JP2013243548A - 表示装置及びテレビジョン受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】外観品位及び強度を保持しつつ熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネットの変形を抑制することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、矩形状の表示部2と、表示部2の背面側に配置されたシャーシ4と、表示部2の正面側及び背面側に配置された枠状のフロントキャビネット3及びリアキャビネット1とを備える。リアキャビネット1は、シャーシ4に固定するためのビスが貫通する複数の固定用貫通孔を有しており、長辺方向に並び配された矩形状の複数の分体11,12,13と、各分体の一辺に沿って設けられ、該分体を互いに連結する連結部とを備える。連結される二つの連結部の内、一方の連結部には、連結用貫通孔が、前記一辺に沿った方向に並設されており、他方の連結部には、前記連結用貫通孔を貫通したビスが挿入される複数の挿入口が形成されている。固定用貫通孔は前記ビスよりも前記長辺方向の寸法が大きく形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】表示装置は、矩形状の表示部2と、表示部2の背面側に配置されたシャーシ4と、表示部2の正面側及び背面側に配置された枠状のフロントキャビネット3及びリアキャビネット1とを備える。リアキャビネット1は、シャーシ4に固定するためのビスが貫通する複数の固定用貫通孔を有しており、長辺方向に並び配された矩形状の複数の分体11,12,13と、各分体の一辺に沿って設けられ、該分体を互いに連結する連結部とを備える。連結される二つの連結部の内、一方の連結部には、連結用貫通孔が、前記一辺に沿った方向に並設されており、他方の連結部には、前記連結用貫通孔を貫通したビスが挿入される複数の挿入口が形成されている。固定用貫通孔は前記ビスよりも前記長辺方向の寸法が大きく形成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、薄型・大型の表示装置及びテレビジョン受信機に関する。
テレビジョン受信機及びインフォメーションディスプレイ等の表示装置は、近年、液晶パネル又はEL(Electro Luminescence)パネル等の表示パネルを備えた薄型のものが多い。薄型の表示装置では、表示パネルを含む矩形平板状の表示部が金属製のシャーシに取り付けられており、表示部の正面側に矩形枠状のフロントキャビネットが備えられ、表示部の背面を覆うリアキャビネットが備えられている。近年では、90インチ型等のより大型化及び薄型化が進んだ表示装置が開発されている。このような大型の表示装置では、リアキャビネットが巨大になり、一体で作成することは困難であるので、リアキャビネットを複数の分体に分割して作成し、個々に作成した分体を組み合わせることでリアキャビネットを完成させることが考えられる(例えば、特許文献1,2)。
しかしながら、例えば60インチ、70インチ等の超大型で薄型の表示装置においては、リアキャビネットが薄型であるために、温度変化に伴い、金属と合成樹脂との熱膨張率(線膨張係数)の違いによりリアキャビネットがゆがむという問題がある。
特許文献3には、蓋部と底板とのビス締結部分において、蓋部のビス挿通孔の両側にスリットを設けた電子機器用の筐体が開示されている。該筐体においては、底板と蓋部とがそれぞれ熱膨張又は熱収縮した場合であっても、底板と蓋部との熱膨張差又は熱収縮差が前記スリットにより吸収され、蓋部へのストレス及びビスの緩みが抑制される。
しかしながら、表示装置のリアキャビネットには、外観品位及び強度上の問題から、ビス締結部分にスリットを設けることが困難である。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、リアキャビネットにスリット構造を設けること無く、外観品位及び強度を保持しつつ熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネットの変形を抑制することができる表示装置及びテレビジョン受信機を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、正面側に映像を表示する矩形状の表示部と、該表示部の背面側に配置され、該表示部を補強する補強体と、前記表示部の正面側に配置された枠状のフロントキャビネットと、前記補強体の背面側に配置された矩形状のリアキャビネットとを備える表示装置において、前記リアキャビネットは、前記補強体に固定するためのビスが貫通する複数の固定用貫通孔を有しており、長辺方向に並び配された矩形状の複数の分体と、各分体の一辺に沿って設けられ、該分体を互いに連結する連結部とを備え、各分体が一辺に沿って有している連結部が互いに重なって複数のビスで連結され、連結される二つの連結部の内、一方の連結部にはビスが貫通する複数の連結用貫通孔が、前記一辺に沿った方向に並設されており、前記他方の連結部には、前記連結用貫通孔を貫通したビスが挿入される複数の挿入口が形成されてあり、前記固定用貫通孔又は前記連結用貫通孔は、ビスよりも前記長辺方向の寸法が大きいことを特徴とする。
