JP2013239420A - 端子金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子金具が、ランスに引っ掛かることなくキャビティ内へ円滑に挿入されるようにする。
【解決手段】端子金具Tにおける角筒部4の天井板12には叩き出し領域Pが形成され、押さえ部20が重ねられている。叩き出し領域P内の周縁部にはR面24が形成され、押さえ部20はR面24の内側に当接される。端子金具がキャビティ2内に挿入される過程では、ランス3が角筒部4の摺接経路Lに沿って摺接する。R面24のうち摺接経路L上に位置する部位には、叩き出し領域Pと押さえ部20の周縁との間の隙間を埋めるようにしてブリッジ部26A,26Bが配されている。ブリッジ部26A,26Bは叩き出し領域Pとは逆向きに叩き出され、天井板12及び押さえ部20と略面一に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、端子金具に関するものである。
特許文献1に記載されている雌端子金具は、雄端子金具のタブ部と接触可能な角筒部を有している。角筒部は、底板、底板の両側縁から立ち上げられた一対の側板、一方の側板の上端縁に折り曲げられ形成され他方の側板に向けて延出する天井板及び他方の側板の上端縁に折り曲げ形成され天井板を上面から押さえ付けて天井板の開き止めを行う押さえ部とからなっている。
しかし、この構成では押さえ部が天井板に重ね合わされ天井板から上方へ突出しているため、端子金具の低背化を図る上では好ましくない。その対策として、天井板に凹み領域を形成しておき、この凹み部分に押さえ部を重ね合わせる構成とすることが考えられる。
特開2009−48831号公報
しかし、上記の対策を取るにしても、次のような解決すべき問題がある。すなわち、天井板の凹み領域をプレス加工によって形成すると、一般的には、凹み領域内の周縁部は緩やかな弧面(R面)となってしまう。したがって、押さえ部は凹み領域のうちR面となっている周縁部を避けてその内側に配置せざるを得ない。そうなると、凹み領域の周縁と押さえ部の端縁との間にはギャップを生じてしまう。
一方、端子金具がコネクタハウジングのキャビティ内へ挿入される過程では、キャビティ内に形成されたランスが角筒部の外面を撓み状態で摺接する。このため、その摺接経路上に上記した隙間が位置していると、ランスはギャップにおいて落ち込み、押さえ部の端縁に引っ掛ってしまう虞があり、その結果、端子金具の円滑な挿入に支障を来すことが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、キャビティ内へ円滑に挿入することができる端子金具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、本発明の端子金具は、相手端子金具が進入可能な角筒部を有し、コネクタハウジングのキャビティ内に収容されるときには、キャビティ内に形成されたランスが角筒部の外面に撓み状態で摺接した後に復帰して角筒部の後端縁に係止する端子金具であって、
角筒部は、
底板と、
底板の両側縁から略直角に起立した一対の側板と、
一方の側板の立ち上がり端縁から底板と略平行に折り曲げられて延出され、その延出端縁部を他方の側板に形成された受け部に当接支持させた天井板とを備えて形成され、
天井板の外面には、相手端子金具に対する接点部を形成するために、角筒部の内方へ向けて叩き出された叩き出し領域が凹み形成される一方、
他方の側板の立ち上がり端縁には、この端縁から底板と略平行に折り曲げられて叩き出し領域内において天井板の外面に重ねられることで天井板の開き止めを行う押さえ部が延出形成され、
さらに、ランスが角筒部の外面を摺接する摺接経路上であって、押さえ部の端縁と叩き出し領域の周縁との間の隙間には、天井板の外面と押さえ部の外面とを摺接経路に沿って略連続させるように形成されたブリッジ部が配されている構成としたところに特徴を有する。
