JP2013236339A - 通信システム、通信制御方法、移動局及び基地局 - Google Patents

通信システム、通信制御方法、移動局及び基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の移動局に対してグループを設定する際に、基地局及び移動局の処理負荷を軽減する。
【解決手段】基地局10は、無線機20が所属可能なグループに対応するグループ情報を無線機20に関連付けて記憶する。基地局10は、無線機20からの認証要求に応じて、中継局60を介してグループ情報を無線機20に送信する。基地局10は、参加を要求するグループを規定する呼出情報を生成する。基地局10は、中継局60を介して、呼出情報を無線機20に送信する。無線機20は、基地局10から受信した呼出情報に規定されたグループに、グループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する。無線機20は、含まれていると判定されたグループに参加する。無線機20は、グループに参加した他の無線機と中継局60を介してデータ通信を行う。
【選択図】図10

Description

本発明は、通信システム、通信制御方法、移動局及び基地局に関する。
無線機等の複数の移動局と基地局との間でデータ通信を行う通信システムでは、各移動局に固有の識別情報が設定されている。移動局の電源がオンになったことを契機に移動局は、識別情報を用いて基地局に自機の認証を要求する。このようにして、基地局に各移動局が認証されることで、移動局と基地局との間での通信が確立され、移動局同士でデータ通信を行えるようになる。
上記システムには、システム内の各移動局にグループ番号が付与されているものがある。同じグループ番号を付与された移動局はグループを構成し、グループ内の移動局同士でデータ通信を行うことができる。
例えば、特許文献1には、親機である無線装置が子機である複数の無線装置にグループ識別番号を付与するシステムが開示されている。特許文献1に開示されたシステムによれば、新たなグループを動的に設定できる。
特開平11−196029号公報
しかし、上記特許文献1に開示されたシステムでは、新たなグループを設定するために、子機が親機に対してグループ識別番号を要求しなければならない。要求を受けた親機は、使用中のグループ識別番号と重複しないグループ識別番号を調べて記憶しなければならない。また、親機は、グループ識別番号を要求した子機に対してのみグループ識別番号を送信するので、グループ識別番号を受信した子機は、グループに加える他の子機にグループ内での通信の開始を通知しなければならない。
このように、グループを設定するたびに基地局及び移動局それぞれが複数の処理を実行する必要があるため、移動局の数が多い場合、基地局及び移動局のCPU(Central Processing Unit)やメモリ等に負担がかかってしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、複数の移動局に対してグループを設定する際に、基地局及び移動局の処理負荷を軽減することができる通信システム、通信制御方法、移動局及び基地局を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る通信システムは、
基地局及び複数の移動局を備える通信システムであって、
前記基地局は、
前記移動局各々が所属可能なグループに対応するグループ情報を、前記移動局に関連付けて記憶する第1の記憶部と、
前記移動局に参加を要求するグループを規定する呼出情報を生成する生成部と、
前記移動局からの認証要求に応じて、前記第1の記憶部に記憶された前記移動局に関連付けられたグループ情報を前記移動局に送信するグループ情報送信部と、
前記生成部によって生成された呼出情報を前記移動局に送信する呼出情報送信部と、
を備え、
前記移動局各々は、
前記基地局から受信したグループ情報を記憶する第2の記憶部と、
前記基地局から受信した呼出情報に規定されたグループに、前記第2の記憶部に記憶されたグループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって含まれていると判定されたグループに自機を参加させる制御部と、
自機が参加しているグループを構成する移動局とデータを送受信する通信部と、
を備える。
この場合、前記呼出情報送信部は、
前記移動局各々に一斉に呼出情報を送信する、
こととしてもよい。
また、前記判定部は、
呼出情報に自機が参加しているグループが規定されているか否かを判定し、
前記制御部は、
前記判定部によって規定されていないと判定された場合、参加しているグループへの自機の参加を解除する、
こととしてもよい。
また、前記制御部は、
前記判定部によって含まれていると判定されたグループが複数の場合、含まれていると判定されたグループのうち、グループにつけられた優先順位が最上位であるグループに自機を参加させる、
こととしてもよい。
また、前記生成部は、
グループ情報を生成し、
前記グループ情報送信部は、
前記生成部によって生成されたグループ情報を前記移動局に送信する、
こととしてもよい。
また、前記呼出情報送信部は、
前記移動局各々に間欠的に呼出情報を送信する、
こととしてもよい。
また、前記制御部は、
前記基地局から所定の時間間隔以上、呼出情報を受信しない場合、参加しているグループへの自機の参加を解除する、
こととしてもよい。
また、グループ情報及び呼出情報は、
あらかじめ定められたビット数で規定されたデータであって、
前記判定部は、
グループ情報及び呼出情報との演算結果により、呼出情報に規定されたグループに、グループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する、
こととしてもよい。
本発明の第2の観点に係る通信制御方法は、
基地局及び複数の移動局を備える通信システムにおける通信制御方法であって、
前記移動局各々が所属可能なグループに対応するグループ情報を、前記移動局に関連付けて前記基地局が記憶する第1の記憶ステップと、
前記基地局が前記移動局からの認証要求に応じて、前記第1の記憶ステップにおいて記憶された前記移動局に関連付けられたグループ情報を前記移動局に送信するグループ情報送信ステップと、
前記移動局各々が前記基地局から受信したグループ情報を記憶する第2の記憶ステップと、
前記基地局が前記移動局に参加を要求するグループを規定する呼出情報を生成する生成ステップと、
前記基地局が前記生成ステップにおいて生成された呼出情報を前記移動局に送信する呼出情報送信ステップと、
