JP2013235223A - 加熱装置及びこの装置に用いられるコネクタ - Google Patents

加熱装置及びこの装置に用いられるコネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】 コネクタが電極に装着される過程で、コネクタの開口部に突出しているコンタクト端子の接点部が開口部の内部に挿入される部材と接触して磨耗する現象が回避され、導通不良が抑制される。
【解決手段】 開口部15Xを有するハウジング15と、支持面部141、接点部144及び係合面部143、を有し、開口部15Xに対して突出動作をして開口部15Xに挿入される電極部10と電気的に接続されるコンタクト端子14と、を備え、規制部材17が、コンタクト端子14を押圧して接点部144を開口部15Xから退避させて接点部144が開口部15Xの内部に挿入される部材と接触するのを規制し、コンタクト端子14から離間して接点部144を開口部15Xへと突出させるコネクタ13を構成した。
【選択図】 図8

Description

本発明は、電子写真画像形成装置に搭載される定着装置のような加熱装置、及びこの加熱装置に用いられるコネクタに関する。
電子写真画像形成装置に搭載される定着装置として、フィルム式の定着装置がある。フィルム式の定着装置は、セラミック基板に発熱体を設けた構成のヒータを使用している。
ヒータには、ヒータに電力を供給するためのコネクタが接続される電極部が形成されている。この電極部に対してヒータを支持する支持部材の長手方向と直交する方向からコネクタを装着する。そうすると、コネクタの内側に設けられるコンタクト端子がヒータの電極部に当接し、電気的に接続される。コンタクト端子は、ヒータの電極部との導通不良を防ぐために、ヒータの電極部に対して所定の接点圧を確保する必要がある。
特許文献1には、コンタクト端子の接点部がヒータの電極に接触するときの所定の接点圧を確保するコネクタに関する発明が開示される。ここで、図16及び図17を参照しつつ、特許文献1に記載の発明から導かれる課題を説明する。
図16(a)は、コネクタ513の構成を示す断面図である。図16(a)に示されるように、コネクタ513は、コの字状の開口部515Xを有するハウジング515の内部にコンタクト端子514を位置決めして構成されている。コンタクト端子514のバネ接点部644は、ハウジング515のコの字状の開口部515Xに露出している。
図16(b)は、ヒータ505及び支持部材506の構成を示す断面図である。図16(b)に示されるヒータ505は、発熱体(不図示)と電極部510がセラミック基板509の一方の面に設けられており、セラミック基板509の他方の面が支持部材506に接着されている。
図16(c)は、コネクタ513を支持部材506に嵌合させる様子を示す断面図である。図17(a)は、コネクタ513を支持部材506に嵌合した後の様子を示す断面図である。支持部材506がコネクタ513のコの字状の開口部515Xに進入した状態となることで、コネクタ513と支持部材506が位置決めされる。そして、コンタクト端子514のバネ接点部644がヒータ505の電極部510に対して接触して、所定の接点圧が確保される。
特許第3445034号公報
しかしながら、前述した構成では、以下のような課題があった。これに関して図17(b)を参照しつつ説明する。図17(b)は、コネクタ513を支持部材506に嵌合する工程を示す断面図である。図17(b)に示されるように、ハウジング515が支持部材506に装着された状態になる過程では、コンタクト端子514のバネ接点部644は、二重鎖線部で示す644a、644b、644cのように動作して、セラミック基板509のエッジと強く摺擦しながら乗り越える必要がある。そのために、バネ接点部644の表面の摩耗が生じることが考えられる。このように摩耗した場合には、バネ接点部644とセラミック基板509の間の接触面積にバラツキが生じて、導通が安定しないことが考えられる。また、そのように摩耗した場合には、バネ接点部644が所定の接点圧を確保していたとしても、導通が不安定となることが考えられる。
