JP2013234836A5 - 混合機構を有する多管燃料ノズル - Google Patents

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ガスタービンエンジンは燃料と空気との混合物を燃焼させて高温ガスを生成し、この高温ガスがいては1つ以上のタービン段を駆動する。特に、高温ガスはタービン翼を付勢して回転させ、以って軸を駆動して1つ以上の負荷、例えば発電機を回転させる。ガスタービンエンジンは、燃焼器内に燃料と空気とを噴射するために燃料ノズルを含む。理解できるように、燃料−空気混合物は、エンジン性能と燃料消費量と排気とを有意に左右する。多管燃料ノズル等の一部の燃料ノズルは、燃料と空気とを混合するように構成される複数の管を含む。
第1の実施形態において、システムは、入口板とこの入口板に隣接する複数の管とを有する多管燃料ノズルを含む。入口板は複数の開口を含み、各開口は入口機構を含む。複数の管の各管は複数の開口うちの1つの開口に結合される。多管燃料ノズルは、複数の管の間で示差的な構成の入口機構を含む。
第2の実施形態において、システムは、入口板とこの入口板に隣接する複数の管とを有する多管燃料ノズルを含む。入口板は複数の開口を含み、各開口は入口機構を含む。複数の管の各管は軸方向端部とこの軸方向端部より下流の燃料入口とを含む。軸方向端部は、複数の開口うちの1つの開口に結合されると共に、それぞれの開口を介して空気流を受けるように構成される。燃料入口は燃料を受けるように構成され、空気流は燃料と混合されて空気/燃料混合物を形成するようになる。多管燃料ノズルは、複数の管の間で空気/燃料混合物を制御するように構成される、複数の管の間で示差的な構成の入口機構を含む。
以下に詳細に述べるように、本開示の実施形態は、多管燃料ノズルの各管内における燃料−空気混合を高めるように構成される混合誘導機構を有する多管燃料ノズルを含む。多管燃料ノズルは、複数(例えば10〜1000本)の平行な管を含み、これらの管は、管内で内部混合された後に燃焼器(例えばガスタービン燃焼器)内に噴射される燃料と空気との両方を受ける。混合誘導機構は、多管燃料ノズルの各管の長さに沿ったいかなる位置に配設されてもよく、管内において流れの乱れを創出して燃料−空気混合を促進させる流れ撹乱装置であると表現することができる。以下に述べる実施形態において、混合誘導機構は、多管燃料ノズルの各管の入口との関連において説明されるが、混合誘導機構は多管燃料ノズルの各管の何らかの上流部分(例えば各管長さの最初の0〜50%)に配設されてもよい。混合誘導機構は、入口板、管の変形、付加的突起(例えばタブ、プロング、歯)、ワイヤ、表面の肌理、又は管を貫通する流路に横方向に延在するその他の構造等の、各管と一体化されるか又は分離される様々な構造を含んでよい。例えば、混合誘導機構は、各管の入口において流れを撹乱する1つ以上の入口機構を含んでよい。これらの入口機構は、全ての管にわたって延在する混合促進入口板(例えば共通の板又はその他の構造)に配設されてもよく、又は個別の各管が自身の独自の入口機構を有してもよい。例えば、各管の上流側軸方向端部に結合される入口機構を有する開口を持つ入口板は、各管に流入する空気流に影響を及ぼし、以って多管燃料ノズルから流出する燃料−空気混合物に影響を及ぼすことができる。以下に述べるように、入口板の各開口は、空気流に影響を及ぼすことができる入口機構(例えば突出部、楔形、扇形、線形突出部)を有してよい。入口機構は、管の直径及び/又は長さを変更することなしに各管内において渦流の創出、渦の形成、乱流の促進又はその他の方法による空気流の混合促進を行なうことができる。各管に流入する空気流を相違させることができ、それが多管燃料ノズルの各管から流出する燃料−空気混合物の質の相違に繋がる。従って、管間での示差的な構成の入口機構が多管燃料ノズルの燃料−空気混合物に影響を及ぼして、燃焼器内において所望の燃料−空気混合物を得ることができる。
次に図面を参照すると、図1に、本発明の実施形態に従った少なくとも1つの混合誘導機構13を有する混合促進入口板12を含むことができるガスタービンシステム10の実施形態のブロック図が示されている。システム10は、圧縮機14(例えば1つ以上の圧縮段)と1つ以上のタービン燃焼器16とタービン18(例えば1つ以上のタービン段)とを含む。各タービン燃焼器16は、燃料22(例えば液体及び/又は気体燃料)と空気24との混合物をそれぞれのタービン燃焼器16内に噴射する1つ以上の燃料ノズル20(例えば入口板12を有する多管燃料ノズル)を含む。圧縮機14は吸気口26を介して空気24を受けると共に、圧縮空気28を燃焼器16及び燃料ノズル20内へと送る。圧縮空気28の少なくとも一部は燃料ノズル20内において燃料22と混合されて、燃焼器16内で燃焼される燃料−空気混合物40が創出される。以下に更に詳細に述べるように、入口板12は燃料ノズル20内、例えば多管燃料ノズル20の各管内における燃料22と空気24との混合を促進させて、以って燃焼器16内での燃焼により適する燃料−空気混合物40を生成する。その後、燃焼された燃料−空気混合物が高温の加圧排ガス30を形成し、このガスがタービン18を通り抜けて、以ってタービン軸32を回転駆動した後に排気出口34を通って流出する。タービン軸32は、今度は圧縮機14と発電機等の負荷36とを回転駆動する。
