JP2013235055A - 焦点検出装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】焦点検出用の位相差像信号をバンドパスフィルタで処理して相関演算を行う場合に、位相差像信号の飽和による影響を回避する。
【解決手段】焦点検出装置では、マイクロレンズ204を共有する分割PD202,203からの各出力信号をフィルタ処理して位相差検出に用い、分割PD202,203からの加算出力信号における飽和画素領域を示す第一の飽和検出信号602と、第一の飽和検出信号602において飽和画素領域を示す範囲を拡張した第二の飽和検出信号603とを生成する。第二の飽和検出信号603に基づいてフィルタ処理された信号又はマスク信号を位相差像信号として用い、第一の飽和検出信号602に基づいて焦点検出のための相関演算を行うか否かを判定し、この判定結果と位相差像信号とに基づいて撮像素子に対して設けられる光学系のデフォーカス量を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロレンズを共有する複数の光電変換部から取得した瞳分割像の信号を用いて位相差方式の焦点検出を行う技術に関する。特に、本発明は、瞳分割像の信号にバンドパスフィルタを掛けて相関演算(位相差検出演算)を行うときに、瞳分割像の信号の飽和状態による影響を回避する技術に関する。
デジタルスチルカメラ等の撮像装置について、固体撮像素子を構成する1つのマイクロレンズに対して単位画素を構成するように配設された光電変換素子(PD:フォトダイオード)を複数に分割し、撮像と同時に位相差方式で焦点検出を行う技術が知られている。
例えば、単位画素を構成する光電変換素子を2つに分割する(以下、分割された個々の光電変換素子を「分割PD」といい、分割PDに対応する画素を「分割画素」という)。そして、一方の分割PDの電荷を非破壊で読み出した後、2つの分割PDの加算電荷を読み出し、こうして読み出した2つの電荷の差分から他方の分割PDの電荷を求める技術が提案されている(特許文献1参照)。つまり、一方の分割画素の画素値を読み出した後に、2つの分割画素の加算値(単位画素の画素値)を読み出し、これらの差分から他方の分割画素の画素値を求める。これにより、撮像用画像信号として用いられる2つの分割PDからの出力信号の加算信号の高感度特性を保ちながら、位相差像信号として用いられる2つの分割PDそれぞれからの出力信号(瞳分割像の信号)を取得することができる。
また、複数の分割PDからの出力信号(瞳分割像の信号)の直流成分をバンドパスフィルタ(以下「BPF」という)によって取り除くことによって、ゴーストによるレベル差が生じた場合でも良好に焦点検出が可能な技術が提案されている(特許文献2参照)。
特許第4691930号公報 特許第2762463号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術の場合、複数の分割PDからの加算された出力信号がA/D変換のレンジを超えた点で線形性がなくなり、ハードニー特性をもつ。この特性に上記特許文献2に記載された技術を適用すると、飽和した分割PDに隣接する分割PDに対してBPFのタップ数に応じたディストーションが残ってしまうため、焦点検出演算の信頼性が低下してしまう。
本発明は、焦点検出用の位相差像信号をBPFでフィルタ処理して相関演算を行う場合に、分割PDの飽和による影響を回避する技術を提供することを目的とする。
本発明に係る焦点検出装置は、マイクロレンズを共有する複数の光電変換部を有する撮像素子と、前記複数の光電変換部からの出力信号と、前記複数の光電変換部からの出力信号を加算した加算信号とを生成する生成手段と、前記加算信号から前記撮像素子の飽和画素領域を検出する検出手段と、前記複数の光電変換部からの出力信号から位相差を検出するための相関演算において不要な周波数を取り除く周波数除去手段と、前記検出手段が検出した飽和画素領域を示す第一の飽和検出信号を生成し、前記第一の飽和検出信号において前記飽和画素領域を示す範囲を、前記複数の光電変換部からの出力信号を前記周波数除去手段によって処理したときにディストーションの影響が出る範囲に拡張した第二の飽和検出信号を生成する検出信号生成手段と、前記第二の飽和検出信号に基づいて、前記周波数除去手段により処理された信号又はマスク信号を位相差像信号として出力する選択手段と、前記第一の飽和検出信号に基づいて、焦点検出のための相関演算を行うか否かを判定する判定手段と、前記選択手段から出力された位相差像信号と、前記判定手段による判定結果に基づいて前記撮像素子に対して設けられる光学系のデフォーカス量を算出する位相差検出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、焦点検出用の位相差像信号をBPFでフィルタ処理して相関演算を行う場合に、分割PDにおける飽和の影響を回避することができ、これにより、正確な焦点検出を行うことができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像素子を構成する単位画素セルの正面図及び断面図である。 