本発明においては、表示装置が備えるリアキャビネットは、複数の分体がビスによって連結されて構成され、固定用貫通孔を貫通したビスによって、補強体に固定されている。各分体は、一辺に沿って有している連結部が互いに重なって複数のビスで連結されている。連結される二つの連結部の内、一方の連結部にはビスが貫通する複数の連結用貫通孔が、前記一辺に沿った方向に並設され、他方の連結部には、前記連結用貫通孔を貫通したビスが挿入される複数の挿入口が形成されている。
そして、前記固定用貫通孔は、前記固定用貫通孔を貫通するビスよりも前記長辺方向に寸法が大きく形成されている。あるいは、前記連結用貫通孔は、前記連結用貫通孔を貫通するビスよりも前記長辺方向に寸法が大きく形成されている。
従って、リアキャビネットが熱膨張又は熱収縮した場合、ビスに対する固定用貫通孔又は連結用貫通孔の位置が変化するため、熱膨張によるリアキャビネットのゆがみが抑制される。
そして、前記固定用貫通孔は、前記固定用貫通孔を貫通するビスよりも前記長辺方向に寸法が大きく形成されている。あるいは、前記連結用貫通孔は、前記連結用貫通孔を貫通するビスよりも前記長辺方向に寸法が大きく形成されている。
従って、リアキャビネットが熱膨張又は熱収縮した場合、ビスに対する固定用貫通孔又は連結用貫通孔の位置が変化するため、熱膨張によるリアキャビネットのゆがみが抑制される。
本発明に係る表示装置は、前記リアキャビネットの長辺は上辺であり、各分体は上辺板部を備え、前記フロントキャビネットは、前記上辺板部が背面側から挿入される溝部を上辺部分に備え、前記上辺板部及び前記溝部は、前記分体の上辺板部が前記長辺方向に移動可能に引っ掛かる掛合突起を有することを特徴とする。
本発明にあっては、フロントキャビネットの上辺部分に備えられた溝部に、リアキャビネットを構成する各分体の上辺板部を挿入した場合、前記上辺板部及び溝部に形成された掛合突起によって、リアキャビネットは、フロントキャビネットに対して長辺方向に移動可能に引っ掛かる。
従って、リアキャビネットが熱膨張した場合、リアキャビネットはフロントキャビネットに対して前記長辺方向に移動することができ、熱膨張によるリアキャビネットのゆがみが抑制される。
また、表示装置を立てた状態で補強体にフロントキャビネット及びリアキャビネットを取り付けて、ビス止めする際、前記上辺板部を前記溝部に挿入することにより、リアキャビネットをフロントキャビネットに仮固定することができ、リアキャビネットのビス止め作業を効率的に行うことが可能になる。
従って、リアキャビネットが熱膨張した場合、リアキャビネットはフロントキャビネットに対して前記長辺方向に移動することができ、熱膨張によるリアキャビネットのゆがみが抑制される。
また、表示装置を立てた状態で補強体にフロントキャビネット及びリアキャビネットを取り付けて、ビス止めする際、前記上辺板部を前記溝部に挿入することにより、リアキャビネットをフロントキャビネットに仮固定することができ、リアキャビネットのビス止め作業を効率的に行うことが可能になる。
本発明に係る表示装置は、前記上辺板部が有する掛合突起は、前記上辺板部の上面に形成された凸部であり、前記溝部が有する掛合突起は、前記溝部の内面上部から下方へ突出し、前記上辺板部の凸部の背面側部位に当接するレール状凸部であることを特徴とする。
本発明にあっては、フロントキャビネットの上辺部分に備えられた溝部に、リアキャビネットの上辺板部を挿入した場合、前記上辺板部の上面に形成された凸部と、前記溝部の内面上部から下方へ突出したレール状凸部とが当接することによって、リアキャビネットはフロントキャビネットに引っ掛かる。
本発明に係る表示装置は、前記連結用貫通孔はビスが内嵌する丸孔であることを特徴とする。
本発明にあっては、各分体の互いの位置関係は固定され、補強体に対するリアキャビネットの相対位置が変更されることによって、熱膨張によるリアキャビネットの変形を吸収する。
本発明に係る表示装置は、前記固定用貫通孔はビスが内嵌する丸孔であることを特徴とする。
本発明にあっては、補強体に対するリアキャビネットの位置関係は固定され、各分体間の相対位置が変更されることによって、熱膨張によるリアキャビネットの変形を吸収する。
本発明に係る表示装置は、前記長辺方向における前記リアキャビネットの寸法は、前記フロントキャビネットの寸法よりも小さいことを特徴とする。
本発明にあっては、リアキャビネットの前記長辺方向の寸法が、フロントキャビネットの前記長辺方向の寸法よりも小さいため、正面側から表示装置を見た場合、熱膨張によるフロントキャビネット及び補強体に対するリアキャビネットの位置ずれが視認されることが無い。
