JP2013238308A - 可動式組立嵌め合い構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 分解組立が容易で、当該組立部の回転可動と任意角度での固定を可能にして、かつ製造が容易な嵌め会い構造を提供すること。
【解決手段】 本体と可動体を、球状の凹凸をもって点連結し、可動体の連結部に面状の突起を設けて本体表面と面接触させて摩擦力を発生させる。各構成要素を基礎形状と一体成形とする。別部品を用いないため、結果として機能を実現しつつ、且つ製造コストを増加させないことが特徴である。
【選択図】図1

Description

本発明は、容易に分解組立ができ、かつ当該組立部の可動と任意角度での固定を可能にする嵌め会い構造に関するものである。
複数の部品から構成される製品を、組立てずに部品を分解状態で商品として販売する、いわゆるキット販売が、玩具等の分野で広く行われている。それら製品を構成する部品には、組立にネジ等の別部品を用いず、当該部品自体の形状により連結するための嵌め合い構造が広く用いられている。
発明が解決しようとする課題
解決しようとする課題は、主に板状の部品よって構成される、組立式玩具などの嵌め合い構造において、ユーザー自身による分解組立を容易に行えて、且つ組立後に当該連結部分を任意に可動させるには、従来複雑な構造が必要で製造コストがかかり、製品の意匠にも影響していたことである。本発明は、ユーザー自身による容易な組立、組立後の任意な可動、任意角度での部品の固定を、簡便な構造で実現し、製造コストの削減と意匠性に貢献するために考案したものである。
課題を解決するための手段
本発明の主要構造の一つを、図1に分解状態、図2に組立状態、図3に嵌め合い部の断面図として簡単に示した。主に可動関係において土台側となる本体1の表面へ球状凹部3を設け、主に土台上で可動する可動体2に、差込用切込5を設けて、その内側断面に球状突起4を設ける。球状突起4を球状凹部3に嵌めこみ、互いを回転できる状態で連結する。可動体2の連結部表面に面状突起6を設け、本体1の表面と面接触するようにする。
発明の効果
球状突起4の突出量を可動体2の弾力性よる変形量以下に設計することにより、可動体2を本体1へ差し込む際に差込用切込5が変形して拡がり、球状突起4が球状凹部3へはまり込む。それにより本体1と可動体2が互いに球状突起4により連結される。本体1と可動体2は互いに点連結であるため、可動体2は球状突起4を中心に本体1上で回転が可能となる。同時に面状突起6の内面である摩擦面7が本体1の表面へ押し当てられ摩擦力が発生するため、回転に制動がかかり、任意の角度で固定状態を保つことが可能となる。面状突起6は可動体2が本体1に対して直角を維持する効果も発揮する。
本発明は、上記の効果を発揮するための構造を、別部品を用いず基礎となる形状と一体の造作として実現できるため、当該構造を付加したとしても、別部品の製造および取付コストの増加が無い点が優れている。
図1は本発明の具体的な実施例の一つを示す図である。図1に分解状態、図2に組立状態、図3に嵌め合い部の断面図として簡単に示した。本体1へ球状凹部3を設け、連結する可動体2に差込用切込5を設け、その内側断面に球状突起4を設ける。球状突起4の突出量を可動体2の弾力性よる変形量以下に設計することにより、可動体2を本体1へ差し込む際に差込用切込5が変形して拡がり、球状突起4が球状凹部3へ嵌まり込む。それにより本体1と可動体2が互いに連結される。例えば合成樹脂などで製作された組立式玩具の一部として適用した場合、工具等を用いず手で組立および分解が可能である。
本体1と可動体2は互いに点連結であり、二つの連結点は対向した位置関係であることから、図2に示すように、可動体1は球状突起4を中心に本体1上で回転が可能となる。さらに可動体2上には面状突起6があり本体1の表面と摩擦面7で接触する。これにより摩擦力が発生し、回転に制動がかかり、任意の角度で固定状態を保つことが可能となる。面状突起6は可動体2が本体1に対して直角を維持する効果も同時に発揮する。
なお、面状突起6は必ずしも差込用切込5の左右両面全てに設ける必要は無く、必要とされる摩擦力と外観に応じて、設置位置と数を変更しても本発明の主旨を実施できる。可動体2の片面左右2カ所に面状突起6を設けた場合を、図4(a)分解状態、(b)に組立状態として示した。
また可動体の回転位置固定に要する摩擦力を高めるために、摩擦面7を粗面にしたり、互いに噛み合う凹凸を本体1と面状突起6の当該表面に設けることで、固定力を増したり、回転に段階的な固定位置、いわゆるラチェットを設けることが出来るのも本発明の効果の一つである。
図5に本発明のその他の実施例を示した。本実施例は、組立時に球状突起4を球状凹部3へ嵌め込みやすくする為、球状突起4が通るガイド溝8を本体1の表面へ設けた。これにより、例えば組立式玩具などにおいてユーザーが組み立て方を理解しやすくなり、組立も容易になる効果がある。
本発明のその他の実施例を、図6(a)分解状態、(b)組立状態として示した。これまで説明してきた実施例では、本体1には切り込みがなく、可動体2は差込用切込5の末端が本体1の周縁に当たることで回転が止まる構造となっていた。本実施例では、本体1に開角度差込用切込9を設けた場合である。この場合、可動体2は可動時に開角度差込用切込9の断面に当たって止まり、角度dの範囲に回転が限定される。これにより必要な回転角度に応じて開角度差込用切込9を設計することにより、必要な回転角度を安定的に規定することが可能である。特に回転方向ごとに異なる回転角度を設定する場合に有効である。
以上、本発明の説明として、便宜的に本体と可動体という表現を用いたが、可動は相対関係であるため、本体側を可動体として機能させることも可能であり、その場合も本発明の主旨は変わらない。
以上、本発明を組立式玩具などの比較的軽量で小型の製品において説明したが、より大型な製品への応用も考えられる。その場合、球状凹部3、球状突起4、面状突起6などの構成要素の可動機構化の採用も含めて、本発明の主旨を実施できる。
本発明の主要な実施例の分解図である。(実施例1) 本発明の主要な実施例の組立図である。 本発明の主要な実施例の断面図である。 本発明の実施例の説明図である。(実施例1) 本発明の他の実施例の説明図である。(実施例2) 本発明の他の実施例の説明図である。(実施例3)
1 本体
2 可動体
3 球状凹部
4 球状突起
5 差込用切込
6 面状突起
7 摩擦面
8 ガイド溝
9 開角度差込用切込

Claims (2)

  1. 主に板状の構造体の連結において、一方あるいは両方に切り込みを入れ互いに差込み、当該切り込み断面に設けた凹凸により連結する嵌め合い構造。
  2. 請求項2の構造において、連結する構造体の一方の当該連結部に、他方の表面と接触する面状の突起を設けた嵌め合い構造。
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