本発明は、上記実情に鑑み、コネクタが電力供給対象物に装着される過程で、コネクタの開口部に突出しているコンタクト端子の接点部が、開口部の内部に挿入される電力供給対象物と接触して磨耗する現象が抑制され、導通不良が抑制されるコネクタを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するための本発明は、ヒータと、前記ヒータが進入する開口部を有するハウジングと、前記ハウジングに支持されており前記ヒータの電極に接触する揺動可能なコンタクト端子と、を有し、前記ヒータに電力を供給するためのコネクタと、を有する加熱装置において、前記コンタクト端子は、前記ヒータの電極と接触する接点部と、ヒータ進入方向において前記接点部よりも下流側の領域に設けられた鉤型形状部と、を有することを特徴とする。
更に本発明は、電力供給対象物が進入する開口部を有するハウジングと、前記ハウジングに支持されており前記電力供給対象物の電極に接触する揺動可能なコンタクト端子と、を有するコネクタにおいて、前記コンタクト端子は、前記電力供給対象物の電極と接触する接点部と、電力供給対象物進入方向において前記接点部よりも下流側の領域に設けられた鉤型形状部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、コネクタがヒータ(電力供給対象物)に装着される過程で、コネクタの開口部に突出しているコンタクト端子の接点部とヒータ(電力供給対象物)の接点が磨耗する現象が回避され、導通不良が抑制される。
本発明のコネクタを有する加熱装置を備える画像形成装置の構成を示す断面図である。 定着装置の構成を示す断面図である。 ヒータの構成を示す断面図等である。 コネクタの構成を示す断面図である。 ヒータ及び支持部材の全体の構成を示す斜視図等である。 コネクタがヒータに取付けられる様子を示す斜視図である。 コネクタの構成を示す断面図である。 コネクタ及び支持部材の構成を示す断面図である。 コネクタ及び支持部材の構成を示す断面図である。 実施例2に係るヒータの構成を示す図である。 ヒータ及び支持部材の全体の構成を示す斜視図等である。 コネクタの構成を示す断面図である。 コネクタの構成を示す断面図である。 コネクタ及び支持部材の構成を示す断面図である。 コネクタ及び支持部材の構成を示す断面図である。 コネクタの構成を示す断面図等である。 コネクタが支持部材に嵌合された後の様子を示す断面図等である。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明に係る加熱ユニット2を備える画像形成装置100の構成を示す断面図である。画像形成装置100は、電子写真画像形成プロセスを利用した画像形成装置である。図1に示されるように、画像形成装置100は画像形成装置本体(以下、単に『装置本体』という)100Aを有し、この装置本体100Aの内部には、画像を形成する画像形成部Gが設けられる。画像形成部Gは、『像担持体』である感光体ドラム31、『転写装置』である1次転写ローラ36等を含む。少なくとも感光体ドラム31又は現像装置34については、プロセスカートリッジに含まれ、プロセスカートリッジとして装置本体100Aに組み込まれる構成となっていても良い。
画像形成装置100は、装置本体100Aを有する。装置本体100Aの内部には、複数の画像形成部Gが配置される。画像形成部Gの構成要素のうち、色のみが異なるものに関しては、図1中では添え字a、b、c、dが付記されているが、以下の説明にあたっては、省略して説明していく。画像形成部Gは、感光体ドラム31、帯電ローラ32、露光装置33、現像装置34等を有する。現像装置34は、現像ローラ35を有する。
感光体ドラム31の上方には、中間転写ベルト37が配置される。中間転写ベルト37は、2次転写対向ローラ37x、駆動ローラ37y、テンションローラ37zに懸架されている。また、駆動ローラ37y及びテンションローラ37zの間には、複数の1次転写ローラ36が配置されている。そして、感光体ドラム31及び1次転写ローラ36は、中間転写ベルト37を挟みつつニップを形成している。
また、装置本体100Aの内部には、給送カセット41、ピックアップローラ42、分離ローラ43、レジストローラ対44、2次転写ローラ45、定着装置1、排出ローラ対47を有する。定着装置1は、加熱ユニット2及び加圧ローラ3を有する。
図2は、定着装置(加熱装置)1の構成を示す断面図である。図2に示されるように、定着装置1は、外装部1Aを有する。外装部1Aの内部には、下から順に、搬送ガイド51、加熱ユニット2及び加圧ローラ3、搬送ガイド51、搬送ローラ4が配置されている。加熱ユニット2は、ヒータ5(電力供給対象物)、及び、ヒータ5を支持する支持部材6を有し、不図示の付勢手段によって加圧ローラ3側へと付勢される。加圧ローラ3は外部からの不図示の駆動手段の駆動力によって回転する。7は筒状のフィルムであり、フィルム7は加圧ローラ3に追従して回転する。ヒータ5には後述するコネクタを介して電力が供給される。
