JP2013237506A - 用紙搬送装置 - Google Patents

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【課題】用紙搬送装置において、給紙された用紙の斜行を効果的に補正するとともに、斜行補正後の用紙の片寄りをも補正すること。
【解決手段】用紙を1枚ずつに捌いて搬送する給紙/捌きローラ対10と、該給紙/捌きローラ対10にて搬送された用紙の先端を突き当てて斜行を補正するための第1レジストローラ対20と、該第1レジストローラ対20にて搬送された用紙の先端を突き当てて斜行を補正するための第2レジストローラ対30と、を備えた用紙搬送装置。第1レジストローラ対20は用紙搬送方向Aに対して直交するスラスト方向に移動自在であって移動した位置に固定可能とされている。第1レジストローラ対20にて用紙に対する1回目の斜行補正が行われ、さらに、第2レジストローラ対30にて前記用紙に対する2回目の斜行補正が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙搬送装置、特に、給紙された用紙の斜行や片寄りを補正しつつ搬送する用紙搬送装置に関する。
原稿画像の読取り装置に搭載されている自動原稿搬送装置においては、読取り光学系の主走査方向に対して原稿を正確に直交方向に搬送し、読取り画像に傾きを生じさせないことが重要である。しかし、セットされた原稿を1枚ずつに捌いて給紙する際は、不安定な状況にあるため原稿が搬送方向に対して傾斜して給紙されること(以下、斜行又はスキューと称する)が多い。そこで、従来の自動原稿搬送装置においては、積載されている複数枚の原稿を1枚ずつに捌いて一方向に送り出し、下流側でレジストローラ対によるスキュー補正を行うようにしている。即ち、回転を停止しているレジストローラ対に用紙の先端を突き当ててループを形成することによりスキューを補正し、その後、ループを保って用紙を搬送するようにしている。
特許文献1には、給紙された原稿に対して2回のレジスト動作を行うことによりスキュー補正を行うシート搬送装置が記載されている。しかし、レジストローラ対とそれに原稿を送り出すローラ対を都合四つ配置するために搬送経路が長くなってしまう。また、レジストローラ対の上流側に配置されたローラ対が原稿をしっかりと保持しているため、実際上、スキュー補正は不完全になってしまう。さらに、スキュー補正で搬送方向とは直交する方向へ原稿がずれた場合に補正されることはなく、読取り画像の主走査方向への片寄りが発生してしまう。
また、特許文献2には、レジロール対とその上流側に配置したプリレジロール対を備え、プリレジロール対を軸方向に移動可能かつ移動を拘束可能とした搬送装置が記載されている。この装置では、プリレジロール対を非拘束状態とし、レジロール対とプリレジロール対との間で用紙を撓ませてスキューを補正する。しかし、この装置では、プリレジロール対の上流側にさらに用紙の搬送ローラ対が配置されており、この搬送ローラ対が用紙をしっかりと保持している場合には、プリレジロール対が被拘束状態にあっても軸方向に移動することはできず、結果的にスキュー補正は不完全なものとなる。
特開2004−352402号公報 特開2003−128297号公報
本発明の目的は、給紙された用紙の斜行を効果的に補正できるとともに、斜行補正後の用紙の片寄りをも補正できる用紙搬送装置を提供することにある。
本発明の一形態である用紙搬送装置は、
用紙を1枚ずつに捌いて搬送する給紙/捌きローラ対と、該給紙/捌きローラ対にて搬送された用紙の先端を突き当てて斜行を補正するための第1レジストローラ対と、該第1レジストローラ対にて搬送された用紙の先端を突き当てて斜行を補正するための第2レジストローラ対と、を備え、
前記第1レジストローラ対は用紙搬送方向に対して直交するスラスト方向に移動自在であって移動した位置に固定可能とされ、
前記第1レジストローラ対にて用紙に対する1回目の斜行補正が行われ、さらに、前記第2レジストローラ対にて前記用紙に対する2回目の斜行補正が行われること、
を特徴とする。
前記用紙搬送装置においては、第1レジストローラ対と第2レジストローラ対によって2回の斜行補正が行われる。1回目の斜行補正を行う第1レジストローラ対は、用紙搬送方向に対して直交するスラスト方向に移動自在であり、かつ、1回目の斜行補正を行った後はスラスト方向に移動した状態を保持するため、その下流側の第2レジストローラ対による2回目の斜行補正に際して、用紙にねじれを生じさせることなく、効果的に斜行補正が行われ、かつ、斜行補正の結果の用紙の片寄りを生じることがない。
