JP2013243190A - サーミスタ装置 - Google Patents

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【課題】より少ない負担で、顧客からの要望に対応可能なサーミスタ装置を提供すること。
【解決手段】サーミスタ装置1は、第一収容空間が形成されたメインブロック2と、前記第一収容空間に収容されるサーミスタ素子と、前記第一収容空間に収容され、前記サーミスタ素子と外部の電気回路との電気的な接続に用いられる基本端子部材と、前記メインブロックとは別部材であるサブブロック4と、を備えている。前記サブブロック4には、外部の電気回路との電気的に接続に用いられる付加端子部材12,14が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーミスタ素子と、外部の電気回路と該素子との電気的な接続に必要な基本端子部材と、付加端子部材と、を備えたサーミスタ装置に関する。
従来、上記サーミスタ装置として、例えば特許文献1に記載のものがある。このサーミスタ装置は、上記電気回路の一例として、冷蔵庫に備わるコンプレッサーのモータを起動するための回路(以下、モータ起動回路という)と接続可能に構成される。このサーミスタ装置は、大略的に、PTC(Positive Temperature Coefficient)特性を有するサーミスタ素子と、例えば二個の基本端子部材(つまり、第一基本端子部材および第二基本端子部材)と、ケースと、を備えている。
サーミスタ素子と、第一および第二基本端子部材とは、ケース内に収容される。第一および第二基本端子部材は、ケース内に固定され、サーミスタ素子を挟みこんで支持する。
また、各基本端子部材は、例えば、ソケットとファストン端子とを有する。ケースには、各ソケットに対応する位置に貫通孔が形成されている。この貫通孔を通じて、各ソケットには、モータ起動回路から引き出されたコネクタピン等が差し込まれる。各ファストン端子もまた、モータ起動回路との電気的接続等のために設けられ、ケースの底部に形成された貫通孔を通じてケース外に突出している。
ところで、顧客側(例えば冷蔵庫の製造者)での生産性向上のために、該顧客からの要望に応じて、サーミスタ装置の製造者(以下、単に製造者という)は、様々な付加端子部材を該装置に設ける。付加端子部材の例としては、サーミスタ素子にコンデンサを接続するためのものと、該素子とは電気的に接続されない独立したものとが設けられる。
中国特許出願公開第1412503A号明細書
従来、製造者は、顧客から付加端子部材の要望毎に、サーミスタ装置のケース全体の構造設計を行っていた。その結果、製造者にて保有される金型の種類および数が多くなる。また、要望毎にケースを製造することになるので、製造者での加工工程およびその管理も煩雑となる。
それゆえに、本発明の目的は、より少ない負担で、顧客からの要望に対応可能なサーミスタ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、サーミスタ装置であって、第一収容空間が形成されたメインブロックと、前記第一収容空間に収容されるサーミスタ素子と、前記第一収容空間に収容され、前記サーミスタ素子と外部の電気回路との電気的な接続に用いられる基本端子部材と、前記メインブロックとは別部材であるサブブロックと、を備え、前記サブブロックには、外部の電気回路との電気的に接続に用いられる付加端子部材が設けられる。
本形態では、サブブロックは、メインブロックとは別部材である。このようなサブブロックに付加端子部材は設けられる。換言すると、メインブロックには付加端子部材は設けられない。この構成により、メインブロックは複数の顧客間で共通化可能となり、メインブロックの構造設計を顧客毎に行う必要が無くなる。その結果、製造者側の様々な負担が少なくなる。一方、サブブロックには、顧客からの要望に応じて付加端子部材を設けることが可能となる。以上のように、本形態によれば、より少ない負担で、顧客からの要望に対応可能なサーミスタ装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るサーミスタ装置を斜め下から見た図である。 図1のメインブロックの上面図である。 図1のメインブロックを斜め上から見た分解図である。 図1のメインブロックにサブブロックを嵌め合わせた時のサーミスタ装置の底面図である。 図1の付加端子のバリエーションを示す斜視図である。 図1のサーミスタ装置を適用したモータ起動回路を示す図である。