前記移動局各々が前記基地局から受信した呼出情報に規定されたグループに、前記第2の記憶ステップにおいて記憶されたグループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する判定ステップと、
前記移動局各々が前記判定ステップにおいて含まれていると判定されたグループに自機を参加させる制御ステップと、
前記移動局各々が参加しているグループを構成する移動局とデータを送受信する通信ステップと、
を含む。
本発明の第3の観点に係る移動局は、
基地局及び複数の移動局を備える通信システムの移動局であって、
自機が所属可能なグループに対応するグループ情報を記憶する記憶部と、
前記基地局から受信した呼出情報に規定された参加を要求するグループに、前記記憶部に記憶されたグループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって含まれていると判定されたグループに自機を参加させる制御部と、
自機が参加しているグループを構成する移動局とデータを送受信する通信部と、
を備える。
本発明の第4の観点に係る基地局は、
基地局及び複数の移動局を備える通信システムの基地局であって、
前記移動局各々が所属可能なグループに対応するグループ情報を、前記移動局に関連付けて記憶する記憶部と、
グループ情報に対応するグループを含むことで前記移動局をそのグループに参加させる呼出情報を生成する生成部と、
前記移動局からの認証要求に応じて、前記記憶部に記憶された前記移動局に関連付けられたグループ情報を前記移動局に送信するグループ情報送信部と、
前記生成部によって生成された呼出情報を前記移動局に送信する呼出情報送信部と、
を備える。
本発明によれば、複数の移動局に対してグループを設定する際に、基地局及び移動局の処理負荷を軽減することができる。
実施の形態1に係る通信システムの全体構成を示すブロック図である。 図1の基地局のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の無線機のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の中継器のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の基地局の機能構成を示すブロック図である。 グループ情報の形式を示す図である。 実施の形態1における各無線機に関連付けられたグループ情報を示す図である。 図1の無線機の機能構成を示すブロック図である。 図1の中継器の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるグループ設定処理のフローチャートである。 実施の形態2における各無線機に関連付けられたグループ情報を示す図である。 実施の形態3におけるグループ解除処理のフローチャートである。 実施の形態4におけるグループ設定処理のフローチャートである。
本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1について説明する。本実施の形態に係る通信システム100の全体構成を説明する。図1は、通信システム100の全体構成を示す。通信システム100は、基地局10と、移動局としての無線機20、30、40、50(無線機20等)と、中継局60とを備える。
基地局10は、例えば、オペレータ等により操作されるコンソールに接続された無線装置である。基地局10は、無線機20等それぞれに対して送信用周波数を用いてデータを送信する。また、基地局10は、無線機20等それぞれから送信用周波数と異なる受信用周波数を用いてデータを受信する。
無線機20等は、例えば、トランシーバである。無線機20等は、通話機能等を備える。無線機20は、基地局10、無線機30、40、50との間で所定の周波数を用いて通話に係るデータ等を送受信する。無線機20と無線機30との通信形式は、例えば、半二重式である。半二重式の通信では、無線機20等は、PTT(Push to Talk)形式によって、所定のボタンが押下されている場合に送信用周波数を用いてデータを送信する。一方、当該ボタンを押下が解除された場合に、無線機20は、送信用周波数と異なる受信用周波数を用いてデータを受信する。
基地局10と無線機20等との間の無線通信及び無線機20、30、40、50同士の無線通信は、中継局60によって中継される。中継局60は、電波の受信感度を上げるため、高いビルの屋上等に設置される。このようにして、中継局60は、広範囲の通信エリアをカバーできる。
中継局60は、複数の中継器70、80、90(中継器70等)を備える。中継器70等は、例えば、レピータである。中継器70等は、異なる周波数を用いて同時に基地局10又は無線機20等とデータを送受信することにより、基地局10と無線機20等との間及び無線機20、30、40、50同士でのデータの送受信を中継する。より詳細には、中継器70等は、例えば、受信用周波数を用いて無線機20からデータを受信し、送信用周波数を用いて無線機20にデータを送信する。
中継器70は、通話チャネルとして固有の1組の送信用周波数及び受信用周波数を用いてデータを送受信する。このため、中継局60は、複数の中継器70等を備えることにより、複数の通話チャネルを用いることができる。
中継局60は、無線機20等に周波数を共有させるトランキング機能を備える。このため、中継局60に備えられた中継器70等のうち、例えば、中継器70は、制御チャネル用の特別な送信用周波数及び受信用周波数を用いる。基地局10及び無線機20等は、待ち受け時には制御チャネルの送信用周波数を受信している。これにより、中継器70は、制御チャネルの送信用周波数を用いてデータを送信することで、データを基地局10、無線機20等に一斉に送信できる。
通信システム100において、無線機20等はグループを構成することができる。例えば、無線機20及び無線機30がグループA、無線機40及び無線機50がグループBとした場合、無線機20は、中継局60を介して無線機30と通信することができるが、グループBに所属する無線機40及び無線機50とは通信することはできない。
グループには、通常グループと臨時グループとがある。通常グループは、基地局10及び無線機20等の仕様、運用状況によってあらかじめ定められており、無線機20等各々に設定されている。通常のグループは、固定されており、無線機20等のメンテナンス等を行う場合以外では、通常のグループの設定が変更されることはない。
一方、臨時グループは、一時的に使用されることを想定しており、臨時グループの設定は、随時変更できる。臨時グループの設定を変更することによって、例えば、グループを構成する無線機20等の変更、新しいグループの作成、グループの解除等が可能である。臨時グループの設定は、基地局10によって行われる。以下において「グループ」は、臨時グループを意味するものとする。
