JP2013242995A - 電流遮断装置を備えた蓄電装置 - Google Patents

電流遮断装置を備えた蓄電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電装置の異常動作時に確実に電流を遮断することと、通電動作時における電流遮断を回避することとを両立できる電流遮断装置を備えた蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置の電流遮断装置は、接点板と、変形板とを有し、かつ、少なくとも接点板と変形板によって囲まれた空間が形成され、接点板もしくは変形板のいずれか一方には、導電部材と接合される接合部を有している。接点板は、導電部材、及び電極端子と電気的に接続されて通電経路の一部を構成する。変形板は、ケース内の圧力をP1、空間の圧力をP2としたとき、P1>P2、かつ圧力差ΔP=P1−P2が所定値以上、となった場合に、接合部を導電部材と離間させて電流遮断装置と導電部材とが電気的に非接続となるように変形して通電経路を遮断する。電流遮断装置には、空間とケース内とを連通する少なくとも1つの微小通路が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電流遮断装置を備えた蓄電装置に関する。
特許文献1に、圧力検知型の電流遮断装置を備えた密閉型の電池が記載されている。電流遮断装置は、電池ケース内の圧力が上昇した場合に、電極端子と電極組立体との通電経路を遮断する。これによって、過充電時等に電池ケース内の圧力が上昇した際に通電経路を遮断することができる。
特開2005−149862号公報
電流遮断装置は、通常、過充電等の蓄電装置の異常動作を抑止するために設置される。しかしながら、蓄電装置の通常動作時においても、通常動作に伴うガスが発生する場合がある。蓄電装置の通常動作時に発生するガスの流量は微小であるが、長期間に亘って蓄積すると、蓄電装置のケース内の圧力が電流遮断装置の作動する圧力以上に上昇し、電流遮断装置によって通電経路が遮断される場合がある。
本明細書が開示する蓄電装置は、ケース内に収容され正極及び負極を備える電極組立体と、電極組立体との間で電気を授受する電極端子と、ケース内に収容され電極組立体、及び電極端子の双方と電気的に接続する導電部材と、ケース内に収容され電極組立体から電極端子の間に直列に接続して、電極組立体から電極端子までの通電経路を接続または遮断する電流遮断装置を備えている。電流遮断装置は、接点板と、変形板とを有し、かつ、少なくとも接点板と変形板によって囲まれた空間が形成され、接点板もしくは変形板のいずれか一方には、導電部材と接合される接合部を有している。接点板は、導電部材、及び電極端子と電気的に接続されて通電経路の一部を構成する。変形板は、ケース内の圧力をP1、空間の圧力をP2としたとき、P1>P2、かつ圧力差ΔP=P1−P2が所定値以上、となった場合に、接合部を導電部材と離間させて電流遮断装置と導電部材とが電気的に非接続となるように変形して通電経路を遮断する。電流遮断装置には、空間とケース内とを連通する少なくとも1つの微小通路が形成されている。
上記の蓄電装置は、空間とケース内とを連通する微小通路が形成されている電流遮断装置を備えている。蓄電装置の通常動作時にケース内で発生するガスは、その発生速度が微小であり、圧力差ΔPが所定値に達しない程度に微小通路によって空間に通過するため、通常動作時には、電流遮断装置の変形板が変形しない。また、蓄電装置の異常動作時にケース内で発生するガスは、その発生速度が、微小通路を通過するガスの速度よりも著しく速い。このため、圧力差ΔPは所定値以上に上昇し、電流遮断装置の変形板が変形して通電経路を遮断する。上記の蓄電装置によれば、蓄電装置の異常動作時に確実に電流を遮断することと、通電動作時における電流遮断を回避することとを両立できる。
微小通路は、変形板に形成された微小孔を含んでいてもよい。
変形板は、ケース内の圧力が所定値以上に上昇した場合に変形する方向に略垂直な第1平面部を有しており、接点板は、第1平面部と略平行な第2平面部を有しており、微小通路は、第1平面部と第2平面部との少なくともいずれか一方に形成された微小孔を含んでいてもよい。
