JP2013235417A - 電源制御装置、電子機器及び電源制御方法 - Google Patents

電源制御装置、電子機器及び電源制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013235417A
JP2013235417A JP2012107363A JP2012107363A JP2013235417A JP 2013235417 A JP2013235417 A JP 2013235417A JP 2012107363 A JP2012107363 A JP 2012107363A JP 2012107363 A JP2012107363 A JP 2012107363A JP 2013235417 A JP2013235417 A JP 2013235417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
power supply
register
control unit
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012107363A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6047918B2 (ja
Inventor
Akira Morita
晶 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012107363A priority Critical patent/JP6047918B2/ja
Publication of JP2013235417A publication Critical patent/JP2013235417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6047918B2 publication Critical patent/JP6047918B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】電力供給が停止する前に所定の処理を行うことが可能な電源制御装置を提供する。
【解決手段】電源制御装置が、電源制御装置内の温度を測定する温度センサーと、第1の温度を示す第1の比較値が保持される第1のレジスターと、第1の温度よりも低い第2の温度を示す第2の比較値が保持される第2のレジスターと、状態レジスターと、温度センサーの検出値が示す検出温度と、第1の温度及び前記第2の温度との比較を行う第1制御部と、第2制御部と、を含み、検出温度が、第1の温度と第2の温度との間にあるときは、第1制御部により第1のコードが状態レジスターに設定され、第1制御部が検出温度が第1の温度よりも高いことを検出したときは、第2制御部が第1のコードで定義された制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源制御装置、電源制御装置を有する電子機器及び電源制御方法に関する。
従来、電子機器若しくは電気機器において、半導体装置の集積化や組み込まれているマイクロコンピューターなどの動作周波数の高速化などに伴い、機器で使用される電力が大きくなる傾向にある。このため、消費電力に見合ったより容量の大きい電源装置が用いられるようになってきているが、このような機器における消費電力の増加は機器内により大きな熱をもたらす要因のひとつとなっている。
特に、集積化の進んだ半導体装置は、半導体装置自身の発熱により半導体装置内部の信号の伝達タイミングがずれて誤動作を招く場合や、場合によっては半導体装置内部の素子の破壊やジャンクション部などの溶解を招く場合もある。また、これには半導体装置のおかれた環境温度も影響し、機器によっては機器内の冷却のためには機器外部から空気を取り込むことから、機器外部の温度が影響する場合もある。
このため、電子機器若しくは電気機器の内部に温度センサーを設けて、機器内部の温度が所定の温度になると冷却用のファンの回転を上昇させることで冷却を強めることや、場合によっては電源装置からの機器内部への電力の供給を停止させて半導体装置などに対する熱の影響を低減させることなどが行われている。
例えば、特許文献1には、投射型表示装置において筐体内部の温度を適正に保つために、外気の吸入経路上に温度センサーを配置し、当該温度センサーの検出値に応じて吸気用ファン及び排気用ファンに対する供給電圧を変化させることが記載されている。また、特許文献2には、液晶パネルを用いた表示装置において温度センサーの計測値が設定値以上となった場合に電圧を供給する駆動部に対してバックライトや液晶パネルに対する供給を停止させる制御を行うことが記載されている。
特開2011−7952号公報 特開2005−17555号公報
しかしながら、機器内部の冷却を強めても半導体装置自身の発熱に伴う半導体装置自身の破損は防ぐことは難しく、温度センサーの計測値により電力の供給を停止する場合でも、機器の外部、例えば機器の使用者側からすると機器の所定の部分に対する電力供給の停止が行われたときの原因が掴みにくく、対応策を見つけづらいという問題がある。また、電力の停止が行われる対象の中に何らかの情報を有する制御装置が含まれる場合、当該何らかの情報を保存することができずに情報を消失する恐れもあった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の実施形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる電源制御装置は、電源制御装置内の温度を測定する温度センサーと、第1の温度を示す第1の比較値が保持される第1のレジスターと、前記第1の温度よりも低い第2の温度を示す第2の比較値が保持される第2のレジスターと、状態レジスターと、前記温度センサーの検出値が示す検出温度と、前記第1の温度及び前記第2の温度との比較を行う第1制御部と、第2制御部と、を含み、前記検出温度が、前記第1の温度と前記第2の温度との間にあるときは、前記第1制御部により第1のコードが前記状態レジスターに設定され、前記第1制御部が前記検出温度が前記第1の温度よりも高いことを検出したときは、前記第2制御部が前記第1のコードで定義された制御を行うことを特徴とする。
