JP2013236872A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラッチの切替え時に発生する衝突音を低減する。
【解決手段】実施形態の洗濯機は、撹拌軸27のボス部31に嵌合して槽軸26を撹拌軸27に連結させる脱水位置と、ボス部31との嵌合が外れて槽軸26を撹拌軸27から切離す洗い位置との間で切替可能なクラッチ15を備え、クラッチ15の下端部には、ボス部31に嵌合する複数個の嵌合凹部15aと嵌合凸部15bとが円周方向に交互に設けられており、ボス部31の上面部には、クラッチ15の下端部が嵌合される、径方向に延びる複数個の歯部46と隣り合う歯部46間に位置する凹部47とが円周方向に交互に設けられ、前記歯部46には周方向に貫通する貫通溝46aが形成され、該貫通溝46a内に緩衝部材53が配設されていると共に、緩衝部材53の両端には、歯部46の側面から周方向に突出する突出部53を有している。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は洗濯機に関する。
洗濯機では、洗い槽兼脱水槽である回転槽内に撹拌体を備え、洗い行程において運転時には、モータの回転を撹拌体にのみ伝達して撹拌体を回転駆動し、脱水行程においては、前記モータの回転を撹拌体及び回転槽の双方に伝達してそれらを一体的に高速回転させるようにしたものがある。この場合、クラッチを、二位置間(脱水位置と洗い位置との間)で移動させることにより、回転槽と撹拌体との連結及び切離しを行う構成が知られている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2001−149688号公報 特開2003−284892号公報
上記のようなクラッチにより回転槽と撹拌体との連結及び切離しを行う構成では、クラッチの洗い位置から脱水位置への切替え時に、特に回転槽内の負荷が軽い場合において、クラッチが撹拌軸に設けられたボス部に勢い良く衝突して大きな衝突音が発生し、ユーザが不快に感じることがあった。そこで、クラッチの切替え時に発生する衝突音を低減することができる洗濯機を提供する。
本実施形態の洗濯機は、洗濯物が収容される回転槽と、この回転槽内に設けられた撹拌体と、前記回転槽を回転させる中空状の槽軸と、前記槽軸に挿通され前記撹拌体を回転させる撹拌軸と、この撹拌軸を回転させるモータと、前記撹拌軸と一体回転するボス部と、前記槽軸の外周に常時係合した状態で上下動可能とされ、下降することにより前記ボス部に嵌合して前記槽軸を撹拌軸に連結させる脱水位置と、上昇することにより前記ボス部との嵌合が外れて該槽軸を撹拌軸から切離す洗い位置との間で切替可能に設けられた円筒状のクラッチと、洗濯運転の行程に応じて前記クラッチを脱水位置と洗い位置との間で切替えるクラッチ切替手段とを備え、前記クラッチの下端部には、前記ボス部に嵌合する複数個の嵌合凹部と嵌合凸部とが円周方向に交互に設けられており、前記ボス部には、前記クラッチの下端部が嵌合される、径方向に延びる複数個の歯部と隣り合う歯部間に位置する凹部とが円周方向に交互に設けられ、前記歯部には周方向に貫通する貫通溝が形成され、該貫通溝内に緩衝部材が配設されていると共に、前記緩衝部材の両端には、該歯部の側面から周方向に突出する突出部を有しているところに特徴を有する。
第1の実施形態を示すもので、洗濯機の全体構成を概略的に示す縦断側面図 クラッチの洗い位置における駆動機構部部分の拡大縦断面図 クラッチの脱水位置における駆動機構部部分の拡大縦断面図 ボス部の斜視図 ボス部の平面図(a)及びそのA−A線に沿う縦断面図(b) クラッチの斜視図(a)及び上下反転状態での斜視図(b) クラッチの底面図(a)及びそのB−B線に沿う縦断面図(b) 第2の実施形態を示す図5相当図
以下、第1の実施形態による洗濯機について、図1ないし図7を参照しながら説明する。まず、図1は、洗濯機1の概略構成を示している。ここで、ほぼ矩形箱状をなす外箱2内には、脱水時等に水を受ける水槽3が弾性吊持機構4を介して設けられている。そして、前記水槽3内には、内部に洗濯物が収容される洗い槽兼脱水槽としての回転槽5が回転可能に設けられており、またその回転槽5内の底部には、水流生成用の撹拌体(パルセータ)6が設けられている。
