JP2013239264A - コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板に固定される本体部と、配線基板に取り付けられるカバープレートを備えて、本体部とカバープレートで配線基板を挟持するコネクタ装置であって、カバープレートを容易に配線基板に取り付けることができるコネクタ装置を提供する。
【解決手段】ハウジング4と、配線基板102に取り付けられるカバープレート3を備えて、本体部2とカバープレート3で配線基板102を挟持するコネクタ装置1において、カバープレート3は、配線基板102の係合用突部105と係合して、配線基板102をカバープレート3に固定する保持爪11と、ハウジング4に形成された第1の係止部7と、カバープレート3に形成された第1の被係止部7を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板に固定される本体部と、配線基板に取り付けられるカバープレートを備えて、本体部とカバープレートで配線基板を挟持して、回路基板と配線基板とを電気的に接続するコネクタ装置に関する。
回路基板に固定される本体部と、他の配線基板(例えば、フレキシブル印刷配線基板(FPC)あるいはフレキシブル平板状ケーブル(FFC))に取り付けられる補強板を備えて、本体部と補強板で配線基板を挟持して、回路基板上の電気回路と他の配線基板とを電気的に接続するコネクタ装置が知られている。また、このようなコネクタ装置の本体部には複数本のコンタクト端子が配列され、コンタクト端子は他の配線基板上の配線パターンと電気的に接触する。
例えば、特許文献1には、FPC基板(配線基板)の端部に裏打ち板(補強板)を重ねて固定した平板状接続部材を、コネクタ装置の本体に、平板状接続部材の平面と略直行する方向から挿入して、本体に配列されたコンタクトとFPC基板とを電気的に接触させるコネクタ装置が開示されている。
また、特許文献2には、ハウジングにフレキシブル基板等(配線基板)に取り付けた補強板を差し込む差込口と、フレキシブル基板等を圧着保持するラッチを備えるラッチ付コネクタが開示されている。このラッチ付コネクタは、フレキシブル基板等をハウジングに対して斜めにして、その先端を差込口に差し込んで、その後、フレキシブル基板等を差込口回りに回転させて、フレキシブル基板等を水平にすると、ラッチが掛かるとともに、フレキシブル基板等の接続が完了するように構成されている。
このようなタイプのコネクタ装置は、配線基板をそのままハウジングに挿入するタイプのコネクタ装置に比べて、配線基板を損傷する危険が小さい点で優れている。
実開平06−17164号公報 特開平08−31526号公報
特許文献1等に開示されたコネクタ装置においては、配線基板に裏打ち板(補強板)を重ねて接着し、更に係合切り欠き等を形成する必要があるので、接続(準備)作業に手間が掛かるという問題がある。
また、前記コネクタ装置は樹脂ロック部(特許文献1)あるいはハウジング受け部(特許文献2)を備えて、コンタクトの接圧を受けて生じる裏打ち板(補強板)と配線基板の変形を抑制しているが、裏打ち板(補強板)と配線基板を上から押さえ付けるために樹脂ロック部等はコネクタ装置の上方に配置されているので、コネクタ装置の背が高くなるという問題がある。つまり、特許文献1等に開示されたコネクタ装置は低背化に適していない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、回路基板に固定される本体部と、配線基板に取り付けられるカバープレートを備えて、本体部とカバープレートで配線基板を挟持するコネクタ装置であって、カバープレートを容易に配線基板に取り付けることができるコネクタ装置を提供することを目的とする。また、低背化に適したコネクタ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るコネクタ装置は、絶縁性を有するハウジングと、前記ハウジングに配列された複数のコンタクトとを有して、回路基板に固定される本体部と、配線基板に取り付けられるカバープレートを備えて、前記本体部と前記カバープレートで前記配線基板を挟持するコネクタ装置において、前記カバープレートは、前記配線基板の係合部と係合して、前記配線基板を前記カバープレートに固定する保持爪と、前記ハウジングに形成された係止部と、前記カバープレートに形成されて前記係止部と係合する被係止部を備えることを特徴とする。
前記係止部と前記被係止部は、前記配線基板と前記回路基板の中間の高さにおいて、互いに係合するように構成されていてもよい。
前記本体部に取り付けられて、前記被係止部が前記被係止部と係合する方向に前記カバープレートを付勢する弾性部を備えるようにしてもよい。
