JP2013243069A - 照明用直流電源装置および照明用器具 - Google Patents

照明用直流電源装置および照明用器具 Download PDF

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Abstract

【課題】導通幅が狭い調光下限付近で入力電圧の変動により照明具のちらつきとなるのを防止できる照明用直流電源装置および照明用器具を提供すること。
【解決手段】交流入力電圧波形の導通幅を検出する導通幅検出回路4aと、導通幅検出回路4aで検出される導通幅に比例した第1の調光信号S1および第1の調光信号S1の電圧上昇に伴い信号電圧の上昇比が変動する第2の調光信号S2を生成させる調光信号生成回路9と、第2の調光信号S2に基づいて点灯電力出力回路2aの出力制御をさせる調光制御信号を発生させる出力制御回路10を有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、位相制御型調光回路(調光器)による調光機能を有する照明用直流電源装置および照明用器具に関するものである。
近年、LED点灯装置は、省エネルギーを目的として急速に市場が拡大している。また、LED点灯装置の明るさを変える調光器として、既存の位相制御2線式型が使用されることがある。この調光器では、商用電源から供給される交流電圧を所定の位相角から所定の導通幅で導通させて出力させる制御をすることにより、位相制御された交流入力電圧波形を出力させるようになっている。
このような位相制御2線式型調光器によりLED点灯装置の明るさを変えるには、調光器により位相制御された交流入力電圧波形を検出し、LED出力電流がこれに比例するように制御する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−35403号公報
このような位相制御2線式型調光器からの交流電圧波形を検出する場合、その導通幅を調光信号として使用することにより、調光器と同期したLED出力電流を発生させることができる。
ただし、この場合、交流入力電圧の電圧値が変動すると、それに伴い導通幅も変動するため、同期したLED出力電流も変動してしまうという入力電圧変動の問題が発生する。
また、入力変動時の調光信号動作と、通常の調光による信号動作は同じ動作をするため、単純な対策では通常の調光動作にも影響を与えることになる。
例えば、信号に対するLED出力電流の応答を遅くすれば通常の調光動作も遅くなり、導通幅の変化に対しLED出力電流の変動を少なく設定すれば、調光上限に対してもLED出力電流が必要な値まで上昇しないという問題が生じることになる。
交流入力電圧の変動に伴う導通幅の変動値は、導通幅の広さにかかわらずほぼ一定のため、特に導通幅が狭い調光下限付近では、元のLED出力電流に対する変動率が大きくなり、LEDのちらつきとなって現れ易くなる。
そこで、この発明は、導通幅が狭い調光下限付近で入力電圧の変動により照明具のちらつきとなるのを防止できるように設定できる照明用直流電源装置および照明用器具を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明の照明用直流電源装置および照明用器具は、商用電源から位相制御型の調光回路に供給される商用交流電圧が前記調光回路により所定の位相角で所定の導通幅の交流電圧に位相制御され、この位相制御された交流入力電圧波形を、入力整流回路で整流した後に、所定の電流値の直流電力に変換して負荷である照明具を点灯させる直流点灯回路を備えている。しかも、照明用直流電源装置および照明用器具は、前記交流入力電圧波形の導通幅を検出する導通幅検出回路と、前記導通幅検出回路で検出される導通幅に比例した第1の調光信号および前記第1の調光信号の電圧上昇に伴い信号電圧の上昇比が変動する第2の調光信号を生成させる調光信号生成回路と、前記第2の調光信号に基づいて前記点灯電力出力回路の出力制御をさせる調光制御信号を発生させる出力制御回路を有する。
この構成によれば、導通幅が狭い調光下限付近で入力電圧の変動により照明具のちらつきとなるのを防止できるように設定できる。
この発明に係る照明用直流電源装置を備える照明用器具の回路図である。 図1の調光信号生成回路の一例を示す回路図である。 (A)は図1の調光器に供給される商用交流電力の交流電圧波形図、(B)は調光器で位相制御された商用交流電圧波形図、(C)は(B)の商用交流電圧波形を図1の入力整流回路で整流して導通幅検出回路で検出した導通幅検出波形図である。 図2の調光信号生成回路により生成される調光信号を説明する調光信号特性線図である。 図1の調光信号生成回路の他の例を示す回路図である。 図1の調光信号生成回路の更に他の例を示す回路図である。 図6の調光信号生成回路により生成される調光信号のを説明する調光信号特性線図である。 (A)は図6の調光信号生成回路により生成される第1の調光信号の説明図、(B)は(A)の第1の調光信号により図2の調光信号生成回路により生成される第2の調光信号の説明図、(C)は図6の調光信号生成回路により生成される第2の調光信号の説明図である。