上記の蓄電装置は、二次電池であってもよい。
本発明によれば、蓄電装置の異常動作時に確実に電流を遮断することと、通電動作時における電流遮断を回避することとを両立できる電流遮断装置を備えている蓄電装置を提供することができる。
実施例1に係る蓄電装置の断面図である。 図1の蓄電装置の電流遮断装置の近傍を拡大して示す図であり、蓄電装置の通常動作時の状態を示している。 図1の蓄電装置の電流遮断装置の近傍を拡大して示す図であり、蓄電装置の過充電時の状態を示している。 蓄電装置の通常動作時に微小孔を通過するガス流量を示す図である。 蓄電装置の通常動作時におけるP1,P2,ΔPを示す図である。 蓄電装置の過充電時に微小孔を通過するガス流量を示す図である。 蓄電装置の過充電時におけるP1,P2,ΔPを示す図である。 実施例2に係る蓄電装置の電流遮断装置の近傍を拡大して示す図であり、蓄電装置の通常動作時の状態を示している。 図8の電流遮断装置の近傍を拡大して示す図であり、蓄電装置の過充電時の状態を示している。
本明細書が開示する電流遮断装置は、例えば、密閉型の二次電池、密閉型のキャパシタ等の従来公知の蓄電装置に利用することができる。さらに、二次電池の具体例を挙げると、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、鉛蓄電池等の比較的高容量で大電流の充放電が行われる二次電池を例示できる。また、この蓄電装置は、車両や電気機器等に搭載されていてもよい。
本明細書が開示する蓄電装置は、正極及び負極を備える電極組立体と、電極組立体を収容するケースと、電極組立体との間で電気を授受する電極端子(正極電極端子、負極電極端子)と、電極組立体、及び電極端子の双方と電気的に接続する導電部材と、電流遮断装置とを備えている。電極組立体としては、例えば、正極シートと負極シートがシート状のセパレータを間に挟んだ状態で層状をなす電極対を備えた電極組立体を挙げることができ、より具体的には、この電極対が多数積層された積層型の電極組立体や、この電極対が所定の軸周りに捲回された捲回型の電極組立体を例示できる。電極組立体は、電解質によって浸されていてもよい。
導電部材は、電極組立体の正極または負極に電気的に接続されるとともに、接続されている側の電極に対応する電極端子(正極電極端子と負極電極端子のうちの一方)と電気的に接続されており、電極組立体から電極端子までの通電経路の一部を形成している。電流遮断装置は、電極組立体から電極端子の間に直列に接続しており、電極組立体から電極端子までの通電経路を接続または遮断可能に構成されている。電流遮断経路は、正極側と負極側のいずれか一方にのみ設置されていてもよいし、双方に設置されていてもよい。
本明細書が開示する電流遮断装置は、電極組立体と、導電部材と、電極端子とを含む通電経路内に直列に接続して、通電経路を接続または遮断する。電流遮断装置は、接点板と、変形板とを備えている。電流遮断装置には、少なくとも接点板と変形板によって囲まれた空間が形成されている。電流遮断装置は、接点板もしくは変形板のいずれか一方に、導電部材と接合される接合部を有している。接点板は、導電部材及び電極端子と電気的に接続されており、電極組立体から電極端子までの通電経路の一部を形成している。変形板は、ケース内の圧力をP1、空間の圧力をP2としたとき、P1>P2、かつ、圧力差ΔP=P1−P2が所定値以上、となった場合に、接合部を導電部材と離間させて電流遮断装置と導電部材とが電気的に非接続となるように変形して通電経路を遮断する。例えば、変形板は、一方の面において空間に接するとともに、他方の面においてケース内の電極組立体側に面している場合には、P1>P2かつ圧力差ΔPが所定値以上となった場合に、空間の内側に窪むように変形し、これによって、接合部が導電部材と離間される。なお、電流遮断装置は、変形板と接点板以外の部材を含んでいてもよい。具体的には、例えば、変形板と一体となって移動して接合部を導電部材と離間するための部材や、シール部材等の支持部材を含んでいてもよい。また、導電部材と接点板は、直接接しておらず、変形板、等の他の導電性の部材を介して電気的に接続していてもよい。空間を隔離する壁は、接点板と変形板によって形成されていてもよいし、さらに、シール部材等の他の部材が空間を壁の一部を形成していてもよい。また、導電部材の一部が電流遮断装置の空間内に侵入していてもよい。