本発明によれば、給紙された用紙の斜行を効果的に補正できるとともに、斜行補正後の用紙の片寄りをも補正できる。
用紙搬送装置の基本形態における用紙搬送状態を示す垂直面での説明図である。 前記基本形態における用紙搬送状態を示す水平面での説明図である。 第1レジストローラ対のスラスト方向の移動を可能とする構成及び固定手段と復帰手段を示す説明図である。 前記基本形態における制御手順を示すフローチャート図である。 本発明を自動原稿搬送装置に適用した第1実施例を示す概略構成図である。 前記第1実施例における制御手順を示すフローチャート図である。 本発明を自動原稿搬送装置に適用した第2実施例を示す概略構成図である。 前記第2実施例における制御手順を示すフローチャート図である。
以下、本発明に係る用紙搬送装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。なお、各図において同じ部材、部分には共通する符号を付し、重複する説明は省略する。
(用紙搬送装置の基本形態、図1〜図4参照)
まず、本発明に係る用紙搬送装置の基本形態について説明する。この用紙搬送装置は、図1及び図2に示すように、用紙Sを矢印A方向に搬送する給紙/捌きローラ対10と、第1レジストローラ対20と、第2レジストローラ対30を備えている。さらに、給紙/捌きローラ対10の搬送方向Aの上流側には、用紙Sを積載収容するための図示しないトレイと、用紙Sを給紙/捌きローラ対10へ送り出すピックアップローラとを備えている。トレイには、図2に示すように、用紙Sの両側部を所定の搬送位置に規制するためのサイド規制板9が設置されている。また、給紙/捌き路ローラ対10の下流側には用紙検出センサSE1が設置され、第2レジストローラ対30の上流側には用紙検出センサSE2が設置されている。
給紙/捌きローラ対10は、支軸12に固定された給紙ローラ11と支軸14に固定された捌きローラ13とで構成されている。給紙ローラ11及び捌きローラ13は所定の圧力で接触しており、図1(A)において時計回り方向にそれぞれ回転駆動される。捌きローラ13と支軸14との間にはトルクリミッターが介在され、ピックアップローラにてピックアップされた複数枚の用紙をローラ対10によって1枚に捌いて矢印A方向に給紙する。なお、このような捌き動作は従来周知である。
第1レジストローラ対20は、支軸22,24にそれぞれ固定されたローラ21,23にて構成され、ローラ21は、図3(A)に示すように、支軸22がコイルばね25によって押圧されることでローラ23に所定の圧力で接触している。上側のローラ21が図1(A)において時計回り方向に回転駆動されることにより、下側のローラ23が従動回転する。なお、駆動側はローラ23であってもよい。第2レジストローラ対30は、支軸32,34にそれぞれ固定されたローラ31,33にて構成され、ローラ31,33は図示しないコイルばねにて所定の圧力で互いに接触している。上側のローラ31が時計回り方向に回転駆動されることにより、下側のローラ33が従動回転する。なお、駆動側はローラ33であってもよい。
第1レジストローラ対20は、搬送方向Aに対して直交するスラスト方向Bに移動自在であって移動した位置に固定可能とされ、かつ、スラスト方向Bの所定の初期位置に復帰可能である。この構成を図3を参照して説明する。支軸22,24はそれぞれの両端部がブラケット26にて保持されており、ブラケット26は平行に設けた2本の支軸27にスラストベアリング28を介してスラスト方向Bに移動自在に保持されている。
ブラケット26の端部26aにはダンパー部材41がソレノイド42によって接離可能に対向している。また、ブラケット26の端部26bには復帰部材43がソレノイド44によって接離可能に対向している。第1レジストローラ対20は、用紙のスキュー補正時に、以下に説明するようにスラスト方向Bに移動し、このときソレノイド42をオンすることによりダンパー部材41が端部26aに圧接し、第1レジストローラ対20を移動位置に固定する。ソレノイド42は通常オフされており、ダンパー部材41は端部26aから離間している。一方、ダンパー部材41が端部26aから離間しているとき、ソレノイド44をオンすると、復帰部材43の凹部43aが端部26bに圧接し、第1レジストローラ対20を所定位置に復帰させる。この復帰位置を初期位置と称する。ソレノイド44は通常オフされており、復帰部材43は端部26bから離間している。