図1に示すAF評価値算出部の詳細な構成を示すブロック図である。 図2に示す分割PDの露光量に対する出力特性を示すグラフである。 図2に示す分割PDにおける飽和の有無による画素レベルとバンドパスフィルタによる影響を信号波形で模式的に示す図である。 図3に示すバンドパスフィルタのフィルタタップ長を5タップとしたときの各種信号のタイミングチャートである。 図3に示すバンドパスフィルタの回路図である。 図3に示すバンドパスフィルタのフィルタ特性(空間周波数と透過度との関係)を示すグラフである。 図3に示す選択セレクタ部の出力信号波形を示す図である。 図1に示すB像生成部においてB信号を算出するプロセスを模式的に示すタイミングチャートである。 図3に示すNG判定部がNG判定信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の別の実施形態に係るAF評価値算出部のブロック図である。
<撮像装置の全体的な構成>
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。撮像装置100では、実空間の像が、フォーカシングレンズを含む撮像用のレンズ群101を含む光学系を通して、光学像を電気信号に変換する撮像素子102上に結像される。撮像素子102は、マイクロレンズを共有する複数の分割PD(単位画素セルを構成する複数の光電変換部)がベイヤー配列された構造を有し、各分割PDは電荷蓄積を行い、蓄積した電荷をA/D変換部103へ出力する。
図2を参照して、撮像素子102の単位画素セルについて説明する。図2(a)は、撮像素子102を構成する単位画素セルの正面図であり、図2(b)は、図2(a)の単位画素セルの断面図である。図2(a)に示されるように、単位画素セルであるPD(フォトダイオード)201は、マイクロレンズ204と、2つの分割画素に対応する分割PD202と分割PD203を有し、分割PD202及び分割PD203はマイクロレンズ204を共有している。また、PD201は、図2(b)に示されるように、更に、カラーフィルタ205と配線層206とを有する。
入射光は、マイクロレンズ204を通り、カラーフィルタ205によって分光特性を持ち、分割PD202,203へ照射される。分割PD202,203はそれぞれ、射出瞳の光束が制限された特性を有し、A像用の分割PD(以下「A像用分割PD202」という),B像用の分割PD(以下「B像用分割PD203」という)として用いられる。
A像用分割PD202とB像用分割PD203から出力される信号は、後述する所定の処理を受けた後、焦点検出用の位相差像信号(以下単に「位相差像信号」という)として、後述する位相差検出部107に送られる。位相差検出部107では、位相差検出方式による焦点検出処理が行われる。
撮像素子102のそれぞれのPD201に蓄積された電荷は、不図示の制御手段によって読み出される。こうして撮像素子102から出力されたアナログ信号は、不図示のCDS回路やISO感度の増幅に代表されるアナログ信号処理部を介して、A/D変換部103に入力される。A/D変換部103は、入力されたアナログ信号をデジタル信号であるA/D変換部出力信号116に変換して、分離部112へ出力する。
分離部112は、A/D変換部103から受信したA/D変換部出力信号116から、位相差像信号であるA信号118と、撮像用画像信号(加算信号)であるA+B信号117とを生成し、これらの信号を選択的に出力する。具体的には、分離部112は、A信号118をB像生成部113の遅延ライン部114に出力し、A+B信号117を、デジタル信号処理部104、AF評価値算出部300の検出信号生成部109及びB像生成部113のB像演算部115に出力する。なお、A信号118は、A像用分割PD202からの出力信号に対応する信号であり、A+B信号117は、A像用分割PD202とB像用分割PD203からの各出力信号を加算した信号に対応する信号である。