以下に詳細に述べるように、燃料ノズル20は、各管内において燃料22と空気24とを受け且つ混合する複数(例えば10〜1000本)の略平行な管を含む多管燃料ノズルであってよい。ある一定の実施形態において、各燃料ノズル20は缶形ノズル(例えば環状の外側本体)又は扇形ノズル(例えば楔形又は切頭パイ形の外側本体)であってよい。更に、各燃焼器16は、中央燃料ノズル20(例えば図2〜4のノズル21)の周りに配置される複数の周辺燃料ノズル20を含んでよい。本開示の実施形態は、各管の上流側端部の入口機構等の混合誘導機構13を追加することにより、多管燃料ノズル20の各管内で起こる燃料−空気混合を促進させる。図1の実施形態は、多管燃料ノズル20内の各々の管用に混合誘導機構13(例えば入口機構)を含む入口板12を含む。従って、空気24(例えば圧縮空気28)は、入口機構を有する開口を通って流れた後に各々の管に流入し、以って管に流入する空気流が乱される。この流れの乱れが、いては各管内における燃料−空気混合を向上させる。本開示の実施形態において、入口板12は、多管燃料ノズル20内の各管の上流側軸方向端部に直接配設され、例えば上流側軸方向端部に直接取り付けられるか又は当接する。多管燃料ノズル20の管内において燃料−空気混合が向上する結果として、燃料ノズル20により、複数の管間においてより制御された燃料−空気混合分布(例えば均一又は特定の分布形状)が得られて、以って燃焼効率及び出力の向上と汚染物質の排出量の削減と燃焼器16における望ましくない燃焼挙動の低減とが達成される。
図6〜11は、混合誘導機構13の様々な実施形態を示す、入口板12の図である。図に示すように、各実施形態の入口板12は、少なくとも1つの横方向の流れ妨害部又は流れ撹乱装置160を有する混合誘導機構13を含む。各流れ撹乱装置160は、入口板12の開口162に配設されて、管62内における混合を向上させる。開口162は管62の軸方向入口130と略整合し(例えば同軸又は同心をなし)、管62と実質的に同じ直径140を有してよい。しかし、流れ撹乱装置160は、管62の周辺壁134の外側境界を超えて内方に、例えば半径方向165に管62の直径140の約1〜100、5〜75、10〜50又は15〜25%の距離だけ延在する。流れ撹乱装置160は、各管62に流入する空気流132の全体又は一部分を変化させる、開口162の周縁部166から開口162に入り込む入口板12の何らかの種類の突出部164を含んでよい。例えば、流れ撹乱装置160は、ワイヤ、格子又は網目、歯、矩形タブ、三角タブ、表面の肌理又は溝、又はこれらの何らかの組合せを含んでよい。
流れ撹乱装置160は、各管62内において渦流144(例えば大規模な渦及び/又は小規模な渦)を生じさせて、よって各管内における混合を促進させ且つ/又は空気流132にある一定の流れ特性を与える。入口板12を通過すると、空気流132は渦流144を伴って実質的に直ちに管62に流入し、この渦流144が、その後、燃料入口131(例えば1〜100個の入口)を通って流入する燃料22との燃料−空気混合を容易にする。一部の実施形態において、入口板12は、入口板12が各管62の上流側軸方向入口130に直接当接するように且つ/又は上流側軸方向入口130を取り巻くように、複数の管62と結合される。例えば、入口板12は、開口160が管62の入口130内へと直接繋がるように正位置に溶接、ロウ付け又はボルト止めされてよい。1つの実施形態において、入口板12は、各管62の軸方向入口130を受け且つ密封する陥凹溝167を含む。また他の実施形態では、各管62は入口板12に螺入されてよい。この場合も、各板12は単一の管62用の単一の開口162と関連ある突出部164とを含んでもよく、又は各板が複数の管62を収容するために複数の開口162と関連ある突出部164とを有してもよい。