本発明によれば、角筒部を構成する際に、押さえ部が叩き出し領域の内側部分に入り込んで叩き出し領域の外面に当接することによって天井板の開き止めがなされる。この際には、押さえ部と叩き出し領域の周縁との間には隙間が保有される。一方、端子金具がコネクタハウジングのキャビティ内に挿入される過程では、ランスが角筒部の外面を撓み状態で摺接する。この間、ランスの摺接経路上であって、叩き出し領域の周縁と押さえ部の端縁との間の隙間にはブリッジ部が形成されて隙間が埋められているため、ランスはブリッジ部の橋渡しにより、天井板と押さえ部との間を引っ掛かることなく移動することができる。このため、端子金具を円滑に挿入することができる。
端子金具の平面図 同じく側面図 図2のA−A線断面図 端子金具の正面図 同じく展開図 端子金具がキャビティ内へ挿入される途中の状態を示す断面図 端子金具の挿入が完了した状態を示す断面図
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
(1)本発明の端子金具は、前記叩き出し領域の深さは前記角筒部を構成する壁面の厚さと略等しく設定されるとともに、前記ブリッジ部の外面は平坦に形成され、かつ前記ブリッジ部の外面の高さは前記天井板の外面及び前記押さえ部の外面の高さと略等しく設定されている構成とすることが好ましい。
この構成によれば、ランスは角筒部の外面を通過する間、ほぼ上下方向の変位を伴わないため、端子金具の挿入をより一層円滑になしうる。また、押さえ部の外面は天井板の外面の高さに揃えられ外方へ突出しないため、端子金具全体の低背化に寄与する。
(2)前記叩き出し領域内には、周縁部に形成されたR面とこのR面の内側に形成され前記押さえ部が当接する平坦面とが形成され、前記ブリッジ部は、前記R面における前記摺接経路に対応する部位を、前記角筒部の外方へ向けて叩き出すことによって形成されている構成としてもよい。
この構成によれば、ブリッジ部をR面の一部を外方へ叩き出すことに簡単に形成することができる。
(3)前記ブリッジ部は、前記押さえ部を前記摺接経路の延出方向において挟む部位に一対配されている構成としてもよい。
この構成によれば、ランスの摺接経路上に位置する一対の隙間をそれぞれブリッジ部によって埋めることができるため、ランスの摺接過程における引っ掛かりを確実に回避することができる。また、両ブリッジ部によって押さえ部がランスの摺接方向にずれるのを規制する効果も得られる。
<実施例1>
図1〜図7は本発明の実施例1を示している。まず、実施例1に係る端子金具Tを説明する前に、端子金具Tが収容されるコネクタハウジング1(雌コネクタハウジング)について説明する。
図7に示すように、コネクタハウジング1の内部には上下二段にキャビティ2が形成されている。各キャビティ2は前後に貫通して形成され、後方から端子金具Tを挿入可能であり、前方から相手端子金具27が進入可能である。各キャビティ2内には端子金具Tの挿入方向と直交する方向(図示上下方向)に撓み可能なランス3が形成されている。ランス3は端子金具Tの挿入過程では、撓み変形しつつ後述する端子金具Tの角筒部4の外面に摺接する。端子金具Tがキャビティ2に対し正規深さまで挿入されると、ランス3は角筒部4を通過して復帰し、係止突部3Aが角筒部4の後端に係止することで端子金具Tの抜け止めを行う。なお、コネクタハウジング1の上面には図示しない相手コネクタとのロックを行うためのロックアーム5が形成されている。
本実施例1における端子金具Tは、図5に示すように、金属製の平板材を所定形状に打ち抜いて展開形態とされる。展開形態の端子金具Tは、詳細には図示しないが、キャリア6に対し多数個、長手方向に連鎖状に連結されている。展開形態の端子金具Tは、曲げ・叩き出しの各工程を経た後にキャリア6からそれぞれ切り離されて所望形状の端子金具Tとなる。
図1、2に示すように、端子金具Tの前部には前後方向に貫通する角筒部4が形成され、後部には電線芯線に圧着されるワイヤバレル7と電線被覆に圧着されるインシュレーションバレル8とが形成されている。