B像生成部113は、遅延ライン部114とB像演算部115とで構成されており、A+B信号117からA信号118を減算して、位相差像信号であるB信号120を生成する役割を担う。つまり、B信号120は、B像用分割PD203からの出力信号に対応する信号である。具体的には、遅延ライン部114は、A信号118を1ライン分遅延させて遅延A信号119を生成し、A+B信号117とのタイミングを合わせてB像演算部115へ出力すると共に、AF評価値算出部300のフィルタ部111へ出力する。B像演算部115は、A+B信号117から遅延A信号119を減算してB信号120を生成し、B信号120をAF評価値算出部300のフィルタ部111へ出力する。
このようなA+B信号117から遅延A信号119を減算してB信号120を算出するプロセスについて、図10のタイミングチャートを参照して説明する。1ライン目の動作では、A/D変換部103から出力されたA/D変換部出力信号116は、分離部112によってA+B信号117とA信号118とに分離される。
A+B信号117とA信号118のタイミングを合わせてB像演算部115へ入力するために、A信号118は、遅延ライン部114を介して、遅延A信号119としてB像演算部115へ出力される。B信号120は、B像演算部115によってA+B信号117から遅延A信号119を減算することによって求められる。このような動作が、2ライン目以降、同様に繰り返される。
図1の説明に戻る。AF評価値算出部300は、撮像装置100における焦点検出装置を構成する特徴的なブロックである。AF評価値算出部300は、フィルタ部111、検出信号生成部109、NG判定部110及び位相差検出部107を有する。AF評価値算出部300は、概ね、入力信号に基づいて、AF用評価値であるデフォーカス量を算出する共に、AF動作を行うか否かを判定したNG判定信号の生成を行い、デフォーカス量とNG判定信号をAF制御部106に出力する。なお、より具体的な説明は後に行う。
AF制御部106は、AF評価値算出部300から出力されるデフォーカス量及びNG判定信号に基づいて、フォーカシングレンズを合焦位置に移動するかどうかを判定し、レンズ群101の駆動制御を行う。デジタル信号処理部104は、分離部112の出力に対して画像補間処理などのデジタル信号処理や現像処理を行い、DRAM(不図示)を介して外部記憶装置に出力する。
<AF評価値算出部300の構成>
図3は、AF評価値算出部300の詳細な構成を示すブロック図である。図1にも示した通り、AF評価値算出部300は、大略的に、フィルタ部111、検出信号生成部109、NG判定部110及び位相差検出部107によって構成されている。AF評価値算出部300は、撮像用画像信号であるA+B信号117と位相差像信号である遅延A信号119及びB信号120から、デフォーカス量とNG判定信号を生成し、出力する。
[検出信号生成部109の構成]
検出信号生成部109の機能についての理解を容易とするために、検出信号生成部109の機能について説明する前に、分割PDの飽和による影響について、図4を参照して説明する。図4は、露光量に対するA像用分割PD202及びB像用分割PD203の出力特性と、A+B像についての出力特性を示すグラフであり、図4(a)はISO100の場合を、図4(b)はISO200の場合をそれぞれ示している。
図4(a)の場合、露光が開始されると、A像、B像及びA+B像について、露光量の増大に従ってA像用分割PD202及びB像用分割PD203からの出力値は線形的に増加する。A像については、P点付近で出力値は飽和レベルに近づく。すると、A像用分割PD202は、マイクロレンズ204で共有されたB像用分割PD203に電荷を漏らす。この影響により、A像については、破線で示す線形性が崩れ、A像用分割PD202からの出力はなだらかに飽和に近付き、その一方で、B像についても、破線で示す線形性が崩れて、B像用分割PD203の出力は非線形に増加する。こうして、A像及びB像のそれぞれについての出力特性(A像用分割PD202及びB像用分割PD203のそれぞれの出力特性)は、P点付近において、ソフトニー特性を示す。
更に、P点を超えて更に露光を続けると、A+B像及びA像についてのそれぞれの出力はQ点で飽和するため、A+B像についての出力からA像についての出力を減算して求められるB像についての出力も、同様にQ点で飽和する。こうして、A像、B像及びA+B像のそれぞれについての出力は、グラフ上、非線形特性であるハードニー特性を示す。