未定着トナー画像を担持したシートSが加熱ユニット2と加圧ローラ3の接触部(ニップ部)に搬送されると、熱と圧力によってトナーがシートSに固着し、その後に搬送ローラ4から排出部(不図示)へと搬送される。このように、定着装置1は、ヒータ5と、内面にヒータ5が接触するように配置されている筒状のフィルム7と、フィルム7を介してヒータ5と共にシートSを挟持搬送するニップ部を形成する加熱ローラ3と、を有する。
図3(a)は、ヒータ5の構成を示す断面図である。図3(b)は、図3(a)の矢印b方向から見た平面図である。図3(c)は、図3(a)の矢印c方向から見た裏面図である。定着装置1は、前述した支持部材6及びヒータ5を備える。このうち、ヒータ5は、絶縁基板9、発熱体8、電極部10、導通部11、保護層12を有する。
絶縁基板9は、セラミック系の材料で成形される。発熱体8は、絶縁基板9上に設けられ、導電性があって発熱する抵抗体である。電極部10は、絶縁基板9上に設けられ、発熱体8に電気的に接続される。導通部11は、電極部10及び発熱体8を電気的に導通させる部位である。保護層12は、発熱体8と導通部11を覆って保護する絶縁層である。絶縁基板9が支持部材6(図2参照)に固定され、支持部材6が絶縁基板9を支持することによって支持部材6がヒータ5を支持する。なお、図3(c)に示されるように、絶縁基板9の裏面には何も設けられていないが、この部分が支持部材6で支持される
図4は、コネクタ13の構成を示す断面図である。コネクタ13は、ヒータ5が進入する開口部15Xを有するハウジング15、ハウジング15に支持されておりヒータの電極に接触する揺動可能なコンタクト端子14を備える。ハウジング15は、断面視でコの字状の開口部15Xを有する。この開口部15Xには、開口部15Xに対してコンタクト端子14が突出したり、開口部15Xからコンタクト端子14が退避したりするように、突出退避孔15Yが設けられる。また、ハウジング15には、コンタクト端子14の突当部(先端部)145が突き当たる受部146が設けられている。突出退避孔15Yは、受部146の端部と後述する規制部材17の押圧部171の端部で形成される。
コネクタ13は、ハウジング15の内部に規制部材17を有する。規制部材17は、コンタクト端子14を開口部15Xから退避する方向に抑えつける規制位置(図7の位置)と、規制位置から退避する退避位置(図4の位置でありコンタクト端子を規制状態から解放する位置)に移動可能である。規制部材17の移動方向は、コネクタの開口部15Xに対してヒータが進入する進入方向(図6に示すコネクタ装着方向Yとは反対方向)と平行な方向(図4に示すX1方向や図9に示すX2方向)である。ハウジング15の裏面には、規制部材17を動かすための操作部材18が設けられている。操作部材18は図4に示す位置及び図7に示す位置の間を移動可能である。操作部材18には凸部18aが設けられており、この凸部18aがハウジングの裏面に設けられた凹部15a又は凹部15bに入ることで操作部材18の位置、即ち規制部材17の位置が決まる。
コンタクト端子14は、基端側から順に、支持面部141、曲げ部142、係合面部(鉤型形状部)143、接点部144、突当部145を有する。コンタクト端子は、開口部15Xに対して突出動作(揺動)をして開口部15Xに挿入されるヒータの電極部10と電気的に接続する端子である。接点部144がヒータ5の電極部10と接触する。また、支持面部141と曲げ部142の間の折り曲げ部分がコンタクト端子14の揺動支点となっている。図4に示すように、コンタクト端子14は、ヒータ進入方向X2(図9参照)(電力供給対象物進入方向)において、接点部144よりも下流側の領域に設けられた係合面部(鉤型形状部)143を有している。また、係合面部(鉤型形状部)143は、接点部144と揺動支点の間に設けられている。係合面部143は、進入方向X2に対して略平行な平行面部143aと、平行面部143aに対して略垂直な段差面部143bと、を有する。支持面部141は、コンタクト端子14の基端側に形成され、ハウジング15に支持される部位である。曲げ部142は、支持面部141に対して所定の角度で傾斜して延びている。コンタクト端子14はバネ性を有しているので、支持面部141及び曲げ部142が直線状となる方向にコンタクト端子が力を受けると、これに対して抗力を発生する。