図3に示すように、角筒部4は、底板9、第1側板10(一方の側板)、第2側板11(他方の側板)、天井板12及び押さえ部20とを備えて構成されている。図5に示すように、底板9の前縁には幅方向に離間して一対の溝部13が切り込まれ、その間には相手端子27(雄端子金具のタブ:図3参照)の下面と接触する舌片14が前方へ延出して形成されている。この舌片14は、図2,7等に示すように、角筒部4内において後方へ向けて折り返される。折り返し部分は弧状に湾曲し、舌片14は折り返し部分を支点として高さ方向へ撓み変形可能である。舌片14の上面には舌片側接点部15が叩き出しによって形成されている。
図2、5等に示すように、底板9の略中央部には、切起こしによって補助ばね片16が設けられ、上下方向に撓み可能である。補助ばね片16は前方へ向けて延出され、その先端は舌片14の先端部に常時当接するようにしてある。また、図5に示すように、底板9と第1.第2の両側板10,11との境界部分には一対の開口部28が形成されている。底板9において、両開口部28と補助ばね片16を切り起こすための抜き孔29との間の部位には、図6,7等に示すように、一対の過度撓み防止部30が突設されている。両過度撓み防止部30は舌片14の過剰な撓み変形を規制する役割りを果たすものであり、角筒部4の内方へ向けてクランク状に曲げ起こして形成されている。図3に示すように、両過度撓み防止部30は舌片14の先端部において幅方向へ拡張された拡張部14Aの下方に配置されている。両過度撓み防止部30は舌片が正常な範囲で撓み変形するとき(舌片14が相手端子の正常な状態での進入により撓み変形するとき)には、拡張部14Aの下面と当接しないが、これを越えて舌片14が撓んだときに拡張部14Aの下面と当接して撓み規制を行う。
図3,4に示すように、底板9の図示左側縁からは第1側板10が略直角に立上がり、図示右側縁からは第2側板11が略直角に立ち上がっている。第1側板10において高さ方向及び長手方向の中央部には逆挿入防止用のスタビライザ17が幅方向外方へ突出形成されている。
第1側板10の上端縁(立ち上がり端縁)からは、天井板12が第2側板11側へ向けて底板9と略平行に延出している。図5に示すように、天井板12の延出端縁における長手方向の前後両端部及び中央部には計3つの突片18A〜18Cが幅方向外方へ張り出している。第2側板11の上端縁において前後方向の両端部には、天井板12の各突片18A〜18Cのうち前後両端に位置する突片18A,18Cが上方から重ねられるように当接する前後一対の受け部19A,19Cが形成されている。第2側板11の上端縁において、両受け部19A,19Cの間には天井板12の開き止めを行うための押さえ部20が形成されている。
押さえ部20は、図5に示すように、前後に離間して形成された凹溝23間に形成され、両受け部19A,19Cより幅方向外方へ張り出すようにして形成されている。押さえ部20は第2側板11の上端縁(立ち上がり端縁)から略直角に折り曲げられ、後述する叩き出し領域Pの平坦面25に上方から重ねられるようにして当接する。押さえ部20と第2側板11との間の境界部分であって、前後方向の中央部には前後方向に長い窓孔21が開口している。天井板12の各突片18A〜18Cのうち長手方向の中央に位置する突片18Bは、窓孔21内に差し込まれ、窓孔21の開口縁のうち下側の開口縁を受け部19Bとして、ここに上方から重ねられるようにして当接する。なお、図2に示すように、長手方向の中央に位置する受け部19Bはこれを挟んで前後に位置する他の受け部19A,19Cよりも高さ方向に板厚相当分だけ低くなっている。
図3,4に示すように、天井板12には相手端子27に対する天井板側接点部22が形成されている。この天井板側接点部22は舌片側接点部15と共に相手端子27を挟み込んだ状態で接触することができる。