以下、この発明の実施の形態の照明用直流電源装置を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1において、1は商用電源、2はLED点灯用直流電源回路(照明点灯用直流電源装置)、MはLED点灯用直流電源回路2により点灯されるLEDモジュール(照明具)である。また、3は、商用電源1から入力される交流電圧を位相制御してLED点灯用直流電源回路2に供給することにより、LEDモジュールM(照明具)の発光ダイオードLEDの明るさを調光させる調光器(位相制御調光器)である。
このLED点灯用直流電源装置2は、調光器3で位相制御された脈流電圧(出力電圧)を整流する入力整流回路4を有する。尚、調光器3は、外部の図示しない調光操作手段に基づいて内部のトライアック(図示せず)をオン(導通)させる図示しない調光回路(位相制御回路)を有する。この構成は周知であるのでその詳細な説明は省略する。この構成により調光器3は、入力側と出力側をトライアック(図示せず)で導通させて、商用電源1から入力側に入力される交流電圧を出力側に出力させる際、入力側と出力側とが導通する位相及び導通幅を制御することにより、後述するLEDモジュールMの発光ダイオードの明るさを調光するようになっている。
この入力整流回路4は、調光器3で位相制御された脈流電圧を全波整流する整流回路RC1を有する。この整流回路RC1の一方の出力端子にはダイオードD1のアノード側が接続され、整流回路RC1の他方の出力端子とダイオードD1のカソードには平滑回路であるコンデンサC1が接続されている。
また、LED点灯用直流電源回路2は、一端が整流回路RC1の一方の出力端子とダイオードD1のアノード側との間に接続された導通幅検出回路4aと、導通幅検出回路4aで検出される導通幅の検出信号を出力制御に用いる第1のフォトカプラPH1を有する。この第1のフォトカプラPH1は、導通幅検出回路4aの他端と整流回路RC1の他方の出力端子に接続された第1のフォトカプラPH1の第1の発光ダイオード(第1の発光素子)Ld1と、この第1の発光ダイオードLd1の発光を検出する第1の受光ダイオード(第1の受光素子)Pd1を有する。
導通幅検出回路4aは、調光器3の導通位相(導通角)および導通幅に応じて、整流回路RC1の出力から導通幅を検出する。また、第1のフォトカプラPH1の第1の発光ダイオードLd1は調光器3の導通幅に応じて発光する。
また、LED点灯用直流電源装置2は、LEDモジュールMの発光ダイオードを点灯させる点灯電力出力回路2aを有する。この点灯電力出力回路2aは、入力整流回路4から出力される直流電圧を所定の周期でオン・オフして交流電圧に変換するインバータ回路5と、インバータ回路5から出力される交流電圧を整流して平滑する出力平滑回路6を有する。
インバータ回路5は、高周波のON・OFF制御信号を出力させる駆動回路(ON・OFF制御回路)IC1と、駆動回路IC1からの高周波のON・OFF制御信号により高周波でON・OFF制御されるスイッチングトランジスタ(スイッチング素子)Q1と、スイッチングトランジスタQ1のON・OFFにより高周波交流を発生させて出力するトランスT1と、駆動回路IC1のON・OFF時間を制御させる第2のフォトカプラPH2を有する。
この第2のフォトカプラPH2は、出力制御信号により発光制御させられる第2の発光ダイオード(第2の発光素子)Ld2と、第2の発光ダイオードLd2の発光を検出する第2の受光ダイオード(第2の受光素子)Pd2を有する。そして、第2の受光ダイオードPd2の検出信号が制御信号として駆動回路IC1の入力端子FBに入力されて、駆動回路IC1のON・OFF制御信号を制御する。
出力平滑回路6は、インバータ回路5のトランスT1の二次巻線側から出力される高周波交流電圧を半波整流するダイオードD2と、ダイオードD2で整流された電圧を平滑するコンデンサC2を有する。この出力平滑回路6の出力側には、複数の発光ダイオード(LED)を直列接続したLEDモジュールMが負荷として接続されている。
更に、LED点灯用直流電源装置2は、出力平滑回路6の出力側に接続されてLEDモジュールMに流れる電流を検出する出力電流検出回路7と、インバータ回路5からの出力で動作させられる定電圧回路8と、定電圧回路8により動作電圧が印加される調光信号生成回路9と、調光信号生成回路9の出力に基づいて制御信号を出力する出力制御回路(調光制御回路)10を有する。出力電流検出回路7には抵抗R1が用いられている。
調光信号生成回路9は、調光器3の導通幅に応じた第1の調光信号S1を生成して出力させる第1の調光信号生成回路9aと、第1の調光信号S1に基づいて第2の調光信号S2を生成して出力させる第2の調光信号生成回路9bを有する。
