JP2013240408A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗濯兼脱水槽に循環水路を設けた洗濯機において、洗剤を溶かすために洗い工程の前に行う洗剤溶解工程を省略するとともに、濃度の高い洗濯液を洗濯物全体に注いで、洗浄性能を向上する。
【解決手段】中央底部にパルセータ2を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽1の内面に、洗濯兼脱水槽1と循環水路カバー13で循環水路14を形成し、循環水路カバー13の途中に洗剤投入用カバー15を開閉自在に設け、洗剤投入用カバーから投じられた洗剤が洗濯兼脱水槽の外側に流れ出るように洗濯兼脱水槽側面には開口部を備え、前記洗剤投入用カバーは、タンクの接合部を隠すために開口部を分割して構成する。
【選択図】図3
【解決手段】中央底部にパルセータ2を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽1の内面に、洗濯兼脱水槽1と循環水路カバー13で循環水路14を形成し、循環水路カバー13の途中に洗剤投入用カバー15を開閉自在に設け、洗剤投入用カバーから投じられた洗剤が洗濯兼脱水槽の外側に流れ出るように洗濯兼脱水槽側面には開口部を備え、前記洗剤投入用カバーは、タンクの接合部を隠すために開口部を分割して構成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、洗濯兼脱水槽に洗剤投入用カバーを設けた洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は図8に示すような構成が一般的であった。以下、その構成について説明する。
図8は、従来の洗濯機の縦断面図である。図8に示すように、洗濯兼脱水槽25は、底面にパルセータ26を回転自在に配設し、水受け槽27は、洗濯兼脱水槽25の外側に設けており、モータ28は、減速機構兼クラッチ30を介して、洗濯兼脱水槽25またはパルセータ26を駆動する。排水弁31は洗濯兼脱水槽25内の洗濯水を排水し、給水弁32は洗濯兼脱水槽25内に給水するものである。また、水受け槽27は筐体33にサスペンション34によって防振支持されている。環状の流体バランサー35は洗濯兼脱水槽25の上部に設け、脱水時の振動を低減するものである。
洗濯兼脱水槽25の内面には、循環水路カバー37と洗濯兼脱水槽25とで循環リント水路38を形成している(例えば、特許文献1)。
上記構成において動作を説明する。使用者は、洗濯兼脱水槽25に洗濯物を投入した後、洗剤投入用カバー40を開き、洗剤を投入する。洗剤は洗濯兼脱水槽25と循環水路カバー37の間のポンプ室52に落ちる。その後、洗濯を開始すると、制御装置36により給水弁32を制御して洗濯兼脱水槽25内に所定の水が給水される。その後、制御装置36により制御されたモータ28の回転に応じて、洗濯兼脱水槽25が回転し、ポンプ室42の間に落ちた洗剤が溶解される。さらに給水が進み、パルセータ26が駆動することによりポンプ室42に投入された洗剤は、下側羽根41の回転の機械力により、外側に押し出され、ポンプ室42から循環リント水路38を上昇する。このようにして洗濯兼脱水槽25の中の洗濯物と洗濯液が撹拌され、洗濯物が洗浄される。
しかしながら、従来の構成では、洗剤が完全に溶解されないうちにリントフィルタ39にまで洗濯液が達してしまうと、リントフィルタ39のフィルターメッシュに洗剤が残ったり、洗剤により目詰まりを起こしたりするという課題を有していた。また、リントフィルタ39の洗剤を溶かすために、洗い工程の前にリントフィルタ39にまで洗濯液を上げないようにパルセータ26を回転させる洗剤溶解工程を行なわなければならないという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽を水受け槽に回転自在に収容し、洗濯兼脱水槽を駆動手段により回転駆動するよう構成し、循環水路カバーに洗剤投入用カバーを開閉自在に設けており、洗剤投入用カバーを開いて、洗剤を循環水路カバーを介して、洗濯兼脱水槽の外周に投入できるようにしている洗濯機である。
これにより、洗濯兼脱水槽の回転によって水と洗剤を溶解させることで、通常の洗濯水位よりも低い水位で洗剤を溶かすことができ、洗剤を溶かすために洗い工程の前に行う洗剤溶解工程を省略するとともに、洗剤の溶け残りを防止し、濃度の高い洗濯液を洗濯物全体に注いで、洗浄性能を向上することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、中央底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯兼脱水槽の内面に、洗濯兼脱水槽と循環水路カバーで循環水路を形成し、循環水路カバーの途中に洗剤投入用カバーを開閉自在に設け、洗剤投入用カバーを開いて、洗剤を循環水路カバーを介して、洗濯兼脱水槽の外周に投入できるように構成したものである。
これにより、洗剤を溶かすために洗い工程の前に行う洗剤溶解工程を省略できるとともに、洗剤の溶け残りを防止し、濃度の高い洗濯液を洗濯物全体に注いで、洗浄性能を向上することができる。
以上のように、本発明によれば、洗剤を溶かすために洗い工程の前に行う洗剤溶解工程を省略できるとともに、洗剤の溶け残りを防止し、濃度の高い洗濯液を洗濯物全体に注いで、洗浄性能を向上することができる。