本発明に係るテレビジョン受信機は、上述の何れか一つの表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部で受信したテレビジョン放送に基づいて前記表示装置で映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、テレビジョン放送の映像を表示することができる。
本発明にあっては、リアキャビネットにスリット構造を設けること無く、外観品位及び強度を保持しつつ熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネットの変形を抑制することができる。
以下本発明をそのを示す図面に基づき具体的に説明する。
図1は、テレビジョン受信機の模式的斜視図であり、図2はテレビジョン受信機の模式的な分解斜視図である。テレビジョン受信機は、例えば90インチ型のテレビジョン受信機であり、本発明の表示装置に対応する。テレビジョン受信機は、液晶パネル又はELパネル等の表示パネルを含んだ矩形平板状の表示部2を備えており、表示部2は金属製のシャーシ(補強体)4に固定されている。表示部2は、バックライト及び映像処理回路等を含んでいる。また、テレビジョン受信機は、表示部2の正面側に矩形枠状のフロントキャビネット3を備えている。フロントキャビネット3は、金属又は樹脂で形成されており、シャーシ4に固定されている。表示部2及びシャーシ4の周縁部分がフロントキャビネット3で覆われている。フロントキャビネット3は、複数の部品で構成されていてもよい。また、テレビジョン受信機は、表示部2及びシャーシ4の背面を覆うリアキャビネット1を備えている。テレビジョン受信機は、更に、図示しない受信部、入出力インタフェース、制御基板、スピーカ及び電源等の他の部品を備えており、これらの部品はシャーシ4に固定されている。図示しない受信部は、テレビジョン放送を受信し、表示部2は、受信部で受信したテレビジョン放送に基づいた映像を表示する。なお、テレビジョン受信機は、受信部が分離された形態であってもよい。
図1は、テレビジョン受信機の模式的斜視図であり、図2はテレビジョン受信機の模式的な分解斜視図である。テレビジョン受信機は、例えば90インチ型のテレビジョン受信機であり、本発明の表示装置に対応する。テレビジョン受信機は、液晶パネル又はELパネル等の表示パネルを含んだ矩形平板状の表示部2を備えており、表示部2は金属製のシャーシ(補強体)4に固定されている。表示部2は、バックライト及び映像処理回路等を含んでいる。また、テレビジョン受信機は、表示部2の正面側に矩形枠状のフロントキャビネット3を備えている。フロントキャビネット3は、金属又は樹脂で形成されており、シャーシ4に固定されている。表示部2及びシャーシ4の周縁部分がフロントキャビネット3で覆われている。フロントキャビネット3は、複数の部品で構成されていてもよい。また、テレビジョン受信機は、表示部2及びシャーシ4の背面を覆うリアキャビネット1を備えている。テレビジョン受信機は、更に、図示しない受信部、入出力インタフェース、制御基板、スピーカ及び電源等の他の部品を備えており、これらの部品はシャーシ4に固定されている。図示しない受信部は、テレビジョン放送を受信し、表示部2は、受信部で受信したテレビジョン放送に基づいた映像を表示する。なお、テレビジョン受信機は、受信部が分離された形態であってもよい。
図3は、リアキャビネット1の背面図である。テレビジョン受信機の背面はリアキャビネット1の表面になっている。リアキャビネット1は、樹脂で全体として矩形状に形成されている。リアキャビネット1は、テレビジョン受信機の他の部品に比べても巨大であり、一体で作成することが困難であるので、三つの分体11,12,13に分割して作成されている。
図4は、分体11,12,13の夫々の背面図である。分体11,12,13の夫々は、リアキャビネット1の全体を縦に切断した矩形の形状になっている。分体11,12,13の夫々は、表面に交差する複数のビスで互いに連結されて、リアキャビネット1として組み立てられる。リアキャビネット1は、分体11と分体12とが連結され、分体12と分体13とが連結されて構成されている。また、リアキャビネット1は、ビスでシャーシ4に固定されている。リアキャビネット1の一部はフロントキャビネット3に係止されてもよい。
図5は、リアキャビネット1の分体11と分体12との連結部分を分離して拡大した部分正面図である。テレビジョン受信機の正面はリアキャビネット1の裏面になっている。図6は、リアキャビネット1の分体11と分体12との連結部分を分離して拡大した部分背面図である。分体11の一端部には連結部5が設けられ、分体12の一端部には連結部6が設けられている。連結部5と連結部6とが重なって複数のビスで連結されることにより、分体11と分体12とが連結される。本実施の形態では、分体11の連結部5が分体12の連結部6よりも背面側に配置された状態で連結される形態を示している。また、分体12の他の一端部には、分体13と連結されるための他の連結部が設けられている。