本明細書が開示する電流遮断装置には、さらに、空間とケース内とを連通する少なくとも1つの微小通路が形成されている。微小通路は、蓄電装置の通常動作時にケース内で発生するガスを圧力差ΔPが所定値に達しない程度に空間に通過させるとともに、蓄電装置の異常動作時にケース内で発生するガスは、圧力差ΔPが所定値以上に上昇する程度に通過するガス流量を抑制することができるように、その流路径及び流路長等が設計されている。なお、微小通路は、蓄電装置の異常動作時に圧力差ΔPが少なくとも一度所定値以上に上昇するように設計されていればよい。例えば、圧力差ΔPが一旦所定値以上に上昇した後に低下して所定値よりも低くなるように、流路径及び流路長が設計されていてもよい。
微小通路は、変形板または接点板に形成された微小孔であってもよい。微小通路は、1つでも複数でもよく、複数の微小通路は、同様の形態のものでなくともよい。例えば、微小通路は、変形板に形成された微小孔と、接点板に形成された微小孔との双方を含んでいてもよい。
変形板が、ケース内の圧力が所定値以上に上昇した場合に変形する方向に略垂直な第1平面部を有しており、接点板が、変形板の第1平面部と略平行な第2平面部を有している場合には、微小通路は、第1平面部と第2平面部との少なくともいずれか一方に形成された微小孔を含んでいてもよい。比較的加工が容易な第1平面部または第2平面部に微小孔を形成すれば、微小孔の加工精度を高くすることができる。
図1は、実施例1に係る蓄電装置100の断面図である。蓄電装置100は、ケース1と、積層型の電極組立体60と、集電部65,67と、正極用導電部材68と、負極用導電部材64と、正極電極端子19と、負極電極端子119と、絶縁部材66と、電流遮断装置120を備えている。電極組立体60は、正極活物質と正極金属箔とを含む正極シートと、負極活物質と負極金属箔とを含む負極シートと、正極シートと負極シートとの間に挟まれてそれぞれを分離する、シート状のセパレータとを備えている。電極組立体60は、正極シート、セパレータ、負極シートが層状にこの順序でそれぞれ多数積層された積層体であり、液状の電解質が含浸されている。
ケース1は略直方体形状の箱型部材であり、内部に電極組立体60と、集電部65,67と、正極用導電部材68と、負極用導電部材64と、絶縁部材66と、電流遮断装置120とを収容している。ケース1の上端面には、正極電極端子19と負極電極端子119が設けられている。電極組立体60の複数の正極シートの一端から突出した集電部67が束ねられており、同様に、複数の負極シートの一端から突出した集電部65が束ねられている。電極組立体60は、絶縁性のフィルムによって覆われており、集電部67,65に接続する部分において、絶縁性のフィルムから突出している。
集電部65,67は、電極組立体60からケース1の上端面に向けて伸び、途中で図1の紙面の表側に向かって屈曲して、ケース1の上端面に略平行な平坦部を有する形状に形成されている。
図1に示すように、負極用導電部材64は、平板状の導電性部材である。負極用導電部材64は、ケース1の上端面に対して略平行に伸びている。負極用導電部材64と集電部65は溶接によって固定されている。このように、電極組立体60の負極から負極電極端子119までの負極通電経路は、この順で直列に接続された集電部65と,負極用導電部材64とによって電気的に接続されている。蓄電装置100は、電極組立体60とケース1の外部とで、正極電極端子19、及び負極電極端子119を介して相互に電気の授受が可能である。
図1に示すように、正極用導電部材68は、集電部67から電流遮断装置120に向かってケース1の上端面に対して略平行に伸びたのち、ケース1の下方に湾曲して、電流遮断装置120の下方において、再度、ケース1の上端面に略平行に伸びている。正極用導電部材68は、集電部67と溶接によって固定されている。電流遮断装置120は、その下面側において正極用導電部材68と接しており、その上面側において正極電極端子19と接している。つまり、電流遮断装置120は、正極用導電部材68と接合された接合部を有する。また、正極電極端子19と正極用導電部材68とは、電流遮断装置120を介して電気的に接続されている。このように、電極組立体60の正極から正極電極端子19までの正極通電経路は、この順で直列に接続された集電部67と、正極用導電部材68と、電流遮断装置120とによって電気的に接続されている。なお、負極用導電部材64及び正極用導電部材68と、ケース1の上端面との間に、絶縁部材66が設けられており、これによって負極用導電部材64及び正極用導電部材68とケース1とは絶縁されている。