同一のグループを構成する無線機20等におけるデータの送受信は、中継局60によるトランキング機能によって実行される。例えば、制御チャネルの送信用周波数を用いて基地局10からグループに呼び出されると、無線機20は、中継局60によって割り当てられた中継器80の通話チャネルに移行する。無線機20は、その通話チャネルの送信用周波数及び受信用周波数を用いて、グループを構成する無線機30、40と中継器80を介してデータを送受信する。
次に、基地局10のハードウェア構成について説明する。図2は、基地局10のハードウェア構成を示す。基地局10は、ROM(Read Only Memory)11と、RAM(Random Access Memory)12と、外部記憶装置13と、CPU14と、通信インタフェース15と、アンテナ16とを備える。ROM11と、RAM12と、外部記憶装置13と、CPU14とは、装置内バスで接続されている。また、CPU14は、通信インタフェース15に通信ケーブルで接続している。通信インタフェース15は、アンテナ16に接続している。
ROM11は、各種初期設定、ハードウェアの検査、ソフトウェアプログラムのロード等を行うための初期プログラムを記憶する。ROM11は、例えば、フラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリ等でもよい。
RAM12は、CPU14が実行する各種ソフトウェアプログラム、これらのソフトウェアプログラムの実行に必要なデータ等を一時的に記憶する。RAM12は、例えば、電源供給を必要としないフラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリ、読み出し速度及びランダムアクセスに優れたNOR型フラッシュメモリ、集積度及び書き込み速度に優れるNAND型フラッシュメモリ等でもよい。
外部記憶装置13は、例えば、ハードディスク等であって、各種ソフトウェアプログラム、ソフトウェアプログラムの実行に必要なパラメータ等の各種データを記憶する。これらソフトウェアプログラムの中には、アプリケーションソフトウェアプログラムやOS(Operating System)のような基本ソフトウェアプログラム等が含まれている。
CPU14は、外部記憶装置13に記憶されたソフトウェアプログラムをRAM12に読み出して、そのソフトウェアプログラムを実行制御することにより、以下で説明する機能構成を実現する。
通信インタフェース15は、送受信回路等を備える。通信インタフェース15は、送受信回路を用いて中継局60との無線通信に係るデータ処理等を行う。通信インタフェース15は、アンテナ16を介して、中継局60との間でデータを含む電波を送受信する。
次に、無線機20のハードウェア構成について説明する。図3は、無線機20のハードウェア構成を示す。無線機20は、ROM21と、RAM22と、外部記憶装置23と、CPU24と、通信インタフェース25と、アンテナ26とを備える。ROM21と、RAM22と、外部記憶装置23と、CPU24とは、装置内バスで接続されている。また、CPU24は、通信インタフェース25に通信ケーブルで接続している。通信インタフェース25は、アンテナ26に接続している。
ROM21、RAM22、外部記憶装置23及びCPU24は、それぞれ上記のROM11、RAM12、外部記憶装置13及びCPU14と同様である。
通信インタフェース25は、送受信回路等を備える。通信インタフェース25は、送受信回路を用いて中継局60との無線通信に係るデータ処理等を行う。通信インタフェース25は、アンテナ26を介して、中継局60との間でデータを含む電波を送受信する。
なお、無線機30、40、50のハードウェア構成は、上記無線機20と同じである。
次に、中継局60を構成する中継器70のハードウェア構成について説明する。図4は、中継器70のハードウェア構成を示す。中継器70は、ROM71と、RAM72と、外部記憶装置73と、CPU74と、送信機75と、受信機76と、デコーダ77と、アンテナ78と、アンテナ79とを備える。ROM71と、RAM72と、外部記憶装置73と、CPU74とは、装置内バスで接続されている。CPU74は、送信機75及びデコーダ77にバスで接続している。デコーダ77は、受信機76に専用バスで接続している。送信機75及び受信機76は、それぞれアンンテナ78及びアンテナ79に接続している。
ROM71、RAM72、外部記憶装置73及びCPU74は、それぞれ上記のROM11、RAM12、外部記憶装置13及びCPU14と同様である。
送信機75は、送信回路等を備える。送信機75は、送信回路を用いて、基地局10又は無線機20等との無線通信に係るデータ処理等を行う。送信機75は、アンテナ78を介して、基地局10又は無線機20等にデータを含む電波を送信する。
受信機76は、受信回路等を備える。受信機76は、受信回路を用いて、基地局10又は無線機20等との無線通信に係るデータ処理等を行う。受信機76は、アンテナ79を介して、基地局10又は無線機20等からデータを含む電波を受信する。
デコーダ77は、受信機76によって受信された電波に含まれる所定の信号を検出する。デコーダ77は、所定の信号を検出するとCPU74に送信機75をオンにする信号を入力する。これを受けて、CPU74は、受信機76によって受信したデータを、送信機75を介して基地局10又は無線機20等に送信する。
なお、中継器80、90のハードウェア構成は、上記中継器70と同じである。中継局60は、中継器70等を制御することによって、通信システム100におけるデータ通信を中継する。
次に、図5を参照して、基地局10の機能構成を説明する。
基地局10は、図5に示すように、記憶部1(第1の記憶部)と、生成部2と、通信部3(グループ情報送信部及び呼出情報送信部)とを備える。記憶部1は、外部記憶装置13の記憶領域に構築されている。
記憶部1は、無線機20等各々が所属可能なグループに対応するグループ情報を、無線機20等に関連付けて記憶する。例えば、グループ情報は、図6に示すように、あらかじめ定められたビット数で規定されるデータである。ビット数は、グループの数で決まる。ここでは、グループ9001〜9008の8グループを仮定するため、グループ情報は8ビットで規定される。左から1番目のビットがグループ9001、2番目のビットがグループ9002、3番目のビットがグループ9003、4番目のビットがグループ9004、5番目のビットがグループ9005、6番目のビットがグループ9006、7番目のビットがグループ9007、8番目のビットがグループ9008を表す。ビットが「1」の場合は、そのビットに対応するグループに無線機20等が所属できることを示す。一方、ビットが「0」の場合は、そのビットに対応するグループに無線機20等が所属できないことを示す。