連結部5は、矩形状の分体11の一辺に沿って延びた帯状の部分である。連結部5には、背面側からビスが貫通する複数のボス51が設けられている。複数のボス51は、連結部5の長辺方向に沿って並設されている。ボス51は、分体11の裏面から正面側へ向けて凸になっている。分体11と分体12とが連結した状態では、ボス51は連結部6へ向けて凸になっている。また、ボス51には、ビスが貫通するための連結用貫通孔52が形成されている。
連結部6は、矩形状の分体12の一辺に沿って延びた帯状の部分であり、正面側で連結部5に重なることができるように、分体12の表面よりも正面側にずれた位置に設けられている。連結部6には、分体11と分体12とが連結した状態で連結部5から突出したボス51が当接するための複数の当接部61が長辺方向に沿って並設されている。夫々の当接部61は、分体11と分体12とを連結したときに夫々のボス51が当接できる位置に設けられている。また、連結部6が設けられた一辺に対向する他の一辺に沿って、同様の連結部が設けられている。
図7は、当接部61を含んだ部分を拡大した模式的背面図である。当接部61は、ボス51の先端部分よりも広い面積を有する平面部分である。当接部61は分体12の表面にほぼ平行になっている。当接部61の中心には、ビスが挿入されるための挿入口62が形成されている。挿入口62は、ビスが螺入して固定される螺入穴の入り口、又はビスが貫通して固定されるための貫通孔の入り口である。分体11と分体12とを連結したときには、当接部61に当接するボス51を貫通したビスが挿入口62に挿入され、固定される。また、挿入口62の周囲には、当接部61から背面側へ凸になった枠部63が設けられている。図7中には、ボス51の外周を破線で示している。
図8は、リアキャビネット1の分体11と分体12との連結部分を示す模式的断面図である。図8では、連結部5及び連結部6を、リアキャビネット1の長辺方向に切断した断面を模式的に示す。図8中の上側がテレビジョン受信機の背面側であり、下側がテレビジョン受信機の正面側である。また、図8中、横方向はリアキャビネット2の長辺方向である。連結部5のボス51の先端は、連結部6の当接部61に当接しており、ボス51は枠部63の内側に配置されている。ビス7は、連結用貫通孔52を背面側から貫通し、挿入口62から挿入されて固定されている。このように、連結部5と連結部6とは重なってビス7で連結されている。連結用貫通孔52はビス7が内嵌する丸孔である。このため、分体11と分体12との相対位置が規定の位置に固定される。連結用貫通孔52の内径は、ビス7の径と略同一である。つまり、連結用貫通孔52にビスが内嵌した場合、分体11,12,13の相対位置が所定範囲で固定されるように、連結用貫通孔52の径が定められる。
分体13と分体12との連結部分も同様の構造となっており、分体13に連結部5が設けられ、分体12の他の一辺に沿って連結部6が設けられてあり、ビスによって連結される。なお、図8には、ボス51が当接部61に直接に当接している形態を示したが、リアキャビネット1は、ボス51と当接部61との間に他の物体を介在させた形態であってもよい。
図9は、長辺方向一端側の分体13のビス固定部分を拡大した模式的背面図、図10は、長辺方向中央部の分体12のビス固定部分を拡大した模式的背面図、図11は、長辺方向他端側の分体11のビス固定部分を拡大した模式的背面図である。リアキャビネット1の周縁部には、該リアキャビネット1をシャーシ4に固定するためのビス7が貫通する複数のボス81が該周縁部に沿って設けられている。つまり、各分体12の周縁部の内、連結部5,6を除いた周縁部にボス81が設けられている。ボス81は、分体11,12,13の裏面から正面側へ向けて凸になっている。またボス81には、ビス7が背面側から貫通する固定用貫通孔82が形成されている。固定用貫通孔82は、該固定用貫通孔82を貫通するビス7よりもリアキャビネット1の長辺方向の寸法が大きい長孔である。なお、図9〜図11には、一部の固定用貫通孔82しか図示されていないが、他の固定用貫通孔82も同様の構成である。固定用貫通孔82は、前記長辺方向に長い長孔であるため、リアキャビネット1が熱膨張又は熱収縮した場合であっても、ビス7に対する固定用貫通孔82の位置が変化することができ、熱膨張によるリアキャビネット1のゆがみが抑制される。詳細は後述する。
なお、本実施の形態では、全ての固定用貫通孔82が長孔である例を説明しているが、必ずしも全ての固定用貫通孔82が長孔である必要は無く、リアキャビネット1の変形を抑制することができえるのであれば、一部の固定用貫通孔82を長孔とし、他の固定用貫通孔82を他の形状としても良い。