図4(b)の場合、A像用分割PD202露光感度を高めるために、アナログ信号処理部(不図示)により、出力ゲインが上げられ、これに伴って、A+B像についても、露光感度が高められる。露光が開始されると、A像については、H点において、ISO100におけるA像の飽和レベルを超えて出力される。A+B像についての出力がI点においてA/D変換部103の変換レンジの上限である飽和レベル(図4(a)のA+B像飽和レベルと同等)に達すると、A+B像についての出力からA像についての出力を減算したB像についての出力は減少する。そのため、B像についての出力は、I点で非線形特性となり、I点から徐々にR点で0に近付くように減少する。
このように、A像及びB像についての出力特性(A像用分割PD202及びB像用分割PD203の出力特性)は非線形を伴うため、A/D変換で画素値に変換した後にBPF(バンドパスフィルタ)でフィルタ処理を行うと、ディストーションが生じてしまう。このBPFでのフィルタ処理によるディストーションについて、図5を参照して説明する。
図5は、A像用分割PD202及びB像用分割PD203における飽和の有無による画素レベルとBPFによる影響を信号波形で模式的に示す図である。図5(a)では、横軸に撮像素子102の水平走査線位置を、縦軸に画素値レベルを取っており、撮像用画像信号(A+B像)と位相差像信号(A像、B像)の飽和特性を示している。なお、前提として、A像、B像及びA+B像は、1ラインの中央付近において飽和しているものとする。
走査が開始されると、A像、B像及びA+B像の画素値は徐々に飽和レベルに近づく。E点の画素値以上で、A像については、前述した電荷量の漏れが発生するために、理想的な画素値より低い値になってしまう。A+B像の画素値が飽和レベルに達すると、A像、B像及びA+B像の画素値は、V点で飽和して、A/D変換における上限値(飽和レベル)に張り付いてしまう。これにより、A像及びB像は、ハードニー特性を示し、BPFによるフィルタ処理によってディストーションが発生する。
同様に、A+B像の画素値がW点で飽和レベルから抜け出すと、A像については、電荷漏れの影響で、理想的な画素値よりも低い値になってしまう。その一方で、B像については、理想的な画素値より高い値になる。よって、A像もB像も、A+B像の画素値が飽和レベルから抜け出したときに、ハードニー特性を持つ。
図5(b)は、図5(a)のA+B像の画素値の飽和領域であるV点〜W点間(飽和範囲)のA像及びB像の電荷漏れレベルからA+B像の飽和レベルまでを拡大した図である。また、図5(c)は、図5(b)のA+B像の画素値の飽和領域において、A像及びB像に対してBPFによるフィルタ処理を行った際のディストーションを示した図である。
ディストーションの発生範囲は、BPFのタップ数を“n”としたときに、飽和領域の前後(n−1)画素である。よって、ディストーションの発生範囲において焦点検出演算を行うと、期待するデフォーカス量を算出することができない。このような問題を踏まえ、AF評価値算出部300の検出信号生成部109では、フィルタ部111のBPF処理を制御するための制御信号を生成する。
検出信号生成部109は、図3に示すように、第一の飽和検出信号生成部301と第二の飽和検出信号生成部302とによって構成されている。第一の飽和検出信号生成部301は、入力された撮像用画像信号であるA+B信号117が予め設定された飽和レベルに達した際に、撮像素子102において飽和画素が存在する領域(以下「飽和画素領域」という)を示す第一の飽和検出信号602を生成する。そして、第一の飽和検出信号生成部301は、生成した第一の飽和検出信号602を、第二の飽和検出信号生成部302とNG判定部110に出力する。
第二の飽和検出信号生成部302は、入力された第一の飽和検出信号602から、BPFによるフィルタ処理の影響によって位相差像信号(遅延A信号119、B信号120)にディストーションが発生する範囲を判定する。そして、第二の飽和検出信号生成部302は、ディストーションの影響を抑制する第二の飽和検出信号603を第一の飽和検出信号602から生成して、フィルタ部111の選択セレクタ部304へ出力する。