第1レジストローラ対20は、1回目の斜行補正時にはスラスト方向Bに移動自在であり、1回目の斜行補正完了から2回目の斜行補正開始までは1回目の斜行補正時にスラスト方向Bに移動した位置にてダンパー部材41にて位置固定され、2回目の斜行補正完了後はダンパー部材41による規制を解除されてスラスト方向Bに移動自在である。そして、第1レジストローラ対20は次回の用紙搬送に備えて、復帰部材43にて初期位置に復帰される。
詳しくは、第1レジストローラ対20及び第2レジストローラ対30は回転をロックされ(図4のステップS1)、かつ、ソレノイド42,44はオフ状態で(ステップS2)、第1レジストローラ対20はスラスト方向Bに移動自在な状態にある。ここで、給紙ローラ11が回転駆動され(ステップS3)、用紙Sが給紙/捌きローラ対10によって給紙される。センサSE1が用紙Sの先端を検出して所定時間が経過すると(ステップS4でYES)、即ち、用紙Sの先端が回転を停止されている第1レジストローラ対20に突き当たり、その上流側で用紙Sの先端部に必要なループが形成されると(図1(B)参照)、給紙ローラ11の駆動を一端停止する(ステップS5)。このとき、用紙Sがスキューしている場合(図2(A)参照)、第1レジストローラ対20は用紙Sの先行側先端に押圧されて矢印B方向に移動し(図2(B)参照)、用紙Sのスキュー及び片寄りが補正される(1回目の斜行補正)。同時に、ソレノイド42をオンして第1レジストローラ対20を移動位置にて固定する(ステップS6)。
次に、給紙ローラ11と第1レジストローラ対20を回転駆動する(ステップS7)。これにて、用紙Sが第1レジストローラ対20の上流側でループを保ちつつ搬送される(図1(C)参照)。用紙Sの先端がセンサSE2にて検出されると(ステップS8でYES)、給紙ローラ11の駆動を停止し(ステップS9)、ソレノイド42をオフして第1レジストローラ対20をスラスト方向Bに移動自在とする(ステップS10)。その後用紙Sは給紙/捌きローラ対10に関してはスリップしつつ搬送される。
ここで、用紙Sの先端は回転を停止されている第2レジストローラ対30に突き当たり、その上流側で用紙Sの先端部に必要なループが形成されると(ステップS11でYES)、第1レジストローラ対20の回転を停止する(ステップS12)。第1レジストローラ対20はスラスト方向Bに移動自在であるので、用紙Sのスキューが補正される(図1(D)参照、2回目の斜行補正)。即ち、用紙Sのスキューは第1レジストローラ対20の上流側のループ部分にて吸収される。
次に、第1レジストローラ対20と第2レジストローラ対30を回転駆動する(図1(E)参照、ステップS13)。これにて、用紙Sは第2レジストローラ対30の上流側でループを保ちつつ、かつ、スキュー及び片寄りを補正された状態で搬送されていく。センサSE2が用紙Sの後端を検出した後(ステップS14でYES)、ソレノイド44をオンし(ステップS15)、第1レジストローラ対20を初期位置に復帰させる。
(自動原稿搬送装置の第1実施例、図5及び図6参照)
第1実施例である自動原稿搬送装置1Aは、図5に示すように、ピックアップローラ8を備えた給紙トレイ7に対して、給紙/捌きローラ対10、第1レジストローラ対20、第2レジストローラ対30を配置し、さらに、搬送ローラ対51,52,53,54を配置して搬送経路50(一点鎖線参照)を構成し、排紙トレイ55を設けたものである。第1レジストローラ対20がスラスト方向Bに移動自在でかつ位置固定される構成などは前記基本形態と同様である。
搬送ローラ対51,52の間に読取り用ガラス61が配置され、ガラス61を介して図示しない第1読取り光学系から照射される光にて原稿Dの第1面の画像が読み取られる。さらに、搬送ローラ対52,53の間に第2読取り光学系62が配置され、原稿Dの第2面の画像が読み取られる。また、前記センサSE1,SE2に加えて、原稿検出用センサSE3が第1面読取り位置Cの上流側に配置されている。
原稿Dに対するセンサSE1の検出位置からセンサSE3の検出位置までの経路長Fは、A4縦サイズ(長辺が搬送方向Aと平行)の原稿が収容される長さに設定されている。そのため、本第1実施例においては、図5(B)に示すように、第2レジストローラ対30に原稿Dの先端が当接している場合、原稿Dの後端部分は給紙/捌きローラ対10に保持されている状態となる。