本発明は、中央底部にパルセータを回転自在に配設し、側面に開口部を有する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を収容する水受け槽と、前記洗濯兼脱水槽の内面に洗濯兼脱水槽および循環水路カバーにより形成された循環水路と、前記循環水路に開閉自在に設けられた洗剤投入部とを備え、前記開口部は、前記洗濯兼脱水槽の接合部を避けた位置に複数構成されたものである。
これにより、洗濯兼脱水槽の接合部を循環水路により隠すことができ、見栄えを向上させることができる。また、洗濯兼脱水槽の外側に洗剤を供給するような場合であっても、接合部を避けた位置に複数の開口部を設けることにより、見栄えのよい構成とすることができる。また、循環水路の洗剤を溶かすために洗い工程の前に行う洗剤溶解工程を省略でき、洗濯時間を短縮することができる。また、洗剤溶解工程はリントフィルタにまで洗濯液を上げないようにパルセータの回転を制限していたが、リントフィルタに洗剤が溶け残るような心配がないので、パルセータの回転を制限せずにすみ、洗浄性能を向上させることができる。また、少ない水量であっても、洗剤の溶け残りを防止しつつ、濃度の高い洗濯液を洗濯物全体に注ぐことができるので、洗浄性能を向上させることができる。
また、本発明の前記開口部の端面には、リブが設けられたものである。これにより、使用者が開口部24に触れるようなことがあった場合にも、リブによって、端面エッジか覆われているために怪我をすることを防ぐことができる。
また、本発明の前記洗剤投入部は着脱自在に構成され、前記洗剤投入部を前記循環水路に装着するときに、誤挿入を防止する干渉部を循環水路に設けたものである。これにより、使用者が上下逆に洗剤投入用カバーを装着した場合にも、干渉部により使用者に上下逆であることを認識させて、使用勝手を向上させている。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図、図2は、本発明の実施の形態1における洗濯機の洗濯兼脱水槽の縦断面、図3は、洗濯機の洗剤投入用カバーを開いた状態の要部斜視図、図4は、本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤投入用カバーを逆に取り付けた状態の要部斜視図、図5は、本発明の実施の形態1における洗濯機の洗剤投入用カバーの開閉動作を示す縦断面図、図6は、本発明の実施の形態1における洗濯機の循環水路の斜視図、図7は、本発明の実施の形態1における洗濯機の洗濯兼脱水槽の斜視図である。
図1に示すように、金属からなる洗濯兼脱水槽1は、上部に開口部を有し、中央底部にパルセータ2を回転自在に配設している。水受け槽3は、洗濯兼脱水槽1の外側に設けて、洗濯兼脱水槽1を収容している。モータ4は、ベルト5および減速機構兼クラッチ6を介して、洗濯兼脱水槽1またはパルセータ2を回転駆動する。排水弁7は洗濯兼脱水槽1内の洗濯水を排水し、給水弁8は洗濯兼脱水槽1内に給水するものである。また、水受け槽3は筐体9にサスペンション10によって防振支持されている。環状の流体バランサ11は洗濯兼脱水槽1の上部に設けられており、脱水時など、洗濯兼脱水槽が回転したときの振動を低減するものである。
制御装置12は、モータ4、排水弁7、給水弁8などを制御して、洗い、すすぎ、脱水の一連の工程を逐次制御するものである。
洗濯兼脱水槽1の内面の、流体バランサ11の下方には、循環水路カバー13と洗濯兼脱水槽1とで循環水路14を形成している。循環水路カバー13の途中に洗剤投入用カバー15(洗剤投入部)を開閉自在に設けている。洗剤投入用カバー15は複数設けられており、本実施の形態においては、2個設けられている。また、洗剤投入用カバー15は、洗濯兼脱水槽1の接合部を覆うように設けられておいる。循環水路カバー13および洗剤投入用カバー15によって、洗濯兼脱水槽1の接合部が使用者から見えないように構成することにより、見栄えのよいものとしている。
図3に示すように、洗剤投入用カバー15の下部に対向する洗濯兼脱水槽の側壁には、複数の開口部24が設けられている。開口部24は洗濯兼脱水槽1の接合部をまたぐように接合部を避けて開口部24a、24bに分割して設けられている。洗剤投入用カバー15は、軸受け部16に軸17が装着されて、軸17を中心に回動する。
洗剤投入用カバー15は、着脱自在に構成されている。図3に示すように、循環水路カバー13には、突起部26が形成されている。突起部26(干渉部)より、取り外し自在な洗剤投入用カバー15を再装着する際、使用者が上下逆に洗剤投入用カバー15を装着した場合にも(図4)、突起部26が干渉するために逆挿入を防止する。このようにして、使用者に上下逆であることを認識させて、使用勝手を向上させている。なお、突起部26は、循環水路カバー13に設けることとしたが、これに限られず、洗剤投入用カバー15に設けられていてもよい。
また、洗剤投入用カバー15には、開口部24の端面を覆い隠すようなリブ20が設けられている。リブ20は洗剤投入用カバー15から洗剤を投入するときに洗剤がこぼれ落ちないよう洗剤を誘導することを目的としている。
図5に示すように、開成時には、洗剤投入用カバー15の端部が、洗濯兼脱水槽1および水受け槽3により形成される空間に突出するように構成されている。これにより、洗剤投入用カバー15を開成して洗剤を投入した際には、洗濯兼脱水槽1より外側に洗剤を供給することができる。
また、図6、7に示すように、洗剤投入用カバー15の開口部24には洗濯兼脱水槽の端面を覆い隠すようなリブ25が設けられている。リブ25は洗剤投入用カバー15から洗剤を投入するときに端面エッジに手が触れて怪我をするのを防止することを目的としている。