例えば、記憶部1は、図7に示すように、無線機20等各々に関連付けてグループ情報を記憶する。無線機20に関連付けられたグループ情報は「00010001」なので、無線機20はグループ9004及びグループ9008に所属できる。無線機30に関連付けられたグループ情報は「00000001」なので、無線機30はグループ9008に所属できる。無線機40に関連付けられたグループ情報は「10010000」なので、無線機40はグループ9001及びグループ9004に所属できる。無線機50に関連付けられたグループ情報は「00000010」なので、無線機50はグループ9007に所属できる。
生成部2は、無線機20等に参加を要求するグループを規定する呼出情報を生成する。呼出情報は、上記グループ情報と同じ形式である。例えば、生成部2は、グループ9004及びグループ9008を設定する場合、呼出情報「00010001」を生成する。呼出情報では、「1」のビットに対応するグループが無線機20等にグループへの参加を要求することを示す。つまり、呼出情報「00010001」には、無線機20等に参加を要求するグループとしてグループ9004及びグループ9008が規定されている。なお、生成部2は、CPU14によって実現される。
図5に戻って、通信部3は、中継局60との間で無線通信によってデータを送受信する。より詳細には、通信部3は、中継局60から受信した電波に含まれる信号の周波数の変換、復調等を行う。通信部3は、中継局60に送信する電波に含まれる信号を生成するためにベースバンド信号の周波数の変換、変調等を行う。通信部3は、CPU14及び通信インタフェース15によって実現される。
通信部3は、グループ情報送信部として機能し、無線機20からの認証要求に応じて、記憶部1に記憶された無線機20に関連付けられたグループ情報を無線機20に送信する。例えば、無線機20は、自機の電源がオンにされた際、基地局10との間でのデータ通信を確立させるために自機に固有のID等の認証を要求するデータを、中継局60を介して基地局10に送信する。通信部3は、中継局60を介して無線機20等から当該データを受信すると、記憶部1に記憶された無線機20に関連付けられたグループ情報を、中継局60を介して無線機20に送信する。同様に、通信部3は、中継局60を介して無線機30、40、50から当該データを受信した場合は、記憶部1に記憶された無線機30、40、50に関連付けられたグループ情報を、中継局60を介して、それぞれ無線機30、40、50に送信する。
通信部3は、呼出情報送信部として機能し、生成部2によって生成された呼出情報を、中継局60を介して無線機20等各々に一斉に報知する。例えば、通信部3は、中継局60に呼出情報「00010001」を送信する。呼出情報を受信した中継局60は、制御チャネルの送信用周波数を用いて、無線機20等に一斉に呼出情報「00010001」を送信する。これにより、無線機20等は、それぞれが同一の呼出情報を受信する。
次に、図8を参照して、無線機20の機能構成を説明する。なお、無線機30、40、50の機能構成は、以下で説明する無線機20と同じである。
無線機20は、記憶部4(第2の記憶部)と、判定部5と、制御部6と、通信部7とを備える。記憶部4は、外部記憶装置23の記憶領域に構築されている。
記憶部4は、基地局10から受信したグループ情報を記憶する。基地局10は、中継局60を介して無線機20に、図7に示すようなグループ情報「00010001」を送信する。記憶部4は、中継局60を介して受信したグループ情報「00010001」を記憶する。他の無線機30、40、50に対して、基地局10は、中継局60を介して、それぞれグループ情報「00000001」、「10010000」、「00000010」を送信する。無線機30、40、50の記憶部4は、中継局60を介して受信したグループ情報を記憶する。
判定部5は、中継局60を介して基地局10から受信した呼出情報に規定されたグループに、記憶部4に記憶されたグループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する。判定部5は、グループ情報及び呼出情報との演算結果により、呼出情報に規定されたグループに、グループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する。例えば、判定部5は、グループ情報と呼出情報とのAND演算を用いて判定する。AND演算では、2つの同じビット数のデータを入力とし、同じ位置のビット同士で演算を行って、同じビット数のデータを出力する。演算では、入力されたデータの同じ位置のビット同士が「1」であれば、出力されるデータにおけるその位置のビットは「1」となる。入力されたデータの同じ位置のビットが「1」と「0」又は「0」と「0」であれば、出力されるデータにおけるそのビットは「0」となる。
記憶部4に記憶されたグループ情報は「00010001」である。これに対し、呼出情報は「00010001」である。両者についてAND演算を行うと、「00010001」が出力される。このため、判定部5は、「1」となったビットに対応するグループ9004及びグループ9008が呼出情報に規定されたグループに含まれていると判定する。
無線機30の場合、無線機30に記憶されたグループ情報は、「00000001」である。これに対して基地局10から受信した呼出情報は、「00010001」である。このため、無線機30では、AND演算により「00000001」が出力され、グループ9008が呼出情報に規定されたグループに含まれていると判定される。
無線機40の場合、無線機40に記憶されたグループ情報は、「10010000」である。これに対して基地局10から受信した呼出情報は、「00010001」である。このため、無線機40では、AND演算により「00010000」が出力され、グループ9004が呼出情報に規定されたグループに含まれていると判定される。
無線機50の場合、無線機50に記憶されたグループ情報は、「00000010」である。これに対して基地局10から受信した呼出情報は、「00010001」である。このため、無線機40では、AND演算により「00000000」が出力され呼出情報に規定されたグループに、グループ情報に対応するグループが含まれていないと判定される。
制御部6は、判定部5によって含まれていると判定されたグループに自機を参加させる。このとき、制御部6は、含まれていると判定されたグループが複数の場合、判定部5によって含まれていると判定されたグループのうち、グループにつけられた優先順位が最上位のグループに自機を参加させる。本実施の形態では、グループ9001が最も優先順位が高く、グループ9001からグループ9008に向かって優先順位が低くなるものとする。
