に立設される。
Next, the rotation mounting means 26 and the switching fixing means 27 will be described with reference to FIG. First, the rotation mounting means 26 is provided with a
一方、切換固定手段27は、機体フレーム2a側又は脱穀部7側から、前側梯子作業姿勢側と後側梯子作業姿勢側の所定の固定位置に設けられる固定部材33に対し、梯子25の前側の縦フレーム25aを、任意構造の係合固定手段によって択一的に固定するように構成している。即ち、図示例の切換固定手段27は、機体フレーム2aから前記脱穀部7の左前側のコーナ部に沿って略水平状に敷設されて縦フレーム25a,25aの下端に近接させた補助デッキ35に対し、各固定部材33を上向きに立設し、且つ当該各固定部材33に穿設したピン孔33aに対し、左側の縦フレーム25aに穿設したピン孔36を択一的に合致させた状態で、両孔に固定ピン37を係脱自在に挿入する構成にしている。尚、上記補助デッキ35は、足を掛けるデッキ台として利用できると共に、梯子25の荷重を受ける支持台にすることができる。
On the other hand, the switching fixing means 27 is located on the front side of the
この梯子25は、回動取付手段26と切換固定手段27とによって、後側の縦フレーム25aを、脱穀部7の後部に設置されて機体外方に突出する排藁処理装置6の機体後部突出端Rと略同一線上に配置させるようにしている。即ち、縦フレーム25aは、前記機体後部の左側に突出して機体後部最大幅を形成する排藁処理装置カバー6bの機体後部突出端Rから大きくはみ出すことなく略同一線上に位置させ立設している。これによりコンバインAは、ナローガイド12aを作業姿勢に突出させて行う前進刈取作業時に植立穀稈との接触を抑制すると共に、機体後進時においても植立穀稈との接触を抑制する。また機体走行中に脱穀部7に接近した位置に立っている補助作業者との接当も回避するようにしている。
This
以上のように構成される梯子設置構造1を備えるコンバインAは、梯子25を前側梯子作業姿勢に固定すると共に、ナローガイド12aを側方に張り出した作業姿勢に切換えた状態でコンバイン作業を行う。これによりコンバインAは前進するとき、ナローガイド12aが植立穀稈を側方に押し傾けながら機体から穂先を遠ざけるため、穀稈を機体に接触させることなく作業をスムーズに行なう。また上記のようなコンバイン作業において稈長が長い穀稈の場合には、ナローガイド12aによる傾倒案内が解除されたのちに穂先側が梯子25に接触することがあるが、当該梯子25は前後方向に対して傾斜状に配置された状態で後側の縦フレーム25aを機体外方側に大きく突出させないで設けているため、縦フレーム25aは穀稈との強い接当を回避し後方に向けて逃がすので、穂先が梯子25に引っ掛ってちぎられることはない。
The combine A provided with the
また梯子25は後側の縦フレーム25aを、脱穀部7の後部に設置されて機体外方に突出する排藁処理装置6の機体後部突出端Rと略同一線上に配置して前後進時に機体後部幅を認知する指標となるので、前後進走行をする際に、機体後部幅を操縦部3の側方から視認し易い縦フレーム25aの位置を確認しながら、視認し難い排藁処理装置6の機体後部突出端Rを機体後部最大幅として認知した操縦を容易に行うことができる。またコンバイン作業の中途における機体後進時に、機体後方にいる補助作業者は、確認し易い排藁処理装置6の排藁処理装置カバー6bの機体後部突出端Rを見て、これとの接触を避ける位置に移動すれば梯子25との接触も回避することができる等、梯子25の設置に支障されることなく、一連のコンバイン作業をスムーズに行うことができる。さらに、納屋等の狭小な場所でコンバインAを格納するような場合に、作業者は右側の操縦部3から、左側の機体後部外方側の機体幅が目視困難であっても、機体外方側の中途に突出する梯子25の後側縦フレーム25aを指標として、機体の適正格納作業を簡単且つ能率よく行うことができる。
Further, the
そして、コンバインAの搬送部10内又は脱穀部7の扱室内或いは伝動部カバー22内のメンテナンス作業を行なう場合には、梯子25を各メンテナンス作業を必要する箇所に応じて前側梯子作業姿勢と後側梯子作業姿勢との状態固定を選択して行う。即ち、前側梯子作業姿勢に固定された状態の梯子25は、作業者が横杆25bに足を掛けて上ると、その中途で手を伸ばしフィーダハウス20のカバー蓋21aを開け、また脱穀部7の上部カバー7aをロック解除操作をして開けることができ、各内部のメンテナンス作業を簡単に行うことができる。また伝動部カバー22の高い位置にあるボルト等の固定具も容易に外すことができる。
And when performing the maintenance work in the
そして、作業者は前側縦フレーム25aをフィーダハウス20に近接させている梯子25から、必要によりフィーダハウス20の上部に簡単に乗り移ることができるので、フィーダハウス20に安定姿勢によって身を置いた状態で、内部の搬送コンベア等の点検や修理並びに清掃等を十分に行うことができる。さらに、作業者はフィーダハウス20を利用して脱穀部7の上にも容易に移動することができるので、扱室内のメンテナンス作業を十分に行うことができる。この際に、梯子25は前側の縦フレーム25aが前側切換固定手段27の固定部材33に固定支持されているので、作業者の昇降をスムーズに行うことを可能にする。
The operator can easily transfer to the upper part of the