前記カバープレートは、前記弾性部に付勢されて、前記コンタクトの長手方向に移動するものであってもよい。
前記弾性部は、前記ハウジングとは別部材で構成された、ばねであってもよい。
前記カバープレートは、導電性材料で形成されて、前記ハウジングの略全体を覆うものであってもよい。
本発明によれば、カバープレートに保持爪を備えて、配線基板の係合部を保持爪に係合させて、配線基板をカバープレートに固定するので、カバープレートを配線基板に容易に取り付けることができる。また、実用上十分な位置決め精度が容易に得られる。また、配線基板の固定に接着剤を使用しないので、接着剤の固化を待つ必要がない。そのため、電子機器の回路基板に配線基板を接続する工程の生産性を向上させることができる。
また、前記係止部と前記被係止部が前記配線基板と前記回路基板の中間の高さ、つまり前記配線基板の下方(前記配線基板よりも前記回路基板に近い位置)において、互いに係合するように構成すれば、コネクタ装置を低背化できる。
本発明の実施形態に係るコネクタ装置の外形図であり、(a)はコネクタ装置に配線基板を接続した状態を示す斜視図であり、(b)はコネクタ装置を分解した状態を示す斜視図であり、(c)は配線基板の外形を示す斜視図である。 (a)はコネクタ装置の平面図であり、(b)はコネクタ装置を(a)のA−A’線で切断した断面図である。 カバープレートに配線基板を取り付けるプロセスを示す図であり、コネクタ装置を図2(a)のA−A’線で切断した断面図である。 カバープレートを取り付けた配線基板をコネクタ装置の本体に取り付けるプロセスを示す図であり、コネクタ装置を図2(a)のA−A’線で切断した断面図である。 配線基板の変形例を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
まず、図1と図2を参照して、本発明に係るコネクタ装置1の基本的な構成を説明する。
図1(a)に示すように、コネクタ装置1は、主回路基板101に固定されて、主回路基板101と配線基板102を電気的に接続する装置であって、主回路基板101に固定される本体部2と、配線基板102に取り付けられるカバープレート3を備える。
図1(b)に示すように、本体部2は、ハウジング4と、ハウジング4の底面に配列された複数のコンタクト5とから構成される。ハウジング4は絶縁性材料(例えば、合成樹脂)で形成された筐体であり、上面と後面(図1(b)において右斜め上の端面)が開放されている。また、ハウジング4は、係止用ばね6、第1の係止部7及び第2の係止部8を備える。第1の係止部7は、ハウジング4の底面から立ち上がる壁状の部材であって、ハウジング4の全幅に亘って形成されている。第2の係止部8は、ハウジング4の左右の側壁から本体部2の内側に突出している。
カバープレート3は、金属板を所定の形状に打ち抜いて、曲げ加工されて形成された部品であり、天板9を有し、天板9の前端は下方に折り曲げられて第1の被係止部10が形成され、第1の被係止部10の先端(下端)は更に折り曲げられている。また、天板9は、長さ方向の中央部の左右において、一部が打ち抜かれて、一対の保持爪11が形成され、天板9の後端の左右端は押し曲げられて、一対の第2の被係止部12が形成されている。第2の被係止部12は、側面視においてL字形をなしている。
なお、図1(c)に示すように、配線基板102の前端近傍の左右には、係合用突部105が形成され、続いて係合用切り欠き103が形成されている。また、配線基板102の下面には、配線パターン104があって、図1(c)では、その端部が僅かに見える。
図2(a)はコネクタ装置1の平面図であり、図2(b)は、コネクタ装置1を図2(a)のA−A’線で切断した断面図である。
コンタクト5は、図2(b)に示すように、配線基板102の配線パターン104に当接して、配線パターン104と電気的に接触する。また、コンタクト5の基端5aはコネクタ装置1の下方に露出して、主回路基板101上の図示しない配線パターンに半田付けされる。
係止用ばね6は、ハウジング4に取り付けられた金属製のばねであって、図2(b)に示すような断面形状を備えていて、例えば、圧入による組立、あるいはインサート成形法によって、ハウジング4と一体化される。また、係止用ばね6は、図2(a)に示すように、ハウジング4の幅方向に3分割されている。つまり3個の係止ばね6がハウジング4に取り付けられている。
また、図2(b)に示すように、第1の係止部7の左側の側面の下方は凹んでいて、第1の被係止部10の下端の突出部と噛みあう。このように、第1の係止部7と第1の被係止部10は、配線基板102と主回路基板101の間の高さ(つまり、配線基板102の下方)において、互いに係合する。また、第2の係止部8と第2の被係止部12も互いに係合する。