図6を参照して、検出信号生成部109における第一の飽和検出信号602と第二の飽和検出信号603の生成方法について説明する。図6は、BPFのフィルタタップ長を5タップとしたときの各種信号のタイミングチャートである。図6(a)は検出信号生成部109に入力されるA+B信号117を、図6(b)は第一の飽和検出信号602を、図6(c)は第二の飽和検出信号603をそれぞれ示している。図6(d)はフィルタ部111へ入力される遅延A信号119を、図6(e)はBPF303A(図3参照)へ入力されるBPF入力信号605(図3参照)を、図6(f)はBPF303Aから出力されるBPF出力信号606(図3参照)をそれぞれ示している。なお、図6(a),(d),(e),(f)の縦軸は画素値を、図6(b),(c)の縦軸は、“HIGH/LOW”を示している。
図6(a)は、検出信号生成部109への入力信号であるA+B信号117が、T1点で飽和していることを示しており、T1点〜T2点間の実線は飽和画素領域を示しており、破線は理想的なA/D変換における画素値を示している。図6(b)に示す第一の飽和検出信号602は、A+B信号117が飽和レベルに達したT1点でHIGHとなり、飽和レベルから線形性を保つレベルに変化するT2点でLOWとなっている。つまり、第一の飽和検出信号602は、A+B信号117の飽和画素領域においてHIGHとなり、飽和画素領域以外の領域ではLOWとなる。
図6(c)に示す第二の飽和検出信号603は、第一の飽和検出信号602の立ち上がり(T1点)でHIGHとなるが、第一の飽和検出信号602の立下りに対して、BPFのディストーションの影響が出る範囲2回分の遅延を持って、T4点でLOWになる。このディストーションの影響が出る範囲は、BPFのフィルタタップ数を“n”としたときに、“(n−1)/2”サイクル分となる。本実施形態のタイミングチャートの例では、n=5であるので、第二の飽和検出信号603は、第一の飽和検出信号602が立ち下がった後に、4サイクル後にLOWに変化する。このように、第二の飽和検出信号603は、撮像用画像信号の飽和画素領域に対応して第一の飽和検出信号602がHIGHとなる範囲を、位相差像信号をBPFでフィルタ処理したときにディストーションの影響が出る範囲にまで拡張した信号である。
図6(d)は、遅延A信号119がT1点〜T2点で飽和していることを示している。図6(e)に示すBPF入力信号605は、遅延A信号119を遅延部305(図3参照)で処理した信号であり、ディストーションの影響が出るT1点−T3点の遅延をもってBPF303Aに入力され、T3点で飽和となる。この遅延により、撮像用画像信号(A+B信号117)の飽和開始及び終了のタイミングの前後に発生するディストーションに対して、第二の飽和検出信号603に基づいて選択セレクタ部304A(図3参照)を制御することが可能になる。
図6(f)は、BPF出力信号606は、BPF入力信号605に飽和領域が存在するため、BPFによるフィルタ処理の影響で、第二の飽和検出信号603の立ち上がりから立ち下りまでの範囲内に、ディストーションを含んでいることを示している。これにより、第二の飽和検出信号603でディストーションを回避することが可能であることが分かる。
なお、図6には、遅延部305に入力される遅延A信号119と、遅延部305で遅延A信号119を処理して生成されるBPF入力信号605、BPF303AでBPF入力信号605を処理して出力されるBPF出力信号606を示した。これと同様に、遅延部305に入力されるB信号120に基づいて、BPF303Bに入力するためのBPF入力信号が遅延部305において生成され、BPF303Bは、そのBPF入力信号を処理してBPF出力信号を出力する。
これらのBPF入力信号及びBPF出力信号の生成を行うフィルタ部111は、図3に示されるように、BPF303A,303B、選択セレクタ部304A,304B、遅延部305から構成されている。B像生成部113からの位相差像信号(遅延A信号119、B信号120)は遅延部305に入力される。遅延部305は、入力された遅延A信号119、B信号120をそれぞれ、BPF303A,303Bのタップ数に応じて遅延させてから、BPF303A,303Bに出力する。遅延時間は、前述の通り、タップ数を“n(自然数)”とした場合に“(n−1)/2”サイクル分とする。
図7は、BPF303A,303Bの構成を回路図である。BPF303A,303BはFIRフィルタ回路であり、同じ構成を有するフリップフロップ(FF)回路701〜704と、フィルタ係数で乗算する乗算器705〜709と、FF回路701〜704からの出力信号を加算する加算器710〜713とを有する。