この第1の調光信号生成回路9aは、図1,図2に示したように、第1の発光ダイオードLd1の発光を第1の受光ダイオードPd1で受光して、第1の発光ダイオードLd1の発光状態に応じた検出信号を調光信号として第1の受光ダイオードPd1のエミッタ側とコンデンサC3との接続点(接続部)P1から出力する。即ち、第1の発光ダイオードLd1は調光器3の導通幅に応じて発光するので、調光信号生成回路9は調光器3の導通幅に応じた第1の調光信号S1を出力する。
また、第2の調光信号生成回路9bは、図2に示したように、コンデンサC3と並列に且つ接続部P1とグランド(符号省略)との間に直列に接続された抵抗R4,R5,R6と、カソード側が接続点(接続部)P1に接続され且つ抵抗R4に並列に接続されたツェナーダイオードDZ1を有する。そして、第2の調光信号生成回路9bは、第1の調光信号S1を受けて抵抗R5,R6との接続点(接続部)P2から第2の調光信号S2を出力させる。
出力制御回路10は、図1に示したように、「+」の入力端子と「−」入力端子を有し且つ定電圧回路8で動作させられるオペアンプIC2と、オペアンプIC2の出力側に接続された抵抗R3と、上述した第2のフォトカプラPH2の第2の発光ダイオード(第2の発光素子)Ld2を有する。この第2の受光ダイオードPd2は、抵抗R3とグランド(符号省略)との間に接続されている。また、オペアンプIC2の入力端子「+」には、出力電流検出回路7が抵抗R2を介して接続されて、出力電流検出回路7からの出力電圧が印加される。また、オペアンプIC2の入力端子「−」には調光信号生成回路9の第2の調光信号S2が入力されるようになっている。
[作用]
次に、このような構成の照明用直流電源装置の作用を説明する。
(1).LEDモジュールMの点灯制御
上述した調光器3は、外部の図示しない調光操作手段の調光操作に基づいて、内部の位相制御回路(図示せず)によりトライアック(図示せず)をオン(導通)させる位相および導通幅(導通期間)tが調整させられる。そして、調光器3は、商用電源1から図3(a)に示した交流電圧が入力されると、この交流電圧を図3(b)に示したように一定期間Tx毎に導通幅(導通期間)tだけ導通させた脈流電圧を出力し、この図3(b)の脈流電圧を入力整流回路4に入力する。
この入力整流回路4は、調光器3で位相制御された図3(b)に示したような脈流電圧(出力電圧)を整流回路(全波整流回路)RC1で全波整流して、全波整流された整流電圧をコンデンサC1により平滑する。
そして、入力整流回路4で整流された全波整流電圧は、インバータ回路5のトランスT1の一次巻線(符号省略)を介してスイッチングトランジスタQ1に印加される。このスイッチングトランジスタQ1は、インバータ回路5の駆動回路IC1により高周波でON・OFF制御されて、インバータ回路5のトランスT1の一次巻線(符号省略)に高周波電圧を発生させ、トランスT1の二次巻線(符号省略)から高周波電圧を出力させる。この高周波電圧は、出力平滑回路6で平滑されてLEDモジュールMに印加され、LEDモジュールMのLED(発光ダイオード)を点灯させる。
このようなLEDモジュールMの点灯に伴い、LEDモジュールMに流れる電流は出力電流検出回路7により検出される。この際、出力電流検出回路7の抵抗R1の両端には出力検出電流に伴う出力検出電圧が発生し、この出力検出電圧が抵抗R2を介して出力制御回路10のオペアンプIC2の入力端子「+」に印加される。
一方、LEDモジュールMの点灯に伴い導通幅検出回路4aは、入力整流回路4の整流回路RC1で全波整流され且つ所定期間毎に導通幅tで導通する整流電圧波形から、図3(c)に示したような導通位相と導通幅tを検出する。しかも、第1のフォトカプラPH1の第1の発光ダイオードLd1は、導通幅検出回路4aで検出される図3(c)に示した全波整流電圧の導通位相と導通幅tに応じて発光させられる。
この第1の発光ダイオードLd1の発光は第1のフォトカプラPH1の第1の受光ダイオードPd1で受光される。これにより第1の受光ダイオードPd1は、導通幅(導通期間)tに基づく検出電圧を導通期間検出信号として出力してコンデンサC3に印加させる。これに伴い、第1の受光ダイオードPd1とコンデンサC3との接続点(接続部)P1からは、第1の受光ダイオードPd1の検出電圧とコンデンサC3の印加電圧に基づく第1の調光電圧V1が第1の調光信号S1として出力される。
この第1の調光信号S1としての第1の調光電圧(信号電圧)V1は、第2の調光信号生成回路9bに入力される。この第2の調光信号S2を生成するための第2の調光信号生成回路9bの回路構成としては、上述したように図2の第1の調光信号S1の第1の調光電圧V1を抵抗R4,R5,R6で分圧し、抵抗R4のツェナーダイオードDZ1を並列接続している。そして、抵抗R5,R6の接続点(接続部)P2から第2の調光信号S2である電圧が第2の調光電圧(信号電圧)V2として出力されて、この第2の調光電圧V2が出力制御回路10のオペアンプIC2の入力端子「−」に第2の調光信号S2として入力させられている。