例えば、制御部6は、中継局60によってグループに割り当てられた通話チャネルの送信用周波数及び受信用周波数を用いてデータを送受信するように通信部7を制御することで、グループに自機を参加させる。
制御部6は、自機をグループに参加させた際、自機が参加しているグループを記憶部4に記憶させる。これにより、制御部6は、記憶部4を参照することで自機が参加しているグループを認識できる。
上記の例では、制御部6は、判定部5によって含まれていると判定されたグループ9004とグループ9008の内、優先順位が高い方のグループ9004に無線機20を参加させる。また、無線機30は、グループ9008に参加する。無線機40は、グループ9004に参加する。無線機50は、いずれのグループにも参加しない。結果的に、無線機20と無線機40とが構成するグループ9004及び無線機30が構成するグループ9008が設定される。
通信部7は、中継局60との間で無線通信によってデータを送受信する。より詳細には、通信部7は、中継局60から受信した電波に含まれる信号の周波数の変換、復調等を行う。通信部7は、中継局60に送信する電波に含まれる信号を生成するためにベースバンド信号の周波数の変換、変調等を行う。
通信部7は、中継局60を介して、基地局10との間で種々のデータを送受信する。例えば、通信部7は、自機の電源がオンになったことを契機に自機のIDの認証を要求するデータを、中継局60を介して基地局10に送信する。
通信部7は、自機が参加しているグループを構成する無線機30等とデータを送受信する。例えば、通信部7は、中継局60から割り当てられた通話チャネルの送信用周波数及び受信用周波数を用いて、同じグループの無線機30とデータを送受信する。通信部7は、CPU24及び通信インタフェース25によって実現される。
例えば、無線機20と無線機30とから構成されるグループにおけるデータの送受信では、無線機20は、中継局60によってグループに割り当てられた通話チャネルの送信用周波数を用いて中継局60にデータを送信する。中継局60は、通話チャネルの送信用周波数を用いて無線機20から送信されたデータを受信する。そして、中継局60は、通話チャネルの受信用周波数を用いて無線機30にデータを送信する。無線機30は、通話チャネルの受信用周波数を用いて中継局60から送信されたデータを受信する。このようにして、グループを構成する無線機20、30は、データを送受信することができる。通話チャネルの送信用周波数及び受信用周波数は、中継局60がグループ毎にあらかじめ設定してもよい。
次に、図9を参照して、中継局60を構成する中継器70の機能構成を説明する。
中継器70は、記憶部91と、通信部92と、検出部93と、制御部94とを備える。記憶部91は、外部記憶装置73の記憶領域に構築されている。
記憶部91は、種々のデータを記憶する。記憶部91は、中継器70等に割り当てられたアドレスや中継に使用する送信用周波数及び受信用周波数のデータ等を記憶する。
通信部92は、基地局10又は無線機20等との間で無線通信によってデータを送受信する。より詳細には、例えば、通信部92は、基地局10、無線機20等から受信した電波に含まれる信号の周波数の変換、復調等を行う。通信部92は、基地局10、無線機20等に送信する電波に含まれる信号を生成するためにベースバンド信号の周波数の変換、変調等を行う。
検出部93は、中継器80及び90と通信することにより、中継器80及び90におけるチャネルの使用状態を検出する。例えば、制御チャネル用の中継器70は、通話チャネル用の中継器80及び90におけるチャネルの使用状態を検出し、使用状態等の中継器80及び90に関する情報を制御部94に通知する。
制御部94は、検出部93より中継器80及び90に関する情報を得ることにより、基地局10又は無線機20からの通信の要求があった場合、通信が行われていない通話チャネル用の中継器80又は90の中継動作を、検出部93を介して指示するとともに、通信部92を介して通信の要求があった基地局10又は無線機20に対して通話チャネルを指示する。
次に、図10を参照して、本実施の形態に係る基地局10及び無線機20等のグループ設定処理に係る動作のフローを説明する。なお、以下のフローの説明では、基地局10及び無線機20の動作のフローについて説明するが、実際には、無線機30、40、50も、無線機20と同様に動作する。
電源のオン等を契機に無線機20は、基地局10にIDの認証を要求するデータを、中継局60を介して基地局10に送信して、認証を要求する(ステップS1)。基地局10の通信部3は、中継局60を介して無線機20にグループ情報を送信する(ステップS2)。グループ情報を受信した無線機20は、記憶部4にグループ情報を記憶する(ステップS3)。
続いて、基地局10の生成部2は、呼出情報を生成する(ステップS4)。通信部3は呼出情報を送信するとともに、中継局60に対して、制御チャネルで呼出情報を全ての無線機に送信する指示を行う(ステップS5)。
無線機20は、基地局10から受信した呼出情報に規定されたグループに、記憶部4に記憶されたグループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する(ステップS6)。呼出情報に規定されたグループに、グループ情報に対応するグループが含まれている場合(ステップS6;Yes)、無線機20は、呼出情報に規定されたグループに参加する。そして、基地局10及び無線機20は、グループ設定処理を終了する。
一方、呼出情報に規定されたグループに、グループ情報に対応するグループが含まれていない場合(ステップS6;No)、無線機20は、グループ設定処理を終了する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、所属可能なグループに対応するグループ情報をあらかじめ無線機20等に記憶させる。このようにすることで、無線機20等は、基地局10から送信された呼出情報に規定されたグループに所属可能なグループが含まれているか否かを判定するだけで、グループに参加できる。また、基地局10は呼出情報を生成して、無線機20等に送信するだけでグループを設定できる。このため、複数の移動局に対してグループを設定する際に、基地局10及び無線機20等の処理負荷を軽減することができる。
また、本実施の形態では、通信部3は、中継局60の制御チャネルを用いて、無線機20等各々に呼出情報を一斉に送信するようにした。こうすることで、無線機20、30、40、50に個別に呼出情報を送信するよりも呼出情報の送信に係る処理を簡略化できる。これにより、基地局10の処理負荷をさらに軽減することができる。