この構成によれば、電源制御装置が、温度センサー、第1の温度を示す第1の比較値が保持される第1のレジスター、前記第1の温度よりも低い第2の温度を示す第2の比較値が保持される第2のレジスター、状態レジスター、第1制御部及び第2制御部を含み、第1制御部において温度センサーの検出値が示す検出温度と第1の温度及び第2の温度との比較が行われ、検出温度が第1の温度と第2の温度との間にあるときは第1制御部により第1のコードが状態レジスターに設定され、第1制御部が検出温度が第1の温度よりも高いことを検出したときは、第2制御部が第1のコードで定義された制御を行うことで、検出温度が第1の温度を超えたときに電源制御装置が行う制御を定義しておくことができる。
機器若しくは装置は、その種類や動作環境によって管理すべき温度が異なってくる。また、機器若しくは装置は、複数の管理すべき温度が必要な場合がある。このような場合に、第1の温度として所定の温度を設定し、当該所定の温度の制御として定義したコード(データ)を状態レジスターに設定することで、管理すべき温度に対して行う制御をフレキシブルに変更することが可能となる。
[適用例2]
上記適用例にかかる電源制御装置において、前記第1の温度が、前記検出温度との比較が行われる温度の中で最も高い温度であるときは、前記第1のコードは電力供給の停止を制御するコードであることが好ましい。
この構成によれば、第1の温度が比較される温度の中で最も高い温度であるときに第1のコードを電力供給の停止を制御するコードとすることで、電源制御装置に何らかの破損が起きる前に電力の供給を停止することができる。
[適用例3]
上記適用例にかかる電源制御装置において、更に、前記第2の温度よりも低い第3の温度を示す第3の比較値を保持する第3のレジスターと、を含み、前記検出温度が、前記第2の温度と前記第3の温度との間にあるときは、前記第1制御部により第2のコードが前記状態レジスターに設定され、前記第2のコードは、前記電源制御装置の外部、例えば機器の使用者、に対して所定の警告を発する制御を指示するコードであり、前記第1制御部が前記検出温度が前記第2の温度よりも高いことを検出したときは、前記第2制御部により前記第2のコードで定義された制御を行うことが好ましい。
この構成によれば、更に、第2の温度よりも低い第3の温度を示す第3の比較値を保持する第3のレジスターと、を含み、検出温度が第2の温度と第3の温度との間にあるときは、第1制御部により第2のコードが状態レジスターに設定され、第2のコードは機器の外部、例えば電源制御装置を有する機器の使用者に対して所定の警告を発する制御を指示するコードであり、第1制御部が検出温度が前記第2の温度よりも高いことを検出したときは、第2制御部により前記第2のコードで定義された制御を行うことで、検出温度が第2の温度を超した段階で機器の利用者に警告を発することで、第1のコードに定義された電源供給の停止の制御が行われる前に機器の利用者に対して何らかの手を講じる時間を与えることができる。
機器の利用者は、当該警告により、例えば機器が光学投影機器の場合には機器が停止することにより室内が暗くなり移動できなくなることを防ぐために室内照明を点燈するなどの処置を行うことができる。また、機器の冷却風取り込み口に障害物があるような場合には、当該障害物を排除することにより、検出温度が第1の温度を超える事態を回避するための手を講じることができる。
[適用例4]
上記適用例にかかる電源制御装置において、更に、外部接続部と、を含み、前記第1の温度、前記第2の温度及び前記第3の温度は、前記外部接続部を介して設定できることが好ましい。
この構成によれば、更に、外部接続部と、を含み、第1の温度、第2の温度及び第3の温度は、外部接続部を介して設定できることにより、当該外部接続部に例えばホスト機能を有する装置を接続することで、ホスト機能を有する装置を用いて電源制御装置における温度の管理を行うことができる。
第1制御部は、検出温度と、第1の温度、第2の温度及び第3の温度との相対的な関係に基づいて所定のコードを状態レジスターに設定する。従って、ホスト機能は管理する温度を示す比較値を設定することで、機器が用いられる環境や利用者の運用に適した制御を電源制御装置に行わせることができる。例えば、機器が用いられる室温に合わせて設定を行うことや、警告が出たときの対応時間を長めにするために第1の温度と第2の温度との温度差を標準の値よりも大きくとるなどの制御を行うことが可能となる。
[適用例5]
本適用例にかかる電子機器は、電源制御装置を有する電子機器であって、前記電源制御装置が、前記電源制御装置内の温度を測定する温度センサーと、第1の温度を示す第1の比較値が保持される第1のレジスターと、前記第1の温度よりも低い第2の温度を示す第2の比較値が保持される第2のレジスターと、状態レジスターと、前記温度センサーの検出値が示す検出温度と、前記第1の温度及び前記第2の温度との比較を行う第1制御部と、第2制御部と、を含み、前記検出温度が、前記第1の温度と前記第2の温度との間にあるときは、前記第1制御部により第1のコードが前記状態レジスターに設定され、前記第1制御部が前記検出温度が前記第1の温度よりも高いことを検出したときは、前記第2制御部により前記第1のコードで定義された制御が行われることを特徴とする。
この構成によれば、電子機器が電源制御装置を有し、電源制御装置が、電源制御装置内の温度を測定する温度センサーと、第1の温度を示す第1の比較値が保持される第1のレジスターと、第1の温度よりも低い第2の温度を示す第2の比較値が保持される第2のレジスターと、状態レジスターと、温度センサーの検出値が示す検出温度と、第1の温度及び第2の温度との比較を行う第1制御部と、第2制御部と、を含み、検出温度が、第1の温度と第2の温度との間にあるときは、第1制御部により第1のコードが状態レジスターに設定され、第1制御部が検出温度が第1の温度よりも高いことを検出したときは、第2制御部により第1のコードで定義された制御が行われることで、検出温度が第1の温度を超えたときに電源制御装置が行う制御を第1のコードとして定義しておくことができる。これにより、第1のコードの定義を変えることにより、電源制御装置の出力を用いて様々な制御を行わせることができる。
また、電子機器内の電流の流れが電源制御装置を介するように構成することで、電源制御装置における温度監視をすることが、電子機器全体に対する温度監視をしていることとみなすことができる。