なお、本実施の形態では、全ての固定用貫通孔82が長孔である例を説明しているが、必ずしも全ての固定用貫通孔82が長孔である必要は無く、リアキャビネット1の変形を抑制することができえるのであれば、一部の固定用貫通孔82を長孔とし、他の固定用貫通孔82を他の形状としても良い。
図12は、リアキャビネット1の分体11とシャーシ4との固定箇所を示す模式的断面図である。シャーシ4には、先端がボス81に当接するように、背面側へ突出した円柱部41が設けられている。円柱部41は、固定用貫通孔82を貫通したビス7が螺合するビス孔42を有し、ビス7がビス孔42に螺合することによって、リアキャビネット1はシャーシ4に固定される。また、図12に示すように、リアキャビネット1の長辺方向の寸法は、フロントキャビネット3の前記長辺方向の寸法よりも小さい。リアキャビネット1の長辺方向の端部と、フロントキャビネット3との間には間隙が設けられている。また、シャーシ4の周縁部43、フロントキャビネット3又はリアキャビネット1と略同色である。例えば、フロントキャビネット3及びリアキャビネット1が黒色である場合、シャーシ4の周縁部43は黒色に塗装されている。なお、周縁部43の全域をフロントキャビネット3又はリアキャビネット1と略同色に構成する必要は無く、少なくとも短辺側の周縁部43の背面側部分が略同色であれば良い。また、塗装は一例であり、シャーシ4の周縁部43を、フロントキャビネット3又はリアキャビネット1と略同色となるような材質で構成したり、表面処理を行うことで、前記略同色の部分を構成しても良い。
図13は、フロントキャビネット3とリアキャビネット1との掛合部分を示す模式的斜視図、図14は、フロントキャビネット3とリアキャビネット1との掛合部分を示す模式的断面図である。リアキャビネット1の各分体11,12,13は、上辺部分から正面側へ曲成された上辺板部1aを備え、フロントキャビネット3は上辺板部1aが背面側から挿入される溝部3aを上辺部分に備える。溝部3aは、背面側に開口した側断面U字形である。より詳細には、溝部3aは、フロントキャビネット3の上辺部分の一部を構成している上板と、フロントキャビネット3の上辺部分から下方へ突出した略矩形状の横板と、該横板の下辺から背面側へ屈曲した底板とで構成されている。溝部3aを構成する上板の下面には、下方へ突出したレール状凸部(掛合突起)3bが形成されている。リアキャビネット1を構成する上辺板部1aの正面側先端部の上面には、レール状凸部3bに引っ掛かる凸部(掛合突起)1bが形成されている。該凸部1bの正背面方向の寸法は、溝部3aの横板と、レール状凸部3bとの間に嵌り込むことが可能な寸法になっている。また、フロントキャビネット3にリアキャビネット1を嵌め合わせた場合、上辺板部1aの凸部1bの上端に比べて、レール状凸部3bの下端の方が、上辺板部1a側、つまり、下方に位置するように凸部1b及びレール状凸部3bの寸法が決められている。
このように構成することにより、リアキャビネット1の下辺部分を、フロントキャビネット3の図示しない下辺部の構造部分に嵌め合わせ、リアキャビネット1の上辺板部1aを溝部3aに挿入した場合、溝部3aと、レール状凸部3bとの間に、上辺板部1aの凸部1bが嵌り込み、凸部1bの背面側部分と、レール状凸部3bの正面側部分とが当接することによって、リアキャビネット1をフロントキャビネット3に対して引っ掛けることが可能になる。
このように構成することにより、リアキャビネット1の下辺部分を、フロントキャビネット3の図示しない下辺部の構造部分に嵌め合わせ、リアキャビネット1の上辺板部1aを溝部3aに挿入した場合、溝部3aと、レール状凸部3bとの間に、上辺板部1aの凸部1bが嵌り込み、凸部1bの背面側部分と、レール状凸部3bの正面側部分とが当接することによって、リアキャビネット1をフロントキャビネット3に対して引っ掛けることが可能になる。
以下、本実施の形態に係る表示装置の作用効果を説明する。
図15は、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネット1の変形を抑制する作用効果を示す分体11及びシャーシ4の模式的断面図である。図15中、横方向はリアキャビネット1の長手方向である。本実施の形態に係るリアキャビネット1は、分体11,12,13がビス7によって連結されてなり、固定用貫通孔82に挿通したビス7によって、シャーシ4に固定されている。固定用貫通孔82は、リアキャビネット1の長辺方向に長い長孔である。このため、図15A及び図15Bに示すように、熱膨張又は熱収縮によってキャビネットの長辺方向の寸法が変化したとしても、シャーシ4に対するリアキャビネット1の相対位置は変更可能である。従って、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネット1の変形を抑制することができる。また、従来技術のように、スリット構造を設ける必要が無く、外観品位及び強度を保持しつつ、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネット1の変形を抑制することができる。
