JP2013240565A - スト―マ袋用スマートケアカバー - Google Patents

Abstract

【課題】スト―マ袋に排泄物が溜まった場合の膨らみや重さによる変形、体への負担、スト―マ袋の着衣から外観への影響、見栄えを良くし、装着時の安定感を求めるため、又クリーニングによる変形をも軽減するためのものである。
【解決手段】 表布には接着芯を張って強度を補い、スト―マ袋が肌に直接触れる部分を少なくする事と、排泄物（特に水様性便）が溜った時の膨らみ、重さによる変形と体への負担を軽減するために、肌に接する側の袋カバー布の上端を軽くカーブさせたウェストベルト位置で挟み縫い止め、装着時の安定感を補強したスト―マ袋スマートケアカバーを提供する。
【選択図】図２

Description

本発明は、機能性、耐久性、且つスタイルアップ性を重視したスト―マ袋用スマートケアカバーに関するものである。

人工的にパウチ袋、或いはスト―マ袋を装着した人の、本人または他人に対して抗菌、防臭や不快感、心理的な負担を軽減することに重点を置いて考案されたカバーである。

特開２００６−２０４４７７号公報

従来のスト―マ袋カバーに対して、スト―マ袋の肌への接触部を少なくして肌荒れ、かぶれを防ぎ、スト―マ袋に排泄物（特に水様性排泄物）が溜まった場合の膨らみや重さによる変形、変形による着衣から外観への影響、スト―マ袋を使用時の本人や第三者の見た目の不快感や漏れによる精神的負担、装着者の行動、活動による揺れや変形による身体的負担を軽減するために、尚且つ、スト―マ袋カバー布のクリーニングによる変形や耐久性向上のために考案するものである。

伸縮性のある表布全体に、更に伸縮性の有る接着芯を張って強度を補い、スト―マ袋が肌に直接触れる部分を少なくするために袋布を大きくし、排泄物（特に水様性便）が溜った時の膨らみ、重さによる変形と体への負担を軽減するために、肌に接する側の袋カバーの上端を軽くカーブさせたウェストベルトまで伸ばし、しっかり挟み込んで縫い止め、装着時のスト―マ袋の揺れや漏れを防ぎ、安定感を補強したスト―マ袋スマートケアカバーを提供する。

装着時のフィット感に優れ、排泄物が溜った場合の変形による外観も気にならず、活動に支障のない安定感のあるスト―マ袋スマートケアカバーである。接着芯効果でクリーニングによる変形劣化も防ぐ事が出来る。

本発明の正面を表す斜視図 本発明の裏面を表す斜視図

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）装着した時に馴染み易くする為に、伸縮性のある表布全体に伸縮性のある接着芯を張って一体化して補強する。
（ロ）腰帯部分（１）は体に固定し易いように、腰部に沿って軽くカーブさせたベルトとする。
（ハ）スト―マ袋カバー布（７）の裏面部分の上部（２）をカーブベルト（１）に挟み込んで縫い、排せつ物が溜まった場合に揺れたり垂れ下がらないようにしっかり固定させる。
（ニ）カーブベルトの上前先端には幅広の面ファスナー（３）を付け、下前には上前よりも長い面ファスナー（４）を張る事により、腰回りのサイズ調節可能とする。
（ホ）カーブベルトウェスト打ち合わせは使用者の希望によって、左前右前を使い勝手の良い方を選べることとする。
（ヘ）スト―マ袋（９）が肌に接触する部分を少なくするために、裏側袋布の刳り（６）を浅くし、カバー布（７）の形状はスト―マ袋（９）の形状に合わせ、カバー布の中でスト―マ袋（９）が弛まない程度の長さと開放口（５）を設け、排出口（８）を出せるようにする。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、スト―マ袋（９）をカバー布（７）の裏面刳り（６）部分から挿入し、解放口（５）から排出口（８）を出す。
カーブベルトを腰部の安定するところに装着し、面ファスナーで腰回りのサイズに合わせて固定させる。

１カーブベルト布、２カバー布裏面上端、３面ファスナー、４面ファスナー、５開放口、６カバー布裏面刳り上端、７カバー布、８排出口、９ストーマ袋

Claims (1)

1. 本体の布全体に接着芯を張って補強し、カバー布裏面両上端をベルト部まで延ばし、ベルト見返し布に挟んで縫い込み、軽くカーブさせたウェストベルトで、腰部にしっかり装着させるスト―マ袋スマートケアカバー。

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