なお、本実施の形態では、制御部6は、判定部5によって含まれていると判定されたグループが複数の場合、判定部5によって含まれていると判定されたグループのうち、グループにつけられた優先順位が最上位のグループに自機を参加させるようにした。これにより、基地局10は、例えば、最も多くの無線機20等が所属可能なグループにつける優先順位を最上位に変更することによって、グループを構成する無線機20等の数が最大となるようにグループを設定できる。
なお、本実施の形態では、グループ情報及び呼出情報は、あらかじめ定められたビット数で規定されたデータとした。こうすることで、グループ情報及び呼出情報をビット形式のデータとして送受信できるので、送受信するデータ量を抑えることができる。また、判定部5は、グループ情報及び呼出情報とのAND演算の結果により、呼出情報に規定されたグループにグループ情報に対応するグループが含まれるか否かを判定するようにした。AND演算は、データを高速に処理できる点で有利である。なお、判定部5は、AND演算に限らず、四則演算等を用いて判定してもよい。
なお、本実施の形態では、グループ9004及びグループ9008の2つのグループを同時に設定する例を説明したが、これに限られない。例えば、無線機20と無線機40とがグループ9004に、無線機30がグループ9008に参加した状態で、生成部2は、グループ9004を規定する呼出情報「00010000」を生成する。通信部3は、中継局60を介して、この呼出情報を無線機20等各々に一斉に送信すると、判定部5の判定結果により、無線機20と無線機40とで構成されるグループ9004が維持され、グループ9008は解除される。このように、通信システム100は、呼出情報に応じてグループを設定できるので、自由度の高いグループの設定が可能である。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について説明する。
上記実施の形態1では、グループ情報及び呼出情報は、あらかじめ定められたビット数で規定されたデータとした。これは、上記のように送受信するデータ量を抑えることができる点で有効である半面、設定するグループ数の上限をあらかじめ決めなければいけないという制限があった。そこで、本実施の形態では、グループ数の上限を決めなくてよい実施の形態を説明する。
本実施の形態における基地局10、無線機20等及び中継局60のハードウェア構成及び機能構成は、上記実施の形態1と同様である。本実施の形態では、グループ情報がグループに固有のID(以下、単に「グループID」とする)である点が上記実施の形態1と異なる。
図11に示すように、例えば、基地局10の記憶部1は、無線機20等各々が所属可能なグループに対応するグループ情報として、グループIDを無線機20等各々に関連付けて記憶する。例えば、記憶部1は、無線機20に関連付けて「9004」、「9008」を記憶する。記憶部1は、無線機30に関連付けて「9008」を記憶する。記憶部1は、無線機40に関連付けて「9001」、「9004」を記憶する、記憶部1は、無線機50に関連付けて「9007」を記憶する。生成部2は、呼出情報として「9004、9008」を生成する。
判定部5は、中継局60を介して基地局10から受信した呼出情報「9004、9008」を解析し、グループID「9004」及び「9008」を抽出する。判定部5は、抽出したグループIDに、記憶部4に記憶されたグループIDが含まれているか否かを判定する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、グループ情報としてグループIDを用いた。これにより、基地局10は、グループ数の上限をあらかじめ決めなくてよいので、多数のグループを新たに設定できる。この結果、基地局10は、より柔軟にグループを設定できる。
また、ユーザは、グループの数が明確に定まらない場合は、グループ情報としてグループIDを採用し、グループの数が明確に定まっている場合は、グループ情報としてビット形式を採用すればよいので、システムの設計時の状況に応じてグループ情報の種別を選択できる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について説明する。
本実施の形態における基地局10無線機20等及び中継局60のハードウェア構成は、上記実施の形態1と同じである。本実施の形態では、判定部5及び制御部6の機能が上記実施の形態1と異なる。
判定部5は、基地局10から受信した呼出情報に自機が参加しているグループが規定されているか否かを判定する。例えば、受信した呼出情報が「00000000」の場合、判定部5は、グループ情報及び呼出情報とのAND演算の結果、「00000000」を出力する。判定部5は、「00000000」が出力された場合は、呼出情報に自機が参加しているグループが規定されていないと判定する。なお、無線機30、40、50においても、呼出情報が「00000000」の場合は、AND演算の結果は全て「00000000」となる。
制御部6は、判定部5によって呼出情報に自機が参加しているグループが規定されていないと判定された場合、参加しているグループへの自機の参加を解除する。例えば、上記実施の形態1であれば、無線機20及び無線機40は、グループ9004への参加を解除し、無線機30は、グループ9008への参加を解除する。これによって、全てのグループがなくなる。
次に、図12を参照して、基地局10及び無線機20等のグループ解除処理に係る動作のフローを説明する。なお、以下のフローの説明では、無線機20がグループ9004に参加していることを前提とする。
生成部2は、呼出情報「00000000」を生成する(ステップS11)。通信部3は、中継局60を介して生成した呼出情報を無線機20に送信する(ステップS12)。続いて、無線機20は、基地局10から受信した呼出情報に自機が参加しているグループが規定されているか否かを判定する(ステップS13)。
呼出情報に自機が参加しているグループが規定されていない場合(ステップS13;No)、無線機20は、グループ9004への参加を解除する(ステップS14)。そして、基地局10及び無線機20は、グループ解除処理を終了する。
一方、呼出情報に自機が参加しているグループが規定されている場合(ステップS13;Yes)、無線機20は、上記実施の形態1で説明したステップS6、ステップS7を実行して(図10参照)、グループ解除処理を終了する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、呼出情報に自機が参加しているグループが規定されていない場合、無線機20等は、参加しているグループへの参加を解除する。こうすることで、例えば、通常のグループでデータ通信を行いたい場合等に、呼出情報「00000000」を送信するだけで、全てのグループを容易に解除することができる。