次に、図3を参照して、保持爪11の詳細な構成と作用を説明する。前述したように、保持爪11は、天板9の一部を打ち抜いて形成され、図3の各図においてL字形をなしている。また、保持爪11は天板9の幅方向に、左右2個配置(図1、図2参照)配置されていて、その先端には凸部11aが形成されている。配線基板102をカバープレート3に取り付けると、凸部11aが係合用切り欠き103に嵌り込み、保持爪11は係合用突部105と係合する(図1(c)参照)。その結果、カバープレート3は配線基板102に保持される。つまり、本実施形態においては、係合用切り欠き103と係合用突部105が配線基板102の係合部に相当する。
なお、左右(図2(a)において紙面の上下方向)の保持爪11の間隔は、左右の係合用切り欠き103の間隔より僅かに大きく設定され、両者の差は、コネクタ装置1のコンタクト5と配線基板102の配線パターン104の幅方向の位置ずれの許容値より小さくなるように設定される。つまり、ハウジング4に対する配線基板102の位置が、前記差の範囲において幅方向にずれたとしても、コンタクト5と配線パターン104は十分に接触できる。
また、図3(a)に示すように、凸部11aの外側斜面11bは内側斜面11cに比べて傾斜が緩くされている。そのため、配線基板102をカバープレート3の下面に当てて、配線基板102の前端を外側斜面11bに当接させると、保持爪11は容易に押し下げられるので、図3(b)に示すように、配線基板102は凸部11aを乗り越える。そして、配線基板102を更に前進させると、図3(c)に示すように、配線基板102の係合用切り欠き103に凸部11aが嵌り込んで、保持爪11が係合用突部105と係合する。この時、配線基板102を後退させて、カバープレート3を取り外そうとすると、係合用切り欠き103が凸部11aの内側斜面11cと当接するが、内側斜面11cは外側斜面11bに比べて傾斜が急なので、配線基板102をカバープレート3から取り外すのには大きな力が必要になる。
また、カバープレート3と配線基板102は、図4に示すような手順で本体部2に取り付けられる。すなわち、図4(a)に示すように、カバープレート3を本体部2の真上に置いて、カバープレート3を本体部2に向けて押し下げる。そして、カバープレート3の第1の被係止部10の下端が本体部2の係止用ばね6に当接したら、図4(b)に示すように第1の被係止部10を係止用ばね6に押し当てて、係止用ばね6を押し縮めながら、カバープレート3をハウジング4に押し込む。そして、図4(c)に示すように第1の被係止部10の下端がハウジング4の底面に接した時点で、すなわち第1の被係止部10が第1の係止部7と係合する高さまで下降した時点で、カバープレート3を係止用ばね6に押し当てる力を緩める。すると、カバープレート3は係止用ばね6に押されて、図4(d)に示すように図の右方向に移動して、第1の被係止部10は第1の係止部7と係合し、第2の被係止部12は第2の係止部8と係合する。
このように、係止用ばね6は、第1及び第2の被係止部10,12が第1及び第2の係止部7,8とそれぞれ係合する方向にカバープレート3を付勢する弾性部として機能する。またカバープレート3は、係止用ばね6(弾性部)に付勢されて、コンタクト5の長手方向(図4において紙面の右方向)に移動する。
また、図4(d)に示すように、カバープレート3は、ハウジング4の上面からハウジング4の内部に挿入されて、ハウジング4の略全体を覆う。
また、本実施形態では、カバープレート3をハウジング4に正しく位置決めした場合に、天板9の上面とハウジング4の上面がほぼ同一高さになるように構成されている。そのため、正しく位置決めされていない場合、つまり係合状態が不完全な場合は、両者の高さが一致しないから、位置決めの良否を容易に確認できる。
このようにして、カバープレート3と配線基板102は本体部2に係止(固定)される。また、配線基板102の配線パターン104は、本体部2に配置されたコンタクト5と電気的に接触する。また、コンタクト5の基端5aが主回路基板101上の配線パターンに接続されているから、配線基板102は主回路基板101と電気的に接続される。なお、配線基板102の接続を解除する場合は、上記手順を逆に実行すればよい。
また、配線基板102がコネクタ装置1に接続された状態、つまり、図4(d)に示す状態においては、配線基板102はコンタクト5に押圧されてカバープレート3に押し付けられるから、配線基板102は更に確実にコネクタ装置1に保持される。
以上説明したように、本発明によれば、カバープレートに備えた保持爪に配線基板の係合部を係合させて、カバープレートを配線基板に固定するので、実用上十分な位置決め精度で配線基板をカバープレートに取り付けることが容易である。また、カバープレートの配線基板への固定に接着剤を必要としないので、接着剤の固化を待つ必要がない。また、カバープレートの配線基板への固定には、工具等を必要としない。そのため、回路基板と配線基板の接続作業が容易になり、電子機器等の生産性が向上する。また、配線基板に特別な加工を加える必要がないので、追加的な製造コストは発生しない。そのため、本発明によれば、低コストで生産性が向上させることができる。