図2に示すように、電流遮断装置120は、変形板33と、接点板35とを備えている。変形板33は、平面視すると円形の略平板状の部材であり、中央部に円錐台状の凸状部を有する。蓄電装置100の通常動作時においては、変形板33の凸状部は、正極用導電部材68及び電極組立体60側が配置されている、ケース1の下方に凸となっている。接点板35は、平面視すると円形の略平板状の部材であり、平板状の中央部と、中央部から変形板33の方向に湾曲して伸びる側面部とを有している。変形板33と接点板35は、接続部34において互いに接しており、溶接によって固定されている。変形板33と接点板35によって、ケース1内の電極組立体60側から空間40を隔離する壁が形成されており、変形板33の上面及び接点板35の下面は、空間40に面している。
変形板33及び接点板35は、正極用導電部材68と同様の導電体によって形成されている。接点板35は、正極電極端子19と接しており、溶接によって固定されている。変形板33は、正極用導電部材68と接しており、接合部41において正極用導電部材68と溶接されている。正極用導電部材68は、変形板33の凸状部の円形の下面に沿って形成された円形の孔部68aを有しており、接合部41は、孔部68aの周囲に位置している。電極組立体60から正極電極端子19に向かって、集電部67、正極用導電部材68、変形板33、接点板35はこの順序で直列に接続されている。図2の矢印42は、電極組立体60から正極電極端子19までの正極通電経路を示している。
変形板33の上面は空間40に面しており、下面はケース1内の電極組立体60側に面しているため、ケース1内の電極組立体60側の圧力P1と、空間40内の圧力P2との圧力差ΔP=P1−P2が所定値以上となり空間40側が負圧(P1>P2)になると、図3に示すように、変形板33は、正極用導電部材68から離れる方向(図3に矢印で示す、下から上に向かう方向)に反転する。
空間40は、接点板35の平板状の中央部に形成された微小孔35aによって、ケース1内の電極組立体60側と連通している。
蓄電装置100の通常動作時に発生するガスは、発生速度が微小である。このため、ガスの発生速度が律速となり、矢印43に示すように、発生したガスは速やかに微小孔35aを通過して、空間40内に移動する。その結果、圧力差ΔPを所定値よりも十分に小さくすることができ、図2に示すように、正極通電経路42は遮断されない。
蓄電装置100の過充電時に電極組立体60から発生するガス発生速度は、微小孔35aを通過可能なガスの速度と比較して著しく速い。このため、微小孔35aを通過するガスの速度が律速となり、発生したガスの一部が微小孔35aを通過できずにケース1内の電極組立体60側に止まる。その結果、圧力差ΔPが所定値以上に大きくなって、図3に示すように、変形板33の凸状部が反転して上に凸となるように変形し、接合部41の溶接が剥離して、接合部41が正極用導電部材68とは反対側に移動して離間し、変形板33と正極用導電部材68とが非接触となる。これによって、変形板33と正極用導電部材68との電気的接続が遮断され、正極通電経路42が遮断される。
次に、微小孔35aと変形板33の設計方法の一例について、説明する。図4〜7に、微小孔35aを通過するガスの速度と、圧力P1、圧力P2、圧力差ΔPについて、蓄電装置100の通常動作時と過充電時においてシミュレーションを行った結果を図示する。シミュレーション条件は、ケース1内の電極組立体側の体積:50cc、空間40の体積:2cc、微小孔35aの有効径:0.01mm、蓄電装置100の通常動作時のガス発生速度:4.00×10−4cc/秒、通常動作時のガスの密度:1.1875kg/m、通常動作時の圧力P1,P2の初期値:0.10MPa、蓄電装置100の過充電時のガス発生速度:1.25cc/秒、過充電時のガスの密度:1.1875kg/m、過充電時の圧力P1,P2の初期値:0.2MPaとした。なお、過充電時の圧力P1,P2の初期値は、蓄電装置100が通常に動作を続けた後に過充電状態になったことを想定して、通常動作時に発生したガスによる圧力P1,P2の上昇分を加味して設定した。
