JP2013239646A - 半導体装置 - Google Patents

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JP2013239646A
JP2013239646A JP2012112784A JP2012112784A JP2013239646A JP 2013239646 A JP2013239646 A JP 2013239646A JP 2012112784 A JP2012112784 A JP 2012112784A JP 2012112784 A JP2012112784 A JP 2012112784A JP 2013239646 A JP2013239646 A JP 2013239646A
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Satoshi Yamano
聡 山野
Hiroshi Nasu
弘 那須
Soichi Minemura
聡一 峰村
Junpei Sato
順平 佐藤
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Abstract

【課題】 本実施形態は、回路面積を縮小可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】 本実施形態の半導体装置は、第1トランジスタの第1ゲート配線、前記第
1ゲート配線を挟み前記第1トランジスタのドレイン/ソース領域に接続される複数の第
1配線を有する第1のスタンダードセルと、第2トランジスタの第2ゲート配線、前記第
2ゲート配線を挟み前記第2トランジスタのドレイン/ソース領域に接続される複数の第
2配線を有する第2のスタンダードセルと、を備え、前記第1スタンダードセルのうち前
記第2スタンダードセル側に配置された前記第1配線と、前記第2スタンダードセルのう
ち前記第1スタンダードセル側に配置された前記第2配線との距離が、前記複数の第1配
線間又は前記複数の第2配線間の距離よりも短い。
【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
不揮発性の半導体メモリとして、NAND型フラッシュメモリが広く知られている。N
AND型フラッシュメモリに用いるスタンダードセルの設計方法としては、セルを隙間無
く密に並べた際に端子が必ずグリッド交点に位置するようにするために、セル高さ、セル
幅を配線グリッド間隔の整数倍とした方法が知られている。自動配置配線ツールは、端子
位置が配線グリッド交点にくるようにセルの配置位置を決定している。
特開2007−43049号公報
本実施形態は、回路面積を縮小可能な半導体装置を提供する。
実施形態の半導体装置は、第1トランジスタの第1ゲート配線、前記第1ゲート配線を
挟み前記第1トランジスタのドレイン/ソース領域に接続される複数の第1配線を有する
第1のスタンダードセルと、第2トランジスタの第2ゲート配線、前記第2ゲート配線を
挟み前記第2トランジスタのドレイン/ソース領域に接続される複数の第2配線を有する
第2のスタンダードセルとを備え、前記第1スタンダードセルのうち前記第2スタンダー
ドセル側に配置された前記第1配線と、前記第2スタンダードセルのうち前記第1スタン
ダードセル側に配置された前記第2配線との距離が、前記複数の第1配線間又は前記複数
の第2配線間の距離よりも短い。
第1実施形態にかかるレイアウト設計装置のブロック図である。 複数のスタンダードセルが隣接する場合のレイアウトを示すレイアウト図である。 図3(a)は第1実施形態にかかるコントローラ11の動作を示すフローチャート図であり、図3(b)は、図3(a)に対応する概念図である。 本実施形態のスタンダードセルの配置可能な領域を示す図である。 図4のうち、隣接するスタンダードセルSC22、SC23の境界部Xのレイアウトを拡大した図である。 第2実施形態にかかるレイアウト設計装置のブロック図である。 第2実施形態にかかるコントローラ11の動作を示すフローチャート図である。
以下,本発明の実施形態について,図面を参照しながら説明する。なお,図面は模式的
または概念的なものであり,各部分の厚みと幅との関係,部分間の大きさの比係数などは
,必ずしも現実のものと同一とは限らない。また,同じ部分を表す場合であっても,図面
により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。