図6は、開口162に入り込む楔形又は三角翼形突出部168として整形された突出部164を含む混合誘導機構13(例えば流れ撹乱装置160)を有する入口板2を持つ管62の実施形態の部分斜視図である。この楔形168は、軸方向入口130において管62内に流入する空気流132中に渦流144を発生させる。単一の楔形168は局所領域又は管62全体における混合に影響を与える一方で、開口162を通る空気流132の一部分のみを妨害する。混合誘導機構13の下流において、燃料入口131は管62の周縁部134を貫通して延在すると共に、燃料22を空気流132中に噴射する。また他の実施形態では、流れ撹乱装置160は、図7に示すように開口162に入り込むように複数の楔形168を含んでよい。
図7は、開口162及び管62の軸136の周りにおいて離間する楔形又は三角翼形突出部168として整形された複数の突出部164を含む混合誘導機構13(例えば流れ撹乱装置160)を有する入口板12の実施形態の正面図である。複数の楔形168は、単一の楔形168を上回る渦流144を誘導することにより、管62内における混合を促進させる。この実施形態では、各楔形168は、軸136の方へと半径方向165内方に管62の直径140の約5〜40又は10〜25%の半径方向距離だけ延在してよい。
図8は、開口162及び管62の軸136へと収束する複数(例えば4つ)の突出部164を含む混合誘導機構13(例えば流れ撹乱装置160)を有する入口板12の実施形態の正面図である。換言すれば、突出部164は互いに横方向に延在する一方で、同時に互いに交差して格子又は網目170を形成する。例えば、網目170は、互いに垂直に又はその他の交差関係で交差して「X」形の網目170又は「+」形の網目を形成する第1の横部材172と第2の横部材174とを含んでよい。このような態様で、網目170は開口162の4つの扇形又は四分円を形成し、これらの四分円は部材172及び174により分割される。
図9は、管62の開口162を横切る方向に互いに略平行をなす複数の突出部164(例えば2つの突出部178及び180)を含む混合誘導機構13(例えば流れ撹乱装置160)を有する入口板12の実施形態の正面図である。換言すれば、突出部164は格子176を形成する。例えば、格子176は、開口162を複数(例えば3つ)の平行な区画に分ける第1の平行部材178と第2の平行部材180とを含んでよい。その他の実施形態では、いかなる個数(例えば1、2、3、4、5、6、7,8、9、10個又は10個以上)の平行部材が開口162を横切る方向に平行配置で配設されてもよい。その他の実施例において、突出部164は開口162を複数の非平行区画に分割してもよい。
図10及び11は、管62内へと半径方向165と軸方向80との両方に延在する突出部164を含む混合誘導機構13(例えば流れ撹乱装置160)を有する入口板12のまた他の実施形態の上面図及び側面図である。図6の実施形態と同様に、図10及び11の突出部164は、屈曲部又は傾斜部184も含む単一の楔形突出部182である。図11の傾斜部184は板12の平面186から離れるように下流側軸方向に傾斜又は屈曲するが、その他の実施形態の傾斜部184は、板12の平面186から離れるように上流側軸方向186に傾斜又は屈曲してよい。この傾斜部は、図1〜9を参照して上記に説明したいずれの実施形態にも適用可能である。例えば、図5〜9の各々の混合誘導機構13(例えば流れ撹乱装置160)は、入口130における混合を促進するために上方傾斜部及び/又は下方傾斜部を含んでよい。
ある一定の実施形態において、混合誘導機構13(例えば流れ撹乱装置160)は、入口板12と一体的に(例えば一体形に)形成されてよい一方で、その他の実施形態の混合誘導機構13(例えば流れ撹乱装置160)は入口板12とは別途であるが入口板12に取り付けられるものであってよい。一体構成の板12において、混合誘導機構13(例えば流れ撹乱装置160)は、打抜き、鋳造、機械加工又はその他の方法で板12から少なくとも一部の材料を除去して開口162を形成する一方で、開口162内に少なくとも一部の材料を残して突出部164を形成することによって形成されてよい。一部の実施形態においては、直接金属レーザ焼結(DMLS)又はその他の付加的な加工技術を用いて流れ撹乱装置160を有する入口板12を形成することができる。更に、突出部164の傾斜部184は、板12上に同時に又は別途に形成されてよい。例えば、1回の打抜き作業により、開口162と突出部164と突出部164の傾斜部184とを同時に創出することができる。しかし、いかなる適切な技術を用いて突出部164を創出してもよい。その他の実施形態では、突出部は、溶接、ロウ付け、ボルト止め又はその他の締結装置により板12に取り付けられてよい。加えて、入口板12は、フロースリーブ50、燃料導管58又は燃料ノズル20に結合されてよい。