蓄電装置100の通常動作時には、図4に示すように、微小孔35aを通過するガスの速度はほぼ一定であり、図5に示すように、圧力P1(参照番号301)と圧力P2(参照番号302)は、ほぼ同じ速度で上昇し、圧力差ΔP(参照番号303)は、殆ど上昇しない。なお、微小孔35aを通過するガスの速度がほぼ一定であることは、ガスの発生速度が律速となっていることを示している。
図6に示すように、蓄電装置100の過充電時の初期においては、微小孔35aを通過するガスの速度に比較してガスの発生速度が速いため、図7に示すように、圧力P1(参照番号311)の上昇する速度と比較して、圧力P2(参照番号312)の上昇速度は遅い。その結果、圧力差ΔP(参照番号313)が徐々に上昇する。圧力差ΔPが上昇するに従って、微小孔35aを通過するガスの速度も上昇し、これによって、圧力差ΔPが小さくなる。圧力差ΔPは、0.30MPa程度まで上昇した後、下降するため、微小孔35aを通過するガス速度も一端上昇した後に下降し、ほぼ一定のガス速度に収束する。
図4〜図7に示すように、蓄電装置100の通常動作時には、圧力差ΔPは殆ど上昇しない一方で、過充電時には、圧力差ΔPが0.30MPa程度まで上昇する。従って、蓄電装置100の過充電時に電流遮断装置120によって通電経路が遮断されるようにするためには、変形板33が変形する圧力差を0.30MPa程度以下に設定すればよく、より確実に遮断させるためには、変形板33が変形する圧力差を0.10〜0.20MPa程度とすることが好ましい。実際には、例えば、蓄電装置100の通常動作時のガスの発生速度と、過充電時等の異常動作時のガスの発生速度とを測定し、微小孔35aの大きさを変更して、上記のようなシミュレーションを繰り返すことによって、適当な微小孔35aの大きさを決定し、決定した微小孔35aの大きさに対して、変形板33が変形する圧力差を決定することができる。
上記のとおり、蓄電装置100の電流遮断装置120は、空間40と、ケース1内の電極組立体60側とを連通する微小通路として、微小孔35aを備えている。蓄電装置100の通常動作時にケース1内で発生するガスは、圧力差ΔPが所定値に達しない程度に微小孔35aを通過して空間40に移動するため、通常動作時には、圧力差ΔPは、変形板33が変形する所定値以上に上昇しない。また、蓄電装置100の過充電時にケース1内で発生するガスは、その発生速度が微小孔35aを通過するガスの速度と比較して速いため、圧力差ΔPは所定値以上に上昇し、変形板33が変形する。これによって、接合部41を正極用導電部材68と離間させ、電流遮断装置120と正極用導電部材68とが電気的に非接続となり、正極通電経路42が遮断される。実施例1に係る電流遮断装置120及び蓄電装置100によれば、蓄電装置100の異常動作時に確実に電流を遮断することと、通電動作時における電流遮断を回避することとを両立できる。
また、微小孔35aは、接点板35の平面部に形成されている。接点板35の平面部は、変形板33がケース1内の圧力が所定値以上に上昇した場合に変形する方向(図3に示す矢印の方向)に略垂直な第2平面部の一例である。比較的加工が容易な第2平面部に微小孔35aが形成されているため、微小孔35aの加工精度を高くすることができる。
実施例2に係る蓄電装置は、実施例1の蓄電装置100における電流遮断装置120を、図8に示す電流遮断装置220に置き換えたものであり、電流遮断装置220以外の構造については蓄電装置100と同様であるため、説明を省略する。図8は、実施例2に係る蓄電装置に設置される電流遮断装置220を示す。電流遮断装置220は、変形板3と、接点板5と、Oリング14,17と、支持部材11,20と、突起12とを備えている。電流遮断装置220には、正極用導電部材68と電気的に接続する通電板4が挿入されている。通電板4は、導電部材の一例である。接点板5は、封口蓋体7を介して、正極電極端子19と電気的に接続している。正極電極端子19側から、電極組立体60側に向かう方向(図8の上から下に向かう方法)に、接点板5、通電板4、変形板3がこの順で配置されている。接点板5と通電板4との間には、Oリング17が挟持されており、通電板4と変形板3との間には、Oリング14が挟持されている。変形板3、接点板5、Oリング14,17及び支持部材11,20によって空間240が形成されている。