また,本願明細書と各図において,既出の図に関して前述したものと同様の要素には同
一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
[第1実施形態の半導体装置を設計するレイアウト設計装置]
本実施形態のレイアウト設計装置について、図1のブロック図を用いて説明する。図1
に示すように、本実施形態のレイアウト設計装置は、コントローラ11と、記憶装置12
と、入力装置13と、出力装置14と、表示装置15を有する。ここで、例えばコントロ
ーラ11は、ワークステーションやパーソナルコンピュータにより構成される。また、こ
のコントローラ11は、記憶装置(ライブラリ)12、入力装置13、出力装置14、表
示装置15に接続される。
<記憶装置>
記憶装置12は、ライブラリを構成する。このライブラリは、例えば各種論理回路に対
応する複数のスタンダードセルを種類別に保持する。また、記憶装置12は、入力装置1
3が受け取った定数a(詳細は後述)を保持する。
ここで、スタンダードセルは、回路として、論理回路を構成する1群の回路素子群を意
味する。例えばNAND回路、NOR回路、インバータ回路、フリップフロップ回路、ラ
ッチ回路、電源配線の配線間容量を構成する容量セル等により構成されている。
レイアウトとして、スタンダードセルは、1群の回路素子群の配置された領域と、余白
領域を有する。この余白領域について、複数のスタンダードセルが隣接する場合(例えば
図2のように第1スタンダードセルINV1と第2スタンダードセルINV2が隣接する
場合)を例として図2のレイアウト図を用いて説明する。余白領域の定義の方法として例
えば以下の4つ方法がある。余白領域の定義は、下記4つの方法に限られず、要旨を逸脱
しない範囲で、種々に変形することが可能である。
なお、第1及び第2スタンダードセルINV1,INV2はいずれもインバータ回路が
電源線VDDと接地線VSSとの間に形成される。図2に示された回路図が、第1及び第
2スタンダードセルINV1,INV2に対応する。
(1)第1方法
図2に示すように、第1スタンダードセルINV1内のトランジスタのアクティブエリ
アのうち、第2スタンダードセルINV2側に配置されたトランジスタのアクティブエリ
アA1と、第2スタンダードセルINV2内のトランジスタアクティブエリアのうち、第
1スタンダードセルINV1側に配置されたトランジスタのアクティブエリアA2との間
に引いた中央線CL1(図2の場合、アクティブエリアA1のうち第2スタンダードセル
INV2側の辺から、第1の方向に距離d1離れた線であり、アクティブエリアA2のう
ち第1スタンダードセルINV1側の辺から、第1の方向に距離d1離れた線)を第1ス
タンダードセルINV1と第2スタンダードセルINV2の境界とする。
なお、中央線CL1はアクティブエリアA1,A2の辺が略直線となるまで巨視的に見
たとき、中央線CL1はアクティブエリアA1,A2の辺と略平行に定義される。
この場合、第1スタンダードセルINV1の余白領域は、中央線CL1とアクティブエ
リアA1の間であり、第2スタンダードセルINV2の余白領域は、中央線CL1とアク
ティブエリアA2の間と定義づけることができる。
(2)第2方法
第1スタンダードセルINV1と第2スタンダードセルINV2の間に素子分離部ST
I(Shallow Trench Isolation)がある場合について、説明する。
この場合には、素子分離部STIの中央線を第1スタンダードセルINV1と第2スタ
ンダードセルINV2の境界としてもよい。
なお、中央線は素子分離部STIのうち、第1スタンダードセルINV1側の辺、第2
スタンダードセルINV2側の辺が略直線となるまで巨視的に見たとき、上記の両辺の間
の中央線を意味する。この中央線は、上記の両辺と略平行に定義される。
この場合、第1スタンダードセルINV1の余白領域は、素子分離部STIの中央線と
アクティブエリアA1の間であり、第2スタンダードセルINV2の余白領域は、素子分
離部STIの中央線とアクティブエリアA2の間と定義づけることができる。
(3)第3方法
第1スタンダードセルINV1内のトランジスタのうち第2スタンダードセルINV2
側に配置されたトランジスタのソース又はドレイン上にある配線M0_1(最も第2スタ
ンダードセルINV2側に配置された配線)と、第2スタンダードセルINV2内のトラ
ンジスタのうち第1スタンダードセルINV1側に配置されたトランジスタソース又はド
レイン上にある配線M0_2(最も第1スタンダードセルINV1側に配置された配線)