図15は、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネット1の変形を抑制する作用効果を示す分体11及びシャーシ4の模式的断面図である。図15中、横方向はリアキャビネット1の長手方向である。本実施の形態に係るリアキャビネット1は、分体11,12,13がビス7によって連結されてなり、固定用貫通孔82に挿通したビス7によって、シャーシ4に固定されている。固定用貫通孔82は、リアキャビネット1の長辺方向に長い長孔である。このため、図15A及び図15Bに示すように、熱膨張又は熱収縮によってキャビネットの長辺方向の寸法が変化したとしても、シャーシ4に対するリアキャビネット1の相対位置は変更可能である。従って、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネット1の変形を抑制することができる。また、従来技術のように、スリット構造を設ける必要が無く、外観品位及び強度を保持しつつ、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネット1の変形を抑制することができる。
また、図15A及び図15Bに示すように、リアキャビネット1の長辺方向の端部と、フロントキャビネット3との間には間隙が設けられているため、リアキャビネット1がフロントキャビネット3よりも大きく熱膨張した場合であっても、リアキャビネット1がフロントキャビネット3に当接することは無く、効果的にリアキャビネット1の変形を抑止することができる。
更に、図15A及び図15Bに示すように、リアキャビネット1の長辺方向の寸法は、フロントキャビネット3の長辺方向の寸法よりも小さいため、熱膨張及び熱収縮によるフロントキャビネット3に対するリアキャビネット1の相対位置変化が視認されず、外観品位の低下を防止することができる。
更にまた、図15Bに示すように、リアキャビネット1の収縮により、リアキャビネット1と、フロントキャビネット3との隙間からシャーシ4が背面側から見えるような状況になっても、シャーシ4の周縁部は、リアキャビネット1及びフロントキャビネット3と略同色の黒色であるため、前記隙間及びシャーシ4の周縁部の色が外部から視認されるといった外観品位の低下を防止することができる。
更にまた、90インチ型のような大型の表示装置の組み立て工程においては、表示部2を立てた状態で、フロントキャビネット3及びリアキャビネット1を取り付ける必要がある。大型の表示装置の場合、寝かせた表示装置を立て直すことが難しく、作業性が著しく悪化するためである。本実施の形態によれば、起立状態にある表示部2にフロントキャビネット3及びリアキャビネット1を固定する際、リアキャビネット1の下辺部分を、フロントキャビネット3の図示しない下辺部の構造部分に嵌め合わせ、リアキャビネット1の上辺板部1aを溝部3aに挿入することによって、リアキャビネット1をフロントキャビネット3に引っ掛け、仮固定することができる。そして、リアキャビネット1をシャーシ4にビス固定することができる。このため、効率的に表示装置を組み立てることができる。
また、リアキャビネット1の凸部1bは、長辺方向に移動可能にレール状凸部3bに引っ掛かっているため、リアキャビネット1が熱膨張又は熱収縮した場合、リアキャビネット1の上辺板部1aはレール状凸分3bに沿って移動することができ、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネット1の変形を効果的に抑制することができる。
また、リアキャビネット1の凸部1bは、長辺方向に移動可能にレール状凸部3bに引っ掛かっているため、リアキャビネット1が熱膨張又は熱収縮した場合、リアキャビネット1の上辺板部1aはレール状凸分3bに沿って移動することができ、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネット1の変形を効果的に抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、リアキャビネット1の連結部分において分体11,13が分体12よりも背面側に配置された形態を示したが、分体間の位置関係はこれに限るものではなく、その他の位置関係であってもよい。また、本実施の形態においては、リアキャビネット1の全体を、長辺方向に直交する方向に切断した形状の三つの分体11,12,13からリアキャビネット1が構成された形態を示したが、リアキャビネット1は、その他の形状の複数の分体から構成された形態であってもよい。例えば、リアキャビネット1は、二つの分体から構成された形態であってもよく、四つ以上の分体から構成された形態であってもよい。これらの形態においても、分体間の連結部分は、本実施の形態と同様の構成となっている。