(サーミスタ装置1の構成について)
本発明の一実施形態に係るサーミスタ装置1の説明に先立ち、図1〜図3に示す矢印X、Y及びZを以下の通り定義する。矢印X、YおよびZは、サーミスタ装置1の左右方向、前後方向および上下方向を示す。
図1〜図4において、サーミスタ装置1は、例えば、冷蔵庫のコンプレッサー用のモータ起動回路と接続可能に構成され、メインブロック2およびサブブロック4と、サーミスタ素子6と、第一および第二の基本端子部材8,10と、第一および第二の付加端子部材12,14と、OLP(Over Load Protector)16を備えている。
メインブロック2およびサブブロック4は、電気絶縁性を有する樹脂材料で構成され、好ましくは94V−0(UL規格)相当の難燃性を有する。この樹脂材料としては、ポリフェニレンサルファイト、ポリブチレンテレフタレートやフェノール等が例示される。
上記メインブロック2には、図2、図3に示すように、第一収容空間A1と、第二収容空間A2とが形成されている。
第一収容空間A1は、第二収容空間A2に対しメインブロック2の前方に形成される。第一収容空間A1の上方は開口し、その底部18は閉止される。また、第一収容空間A1の側方は、例えば、前側壁20と、後側壁22と、左側壁24と、右側壁26とで囲まれる。第一収容空間A1には、少なくとも、サーミスタ素子6と、第一基本端子部材8と、第二基本端子部材10とが収容される。
サーミスタ素子6は例えば円盤形状を有する。サーミスタ素子6において、左右方向に相対向する第一主面および第二主面に第一電極28および第二電極30を有する。第一電極28および第二電極30はそれぞれ、ニッケルからなる下層と、銀からなる上層とを有する。銀のマイグレーションを防止するために、下層の周縁は上層からはみ出ていることが好ましい。このようなサーミスタ素子6は、第一電極28を左側壁24に、第二電極30を右側壁26に向けた状態で、第一収容空間A1に配置される。
第一基本端子部材8および第二基本端子部材10は、金属等の導電性材料からなり、第一収容空間A1内のサーミスタ素子6を左右方向から挟持するように第一収容空間A1内に配置される。
第一基本端子部材8は、図2ではハッチングを付けて示されており、第一収容空間A1の左側壁24に沿って設けられる。第一基本端子部材8には、第一接触部材32が設けられる。第一接触部材32は第一基本端子部材8の後端部分から延び、該第一接触部材32の先端部分は第一電極28の後端部分に接触する。ここで、第一接触部材32の先端部分は、例えば板バネになっており、サーミスタ素子6の後端部分を右後方に付勢する。
第一基本端子部材8はさらに、サーミスタ素子6をモータ起動回路と電気的に接続するために、図3に明示するように、第一ソケット34と、第一ファストン端子36と、を有する。第一ソケット34には、第一基本端子部材8の上部に設けられ、モータ起動回路から引き出されたコネクタピン(図示せず)等が差し込まれる。また、第一ファストン端子36は、第一基本端子部材8の下部に設けられ、モータ起動回路等との接続のために、第一収容空間A1から、底部18に形成された貫通孔38(図1を参照)を貫通し、メインブロック2から突出している。
なお、第一接触部材32、第一ソケット34および第一ファストン端子36は、例えば溶接やかしめ等で第一基本端子部材8に接合される。
また、第二基本端子部材10は、図2にハッチングを付けて示され、第一収容空間A1の右側壁26に沿って設けられる。第二基本端子部材10には第二接触部材40が設けられる。第二接触部材40は第二電極30の前端に向かって延び、該第二接触部材40の先端部分は第二電極30に接触する。なお、第二接触部材40の先端部分は、好ましくは、例えば板バネになっており、サーミスタ素子6の前端部分を左前方に付勢する。