図2、図3にも示すように、前記水槽3の外底部には、駆動用のモータ7及び、そのモータ7の回転駆動力が、ベルト伝達機構8を介して伝達される駆動機構部9が設けられている。駆動機構部9の構成については後述する。これらモータ7、ベルト伝達機構8、駆動機構部9により、洗剤洗いやすすぎ洗いの運転においては、前記撹拌体6が正逆回転されて回転槽5内に撹拌水流が生成され、脱水運転においては、前記回転槽5が撹拌体6と一体的に高速回転されるようになっている。尚、図示は省略するが、前記水槽3の底部には、前記回転槽5からの排水を行うための排水路や排水弁等が設けられている。そのうち排水弁は、排水弁モータにより開閉駆動されるようになっている。
一方、前記回転槽5の上端部にはバランスリング10が装着されていると共に、脱水時の該回転槽5からの排水を、そのバランスリング10との間を通して行うための脱水孔11が設けられている。また、前記水槽3の上端部には、ほぼリング状をなす桶カバー12が設けられている。前記外箱2の上端部には、プラスチック製のトップカバー13が設けられている。このトップカバー13は、中央にほぼ円形の洗濯物出入口を有すると共に、その洗濯物出入口を開閉するための二つ折りタイプの蓋14が設けられている。尚、図示はしないが、前記トップカバー13の後辺部には、給水弁等を有する給水機構等が設けられ、トップカバー13の前辺部には、操作パネルや、マイコンを主体とし洗濯機1全体を制御する制御装置などが設けられている。
ここで、前記駆動機構部9について、図2及び図3も参照して述べる。尚、図2は、後述するクラッチ15が洗い位置(上昇した位置)にある様子を示し、図3は、前記クラッチ15が脱水位置(下降した位置)にある様子を示している。前記水槽3の外底部には、軸受ハウジング16が取付けられている。この軸受ハウジング16は、上フレーム17と下フレーム18とを外周側部分にて結合して構成されている。上フレーム17の中央部には、上向きに凸となる円筒部17aが形成されていると共に、下フレーム18の中央部には下向きに凸となる円筒部18aが形成されている。
前記円筒部17a内には、ボールベアリングからなる軸受19が嵌合固着され、この軸受19に支持されて中空状(円管状)の上部槽軸20が設けられている。この上部槽軸20の上端部にはフランジ部20aが一体に設けられ、このフランジ部20aに前記回転槽5が固着されている。上部槽軸20の中空部内には、上部撹拌軸21が上下に貫通するように挿通され、このとき、上部撹拌軸21は、軸受メタル22,23を介して回転自在に支持されている。上部撹拌軸21の上端部は、前記撹拌体6に連結されている。尚、前記円筒部17aの上端内周面と前記上部槽軸20の外周面との間には、シール部材24が設けられている。
一方、前記下フレーム18の円筒部18a内には、ボールベアリングからなる軸受25が嵌合固着され、この軸受25に支持されて中空状(円管状)の下部槽軸26が設けられている。この下部槽軸26の中空部内には、下部撹拌軸27が、上下に貫通し且つ軸受メタル28,29を介して回転自在に支持されている。この下部撹拌軸27の下端部には、従動プーリ30が取付けられていると共に、その従動プーリ30の上面部に位置してボス部31が固着されている。これにて、ボス部31は下部撹拌軸27と一体回転する。このボス部31についても後述する。
前記モータ7は、前記上フレーム17の下面側に下向きに設けられおり、その出力軸7aに駆動プーリ32が取付けられている。この駆動プーリ32と前記従動プーリ30との間に、Vベルト33が掛渡されている。これにて、ベルト伝達機構8が構成され、モータ7の回転が、間接的に前記下部撹拌軸27に伝達されて回転されるようになっている。
そして、前記上部槽軸20と下部槽軸26との間は、ギアケース34により連結され、前記上部撹拌軸21と下部撹拌軸27との間は、ギアケース34内に配設された遊星歯車装置からなる減速ギア機構35を介して連結されている。このとき、前記ギアケース34は、下面が開口した径大な円筒状をなすと共に、その上面部に径小な突出筒部34aを一体に有している。前記突出筒部34aが前記上部槽軸20の下端部に連結されている。また、前記下部槽軸26の上端部には、外周方向に拡がるフランジ状部26aが一体に設けられ、このフランジ状部26aが、前記ギアケース34の下面を塞ぐようにして該ギアケース34の下端部と連結されている。