また、カバープレートに係止部を、本体部に被係止部と弾性部(係止用ばね6)を、それぞれ備えれば、カバープレートを本体部に取り付けるのに工具等を必要としないので、接続作業が更に容易になり、生産性が向上する。
また、上記実施態様に示したように、配線基板と回路基板の間の高さ(つまり、配線基板の下方)において、係止部と被係止部が互いに係合するように構成すれば、係止部と被係止部がコネクタ装置の上方に突出しないので、コネクタ装置を低背化できる。
なお、上記実施態様は、本発明の具体的な実施態様の例示であって、本発明の技術的範囲は上記実施態様によっては限定されない。本発明は特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲において、自由に応用、変形、あるいは改良して実施することができる。
例えば、上記実施態様においては、金属製の係止用ばね6をハウジング4に取り付けたが、係止用ばね6はハウジング4と同じ合成樹脂で構成されてもよいし、ハウジング4を一体成形されてもよい。また、ハウジング4に外力を加えて弾性変形させてカバープレート3をハウジング4に押し込み、その後外力を除去すると、ハウジング4の弾性変形が元に戻って、カバープレート3がハウジング4に保持されるようにしてもよい。つまりハウジング4自身が弾性部として機能するようにしてもよい。
また、上記実施態様においては、3個の係止ばね6が本体部2の幅方向に配列された例を示したが、本発明はこのような構成を備えるものには限定されない。1個の係止ばね6が本体部2の全幅に渉って配置されていてもよいし、本体部2の幅方向の中央部だけに配置されていてもよい。あるいは、2個の係止ばね6が本体部2の幅方向に間隔を空けて配置されていてもよい。
また、上記実施態様においては、第1の係止部7が本体部2の全幅に渉って形成される例を示したが、第1の係止部7は本体部2の幅方向の中央部だけに配置されていてもよい。また、第1の係止部7は、本体部2の幅方向の左右端にだけに配置されていてもよいし、本体部2の左右の側壁から本体部2の内側に突出する部材であってもよい。また、図2(b)等に示した第1の係止部7の断面形が例示であることは言うまでもない。
また、上記実施態様においては、第2の係止部8が本体部2の左右の側壁から本体部2の内側に突出する例を示したが、例えば、第2の係止部8は本体部2の底面から立ち上がる部材であってもよい。また、図1(b)等に示した第2の係止部8の形状が例示であることは言うまでもない。
また、上記実施態様においては、カバープレート3を金属板で構成し、カバープレート3の天板9がハウジング4(つまりコネクタ装置1)の略全体を覆うようにしたので、カバープレート3が電気的シールドとして機能する。つまり、カバープレート3はコネクタ装置1の自己放射ノイズの発生を防止し、外部ノイズがコネクタ装置1に進入することを遮断する。また、カバープレート3と主回路基板101の図示しない接地配線パターンとを接続すれば、電気的シールドとしての機能は更に向上する。また、カバープレート3を金属板で構成すれば、コネクタ装置1の機械的強度も向上する。
また、上記実施態様においては、カバープレート3の先端を折り曲げて第1の被係止部10を形成し、第1の被係止部10の先端を更に折り曲げて、該先端部が第1の係止部7と係合する例を示したが、第1の被係止部10はカバープレート3とは別部材で構成されてもよいし、鋳造や機械加工によって形成されてもよいし、樹脂で成形されてもよい。また、上記実施態様においては、第1の被係止部10がカバープレート3の全幅に渉って形成された例を示したが、第1の被係止部10はカバープレート3の幅の一部、例えば、カバープレート3の左右端に、あるいは幅方向の中央部に形成されてもよい。また、図2(b)等に示した第1の被係止部10の断面形が例示であることは言うまでもない。
また、上記実施態様においては、カバープレート3の一部を打ち抜いて、保持爪11を形成する例を示したが、保持爪11はカバープレート3とは別部材で構成されてもよいし、鋳造や機械加工によって形成されてもよいし、樹脂で成形されてもよい。また、保持爪11は、図3に示したように、上下方向(配線基板102の板厚方向)に変位するものには限定されない。水平方向(例えば、配線基板102の幅方向)に変位するものであってもよい。また、図2(b)等に示した保持爪11の断面形が例示であることは言うまでもない。