BPF303A,303Bは、入力された位相差像信号(BPF入力信号)から焦点検出に不要な(位相差を検出するための相関演算において不要な)周波数を取り除く、周波数除去手段であり、処理した信号を選択セレクタ部304A,304Bへ出力する。BPF303A,303Bからの出力“y[n]”は共に、“y[n]=k0×x[n]+k1×x[n−1]+k2×x[n−2]+k3×x[n−3]+k4×x[n−4]”の計算式で表される。ここで、“x[n]”は入力データ、“k0〜k4”はフィルタ係数、“n”はフィルタ次数(乗算器の数であり、本実施形態では、BPF303A,303Bのタップ数と同じ数であるとする)である。
図8は、BPF303A,303Bのフィルタ特性を示すグラフであり、横軸に空間周波数、縦軸に透過率を取っている。図8に示されるように、BPF303A,303Bは、特定のカットオフ周波数f1〜f2の範囲外に、位相差を検出するための相関演算(位相差検出演算)において不要な周波数を取り除く特性を持っていることがわかる。
FF回路701〜704は、位相差像信号(BPF入力信号)をクロックの立ち上がりでラッチし、1サイクル遅延で出力を行う。FF回路701〜FF704のそれぞれの入出力を直列に接続したときの遅延量は、本実施形態では、5サイクルである。
乗算器705〜709はそれぞれ、入力された信号をフィルタ係数k0〜k4で乗算して出力する。フィルタ係数k0〜k4は、焦点検出演算で必要な周波数に応じた出力信号を取り出すことが可能な設定値とされる。例えば、サンプリング周波数を“fs”、カットオフ周波数“f1”,“f2”(f1<f2)とすると、サンプリング周波数でカットオフ周波数を正規化した値“Ω1”,“Ω2”は、“Ω1=f1/fs”,“Ω2=f2/fs”となる。このとき、BPF303A,303Bのフィルタ係数は、“k0=2(Ω2−Ω1)”,“kn=2(Ω2−Ω1)・cos(πn(Ω1+Ω2))・(sinπn(Ω2−Ω1))/πn(Ω2−Ω1)”で求められる。
加算器710〜713は、それぞれ、図7に示される通りに乗算器705〜709からの出力信号を次の通りに処理する。すなわち、加算器710は、x[n]をk0倍した信号と1サイクル前のx[n]をk1倍した信号とを加算して、中間信号A1を出力する。加算器711は、2サイクル前のx[n]をk2倍した信号と中間信号A1とを加算して、中間信号A2を出力する。加算器712は、3サイクル前のx[n]をk3倍した信号と中間信号A2とを加算して、中間信号A3を出力する。加算器713は、4サイクル前のx[n]をk4倍した信号と中間信号A3とを加算して、出力データy[n]を出力する。
選択セレクタ部304A,304Bはそれぞれ、検出信号生成部109で生成された第二の飽和検出信号603に基づいて、位相差検出部107へ位相差像信号を出力する。具体的には、選択セレクタ部304A,304Bはそれぞれ、BPF303A,303Bの処理後の位相差像信号(BPF出力信号)又はマスク信号として画素値をゼロ(0)とした信号を入力信号とする。そして、第二の飽和検出信号603に基づいて、これらの入力信号のうちの1つの信号を選択して出力する。このとき、選択セレクタ部304A,304Bは、第二の飽和検出信号603の立が上りでマスク信号に、立ち下りでBPF303A,303BからのBPF出力信号に切り替える。
選択セレクタ部304A,304Bにおける入力切り替えによる出力信号のマスクについて、図9を参照して説明する。図9では、縦軸に画素値を、横軸に水平走査位置を取っており、選択セレクタ部304A,304Bからの出力波形(位相差像信号)を実線で示している。この出力波形(実線)は、G点で選択セレクタ部304A,304Bにおいて入力信号がBPF出力信号に代えて、画素値0のマスク信号に切り替えられることを示している。
こうして、フィルタ部111からの出力信号では、選択セレクタ部304A,304Bの入力切り替え前後で基準の画素値が変化しない。そのため、撮像用画像信号(A+B信号117)の飽和に対して、BPF303A,303Bでのフィルタ処理に起因する、位相差像信号(遅延A信号119、B信号120)のディストーションの発生を回避することができる。
NG判定部110は、検出信号生成部109から入力される第一の飽和検出信号602の条件に基づいて、相関演算を行うか否かの制御信号を位相差検出部107とAF制御部106に出力する。第一の飽和検出信号602の条件とは、例えば、第一の飽和検出信号602の連続期間又は1水平ラインあたりの飽和画素累計数である。NG判定部110は、第一の飽和検出信号602の条件として予めROM等(不図示)に設定されている閾値を超えた場合に、相関演算を行わないと判定し、この判定結果を示す判定信号(以下「NG判定信号」という)を生成する。