天井板側接点部22は、天井板12の所定領域(図5に想像線で示された領域)を角筒部4の内方へ向けて叩き出すことによって形成される。この領域(叩き出し領域P)はプレス加工によって形成され、図5に示すように、前後方向に関しては前後両端部に位置する両突片18A,18Cの間の範囲に及び、幅方向に関しては天井板12の延出端縁から第1側板10の上端縁の近傍に至る広範な範囲に及んでいる。図3に示すように、この叩き出し領域P内の周縁部(図5中の想像線に沿った部位)はR面24となり、R面24の内側は平坦面25となっている。R面24は天井板12の延出端縁側を除く周縁部に形成され、内側へ弧状に湾曲する断面形状をもって形成されている。平坦面25は底板9と略平行な水平面に形成され、押さえ部20は平坦面25のほぼ全体に当接可能である。したがって、押さえ部20の端縁と叩き出し領域Pの周縁(開口縁)との間にはR面24の幅に相当する隙間が保有される。
さらに、叩き出し領域Pの深さは角筒部4を構成する各壁面の板厚と略等しく設定されている。したがって、平坦面25が押さえ部20によって押さえ付けられている状態では、押さえ部20の上面は天井板12の上面と略面一状態となっている。
図1中、Lで示されるラインは、端子金具Tがキャビティ2に挿入される過程で、ランス3(係止突部3A)の幅方向中心部が角筒部4の上面を摺接する摺接経路を示している。本実施例では、摺接経路Lは角筒部4の略幅方向中心部を通過する設定となっている。
この摺接経路L上に位置するR面24にはブリッジ部26A,26Bが前後で対をなして形成されている。両ブリッジ部26A,26Bは叩き出し領域Pの叩き出し方向とは逆向き、つまり角筒部4の外方へ向けて叩き出されることによって形成されている。ブリッジ部26A,26Bは、天井板12の周縁(開口縁)と押さえ部20の端縁との間の隙間を埋めて天井板12と押さえ部20の上面に略連続するような前後幅をもって形成されている。また、その上面は略方形状にかつ略水平面となるように形成され、かつ天井板12及び押さえ部20の両上面と略面一をなすように形成されている。本実施例においては、両ブリッジ部26A,26Bは天井板12に叩き出し領域Pを形成した後に、つまり、R面24の全範囲を形成した後、ブリッジ部26を形成すべき部位を逆側から叩き出す工程を経て形成されるようにしている。
引き続き、上記のように構成された実施例1の作用効果を説明する。端子金具Tをコネクタハウジング1のキャビティ内に挿入する場合、端子金具Tを天井板12側が下向きとなる姿勢で、キャビティ2内に後方から挿入する。すると、図6に示すように、ランス3は端子金具Tの角筒部4の天井板12側の外面に当接して下方へ撓み変形する。
この状態で、端子金具Tの挿入が進行すると、ランス3の係止突部3Aは図1に示す摺接経路Lに沿って角筒部4の外面上を前端から後端に向けて通過する。この間、ランス3の係止突部3Aは、まず天井板12の前端部に摺接した後、前部側のブリッジ部26A上を通過して押さえ部20へ至る。そして、そのまま押さえ部20上を通過した後、後部側のブリッジ部26B上を通過して天井板12に乗り移る。かくして角筒部4を通過すると、ランス3は弾性復帰して係止突部3Aが角筒部4の後端に係止する。
前記したように、ブリッジ部26A,26Bは押さえ部20及び天井板12との間の隙間を埋めて天井板12と押さえ部20の上面同士をほぼ連続させるように形成されているから、従来のように天井板12と押さえ部20との間の隙間に係止突部3Aが落ち込んで引っ掛かることがなく、摺接経路Lに沿って円滑に移動することができる。また、本実施例ではブリッジ部26A,26Bは押さえ部20および天井板12とほぼ面一の状態で連続しているため、挿入途上ではランス3の撓み量はほぼ一定である。したがって、挿入抵抗の変化も殆どないため、端子金具Tの挿入をより円滑に行うことができる。
さらに、ブリッジ部26A,26Bは叩き出し領域PにおけるR面24の一部を反対側へ叩き出すことによって簡単に形成することができる。さらにまた、ブリッジ部26A,26Bは押さえ部20を前後から挟む位置に配されるため、押さえ部20が前後方向にずれ動く事態を未然に回避することもできる。