前記減速ギア機構35は、前記下部撹拌軸27の上端に設けられた外歯車36、前記ギアケース34の内周面部に設けられた内歯車37、それら外歯車36と内歯車37との間に設けられた複数個(例えば3個)の遊星歯車38、複数個の遊星歯車38の各軸部を連結するように設けられたキャリア39を備えて構成されている。そして、前記キャリア39の中心部が上部撹拌軸21の下端部に連結されている。
これにて、後述するクラッチ15が洗い位置にある状態(図2参照)では、下部槽軸26、ギアケース34、上部槽軸20が、撹拌軸21,27から切離されて水槽3側(下フレーム18)に固定されるようになる。この状態では、下部撹拌軸27の回転が、減速ギア機構35により減速されて上部撹拌軸21が回転される。この上部撹拌軸21の回転により、撹拌体6が一体回転される。
これに対し、後述するクラッチ15が脱水位置にある状態(図3参照)では、下部槽軸26が下部撹拌軸27に連結され、この結果、下部槽軸26、ギアケース34、減速ギア機構35、上部槽軸20、上部撹拌軸21が一体的に連結された状態とされる。この状態では、下部撹拌軸27の回転が上部槽軸20に伝達され、ひいては回転槽5が一体回転される。
そして、上記のように、前記下部槽軸26の下部外周部には、該下部槽軸26と前記下部撹拌軸27(ボス部31)との連結及び切離しを行なうためのクラッチ15が設けられている。更に、前記下フレーム18の下面部には、このクラッチ15を上下動させてその状態を切替えるためのクラッチ切替手段としての昇降機構40が設けられると共に、共回り防止部41が設けられる。
前記クラッチ15は、図6、図7にも示すように、全体としてほぼ円筒状をなしている。このクラッチ15の上端部には、円形鍔状(フランジ状)の被係合部42が一体に形成されている。この被係合部42には、上面外周部に位置して円周方向に並んだ複数(例えば12個)の歯部42aが形成されている。また、クラッチ15は、その内周面全周に、上下方向に延びる内セレーション部43が形成されている。
これに対し、図2、図3に示すように、前記下部槽軸26の下半部(前記軸受25から下方に突出した部位)の外周部には、前記内セレーション部43に対応して上下方向に延びるセレーション部44が形成されている。前記クラッチ15は、内セレーション部43が前記セレーション部44に常に係合されることにより、下部槽軸26の下端部外周に上下動可能且つ周方向に一体的に回転するように嵌挿されている。尚、クラッチ15の上面と前記軸受25の内輪との間には、下部槽軸26の外周部に位置してコイルばね45が配設され、クラッチ15は常に下降位置(脱水位置)に向けて付勢されている。
更に、このクラッチ15の下端部には、前記ボス部31に嵌合する複数個例えば4個の嵌合凹部15aと嵌合凸部15bとが円周方向に交互に設けられている。この場合、詳しくは後述するように、前記ボス部31の上面には、前記嵌合凹部15aと嵌合凸部15bとが嵌合される歯部46と凹部47とが円周方向に交互に設けられている。また、前記共回り防止部41は、前記円筒部18aの外周部に位置して、前記クラッチ15の上端の被係合部42(歯部42a)が係合する係合部48(凹部)を有している。
これにて、クラッチ15が図3に示す下降した脱水位置にあるときには、クラッチ15の下端部の嵌合凹部15a及び嵌合凸部15bがボス部31の上面に嵌合し、もってボス部31ひいては下部撹拌軸27と下部槽軸26とを一体回転するように連結する。これに対し、クラッチ15が図2に示す上昇した洗い位置にあるときには、ボス部31から切離されると共に、クラッチ15の上端の被係合部42が係合部48に係合し、クラッチ15(及び下部槽軸26)が下フレーム18(水槽3)に固定されて回転不能とされ、下部撹拌軸27が回転可能とされるようになっている。