また、第二基本端子部材10は、モータ起動回路と電気的接続のために、図3に明示するように、第二ソケット42、第三ソケット44、第二ファストン端子46、および第三ファストン端子48を備えている。なお、本実施形態では、第二接触部材40と、各ソケット42,44と、各ファストン端子46,48とは、例えば溶接やかしめ等で第二基本端子部材10に接合される。
各ソケット42,44は第二基本端子部材10の上部に設けられる。第二ソケット42には、モータ起動回路と接続されたコネクタピンが差し込まれる。また、第三ソケット44はコネクタピンが差し込まれるものであるが、本実施形態では第三ソケット44は不使用の場合を例示している。それゆえ、第三ソケット44は省略されても構わない。また、各ファストン端子46,48は、第二基本端子部材10の下部に設けられ、底部18に形成された貫通孔50,52を通じて、メインブロック2から突出する。
なお、各接触部材32,40は、各電極28,30との電気的接続を良好にするために、例えばCu−Ti合金にNiめっきした材料からなることが好ましい。また、各ソケット34,42,44および各ファストン端子36,46,48は、例えばCu−Niで構成されることが好ましい。
また、第二基本端子部材10の先端部分は、前側壁20に形成された貫通孔54(図2や図3を参照)を通って、第一収容空間A1からメインブロック2の前方に突出して、左方に屈曲する。この第二基本端子部材10の先端部分は、本実施形態では、第二付加端子部材14との第一電気接続部56として用いられる。ここで、第一収容空間A1への異物や特殊ガスの侵入を抑えるため、単一の第一電気接続部56が設けられ、貫通孔54の開口面積は可能な限り小さくされることが好ましい。
また、第一収容空間A1には、サーミスタ素子6を支持するために、図2に示すように、底部18から上方向に突出する第一支持手段58および第二支持手段60が設けられる。第一支持手段58はサーミスタ素子6を挟んで第一接触部材32と斜交いで対向し、第二電極30の後端部分と接触する。また、第二支持手段60は、サーミスタ素子6を第二接触部材40と斜交いで対向し、第一電極28の前端部分と接触する。第一支持手段58および第二支持手段60と、第一および第二接触部材32,40とによって、サーミスタ素子6は弾性的に支持され、第一収容空間A1内で浮いた状態で保持される。なお、このようなサーミスタ素子6の支持構造については、例えば特開平9−306704号公報に詳説されている。また、サーミスタ素子6の支持構造については、上記に限らず、例えば特開平9−92506号公報に記載のようなものでも構わない。
また、図2、図3において、第二収容空間A2は、上記第一収容空間A1の後方に形成される。この第二収容空間A2にはOLP16が収容される。OLP16は、典型的には、ソケット61と、二つの端子62,64とを有する。ソケット61は、OLP16の収容時に、外部の回路のコネクタピンが挿入される。このソケット61と、二つの端子62,64との間にはバイメタルが接続されている。この二つの端子62,64は、OLP16の収容時に、第二収容空間A2の底部に形成された貫通孔66,68から突出する。この二つの端子62,64のいずれかに、上記外部回路の配線が結線される。このような外部回路からバイメタルに過電流が流れると、バイメタルが加熱により湾曲する。これにより、二つの端子62,64に接続された回路は遮断される。
次に、サブブロック4について説明する。図1において、サブブロック4は、メインブロック2とは独立した別部材であり、蓋部70を備えている。蓋部70は、第一収容空間A1の開口を閉じる。この蓋部70において、第一ソケット34の直上位置に貫通孔72が形成され、上記コネクタピンは、該貫通孔72を通じて第一ソケット34に差し込まれる。同様に、蓋部70において第二ソケット42の直上位置には貫通孔74が形成される。これら貫通孔72,74は、第一収容空間A1に異物や特殊ガスの侵入を防止するために、可能な限り小径に形成され、第一収容空間A1の密閉度を高めることが望ましい。なお、上記のように、本実施形態では、第三ソケット44が不使用の場合を例示している。それゆえ、第三ソケット44の直上位置には貫通孔は形成されない。