接点部144は曲面を有し、開口部15Xに挿入されるヒータ5の電極部10に接触して導通する部位であり、前述の曲げ部142の付勢力で電極部10に付勢されることになる。突当部145は、ハウジング15の受部146に突き当たることで、コンタクト端子14の移動を制限する部位である。
コンタクト端子14の材料は、ステンレスやチタン合金であり、表面を金など抵抗の低い材料にてメッキ処理してある。
規制部材17は、ハウジング15の内部に設けられ、規制方向X1へと延びる押圧部171を有する。規制部材17は、規制方向X1へと動作すると、押圧部171によってコンタクト端子14の曲げ部142を押圧しつつ鉤型形状部143に到達する。規制部材17の押圧部171が鉤型形状部143に到達する(規制位置に達する)と、コンタクト端子14の平行面部143aが規制部材17の押圧部171に押されることで、コンタクト端子14は規制部材17によって押し下げられる。
操作部材18には、規制部材17が固定されている。操作部材18は、規制部材17を規制方向X1又は解除方向X2へと動作させるための部材である。また、操作部材18には、ハウジング15の凹部15aや凹部15bと係合するために凸部18aが形成される。操作部材18が解除方向X2に動作して凸部18aが凹部15bに係合しているときには、コンタクト端子14は、開口部15Xに対して突出しており、開口部15Xに挿入されるヒータ5の電極部10と電気的に接続される。操作部材18が規制方向X1に動作して凸部18aが凹部15aに係合しているときには、コンタクト端子14は、開口部15Xから退避している(図7参照)。
図5(a)は、ヒータ5及び支持部材6の全体の構成を示す斜視図である。図5(b)は、ヒータ5におけるフィルム7と接触する側の構成を示す部分拡大斜視図である。図5(c)は、支持部材6の構成を示す部分拡大斜視図である。図5(a)(b)に示されるように、支持部材6は、長手方向に亘って形成される溝部6Aの内部でヒータ5を支持する。また、支持部材6はフィルム7の回転姿勢を規制する役目も有する。
図6は、コネクタ13がヒータ5を支持する支持部材6に装着される様子を示す斜視図である。図6に示されるように、コネクタ13は、フィルム7の端部よりも外側で、支持部材6に取付けられる。矢印Yはコネクタ13を装着する方向を示している。続いて、コネクタ13の取り付けの際の操作について、図7、図8、図9を用いて以下に説明する。
図7は、コネクタ13の構成を示す断面図である。コネクタ13をヒータ5を支持する支持部材6に装着する前に、まず、図7に示されるように、操作部材18を操作することによって、規制部材17を図4の状態から図7の状態へと移動させる。操作部材18を操作すると規制部材17はハウジング15のコの字状の開口部15Xに向かって(X1方向)移動させられる。
規制部材17がコの字状の開口部15Xに向かって移動すると、押圧部171がコンタクト端子14の曲げ部142に接触しながら移動し、コンタクト端子14を下方に押し下げていく。更にX1方向へ移動させると押圧部171が係合面部(鉤型形状部)143に接触する。この時、押圧部171は平行面部143aに接触している。そして、最終的には、図7中の点線丸部に示されるように、操作部材18の端面18A(図4参照)が、ハウジング15の突き当て面15A(図4参照)に突き当たって位置決めされ、規制部材17の押圧部171が係合面部143と係合した状態で停止する。
押圧部171が平行面部143aに接触している時、平行面部143aは、押圧部171の移動方向である規制方向X1に対して略平行な面で構成されている。このため、規制部材17は、引っ掛かることなくスムーズに移動させることができる。上述したように、係合面部143は、平行面部143aだけでなく、平行面部143aと接点部144との間の段差を形成する段差面部143bを有する。段差面部143bには、接点部144が押圧部171と接触しないようにする役目もある。
図8は、コネクタ13及び支持部材6の構成を示す断面図である。図7に示したようにコンタクト端子14を押し下げた状態で、図8に示されるように、ヒータ5を支持した支持部材6に対して、コネクタ13が装着される。コネクタ13を装着する前にコンタクト端子14を規制部材17によって押し下げているので、コネクタ13を装着する過程において、コンタクト端子14の係合面部143及び接点部144は、ヒータ5(特に、電極部10)と接触しない。