一方、前記昇降機構40は、図2、図3に示すように、前記クラッチ15を上下動させるクラッチレバー49、このクラッチレバー49を揺動させる操作レバー50等を備えて構成される。このクラッチレバー49は、前記共回り防止部41に一体に設けられる支持部41aにその中間部が上下方向に揺動可能に支持され、先端部には、前記クラッチ15の被係合部42の下面側に係止して押し上げるための当接部(図示略)を有している。また、図2に示すように、クラッチレバー49の基端部側と前記支持部41aとの間には、引張コイルばね51が配設され、クラッチレバー49の基端部の係止操作部49aが操作レバー50に対して常に係止されるようになっている。
前記操作レバー50は、前記下フレーム18にピン52により水平方向に回動可能に支持されており、その下部に、前記係止操作部49aが係止される傾斜状の係止部50aを有している。これにて、操作レバー50の水平方向の回動に伴い、クラッチレバー49の基端部が上下方向に動作されるようになっている。詳しい図示及び説明は省略するが、操作レバー50は、前記排水弁モータにより、前記排水弁の開閉と連動して駆動されるようになっている。尚、前記共回り防止部41部分には、クラッチ15の位置を検出する図示しないクラッチ位置検出センサが設けられている。
以上のように構成された昇降機構40は、排水弁モータと共にクラッチ切替手段として機能し、洗い行程やためすすぎ洗いの行程においては、排水弁が閉塞されると共に、操作レバー50は図2の状態にあって、クラッチレバー49の基端部を押し下げており、クラッチレバー49の先端の当接部がクラッチ15をコイルばね45のばね力に抗して上方に押上げて洗い位置に位置させている。これに対し、脱水行程(及び脱水すすぎの行程)においては、排水弁が開放されることに伴い、操作レバー50が駆動され、図3に示すように、クラッチレバー49が揺動して先端の当接部が下降し、もってクラッチ15がコイルばね45のばね力によって脱水位置に下降される。
尚、前記モータ7や給水弁、排水弁モータ等の各機構は、前記制御装置により制御される。この制御装置には、操作パネルのキー操作信号が入力されると共に、図示しない水位センサ、蓋スイッチ、クラッチ位置検出センサ等からの検出信号が入力される。これにて、制御装置は、使用者による操作パネルのキー操作及び前記各種の入力等に基づき、ROM等に記憶された制御プログラムに従って、前記モータ7や給水弁、排水弁モータ等の各機構を制御して、洗い行程、すすぎ行程(脱水すすぎ行程及びためすすぎ工程)、脱水行程に大別される洗濯運転を自動で実行させる。
前記洗い行程、ためすすぎ行程では、撹拌体6が低速で正逆方向に交互に回転され、脱水すすぎ行程、脱水行程では、回転槽5及び撹拌体6が高速で一方向(正方向)に一体回転される。このとき、前記制御装置は、後の作用説明でも述べるように、洗濯運転の行程に応じてクラッチ切替指令(排水弁モータに対する回転駆動指令)を発生して、クラッチ15を洗い位置と脱水位置との間で切替制御する。即ち、クラッチ15は、洗い行程及びためすすぎ洗い行程の開始直前(排水弁を閉鎖するタイミング)で洗い位置へ切替えられ、洗い行程、ためすすぎ行程の終了時(排水弁の開放のタイミング)に、脱水位置へ切替えられる。
またこのとき、前記制御装置は、クラッチ15の切替え時(排水弁モータの駆動時)に、前記モータ7を短時間(全体で数秒〜10秒程度)回転させて停止させる切替補助動作を実行させる。この切替補助動作は、モータ7を正方向及び反転方向へ、所定角度ずつ、小刻みに回転させることにより行われる。これにより、クラッチ15の洗い位置への切替え時には、クラッチ15の被係合部42の共回り防止部41の係合部48に対する係合が促され、脱水位置への切替え時には、クラッチ15の下端部のボス部31に対する嵌合が促されるようになっている。
さて、前記ボス部31について、図4及び図5も参照して述べる。ボス部31は、例えば焼結合金からなり、図4及び図5に示すように、中心部分に上方に凸となる円形の中央凸状部31aを有する円形状(円板状)に構成されている。中央凸状部31aには、前記下部撹拌軸27との連結用の矩形穴31bが上下に貫通して設けられている。中央凸状部31aの外周のリング状領域の上面には、半径方向に延び外周にいくほど幅広になる複数個の歯部46が形成されている。この実施形態では、歯部46は、例えば4個が均等間隔つまり90度間隔で設けられている。