変形板3は、薄板、例えば、金属性のダイアフラムからなり、外周部において支持部材11で固定されるとともに、Oリング14により、ケース1内の電極組立体60側とシールされている。変形板3の中央部には、通電板4の側に向けて突出する絶縁性の突起12が設けられている。突起12は、筒形状をなしており、通電板4側の面が当接部24である。突起12が設置されている面に対向する変形板3の下面側は、平面状の受圧部22である。
変形板3には、さらに、空間240とケース内とを連通する微小孔235が形成されている。微小孔235は、変形板3の中央部の突起12が形成されていない領域に形成されている。
通電板4は、中央部15が薄く形成されている。中央部15は、変形板3の突起12の当接部の上方に位置しており、その下面には、破断溝16が形成されている。中央部15の上面は、接続部6である。通電板4は、接続部6において接点板5と接している。
接点板5は、導電性の平板形状の薄板、例えば、導電性金属ダイアフラムからなり、外周部において支持部材11で固定されている。接点板5は、その中央部の下面の接続部23において、通電板4の接続部6と接触している。通電板4の接続部6と接点板5の接続部23とは、溶接によって互いに固定されており、電気的に接続している。接続部6,23は、接合部の一例である。
封口蓋体7の上面とケース1の内面との間には絶縁性のシール部材10が装着されており、封口蓋体7とケース1とは電気的に絶縁されている。支持部材11は、絶縁性であり、樹脂モールドで成形され、断面が略U字状でリング状に形成されている。支持部材11の略U字状の内面でもって、変形板3の外周部、Oリング14,17、通電板4の外周部及び封口蓋体7の外周部を覆うとともにこれらの部材を積層状に挟着し、一体的に保持している。なお、Oリング14,17及び支持部材11は絶縁性であり、変形板3と通電板4は絶縁されており、接点板5と通電板4は、接続部6,23以外では絶縁されている。支持部材11の外面には、金属製のカシメ部材20が被覆され、密封及び保持を確実なものとしている。また、封口蓋体7の内面部分は上方に窪んだ凹部18とされ、接点板5が変形板3の突起12により上方に変形される場合の空間を形成している。
電極組立体60から正極電極端子19に向かって、集電部67、正極用導電部材68、通電板4、接点板5、封口蓋体7はこの順序で直列に接続されている。図8の矢印21は、電極組立体60から正極電極端子19までの正極通電経路を示している。
蓄電装置の通常動作時には、ガスの発生速度が微小であるため、図8の参照番号243に示すように、発生するガスは、圧力差ΔPが所定値に達しない程度に微小孔235を通過する。その結果、ケース1内の圧力P1と空間240の圧力P2との圧力差ΔP=P1−P2が殆ど上昇せず、突起12の当接部24は、通電板4に接触していない。すなわち、正極通電経路21は遮断されない。
蓄電装置の過充電時には、電極組立体60からガスが発生し、その発生速度は速い。このため、微小孔235を通過するガスの速度が律速となり、発生したガスの一部が微小孔235を通過できずにケース1内の電極組立体60側に止まり、ケース1内の電極組立体60側の圧力P1と、空間240内の圧力P2との圧力差ΔPが所定値以上に高くなる。圧力差ΔPが受圧部22に作用し、図9に矢印で示すように、変形板3が通電板4に向けて変形し、突起12の当接部24が通電板4の中央部の下面に当接して通電板4を破断溝16において破断し、通電板4の中央部を通電板4から分離する。これによって、接合部(通電板4の接続部6及び接点板5の接続部23)と通電板4が離間し、電流遮断装置220と正極用導電部材68との電気的接続が遮断され、正極通電経路21が遮断される。