以上の構成からなる自動原稿搬送装置1Aでの制御手順について図6を参照して説明する。まず、第1レジストローラ対20及び第2レジストローラ対30は回転をロックされ(ステップS21)、かつ、ソレノイド42,44はオフ状態で(ステップS22)、第1レジストローラ対20はスラスト方向Bに移動自在な状態にある。ここで、給紙ローラ11が回転駆動され(ステップS23)、原稿が給紙/捌きローラ対10によって給紙される。センサSE1が原稿の先端を検出(ステップS24でYES)した後、原稿の先端が回転を停止されている第1レジストローラ対20に突き当たり、その上流側で原稿の先端部に必要なループが形成される(ステップS25)。その後、給紙ローラ11の駆動を一端停止する(ステップS26)。このとき、第1レジストローラ対20はスラスト方向Bに移動自在であることにより、原稿のスキュー及び片寄りが補正される(1回目の斜行補正)。同時に、ソレノイド42をオンして第1レジストローラ対20を移動位置にて固定する(ステップS27)。
次に、給紙ローラ11と第1レジストローラ対20を回転駆動する(ステップS28)。これにて、原稿が第1レジストローラ対20の上流側でループを保ちつつ搬送される。原稿の先端がセンサSE2にて検出されると(ステップS29でYES)、ソレノイド42をオフして第1レジストローラ対20をスラスト方向Bに移動自在とする(ステップS30)。ここで、原稿の先端は回転を停止されている第2レジストローラ対30に突き当たり、その上流側で原稿の先端部に必要なループが形成される(ステップS31)。
次に、給紙ローラ11と第1レジストローラ対20の回転を停止する(ステップS32)。第1レジストローラ対20はスラスト方向Bに移動自在であるので、原稿のスキューが補正される(2回目の斜行補正)。その後、第1レジストローラ対20と第2レジストローラ対30を回転駆動する(ステップS33)。これにて、原稿は第2レジストローラ対30の上流側でループを保ちつつ、かつ、スキュー及び片寄りを補正された状態で搬送されていく。センサSE2が原稿の後端を検出すると(ステップS34でYES)、ソレノイド44をオンし(ステップS35)、第1レジストローラ対20を初期位置に復帰させる。
(自動原稿搬送装置の第2実施例、図7及び図8参照)
第2実施例である自動原稿搬送装置1Bは、図7に示すように、ピックアップローラ8を備えた給紙トレイ7に対して、給紙/捌きローラ対10、搬送ローラ対56、第1レジストローラ対20、第2レジストローラ対30を配置したもので、第1レジストローラ対20の上流側に原稿を検出するためのセンサSE4が配置されている。他の構成は前記第1実施例と同様である。本第2実施例では、原稿のスキューを極力小さくするために、第1読取り位置Cの直前に第2レジストローラ対30を配置している。そのために第1レジストローラ対20も下流側に移動させ、第1レジストローラ対20への原稿搬送を行うための搬送ローラ対56(トルクリミッター付き)を設けるようにした。
以上の構成からなる自動原稿搬送装置1Bでの制御手順について図8を参照して説明する。まず、第1レジストローラ対20及び第2レジストローラ対30は回転をロックされ(ステップS41)、かつ、ソレノイド42,44はオフ状態で(ステップS42)、第1レジストローラ対20はスラスト方向Bに移動自在な状態にある。ここで、給紙ローラ11と搬送ローラ対56が回転駆動され(ステップS43)、原稿が給紙/捌きローラ対10によって給紙され、さらに搬送ローラ対56によって搬送される。センサSE4が原稿の先端を検出(ステップS44でYES)した後、原稿の先端が回転を停止されている第1レジストローラ対20に突き当たり、その上流側で原稿の先端部に必要なループが形成される(ステップS45)。その後、給紙ローラ11と搬送ローラ対56の駆動を一端停止する(ステップS46)。このとき、第1レジストローラ対20はスラスト方向Bに移動自在であることにより、原稿のスキュー及び片寄りが補正される(1回目の斜行補正)。同時に、ソレノイド42をオンして第1レジストローラ対20を移動位置にて固定する(ステップS47)。
次に、給紙ローラ11と搬送ローラ対56と第1レジストローラ対20を回転駆動する(ステップS48)。これにて、原稿が第1レジストローラ対20の上流側でループを保ちつつ搬送される。原稿の先端がセンサSE2にて検出されると(ステップS49でYES)、ソレノイド42をオフして第1レジストローラ対20をスラスト方向Bに移動自在とする(ステップS50)。ここで、原稿の先端は回転を停止されている第2レジストローラ対30に突き当たり、その上流側で原稿の先端部に必要なループが形成される(ステップS51)。