また、上記実施態様においては、係合用切り欠き103と係合用突部105で係合部を形成する例を示したが、本発明の技術的範囲はこのような配線基板に適合するコネクタ装置には限定されない。係合部はカバープレートの保持爪と係合して、配線基板をカバープレートに対して位置決めして、配線基板をカバープレートに固定できる機能を備えていればよい。例えば、図5(a)に示すように、配線基板102に係合用突部105だけを備えていてもよい。あるいは図5(b)に示すように、配線基板102に係合用穴106を明けて、係合用穴106に保持爪11の凸部11aが嵌まり込むようにしてもよい。この場合、係合用穴106が係合部に相当する。
また、上記実施態様においては、カバープレート3の一部を押し曲げて、第2の被係止部12を形成する例を示したが、第2の被係止部12はカバープレート3とは別部材で構成されてもよいし、鋳造や機械加工によって形成されてもよいし、樹脂で成形されてもよい。図1(b)等に示した第2の被係止部12の形状が例示であることは言うまでもない。
上記実施態様においては、係止部/被係止部の組の前後に間隔を空けて2組(第1の係止部7/第1の被係止部10と第2の係止部8/第2の被係止部12)を備える例を示した。2組の係止部/被係止部を前後に間隔を空けて配置することによって、カバープレート3の後部(図3において図の右側)を持ち上げてカバープレート3を本体部2から引き剥がそうとする外力に対する抵抗を大きくすることができる。また、前後に配置された係止部/被係止部の組のいずれか少なくとも一方を、本体部2の幅方向に間隔を空けて配置して、係止部/被係止部の組を3組以上備えるようにすれば、カバープレート3を捻って本体部2から引き剥がそうとする外力に対する抵抗を大きくすることができる。つまり、カバープレート3をより確実に本体部2に保持することができる。もっとも、上記の係止部/被係止部の個数や配置は任意的な構成要素である。
なお、上記実施態様においては、配線基板102に何も取り付けないで、カバープレート3と係合させる例を示したが、配線基板102に裏打ち板等を貼り付けて、カバープレート3と取り合う部分を補強して、カバープレート3と係合させるようにしてもよい。
1・・・コネクタ装置, 2・・・本体部, 3・・・カバープレート, 4・・・ハウジング, 5・・・コンタクト, 5a・・・基端, 6・・・係止用ばね, 7・・・第1の係止部,8・・・第2の係止部, 9・・・天板, 10・・・第1の被係止部, 11・・・保持爪, 11a・・・凸部, 11b・・・外側斜面, 11c・・・内側斜面, 12・・・第2の被係止部, 101・・・主回路基板, 102・・・配線基板, 103・・・係合切り欠き, 104・・・配線パターン, 105・・・係合用突部, 106・・・係合用穴

Claims (6)

  1. 絶縁性を有するハウジングと、前記ハウジングに配列された複数のコンタクトとを有して、回路基板に固定される本体部と、
    配線基板に取り付けられるカバープレートを備えて、
    前記本体部と前記カバープレートで前記配線基板を挟持するコネクタ装置において、
    前記カバープレートは、前記配線基板の係合部と係合して、前記配線基板を前記カバープレートに固定する保持爪と、
    前記ハウジングに形成された係止部と、
    前記カバープレートに形成されて前記係止部と係合する被係止部を備える
    ことを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記係止部と前記被係止部は、前記配線基板と前記回路基板の中間の高さにおいて、互いに係合するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記本体部に取り付けられて、前記被係止部が前記係止部と係合する方向に前記カバープレートを付勢する弾性部を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ装置。
  4. 前記カバープレートは、前記弾性部に付勢されて、前記コンタクトの長手方向に移動する
    ことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ装置。
  5. 前記弾性部は、前記ハウジングとは別部材で構成された、ばねである
    ことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ装置。
  6. 前記カバープレートは、導電性材料で形成されて、前記ハウジングの略全体を覆う
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のコネクタ装置。
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