この出力制御回路10のオペアンプIC2は、入力端子「+」に印加される出力電流検出回路7の出力検出電圧および入力端子「−」に入力される第2の調光信号S2である第2の調光電圧V2に基づいて制御信号を出力する。この出力制御回路10は、図1に示したように、オペアンプIC2から出力される制御信号に基づいて第2のフォトカプラPH2の第2の発光ダイオード(第2の発光素子)Ld2を発光させる。この第2の発光ダイオードLd2の発光はインバータ回路5における第2のフォトカプラPH2の第2の受光ダイオードPd2により検出(受光)され、この第2の受光ダイオードPd2から検出信号が制御信号として駆動回路IC1に入力される。この駆動回路IC1は、第2の受光ダイオードPd2で検出される制御信号に基づいて高周波のON・OFF制御信号が調整され、この高周波のON・OFF制御信号でスイッチングトランジスタQ1を調整された高周波でオン・オフ制御する。
(2).LEDモジュールMの調光制御動作
(調光信号S1,S2である調光電圧(信号電圧)V1,V2)
このような状態で、外部の図示しない調光操作手段の調光操作に基づいて、内部の位相制御回路(図示せず)によりトライアック(図示せず)をオン(導通)させる導通幅(導通期間)tを図4(A)のように徐々に増大させると、第1の調光信号S1である第1の調光電圧V1は調光信号特性線f1に示したように直線的に徐々に大きくなる。即ち、導通幅(導通期間)tの増大に伴い、第1のフォトカプラPH1の第1の発光ダイオードLd1の発光期間は徐々に長くなり、第1の受光ダイオードPd1からコンデンサC3に印加される出力電圧の印加期間が徐々に長くなり、図4(A)の調光信号特性線f1で示したように第1の調光信号S1である第1の調光電圧V1が徐々に直線的に増大する。
また、調光器3の動作により変化する入力電圧の導通幅tに比例した第1の調光電圧V1が低い場合は、ツェナーダイオードDZ1がONせず第1の調光電圧V1と第2の調光電圧V2の比はR6/(R4+R5+R6)で表される。この状態で、第1の調光電圧V1は図4(A)の導通幅t0〜t1の範囲の状態となり、第2の調光電圧V2は図4(B)の調光信号特性線f2の導通幅t0〜t1の範囲の第2の調光電圧V2はV2=V1*R6/(R4+R5+R6)となる。
次に、第1の調光電圧V1が導通幅t1より増大することによりツェナーダイオードDZ1のONする電圧Vzを超えて十分に高くなった場合、抵抗R4にかかる電圧は電圧Vzで固定されるため、第1,第2の調光電圧V1,V2の関係はV2=(V1−VZ)*[R6/(R5+R6)])となり、第1の調光電圧V1の上昇に伴う第2の調光電圧V2の電圧上昇は[R6/(R5+R6)]に比例することになる。
この第2の調光電圧V2の電圧は、導通幅tの増大に伴い図4(C)に示した調光信号特性線f3のように上昇する。ここで、調光信号特性線f3は、図4(C)におけるように、ツェナーダイオードDZ1がオフしている導通幅t0〜t1の範囲Taにおける第1電圧上昇線と、ツェナーダイオードDZ1がONする第2の調光電圧V2の第2電圧上昇線に分ける。そして、第1,第2電圧上昇線が異なる上昇率で直線的に比例すると想定する。即ち、ツェナーダイオードDZ1がONした後の第2電圧上昇線は、ツェナーダイオードDZ1がONしていない第1電圧上昇線よりも電圧上昇率が大きくなっていると想定する。
しかし、図4(C)の調光信号特性線f3の導通幅t0〜t1で示す範囲Taのように直線的に比例する範囲から導通幅t1より増大する範囲Tbの初期範囲、即ちツェナーダイオードDZ1に電流Izが流れ始めて第2の調光電圧V2の切替が開始される初期の途中では、抵抗R4への印加電圧がVz付近にあり、このツェナーダイオードDZ1に流れる電流Izが図4(B)のように少ない。
このため、ツェナーダイオードDZ1の特性上、電圧Vzは低く、第1の調光電圧V1の電圧上昇により電流Izが増えることで徐々に電圧Vzが曲線的に徐々に上昇して行くことになるので、この際の第2の調光電圧V2は、V2=(V1−VZ)*[R6/(R5+R6)])でVzが徐々に上昇することになる。
このことから、第1の調光電圧V1は図4(C)の導通幅t1を超えた範囲では範囲Taから範囲Tbへは急に変化せず、第2の調光電圧V2の電圧上昇比は図4(B)の導通幅t1を超えた状態のように徐々に曲線的に上昇することになる。