一部の実施形態において、入口板12の各開口162は管62に対応する。1つの実施例では、各開口162は管束82の対応する管62と同心をなす。この管62と同心的な開口162を有する入口板12を持つ実施形態において、流れ撹乱装置160は各管62に流入する空気流132を変化させる。これに代わる方法として、入口板12の各開口12は管束82のそれぞれの各管62と同心をなさなくてもよく、寧ろ各開口162の周縁部166が部分的に管62の軸方向入口130に被さるように延在してよい。例えば、各管軸136を開口軸から偏移させて、周縁部166を軸方向入口130に被さるように延在させることができる。入口板12をこのように構成すると、各開口162の流れ撹乱装置160と軸方向入口130に被さるように延在する周縁部166とのいずれもが管62に流入する空気流132を変化させる。
示差的な構成の入口板12を用いて、異なる燃料ノズル20用に異なる質の燃料−空気混合物40を創出することができる。図12に、入口板の下流において複数の管62間で示差的な構成の入口機構(例えば流れ撹乱装置160)を有する複数の開口162を持つ入口板12の実施形態の部分図を示す。1つの実施形態では、第1列190の各開口162は開口162に入り込む単一の突出部164(例えば図6)を有してよく、第2列192の各開口162は開口162を横切る方向に網目170(例えば図8)を有してよく、第3列194の各開口162は開口162の周りにおいて離間する複数の楔形突出部182(例えば図7)を有してよい。入口板12を横切る方向の示差的な構成の流れ撹乱装置160は、列(例えば190、192及び194)をなす開口162に制限されるわけではない。例えば、入口板12の第1区画198の開口162は第1の流れ撹乱装置160を有してよく、第2区画200の開口162は第2の流れ撹乱装置160を有してよく、第3区画202の開口162は第3の流れ撹乱装置160を有してよい。更にまた、同じ流れ撹乱装置160の配向が入口板12を横切る方向に異なってもよい。
一部の流れ撹乱装置160は、その他のものより管62内における混合を促進することがある。一部の実施形態おいて、流れ撹乱装置160は、各ノズル20用に特定の燃料−空気混合物40を生成するために選択的に配置されてよい。一部の流れ撹乱装置160は、噴射される燃料−空気混合物40をある一定の条件のためにより健全なものにする特定の空気流特性(例えば渦流の方向、急速混合)を燃料−空気混合物40に与えることができる。一部の実施形態では、特定の流れ撹乱装置160を有する入口板12が、このような条件を呈する燃焼室68の領域内に燃料−空気混合物40を噴射するある一定の管62の入口に配設されてよい。例えば、中央燃料ノズル21に隣接する燃焼室68の領域で再循環が見られ、傾斜部184を有する楔形突出部182は再循環を減少させる渦流を燃料−空気混合物40中に生じさせる場合には、入口板12の中央燃料21用の開口162は傾斜部184を有する楔形突出部182を含んでよい。
その他の実施形態において、各開口162は、燃料ノズル20及び/又は燃焼器16内における管62の位置に基づいて、各管62用に異なる種類の流れ撹乱装置160を含んでよい。このため、各燃料ノズル20は、全体としての流れ分布と複数の管62間における燃料−空気混合とを制御するために、いかなる個数(1〜100個又は100個以上)の異なる種類の流れ撹乱装置164を含んでもよい。上述したように、管62内での混合は、燃料ノズル20内における管62の位置に影響される。例えば、噴流によってもたらされる混合は、ノズル20の周縁部102付近の管と比べると、各ノズル20の中心軸98付近の管62の入口において優勢である。これは燃料−空気混合物40の不完全な混合に繋がりかねない。同様に、噴流によってもたらされる混合は、燃焼器16の周縁部付近の管62と比べると、燃焼器16の中心軸92付近の管62において優勢である。この特性を呈する各管62の開口162に特定の流れ撹乱装置160を含ませて、管62内において乱流を創出することにより、この特性を打ち消すと共にそれぞれの管62における混合を向上させることができる。
図1〜10を参照して混合誘導機構13(例えば流れ撹乱装置160)の特定の実施形態を例証し且つ説明したが、流れ撹乱装置160は、回転対称(例えば図7)及び非対称の突出部(例えば図6)、規則的及び不規則な形状、その他の混合機構と交差する混合機構(例えば図9)及び開口162の全部又は一部分を横切る混合機構(例えば図9及び10)を含めて、開口162に入り込むいかなる種類、形状又はパターンの突出部164を含んでもよい。
10 ガスタービンシステム
12 入口板
13 混合誘導機構
14 圧縮機
16 タービン燃焼器
18 タービン
20 燃料ノズル
21 中央燃料ノズル
22 燃料
24 空気
26 吸気
28 圧縮空気
30 排ガス
32 タービン軸
34 排気出口
40 燃料−空気混合物
50 フロースリーブ
51 内筒