[適用例6]
本適用例にかかる電源制御方法は、電源制御装置における電源制御方法であって、前記電源制御装置が、前記電源制御装置内の温度を測定する温度センサーと、第1の温度を示す第1の比較値が保持される第1のレジスターと、前記第1の温度よりも低い第2の温度を示す第2の比較値が保持される第2のレジスターと、状態レジスターと、前記温度センサーの検出値が示す検出温度と、前記第1の温度及び前記第2の温度との比較を行う第1制御部と、第2制御部と、を含み、前記検出温度が、前記第1の温度と前記第2の温度との間にあるときは、前記第1制御部により第1のコードが前記状態レジスターに設定され、前記第1制御部が前記検出温度が前記第1の温度よりも高いことを検出したときは、前記第2制御部により前記第1のコードで定義された制御が行われることを特徴とする。
この方法によれば、電源制御装置が、電源制御装置内の温度を測定する温度センサーと、第1の温度を示す第1の比較値が保持される第1のレジスターと、第1の温度よりも低い第2の温度を示す第2の比較値が保持される第2のレジスターと、状態レジスターと、温度センサーの検出値が示す検出温度と、第1の温度及び第2の温度との比較を行う第1制御部と、第2制御部と、を含み、検出温度が、第1の温度と第2の温度との間にあるときは、第1制御部により第1のコードが状態レジスターに設定され、第1制御部が検出温度が第1の温度よりも高いことを検出したときは、第2制御部により前記第1のコードで定義された制御が行われることで、検出温度が第1の温度を超えたときに電源制御装置が行う制御を第1のコードとして定義しておくことができる。これにより、第1のコードの定義を変えることにより、電源制御装置の出力を用いて様々な制御を行わせることができる。
また、電子機器内の電流の流れが電源制御装置を介するように構成することで、電源制御装置における温度監視をすることが、電子機器全体に対する温度監視をしていることとみなすことができる。
電源制御装置の概略ブロック図。 電源制御装置を有する表示装置の概略ブロック図。 電子機器の概略ブロック図。 電源制御装置の動作フローチャート。
本発明の実施形態について、図を用いて説明する。説明に用いる図は、少なくとも説明に必要な部分を記載した便宜上のものである。また、本実施形態を含め、以降の実施形態における構成は、本発明の実施の限定を加えるものではない。尚、以降の実施形態の説明においてオン若しくはオフという言葉を用いるが、信号によってはオン若しくはオフにされた後はオフ若しくはオンにされない限りオンの状態若しくはオフの状態を維持するもの、信号によってはオンにされたときにオフの状態から所定の期間のみオンの状態となるものがある。これらは信号の機能によって判別可能であることから、説明の中においてはこの違いに言及することなくオン若しくはオフを用いることとする。
(第1実施形態)
図1に、本発明を適用した電源制御装置100を示す。電源制御装置100は、温度センサー110、外部接続部120、第1制御部130、第2制御部160及び第3制御部140を含む。尚、電源制御装置100は、ひとつの集積回路として形成されている。
温度センサー110は、電源制御装置100内の温度を測定するセンサーである。温度センサー110の構成は、ひとつのセンサーから構成されていても、複数のセンサーから構成されていてもよい。複数のセンサーから構成されている場合は、最も高い温度を示しているセンサーの計測値の示す温度が以降に記載する比較の処理の対象となる。
外部接続部120は、電源制御装置100に対するホスト装置(図1においては図示していない)との通信を行うための部分である。ホスト装置との通信は第1制御信号101を介して行われる。第1制御信号101は、ホスト装置から電源制御装置100に対する制御コマンドやデータの伝達、及び、電源制御装置100から出力されるデータや割込み信号の伝達を行うためのもので、複数の信号から構成される。尚、第1制御信号101の仕様は、本発明においては特に限定する必要のない事項であることから、本実施形態においても、具体的な通信手続等の説明は行わない。第1制御信号101は外部接続部120において第2制御信号121に変換され、第3制御部140に伝達される。
第3制御部140は、第1比較値設定レジスター151、第2比較値設定レジスター152、第3比較値設定レジスター153、状態レジスター154を含み、電源制御装置100内部の構成要素に対してのデータの書込み及び読出しの制御を行う部分である。第3制御部140は、第3制御部140内部のレジスターなどに対する制御だけでなく、電源制御装置100内部の他の図示していないレジスターなどに対する制御も行う。
ホスト装置からの電源制御装置100内部のレジスターなどに対するアクセスは、第2制御信号121を介して伝達されるコマンドを第3制御部140が実行することにより行われる。尚、第3制御部140が第1制御部130内部のレジスターなどにアクセスする場合は、第1制御部130と第3制御部140との間をつなぐ第3制御信号131が用いられることでよい。同様に、第3制御部140が第2制御部160内部のレジスターなどにアクセスする場合は、第2制御部160と第3制御部140との間をつなぐ第4制御信号161が用いられることでよい。
第1比較値設定レジスター151、第2比較値設定レジスター152及び第3比較値設定レジスター153は、温度センサー110の検出値が示す温度(検出温度)との比較のための温度を示す値を保持するレジスターである。第1比較値設定レジスター151、第2比較値設定レジスター152及び第3比較値設定レジスター153に保持される値は、温度そのものを示す値でもよく、温度に換算することが可能な値でもよい。
第1比較値設定レジスター151に設定される値は、他の2つの設定レジスターに設定される値が示す温度よりも高い温度を示す値である。また、第2比較値設定レジスター152に設定される値は、第3比較値設定レジスター153に設定される値が示す温度よりも高い温度を示す値である。以降の説明において、第1比較値設定レジスター151に保持された値が示す温度を第1温度、第2比較値設定レジスター152に保持された値が示す温度が第2温度であり、第3比較値設定レジスター153に保持された値が示す温度が第3温度と呼ぶことにする。