従って、外部の図示しない調光操作手段の調光操作に基づいて、内部の位相制御回路(図示せず)によりトライアック(図示せず)をオン(導通)させる導通幅(導通期間)tを図4(A)のように導通幅t0〜t1の範囲Taで徐々に増大させると、第1の調光信号S1である第1の調光電圧V1は調光信号特性線f1に示したように導通幅t0〜t1の範囲Taにおいて徐々に直線的に増大し、第2の調光信号S2である第2の調光電圧V2は図4(B)の調光信号特性線f2に示したように徐々に直線的に増大する。また、導通幅(導通期間)tを図4(A)のように導通幅t1を超えた範囲Tbで徐々に増大させると、第1の調光信号S1である第1の調光電圧V1は調光信号特性線f1に示したように導通幅t1を超えた範囲Tbにおいても徐々に直線的に増大するが、第2の調光信号S2である第2の調光電圧V2は導通幅t1を超えた範囲Tbにおいて図4(B)の調光信号特性線f2に示したように曲線的に徐々に増大する。
このような第2の調光電圧V2は、オペアンプIC2の入力端子「−」に入力される。この際、オペアンプIC2の入力端子「+」には出力電流検出回路7の出力検出電圧が抵抗R2を介して入力されている。そして、オペアンプIC2は、出力電流検出回路7の出力検出電圧と第2の調光電圧V2に基づいて制御信号を出力し、この制御信号に基づいてインバータ回路5の駆動回路IC1のON・OFF制御信号が調整されることになる。
このように第1の調光信号S1の電圧が低い(=導通幅が狭い)点で第2の調光信号S2の変動を少なくすることで、調光下限付近でのLED出力電流の変動は少なくなりちらつきを軽減できる。第1の調光信号S1の電圧が高く(=導通幅が広く)なれば第2の調光信号S2の変動を大きくすることで、調光上限付近ではLED出力電流を必要値まで上昇させることができる。
上述した実施例では、第2の調光信号S2を生成するための第2の調光信号生成回路9bでは、図2の第1の調光信号S1の第1の調光電圧V1を抵抗R4,R5,R6で分圧し、抵抗R4のツェナーダイオードDZ1を並列接続すると共に、抵抗R5,R6の接続点(接続部)P2から第2の調光信号S2である電圧を第2の調光電圧V2として出力させて、この第2の調光電圧V2が出力制御回路10のオペアンプIC2の入力端子「−」に第2の調光信号S2として入力させるようにしている。しかしながら、第2の調光信号生成回路9bは、図2の構成に限定されるものではない。
例えば、図5に示したように、第1の調光信号S1の第1の調光電圧V1を増幅回路であるインピーダンス変換回路11介して分圧用の抵抗R9,R10,R11に印加させると共に、抵抗R9に並列にツェナーダイオードDZ2を接続して抵抗R10,R11の接続点(接続部)P3から第2の調光信号S2を出力させるようにしても良い。
また、調光信号生成回路9は、図2,図5の構成に限定されるものではなく、図6に示したように構成することもできる。
この図6において調光信号生成回路9は、定電圧回路8により動作電圧が第1のフォトカプラPH1における第1の受光ダイオードPd1のコレクタ側に供給されるようになっている。
また、第1の受光ダイオードPd1のエミッタ側には抵抗R12およびコンデンサC6が直列にグランド配線されている。しかも、第1の受光ダイオードPd1のエミッタ側には、直列に接続された抵抗R13およびコンデンサC7が抵抗R12およびコンデンサC6と並列にグランド配線されている。
従って、抵抗R13とコンデンサC7との接続点(接続部)P4および抵抗R12とコンデンサC6との接続点(接続部)P5には、図7(A)に示した調光信号特性線f4のような第1の調光信号(第1の調光電圧V1)S1がそれぞれ生成される。そして、この接続点(接続部)P4の第1の調光信号S1は、差動増幅回路12の入力端子「+」に入力される。
また、定電圧回路8からの動作電圧が抵抗R14,R15を介して分圧され、この分圧された動作電圧が抵抗R14,R15間から抵抗R16を介して差動増幅回路12の入力端子「−」に入力されるようになっている。この差動増幅回路12は、入力端子「+」に入力される第1の調光信号S1と抵抗R14,R15の分圧電圧との差を増幅して図7(B)に示した調光信号特性線f5のような増幅調光信号(増幅調光電圧V1B)S1Bとして出力するようになっている。
この増幅調光信号S1Bは、ダイオードD3および抵抗R17を介して入力端子「−」にフィードバックされるようになっている。また、増幅調光信号S1Bは、抵抗R12とコンデンサC6との接続点(接続部)P5に抵抗R18を介して合成されて第2の調光信号S2となり、第2の調光信号(第2の調光電圧V2)S2がオペアンプIC2の入力端子「−」に入力される。
ここで、差動増幅回路12は、入力端子「+」に入力される第1の調光信号S1が抵抗R14,R15で分圧されて抵抗R16を介して入力端子「−」に入力される分圧電圧Vaよりも低い場合、増幅調光信号(調光電圧)S1Bは0Vとなるように設定されている。この分圧電圧Vaは、調光器3の導通幅tがt0〜t1の範囲に設定される。