52 エンドカバー
53 ヘッドエンド
54 上流側端部
56 下流側端部
58 燃料導管
60 燃料チャンバ
61 ノズル壁
62 管
64 矢印
66 空気入口
68 燃焼室
70 上流側空気流路
72 軸方向
74 内側流路
76 矢印
78 下流側空気流路
80 軸方向
82 管束
84 燃料流路
90 キャップ部材
92 中心軸
94 外側燃料ノズル
96 複数列
98 中心軸
100 半径方向
102 燃料ノズル周縁部
103 周辺支持部
104 周方向
106 外側燃料ノズル
107 内側周縁部
108 円形ノズル領域
110 非円形周縁部
112 平行な側部
114 平行な側部
116 側部
118 側部
120 周縁部
122 中心部
130 軸方向入口
131 燃料入口
132 空気流
134 管の周縁部
136 中心
138 長さ
140 直径
142 出口
144 乱流
160 流れ撹乱装置
162 開口
164 突出
165 半径方向
166 周縁部
167 陥凹
168 楔形
170 網目
172 第1の横部材
174 第2の横部材
176 格子
178 突出
180 突出
182 楔形突出
184 屈曲部
190 第1列
192 第2列
194 第3列
198 第1区画
200 第2区画
202 第3区画

Claims (12)

  1. 多管燃料ノズルを含むシステムであって、多管燃料ノズルが、
    各々の開口が入口機構を備える複数の開口を含む入口板と
    前記入口板に隣接する複数の管であって、各々の管が前記複数の開口うちの1つの開口に結合される複数の管と
    を含んでおり、前記多管燃料ノズル前記複数の管間で示差的な構成の入口機構を含み、各開口の前記入口機構が少なくとも1つの混合誘導機構を含んでいて、前記混合誘導機構が前記開口に入り込むように横方向に延在する少なくとも1つの突出部を含む、システム。
  2. 前記複数の管の各管は、それぞれの前記管の軸方向端部前記複数の開口のそれぞれの開口に結合されると共に、前記それぞれの開口を介して空気流を受けるように構成される請求項1に記載のシステム。
  3. 前記複数の管の各管は、前記入口板に対して下流の位置に燃料入口を含む請求項2に記載のシステム。
  4. 前記示差的な構成の入口機構は、前記複数の開口間で異なる混合誘導機構を含む請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記少なくとも1つの突出部は、前記開口を通る流れの上流方向又は下流方向に傾斜する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記少なくとも1つの突出部は単一の楔形突起を含む請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記少なくとも1つの突出部は、前記開口を横切る方向に互いに交差するように延在する格子状部材を含む請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 前記少なくとも1つの突出部は、前記開口を横切る方向に互いに平行に延在する格子状部材を含む請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 前記少なくとも1つの突出部は、前記開口の軸の周りに対称に配置される複数の突起を含む請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 前記入口板を共有する複数の多管燃料ノズルを含む請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のシステム。
  11. 前記多管燃料ノズルを有するタービン燃焼器又はタービンエンジンを含む請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のシステム。
  12. 多管燃料ノズルの本体を貫通して延在する複数の管内へと空気を受ける段階であって、前記複数の管の各管は、前記管の上流側軸方向端部に少なくとも1つの混合誘導機構を有する開口を介して空気を取り入れ、前記複数の管に関連ある前記開口は、前記複数の管に隣接して設けられる少なくとも1つの入口板に設けられる段階と
    前記管の前記上流側軸方向端部から下流の位置において前記複数の管の各管内へと燃料を受ける段階と
    燃料−空気混合物を前記複数の管から出力する段階と
    を含む方法であって、前記混合誘導機構が前記開口に入り込むように横方向に延在する少なくとも1つの突出部を含む、方法
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