状態レジスター154は、第2制御部160に対する動作内容を指示するための所定のコードを保持するためのレジスターである。
第1制御部130は、第6制御信号133の出力を制御する部分である。第6制御信号133は、検出温度と、第1温度、第2温度及び第3温度との比較を行い、当該比較の結果に基づいて生成される。尚、検出温度が比較される対象となる温度は状況に応じて異なる。
また、状態レジスター154に保持されているデータも検出温度が比較される対象となる温度により異なったコードが設定されることでよい。状態レジスター154のデータの更新は、検出温度との比較結果に基づいて、第3制御信号131を介して第1制御部130により行われる。また、第3制御部140は、検出温度との比較結果に基づいて定まるコードの更新のタイミングを第2制御信号121及び第1制御信号101を介してホスト装置に伝達し、ホスト装置が状態レジスター154のデータの更新を行うようにしてもよい。検出温度との比較結果に基づいて定まるコードの更新のタイミングとは、例えば第1制御部130による状態レジスター154の更新がなされたときでもよい。状態レジスター154のデータは、第4制御信号161を介して第2制御部160により読み出される。
第1制御部130は、1ビットの比較結果フラグ181を有する上位側比較レジスター171と、1ビットの比較結果フラグ182を有する下位側比較レジスター172とを含む。比較結果フラグ181は、上位側比較レジスター171の値が示す温度よりも検出温度が高い場合にオン(1b;bは2進数を示す)になるフラグであり、このフラグの状態は次の比較結果が設定されるまで保持される。同様に、比較結果フラグ182は、下位側比較レジスター172の値が示す温度よりも検出温度が高い場合にオン(1b)になるフラグであり、このフラグの状態は次の比較結果が設定されるまで保持される。比較結果フラグ181及び比較結果フラグ182は、共にオフの状態は0bで示される。
また、第1制御部130は、検出結果として比較結果フラグ181がオンになる若しくは比較結果フラグがオフになると、第6制御信号133を介して第2制御部160に、状態レジスター154の設定された所定のコードの内容を実行するように指示をする。
第2制御部160は、第6制御信号133を介して伝達された比較結果に対応して状態レジスター154に保持されているコードを読み出し、当該コードに対応した制御信号を生成して電源制御装置100の外部に第7制御信号162として出力する部分である。
電源制御装置100は、検出温度を第1温度、第2温度若しくは第3温度と比較し、その比較結果に基づいて第7制御信号162を介して所定の制御信号を出力することで、電源制御装置100の利用者に警告を促す処理を可能とすることができ、また、電力供給の停止が必要となった場合には電力供給の停止の指示を行うことができる。
図2に、電源制御装置100を有する表示装置200を示す。表示装置200は、基準電圧生成装置210、ドライバー220及び表示パネル230を含む。基準電圧生成装置210は、電源制御装置100及び基準電圧構成部205を有する。基準電圧生成装置210は、ひとつの集積回路として構成されている。尚、図2に図示してはいないが、表示装置200に電力を供給する電源部及び電源制御装置100のホスト装置が存在する。第7制御信号162は当該電源部に接続され、第1制御信号101は当該ホスト装置に接続されている。また、当該ホスト装置は、電源制御装置100だけでなく、表示装置200全体を制御する機能を有する。
ドライバー220が出力する表示データ221の階調レベルは、基準電圧生成装置210から出力される基準電圧211を元にして定められる。表示データ221は複数の信号から構成される。また、基準電圧211も複数の基準電圧を出力する信号から構成される。基準電圧211の出力は、表示装置200に電源が投入された後の所定の期間(以降、第1期間と呼ぶ)で0V(ボルト)から基準として規定された電圧に達するものとする。第1期間の間は、基準電圧211の電圧上昇に伴い表示データ221の電圧も上昇する。表示データ221の上昇により表示パネル230内の画素容量に所定の電荷の蓄積が行われることで、第1期間は他の期間に比べて電力消費量が高くなる。また、表示データ221の複数の信号におけるバラツキによっては特定の基準電圧における負荷が大きくなることで基準電圧構成部205に流れ込む電流量が多くなり、ひとつの集積回路として構成されている基準電圧生成装置210の発熱が高くなることが考えられる。
本実施例においては、便宜上、基準電圧生成装置210の発熱に対する対応として、管理温度(第1温度、第2温度及び第3温度)と、それぞれの管理温度に対する制御を次のように設定した。
第3温度は125℃であり、検出温度が上昇し第3温度を越えたと判定すると、第1制御部130は、第7制御信号162を介して、表示データ221における所定の信号の出力を停止する指示(第3コード)を行う制御信号の出力を行う。
第2温度は145℃であり、検出温度が上昇し第2温度を超えたと判定すると、第1制御部130は、第7制御信号162を介して、基準電圧構成部205に対して第1期間の長さを2倍とする指示(第2コード)を行う制御信号の出力を行う。
第1温度は155℃であり、検出温度が上昇し第1温度を超えたと判定すると、電源制御装置100は、第7制御信号162を介して、電源部に対して電力供給停止を指示(第1コード)する制御信号の出力を行う。
第7制御信号162を介して出力される制御信号は、いずれも状態レジスター154に保持されている所定のコードを基にして第2制御部160で生成される。
続いて、表示装置200における電源制御装置100の動作についてフローチャートを用いて説明する。図4にフローチャートF100を示す。また、第1期間の開始は、図示しない信号線により、ホスト装置から基準電圧生成装置210に対して指示されるものとする。
まず、表示装置200の電源が投入されると、電源部から表示装置200の内部に電力の供給が行われ、電源部から出力されるパワーオンリセット信号が所定の期間オンとなる。当該パワーオンリセットにより電源制御装置100を含む表示装置200内部が所定の状態にリセットされ、図示していないクロック生成回路から同期動作に必要なクロックが供給される。パワーオンリセットが終了すると、ホスト装置が処理を開始し、初期設定ルーチンが実行されて、表示装置200におけるプログラムによる所定の設定が行われる。(処理S101)。