また、本実施の形態においては、本発明の表示装置がテレビジョン受信機である形態を示したが、表示装置はその他の形態であってもよい。例えば、本発明の表示装置は、インフォメーションディスプレイであってもよい。
(変形例)
上述の実施の形態では、固定用貫通孔を長孔、連結用貫通孔を丸孔に形成する例を説明したが、固定用貫通孔を丸孔、連結用貫通孔を長孔としても良い。以下、連結用貫通孔を長孔とした変形例を説明する。
上述の実施の形態では、固定用貫通孔を長孔、連結用貫通孔を丸孔に形成する例を説明したが、固定用貫通孔を丸孔、連結用貫通孔を長孔としても良い。以下、連結用貫通孔を長孔とした変形例を説明する。
図16は、変形例に係るリアキャビネットの分体111と分体112との連結部分を分離して拡大した部分背面図、図17は、変形例に係る長辺方向他端側の分体111のビス固定部分を拡大した模式的背面図、図18は、変形例に係るリアキャビネットの分体111と分体112との連結部分を示す模式的断面図である。図18では、リアキャビネットの長辺方向一端側を構成する分体111の連結部105と、該長辺方向中央部の分体112を構成する連結部6とを、リアキャビネットの長辺方向に切断した断面を模式的に示す。
上述の実施の形態と同様、各分体111,112の連結部105には、背面側からビス7が貫通する複数のボス151が設けられている。ビス7は、ボス151に形成された連結用貫通孔152を背面側から貫通し、挿入口62から挿入されて固定されている。このように、連結部105と連結部6とは重なってビス7で連結されている。連結用貫通孔152は、該連結用貫通孔152を貫通するビス7よりもリアキャビネットの長辺方向の寸法が大きい長孔である。なお、図16〜図18には、一部の連結用貫通孔152しか図示されていないが、他の連結用貫通孔152も同様の構成である。連結用貫通孔152は、前記長辺方向に長い長孔であるため、リアキャビネットが熱膨張又は熱収縮した場合であっても、ビス7に対する連結用貫通孔152の位置が変化することができ、熱膨張によるリアキャビネットのゆがみが抑制される。
なお、本変形例では、全ての連結用貫通孔152が長孔である例を説明しているが、必ずしも全ての連結用貫通孔152が長孔である必要は無く、リアキャビネットの変形を抑制することができえるのであれば、一部の連結用貫通孔152を長孔とし、他の連結用貫通孔152を他の形状としても良い。
上述の実施の形態と同様、各分体111,112の連結部105には、背面側からビス7が貫通する複数のボス151が設けられている。ビス7は、ボス151に形成された連結用貫通孔152を背面側から貫通し、挿入口62から挿入されて固定されている。このように、連結部105と連結部6とは重なってビス7で連結されている。連結用貫通孔152は、該連結用貫通孔152を貫通するビス7よりもリアキャビネットの長辺方向の寸法が大きい長孔である。なお、図16〜図18には、一部の連結用貫通孔152しか図示されていないが、他の連結用貫通孔152も同様の構成である。連結用貫通孔152は、前記長辺方向に長い長孔であるため、リアキャビネットが熱膨張又は熱収縮した場合であっても、ビス7に対する連結用貫通孔152の位置が変化することができ、熱膨張によるリアキャビネットのゆがみが抑制される。
なお、本変形例では、全ての連結用貫通孔152が長孔である例を説明しているが、必ずしも全ての連結用貫通孔152が長孔である必要は無く、リアキャビネットの変形を抑制することができえるのであれば、一部の連結用貫通孔152を長孔とし、他の連結用貫通孔152を他の形状としても良い。
図19は、変形例に係るリアキャビネットの分体111とシャーシ4との固定箇所を示す模式的断面図である。変形例に係るリアキャビネットの周縁部には、実施の形態と同様のボス181が設けられており、ボス181には、ビス7が背面側から貫通する固定用貫通孔182が形成されている。固定用貫通孔182は、丸孔である。また、変形例に係るシャーシ4には、実施の形態と同様、円柱部41が設けられており、ビス7が円柱部41のビス孔42に螺合することによって、リアキャビネットはシャーシ4に固定される。なお、図19には、一部の固定用貫通孔182しか図示されていないが、他の固定用貫通孔も同様の構成である。固定用貫通孔182は、丸孔であるため、シャーシ4に対するリアキャビネットの位置は固定される。
図20は、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネットの変形を抑制する作用を示す分体111,112の連結部分の模式的断面図である。変形例に係るリアキャビネットに設けられた連結用貫通孔182は、リアキャビネットの長辺方向に長い長孔である。このため、図20A及び図20Bに示すように、熱膨張又は熱収縮によってキャビネットの長辺方向の寸法が変化したとしても、各分体111,112の相対位置は変更可能である。また分体112及び他の分体との相対位置も変更可能である。従って、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネットの変形を抑制することができる。また、従来技術のように、スリット構造を設ける必要が無く、外観品位及び強度を保持しつつ、熱膨張又は熱収縮によるリアキャビネット1の変形を抑制することができる。