ところで、仮に、叩き出し領域Pを本実施例よりも幅方向に狭小化させ、摺接経路Lを叩き出し領域から外す構成を採用すれば、そもそもランス3の引っ掛かりを生じることがなくなる。しかし、そのような方法であると、叩き出し領域Pの狭小化に伴って押さえ部20自体も狭小化する結果、天井板12の開き止め機能を低下させてしまう。その点、本実施例によれば、叩き出し領域Pを摺接経路Lが通過する程度に広大な叩き出し領域Pを設定してもランス3の引っ掛かりを回避できるから、大きな押さえ部20によって天井板12の開き止め機能を高めることができる、という効果も得られている。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、押さえ部20の上面と天井板12の上面とを略面一に形成したが、叩き出し領域Pの叩き出し深さを板厚以上に設定して、押さえ部20の上面が天井板12の上面より低くなるようにしてもよい。その場合には、ブリッジ部26A,26Bの上面が天井板12の上面から押さえ部20の上面にかけて滑らかに連続するような傾斜面に形成することが望ましい。
(2)上記実施例では叩き出し領域Pを形成した後に逆方向への叩き出しによってブリッジ部26A,26Bを形成したが、ブリッジ部26A,26Bを除いて叩き出し領域Pを形成するようにすることも可能である。このようにすれば、叩き出しの工程が一度で済む。
1…コネクタハウジング
2…キャビティ
3…ランス
4…角筒部
9…底板
10…第1側板
11…第2側板
12…天井板
20…押さえ部
24…R面
26A,26B…ブリッジ部
T…端子金具
L…摺接経路
P…叩き出し領域

Claims (4)

  1. 相手端子金具が進入可能な角筒部を有し、コネクタハウジングのキャビティ内に収容されるときには、前記キャビティ内に形成されたランスが前記角筒部の外面に撓み状態で摺接した後に復帰して前記角筒部の後端縁に係止する端子金具であって、
    前記角筒部は、
    底板と、
    前記底板の両側縁から略直角に起立した一対の側板と、
    一方の前記側板の立ち上がり端縁から前記底板と略平行に折り曲げられて延出され、その延出端縁部を他方の前記側板に形成された受け部に当接支持させた天井板とを備えて形成され、
    前記天井板の外面には、前記相手端子金具に対する接点部を形成するために、前記角筒部の内方へ向けて叩き出された叩き出し領域が凹み形成される一方、
    前記他方の前記側板の立ち上がり端縁には、この端縁から前記底板と略平行に折り曲げられて前記叩き出し領域内において前記天井板の外面に重ねられることで前記天井板の開き止めを行う押さえ部が延出形成され、
    さらに、前記ランスが前記角筒部の外面を摺接する摺接経路上であって、前記押さえ部の端縁と前記叩き出し領域の周縁との間の隙間には、前記天井板の外面と前記押さえ部の外面とを前記摺接経路に沿って略連続させるように形成されたブリッジ部が配されていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記叩き出し領域の深さは前記角筒部を構成する壁面の厚さと略等しく設定されるとともに、前記ブリッジ部の外面は平坦に形成され、かつ前記ブリッジ部の外面の高さは前記天井板の外面及び前記押さえ部の外面の高さと略等しく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記叩き出し領域内には、周縁部に形成されたR面とこのR面の内側に形成され前記押さえ部が当接する平坦面とが形成され、
    前記ブリッジ部は、前記R面における前記摺接経路に対応する部位を、前記角筒部の外方へ向けて叩き出すことによって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の端子金具。
  4. 前記ブリッジ部は、前記押さえ部を前記摺接経路の延出方向において挟む部位に一対配されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の端子金具。
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