ホスト装置から出力されたコマンド並びにデータは第2制御信号121に変換されて第3制御部140に伝達され、第3制御部140により電源制御装置100内部の所定のレジスターなどに値の設定が行われる。当該所定のレジスターとしては、例えば第1比較値設定レジスター151、第2比較値設定レジスター152、第3比較値設定レジスター153及び状態レジスター154などである。
本実施例においては、便宜上、処理S101により、第1比較値設定レジスター151には155℃を示す所定の値が設定され、第2比較値設定レジスター152には145℃を示す所定の値が設定され、第3比較値設定レジスター153には125℃を示す所定の値が設定される。また、状態レジスター154には、第3コードが設定される。
初期設定が行われた後、外部接続部120は、ホスト装置からのコマンド待ちの状態となる。ホスト装置は、表示装置200が実行するアプリケーションの条件などから初期設定ルーチンで設定された値から変更が必要か否かを判断して電源制御装置100に対して必要があれば所定の指示を行う。電源制御装置100は、当該指示による変更がある場合はモード変更(処理S108)に進み、必要がない場合は処理S103に進む(処理S102)。また、モード変更(処理S108)が実行された後は、処理S103に進む。尚、フローチャートF100には示していないが、処理S103に進む前に、電源制御装置100に対して初期設定が終了したことを示す通知がホスト装置から行われていてもよい。
ホスト装置は、電源制御装置100の初期設定が終了した後で、基準電圧生成装置210に対して第1期間の開始を指示する。また、初期設定が終了すると、第1制御部130は、第3制御信号131を介して第3比較値設定レジスター153の値を読出し、上位側比較レジスター171に設定する。尚、この時点では下位側比較レジスター172の値はゼロであり、比較結果フラグ181及び比較結果フラグ182はいずれもオフである。電源投入後の最初の上位側比較レジスター171の値は、比較設定値として最も低い温度を示す値が設定される。これは、検出温度が、管理対象として設定される最も低い温度よりも低い温度であれば、表示装置200は問題なく稼動していると判断できるからである。
検出温度に対する比較処理は、第1制御部130において所定の時間間隔(以降、計測インターバルと呼ぶ)で行われる。計測インターバルの計測(処理S103)により計測インターバルのタイムアウトを検出すると、第1制御部130は検出温度を算出する(処理S104)。
次に、検出温度と上位側比較レジスター171に設定された値(第3温度)が示す温度との比較が行われる(処理S105)。比較の結果、検出温度の方が高い場合には比較結果フラグ181がオンとなり、検出温度の方が高くない場合には比較結果フラグ181がオフとなる。比較結果フラグ181がオンの場合は処理S109に進み、比較結果フラグがオフの場合は処理S106に進む。
処理S106は、検出温度と下位側比較レジスター172に設定された値が示す温度との比較が行われる。比較の結果、検出温度の方が高い場合には比較結果フラグ182がオンとなり、検出温度の方が高くない場合には比較結果フラグ182がオフとなる。
処理S106において、比較結果フラグ182がオンの場合には、処理S102に戻り動作モードの変更の指示がホスト装置からなされたか否かの確認が行われ、変更の指示がある場合は処理S108が実行されて、計測インターバルの計測(処理S103)に進む。
処理S105及び処理S106の連続した処理の結果が、比較結果フラグ181がオフで比較結果フラグ182がオンの場合は、検出温度が上位側比較レジスター171に設定された値の示す温度と下位側比較レジスター172に設定された値が示す温度との間にあることを示している。本実施例の場合、検出温度が第3温度よりも低い状態であり、表示装置200が正常に稼動している状態を示している。以降、検出温度が第3温度を超えない限り、処理S102(場合によっては処理S108も実行される)、処理S103、処理S104、処理S105及び処理S106を含む処理を繰り返す。
上記処理の繰り返しの中で、検出温度が第3温度を超えて高くなると、比較結果フラグ181がオンとなり、処理S105から処理S109に分岐する。
比較結果フラグ181がオンとなったことから、第1制御部130は第6制御信号133を介して第2制御部160に状態レジスター154に保持された所定のコードの内容を実行するように通知する。第2制御部160は、第4制御信号161を介して状態レジスター154に保持された第3コードを読出し、第7制御信号162を介して、第3コードで定義された制御信号の出力を行う(処理S109)。
次に、比較対象となった温度が第1温度か否かの判定が行われる(処理S110)。今回は、第3温度であることから、比較対象比較値の変更(処理S111)に進む。
処理S111は、上位側比較レジスター171の値、下位側比較レジスター172の値及び状態レジスター154のコードの更新を行う処理である。処理S111において、第1制御部130は、上位側比較レジスター171の値を下位側比較レジスター172に保持した後、第3制御信号131を介して第2比較値設定レジスター152の値を読出し上位側比較レジスター171に保持する。そして、状態レジスター154に第2コードを設定する。その後、処理S102に戻り、上述した処理を繰り返す。比較結果フラグ181がオフであり比較結果フラグ182がオンである限り、処理S102(場合によっては処理S108も実行される)、処理S103、処理S104、処理S105及び処理S106を含む処理を繰り返す。
処理S102(場合によっては処理S108も実行される)、処理S103、処理S104、処理S105及び処理S106の繰り返しのなかで、検出温度の上昇が続き、検出温度が第2温度を超えて高くなると比較結果フラグ181がオンとなり、処理S105から処理S109への分岐が発生する。
比較結果フラグ181がオンとなったことから、第1制御部130は第6制御信号133を介して第2制御部160に状態レジスター154に保持された所定のコードの内容を実行するように通知する。第2制御部160は、第4制御信号161を介して状態レジスター154に保持された第2コードを読出し、第7制御信号162を介して、第2コードで定義された制御信号の出力を行う(処理S109)。