との間に引いた中央線CL2を第1スタンダードセルINV1と第2スタンダードセルI
NV2の境界としてもよい。この中央線CL2は、配線M0_1から第1の方向に距離d
2離れており、配線M0_2からも第1の方向に距離d2離れた線である。
なお、中央線CL2は配線M0_1と配線M0_2の辺が略直線となるまで巨視的に見
たとき、中央線CL2は配線M0_1と配線M0_2の辺と略平行に定義される。
この場合、第1スタンダードセルINV1の余白領域は、中央線CL2とアクティブエ
リアA1の間であり、第2スタンダードセルINV2の余白領域は、中央線CL2とアク
ティブエリアA2の間と定義づけることができる。
図示の便宜上、中央線CL1と中央線CL2は同一であるように図示したが、この場合
に限られず、中央線CL1と中央線CL2がずれていてもよい。
(4)第4方法
配線M0_1に接続されたコンタクトC1と配線M0_2に接続されたコンタクトC2
との間に引いた中央線CL3を第1スタンダードセルINV1と第2スタンダードセルI
NV2の境界としてもよい。この中央線CL3は、コンタクトC1から第1の方向に距離
d3離れており、コンタクトC2からも第1の方向に距離d3離れた線である。
この場合、第1スタンダードセルINV1の余白領域は、中央線CL3とアクティブエ
リアA1の間であり、第2スタンダードセルINV2の余白領域は、中央線CL3とアク
ティブエリアA2の間と定義づけることができる。
図示の便宜上、中央線CL3は、中央線CL1,CL2と同一であるように図示したが
、この場合に限られず、中央線CL3は中央線CL1,CL2とずれていてもよい。
<入力装置、出力装置、表示装置>
図1に示す入力装置13は、例えばキーボードやマウスにより構成され、出力装置14
は、例えばプリンタにより構成されている。さらに、表示装置15は、例えばディスプレ
イ装置により構成されている。この入力装置13は、後述する定数aを受け取る。出力装
置14は、コントローラ11に基づいた処理後のデータを表示する機能を有する。
<コントローラ>
図1に示すように、コントローラ11は、選択部11aと抽出部11bを有する。選択
部11aは、例えばシステムLSIの設計仕様に従って、自動配置配線ツールにより生成
されたデータに基づき、ライブラリからスタンダードセルを選択する。抽出部11bは、
選択部11aにより選択されたスタンダードセルから所望の範囲を抽出し、所望の範囲を
スタンダードセルの配置可能な領域に配置する。
ここで、所望の範囲の抽出する動作について、以下説明する。
具体的には、複数のスタンダードセルSC1,SC2を隣接に配置する場合を例として
、コントローラ11の動作を図3(a)のフローチャート図と図3(b)の概念図を用い
て説明する。なお、図3に示すように、初期状態では、記憶装置12は、スタンダードセ
ルSC1,SC2、外部から入力された所望の定数aを保持する。
まず、(S1)で、コントローラ11(選択部11a)は、記憶装置12内にアクセス
して、自動配置配線ツールにより生成されたデータに基づき、ライブラリからスタンダー
ドセルSC1,SC2、定数aを選択する。
そして、(S2)で、コントローラ11(抽出部11b)は、記憶装置12内で、定数
aに基づいて、所定の演算を行い(1/aの演算を行い)、スタンダードセルSC1、S
C2から、第1範囲SS1と第2範囲SS2を抽出する。ここで、第1範囲SS1は、ス
タンダードセルSC1から、スタンダードセルSC1の幅の1/aをスタンダードセルS
C1両端それぞれから除いた範囲である。同様に、第2範囲SS2は、スタンダードセル
SC2から、スタンダードセルSC2の幅の1/aをスタンダードセルSC2両端から除
いた範囲である(図3(b)参照)。
(S3)で、コントローラ11は、抽出された第1領域SS1と第2範囲SS2をコン
トローラ11内部の例えばRAMに読み出し、第1範囲SS1と第2範囲SS2を隣接す
るようにスタンダードセルの配置可能な領域に配置して、出力装置14に出力する(図3
(b)参照)。
[第1実施形態の半導体装置]
次に、上記の半導体製造装置により製造された半導体装置について、図4又は図5を用
いて説明する。図4は、スタンダードセルの配置可能な領域を示す図である。
図4に示すように、本実施形態の半導体装置は、スタンダードセルの配置可能な領域(
以下、スタンダードセル領域ともいう)21を有する。このスタンダードセル領域21は
、複数のスタンダードセルSCを配置可能な領域である。例えばNAND型フラッシュメ