従って、第1の調光信号S1が抵抗R14,R15で分圧されて抵抗R16を介して入力端子「−」に入力される分圧電圧Vaよりも低い間は、調光器3の調光操作により調光器3の導通幅tが増加して、第1の調光信号S1が増加しても、増幅調光信号(調光電圧)S1Bは図7(B)におけるように0Vであるので、接続点(接続部)P5には第1の調光信号S1が図7(C)に示したようにそのまま第2の調光信号(第2の調光電圧V2)S2としてオペアンプIC2の入力端子「−」に入力される。
そして、差動増幅回路12は、入力端子「+」に入力される第1の調光信号S1が抵抗R14,R15で分圧されて抵抗R16を介して入力端子「−」に入力される分圧電圧以上になると、増幅調光信号(調光電圧)S1Bは図7(B)におけるように徐々に増大する。
第1の調光信号S1が抵抗R14,R15で分圧されて抵抗R16を介して入力端子「−」に入力される分圧電圧Va以上になると、調光器3の調光操作により調光器3の導通幅tが増加して、第1の調光信号S1が増加したとき、接続点(接続部)P5の第1の調光信号S1に増幅調光信号(調光電圧)S1Bが合成されて、合成された調光信号が図7(C)の調光信号特性線f6におけるように第2の調光信号(第2の調光電圧V2)S2としてオペアンプIC2の入力端子「−」に入力される。
<実施例1,3における電圧変動に伴う調光信号の相違>
(a).調光操作による調光信号の増大
(導通幅t0〜t1の範囲)
また、実施例1,3において、外部の図示しない調光操作手段の調光操作に基づいて、調光器3の内部の位相制御回路(図示せず)によりトライアック(図示せず)をオン(導通)させる導通幅(導通期間)を徐々に増大させた場合、第1の調光電圧V1である第1の調光信号S1は図8(A)の調光信号特性線f1(f4)の実線で示したように調光器3の導通幅がt1になるまで徐々に増大させられる。
(導通幅t1を超えた範囲)
そして、実施例1において、調光器3の調光操作により調光器3の導通幅を増大させることにより、調光器3の導通幅がt1を超えた後は、第2の調光電圧V2が図3(B)と同様に図8(B)の調光信号特性線f2の波線で示したよう曲線的に増大させられる。
これに対して、実施例3において、調光器3の調光操作により調光器3の導通幅が導通幅t1を超えた後に、調光器3の調光操作により調光器3の導通幅を徐々に増大させた場合、第2の調光電圧V2は実線で示した電圧より所定電圧増大した電圧で直線的に徐々に増大させられる。
(b).電圧変動時の調光操作に伴う調光信号
(導通幅t0〜t1の範囲)
一方、実施例1,3において、調光器3への入力電圧が電圧変動により所定電圧だけ低下した状態で、調光器3の導通幅を調光器3の調光操作により増大させた場合には、第1の調光電圧V1は図8(A)の調光信号特性線f1(f4)の波線で示したように実線で示した電圧より所定電圧低下した電圧で導通幅t1になるまで増大させられる。この場合、第2の調光電圧V2は、導通幅t1までは図8(B)の調光信号特性線f2の波線で示したように実線で示した電圧より所定電圧低下した電圧で直線的に増大させられる。
(導通幅1を超えた範囲)
そして、実施例1において、調光器3の導通幅が導通幅t1を超えた後、調光器3への入力電圧が調光操作ではなく電圧変動により所定電圧だけ低下した状態で、調光器3の導通幅を調光器3の調光操作により増大させた場合には、第2の調光電圧V2が図3(B)と同様に図8(B)の調光信号特性線f2の波線で示したように実線で示した電圧より所定電圧低下した電圧で曲線的に増大させられる。
これに対して、実施例3において、調光器3の調光操作により調光器3の導通幅が導通幅t1を超えた後、調光器3への入力電圧が電圧変動により所定電圧だけ低下した状態で、調光器3の調光操作により調光器3の導通幅を増大させた場合、第2の調光電圧V2は図8(C)の調光信号特性線f3(f6)の波線で示したように電圧より所定電圧増大した電圧で直線的に徐々に増大させられる。
(補足説明1)
以上説明したように、この発明の実施の形態の照明用直流電源装置は、商用電源1から位相制御型の調光回路(調光器3内の図示しない位相制御回路)に供給される商用交流電圧が前記調光回路により所定の位相角で所定の導通幅の交流電圧に位相制御され、この位相制御された交流入力電圧波形を、入力整流回路4で整流した後に、所定の電流値の直流電力に変換して負荷である照明具(LEDモジュールM)を点灯させる直流点灯回路(LED点灯用直流電源回路2)を備えている。しかも、照明用直流電源装置は、前記交流入力電圧波形の導通幅を検出する導通幅検出回路4aと、前記導通幅検出回路4aで検出される導通幅に比例した第1の調光信号S1および前記第1の調光信号S1の電圧上昇に伴い信号電圧の上昇比が変動する第2の調光信号S2を生成させる調光信号生成回路9と、前記第2の調光信号S2に基づいて前記点灯電力出力回路2aの出力制御をさせる調光制御信号を発生させる出力制御回路10を有する。
この構成によれば、導通幅が狭い調光下限付近で照明具(LEDモジュールM)のちらつきとなるのを防止できるように設定できる。