次に、比較対象となった温度が第1温度か否かの判定が行われる(処理S110)。今回は、第2温度であることから、比較対象比較値の変更(処理S111)に進む。
処理S111は、上位側比較レジスター171の値、下位側比較レジスター172の値及び状態レジスター154のコードの更新を行う処理である。処理S111において、第1制御部130は、上位側比較レジスター171の値を下位側比較レジスター172に保持した後、第3制御信号131を介して第1比較値設定レジスター151の値を読出し上位側比較レジスター171に保持する。そして、状態レジスター154に第1コードを設定する。その後、処理S102に戻り、上述した処理を繰り返す。比較結果フラグ181がオフであり比較結果フラグ182がオンである限り、処理S102(場合によっては処理S108も実行される)、処理S103、処理S104、処理S105及び処理S106を含む処理を繰り返す。
更に検出温度の上昇が続き、検出温度が第2温度を超えて高くなると比較結果フラグ181がオンとなり、処理S105から処理S109への分岐が発生する。
比較結果フラグ181がオンとなったことから、第1制御部130は第6制御信号133を介して第2制御部160に状態レジスター154に保持された所定のコードの内容を実行するように通知する。第2制御部160は、第4制御信号161を介して状態レジスター154に保持された第1コードを読出し、第7制御信号162を介して、第1コードで定義された制御信号の出力を行う(処理S109)。即ち、電源部に対して電力供給停止の指示を行うことになる。
次に、比較対象となった温度が第1温度か否かの判定が行われる(処理S110)。今回は、第1温度であることから、処理を終了する。
検出温度が第1温度を越した場合は処理の終了に進むのであるが、ここで、検出温度が第2温度を越したものの、第2コードで定義され指示、即ち基準電圧構成部205に対して第1期間の長さを2倍とする指示が功を奏し、検出温度が第2温度よりも低くなったとする。この場合、処理S106において比較結果フラグ182がオフとなり、処理S107に分岐する。
処理S107では、第1制御部130が状態レジスター154に第3コードを設定し、第6制御信号133を介して第2制御部160に状態レジスター154に保持された所定のコードの内容を実行するように通知する。第2制御部160は、第4制御信号161を介して状態レジスター154に保持された第3コードを読出し、第7制御信号162を介して、第3コードで定義された制御信号の出力を行う(処理S112)。
次に、第1制御部130において、上位側比較レジスター171に下位側比較レジスター172の値が保持され、下位側比較レジスター172には第3比較値設定レジスター153の値が保持される。また、第1制御部130により、状態レジスター154に第2コードが設定される(処理S113)。以降、比較結果フラグ181がオフであり比較結果フラグ182がオンである限り、処理S102(場合によっては処理S108も実行される)、処理S103、処理S104、処理S105及び処理S106を含む処理を繰り返す。
本実施例でわかるように、本発明を適用することにより、検出温度が、第1温度、第2温度及び第3温度のそれぞれにおいて相対的にどの間にあるかにより、第7制御信号162として出力される制御信号を生成することで、好ましい制御の設定を行うことができる。
本実施例は、上述した電源制御装置100を有する電子機器300の例である。図3に電子機器300の概略ブロック図を示す。電子機器300は、電源制御装置100、制御用メモリー310、中央制御部320、ワークメモリー330、周辺装置制御部340、電源部350及び表示装置360を有する。実施例1では、電源制御装置100は基準電圧生成装置210の中に含まれていたが、本実施例は表示装置360の外部に存在する。
ここで、中央制御部320は電子機器300全体の制御を司る部分であり、電源制御装置100のホスト装置としての機能も有する。制御用メモリー310は、中央制御部320の制御プログラムや周辺装置に対するドライバープログラムなどを格納するメモリーである。
ワークメモリー330は、様々なデータの保持や作業領域などに用いられるメモリーである。また、一部周辺装置に対するドライバープログラムを格納してもよい。
周辺装置制御部340は電子機器300内部に接続された周辺装置及び電子機器300外部に接続される周辺装置の制御を行う部分であり、図3のブロック図においては周辺装置として表示装置360のみ図示している。
電源部350は、電子機器300内に電力を供給する部分である。
尚、中央制御部320と制御用メモリー310とは、第1バス311に接続されている。
電源制御装置100、中央制御部320、ワークメモリー330及び周辺装置制御部340は、第2バス370に接続されている。図1における第1制御信号101は第2バス370に対応する信号である。また、ワークメモリー330に対するホストとして機能するのは中央制御部320及び周辺装置制御部340である。
また、図3においては、第7制御信号162は、中央制御部320、電源部350及び表示装置360に出力されている。これにより、中央制御部320は電子機器300の状態が管理温度に対してどのような状態にあるかを認識することができ、中央制御部320により表示装置360に対して警告メッセージの表示などを行わせることが可能となる。これにより、電子機器300の利用者に何らかの対応をとることを促すことができる。
また、中央制御部320は、例えば検出温度が第2温度を超えた場合には、周辺装置制御部340を介してワークメモリー330に保持していたデータなどを図示していないハードディスク装置などに保存するなどの対応をとることができる。また、中央制御部320は、第7制御信号162により電源部350に対して電力供給停止の指示が出されたことを知ることができることから、電子機器300内部の何らかの処理中に電力供給が止って不測の事態が起こることを防ぐために、第7制御信号162を割込み信号に用いて、電力供給が止まるまでの僅かな時間ではあるが、動作クロックの停止を指示するなどの安全策を講じることが可能となる。