図9は、コネクタ13及び支持部材6の構成を示す断面図である。図8のようにコネクタ13を、ヒータ5を支持する支持部材6に装着した後、図9に示されるように、操作部材18を操作することによって、規制部材17をハウジング15のコの字状の開口部15Xに向かう方向とは逆方向である解除方向X2に移動させる。そうすると、規制部材17の押圧部171によって押し下げられていたコンタクト端子14の係合面部143が解放され、接点部144がヒータ5の電極部10の面に対して略垂直方向から接触する。この状態において、コンタクト端子14は、曲げ部142と押圧部171の間、及び、突当部145と受部146の間の2箇所(点線丸部)で間隙を有し、接点部144が電極部10に対し所定の圧で当接して位置が決まる。
なお、本実施例においては、ハウジング15内に内包された規制部材17によってコンタクト端子を押し下げていた。しかしながら、コネクタに規制部材17及び操作部材18を搭載せず、専用工具を使用してコンタクト端子を押し下げてもよい。この場合、専用工具でコンタクト端子の平行面部143aを押し下げればよい。専用工具でコンタクト端子を押し下げる構成にする場合、ヒータ進入方向において開口部15Xとは反対側から工具の進入を許容する第2の開口部をハウジング15に設ければよい。第2の開口部を介して工具が進入し係合面部(鉤型形状部)143に接触するとコンタクト端子を開口部から退避する方向に抑えつけることができる。
本実施例では、コンタクト端子14の係合面部143が規制部材17の押圧部171(或いは工具)に押し下げられた状態で、コネクタ13がヒータ5を支持する支持部材6に装着される。そのために、接点部144とヒータ5との間に間隙が有り、両者が摺擦することを防止することができる。その結果、ヒータの電極10やコンタクト端子の接点部144の摩耗を抑えることができ、導通不良を抑えることができる。
また、コンタクト端子14に鉤型形状部を設けているので、規制部材17や専用工具によるコンタクト端子14の押し下げ幅が正確になり、コネクタ13をヒータ5に装着する際の接点部の摩耗抑制が確実になる。
図10(a)は、ヒータ20の構成を示す断面図である。図10(b)は、図10(a)の矢印b方向から見た平面図である。図10(c)は、図10(a)の矢印c方向から見た裏面図である。実施例2のヒータ20、支持部材21及びコネクタ22その他の構成のうち、実施例1のヒータ5、支持部材6、コネクタ13その他と同一の構成及び効果に関しては、同一の符号又は符号違いで同一用語を用いて説明を適宜省略する。実施例2においても、実施例1と同様の画像形成装置に適用することができるため、画像形成装置の説明は省略する。実施例2のヒータ20及び支持部材21において特徴的なのは、以下の点である。
ヒータ20は、絶縁基板9の第1面Eに設けられた第1発熱体8bと、絶縁基板9の第1面Eに設けられて第1発熱体8bに電気的に接続される第1電極部10bと、を有する。また、ヒータ20は、絶縁基板9の第2面Fに設けられた第2発熱体8cと、絶縁基板9の第2面Fに設けられて第2発熱体8cに電気的に接続される第2電極部10cと、を有する。そして、ここでは、ヒータ20の二つの面20b及び20cのうち、面20cが支持部材21によって支持される。
図10(a)に示されるように、ヒータ20は、絶縁基板9の表面(第1面)側に発熱体8bを有しており、絶縁基板9の裏面(第2面)側に発熱体8cを有している。また、図10(b)及び図10(c)に示されるように、発熱体8cは発熱体8bよりも短い。
発熱体8bと発熱体8cとは、様々なサイズのシートに対応するために、長手方向の長さが異なっている。コネクタ13、電極部10b、10c、及び導通部11b、11cを介して電力が供給されると、電圧及び発熱体8b、8cの抵抗値に応じた電力で各々の発熱体8b、8cが発熱する。不図示の制御部によって、発熱体8b及び発熱体8cの両方を同時に発熱するか、または、それらのどちらか一方のみを発熱するかを任意に変更可能である。
図11(a)は、ヒータ20及び支持部材21の全体の構成を示す斜視図である。図11(b)は、ヒータ20におけるフィルム7と接触する側の構成を示す部分拡大斜視図である。図11(c)は、支持部材21におけるフィルム7と接触する側と反対側の支持面側に形成される切欠部21Bの構成を示す部分拡大斜視図である。支持部材21は、長手方向に亘って形成される溝部21Aでヒータ20を支持しつつ、フィルム7の回転姿勢を規制する。支持部材21は、ヒータ20の一方の電極部10cが露出するように切り欠かれている(切欠部21B)。