ここで、第一収容空間A1の密閉度を高めるため、メインブロック2とサブブロック4とは密に結合されることが好ましい。具体的には、メインブロック2には、2つのフック76,78が形成され、サブブロック4には、蓋部70を閉じた時にフック76,78が挿通され係止される係合穴80,82が形成される。さらに、第一収容空間A1の開口の周縁部にはリブ(図示せず)が形成され、サブブロック4においてリブに対応する位置には、このリブが填まり込む溝(図示せず)が形成されることが好ましい。
サブブロック4は、第一端子取付部84および第二端子取付部86を備えている。本実施形態の例では、第一端子取付部84は蓋部70に対し左方に、第二端子取付部86は蓋部70に対し右方に突出する。第一および第二端子取付部84,86の下面には、例えば圧入やねじ止めにより、第一および第二付加端子部材12,14が取り付け可能に構成される。
第一および第二付加端子部材12,14は、金属のような導電性材料からなり、例えば、ファストン端子、はた端子またはネジ止め端子からなる。各付加端子部材12,14の各仕様(種類、形状、取り付け位置)は、顧客からの要望に基づき定められる。図5(A)〜(E)には、各付加端子部材12,14の例が示されている。
図1には、第一付加端子部材12は、サーミスタ素子6と電気的に接続されず、独立したものが例示されている。また、第二付加端子部材14は、サーミスタ素子6とモータ起動回路等との電気的な接続に用いられるものが例示される。そのために、第二付加端子部材14は、第一収容空間A1を蓋部70で閉じた際に、第一電気接続部56と当接可能な形状の第二電気接続部88(図1,図4を参照)を有する。また、第二電気接続部88と第一電気接続部56とは互いにスポット溶接され、これらを確実に接合することが好ましい。他にも、第一電気接続部56が板バネからなり、第二電気接続部88を前方に付勢するようにしても構わない。
(サーミスタ装置1の動作について)
以上のような構成のサーミスタ装置1は、図6に例示するモータ起動回路に採用される。モータ起動回路の例では、交流電源100と、モータ101との間に、サーミスタ装置1のOLP16が接続され、サーミスタ装置1の第二ソケットにモータ101の主コイル101aが接続され、第一ソケットにモータ101の補助コイル101bが接続される。また、第二付加端子部材14が交流電源100と接続される。
上記構成のモータ起動用回路は、以下のように動作する。図示しないスイッチが投入され、交流電源100により交流電力がモータ101に供給される。これにより、主コイル101aおよび補助コイル101bに交流電流が流れ、モータ101は駆動を開始する。
また、サーミスタ装置1において、主コイル101aと接続された第二ソケット42に交流電流が印加される。この印加された交流電流は第二基本端子部材10および第二付加端子部材14を介して交流電源100に流れる。また、補助コイル101bと接続された第一ソケット34を介して、第一基本端子部材10にも交流電流が印加される。この印加された交流電流は、サーミスタ素子6にも流れ、第二付加端子部材14を介して交流電源100に流れる。
モータ101の起動からある程度の時間が経過すると、サーミスタ素子6の温度は自己発熱によって上昇し、自身の抵抗値が上昇する。これにより、サーミスタ素子6を流れる交流電流の値が小さくなる。つまり、補助コイル101bにはわずかな交流電流しか流れなくなる。その結果、モータ101は、実質的に主コイル101aによって駆動を継続するようになる。
また、もしOLP16に過電流が流れると、バイメタルが加熱により湾曲する。これにより、モータ起動回路は遮断される。
(サーミスタ装置1の作用・効果について)
本サーミスタ装置1では、サブブロック4は、メインブロック2とは別部材である。このようなサブブロック4に第一および第二付加端子部材12,14は設けられる。換言すると、メインブロック2にはいずれの付加端子部材も設けられない。この構成により、メインブロック2は複数の顧客間で共通化可能となり、メインブロック2の構造設計を顧客毎に行う必要が無くなる。その結果、サーミスタ装置1の製造者側の様々な負担が少なくなる。一方、サブブロック4に関しては、顧客からの要望に応じた第一および第二付加端子部材12,14が設けられる。以上のように、本サーミスタ装置1によれば、より少ない負担で、顧客からの要望に対応可能なサーミスタ装置1を提供することが可能となる。