尚、実施例1で説明した電源制御装置100の第1期間における制御は本実施例においても実行され、第1期間の終了後は、中央制御部320により第2バス370を介して、第1比較値設定レジスター151、第2比較値設定レジスター152及び第3比較値設定レジスター153の値が変更されてもよい。また、これに合わせて、状態レジスター154のデータが更新されてもよい。
以上、本発明の適用例並びに実施形態について説明を行ったが、本発明を適用することにより、装置などの温度上昇に対応して行われる電力供給の停止を行う前に、上昇した温度に対応した処理を装置に行わせることができ、利用者に対する警告や装置に対する対応の仕方などを明示することが可能となる。
尚、本発明は、上述した構成や動作に限定されるものではない。例えば、検出温度を比較する比較値は3つに限定されるものではなく、制御に必要な数を用意することでよい。また、上位側比較レジスター171及び下位側比較レジスター172を有せず第1制御部130が第3制御部140内部の比較値設定レジスターの値を読み出して比較に用いてもよい。また、第1制御部130と第3制御部140とをひとつの制御部として構成しても構わない。また、処理S108におけるモード変更の処理は、複数のモードのそれぞれに対応した複数の設定値を予め第3制御部140に記憶しておき、ホスト装置の指示によりいずれかのモードを選択するようなものでもよい。また、上述した実施形態においては、検出温度が比較温度を超えた場合に制御を行うようにしているが、検出温度と比較温度とが一致した場合においても制御を行うようにしても構わない。本願発明は、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲において、広く適用が可能である。
100…電源制御装置、101…第1制御信号、110…温度センサー、120…外部接続部、121…第2制御信号、130…第1制御部、131…第3制御信号、133…第6制御信号、140…第3制御部、151…第1比較値設定レジスター、152…第2比較値設定レジスター、153…第3比較値設定レジスター、154…状態レジスター、160…第2制御部、161…第4制御信号、162…第7制御信号、171…上位側比較レジスター、172…下位側比較レジスター、181…比較結果フラグ、182…比較結果フラグ、200…表示装置、205…基準電圧構成部、210…基準電圧生成装置、211…基準電圧、220…ドライバー、221…表示データ、230…表示パネル、300…電子機器、310…制御用メモリー、311…第1バス、320…中央制御部、330…ワークメモリー、340…周辺装置制御部、350…電源部、360…表示装置、370…第2バス。

Claims (6)

  1. 電源制御装置であって、
    前記電源制御装置内の温度を測定する温度センサーと、
    第1の温度を示す第1の比較値が保持される第1のレジスターと、
    前記第1の温度よりも低い第2の温度を示す第2の比較値が保持される第2のレジスターと、
    状態レジスターと、
    前記温度センサーの検出値が示す検出温度と、前記第1の温度及び前記第2の温度との比較を行う第1制御部と、
    第2制御部と、を含み、
    前記検出温度が、前記第1の温度と前記第2の温度との間にあるときは、前記第1制御部により第1のコードが前記状態レジスターに設定され、
    前記第1制御部が前記検出温度が前記第1の温度よりも高いことを検出したときは、前記第2制御部が前記第1のコードで定義された制御を行うことを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記第1の温度が、前記検出温度との比較が行われる温度の中で最も高い温度であるときは、前記第1のコードは電力供給の停止を制御するコードであることを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 更に、前記第2の温度よりも低い第3の温度を示す第3の比較値を保持する第3のレジスターと、を含み、
    前記検出温度が、前記第2の温度と前記第3の温度との間にあるときは、前記第1制御部により第2のコードが前記状態レジスターに設定され、
    前記第2のコードは、前記電源制御装置の外部に対して所定の警告を発する制御を指示するコードであり、
    前記第1制御部が前記検出温度が前記第2の温度よりも高いことを検出したときは、前記第2制御部により前記第2のコードで定義された制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源制御装置。
  4. 更に、外部接続部と、を含み、
    前記第1の温度、前記第2の温度及び前記第3の温度は、前記外部接続部を介して設定できることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電源制御装置。
  5. 電源制御装置を有する電子機器であって、
    前記電源制御装置が、
    前記電源制御装置内の温度を測定する温度センサーと、
    第1の温度を示す第1の比較値が保持される第1のレジスターと、
    前記第1の温度よりも低い第2の温度を示す第2の比較値が保持される第2のレジスターと、
    状態レジスターと、
    前記温度センサーの検出値が示す検出温度と、前記第1の温度及び前記第2の温度との比較を行う第1制御部と、
    第2制御部と、を含み、
    前記検出温度が、前記第1の温度と前記第2の温度との間にあるときは、前記第1制御部により第1のコードが前記状態レジスターに設定され、
    前記第1制御部が前記検出温度が前記第1の温度よりも高いことを検出したときは、前記第2制御部により前記第1のコードで定義された制御が行われることを特徴とする電子機器。
  6. 電源制御装置における電源制御方法であって、
    前記電源制御装置が、
    前記電源制御装置内の温度を測定する温度センサーと、
    第1の温度を示す第1の比較値が保持される第1のレジスターと、
    前記第1の温度よりも低い第2の温度を示す第2の比較値が保持される第2のレジスターと、
    状態レジスターと、
    前記温度センサーの検出値が示す検出温度と、前記第1の温度及び前記第2の温度との比較を行う第1制御部と、
    第2制御部と、を含み、