一方、図12に示すように、コネクタ22のハウジング23には、コンタクト端子24が一対あり、開口部23Xで接点部244が互いに対向するように配置される。ヒータ20を支持する支持部材21が開口部23Xに進入すると、一対のコンタクト端子24が、ヒータ20の両面に設けられた電極部10b及び10cとそれぞれ接触する。以下、詳述する。
図12は、コネクタ22の構成を示す断面図である。コネクタ22は、コの字状の開口部23Xを有するハウジング23、一対のコンタクト端子24、規制部材25、操作部材18を有する。
コンタクト端子24は、基端側から順に、ハウジング23に支持される支持面部241、付勢力を発生させるための曲げ部242、係合面部(鉤型形状部)243、曲面を有する接点部244、突当部245、を有する。ハウジング23には、突当部245が突き当たる受部246が設けられている。係合面部243は、平行面部243a及び段差面部243bを有する。コンタクト端子24のこれらの部位は、実施例1で説明したコンタクト端子14の各部位と同様の機能を有する。
ここで、一対のコンタクト端子24の接点部244は対向して配置されるが、接点部244同士が接触することにより、接点部244の表面のメッキ状態が変化することを防止するのが好ましい。このため、コネクタ22がヒータ20に装着されていない状態(図12の状態)において、両方の接点部244の間に隙間を設けてある。
規制部材25は、2つの押圧部251を有する。この押圧部251は、2股に分かれて形成されている。上側の押圧部は、上側のコンタクト端子24を押圧し、下側の押圧部は、下側のコンタクト端子24を押圧するようになっている。
図13は、コネクタ22の構成を示す断面図である。コネクタ22をヒータ20を支持する支持部材21に装着する前に、まず、図13に示されるように、操作部材18を介して規制部材25を図12の状態から図13の状態へと移動させる。規制部材25がコの字状の開口部23Xの方向に移動すると、上下の押圧部251がそれぞれコンタクト端子24の曲げ部242に接触しながら移動し、最後に係合面部(鉤型形状部)243に接触する。そして、最終的には、操作部材18の端面18Aがハウジング23の突き当て面23A(図13中の点線丸部)に突き当たって位置決めされ、規制部材25の押圧部251が係合面部243に係合した状態で停止する。
図14は、コネクタ22及び支持部材21の構成を示す断面図である。図14に示されるように、ヒータ20を支持した支持部材21に対して、コネクタ22が装着される。その装着の際、コンタクト端子24の接点部244は、ヒータ20の電極部10に対して、所定の間隙をもって支持される。
図15は、コネクタ22及び支持部材21の構成を示す断面図である。図15に示されるように、規制部材25を、操作部材18を操作することによって解除方向X2に移動させる。そうすると、規制部材25の押圧部251がコンタクト端子24の係合面部243から離間し、上下の接点部244がヒータ20のそれぞれ上下の電極部10に略垂直方向から接触する。
本実施例では、コンタクト端子24の係合面部243が規制部材25の押圧部251に支持された状態にて、ヒータ20を支持する支持部材21にコネクタ22を装着する。そのために、コネクタを装着する段階で、接点部244とヒータ20の電極との間に間隙が有り、両者が摺擦することを防止することができる。その結果、接点部244の摩耗が生じず、接点部244の導通不良を防止できる。
実施例1や2のように、コネクタ13、22をヒータに装着する前に、コンタクト端子14、24を規制部材や専用工具で規制する構成となっている。このため、コネクタをヒータに装着する際に、コンタクト端子14、24の接点部144、244が支持部材6、21に接触することがなくなる。これにより、コンタクト端子14、24の接点部144、244に強い負荷がかかってコンタクト端子14、24が塑性変形したり磨耗したりする現象が抑制され、安定した接点圧が確保される。
また、コンタクト端子に鉤型形状部を設けているので、規制部材や専用工具によるコンタクト端子の押し下げ幅が正確になり、コネクタをヒータに装着する際の接点部の摩耗抑制が確実になる。
また、図17及び図18の構成では、バネ接点部644がセラミック基板509を乗り越え易い方向にコネクタ513の装着方向を規制する必要があった。これに対して、実施例1又は2の構成によれば、コネクタ13、22をヒータに装着する方向の自由度が増す。その結果、加熱ユニット2の組み立てが容易になり、また、コネクタ13、22の周辺部に対してコネクタ13、22を挿入する軌跡分のスペース確保の規制が少なくなり、加熱ユニット2の小型化が実現される。