上述のように、このボス部31は、脱水位置に下降したクラッチ15の下端部が嵌合するものであり、このとき、クラッチ15の各嵌合凹部15a内に各歯部46が嵌合配置され、各嵌合凸部15bが、歯部46と歯部46との間の部分である4箇所の凹部47に嵌合配置される。この嵌合状態では、クラッチ15の下端部のボス部31に対する嵌合状態では、歯部46の上面と、クラッチ15の嵌合凹部15aの底面(天井面)との間には、軸方向に僅かな隙間(例えば1mm程度)が形成される。また、嵌合状態においては、各歯部46の側面(周方向を向く面)と各嵌合凹部15aの側面(周方向を向く面)との間にも、円周方向に多少の隙間(円周方向片側に寄せた場合に例えば2mm程度)を有している。
そして、前記各歯部46には、貫通溝46aが形成され、その貫通溝46a部分に、緩衝部材53が設けられている。この場合、貫通溝46aは、歯部46を周方向に貫通する、つまり隣り合う凹部47,47間を連通させるように、周方向(径方向と交差する方向)に延びて形成されている。前記緩衝部材53は、例えばエラストマー(ゴム)等の弾性材料、つまり弾性変形により衝撃を吸収可能な材料から構成されている。このとき、緩衝部材53の両端には、歯部46の側面から周方向両側に突出する突出部53aを有している。
尚、このときの緩衝部材53の突出部53aの歯部46の側面からの周方向への突出寸法a(図5(a)参照)は、例えば0.8mmとされている。また、本実施形態では、緩衝部材53の上面が、歯部46の上面よりも凹んだ形態に位置されている。本実施形態では、この緩衝部材53を得るにあたっては、ボス部31に、その底面で開口し前記貫通溝46aに連通するような注入孔46bを形成しておき、ボス部31を図示しない成形型内に収容し、前記注入孔46bからエラストマー材料を注入し、硬化させることにより緩衝部材53を一体的に成形するようになっている。
更に、特に本実施形態では、前記各凹部47の上面(底面)には、上方に凸となる円形の突起状緩衝部材54が設けられている。この突起状緩衝部材54も、例えば緩衝部材53と同等のエラストマーからなり、図5(b)に示すように、凹部47の底面から、寸法b(例えば0.3mm)だけ突出するように設けられている。この突起状緩衝部材54についても、ボス部31に、前記凹部47の中央部にその底面で開口する注入孔47aを形成しておき、ボス部31に対する前記緩衝部材53の成形と同時に、前記注入孔47aからエラストマー材料を注入し、硬化させることにより得られるようになっている。
次に、上記構成の作用、効果について述べる。洗濯運転が開始されると、まず、クラッチ15が脱水位置(図3参照)から上昇されて洗い位置(図2参照)に切替えられ、洗い行程が実行される。洗い行程では、回転槽5(水槽3)内に給水が行なわれた後、モータ7の正逆回転により撹拌体6のみが低速で正逆回転駆動され、洗濯物に対する水流による洗いが実行される。洗い行程が終了すると、排水弁が開放されると共に、クラッチ15が下降されて洗い位置から脱水位置に切替えられ、引続き脱水すすぎの行程が実行される。脱水すすぎ行程では、モータ7の正回転により、回転槽5及び撹拌体6が高速で回転されると共に、洗濯物に対するシャワー状の給水が間欠的に行なわれる。
この後、再びクラッチ15が脱水位置から上昇されて洗い位置に切替えられ、ためすすぎ行程が実行される。ためすすぎ行程においては、回転槽5(水槽3)内に給水が行なわれた後、モータ7の正逆回転により撹拌体6のみが低速で正逆回転駆動される。ためすすぎ行程が終了すると、クラッチ15が下降されて洗い位置から脱水位置に切替えられ、脱水行程が実行される。脱水行程では、モータ7の正回転により、回転槽5及び撹拌体6が高速で回転される。
上記したクラッチ15の各切替行程において、切替補助動作が実行されることにより、モータ7によりクラッチ15の相対回転位置が変更され、クラッチ15の切替え(共回り防止部41やボス部31に対する嵌合、切離し)が促進されるようになる。この切替補助動作においては、回転槽5内の負荷量や水量等によって撹拌体6の回転量が変動するため、十分な駆動力を与えるために、モータ7(従動プーリ30)の回転速度は比較的速くされている。