    前記検出温度が、前記第1の温度と前記第2の温度との間にあるときは、前記第1制御部により第1のコードが前記状態レジスターに設定され、
    前記第1制御部が前記検出温度が前記第1の温度よりも高いことを検出したときは、前記第2制御部により前記第1のコードで定義された制御が行われることを特徴とする電源制御方法。
JP2012107363A 2012-05-09 2012-05-09 電源制御装置、電子機器および電源制御方法 Active JP6047918B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107363A JP6047918B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 電源制御装置、電子機器および電源制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107363A JP6047918B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 電源制御装置、電子機器および電源制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013235417A true JP2013235417A (ja) 2013-11-21
JP6047918B2 JP6047918B2 (ja) 2016-12-21

Family

ID=49761497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012107363A Active JP6047918B2 (ja) 2012-05-09 2012-05-09 電源制御装置、電子機器および電源制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6047918B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07200103A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Alps Electric Co Ltd コンピュータ装置
JPH10307635A (ja) * 1997-05-09 1998-11-17 Toshiba Corp コンピュータシステム及び同システムに適用する温度監視方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07200103A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Alps Electric Co Ltd コンピュータ装置
JPH10307635A (ja) * 1997-05-09 1998-11-17 Toshiba Corp コンピュータシステム及び同システムに適用する温度監視方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6047918B2 (ja) 2016-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6801004B2 (en) System and method of controlling cooling fan speeds
US7676302B2 (en) System and method of operating a cooling fan
JP6474950B2 (ja) 電動機器システム
JP5032061B2 (ja) インバータ装置
US7617020B2 (en) Method for controlling system to work at appropriate temperature
TWI571734B (zh) 電源管理電路與方法以及電腦系統
JP2012113724A (ja) 電力低減方法、装置、読み取り可能な媒体、及びシステム
US20140375620A1 (en) Display apparatus and source driver thereof
US8896253B2 (en) Control circuit for fan
US20030234625A1 (en) Cooling fan capable of providing cooling fan data
JP6047918B2 (ja) 電源制御装置、電子機器および電源制御方法
CN108255666A (zh) 一种计算平台低温开关机判别方法
JP2006293871A (ja) 2線式伝送器
TW201422923A (zh) 風扇轉速控制系統及用以控制風扇轉速之方法
JP2007185022A (ja) ファン制御装置
JP5165929B2 (ja) 自己診断機能付き近接センサ
JP6218193B2 (ja) 負荷電流制御装置
JP2020009398A (ja) 電子システムでのファンの制御方法
US20130257447A1 (en) Portable electronic device
CN103729000B (zh) 一种基于室外电子设备的智能温控系统
JP2017199221A (ja) 電子制御装置
JP5787620B2 (ja) 電子機器及びその制御方法、プログラム
JP2015175239A (ja) 監視装置、監視方法、及び、プログラム
JP2015084142A (ja) 不具合検知システムおよび不具合検知方法
JP2008301158A (ja) 自己診断機能付き近接センサ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160531

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160609

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160613

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6047918

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150