さらに、実施例1又は2の構成によれば、加熱ユニット2を分解する場合に、分解する者は、接点部144、244と電極部10が摺擦することなくコネクタ13、22を電極部10から取り外すことができる。再度、組み立て直す際にも、コンタクト端子14、24と電極部10との摺擦が抑制されるので、分解前後で導通状態の変化が抑制され、定着性の調整等が不要となってメンテナンス性が良い。
10 電極部
13、22 コネクタ
14、24 コンタクト端子
15、23 ハウジング
15X、23X 開口部
17 規制部材
141 支持面部
143 係合面部(鉤型形状部)
144 接点部

Claims (14)

  1. ヒータと、
    前記ヒータが進入する開口部を有するハウジングと、前記ハウジングに支持されており前記ヒータの電極に接触する揺動可能なコンタクト端子と、を有し、前記ヒータに電力を供給するためのコネクタと、
    を有する加熱装置において、
    前記コンタクト端子は、前記ヒータの電極と接触する接点部と、ヒータ進入方向において前記接点部よりも下流側の領域に設けられた鉤型形状部と、を有することを特徴とする加熱装置。
  2. 前記鉤型形状部は、前記進入方向に対して略平行な平行面部と、前記平行面部に対して略垂直な段差面部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記コンタクト端子は揺動支点を有しており、前記鉤型形状部は前記接点部と前記揺動支点の間に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱装置。
  4. 前記コネクタは、前記鉤型形状部に接触し前記コンタクト端子を前記開口部から退避する方向に抑えつける規制位置と前記規制位置から退避する退避位置に移動可能な規制部材を有することを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の加熱装置。
  5. 前記規制部材は、前記進入方向と平行な方向に移動可能であることを特徴とする請求項4に記載の加熱装置。
  6. 前記ハウジングは、前記進入方向において前記ハウジングの下流側から工具の進入を許容する第2の開口部を有し、前記工具が進入し前記鉤型形状部に接触すると前記コンタクト端子が前記開口部から退避する方向に抑えつけられることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の加熱装置。
  7. 前記コンタクト端子は、互いに対向するように一対設けられていることを特徴とする請求項1〜6いずれか一項に記載の加熱装置。
  8. 前記装置は更に、内面に前記ヒータが接触するように配置される筒状のフィルムと、前記フィルムを介して前記ヒータと共にシートを挟持搬送するニップ部を形成するローラと、を有することを特徴とする請求項1〜7いずれか一項に記載の加熱装置。
  9. 電力供給対象物が進入する開口部を有するハウジングと、前記ハウジングに支持されており前記電力供給対象物の電極に接触する揺動可能なコンタクト端子と、を有するコネクタにおいて、
    前記コンタクト端子は、前記電力供給対象物の電極と接触する接点部と、電力供給対象物進入方向において前記接点部よりも下流側の領域に設けられた鉤型形状部と、を有することを特徴とするコネクタ。
  10. 前記鉤型形状部は、前記進入方向に対して略平行な平行面部と、前記平行面部に対して略垂直な段差面部と、を有することを特徴とする請求項9に記載のコネクタ。
  11. 前記コンタクト端子は揺動支点を有しており、前記鉤型形状部は前記接点部と前記揺動支点の間に設けられていることを特徴とする請求項9又は10に記載のコネクタ。
  12. 前記コネクタは、前記鉤型形状部に接触し前記コンタクト端子を前記開口部から退避する方向に抑えつける規制位置と前記規制位置から退避する退避位置に移動可能な規制部材を有することを特徴とする請求項9〜11いずれか一項に記載のコネクタ。
  13. 前記規制部材は、前記進入方向と平行な方向に移動可能であることを特徴とする請求項12に記載のコネクタ。
  14. 前記ハウジングは、前記進入方向において前記ハウジングの下流側から工具の進入を許容する第2の開口部を有し、前記工具が進入し前記鉤型形状部に接触すると前記コンタクト端子が前記開口部から退避する方向に抑えつけられることを特徴とする請求項9〜11いずれか一項に記載のコネクタ。
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