ここで、クラッチ15が下降して洗い位置から脱水位置に切替えられる際には、クラッチ15がコイルばね45の比較的大きなばね力によって下方に付勢されている事情があり、これと共に、特にボス部31の比較的速い回転時に、クラッチ15の下端部(嵌合凹部15a及び嵌合凸部15b)がボス部31に嵌合すると、クラッチ15がボス部31に対し衝撃的に接触し、大きな衝突音が発生することが予測される。
しかし、本実施形態では、ボス部31の歯部46に緩衝部材53が設けられているので、緩衝部材53の弾性変形による衝撃吸収作用により、クラッチ15の嵌合時の衝撃をやわらげることができ、不快な衝突音の発生を抑制することができる。しかも、特に本実施形態では、ボス部31の凹部47の底部に、突起状緩衝部材54を設けたので、クラッチ15の下端が凹部47の上面に当たる際の衝撃が、突起状緩衝部材54によって吸収され、この部分における衝突音の発生も抑制することができる。
ところで、上記構成においては、脱水時の高速回転によって、緩衝部材53は、嵌合凸部15bの側面(円周方向を向く面)によって円周方向に押圧力を受けるようになる。緩衝部材53の圧縮力を受けた状態が継続されると、比較的早期に材料が摩耗したり劣化したりする虞がある、ところが、本実施形態では、単純に、緩衝部材をボス部31の表面に貼り付けた(衝突する二部材間に緩衝材料を挟むように設ける)場合と異なり、緩衝部材53を、ボス部31の歯部46の貫通溝46a内を円周方向に延び、両端に歯部46の側面から突出する突出部53aを有した形態で設けるようにした。
この場合、ボス部31に対してクラッチ15が嵌合状態にあっても、貫通溝46aの押圧される側とは反対側や、貫通溝46aの上方部分に、緩衝部材53の変形しろが確保された状態とされている。これにより、緩衝部材53がクラッチ15から力を受けて変形しても、押された材料が貫通溝46aの反対側や上方に逃げる余地があるので、緩衝の効果が高い。しかも、緩衝部材53に対するダメージや摩耗を少なく済ませることができ、緩衝部材53の耐久性を高めて長寿命化を図ることができる。
このような第1の実施形態によれば、モータ7の回転の回転槽5及び撹拌体6への伝達状態を切替えるクラッチ15を備えるものにおいて、ボス部31に緩衝部材53及び突起状緩衝部材54を設けたので、クラッチ15の脱水位置への切替え時に発生する不快な衝突音を低減することができる。しかも本実施形態では、緩衝部材53は、円周方向及び上方への変形しろを確保した状態で配設されているので、緩衝部材53の摩耗等を防止し、長寿命化を図ることができるという優れた効果を奏する。
図8は、第2の実施形態を示すものであり、クラッチ15の下端部が着脱可能に嵌合するボス部61の構成が、上記第1の実施形態と異なっている。即ち、ボス部61は、やはり、焼結合金から円形状(円板状)に構成され、中央凸状部61aには、下部撹拌軸27との連結用の矩形穴61bが上下に貫通して設けられている。中央凸状部61aの外周のリング状領域の上面には、半径方向に延びて外周にいくほど幅広になる複数個例えば4個の歯部62が均等間隔、つまり90度間隔で形成されている。歯部62と歯部62との間が、4箇所の凹部63とされる。
そして、前記各歯部62には、周方向に貫通する貫通溝62aが形成され、その貫通溝62a部分に、例えばエラストマーからなる緩衝部材64が設けられている。この場合、貫通溝62aは、歯部62の外周端部に位置して、ボス部61の外周側に開放するように設けられている。前記緩衝部材64は、その両端に歯部62の側面から周方向両側に突出する突出部64aを有した形態で設けられていると共に、緩衝部材64の上面は、歯部62の上端面よりも凹んで位置されている。更に、前記各凹部63の上面(底面)には、上方に凸となる円形の突起状緩衝部材65が設けられている。
尚、本実施形態でも、緩衝部材64及び突起状緩衝部材65を得るにあたっては、ボス部61を図示しない成形型内に収容し、貫通溝62aに連通する注入孔62bからエラストマー材料を注入すると共に、凹部53に連通する注入孔53aからエラストマー材料を注入し、硬化させることにより、緩衝部材64及び突起状緩衝部材65を一体的に成形するようになっている。