上記のとおり、接点板5と変形板3によって囲まれた空間240がOリング14,17等の支持部材によって支持されるとともに、ケース1内の電極組立体60側とシールされていてもよい。また、導電部材の一部(通電板4)が電流遮断装置220内に侵入しており、電流遮断装置220の内部で接合部が破断されるものであってもよい。実施例2によれば、実施例1と同様に、蓄電装置100の異常動作時に確実に電流を遮断することと、通電動作時における電流遮断を回避することとを両立できる。
また、実施例2では、微小孔235は、変形板3の中央部に形成されている。変形板3の中央部は、変形板3がケース1内の圧力が所定値以上に上昇した場合に変形する方向(図9に示す矢印の方向)に略垂直な第1平面部の一例である。比較的加工が容易な第1平面部に微小孔235が形成されているため、微小孔235の加工精度を高くすることができる。
なお、上記の実施例では、電流遮断装置は、正極通電経路上に配置したが、負極通電経路上に配置してもよい。
以上、本発明の実施形態及び実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、変形板3は、変形板3が変形する方向に垂直な第1平面部を有しているとしたが、完全な垂直でなくともよく、変形する方向に対して傾斜していたとしても、正極用導電部材68と接続、及び非接続の双方の状態を取り得る構成であればよい。同様に、接点板35は、第1平面部と平行な第2平面部を有しているとしたが、第2平面部は第1平面部と完全に平行でなくともよい。変形板3,33と接点板5,35が空間40,240を形成する構成であれば、第1平面部と第2平面部との位置関係は問われない。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1 ケース
3,33 変形板
4 通電板
5,35 接点板
6,23 接続部
14,17 Oリング
19 正極電極端子
35a,235 微小孔
40,240 空間
41 接合部
60 電極組立体
67,65 集電部
68 正極用導電部材
64 負極用導電部材
100 蓄電装置
119 負極電極端子
120,220 電流遮断装置

Claims (4)

  1. ケース内に収容され正極及び負極を備える電極組立体と、
    前記電極組立体との間で電気を授受する電極端子と、
    前記ケース内に収容され前記電極組立体、及び前記電極端子の双方と電気的に接続する導電部材と、
    前記ケース内に収容され前記電極組立体から前記電極端子の間に直列に接続して、前記電極組立体から前記電極端子までの通電経路を接続または遮断する電流遮断装置を備えた蓄電装置であって、
    前記電流遮断装置は、接点板と、変形板とを有し、
    かつ、少なくとも前記接点板と前記変形板によって囲まれた空間が形成され、
    前記接点板もしくは前記変形板のいずれか一方には、前記導電部材と接合される接合部を有し、
    前記接点板は、前記導電部材、及び前記電極端子と電気的に接続されて前記通電経路の一部を構成し、
    前記変形板は、前記ケース内の圧力をP1、前記空間の圧力をP2としたとき、
    P1>P2、かつ圧力差ΔP=P1−P2が所定値以上、
    となった場合に、前記接合部を前記導電部材と離間させて前記電流遮断装置と前記導電部材とが電気的に非接続となるように変形して前記通電経路を遮断し、
    前記電流遮断装置には、前記空間と前記ケース内とを連通する少なくとも1つの微小通路が形成されている蓄電装置。
  2. 前記微小通路は、前記変形板に形成された微小孔を含む、請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記変形板は、前記ケース内の圧力が所定値以上に上昇した場合に変形する方向に略垂直な第1平面部を有し、
    前記接点板は、前記第1平面部と略平行な第2平面部を有し、
    前記微小通路は、前記第1平面部と第2平面部との少なくともいずれか一方に形成された微小孔を含む、請求項1、または請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記蓄電装置は二次電池である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
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