モリの場合には、メモリセルアレイ外に配置された周辺回路にスタンダードセル領域が設
けられる。NAND型フラッシュメモリに限られず、例えばシステムLSIにもスタンダ
ードセル領域が設けられる。
スタンダード領域21の両端部には、例えばウェルやウェル電位を供給する拡散層が入
った領域端に設けるスタンダードセルSCが配置される領域22、23が配置される。こ
の領域22、23は、領域21内で、領域22又は領域23側に配置されるスタンダード
セルSC内のトランジスタがウェル等のデザインルールを満足するように配置される。な
お、本実施形態では、スタンダードセルを配置可能な領域21に領域22,23を設け、
この領域22,23を基準としてスタンダードセルを配置する例を用いて説明するが、こ
れに限定されるわけではなく、領域22,23を設けずに基準を定めてスタンダードセル
を配置してもよい。
図5は、図4のうち、隣接するスタンダードセルSC22、SC23の境界部Xのレイ
アウトを拡大した図である。
図5の境界部Xには、スタンダードセルSC22のうちスタンダードセルSC23側の
トランジスタT22、スタンダードセルSC23のうちスタンダードセルSC22側のト
ランジスタT23が図示されている。図5に示すように、トランジスタT22は、半導体
基板上に絶縁膜(図示略)を介して積層されたゲート線GC1と、ソース/ドレイン領域
を有する。このソース/ドレイン領域に配線M0_2,M0_3が接続される。また、ト
ランジスタT22のゲート線GC1上に配線M0_4を有する。この配線M0_2〜M0
_4は等ピッチで形成される。
配線M0_2の長手方向の中心線と、配線M0_3の長手方向の中心線との間の距離を
2αとする。ここで、「α」は、自動配置配線ツールで用いる基準単位とする。すなわち
、配置の移動のできる最小単位がαである。
同様に、トランジスタT23は、半導体基板上に絶縁膜(図示略)を介して積層された
GC2と、ソース/ドレイン領域を有する。このソース/ドレイン領域に配線M0_5,
M0_6が接続される。また、トランジスタT23のゲート線GC2上に配線M0_7を
有する。この配線M0_5〜M0_7は等ピッチで形成される。
配線M0_5の長手方向の中心線と、配線M0_6の長手方向の中心線との間の距離を
2αとする。
このように、スタンダードセルSC22とスタンダードセルSC23は、境界部Xで同
一のレイアウトになる。スタンダードセルSC22では配線M0_2,M0_3は、単一
のゲート線GC1を挟むように、単一のゲート線GC1にそれぞれ隣接して配置される。
同様に、スタンダードセルSC23では、配線M0_5,M0_6は、単一のゲート線G
C2を挟むように、単一のゲート線GC2にそれぞれ隣接して配置される。なお、スタン
ダードセルSC22とスタンダードセルSC23が境界部Xで同一のレイアウトになる場
合に限られず、例えば一方のスタンダードセルSC22には、ゲート線GC1上に配置さ
れた配線M0_4があるが、他方のスタンダードセルSC23では、ゲート線GC2上に
配置される配線がなくてもよい。隣接するスタンダードセルの境界部Xで、ゲート線とゲ
ート線に隣接する配線の構造は少なくとも同一のレイアウトであればよい。
スタンダードセルSC22の配線M0_3とスタンダードセルSC23の配線M0_5
の間の距離は、配線M0_2の長手方向の中心線と、配線M0_3の長手方向の中心線と
の間の距離より短い。すなわち、スタンダードセルSC22の配線M0_3とスタンダー
ドセルSC23の配線M0_5の間の距離は、2αよりも小さい。
なお、スタンダードセルSC22の配線M0_3とスタンダードセルSC23の配線M
0_5の間の距離が、最小加工寸法になることが好ましい。ここで、最小加工寸法は、例
えば自動配置配線ツール等で自動にスタンダードセルや配線等が配置される領域又はスタ
ンダードセル領域における最小加工寸法である。メモリセルアレイ外に配置された周辺回
路にスタンダードセル領域を設ける場合、スタンダードセル領域の最小加工寸法とメモリ
セルアレイで用いる最小加工寸法とは異なる態様としてもよい。
[第1実施形態の効果]
以上より、本実施形態は、回路面積を縮小可能な半導体装置を提供できる。以下、具体
的に説明する。
まず、本発明者等は、実施形態の開発の過程において、以下に述べるような知見を得た
ことから説明する。
半導体製造装置の記憶装置には、複数のスタンダードセルが種類別に保持される。この
とき、スタンダードセルは回路素子群の配置された領域と、余白領域を有する。スタンダ