この第2の実施形態においても、上記第1の実施形態と同様に、モータ7の回転の回転槽5及び撹拌体6への伝達状態を切替えるクラッチ15を備えるものにおいて、ボス部61に緩衝部材64及び突起状緩衝部材65を設けたので、クラッチ15の脱水位置への切替え時に発生する不快な衝突音を低減することができる。しかも本実施形態では、緩衝部材64は、円周方向及び上方並びに外周方向への変形しろを確保した状態で配設されているので、緩衝部材64の摩耗等を防止し、長寿命化を図ることができるという優れた効果を奏する。
尚、上記各実施形態では、ボス部31,61の凹部47,63に、夫々突起状緩衝部材54,65を設けるようにしたが、突起状緩衝部材を省略することも可能である。ボス部における歯部の個数、突起状緩衝部材を設ける際の位置や個数等についても、様々な変更が可能である。その他、以上説明した洗濯機は、上記の実施形態に限定されるものではなく、例えば、撹拌軸をモータにより直接的に回転駆動するようにしたダイレクトドライブ方式であっても良い等、駆動機構部の構成についての種々の変更が可能であり、更には、縦軸型の洗濯機に限らず横軸型(ドラム式洗濯機)にも適用できる等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
図面中、1は洗濯機、3は水槽、5は回転槽、6は撹拌体、7はモータ、8はベルト伝達機構、9は駆動機構部、15はクラッチ、15aは嵌合凹部、15bは嵌合凸部、20は上部槽軸、21は上部撹拌軸、26は下部槽軸、27は下部撹拌軸、31,61はボス部、34はギアケース、35は減速ギア機構、40は昇降機構(クラッチ切替手段)、41は共回り防止部、42は被係合部、46,62は歯部、46a,62aは貫通溝、47、63は凹部、53,64は緩衝部材、53a,64aは突出部、54、65は突起状緩衝部材を示す。

Claims (5)

  1. 洗濯物が収容される回転槽と、
    この回転槽内に設けられた撹拌体と、
    前記回転槽を回転させる中空状の槽軸と、
    前記槽軸に挿通され前記撹拌体を回転させる撹拌軸と、
    この撹拌軸を回転させるモータと、
    前記撹拌軸と一体回転するボス部と、
    前記槽軸の外周に常時係合した状態で上下動可能とされ、下降することにより前記ボス部に嵌合して前記槽軸を撹拌軸に連結させる脱水位置と、上昇することにより前記ボス部との嵌合が外れて該槽軸を撹拌軸から切離す洗い位置との間で切替可能に設けられた円筒状のクラッチと、
    洗濯運転の行程に応じて前記クラッチを脱水位置と洗い位置との間で切替えるクラッチ切替手段とを備え、
    前記クラッチの下端部には、前記ボス部に嵌合する複数個の嵌合凹部と嵌合凸部とが円周方向に交互に設けられており、
    前記ボス部には、前記クラッチの下端部が嵌合される、径方向に延びる複数個の歯部と隣り合う歯部間に位置する凹部とが円周方向に交互に設けられ、
    前記歯部には周方向に貫通する貫通溝が形成され、該貫通溝内に緩衝部材が配設されていると共に、前記緩衝部材の両端には、該歯部の側面から周方向に突出する突出部を有していることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記貫通溝内に設けられた緩衝部材の上面は、前記歯部の上端面よりも凹んで位置されることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記貫通溝は、前記歯部の径方向途中部に位置して設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の洗濯機。
  4. 前記貫通溝は、前記歯部の外周端部に位置して前記ボス部の外周側に開放して設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の洗濯機。
  5. 前記ボス部には、前記凹部の底面に位置して、上方に凸となる突起状緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の洗濯機。
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