例えば、第1の調光信号S1の電圧上昇に伴い信号電圧の上昇比が変動する第2の調光信号S2において、第1の調光信号S1の電圧が低い=導通幅tが狭い範囲(t0〜t1の範囲)で第2の調光信号S2を直線的に比例させて、第2の調光信号S2の変動を少なくすることにより、調光下限付近(導通幅t0〜t1の範囲)での照明具(LEDモジュールM)出力電流の変動は少なくなりちらつきを軽減できる。しかも、第1の調光信号S1の電圧が導通幅t1を超えて高く(=導通幅が広く)なった場合には、第2の調光信号S2の変動を大きくすることで、調光上限付近では照明具(LEDモジュールM)出力電流を必要値まで上昇させることができる。
(補足説明2)
また、この発明の実施の形態の照明用直流電源装置の前記直流点灯回路(LED点灯用直流電源回路2)は、前記入力整流回路4から出力される電力を高周波電力に変換するインバータ回路5と、前記高周波電力を直流電力に変換して負荷である照明具を点灯させる第2の平滑回路(出力平滑回路6)を備えている。しかも、前記インバータ回路5は前記第2の調光信号S2に基づいて前記高周波電力を制御するようになっている。
この構成によれば、第2の調光信号S2に基づいて点灯電力出力回路2aのインバータ回路5の高周波電力の周波数を制御させることにより、導通幅が狭い調光下限付近で照明具(LEDモジュールM)のちらつきとなるのを防止できるように設定できる。
(補足説明3)
更に、この発明の実施の形態の照明用直流電源装置の前記調光信号生成回路9は、前記導通幅検出回路4aで検出される導通幅に比例した第1の調光信号S1を生成させる第1の調光信号生成回路9aと、前記第1の調光信号S1の電圧上昇に伴い信号電圧の上昇比が変動する第2の調光信号S2を生成させる第2の調光信号生成回路9bを有する。
この構成によれば、第1の調光信号S1の電圧が低い=導通幅tが狭い範囲(t0〜t1の範囲)で第2の調光信号生成回路9bから出力される第2の調光信号S2を直線的に比例させて、第2の調光信号S2の変動を少なくすることにより、調光下限付近(導通幅t0〜t1の範囲)での照明具(LEDモジュールM)出力電流の変動は少なくなりちらつきを軽減できる。しかも、第1の調光信号S1の電圧が導通幅t1を超えて高く(=導通幅が広く)なった場合には、第2の調光信号S2の変動を大きくすることで、調光上限付近では照明具(LEDモジュールM)出力電流を必要値まで上昇させることができる。
(補足説明4)
また、この発明の実施の形態の照明用直流電源装置の前記第2の調光信号生成回路9bは第1の調光信号S1の電圧が一定値をこえると信号電圧の上昇比が切り替わる第2の調光信号S2を持ち、前記出力制御回路10は前記第2の調光信号S2に基づきLED出力電流を制御するようになっている。
この構成によれば、第2の調光信号生成回路9bは、第1の調光信号S1の電圧が一定値をこえると、即ち第1の調光信号S1である電圧が導通幅t1を超えたとき、信号電圧の上昇比が切り替わる第2の調光信号S2を有するので、第1の調光信号S1の電圧が低い=導通幅tが狭い範囲(t0〜t1の範囲)で第2の調光信号生成回路9bから出力される第2の調光信号S2を直線的に比例させて、第2の調光信号S2の変動を少なくすることにより、調光下限付近(導通幅t0〜t1の範囲)での照明具(LEDモジュールM)出力電流の変動は少なくなりちらつきを軽減できる。しかも、第1の調光信号S1の電圧が導通幅t1を超えて高く(=導通幅が広く)なった場合には、第2の調光信号S2の変動を大きくすることで、調光上限付近では照明具(LEDモジュールM)出力電流を必要値まで上昇させることができる。
(補足説明5)
また、この発明の実施の形態の照明用直流電源装置の前記調光信号生成回路9は、前記第1の調光信号S1の電圧を分圧する分圧抵抗(R4,R5,R6)を有すると共に、その分圧抵抗(R4,R5,R6)の一部(R4)に並列接続したツェナーダイオードDZ1を有する。
この構成によれば、ツェナーダイオードDZ1がONしたときに第2の調光信号S2の信号電圧の上昇比が切り替わるので、第1の調光信号S1の電圧が低い=導通幅tが狭い範囲(t0〜t1の範囲)ではツェナーダイオードDZ1をOFF状態にさせるように、ツェナーダイオードDZ1のONする電流値を設定することにより、第2の調光信号生成回路9bから出力される第2の調光信号S2を直線的に比例させて、第2の調光信号S2の変動を少なくすることにより、調光下限付近(導通幅t0〜t1の範囲)での照明具(LEDモジュールM)出力電流の変動は少なくなりちらつきを軽減できる。しかも、第1の調光信号S1の電圧が導通幅t1を超えて高く(=導通幅が広く)なった場合には、ツェナーダイオードDZ1がONさせて、第2の調光信号S2の変動を大きくすることで、調光上限付近では照明具(LEDモジュールM)出力電流を必要値まで上昇させることができる。
(補足説明6)
また、この発明の実施の形態の照明用直流電源装置の前記調光信号生成回路9は、前記第1の調光信号S1と前記第2の調光信号S2を生成する回路間にインピーダンス変換回路11を更に備えている。