ードセルを高集積化するためには、できるだけ余白領域を小さくする必要がある。すわな
ち、回路素子群の外延から最小単位であるαの距離だけ余白領域として取ることによって
、余白領域を最小にすることができる。
例えば図5におけるスタンダードセルSC22の配線M0_2〜M0_4、スタンダー
ドセルSC23の配線M0_5〜M0_7を最小加工寸法で形成した場合、配線ヒッチα
が最小加工寸法となる。
このとき、スタンダードセルSC22とスタンダードセルSC23を隣接に並べると、
スタンダードセルSC22,SC23のそれぞれに有する余白部分によって、スタンダー
ドセルSC22とスタンダードセルSC23の距離が2α(比較例)となる。すなわち、
スタンダードセルSC22とスタンダードセルSC23の距離が最小加工寸法よりも長く
なる。
しかし、本実施形態のレイアウト設計装置では、コントローラ11はスタンダードセル
SC1から、スタンダードセルSC1の幅の1/aをスタンダードセルSC1両端それぞ
れから除いた第1範囲SS1と、スタンダードセルSC2から、スタンダードセルSC2
の幅の1/aをスタンダードセルSC2両端それぞれから除いた第2範囲SS2を抽出す
る。このため、コントローラ11が第1範囲SS1と第2範囲SS2を隣接するように並
べると、スタンダードセルSC22の配線M0_3とスタンダードセルSC23の配線M
0_5の間の距離は、配線M0_2の長手方向の中心線と、配線M0_3の長手方向の中
心線との間の距離より短くできる。
したがって、比較例と比べて、隣接するスタンダードセルSC22,23間において、
スタンダードセルSC22のうちスタンダードセルSC23側の配線と、スタンダードセ
ルSC23のうちスタンダードセルSC22側の配線との距離を短くでき、半導体装置全
体としては、回路面積を大幅に縮小できる。以上より、本実施形態は、回路面積を縮小可
能な半導体装置を提供できる。
例えば、定数aを下記の(式1)を満たすように設定する。
2−2/a=最小加工寸法 ・・・(式1)
このとき、隣接するスタンダードセルSC22,23間において、スタンダードセルSC
22のうちスタンダードセルSC23側の配線と、スタンダードセルSC23のうちスタ
ンダードセルSC22側の配線との距離を最小加工寸法とすることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のレイアウト設計装置について、説明する。本実施形態のレイアウ
ト設計装置を用いても、半導体装置自体は第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は
省略する。
[第2実施形態の半導体装置を設計するレイアウト設計装置]
本実施形態のレイアウト設計装置について、図6のブロック図を説明する。本実施形態
のレイアウト設計装は、コントローラ11と、記憶装置12と、入力装置13と、出力装
置14と、表示装置15を有する。ここで、コントローラ11は、選択部11aと、置換
部11cを有する。選択部11aは、第1実施形態と同様であるが、置換部11cは、記
憶装置12のスタンダードセルのデータを、スタンダードセルから、スタンダードセルの
幅の1/aをスタンダードセル両端それぞれから除いた範囲を示すデータに置き換える機
能を有する。
具体的な動作について、複数のスタンダードセルSC1,SC2を隣接に配置する場合
を例として、コントローラ11の動作を図7のフローチャート図を用いて説明する。なお
、図7に示すように、初期状態では、記憶装置12は、スタンダードセルSC1,SC2
、定数aを保持する。
(S1)で、コントローラ11は、記憶装置12内に保持されたスタンダードセルSC1
,SC2のデータと、定数aを例えばコントローラ11内のRAMに読み出す。
(S2)で、コントローラ11(置換部11c)は、スタンダードセルSC1から、スタ
ンダードセルSC1の幅の1/aをスタンダードセルSC1両端それぞれから除いた第1
範囲SS1を示すデータを生成し、第1範囲SS1を示すデータに置き換えて記憶装置1
2内に保持させる。同様に、コントローラ11(置換部11c)は、スタンダードセルS
C2から、スタンダードセルSC2の幅の1/aをスタンダードセルSC2両端それぞれ
から除いた第2範囲SS2を示すデータを生成し、第1範囲SS1を示すデータに置き換
えて記憶装置12内に保持させる。
(S3)コントローラ11は、スタンダードセルSC1,SC2が選択されたとき、スタ
ンダードセルSC1,SC2に対応する第1領域SS1と第2領域SS2を隣接するよう