NG判定信号が生成される条件として、飽和画素領域の連続期間としての所定の閾値「5」を、1水平ラインあたりの飽和画素の累計数としての所定の閾値として「100」を設定した場合の、NG判定部110での判定タイミングについて図11を参照して説明する。図11(a)は、飽和画素が5画素連続する場合の第一の飽和検出信号602とNG判定信号との関係を示している。図11(b)は、飽和画素が100画素存在する場合の第一の飽和検出信号602とNG判定信号との関係を示している。
図11(a)では、NG判定部110に第一の飽和検出信号602が連続して入力されると、カウンタ(不図示)によって飽和画素の連続数がカウントされ、5サイクル分がカウントされたときに、NG判定信号が出力される。また、図11(b)では、NG判定部110に第一の飽和検出信号が間欠して入力されると、カウンタ(不図示)によって飽和画素の累計数がカウントされ、100画素分がカウントされたときに、NG判定信号が出力される。このように、図11(a),(b)の各場合において、カウント値が設定された画素数(閾値)を超えると、NG判定部110は位相差検出部107とAF制御部106へNG判定信号を出力する。
位相差検出部107は、NG判定部110からのNG判定信号にしたがって、フィルタ部111から受信したA信号とB信号の相関演算を行い、算出したデフォーカス量をAF制御部106へ出力する。なお、位相差検出方式によるデフォーカス量の求め方は、従来技術として先に取り上げた特許文献1に記載された技術に準ずる周知の技術を用いることができるため、ここでの詳細な説明を省略することとする。
以上、本実施形態によれば、焦点検出用の位相差像信号(遅延A信号119、B信号120)をBPF303A,303Bでフィルタ処理して相関演算する場合に、A像用分割PD202とB像用分割PD203における飽和の影響を回避することができる。これにより、正確な焦点検出を行うことが可能になる。
<AF評価値算出部の変形例>
上述したAF評価値算出部300の変形例について、図12のブロック図を参照して説明する。変形例に係るAF評価値算出部300Aが備えるフィルタ部111Aは、AF評価値算出部300のフィルタ部111と比較して、ゲイン部1201A,1201Bが追加された構成を有する。
すなわち、ゲイン部1201A,1201Bはそれぞれ、BPF303A,303Bから受信する位相差像信号に画素値レベルを小さくするゲインを掛けるゲイン印加処理を行って、選択セレクタ部304A,304Bへ出力する。選択セレクタ部304A,304Bはそれぞれ、ゲイン部1201A,1201Bから出力される位相差像信号とBPF303A,303Bから出力される位相差像信号とを、第二の飽和検出信号603に基づいて選択し、切り替えて出力する。ここでは、選択セレクタ部304A,304Bはそれぞれ、第二の飽和検出信号603の立が上りでゲイン部1201A,1201Bからの出力信号に、第二の飽和検出信号603の立ち下りでBPF303A,303Bからの出力信号に切り替える。
フィルタ部111Aでは、このような選択セレクタ部304A,304Bでの入力切り替えにより、飽和周辺の振幅が抑制され、相関演算における影響度を下げることができ、これにより、レベル差の少ない位相差像信号を出力することができる。よって、正確な焦点検出を行うことが可能になる。
<その他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、上記実施形態では、PD201を2分割した構成としたが、3つ以上の複数の分割構成であってもよい。また、本発明は、バンドパスフィルタに限定されず、ハイパスフィルタを用いたフィルタ処理にも適用することができる。更に、カラーフィルタ205は、通常、R,G,Bで構成されるが、これに限られるものではなく、補色フィルタとして、シアン,マゼンタ,イエロー等のカラーフィルタを用いた構成としてもよい。
上記実施形態では、B像生成部113はB信号を生成するとしたが、これに限られず、B信号をリードしてA信号を生成する構成としてもよい。また、B像生成部113は、遅延ライン部114を有する構成ではなく、1ライン又は1フレーム分を記憶可能なバッファを持つ構成や、不図示のDRAMと接続する構成によって、B信号を生成する構成としてもよい。