次に、給紙ローラ11と搬送ローラ対56と第1レジストローラ対20の回転を停止する(ステップS52)。第1レジストローラ対20はスラスト方向Bに移動自在であるので、原稿のスキューが補正される(2回目の斜行補正)。その後、搬送ローラ対56と第1レジストローラ対20と第2レジストローラ対30を回転駆動する(ステップS53)。これにて、原稿は第2レジストローラ対30の上流側でループを保ちつつ、かつ、スキュー及び片寄りを補正された状態で搬送されていく。センサSE2が原稿の後端を検出すると(ステップS54でYES)、ソレノイド44をオンし(ステップS55)、第1レジストローラ対20を初期位置に復帰させる。
(他の実施例)
なお、本発明に係る、用紙搬送装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、第1レジストローラ対20をスラスト方向Bに移動自在とする構成、移動位置に固定するための構成、初期位置に復帰させるための構成などは任意である。また、給紙/捌きローラ対10の構成に関しても任意である。
以上のように、本発明は、用紙搬送装置に有用であり、特に、給紙された用紙の斜行を効果的に補正できるとともに、斜行補正後の用紙の片寄りをも補正できる点で優れている。
1A,1B…自動原稿搬送装置
10…給紙/捌きローラ対
20…第1レジストローラ対
30…第2レジストローラ対
41…ダンパー部材
43…復帰部材
SE1,SE2,SE3…センサ
A…搬送方向
B…スラスト方向
S…用紙
D…原稿

Claims (6)

  1. 用紙を1枚ずつに捌いて搬送する給紙/捌きローラ対と、該給紙/捌きローラ対にて搬送された用紙の先端を突き当てて斜行を補正するための第1レジストローラ対と、該第1レジストローラ対にて搬送された用紙の先端を突き当てて斜行を補正するための第2レジストローラ対と、を備え、
    前記第1レジストローラ対は用紙搬送方向に対して直交するスラスト方向に移動自在であって移動した位置に固定可能とされ、
    前記第1レジストローラ対にて用紙に対する1回目の斜行補正が行われ、さらに、前記第2レジストローラ対にて前記用紙に対する2回目の斜行補正が行われること、
    を特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記第1レジストローラ対は、1回目の斜行補正時にはスラスト方向に移動自在であり、1回目の斜行補正完了から2回目の斜行補正開始までは1回目の斜行補正時にスラスト方向に移動した位置で位置固定され、2回目の斜行補正完了後はスラスト方向に移動自在であること、を特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記第1レジストローラ対は、1回目の斜行補正時において、搬送される用紙の先端が前記第1レジストローラ対に到達するまではスラスト方向に移動自在であり、
    前記第1レジストローラ対は、1回目の斜行補正完了から2回目の斜行補正に向けて用紙の搬送を開始するまでは位置固定され、
    前記第1レジストローラ対は、2回目の斜行補正に向けて搬送された用紙の先端が前記第2レジストローラ対に到達するまでにスラスト方向に移動自在とされること、
    を特徴とする請求項2に記載の用紙搬送装置。
  4. 前記第1レジストローラ対をスラスト方向の移動位置に固定するためのダンパー部材を備えたこと、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  5. 前記第1レジストローラ対をスラスト方向の初期位置に復帰させる復帰手段を備えたこと、を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  6. 搬送される用紙を検出するセンサを備え、前記第1レジストローラ対の移動及び固定は前記センサによる用紙の検出信号に基づくこと、を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の用紙搬送装置。
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