次いで、脱穀部7の上部後方側のメンテナンス作業を作業者が脱穀部7にフィーダハウス20に上ることなく行う場合には、上記前側の固定部材33の固定を解除し回動取付手段26を支点に反転回動し、前側の縦フレーム25aを後側の切換固定手段27の固定部材33に合致させて固定する。これにより梯子25は前側梯子作業姿勢から前側機壁7fより後方の脱穀部7の外側に沿う後側梯子作業姿勢に簡単に設置することができる。そして、作業者は後側梯子作業姿勢にある梯子25を利用して上ることにより、ここから安定姿勢を保ちながら上半身及び手を伸ばしてメンテナンス作業を容易に行うことができる。
Next, when an operator performs maintenance work on the upper rear side of the threshing
従って、作業者は脱穀部7の上部の必要とするメンテナンス作業の状況に応じ、梯子25を前側梯子作業姿勢から後側梯子作業姿勢に択一的に切換えることができるので、敢えてフィーダハウス20から上ることなく、後側梯子作業姿勢の梯子25から直接的に脱穀部7に上るか、又は上ることなく梯子25から手を伸ばしてメンテナンス作業を能率よく行うことができる。次いで、この部のメンテナンス作業を完了した時点で、梯子25を元の前側梯子作業姿勢に切換え固定することによりコンバイン作業を続行する。
Therefore, since the worker can selectively switch the
A 汎用型コンバイン
1 梯子設置構造
2 機体フレーム
2a 走行装置
3 操縦部
6 排藁処理装置
7 脱穀部
7f 前側機壁
9 刈取部
10 搬送部
20 フィーダハウス
25 梯子
25a 縦フレーム
26 回動取付手段
27 切換固定手段
S 空間部
R 機体後部突出端
A General-purpose combine 1
Claims (2)
前記空間部S内で梯子(25)を、該梯子(25)の前側の縦フレーム(25a)をフィーダハウス(20)に近接させた状態で、後側の縦フレーム(25a)を前側機壁(7f)の外側寄りに近接させることにより、空間部(S)の前後方向に対して傾斜状に配置すると共に、平面視において後側の縦フレーム(25a)を、脱穀部(7)の後部に設置されて機体外方に突出する排藁処理装置(6)の機体後部突出端(R)と略同一線上に配置させることを特徴とする汎用コンバインの梯子設置構造。 From the feeder house (20) to the machine frame (2) provided with the traveling device (2a), the harvesting part (9) for conveying the crop to be planted rearward through the feeder house (20) of the cutting and conveying part (10). A space part (S) is mounted between the front machine wall (7f) of the threshing part (7) and the feeder house (20), which is equipped with a thresher type threshing part (7) for threshing the supplied crop. In the ladder installation structure (1) of the general-purpose combine that has a ladder (25) standing upright on the feeder house (20) and the threshing part (7) using the ladder (25),
The ladder (25) is placed in the space S, and the vertical frame (25a) on the front side of the ladder (25) is placed close to the feeder house (20), and the vertical frame (25a) on the rear side is placed on the front machine wall. (7f) by being close to the outer side, it is arranged in an inclined shape with respect to the front-rear direction of the space portion (S), and the rear vertical frame (25a) in the plan view is arranged at the rear portion of the threshing portion (7). A general-purpose combiner installation structure characterized by being arranged substantially on the same line as the rear projecting end (R) of the airframe rear part of the waste disposal device (6) that is installed on the main body and projects outward.
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