NG判定部110は、第二の飽和検出信号生成部302と結線されて、第二の飽和検出信号603が入力される構成としてもよい。その場合、BPF303A,303Bの影響範囲をも閾値に設定する。つまり、BPF303A,303Bのタップ数を“n”とし、飽和画素の連続数を“5”としたときの閾値は“((n−1)/2)+5”とし、飽和画素数を“100”としたときの閾値は“((n−1)/2)+100”とする。このような閾値の設定により、NG判定部110は、NG判定信号を出力するか否かを判定することができる。
101 レンズ群
102 撮像素子
106 AF制御部
107 位相差検出部
109 検出信号生成部
110 NG判定部
111 フィルタ部
202 A像用分割PD
203 B像用分割PD
300 AF評価値算出部
301 第一の飽和検出信号生成部
302 第二の飽和検出信号生成部
303A,303B BPF(バンドパスフィルタ)
304A,304B 選択セレクタ部
1201A,1201B ゲイン部

Claims (8)

  1. マイクロレンズを共有する複数の光電変換部を有する撮像素子と、
    前記複数の光電変換部からの出力信号と、前記複数の光電変換部からの出力信号を加算した加算信号とを生成する生成手段と、
    前記加算信号から前記撮像素子の飽和画素領域を検出する検出手段と、
    前記複数の光電変換部からの出力信号から位相差を検出するための相関演算において不要な周波数を取り除く周波数除去手段と、
    前記検出手段が検出した飽和画素領域を示す第一の飽和検出信号を生成し、前記第一の飽和検出信号において前記飽和画素領域を示す範囲を、前記複数の光電変換部からの出力信号を前記周波数除去手段によって処理したときにディストーションの影響が出る範囲に拡張した第二の飽和検出信号を生成する検出信号生成手段と、
    前記第二の飽和検出信号に基づいて、前記周波数除去手段により処理された信号又はマスク信号を位相差像信号として出力する選択手段と、
    前記第一の飽和検出信号に基づいて、焦点検出のための相関演算を行うか否かを判定する判定手段と、
    前記選択手段から出力された位相差像信号と、前記判定手段による判定結果に基づいて前記撮像素子に対して設けられる光学系のデフォーカス量を算出する位相差検出手段と、を備えることを特徴とする焦点検出装置。
  2. 前記周波数除去手段はバンドパスフィルタであり、
    前記検出信号生成手段は、前記バンドパスフィルタのタップ数に応じて前記第一の飽和検出信号における前記飽和画素領域を示す範囲を拡張することにより、前記第二の飽和検出信号を生成することを特徴とする請求項1記載の焦点検出装置。
  3. 前記判定手段は、前記第一の飽和検出信号が示す前記飽和画素領域の連続期間が所定の閾値を超えた場合に、前記相関演算を行わないと判定することを特徴とする請求項1又は2記載の焦点検出装置。
  4. 前記判定手段は、前記第一の飽和検出信号が示す1水平ラインあたりの飽和画素の累計数が所定の閾値を超えた場合に、前記相関演算を行わないと判定することを特徴とする請求項1又は2記載の焦点検出装置。
  5. 前記マスク信号は、画素値をゼロとした信号であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の焦点検出装置。
  6. 前記マスク信号として、前記周波数除去手段で処理された信号に対して画素値レベルを小さくするゲインを掛けた信号を生成するゲイン印加処理手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の焦点検出装置。
  7. 前記選択手段は、前記位相差像信号として、前記第二の飽和検出信号の立ち上がりで前記マスク信号を出力し、前記第二の飽和検出信号の立ち下がりで前記周波数除去手段で処理された信号を出力するように切り替えを行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の焦点検出装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の焦点検出装置と、
    前記焦点検出装置が備える撮像素子に光学像を結像させるレンズ群と、
    前記焦点検出装置が備える位相差検出手段から出力されるデフォーカス量と、前記焦点検出装置が備える判定信号による判定結果とに基づいて前記レンズ群の駆動制御を行う制御手段と、備えることを特徴とする撮像装置。
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