上記構成において、以下、動作を説明する。
使用者が洗濯兼脱水槽1に洗濯物を投入した後、洗剤投入用カバー15を開く。開成時、洗剤投入用カバー15は、水平よりもやや上向きに傾斜している。使用者が洗剤を洗剤投入用カバー15の洗剤受け面15aに置く。このとき、使用者が開口部24に触れるようなことがあった場合にも、リブ25によって、端面エッジか覆われているために怪我をすることを防ぐことができる。
投入された洗剤は、洗剤投入用カバー15は洗濯兼脱水槽1の外周側に連通しているので、洗濯兼脱水槽1と、水受け槽3とで形成される空間に供給される。また、使用者が洗剤投入用カバー15を閉めると、一部、洗剤投入用カバー15の洗剤受け面15a上に残った洗剤は、さらに傾斜がついた洗剤投入用カバー15から、下方に落ちる。
その後、洗濯を開始すると、制御装置12により給水弁8を制御して洗濯兼脱水槽1内に所定の水が給水される。制御装置12により制御されたモータ4の回転に応じて、洗濯兼脱水槽が回転する。このとき、洗濯兼脱水槽1と水受け槽3の間の洗剤は回転する洗濯兼脱水槽1の水の勢いによって溶解される。
このように、構成したことにより、洗剤を初期に水と混ぜ合わせてしまうことにより、洗剤を溶かすために洗い工程の前に行う洗剤溶解工程を省略できる。また、洗剤溶解工程はリントフィルタにまで洗濯液を上げないようにパルセータの回転を制限していたが、リントフィルタに洗剤が溶け残るような心配がないので、パルセータの回転を制限せずにすみ、洗浄性能を向上させることができる。また、少ない水量であっても洗剤の溶け残りを防止しつつ、濃度の高い洗濯液を洗濯物全体に注ぐことができるので、洗浄性能を向上させることができる洗剤の溶け残りを防止し、洗浄性能を向上することができる。
また、洗剤投入用カバー15に設けられたリブ20より、洗剤投入用カバー15を閉めると、洗剤は洗濯兼脱水槽1と水受け槽3の間に落ちる。このときリブ20は開閉動作時に循環水路カバー13の開口部24へ洗剤が円滑に流れ出るように誘導するため、開閉動作時に洗濯兼脱水槽1内へ洗剤がこぼれ落ちるのを防止することができる。
本発明は、洗濯兼脱水槽の接合部を避けた位置に複数の洗剤投入するための開口部を設けているので、家庭用の洗濯機や洗濯乾燥機として有用である。
1 洗濯兼脱水槽
2 パルセータ
13 循環水路カバー
14 循環水路
15 洗剤投入用カバー
22 吐出口
24 開口部
26 突起部(干渉部)
2 パルセータ
13 循環水路カバー
14 循環水路
15 洗剤投入用カバー
22 吐出口
24 開口部
26 突起部(干渉部)
Claims (3)
- 中央底部にパルセータを回転自在に配設し、側面に開口部を有する洗濯兼脱水槽と、
前記洗濯兼脱水槽を収容する水受け槽と、
前記洗濯兼脱水槽の内面に洗濯兼脱水槽および循環水路カバーにより形成された循環水路と、
前記循環水路に開閉自在に設けられた洗剤投入部とを備え、
前記開口部は、前記洗濯兼脱水槽の接合部を避けた位置に複数構成された洗濯機。 - 前記開口部の端面には、リブが設けられた請求項1に記載の洗濯機。
- 前記洗剤投入部は着脱自在に構成され、前記洗剤投入部を前記循環水路に装着するときに、誤挿入を防止する干渉部を循環水路に設けた請求項1または2に記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012114369A JP2013240408A (ja) | 2012-05-18 | 2012-05-18 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012114369A JP2013240408A (ja) | 2012-05-18 | 2012-05-18 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013240408A true JP2013240408A (ja) | 2013-12-05 |
Family
ID=49841943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012114369A Pending JP2013240408A (ja) | 2012-05-18 | 2012-05-18 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013240408A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015139599A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-03 | ハイアールアジア株式会社 | 開閉構造、開閉構造を備える部品、および当該部品を備える洗濯機 |
-
2012
- 2012-05-18 JP JP2012114369A patent/JP2013240408A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015139599A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-03 | ハイアールアジア株式会社 | 開閉構造、開閉構造を備える部品、および当該部品を備える洗濯機 |
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