また、本サーミスタ装置1では、顧客毎で共通化されるメインブロック2にOLP16を収容するようにしている。これにより、サーミスタ装置1の製造者側の負担がより少なくなる。
また、本サーミスタ装置1において、メインブロック2には、各基本端子部材8,10をモータ起動回路と電気的に接続するためにいくつかの貫通孔が形成される。これら貫通孔は構造上に必要とされる。それに対し、第二付加端子部材14は、サブブロック4に設けられ、第二電気接続部88が第一電気接続部56と当接することで、第二基本端子部材10と電気的に接続される。第一電気接続部56は、小さな貫通孔54を通じて外部に突出する。このように、本サーミスタ装置1では、第二付加端子部材14用の貫通孔を必要最低限に抑え、これによって、サーミスタ素子6の特性を劣化させる異物または特殊ガスを第一収容空間A1に侵入しにくくしている。
また、上記のような第二付加端子部材14と第二基本端子部材10との電気的接続方法は、第二付加端子部材14の形状が複雑な場合により奏効する。つまり、もし第一収容空間A1に複雑な形状の第二付加端子部材14を設けると、外部との電気的に接続することが難しくなるか、大きな貫通孔をメインブロック2に形成する必要がある。しかし、上記の電気的接続方法を採用すれば、第二付加端子部材14をサーミスタ素子6と簡単に接続可能となる。
また、本サーミスタ装置1において、サブブロック4には、第一収容空間A1を閉じる蓋部70と、第一および第二端子取付部84,86とが設けられている。この構成を採用することにより、蓋部70と第一および第二端子取付部84,86とを個別に設計し形成する必要がなくなるので、サーミスタ装置1の製造者側の負担がより少なくすることができる。
(付記)
上記実施形態では、好ましい構成として、メインブロック2に、サーミスタ素子6およびOLP16が収容されていた。しかし、これに限らず、メインブロック2は、少なくともサーミスタ素子6を収容していれば良い。
上記実施形態では、サブブロック4は、好ましい構成として、蓋部70と第一および第二端子取付部84,86とを備えていた。しかし、これに限らず、蓋部70と、第一および第二端子取付部84,86とは別部材で構成されても構わない。
本発明に係るサーミスタ装置は、より少ない負担で、セットメーカーからの要望に対応可能であり、冷蔵庫、空気調和機または冷凍機等に備わるコンプレッサー用モータの起動リレーとして起動させる回路等に適用可能である。
1 サーミスタ装置
2 メインブロック
4 サブブロック
6 サーミスタ素子
8 第一基本端子部材
10 第二基本端子部材
12 第一付加端子部材
14 第二付加端子部材
16 OLP(Over Load Protector)
54 貫通孔
56 第一電気接続部
70 蓋部
84 第一端子取付部
86 第二端子取付部
88 第二電気接続部
A1 第一収容空間
A2 第二収容空間

Claims (4)

  1. 第一収容空間が形成されたメインブロックと、
    前記第一収容空間に収容されるサーミスタ素子と、
    前記第一収容空間に収容され、前記サーミスタ素子と外部の電気回路との電気的な接続に用いられる基本端子部材と、
    前記メインブロックとは別部材であるサブブロックと、
    前記サブブロックに設けられ、外部の電気回路との電気的に接続に用いられる付加端子部材と、を備えたサーミスタ装置。
  2. 前記メインブロックには第二収容空間がさらに形成され、
    前記第二収容空間に収容され、過電流が流れると、自身と接続された電気回路を遮断するOLPを、さらに備えた請求項1に記載のサーミスタ装置。
  3. 前記サブブロックに前記付加端子部材が設けられる場合、前記基本端子部材は、前記付加端子部材と電気的に接続するための単一の電気接続部を有し、
    前記メインブロックには、前記電気接続部を該メインブロックの外部に突出させるために、前記第一収容空間から該空間外へと通じる孔が形成されている、請求項1または2に記載のサーミスタ装置。
  4. 前記サブブロックは、前記第一収容空間を閉じる蓋部を有する、請求項1〜3のいずれかに記載のサーミスタ装置。
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