に配置して、出力装置14に出力する。
[第2実施形態の効果]
以上より、本実施形態は、第1実施形態と同様に、回路面積を縮小可能な半導体装置を
提供できる。具体的には、コントローラ11が第1範囲SS1と第2範囲SS2を並べる
と、スタンダードセルSC22の配線M0_3とスタンダードセルSC23の配線M0_
5の間の距離は、配線M0_2の長手方向の中心線と、配線M0_3の長手方向の中心線
との間の距離より短くできる。
したがって、第1実施形態の比較例と比べて、隣接するスタンダードセルSC22,2
3間において、スタンダードセルSC22のうちスタンダードセルSC23側の配線と、
スタンダードセルSC23のうちスタンダードセルSC22側の配線との距離を短くでき
、半導体装置全体としては、回路面積を大幅に縮小できる。以上より、本実施形態は、回
路面積を縮小可能な半導体装置を提供できる。
その他、各実施形態は、上記のものに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨
を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々
の段階が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々
の実施形態が抽出され得る。例えば、上記各実施形態に示される全構成要件から幾つかの
構成要件が削除されても、この構成要件が削除された構成が実施形態として抽出され得る
(付記1)
第1定数を受け付ける入力装置と、
第1スタンダードセル、第2スタンダードセル、前記第1定数を保持するライブラリと、
前記第1スタンダードセルの両端から、前記第1スタンダードセルの幅のうち1/(第1
の定数)を除いた第1領域を抽出し、前記第2スタンダードセルの両端から、前記第2ス
タンダードセルの幅のうち1/(第1の定数)を除いた第2領域を抽出し、前記第1又は
前記第2スタンダードセルの幅方向に前記第1領域と前記第2領域を並べるコントローラ
と、
前記第1領域と前記第2領域を並べたレイアウトを出力する出力装置と
を備えることを特徴とするレイアウト設計装置。
(付記2)
第1定数を受け付ける入力装置と、
第1スタンダードセル、第2スタンダードセル、前記第1定数を保持するライブラリと、
前記第1スタンダードセルの両端から、前記第1スタンダードセルの幅のうち1/(第1
の定数)を除いた第1領域を抽出し、前記第2スタンダードセルの両端から、前記第2ス
タンダードセルの幅のうち1/(第1の定数)を除いた第2領域を抽出し、前記第1又は
前記第2スタンダードセルの幅方向に前記第1領域と前記第2領域の境界が一致するよう
に前記第1スタンダードセルと前記第2スタンダードセルを並べるコントローラと、
前記第1スタンダードセルと前記第2スタンダードセルを並べたレイアウトを出力する出
力装置と
を備えることを特徴とするレイアウト設計装置。
11…コントローラ
12…記憶装置
13…入力装置
14…出力装置
15…表示装置
21…スタンダードセル領域
22,23…領域

Claims (3)

  1. 第1トランジスタの第1ゲート配線、前記第1ゲート配線を挟み前記第1トランジスタの
    ドレイン/ソース領域に接続される複数の第1配線を有する第1のスタンダードセルと、
    第2トランジスタの第2ゲート配線、前記第2ゲート配線を挟み前記第2トランジスタの
    ドレイン/ソース領域に接続される複数の第2配線を有する第2のスタンダードセルと、
    を備え、
    前記第1スタンダードセルのうち前記第2スタンダードセル側に配置された前記第1配線
    と、前記第2スタンダードセルのうち前記第1スタンダードセル側に配置された前記第2
    配線との距離が、前記複数の第1配線間又は前記複数の第2配線間の距離よりも短いこと
    を特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1スタンダードセルと前記第2スタンダードセルは、同一の構成を有することを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1スタンダードセルと前記第2スタンダードセル間の距離が最小加工寸法であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
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