1 リアキャビネット
2 表示部
3 フロントキャビネット
4 シャーシ(補強体)
11、12、13 分体
5,6 連結部
7 ビス
51,81 ボス
52 連結用貫通孔
61 当接部
62 挿入口
63 枠部
82 固定用貫通孔
2 表示部
3 フロントキャビネット
4 シャーシ(補強体)
11、12、13 分体
5,6 連結部
7 ビス
51,81 ボス
52 連結用貫通孔
61 当接部
62 挿入口
63 枠部
82 固定用貫通孔
Claims (7)
- 正面側に映像を表示する矩形状の表示部と、該表示部の背面側に配置され、該表示部を補強する補強体と、前記表示部の正面側に配置された枠状のフロントキャビネットと、前記補強体の背面側に配置された矩形状のリアキャビネットとを備える表示装置において、
前記リアキャビネットは、
前記補強体に固定するためのビスが貫通する複数の固定用貫通孔を有しており、長辺方向に並び配された矩形状の複数の分体と、
各分体の一辺に沿って設けられ、該分体を互いに連結する連結部と
を備え、
各分体が一辺に沿って有している連結部が互いに重なって複数のビスで連結され、
連結される二つの連結部の内、一方の連結部にはビスが貫通する複数の連結用貫通孔が、前記一辺に沿った方向に並設されており、
前記他方の連結部には、前記連結用貫通孔を貫通したビスが挿入される複数の挿入口が形成されてあり、
前記固定用貫通孔又は前記連結用貫通孔は、
ビスよりも前記長辺方向の寸法が大きい
ことを特徴とする表示装置。 - 前記リアキャビネットの長辺は上辺であり、各分体は上辺板部を備え、
前記フロントキャビネットは、
前記上辺板部が背面側から挿入される溝部を上辺部分に備え、
前記上辺板部及び前記溝部は、
前記分体の上辺板部が前記長辺方向に移動可能に引っ掛かる掛合突起を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記上辺板部が有する掛合突起は、前記上辺板部の上面に形成された凸部であり、
前記溝部が有する掛合突起は、前記溝部の内面上部から下方へ突出し、前記上辺板部の凸部の背面側部位に当接するレール状凸部である
ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 前記連結用貫通孔はビスが内嵌する丸孔である
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一つに記載の表示装置。 - 前記固定用貫通孔はビスが内嵌する丸孔である
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一つに記載の表示装置。 - 前記長辺方向における前記リアキャビネットの寸法は、前記フロントキャビネットの寸法よりも小さい
ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一つに記載の表示装置。 - 請求項1から6までの何れか一つに記載の表示装置と、
テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、
前記受信部で受信したテレビジョン放送に基づいて前記表示装置で映像を表示するようにしてあること
を特徴とするテレビジョン受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012115768A JP2013243548A (ja) | 2012-05-21 | 2012-05-21 | 表示装置及びテレビジョン受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012115768A JP2013243548A (ja) | 2012-05-21 | 2012-05-21 | 表示装置及びテレビジョン受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013243548A true JP2013243548A (ja) | 2013-12-05 |
Family
ID=49844022
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2012-05-21 JP JP2012115768A patent/JP2013243548A/ja active Pending
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