この構成によれば、インピーダンス変換回路11を用いて、第1の調光信号S1の電圧が低い=導通幅tが狭い範囲(t0〜t1の範囲)で第2の調光信号S2を直線的に比例させて、第2の調光信号S2の変動を少なくすることにより、調光下限付近(導通幅t0〜t1の範囲)での照明具(LEDモジュールM)出力電流の変動は少なくなりちらつきを軽減できる。しかも、インピーダンス変換回路11を用いて、第1の調光信号S1の電圧が導通幅t1を超えて高く(=導通幅が広く)なった場合には、第2の調光信号S2の変動を大きくすることで、調光上限付近では照明具(LEDモジュールM)出力電流を必要値まで上昇させることができる。
(補足説明7)
また、この発明の実施の形態の照明器具は、上述した照明用直流電源装置に照明具(LEDモジュールM)を接続して構成されている。この構成によれば、上述した補足説明1〜6の効果を有する照明器具を提供できる。
1 商用電源
2 LED点灯用直流電源回路(照明点灯用直流電源装置)
2a 点灯電力出力回路
3 調光器
4 入力整流回路
4a 導通幅検出回路
5 インバータ回路
6 出力平滑回路
7 出力電流検出回路
8 定電圧回路
9 調光信号生成回路
10 出力制御回路
11 インピーダンス変換回路
DZ1 ツェナーダイオード
DZ2 ツェナーダイオード
IC1 駆動回路
IC2 オペアンプ
M LEDモジュール
PH1 第1のフォトカプラ
PH2 第2のフォトカプラ
Pd1 第1の受光ダイオード
Pd2 第2の受光ダイオード
Q1 スイッチングトランジスタ
S1 第1の調光信号
S1B 増幅調光信号
S2 第2の調光信号
V1 第1の調光電圧
V1B 増幅調光電圧
V2 第2の調光電圧
VZ 電圧
f1 調光信号特性線
f2 調光信号特性線
f3 調光信号特性線
f4 調光信号特性線
f5 調光信号特性線
f6 調光信号特性線
t 導通幅
t1 導通幅

Claims (7)

  1. 商用電源から位相制御型の調光回路に供給される商用交流電圧が前記調光回路により所定の位相角で所定の導通幅の交流電圧に位相制御され、この位相制御された交流入力電圧波形を、入力整流回路で整流した後に、所定の電流値の直流電力に変換して負荷である照明具を点灯させる直流点灯回路を備える照明用直流電源装置において、
    前記交流入力電圧波形の導通幅を検出する導通幅検出回路と、前記導通幅検出回路で検出される導通幅に比例した第1の調光信号および前記第1の調光信号の電圧上昇に伴い信号電圧の上昇比が変動する第2の調光信号を生成させる調光信号生成回路と、前記第2の調光信号に基づいて前記点灯電力出力回路の出力制御をさせる調光制御信号を発生させる出力制御回路を有することを特徴とする照明用直流電源装置。
  2. 請求項1に記載の照明用直流電源装置において、
    前記直流点灯回路は、前記入力整流回路から出力される電力を高周波電力に変換するインバータ回路と、前記高周波電力を直流電力に変換して負荷である照明具を点灯させる平滑回路を備え、前記インバータ回路は前記第2の調光信号に基づいて前記高周波電力を制御することを特徴とする照明用直流電源装置。
  3. 請求項1又は2に記載の照明用直流電源装置において、前記調光信号生成回路は、前記導通幅検出回路で検出される導通幅に比例した第1の調光信号を生成させる第1の調光信号生成回路と、前記第1の調光信号の電圧上昇に伴い信号電圧の上昇比が変動する第2の調光信号を生成させる第2の調光信号生成回路を有することを特徴とする照明用直流電源装置。
  4. 請求項3に記載の照明用直流電源装置において、前記第2の調光信号生成回路は第1の調光信号の電圧が一定値をこえると信号電圧の上昇比が切り替わる第2の調光信号を持ち、前記出力制御回路は前記第2の調光信号に基づきLED出力電流を制御することを特徴とする照明用直流電源装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の照明用直流電源装置において、前記調光信号生成回路は、前記第1の調光信号の電圧を分圧する分圧抵抗を有すると共に、その分圧抵抗の一部に並列接続したツェナーダイオードを有することを特徴とする照明用直流電源装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の照明用直流電源装置において、前記調光信号生成回路は、前記第1の調光信号と前記第2の調光信号を生成する回路間にインピーダンス変換回路を更に備えることを特徴とする照明用直流電源装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の照明用直流電源装置に照明具を接続して構成されることを特徴とする照明用器具。
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