なお、基地局10は、制御チャネルから報知情報により全ての移動局のグループを解除してもよいし、個別の無線機に対しての通信により個別にグループを解除してもよい。
また、本実施の形態では、判定部5は、AND演算を用いて呼出情報に自機が参加しているグループが規定されているか否かを判定するようにした。当該判定はこれに限らず、例えば、判定部5は、呼出情報が「00000000」である場合は、演算せずに呼出情報に自機が参加しているグループが規定されていないと判定してもよい。また、本実施の形態においてもグループ情報及び呼出情報は、グループIDであってもよい。この場合は、判定部5は、呼出情報が空のデータのときに、呼出情報に自機が参加しているグループが規定されていないと判定すればよい。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について説明する。
上記各実施の形態では、無線機20は、記憶部4に記憶されたグループ情報に対応するグループ9004、グループ9008にしか参加できない。そこで、本実施の形態では、無線機20をグループ9007に参加させる場合を説明する。
本実施の形態における基地局10及び無線機20等のハードウェア構成は、上記実施の形態1と同じである。本実施の形態では、生成部2、通信部3及び記憶部4の機能が上記実施の形態1と異なる。
生成部2は、無線機20が所属可能なグループに対応するグループ情報を生成する。例えば、生成部2は、無線機20がグループ9007に所属できることを示すグループ情報「00000010」を生成する。
通信部3は、生成部2によって生成されたグループ情報を、中継局60を介して無線機20に送信する。ここでは、グループ情報を無線機20にのみ送ればよいので、通信部3は、グループ情報を含むメッセージを、中継局60を介して無線機20に送信する。
無線機20の記憶部4は、中継局60を介して基地局10から受信したメッセージに含まれるグループ情報を記憶する。これによって、記憶部4に記憶されたグループ情報は、「00010001」から「00000010」に上書きされる。
この状態において、中継局60を介して基地局10から無線機20に呼出情報「00010010」が送信されると、判定部5は、グループ9007が含まれていると判定する。この結果、制御部6は、判定部5によって含まれていると判定されたグループ9007に自機を参加させる。
無線機20が所属可能なグループに対応するグループ情報を元に戻す場合には、生成部2は、グループ9004及びグループ9008に所属できることを示すグループ情報「00010001」を生成する。基地局10は、このグループ情報を含むメッセージを、中継局60を介して無線機20に送信することで無線機20が所属可能なグループに対応するグループ情報を元に戻すことができる。
次に、図13を参照して、本実施の形態に係る基地局10及び無線機20等のグループ設定処理に係る動作のフローを説明する。
生成部2は、グループ情報を生成する(ステップS21)。通信部3は、中継局60を介してグループ情報を無線機20に送信する(ステップS22)。続いて、無線機20の記憶部4は、基地局10から受信したグループ情報を記憶する(ステップS23)。
以上詳細に説明したように、上記実施の形態では、無線機20が所属可能なグループに対応するグループ情報が生成され、送信されたグループ情報が無線機20に記憶される。こうすることで、基地局10は、無線機20が所属可能なグループを変更できるので、さらに柔軟に複数の無線機20等にグループを設定できる。
また、基地局10は、グループ情報を生成して無線機20に送信すれば、無線機20が所属可能なグループを元に戻すことができるので、グループを容易に管理できる。
なお、上記各実施の形態において、通信部3は、中継局60を介して無線機20等各々に間欠的に呼出情報を送信するようにしてもよい。こうすることで、最初の呼出情報の送信時には、電源がオフで基地局10に認証されなかった無線機20等を、グループに随時参加させることができる。例えば、電源がオンになった無線機20は、認証要求により、中継局60を介して基地局10からグループ情報を受信する。この時点で、グループ9004が設定されていても、無線機20は、間欠的に送信される呼出情報を受信して、グループ9004に参加することができる。
また、上記各実施の形態では、制御部6は、中継局60を介して基地局10から所定の時間間隔以上、呼出情報を受信しない場合、参加しているグループへの自機の参加を解除するようにしてもよい。例えば、期間を限定してグループを設定したい場合、基地局10は、その期間満了の所定時間前に呼出情報の送信を実行しないようにすれば、期間満了時にグループを自動的に解除できる。
なお、上記各実施の形態では、基地局10と無線機20等との間のデータ通信を中継局60が中継するようにした。本発明はこれに限らず、基地局10と無線機20等とが直接データを送受信するようにしてもよい。
なお、中継局60のアンテナ78、79は、送受信用の1つのアンテナにしてもよい。また、基地局10は、オペレータにより操作されるディスパッチ等を備えてもよい。
また、上記各実施の形態では、基地局10が呼出情報を生成し、中継局60を介して無線機20等に送信するようにした。本発明はこれに限らず、例えば、基地局10からグループの設定に関して授権された無線機20が呼出情報を生成し、中継局60を介して無線機30、40、50に呼出情報を送信するようにしてもよい。
なお、無線機20等は、PTT方式に限らず、音声を感知して自動的に送受信を切り替えるVOX(Voice Operating Replay)形式によってデータを送受信するようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態における無線機20等は、例えば、PDA(Personal Digital Assistant又はPersonal Data Assistance)、PC(Personal Computer)、通信機能を有するデジタルカメラ、ゲーム機器等であってもよい。
なお、上記実施の形態において、実行されるソフトウェアプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read−Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto−Optical disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するシステムを構成することとしてもよい。
また、ソフトウェアプログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OSが分担して実現する場合又はOSとアプリケーションソフトウェアプログラムとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
1、4、91 記憶部
2 生成部
3、7、92 通信部
5 判定部
6、94 制御部
10 基地局
11、21、71 ROM
12、22、72 RAM
13、23、73 外部記憶装置
14、24、74 CPU
15、25 通信インタフェース
16、26、78、79 アンテナ
20、30、40、50 無線機
60 中継局
70、80、90 中継器
75 送信機
76 受信機
77 デコーダ
93 検出部
100 通信システム

Claims (11)

  1. 基地局及び複数の移動局を備える通信システムであって、
    前記基地局は、
    前記移動局各々が所属可能なグループに対応するグループ情報を、前記移動局に関連付けて記憶する第1の記憶部と、
    前記移動局に参加を要求するグループを規定する呼出情報を生成する生成部と、
    前記移動局からの認証要求に応じて、前記第1の記憶部に記憶された前記移動局に関連付けられたグループ情報を前記移動局に送信するグループ情報送信部と、
    前記生成部によって生成された呼出情報を前記移動局に送信する呼出情報送信部と、
    を備え、
    前記移動局各々は、
    前記基地局から受信したグループ情報を記憶する第2の記憶部と、
    前記基地局から受信した呼出情報に規定されたグループに、前記第2の記憶部に記憶されたグループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって含まれていると判定されたグループに自機を参加させる制御部と、
    自機が参加しているグループを構成する移動局とデータを送受信する通信部と、
    を備える通信システム。
  2. 前記呼出情報送信部は、
    前記移動局各々に一斉に呼出情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記判定部は、
    呼出情報に自機が参加しているグループが規定されているか否かを判定し、
    前記制御部は、
    前記判定部によって規定されていないと判定された場合、参加しているグループへの自機の参加を解除する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記制御部は、
    前記判定部によって含まれていると判定されたグループが複数の場合、含まれていると判定されたグループのうち、グループにつけられた優先順位が最上位であるグループに自機を参加させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 前記生成部は、
    グループ情報を生成し、
    前記グループ情報送信部は、
    前記生成部によって生成されたグループ情報を前記移動局に送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信システム。
  6. 前記呼出情報送信部は、
    前記移動局各々に間欠的に呼出情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信システム。
  7. 前記制御部は、
    前記基地局から所定の時間間隔以上、呼出情報を受信しない場合、参加しているグループへの自機の参加を解除する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信システム。
  8. グループ情報及び呼出情報は、
    あらかじめ定められたビット数で規定されたデータであって、
    前記判定部は、
    グループ情報及び呼出情報との演算結果により、呼出情報に規定されたグループに、グループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の通信システム。
  9. 基地局及び複数の移動局を備える通信システムにおける通信制御方法であって、
    前記移動局各々が所属可能なグループに対応するグループ情報を、前記移動局に関連付けて前記基地局が記憶する第1の記憶ステップと、
    前記基地局が前記移動局からの認証要求に応じて、前記第1の記憶ステップにおいて記憶された前記移動局に関連付けられたグループ情報を前記移動局に送信するグループ情報送信ステップと、
    前記移動局各々が前記基地局から受信したグループ情報を記憶する第2の記憶ステップと、
    前記基地局が前記移動局に参加を要求するグループを規定する呼出情報を生成する生成ステップと、
    前記基地局が前記生成ステップにおいて生成された呼出情報を前記移動局に送信する呼出情報送信ステップと、
    前記移動局各々が前記基地局から受信した呼出情報に規定されたグループに、前記第2の記憶ステップにおいて記憶されたグループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    前記移動局各々が前記判定ステップにおいて含まれていると判定されたグループに自機を参加させる制御ステップと、
    前記移動局各々が参加しているグループを構成する移動局とデータを送受信する通信ステップと、
    を含む通信制御方法。
  10. 基地局及び複数の移動局を備える通信システムの移動局であって、
    自機が所属可能なグループに対応するグループ情報を記憶する記憶部と、
    前記基地局から受信した呼出情報に規定された参加を要求するグループに、前記記憶部に記憶されたグループ情報に対応するグループが含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって含まれていると判定されたグループに自機を参加させる制御部と、
    自機が参加しているグループを構成する移動局とデータを送受信する通信部と、
    を備える移動局。
  11. 基地局及び複数の移動局を備える通信システムの基地局であって、
    前記移動局各々が所属可能なグループに対応するグループ情報を、前記移動局に関連付けて記憶する記憶部と、
    グループ情報に対応するグループを含むことで前記移動局をそのグループに参加させる呼出情報を生成する生成部と、
    前記移動局からの認証要求に応じて、前記記憶部に記憶された前記移動局に関連付けられたグループ情報を前記移動局に送信するグループ情報送信部と、
    前記生成部によって生成された呼出情報を前記移動局に送信する呼出情報送信部と、
    を備える基地局。
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